住宅の価格を坪(約3.3㎡)単価で表記するのは日本独特の風習です。
坪単価とは、総工費を建坪数で割った単価で家の形状や仕様で大きく変わります。細長い家は、断熱材や透湿シートなどを装備した外部に面する外周壁が長くなり、お金のかかる外周壁が長くなると当然、坪単価が高くなる事になるでしょう。
どんな家でも玄関、トイレ、洗面所、浴室などは必ず付けるため、建築面積が小さくなれば坪単価も高くなります。また、総工費の中身の仕様でも価格が変わり、照明などの電化機器にしても省エネタイプは価格が高く坪単価もあがります。
同じ建坪でも、木材の寸法を標準の105ミリ(3寸5分)を使用したのと、120ミリ(4寸)使用したのでは、4寸の方が22%も使用木材が増える事になります。
坪単価が一人歩きすると見えない部分の機能や性能が疎かになる場合があります。
断熱材の種類や充填方法などで、家の高気密高、断熱性能が大きく異なります。
この性能には窓や換気方法も関わりますが、いずれも目に見えるものでありません。
このような目に見えない部分の充実度と言うのは、住んでからの快適性、経済性に大きく関わって参ります。その家は、カビや腐朽菌の出来ない構造になっているか、また、暖房費や冷房費が軽減されるようになっているかどうかをじっくりと吟味すべきです。
日本の住宅寿命が30年だと言う現実は、この坪単価が一人歩きした時点から始まったと思われます。経済成長における大量生産、大量消費の時代に家を売りまくりました。当然、売り易い家が売られ、外観や内観が美しく、大量生産でコストダウンします。
価格競争では、見えない部分の省エネ性能やカビ、腐朽菌の有無などは、ないがしろにされてきました。見た目の良さと価格で売られた家は、建主が住んでからストレスを増大させて、30年で家を叩き潰してきたのです。
特に快適性、経済性は、住んだ翌月から住み続ける限り、付きまとってくる重要な性能なのです。賢い建主さんは、家の温熱環境、カビの有無を考えた調湿性、冷暖房費などを重視します。その殆どが目に見えないところに隠されている性能なのですから…ファースの家はその目に見えない性能ばかりを追求してきました。
今日は、外気温16℃、朝から冷たい霧雨の北斗市です。
写真は本社前の寒そうなファース猫を撮りました。
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函館市・北斗市周辺での家づくりは
坪単価とは、総工費を建坪数で割った単価で家の形状や仕様で大きく変わります。細長い家は、断熱材や透湿シートなどを装備した外部に面する外周壁が長くなり、お金のかかる外周壁が長くなると当然、坪単価が高くなる事になるでしょう。
どんな家でも玄関、トイレ、洗面所、浴室などは必ず付けるため、建築面積が小さくなれば坪単価も高くなります。また、総工費の中身の仕様でも価格が変わり、照明などの電化機器にしても省エネタイプは価格が高く坪単価もあがります。
同じ建坪でも、木材の寸法を標準の105ミリ(3寸5分)を使用したのと、120ミリ(4寸)使用したのでは、4寸の方が22%も使用木材が増える事になります。
坪単価が一人歩きすると見えない部分の機能や性能が疎かになる場合があります。
断熱材の種類や充填方法などで、家の高気密高、断熱性能が大きく異なります。
この性能には窓や換気方法も関わりますが、いずれも目に見えるものでありません。
このような目に見えない部分の充実度と言うのは、住んでからの快適性、経済性に大きく関わって参ります。その家は、カビや腐朽菌の出来ない構造になっているか、また、暖房費や冷房費が軽減されるようになっているかどうかをじっくりと吟味すべきです。
日本の住宅寿命が30年だと言う現実は、この坪単価が一人歩きした時点から始まったと思われます。経済成長における大量生産、大量消費の時代に家を売りまくりました。当然、売り易い家が売られ、外観や内観が美しく、大量生産でコストダウンします。
価格競争では、見えない部分の省エネ性能やカビ、腐朽菌の有無などは、ないがしろにされてきました。見た目の良さと価格で売られた家は、建主が住んでからストレスを増大させて、30年で家を叩き潰してきたのです。
特に快適性、経済性は、住んだ翌月から住み続ける限り、付きまとってくる重要な性能なのです。賢い建主さんは、家の温熱環境、カビの有無を考えた調湿性、冷暖房費などを重視します。その殆どが目に見えないところに隠されている性能なのですから…ファースの家はその目に見えない性能ばかりを追求してきました。
今日は、外気温16℃、朝から冷たい霧雨の北斗市です。
写真は本社前の寒そうなファース猫を撮りました。
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