豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

経済エネルギーの器を大きくする…北斗市~木古内~八戸~東京都内

2010-03-31 21:22:05 | ファース本部
今朝の経済新聞にセメント大手の太平洋セメント株式会社の大々的な人員削減のニュースが載っていました。「コンクリートから人へ」とは、現政権が公共工事から福祉や医療、教育などに重点を移行する政策で、私も好感の持てるキャッチコピーです。

しかし政権交代からセメント需要が一気に激減したと言います。しかし、次の選挙で自民党が勝ってもセメント需要が反転する事もないのでしょう。道路やダム、箱物などの土建関連の社会資本整備は、かなり飽和状態になっていると言うデータもあります。

時代の潮流は、従来のように大量にセメントを必要としない社会になっていそうです。
日本経済を支えてきたセメントや鉄鋼などは、段階的に業態を変えざるを得ないのでしょう。
しかし、コンクリートの向こう側に多くの人々の居る事も意識しなければなりません。

今日は飛行機のチケットが取れず、北海道から特急と新幹線を乗り継いで午後の会合に間に合わせました。新幹線が新函館まで繋がると3時間20分で東京まで移動できます。
おそらく函館から東京へ飛ぶ飛行機に乗る人が激減する事になるでしょう。

高速道路を無料にすると新幹線が空き、新幹線が通ると在来線が空いてきます。
ダイナミックな経済活性化でもしてキャパシティーを増やさない限り、どちらかが沈む憂き目にあってしまう事でしょう。

「エネルギー普遍の法則」と言うのがありますが、経済エネルギーは普遍でありません。
知恵と工夫を持ってすれば、経済エネルギーそものの器を大きく出来る事でしょう。
経済エネルギーを大きくするには、安売りを止めて適正価格で供給する事です。

企業収益が上がると給料も上がり税収も増えて来て経済の器が大きくなります。
安売り商品ばかりが跋扈するようでは景気浮揚は期待できません。

写真は今夜泊まる東京のホテルのエントランスですが、世間の喧騒に背を向けいるように、色とりどりの花が咲いています。明日は北斗市に帰社します。
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深夜電力と昼間電力の需要バランス…北斗市

2010-03-30 18:15:56 | ファース本部
深夜になり工場の稼働が終わり照明機器だけでなく工作機械なども停止します。
家庭生活でも僅かに居る夜更かしの若者以外は、明日への英気を蓄えるために眠りにつく事でしょう。当然、照明や電化製品も使用停止になります。

工場や家庭で電源を切ると電気料金が加算されませんが発電所の発電機をその都度、停止させる事が出来ません。供給量を少なくすると発電効率が低下する事にもなります。深夜電力が安価なのは、この余剰設備をして発電効率をあげるからです。

ところが、この安価な深夜電力も大量に用いた住宅が累積してくると昼間電力と変わらない状況となります。
私達は、北海道のような寒冷地でも消費電力の何倍もの熱量を取り出すヒートポンプ暖房機器を使用した家を供給し始めています。

電気温水器や蓄熱暖房機は、1kwの熱量で同じ1kwのエネルギーしか取り出せませんが、深夜だから安価なだけなのです。これを24時間平均して1kwの5倍、6倍のエネルギーを取り出す特殊(寒冷地用)エアコンを家の性能に合わせて使用しています。
ところが消費電力量が半分以下になっても電気料金制度が追随出来ておらず、昼間電力料金が高い現状のままなら逆に2倍近くの電気料金となります。

今日は、特殊エアコンを使用した家の消費電力と蓄熱暖房機での電力料金対比を行うために電力会社の方々が来社されて意見交換を行いました。
写真は右から、ほくでんサービス㈱函館支店、主任の出村泰弘さん、副長の坂本直毅さん、弊社の智専務と村上研究開発室次長です。
今後、私達のような寒冷地型エアコンで暖房する家を多く供給するには、それ用の電力料金制度の確立が必要です。

エアコンは外気から熱を汲み上げますが、使用要件や使用環境で効率に大きな差が出る難しい暖房機器です。全ての要件を満たして省エネ、省マネーになる方法を探ります。
明日は東京事務所での勤務ですが、飛行機チケットが取れず特急と新幹線移動を…
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今こそ政治主導が必要なのです…北斗市

2010-03-29 18:19:47 | ファース本部
世界の株価は順調に回復していると言うのに、日本企業の株価だけが不調のようです。
今年の日本企業の増資総額は5兆円にも達しています。金融危機で困窮した財務体質を強化するための資本増強です。株主の立場からは1株当たりの価値が下る事になります。

政府はデフレ状態にある事を宣言したがそれを克服する政策が明確でありません。
少子高齢化と年金不信などが消費を促す障壁になっているようです。
海外の投資家には「日本は積極的に成長を望まない国」だと、指摘するものもいます。
リスク分散のため世界の投資家は、アジア株の保有程度を過敏なくらい慎重だと言います。
かってアジア株とは日本企業の株そのものであった時代がありました。

現在その地位は、完全に中国に奪われていると指摘するエコノミストがいます。
この評論家は、最近の株安を次の6つの要因だとしています。
1・増資、2・デフレ、3・ドル安円高、4・民主党、5・少子高齢化、6・ドバイショック……この中に民主党の存在が在るのが気になります。

モノづくりにおいての日本は、世界中でとても大きな影響力を持つ技術、経済の大国である事には誰も反論できないでしょう。マネーゲームに明け暮れず、本来のモノづくりに専念する事で日本経済も、しだいに見直される事と思われます。

先日は、経済情報誌の取材を受けましたが、デフレ基調の中で「地域工務店に光明を見出す方法は」と問われ、私は「リフォームのような小さな事をコツコツと」と応えています。
家を売るハウスメーカーではなく、私達地域の零細工務店は、現場でのモノづくり全てであり、行政を含む外部環境などの影響を受け難いのです。

しかし、昨日のテレビ番組「サンプロ」で、景気を左右する所轄大臣の管直人財務大臣と亀井静香金融大臣の遣り取りに不安を感じます。300議席を持つ民主党です。
特に実務派の政治家である菅直人財務大臣(ネット画像)…イラ菅こと菅直人大臣も、我慢せずに遣る時に遣って貰いたいのです。

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言った言わないが最低の思考伝達法か…北斗市

2010-03-28 18:37:55 | ファース本部
鳩山首相と亀井金融担当大臣との主張の異なりが大きく報道されています。
その場に居なかった者は、どちらが本当なのかを判断する事が難しいのでしょう。
言った言わないで口論になったり、大ゲンカになった例はいくらでもあります。

私の会社でも、社長に言った、書類を渡してある、メールを打ってある、スタッフに言うように伝えた、などの事案が多くありますがこれは物理的な行為に過ぎません。
意思の伝達は、相手が内容を正確に掌握した事を確認出来てこそ成り立つものでしょう。

釈迦は、相手の能力や人柄に応じて仏の道を説明したそうです。その人の状況や立場、能力に見合った方法で話をすべきだと教えたそうです。
私達、管理職や経営職は、業務上で人様に説得する場面が多くあります。

社員を全部同じにまとめて総合的な訓示はともかく、部署ごとの業務指示などは全く異なったものになるのでしょう。その人の立場、その人の能力などに適切かつ明快な指示が必要なのです。それの出来る人こそが能力のある管理職と言えそうです。

私自身も反省しなければいけない事ですが、自分が出来るのだから君も出来るはずだと押し付ける事です。何の具体的な指導や教育も出来ないまま業務を強要するのは、管理職失格者と言えるかも知れません。

子は親の背中を見て育ち、社員は社長の背中を見て育つと言います。現在の親も社長も背中を見せるだけで、子も社員も育つような単純な時代では無くなったようです。
「遣って見せ、誉めて上げなきゃ人は育たず」……さて、国家の最高指導者、鳩山総理、亀井大臣も見せる背中を持って、遣って見せ誉めてあげられるのでしょうか。

写真は今朝も氷点下で迎えた朝の本社玄関です。寒さに負けず前進しましょう。
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日本の季節は冬と梅雨と真夏が存在する…北斗市

2010-03-27 17:21:53 | ファース本部
最高気温がプラスにならない真冬日が続く北海道の寒さは格別なものがあります。
しかし北海道は、この真冬を越えるとジメジメした梅雨も、灼熱の真夏もありません。
北海道の家づくりは、徹底的に寒さ対策に重点をおいています。

日本列島の北海道以外のエリアでは、冬の無い沖縄を除いて春夏秋冬がはっきりとしています。しかし、家づくりにおいて何もしなくとも穏やかに過ごせる春と秋の季節は、昔からの家を開けっ放しにして過ごす事が一番なのでしょう。

住まいは、真冬を暖かく、真夏を涼しく、そして梅雨の時期をサラッとした気分で過ごしたいものです。家を暖かくするには徹底的に隙間をなくす工夫が必要です。また、真夏に涼しく過ごすには、ランランと降り注ぐ夏の太陽熱を遮熱させ、更には暑さを断熱する性能が求められます。

そして梅雨には、換気で多湿となっている外気を取り込んだ場合、その湿気除去が必要です。単に除湿機を稼働させただけなら隙間から次々と湿気を呼び込んでしまいます。湿度管理の出来る重気密層を家の外周に備える必要があります。

私達のファースの家は、この真冬、梅雨、真夏の三つの季節を、快適で経済的、そしてエコに過ごせるような機能と性能を持っております。今日は、地元の北斗市で真冬の北国の家を意識して開発したファースの家の体験会(写真)を行っています。このファースの家は、最新バージョン機能の特殊エアコンで全館暖房を行っています。

今日の最高気温はマイナス1℃で、この時期では珍しい真冬日でした。
この規模の家では10kwの蓄熱暖房機を用いますが、ファースの家は4kwと2kwのエアコン(寒冷地用)二台で全館を23℃にキープしています。

消費電気量が蓄熱暖房機の40%程度になりますが、このエコ住宅推進には電力料金制度の見直しが急務になります。この家の体感会は明日の日曜日も行っています。
見学会の案内です

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エアコンと言う不思議な機械が…北斗市

2010-03-26 18:06:48 | ファース本部
ワンタッチの操作で温風が出て暖房が出来たり、涼風が吹いて冷房が出来たりするエアコンを私達は普段、何気に使用している事でしょう。吹き出し口のついた室内機の中にヒーターや氷が入っている訳ではありません。

このエアコンの冷暖房メカニズムを説明するには、室外機の中で行われている作動を理解する必要があります。沸点の低い冷媒ガスを圧縮して高温にして沸点を上昇させ、常温で冷やして液化や気化させたりして温冷熱を取り出すのです。

一般人は、この説明で理解する人など皆無でしょう。私も最初は、エアコンが不思議な機械だとの認識から専門家から何度も話を聴きましたがさっぱり解りませんでした。
私はエアコンを開発する技術者から何回もの質問と丁寧な指導でやっと覚えました。

私のエアコンの先生は、松下電器(現パナソニック)エアコン事業部の技術者、田口 章さんです。今日は田口さんの後輩でパナソニックの主任技師、曽和英康さん(写真)にご来社戴きました。このようなエアコンも曽和さんのような人が創っているのです。

エアコンに限らず、断熱材、気密材、換気扇、断熱ガラスなどと、家づくりにはとても難解な説明が伴う部材、装置などが使用されております。その多くのモノが相互に相乗し合って快適な住み心地の家となっています。

このようなモノに携わる人の存在なくして家を語る事などは出来ないように思います。
曽和さんは、滋賀県草津市の工場におられますが私も何回も足を運んだ施設です。
旧松下電器時代、田口技師を引き合わせてくれた営業課長の谷迫さんも、田口さんも既にリタイヤされましたが培ったキャリアを生かして現在も活躍中です。

形や機能のある装置やモノの裏側には、そのモノづくりに関わった多くの人間達の存在があるのでしょう。春の風が冷たい今日の北斗市も夕闇となりました。
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住宅産業もインターネット時代の到来…北斗市

2010-03-25 18:10:42 | ファース本部
各地の住宅総合展示場から大手ハウスメーカーが次々と撤退しているようです。
かと言ってその地域から営業展開を撤退した訳ではありません。数千万円もの資金を投ずる住宅展示場の活用期間(賞味期限)は5・6年が最大だと言われます。

見栄えの良いモデル住宅を創り、CMや新聞、チラシ広告で集客活動を行い、来場された顧客対応を案内スタッフが担当し、その来場顧客の後追い営業が不可欠となります。しだいに売り手側の手の内が見えて来て来客数が減り費用対効果が出ません。

昨今は、家づくりを目指す人達の多くがネットで情報を得るようになってきました。
ホームページがハウスメーカーや工務店選びの主体となり、ハウスメーカーや工務店、住宅フランチャイズなどは、ホームページに様々な工夫を凝らしています。

我々のファース本部オフシャルサイトも、毎日3000ページビュー(読まれたページ数)、1000名を超える訪問者がいます。このサイトには住宅の百科事典なみの情報が掲載されています。
特に冬は、「住宅相談」の質問回答コーナーやコラム欄の「暖かく過ごす方法」に検索キーワードで多くの訪問者が来ます。
夏は「涼しく過ごす方法」と打てば、このサイトがトップに来ます。
内容を読んだ後は、多くの訪問者が加盟工務店リストを見る動向が解ります。

ハウスメーカーのような専門スタッフをおき、完璧内容のホームページを整備するには多額な費用が掛かります。私達の加盟工務店は、上記のホームページの玄関サイト(入口)的な役割を果たすように創るの賢明です。実際にネットを上手に活用して受注に繋げているファース加盟工務店はそのような使い方をしております。

今日は、北斗市役所に高谷新市長を訪ね、市長として初めての懇談をしてきました。
北斗市役所のホームページも完全リニューアル(写真)して見易くなりました。企業も役所もネット時代です。

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零細企業の社員と経営者は運命共同体…函館~北斗市

2010-03-24 20:11:36 | ファース本部
大企業は、サラリーマン的な立場の方が経営幹部や社長になっていそうです。
企業は、大きくなればなるほど官僚的な経営をするようになるとも言い、私のお付き合いする大企業にもサラリーマン経営者が多く存在しています。

潰れない企業は、社員も経営幹部も社長も、事例慣例を踏襲する官僚型の行動になりがちになるのでしょう。経営改革は、大きな抵抗勢力にあって痛手を負う場合が想定されます。昨日より一歩前進させるには痛みの伴う改革が必要です。

私達のような零細企業は、事業停滞そものが破綻の道へとまっしぐらです。
経営者の殆どが家や屋敷を抵当に入れ借入を行い、破綻は即無一文を意味します。
そこに働く社員も運命共同体と言えるため、社員も経営者も同じ緊張感で仕事に臨んでいます。

今日は、北海道8区選出の衆議院議員、内閣総理補佐官、逢坂誠二代議士の函館事務所を訪問して来ました。写真は地元担当秘書の島 昌之さんと撮りました。
代議士と秘書の関係も、私達零細企業の社員と経営者の関係に似ているようです。

代議士の先生が選挙に勝たなければ仕事をする職場を失ってしまうからです。
秘書の島さんは、合唱団の指揮者と言う特技があり、大きなコンサートの指揮をします。
代議士を支える地元の秘書さんは、とことん人との関わりを大きくしています。

私達のような零細工務店の経営者は、社員はもとより地域の方々や30社以上も協力業者、大勢のエンドユーザーさんに支えられて生業が成立しています。
これは国会議員の先生方とも共通点が多いようで、人との関わりが全てだとも言えそうです。

逢坂代議士は、元ニセコ町長の経験を生かし、地方分権担当の内閣総理補佐官で、まさに政治改革に挑んでおります。自民党の代議士にも地方分権や環境問題に真剣に取り組んでいる先生もおり、案件によっては党派を超えた政策展開を期待したいものです。

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細~く、長~くいつまでも…長万部~北斗市

2010-03-23 22:00:00 | ファース本部
右肩上がりに一気に成長する企業は、ピークを過ぎると一気にまた右肩下がりになるケースが多くあります。右肩上がりの状況は、ついついそこに関わる経営者や関係者が、謙虚さを忘れて自分でも気付かない傲慢さな行動になっていそうです。

私達、ファース本部は一度たりとも右肩上がりの経験をした事がありませんでした。
少し寂しい気持ちも無いと言えば嘘になります。しかし、付き合う人々ともは、いつも同じスタンスで、細く、長く、みんなが同じ気持ちでの付き合いが続いています。

ご縁があってファースブループに参加して戴いた工務店さんの殆どは、長いお付き合いを戴いております。しかし過去には、私達の技術を自分流に加工して独自路線を突っ走り、右肩上がりの成長をし、そして脆くも破綻していった工務店もあります。

急激な右肩上がりは、自分自身を見失うなってしまう場合がありそうです。
特に地域密着型の工務店経営は、朴訥で地道にコツコツを目立たないくらいの実直さが良いのでしょう。地域の人々や建主さん、協力業者さんとの連携を忘れずに…

太い付き合いには、費用対効果などの無機質な要素が大きなウェートとなります。
今日は本社にAsahi KASEI(旭化成)の札幌住建営業部長、忠岡公治さん(写真)が来社されました。旭化成さんは、ヘーベルライトと言う外壁材を製造販売しています。

この軽量コンクリートの外壁材は、耐火性、遮音性に優れた素材ですが、一気に右肩上がりの成長がありませんが根強い市場を保持しています。私達も既に30年にも及ぶ付き合いになり特徴を生かせる家づくりには、採用するケースが度々あります。

忠岡部長さんとの意見交換で感じた事は、私達ファースブループも、一気の右肩上がりよりコツコツ少しずつ、一歩一歩を大切にして行く事だと再認識したしだいです。
今日は、全国大会中に亡くなった社員の肉親の葬儀で長万部までの往復200kmの移動でした。

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音楽などの芸は身を助ける…宮崎~羽田空港~函館空港~北斗市

2010-03-21 18:18:18 | ファース本部
自分にもその昔、昼間はトビ職で働き、夜は飲み屋の盛り場で流しのギター弾きをしていた時代がありました。お金を稼ぐためが目的ではなく、メロディーを奏でて一緒に歌う事で、自分自身が癒されて行くのでしょう。

早朝からの現場仕事と夜中までの盛り場にいても、宿舎で寝ると熟睡が出来て疲労を感じた事などありませんでした。お金を稼ぐプロの方々は、それが仕事なのですから、魂が込められた演奏や歌唱が出来るています。しかし稼ぎが目的でない人の音楽とは…

先般の全国大会の懇親会の余興の部で演奏して戴いたオジサン・バンドのグループは、全てが本職を持っておられる方々です。まさに人前で演奏出来る喜びが、奏でる音楽が澄んで耳に届きます。プロと異なる穏やかさはプロでない音楽になっていたようです。

昨日、訪問した宮崎市内田野町の㈲カワコウさんの社長は、自らがギターを演奏し仲間とライブを行っています。オジサンバンドやカワコウさんのライブの様子 聴く人と演奏者が一緒に愉しむ音楽も、まさにもう一つの音楽の在り方のようです。

このような自分の趣味で出来た人々との普段の自然な付き合いが、地域密着工務店における「意識のしない営業」になっていそうです。ゴルフも音楽も絵手紙も趣味で培った人々の和やかな仲間意識が実は「意識のしない営業」になっているようです。

写真は㈲カワコウ、社長の川越康史さん、二代目予定のご子息、川越貴大君、奥さまの川越順子さんです。社長の趣味で人の輪が広がり、その輪の中で住まいの仕事が生まれてきます。その仕事を家族全員が力を合わせて建主さんの喜ぶ家に仕上げて行きます。

家づくりはリフォームも新築も音楽を奏でるハーモニーに似ているようです。
桜の花びらが舞う宮崎県から吹雪で飛行機が遅れながらも北海道の本社に帰社しました。
北斗市市内ではこの寒さの中でファースの家の体験見学会を開催しています。
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言い訳人間の末路は…都城市~宮崎市

2010-03-20 22:44:34 | ファース本部
「業績が上がらない会社には、業績の上がらない理由を理路整然と言う社員を野放しにしている」とのコラムを読みました。ある母親が自分の子供が悪さをすると「貴方は悪くない」学校が悪い、先生が悪い、社会が悪いなどと言い訳をします。

子供に対して「何でお前はこんなに頭が悪いのだ」と叱ったら、その子供は「あんたが親に持ったから」だと答えそうな気もします。これは相互の言い訳の言い合いのようです。
自分の子供の責任は、親自らの責任だとする信念が欠如しているのでしょうか。

子供がこの延長で大人になると「言い訳人間」になってしまいそうです。
親の躾が厳しすぎてその怖さから言い訳をする習慣が身についた場合と、逆に甘やかされて育っても、言い訳人間は生まれる事があると言います。

親、上司、教員など、目上の人に言い訳人間がいると子供は、言い訳が上手くなり、自分の責任回避の方法を自然と身について行くみたいです。部下の失敗を厳しく追及し過ぎると言い訳が上手くなり、しかし放任主義は、尚更に業績不振に拍車をかけるでしょう。

信賞必罰を徹底し、誉める事と、厳しく叱責する事の相互が必須のようです。
会社の業績が伸びないのは「言い訳人間」を養っている管理職の責任でもあります。
弊社には、言い訳人間が1人も居ないと思うのですが…

今日は宮崎市田野町の工務店、カワコウさんを訪問(明日ご紹介)し、川越社長さんに都城市の清栄建設さんまで送って戴き、帰りには清水社長に送迎をリレーして戴きました。
夜は、宮崎市の大塚工務店さん、ハウスケア岩切さん、仲間棟梁の鈴木さん達と懇親会で宮崎最後の夜を過ごしました。

写真は後列左から北斗市のユーザー日計さん、私の隣が宮崎の大塚工務店社長、弊社の副社長、弊社の小泉常務、函館市のユーザー金橋さん。前列左から岩切社長、大塚さんご子息の康平君、大塚さんの奥さん(全国大会司会者)弊社の専務、鈴木棟梁、弊社の北村主任です。

幼かった大塚康平君も成長して大学生となります。今日お逢いした川越社長、清水社長など全ての方々は、言い訳の言わない人々ばかりです。心根の優しい人々に感銘し今日のテーマとなりました。宮崎に来ると必ず元気を貰えます。その元気を背負って明日は北斗市に帰社を…
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家づくりに支え合う仲間達…宮崎市内

2010-03-19 21:20:19 | ファース本部
昨日の全国大会で時代は、まさに今が変革期であり、大量生産、大量消費の時代から確実に量より質を求める時代となった事を参加者が全員で再認識するに至りました。

数を売るハウスメーカーより、建築してから生涯の付き合いが出来る、地域密着型の工務店こそがはるかに活躍出来る土壌が出来つつ在ります。政府が打ち出した温暖化ガス、削減政策も、私達ファースの家の時代到来を示しているようです。

私達が携わる住まいには、メンテナンスや建替えの仕事が必ず付いて回ります。
人の暮らしが在る限り、世相の不況とは関係なく家づくりの仕事が存在するのです。
この世相をチャンスと捉え、潜在する家づくりの仕事を生み出す必要があります。

時代の荒波に葛藤しているのは、決して貴方1人ではなく、全国にはファースの仲間達が、同じ試練、同じ葛藤、そして同じ喜びを感じなら工務店経営を行っています。
そうです!全国の仲間達が、ファースのユーザーさんが、ファース販売代理店さんが、関係メーカーさんが、皆が支え合っているからこそ今が在り、未来も拓けてきます。

私達の敵は、家を量で売る企業なのであり、建主さんと幸せを分かち合おうとする工務店は全てがパートナーなのです。今回の全国大会も地元宮崎県のファース加盟工務店は、連携し協力し合いながら見事に大きなイベントを成功させました。

大きなイベントの日があけた今日も宮崎は雲ひとつない快晴に恵まれました。
今日は初めて青島や日南海岸を観光させて戴きました。
観光の後に販売代理店の石田トーヨー住器㈱さんを訪問し、社長の石田 光(ひかる)さんと懇談してきました。石田社長はとても勉強熱心で誠実なお人柄です。

その石田社長は、宮崎のファースの仲間達のチームワークを称賛しています。
石田社長とは、この仲間達と理念を共有できる工務店づくりを行う約束をしてきました。今日の天気のように清々しい気持ちで過ごした一日です。

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情熱の街・宮崎市…宮崎市内

2010-03-18 21:18:27 | ファース本部
初めて九州での開催となる「第11回ファース全国大会in宮崎」が無事に終了しました。
真冬でも半袖で過ごせる温暖地域と言われますが、この地でもファース仲間達が懸命に頑張って、少しずつファースの家の裾野が少しずつ広がりつつあります。

今日は200名近い関係者が一同に介し、この時代の家づくりの在り方を確認し合いました。
出来ない理由をもっともらしく語る工務店は、淘汰され、できる理由だけを思考する企業や人にとっては素晴らしい可能性を秘めた変化の年となります。

東国原知事のコピーである「どげんかせんといかん」を「脅威をチャンスと捉え今こそ動く時!」をテーマにした大会でした。宮崎は熱い街…北海道や他の地域と気温だけを比べているのではありません。とにかく住む人の内側から萌え出る情熱のようです。

今回のオープニングは、地元宮崎に伝わる伝統的な太鼓の響きの勇壮な演奏(写真)で開幕しました。北はオホーツク、南は鹿児島までファースブループの方々が参集しました。
腹の底まで響き渡る太鼓だけでなく県民の皆さんは気持ちの熱い人達ばかりです。

歓迎スピーチを戴いた地元、宮崎市長の戸敷 正(としきただし)様は、つい先日、激しい市長選挙に当選し初登庁したばかりの市長です。地域活性化のため私達のような確かな技術、、技能を持った地域密着型の工務店育成を行政に生かしたいと訴えております。

住宅業界で「どげんかせんといかん」とは、何も手を打たない工務店や販売代理店を言います。
「どげんとするのか」と言うと、地域工務店は、小さなリフォーム工事をしっかりと受注し、建主さんとの信頼関係をこしらえ、建替需要の営業媒体にすべきです。

人の暮らしの在る限り、住まいの仕事は無くなりません。
本大会では、宮崎県民の方々から勇気とヤル気に加え、工夫と行動で必ず成果が出て来る事を確認し合いました。
分刻みの日程をこなしましたが熱いエネルギーをくれた宮崎の皆さんには感謝感謝です。
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男は夢を食って生きている…北斗市~函館空港~羽田空港~宮崎市

2010-03-17 21:28:16 | ファース本部
ある経営評論家のコラムに興味深い内容の記述がありました。
「経営者が人の話を聴き過ぎると適格な判断を誤り易くなる」と言うものである。
私も振り返ってみると創業時には、超ワンマンな経営をしてきたように思います。

創業時は、資金がなく、人材もなく、実績も信用もなく、と無い無いずくめです。
このような状況下では周辺の方々に意見を聴いても精神論しかアドバイスされません。
本当の内面的な状況や環境などは、誰でもなく、自分が一番知っているのでしょう。

創業者は、超ワンマンでなければ創った企業が育っても行かないものなのです。
周りの意見を聞き過ぎると船頭が多くなり、船長の判断が定まり難くなるのでしょう。
私達のような中小零細企業では、奥さんに金庫を預ける場合がとても多いようです。

女性は安全、安泰、現状を望み、細かい気配りと、細かい経費管理が強くなります。
しかし、この金庫番の意見が強くなるにつれて会社の目指す方向の雲行きが怪しくなる場合があるとこのコラムでは言い切っておりました。

やはり経営者は、人の意見を聴きつつも目指す方向を定めたら一歩も引かない頑固さも必要なのです。一大事業への夢と展望があるのであれば、誰の意見も聞かず、直球での実践勝負が事業成功の確率は高まるのでしょう。

「男は夢を食って生き、女は男の夢を食って生きる」と言う格言があります。
私も含め多くの男性は、夢を追って生きており、一方、私の家内も含む多くの女性は、現実を着実に進もうとします。この事が「男の夢を食う」と言う事なのでしょうか。

弊社のような開発企業は、世の中に無いものを生み出す仕事です。これは夫婦の協力が絶対に不可欠なのです。これは地域密着型工務店の経営にも共通する事でしょう。

今日は吹雪の北海道から写真の南国宮崎県にやって来ました。
先程は東国原秀夫事務所の濱元秀俊さまがホテルに東国原知事の歓迎メッセージを届けに来て戴きました。明日は、全国の仲間達が参集する全国大会が…
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ブログ市長の奮闘はいかに…北斗市

2010-03-16 18:03:50 | ファース本部
今まで聴いた事の無かった鹿児島県阿久根市は、ブログ市長の登場で全国的にも知名度が高くなっています。先般、裁判所は、ブログ市長から懲戒免職にされた職員の未払い給与の支払い訴訟で、市の債権差し押さえを認める決定を出したと言う事で稀なケースです。

阿久根市長は、市庁舎内に張らせた職員給与に関する告知紙を元職員が剥がしたとして、この職員を懲戒免職にしたそうです。裁判所はこの職員の未払い給与を支払うよう市に命じた内容です。

この問題とは別に市長の出席拒否や執行部の答弁拒否で混乱が続く阿久根市議会は、新年度予算案を審議する予算特別委員会を開きましたが、総務課長や教育委員会の課長が質疑を拒否しているそうです。このため議会は市長に出席を要請したのですが、市長は議会での報道陣の撮影禁止などの条件が満たされないとして出席を拒否したそうです。

自治体の首長は、予算執行などの行政権を持っています。議会には執行権はありませんが議決権を行使すると行政そのものが停止してしまいます。つまり行政執行者と議決権者は、執行しようとする案件について相互が審議して吟味し合う事になっています。

この阿久根市は、この市長の登場で全国的に知名度が上がりましたがブログ騒動、懲戒免職騒動、議会出席拒否騒動と、いずれも住民不在の嘆かわしい事態に見えます。市長の意地っ張りで住民が不幸にならなければ良いのですが…

我町、北斗市の高谷寿峰新市長と北斗市議会は、上記のような大人げない騒動とは無縁で、是々非々で真剣に向き合う事でしょう。
写真は気温0度、今日の北斗市本社のファース旗がまだまだ冷たい風に振り回されています。
明日はファース全国大会in宮崎開催のため、春爛漫の九州宮崎に移動を…
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