豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

窓の結露と断熱性能…函館市~北斗市

2015-10-31 17:04:03 | ファース本部

今日も北斗市は最高気温6℃ていどでした。
北海道はあちこちから降雪の便りが届く季節となりました。
このように寒くなると窓のガラスやサッシ枠に結露の水滴がとても気になります。

公的な指針で暖房の快適空間は、気温20℃、湿度50%と言われます。
北海道では25℃くらいにしているのが、生活習慣となっていますが、暖房費用が本州より掛かっていません。
圧倒的に家の断熱性能が異なるからです。
気温20℃、湿度50%の時の露点温度が9℃です。
つまりガラスやサッシ枠が9℃以下に低下した部分に結露が生じると言うことです。

室内気温が20℃の時に湿度が80%になると露点温度は16℃になります。
僅か4℃部分が露点温度なので寒い時は、窓などの低温部分の殆どに結露が生じます。
同じく湿度40%の時は、露点温度が6℃で、よっぽどの低温部にしか結露が生じません。
冷たいビールをコップに注いでも結露が生じない場合もあります。
この時は、空気中の水蒸気が少ないカラカラの乾燥状態にあるからです。
静電気が起き易く、ハウスダスト浮遊させる環境となります。

室内に洗濯物などを干すと、室内湿度は一気に80%程度まで上昇する場合があります。
つまり結露は、どんなに高性能の窓ガラスや断熱材を用いても、外気温とライフスタイルの状況によって防げない要素が多いと言う事になります。

写真はファースの家専用サッシで三協立山のアルミと樹脂の複合サッシです。
ガラスには100種類も存在するLOW-E機能のうちから、日射取得と内側熱反射機能を持ったガラスを採用しています。
アルミと樹脂の複合で出来るだけ強度を保ちながら結露のし難い機能を持たせました。
しかしながら結露は、生活空間で発生させる湿気が大きく関わります。

さて、今日の午後は函館の遺愛学園で開催されたミュート演奏朗読会に行ってきました。
普段は経験出来ない、気持ちの良い異次元空間に誘って戴きました。
私のように、結露対策云々などと研究バカには、必要な空間かも知れません。

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樹脂断熱材の断熱性能と強度…北斗市

2015-10-30 17:52:57 | ファース本部

私達は、メーカーが売り込みに来る色々な断熱素材を独自の方法で試験をしています。
実験ボックスは、2m×2m×2mで全面を厚さ100ミリの断熱材で覆い、中に100w白熱灯を灯して、内外温度差を調査します。
この方法で真冬の厳寒期には、氷点下になった時の試験ボックス内の気温がまちまちです。

もっとも良い断熱材では、外気温マイナス10℃の時、内部温度がプラス15℃、一般的な断熱材がプラス8℃と7℃の温度差がつきます。
この試験を3シーズン続けて経年変化を見ます。
更には温熱性能を終えた実験Boxを7mの高さからの落下させる実験を行います。
従来の断熱材ならぺしゃんこになりますが、ファース工法専用断熱材ならヒビさえも入りません。

このような手順を踏んでファース工法専用断熱材の選択を行っております。
その間には断熱材メーカーさんには、幾度となく処方改良の要請をしています。
頑丈で断熱効果が高く、年数を経ても性能の劣化しない断熱材で施主を幸せにしようとの思いは、私達もメーカーさんも変わりません。

樹脂断熱材の場合は、シームレス状に包み込むことで大地震や台風にも耐えられる家の強度を持つことが出来ました。このような実験を絶えず繰り返しています。

今日の北斗市は、終日気温が低く、夕方には冷たい雨が降っていました。
寒くなると、その寒さを活用して今日も様々な研究を行っております。
今日は、研究開発室と行き来しながら、もっぱら原稿執筆を行っておりました。

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現場にあるのが真実だ…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-10-29 19:15:57 | ファース本部

学びの機会は我々の周りにいくらでも存在するものです。
乗り物の中で横暴、無礼、行儀の悪い中年男性からは嫌われ方を学ぶのです。
誰もが人々から好かれ、慕われ、尊敬されたいと思っている事でしょうが、この嫌われオヤジは、人が人に嫌われる行いを実践して見せてくれているのでしょう。

家づくりの工事現場に行くと、現場で働く職人達の話を聞いてから指示する現場管理者と、一方的で命令調に指示する管理者では、当然ながらその後の作業効率が異なって参ります。
作業指示は、正確な進捗状況や様々な課題を承知してこそ適切な指示となります。
命令口調の横暴な振る舞いは、大工さんの棟梁さんに対して、心情的な不信感を与えます。

ホワイトカラーのキャリアエンジニアは、現場で実現出来ない理屈を並べる事があります。現場の職人に尊敬される学者やエンジニアの方々は、現場に精通しているものです。
温熱関連の学識経験者の中には、自分で実際に出来もしない理論を押し込む輩もおります。

建築基準法などは、現場の知らない学識者によって構築されているようにも思えます。
高学歴のエンジニアの方々は、建主さんからお金を戴き、実際に足場の上で作業をする人々を、金儲け業者として見下げるような態度を示す人もいるのです。
真実は、理論上ではなく、営業現場、工事現場、生活現場にあるのですが…

さて、今日は東京都内で、温熱関連資料館の様々な実践事例の資料を閲覧してきました。
北斗市本社に帰社してからは、ファースの家着工研修会を開催しました。
実際に現場を動かす協力業者様とお施主様との初顔合わせになります。
私達工務店は、お施主様が幸せになれる家づくりの指示を協力業者様に伝達します。

ファースグループでは、私達工務店と施主様、協力業者様が一体になれる場面を作るようにしております。現場を仕切る人々は、一番に現場を知っているものです。
写真は今日の機内から撮った写真です。機内も現場、CAの気遣いが際立っていました。

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ファース工法専用の断熱材とは…門真市~寝屋川市~大阪市~東京都内

2015-10-28 21:21:22 | ファース本部

何故にファース工法専用なのかと聞かることがあります。
そもそも木造住宅に樹脂スプレー発泡し断熱材を施工する工法は存在しませんでした。
国の断熱基軸はグラスウール断熱材を使用しなさいと言うことになっています。
グラスウールなど繊維系断熱材は、乾燥した空気を静止させることで断熱性能が出ます。

高温多湿の我国では、乾燥した空気を静止させたままで保持することがとても困難です。
湿気が入ってくると冷房器が凝縮熱を感じて冷房負荷が大きくなります。
夏は湿気を入れない工夫、冬は湿気を出さない工夫が必要です。
この特殊な気候でグラスウールの乾燥した空気を静止させたままに保持する責任は誰が。

私は、昭和後期に繰り返しこの断熱材の在り方を研究し、試行錯誤してきました。
行き着いたのがこのスプレー断熱材なのです。樹脂を木材に引っ付けると木材呼吸を止めてしまします。木材呼吸を促しながら木材に湿気を吸わせない樹脂の研究開発を。
平成5年に日本初の樹脂スプレー発泡断熱法が公的な評定を交付されました。

その後、堰を切ったように類似工法が出され、0%から30%を超える市場となりました。
ファース工法は、硬質樹脂20ミリを限度に発泡、スキン層を何層にも重ね合わせます。また、木材の密着強度にも拘り、シームレス状にスッポリを包んだファースの家は、大地震、台風などにも動じません。奥尻沖地震から数えて何回もの大地震に遭遇して来ましたがいまだに地震被害の報告はありません。

スプレー発泡断熱を受ける外断熱ボードの外側は、日射熱を遮蔽し、雨水透湿を防ぐ機能を持たせています。また内側は、スプレー発泡断熱のくっ付きを良くする素材で構成を。
市販されている断熱ボードやスプレー発泡断熱に幾通りもの特殊機能を加えています。

今日は、外断熱ファースボードの生産ラインと専用樹脂原液であるエアクララの製造工場を見学してきました。写真は、私の隣からクラボウ関西化成株式会社、代表取締役の池田安利さん、倉敷紡績株式会社、製造課長の佐野慎吾さん、そして普段は東京支社におられる営業部長の山本欽一さんと、クラボウ寝屋川工場の前で撮りました。

素晴らしい品質管理の環境下で製造しておりました。
皆さんがファースの家の実態を知ったうえで製造に携わって戴いておりました。
さて、明日は環境研究所に寄ってから北斗市本社に帰社します。

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何故オール電化住宅なのか…東京都内~羽田空港~白浜空港~和歌山県内~門真市

2015-10-27 19:02:41 | ファース本部

寒さが増してきましたが暖かい家づくりには、断熱材を厚くするより、気密性能を上げた方が効果的である事が、あらゆる実験や実際の住宅で証明されております。
北海道でも気密性能を確実に構築できる施工方法の研究が繰り返し行なわれてきました。

暖かい家は、温暖地域でも真冬の寒さを考慮すれば、気密性能を向上させるべきなのです。
開放の文化が根付いた我国は、「低気密、高断熱」ともっともらしいキャッチコピーで販売している工務店も存在しますが、家の実態を掌握していない証しでもあります。

しかし気密が高ければ空気が汚れるため換気をすると冷たい、乾燥した空気を入れる事に。
燃焼ガスを発生させる機器は、換気量が増大して気密性能向上の意義が損なわれます。
気密性能を上げた家では、室内で燃焼ガスを発生させないことが有効となります。
外部に燃焼機器を設置して熱源を引き込む方法もありますが、現在のところオール電化システムが多くの面で有効です。

居住空間は、清潔、安心、安全、そして経済性を様々な角度から研究しています。
しかし私達の開発したファースの家も含め、全ての工法には一長一短があるものです。
特に温熱性能の伴わない家をオール電化にすると、とても不経済な暖房や冷房を行ってしまう場合があります。

石油燃焼で電気をつくり、その電気を送電線で送って暖房を行い、元の石油より安くなるなどと言う理屈では説明できません。
家庭で使用される電気エネルギーは、既にその3倍以上のエネルギーを使用しており、電気エネルギーを使用する場合、少なくともその3倍以上の通年エネルギー消費効率を上回る使用条件が必要となります。

エアコンは約3倍以上のエネルギー消費効率(COP)で稼動するものが一般的です。
通年エネルギー消費効率を少なくとも4倍以上は確保する温熱性能が必須となります。
今日は、和歌山市、はちむら工務店さんと和歌山市、鈴建さんの二社を訪問しました。
ともに若い経営者ですが、2社ともエネルギー消費効率をしっかり担保する家づくりを実践しておりました。
東京から南紀白浜空港(写真)に飛んで車移動、夜は門真市に入ってきました。

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人生って葛藤ばかりではなない…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-10-26 22:10:44 | ファース本部

今この同じ時間に苦悩している人はいます。
楽し気に行き交うカップルもいつかは苦悩するときもある。
人生って波乱万丈だから面白いのでしょう。
淡々と平坦な道を、ただのっぺりと歩んでいても何の感動も感激もありません。

そもそも、淡々と平坦な道をただのっぺりと歩める人生など在り得ないのかも知れません。
葛藤がある、苦悩がある、だからそのハードルを超えた時の感動が人生に彩を与えます。
今日は、東京有楽町で開催した全国調停員大会に参加しました。
民事で既に実在した模擬調停を東京調停協会の先生方がステージで再現してくれました。

家事事件ケース研究では、障害児を持つ親の離婚事件の難しさを再現していました。
どんな困難な紛争事件でも知恵と工夫で必ず解決します。
国のどうしでの終わらない戦争はありません。だったら最初から遣らなければよいのです。
家事事件も民事事件も終わらない事件はありません。だったら最初から……

解っていても「売り言葉に買い言葉」迂闊な行動や誤解が元で戦争や紛争になることも。
全てを失うまで戦う愚者。終わるのは確実なのですから何も失わないうちに止める賢者。
調停とは、必ず終わる紛争で失うことを出来るだけ少なくさせて解決させます。

人生って葛藤ばかりでありません。
調停事件で裁判所に足を運び、人生観が変わったという当事者もおります。
人生って視点を変えれば、けっこう面白いものです。
今日の全国大会では、調停試練を当事者の人生の弾みに出来る調停方法を研修しました。
この試練を弾みにする事は、私達の企業経営にも充分に汎用できそうです。

さて、今朝は気温2℃の北斗市でした。東京は14℃、それでもかなり涼しくなりました
明日は関西に移動します。

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エアコン暖房の付けっ放しは省エネなのか…北斗市

2015-10-25 14:57:12 | ファース本部

昨今のネット情報には、エアコン電源を落とさない方が省エネになるとのユーザーの声が多くなっております。しかし、多くのエアコンには、人が居なくなった際に自動OFFされる機能がつくようになっています。それをあえてOFFにしないモード設定が省エネだと。
やはり試したユーザーからは、様々な意見が寄せられております。

私達が全国展開しているファースの家は、10月時点の構造体温度の約25℃を、そのまま春先の3月まで保持させる方法をとっており、これがもっとも快適で省エネとなります。
「添付図はファースの家の天井裏エアコン設置も含む概念図」
これは何百棟ものファース工法の実例や何シーズンもの試行錯誤で確立した方法です。
特殊な構造の断熱・気密層を備えているから可能となります。

エアコン連続稼働で確実に省エネになるのは一定の断熱や気密の性能が必要です。
都心のマンションなどでは、多くがこの断熱、気密が確立しているようなので、連続稼働が省エネになる確率が高いようです。

一般の戸建住宅の場合は、何処まで断熱、気密が整っているかが問われます。
エアコンは、起動時に膨大なエネルギーを使用しますが、室内が暖まるとインバーター制御によって、しだいに微小稼働へと移行して行きます。
エアコンは微小稼働になればなるほどエネルギー消費効率が高まる暖房機なのです。

専門家は、冷媒ガスが気体から液体に状態変更することを図表にした「モリエル線図」で容易に説明できます。
例えば8畳間に、8畳用のエアコン1台よりは、4畳用2台のエアコンを取り付けた方が省エネとなります。これも「モリエル線図」で説明できます。

当然、イニシャルコストとランニングコストの兼ね合いは、大きな要点となります。
つまりエアコンは微小連続稼働の方が省エネになり、その環境が前提あると言うことです。
このようなテーマで私達は色々な実証実験を繰り返してきました。
さて、今日はエアコン稼働の相談対策で出社しました。明日は東京都内に移動です。

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先人達の極意とは…北斗市

2015-10-24 13:58:06 | ファース本部

大工さんは、姫路城の内部を見学することで、あの構造物が数百年に出来たと知って感心するどころから、もう呆れてしまうほどです。
直径1mの丸太が2本で姫路城を支えていますが、道具のない時代にどうのようにしてと。

素人の人は何気に見て回るのかも知れませんが、私達は実際に施工現場を想像すると気が遠くなる思いを致します。エジプトのピラミッドも同じ思いで見ることになるのでしょう。
構造物の施工を想像するだけでなく、温熱性能にも驚愕の知恵が活かされています。

私達は、温かい家に住むため、家の外皮を高気密高断熱にすることを思考しました。
一番、真っ当な方法なのでしょう。
しかし、日本家屋は開放の思考の強い国です。
高温多湿の気候特性を持つ我国では、安易な高気密高断熱で家の寿命を短くすることも。

私は先人達が行ってきた知恵の一端を茅葺屋根(写真)に見ることができました。
茅葺屋根は、茅に雨水を溜め込み、太陽熱や夏の高温で蒸発する際の気化熱で家屋内を涼しくさせます。
真冬は雪で上部を断熱し、溜め込んだ水分を家屋内に放出して湿度をあげ、住む人のカラダから気化熱を奪わない手法を用いていたのです。

元々はインドの藁の屋根がヒントになったようです。
藁の屋根では、軒先を長くし、家全体的に品格や格調を保つことが無理です。
そのため我国が独自に作ったのが写真のような茅葺屋根です。
藁の屋根の貧者が住む家から、寺院などと身分の高い人々が使用する建造物に使用されるようになりました。
しかも「水分管理」という温熱性能を有しているのです。

私は、ファースの家を、この水分管理の極意を空気循環で床下の調湿材スカットールで行いように致しました。
先人達の知恵を拝借することで現代アレンジを工夫することが。

今日は、研究開発室のスタッフ、藤木君とファースの家・応募作品の監修作業を行っておりました。
外は雨、しだいに気温が下がって雪になるかも。
しかし冬の大好きな人もおりますからね。

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果報に限りあり悪行は限りなし…函館市~北斗市

2015-10-23 18:16:29 | ファース本部

今日は、この一日をまた無事に過ごせました。それはとても幸運な事なのかも。
病院のベッドの上で生死をさまよう重病人がいます。
病弱の家族の看病に必死になって頑張っている人もいます。
邪悪な人に追われて逃げまとう人だっているかも知れません。

人の運が折り重なって得ている幸福などは、当人の力を超越したところにあるのかも。
「果報は寝て待て」とのことわざがあります。
焦らずに、くよくよせずに、時期が来るまで待っていなさいと言う事か。
しかし果報(良い情報などを言う)は、上手に捕らえ、上手に活用しなければ果報でも何でもないものだと言う事です。何もせずして果報などはいつまでもやって来ません。

多くの人々の今日は、自分も家族も健康で、ストーカーや極悪人の付回されるのは極めて限られた人種だけだと思い込んでいるようです。
果報は待っていてもやって来ませんが、災難だけはただ黙っていてもやって来ます。
安全だと思って自宅の寝室にダンプカーが飛び込んでくることも……

あるネット文献には、「今日頑張れる仕事がある」「仕事ができる健康な身体がある」「優しい家族がいる」これらは全て果報である。この果報を人間は忘れがちになる。
今の幸せを幸せと感じられない人には、次の果報はやってこない。
『果報は限りあり 悪行は限りなし』とありました。

更に悪行を重ねる人は、堕ちるころまで堕ちてもまた悪行を重ね、死んで地獄暮しに……
昔プータロウ、今ニートと呼ばれる人に果報は来ません。
なぜなら何も行動しないのは、ただの怠け者で、この怠け者に果報がやってくるほど世の中は甘くなく、働かない事はすでに悪行であるのだと記述していました。

今日は上磯中学校の教育実習の授業参観をしましたが、生徒達の真剣な態度を見て安堵し、
家庭裁判所での調停研修会で幸せづくりの失敗例をも勉強してきました。
今日の一日を無事に過ごせた事に感謝できる人には不幸などやって来ません。
さて、家庭裁判所の研修を終えたらこんなに薄暗くなりました。(写真)もう直ぐ冬が…

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誰のために働くのか…大空町~女満別空港~新千歳空港~函館空港~北斗市

2015-10-22 18:05:30 | ファース本部

ひところ諸外国の識者達は、日本のビジネスマンを「エコノミックアニマル」(経済動物)と評した事がありました。懸命に働く日本人を象徴しているかのようです。
戦後の復興を遂げるため必死に働いた姿が経済動物に見られたのですね。

何のために仕事しているのと尋ねるとフランス人は「余暇を愉しむため」と言うそうです。
ニュージーランドなど南太平洋の方々は「愛する人にプレゼントを買うため」と、粋な答えが多いと言います。
ちなみに日本人に同じ問いをすると多くが「食うため、生活のため」との答えだそうです。

日本人の律儀さを否応なしに感じてしまう反応ですが情緒性がないようにも思います。
私が思うには、仕事は社会の一員として自分の役目を果たすために行い、誰のためではなく自分自身のためだと言えそうです。

他人に負担を掛けまいとする心意気は誰でも評価する事でしょう。
更に愛する人々を守り抜きながら、自分の好きな事に時間を割く事も必要です。
余暇を愉しむため、好きな人にプレゼントするため、だからこそ辛い仕事も、嫌な仕事でも頑張れるのでしょうか。

人生は後戻りが出来ないゲームだとしたら、仕事も遊びも真剣に行うべきです。
男性も女性も、目標を持ち、仕事も余暇も真剣に、そして本気で人生を送っている人は、みんなが輝いて見えます。真剣さ、懸命さがあれば、人は老いている暇などありません。
人はたった一度の人生なのですから皆が輝き、光を放す人生を送りたいものです。

今日は道東の網走(写真は今朝の網走湖)から飛行機を乗り継いで帰社しました。全道すべてが気温12℃の快晴でした。おそらくこのような天候は二度とないかも知れません。
帰社したら会社には、浜分中学校の校長先生と道徳科目先生がご来社されました。
「道徳」の課外授業の講義を依頼され、とても光栄なことで「人と絆」をテーマにします。

さて明日は研究開発室の仕事と上磯中学校の授業参観と家庭裁判所の研修会に参加します。

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待っていてくれる人がいる…網走市~斜里町~美幌町~大空町

2015-10-21 19:00:32 | ファース本部

自分が来ることを待っていてくれる人がいる。こんなに嬉しいことなどありません。
話を聴いてくれるから、色々な相談に乗ってくれるから、新しい情報を教えてくれるから。
待っていてくれる人の理由は様々なのですが、期待に応えることが必須です。
だからと言って肩に力をカチカチに入れて伺ってのでは逆効果です。
友人に会える楽しみはこちら側にあります。

自分と異なる生活観をもっています。自分と異なる視点があります。自分と異なる人生観を。
自分と異なる、地域や環境で暮らす人々の話には臨場感がり、その話に引き込まれるものです。
私達は、誰もが突然、予期せぬ出来事に遭遇する場合があります。

その突然に襲い掛かる想定外の事態にこそ、その人の度量が試され、瞬時の判断力、連動する所作などで人間力が表に出ると言います。
その見えない力となる人間力は、自分以外の人々と触れ合って得るような気がします。

「貴方の話に引き込まれる」この会話が出来れば、次もきっと待っていてくれるのでしょう。
今日は、仲間の工務店経営者である、網走の山内建設さん、斜里町の丹羽工務店さん、美幌の山岸工務店さん、大空町の雅楽代建設さんの社長さんとじっくりと対談が出来ました。
工務店仲間だからこそ分かち合えることが多いのです。

写真は美幌管内の販売代理店、株式会社ビホロサッシの社長、山田英喜さんと撮りました。
山田社長は、自らが地域で家の仕事づくりを行ない、地域工務店との共存共栄を図る活動を行っております。
小さな軽四輪でも仕掛けがいっぱい、色々な営業展開が可能となります。

人に合えば情報があり、ヒントに気付き、背中を押されて人は行動するのでしょう。
いつまでも待っていてくれる人がいるような人生を歩みたいものです。
さて、一連のオホーツク訪問の日程を終え、明日は北斗市本社に帰社します。

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住めば都になりにけり…東京都内~羽田空港~オホーツク紋別空港~紋別市~網走市

2015-10-20 21:47:16 | ファース本部

冬は、北の氷河が流れつき、目の前に広がオホーツクの海が流氷に埋め尽くされます。
札幌から車で7時間も掛かるため陸の孤島になる場合もあると言います。
今日は、首都東京の羽田空港から一便だけ就航している飛行機で一気に紋別市に来ました。
紋別市は、網走と稚内の中間あたりに位置します。

紋別市や湧別市は、女満別空港と稚内空港、いずれも中間地でアプローチに苦労いたします。
このような最北の地域でも人の営みがあります。それも農業経営者は、大々的な耕作を行い、裕福な暮らし向きの方が多いようです。また漁業も流氷が運び込むと言われる海の栄養素と周辺の大きな湖に魚が集まり、漁業経営者の多くが安定した経済状態と言います。

確かに真冬はホワイトアウト状態になり、公道でも立ち往生して遭難する場合もあります。
この真冬を過ごしさえすると夏のない道北は、天国のような気候となります。
雄大で豊富な自然環境に囲まれて、そして住む人どうしの心の連携があるようです。

「故郷とは人の心に宿るもの」高名な方の詩なのか私は、自然と口に出てきます。
心の通じ合う人々がいるから故郷なのですね。
今朝までいた東京には、大勢の人々が住んでおりますが、心の通じ合う人の数は果たして…
辺鄙な田舎町と思われる方もいますが、心の豊かな人ばかりが住んでいるようです。
何処にも笑顔があり、厳しい寒さが人々のコミュニティーを確立させているようです。

このような厳寒地でも私達のファースの家は、人の心を更に暖かくする力があります。
写真は湧別町のFAS加盟工務店、柴田建設工業、専務の柴田裕次郎さんと撮りました。
柴田建設さんは、今年に入って8棟目のファースの家の施工を行っておりました。
この裕次郎さんの笑顔は、ユーザー様や協力業者様を虜にしています。

彼は、「私のつくる家で必ず幸せになります」と自信を持って語っていると言います。
ファースの家は、性能の前に携わる人の姿があることを知ったのでした。
さて明日もまたオホーツクの方々と意見交換を行ないます。

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奥様が美人になる家…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-10-19 21:53:13 | ファース本部

ファースの家は、「空気サラサラ」「健康深呼吸」「美人住宅」「美人ハウス」の言葉を商標登録してあります。商標登録などはしたくもないのですが……
以前に私達がFAS加盟工務店に勧めたキャッチコピーが、ある大手ハウスメーカーの商標登録に抵触すると侵害賠償請求があり、驚かされたことがあります。

それ以降は、ファースの家の特徴を言い表す言葉を次々と特許庁に商標登録することに。
平成5年に日本初の樹脂スプレー発泡断熱工法は幾通りも特許登録してありますが、壁や天井で隠れる部位の特許侵害を訴えることの方にコストが掛かります。

特許や商標登録は、あくまでもFAS加盟工務店の安定受注を促すために行っております。
権利の有無より、「美人ハウス」云々のコピーは単に言葉の羅列ではありません。
私達が生涯で最も多く摂取するのが空気なのです。
公的な健康科学資料によると口から入れる物質の80%は空気だと言います。

この空気を何処で吸うかの調査だと会社、デパート、乗り物、山や海などの自然などの自宅以外で吸う空気量は全体の25%、残りの75%は住む家の中で吸うと言うことです。
つまりは、人が生涯で摂取75%もの空気が家の中で吸っていると云う事になります。

ファースの家は、構造体の腐れ防止、ジメジメ解消などの目的で「調湿性能」を開発しようとチャレンジしてきました。そして辿り着いたのがシリカゲルと云う素材を活用した調湿機能でした。乾燥剤とは、湿気を吸着保有する素材です。


乾燥剤は湿気を蓄えており、家屋内が乾燥した時、その湿気を放散するよう処方しました。
炭や活性炭、ゼオライトなども調湿機能を持っていますがシリカゲルは、想定した湿度の時に湿気を捉え、想定した乾燥時に放散させるように計算して生産する事が出来ます。
例えば40坪のファースの家の場合は、約200リッターの水を床下に保有します。

潤いのある居住空間を構築することと、省エネに大きく寄与することで家計を預かる奥様から笑顔を絶やさないように…当然、住む奥様は美人になるのです。
さて、明日は東京から一気にロシアが見えそうなオホーツク沿岸に飛びます。
写真は今日のボーイング787機内から青森県上空で撮りました。

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樹も森も一生に見るべし家づくり…北斗市

2015-10-18 16:30:52 | ファース本部

豊かな森林をつくっているのは、一本、一本の樹木が織りなっているかなのでしょう。
木々の間にこぼれ日が差し込み、その陽射しによって樹木の種が育ち、長い期間を経て大樹となります。木々の表情や育成状況は、豊かな森の根源となっています。

小さな数値に拘り、完璧に仕上げるため尽力するのは、我日本人の特性のようです。
しかしながら小さな事を気にし過ぎて大切な部分を見落としていないだろうか。
「木を見て森を見ない」と言う格言になった気が致します。

私達が行う家づくりでは、竣工するまで表面に出ない部分での細かい技能と技術が濃縮されているのです。ミリ単位の小さな仕上げ材の隙間を気にするよりは、家を支える地盤補強、住んでから気付くことになる断熱性能などがはるかに重要です。

家の上手な売り方は、見える部分を強調する方が得策だと言われます。
売り手も買い手も見えない部分の強度や温熱性能より、美観ばかりを先行するようです。
もうユーザーさんも気付き始めています。「樹と森を一緒に見る」ことが肝心なことを。

さて、今日は北斗市内に建築するファースの家の地鎮祭を行ってきました。
陽当たりのより住み易い敷地でした。冬越しの工事となりそうです。

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マンション傾斜問題とマスコミ報道…北斗市

2015-10-17 14:47:03 | ファース本部

施工業者のいんちき行為で住民に多大な負担を負わせた事は断じて許せない事案です。
今回は先の姉歯事件と異なり、施工業者や販売業者が倒産の心配のない大手企業です。
姉歯事件の時は、偽装した姉歯設計事務所から順番に施工業者、販売業者と次々に破綻してしまい、多額の血税を投じた苦い経験があります。

姉歯事件以後は、販売に関わる業者に資力を担保する強制保険に加盟させられます。
少なくとも瑕疵担保履行法で、住民保護に税金使用をしない仕組みは出来ました。
しかしそのためには、多くの建造物に不必要な耐震補強を強いられるのも事実です。

今回の傾斜事件は、大手企業のサラリーマン心情の隙間に出来たインチキ行為に思えます。
事件発覚からの報道では「大手企業も行う不正は、中小企業の全てが危ない!」と。
私達中小零細企業は、そのような微細な不正発覚で直ぐに倒産の憂き目に遭います。
つまり建造物を支える支柱杭のデータ改竄などは、その思考回路すら存在致しません。

構造計算偽装事件の時は、センセーショナルな報道ばかりで、鉄筋が一本少ないだけで明日にもマンションが崩れ落ちると錯覚する内容が多かったのです。
マスコミは主観が先走り、法整備を行う人々も少なからず影響を受けそうです。
世間の殆どの建築業者は、真面目に誠実に法令に則って仕事をしているのです。

特に私達のような地域密着型の工務店は、家づくりやリフォームの施工で施主様や協力業者様を裏切る行為があれば、即刻退場を命じられます。
地域の工務店は地域住民やお施主さまから一挙手一投足の全てを見られているからです。
したがって地域の建設業や大手よりは、はるかに不正と縁遠いところに存在します。

一部の業者の行いは、決して全ての業者の行いでない事を重ねて主張したいのです。
今日は、相談回答を行なうために出社しています。
工務店経営者からのユーザー様対応、でした。さて、儲けものをしたような好天気で週末の一日の時間が流れて行きます。写真が今の函館山です。




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