豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

名奉行 大岡越前と新名所 箱館奉行所…北斗市

2010-09-30 18:08:02 | ファース本部
法曹界を騒然とさせた検察官による証拠物件の改ざん事件があり衝撃を受けています。
法廷では、検察官、弁護士が「真実をもとにして」物証や状況証拠などを用い、ディベートによって其々の主張を闘わせ、裁判官が裁定をすると云う事になるのでしょう。

弁護士も検察官も、この基になる真実をネジ曲げる行為があったとしたら司法制度そのものが国民からの信頼を逸してしまいます。名奉行と云われた大岡越前守が、後世に名を残したのは、徹底した「真実追求と人情味あふれた」裁定にあったと云われます。

人を裁く奉行所のドラマは、筋書きがドラマチック過ぎますが、お白州に引き立てられた容疑者を、高い席から見下ろして裁定を下す時、真実を間違えていたらと思えばゾッとした気分になります。現在は大岡越前守のような裁定の仕方ではなく裁判所での裁判です。

裁判は、検察官、弁護人、裁判官が真実をもとにして判決を言い渡しますが、この法曹三者と云われる裁判官、検察官、弁護士は、大岡越前守と同じ気概で裁判に臨むのでしょう。

先日は、大阪弁護士会の加島 宏 弁護士と田中稔子 弁護士がご来社された際、ご一緒に復元工事で出来上がったばかりの箱館奉行所(五稜郭)を初めて見学してきました。
この箱館奉行所で大岡越前のような裁きを行ったかは判りませんが、ここで加島先生、田中先生(写真は新奉行所の裁定の間)から、現在の法曹界の現況を教えて戴きました。

加島、田中両先生は、どのような事件でも「真実追求と人情味あふれた裁定」を追求しているそうです。まさに大岡越前が大事にしたと云われる裁定の在るべき姿なのでしょう。
新しい観光スポットとなった箱館奉行所ですが単に建物を見るのではなく、この空間でどのような人間ドラマが在ったのかを想像すると見学の深みがますように思います。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の設備は付帯工事か…札幌~岩見沢~千歳空港~函館空港~北斗市

2010-09-29 18:00:14 | ファース本部
従来の家づくりは、工務店が采配をして基礎や構造が出来上がり、それに電気や水道設備などが付随して出来上がっていました。設備工事は家の付帯工事としての位置づけです。私達が全国展開しているファースの家は、エアコンや換気扇、暖房機が家の構造体に組み合って家の性能を為しています。

例えばエアコン暖房を行うにしても、家の大きさ(容積)に見合う暖房容量の機器を取り付けても、断熱や気密性能が弱いと機能を発揮し難くなります。
昨今は、エアコン暖房でも立ち上がりを早くするため電気ヒーターを組み込んだ機種が出ています。

このような寒冷地型エアコンは、室外機が湿気を吸い込んで霜が付く事を防ぐためですが、一時的にそのヒーター熱を立ち上がり時に高温吹き出し活用しています。しかし家の断熱気密性能が悪くて室温が上がらない場合は、長時間に渡りヒーター稼働する事になります。
冷暖房機器だけでなく、換気や調湿システムなども水道や電気と同じようにメンテナンスが出来るように気遣いながらも構造と一体化する事がとても重要な事なのでしょう。

写真は昨日、ご来社された機材メーカー、協立エアテック㈱課長、阪下佳和さん(私の隣)、エコ機器販売商社、㈱栄住産業の企画部長、土佐 弘 さん、弊社専務と研究開発室の冨田と撮りました。
ともに設備工事を付帯化させない仕組みづくりを研究しています。

今日は、札幌から北に一時間のところに在る岩見沢市のファース工務店、南原工務店の南原会長宅を訪問しました。一台の高機能エアコンの熱で床、壁、天井面からの輻射冷暖房を行い、更にその余剰熱を用いて屋根の積雪を防ごうとの試みです。

構造体と設備が最初から相互の機能と性能を補填し合いながら一体化する事で、従来に無かったような家づくりが実現しそうです。
今日は晴天だったり、突然の雨が降ったり、まさに典型的な秋の空模様でした。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発明は誰にも出来る…北斗市~函館空港~千歳空港~札幌

2010-09-28 21:01:08 | ファース本部
特許出願を提出すると云う行為は、とても難易度の高い仕事と思う人が多いのでしょう。
実際は、私達の身の回りに多くの発明ヒントが溢れていると云えます。
弊社の特許出願数は90件以上も及びますが、決して難易度の高いものばかりではありません。

私達が出願して登録された特許は、いわゆるローテク技術と云われるものです。
大学の研究室やシンクタンクなどが行う宇宙開発に繋がるようなハイテク技術は、高いレベルでの競争が行われており、私達が入り込む余地など殆どないと云えるでしょう。
ローテク技術とは、ハイテクエンジニアが気付かない身近に転がっている技術です。

例えば、外階段のステップが雪と氷でツルツルに凍ってしまい、とても危険な状態となります。
これを防止するため、ステップの上に硬質スポンジを置くと、人が歩くたびに表面が粉々になってスリップ防止となります。これの着眼点が特許になります。
家づくりの施工現場は、まさに特許の宝庫と云われ、手付かずのローテク技術がありそうです。

今日は社団法人発明協会 北海道支部の管理部長、志賀 守さん(写真)ご来社されました。
志賀さんからは、発明協会や知的財産情報センター、公的機関の工業技術センターなどの活用法などを教えて戴きました。私達は、何も独立独歩に拘っている訳でありません。

発明協会や工業技術センターなどは、私達が持ちえない情報などを多く持っていると云う事です。
今後は積極的に公的な指導機関と連携をさせて戴くつもりです。
今日は、分刻みのタイトな日程を終えて札幌に移動してきました。
明日は岩見沢で施工現場でのローテク技術のヒアリングを行うつもりです。

今日の朝は晴天だったのですが、札幌も夕方から激しい雨に見舞われています。
明日は岩見沢を訪問後に北斗市本社に帰社する予定です。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成就するには打ち込める情熱が…北斗市

2010-09-27 17:19:27 | ファース本部
ノーベル受賞者はとんでもない優秀な頭脳の持ち主だと思われています。
そのノーベル賞受賞者の利根川 進氏は「僕はあまり頭がよくない、だから東大に行けなかった、もの覚えがよくないのか暗記ものはとくにだめだった」と語っています。

利根川氏によると頭のよい人間は、質問されるとパッと答え「僕はあまり速くない」しかし、頭がよすぎると大きな発見はできないだろう、というのが利根川説です。
頭がよすぎるとスマートに仕事をし、カッコよく生きようとするのでしょうか。

新しい発見や工夫をしようとすると、常識から外れた事もしなければなりません。
確率の低いが成功でもすれば英雄だが、失敗したら変人扱いとなります。
発明者や発見者は、何かに興味を持ったら手段を選ばず疑問を解こうとします。

何かを見出すまで奔走し、何かに取り憑かれたような行動をしなければ、発明も発見も出来ないのも事実です。利根川先生は、頭より「心と情熱」だと言い切っています。
私なども人の遣った事のない技術を次々と創り出してきましたが、未だに奇人変人と見られたままのようです。それはまだまだ成就できていない証なのでしょう。

今日は大阪からファースの家のユーザーさんにご来社を戴きました。
写真は、ご夫妻で法律事務所を経営されている弁護士の加島 宏 先生、奥様で同じく女性弁護士の加島稔子(弁護士名 田中稔子)先生を囲み、本部前で専務や副社長と一緒に撮りました。

加島先生は、東大法学部を卒業後に大工の職人や酪農での搾乳などの職歴を経た後に弁護士になりました。奥様の田中先生は大阪弁護士会、女性部会のリーダーの1人と云われております。
ご夫妻は、徹底した庶民派目線の弁護士活動を続け高名な弁護士さんです。
加島ご夫妻のような秀才であっても、弱い者を助けようとの、強い志(こころざし)と理念、そして情熱ががあれば、実現できてしまいます。

加島先生ご夫妻のように、自分の存在が人によって成り立っている事を意識出来ている人の生き方には、人間的な魅力を感じます。誇るべきファースの家のユーザーさんです。
加島先生ご夫妻は逢坂誠二代議士とも古いお付き合いだそうです。
楽しい時間を過ごす事が出来ました。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民が在っての国なのですが…高知~東京~函館~北斗市

2010-09-26 17:19:22 | ファース本部
尖閣諸島沖の衝突事件で逮捕した中国人船長の釈放で事態収拾を図ろうとしたものの、中国側は謝罪や損害賠償を要求してきました。船長逮捕の後、中国国内の重要施設の写真を撮ったとして日本ゼネコンの社員4名が拘束され、船長釈放で直ぐに解放されると思いきやこれも思惑外れです。また日本向けレアアース(希土類)の輸出禁止は露骨過ぎます。

レアアースは「産業のビタミン」と云われ、ハイブリッド車やデジカメは、それなしに成立しない製品なのです。レアアースのほぼ全量を産出する中国は、日本のハイテク産業を根底から締め上げようとしているのでしょうか。また、日本への旅行制限、日本製品の不買の呼びかけもあり、尖閣でのいさかいは、人の生業まで巻き込みつつありました。

一方、中国人が秋葉原で炊飯器を買うのは、日本製の炊飯器で炊いたご飯は何処よりも美味しいのだそうです。日本の象徴である富士山で中国人が記念写真に納まるのは、その絶景を美しく感じる日本人と同じ価値観も共有しているように思われます。

中国は、法治ならぬ人治の国で一党独裁。云い分を飲めば増長し、国際社会の常識が通じず、このような国に我国の生命線を握られている現実を改善しなければなりません。
「民が在って国が在る」政治とは、国民の全ての豊かさをつくる「まつりごと」です。

今日は高知から函館に戻り、当地8地区選出の衆議院議員、今回の内閣改造で補佐官から権限を持つ政務官に昇格した逢坂誠二さんの政経セミナーで勉強してきました。写真は、逢坂先生と基調講演の北海道大学院教授、山口二郎先生です。政権交代の変革時は3歩前進2歩後退、つまり1歩の前進に可能性を見出そうと云う事です。
政権交代での1歩とは、民のための政治が見え易くなった事が一番だと思われます。

家づくりも施工会社の受注後、建主さんにとってブラックホールだと云われます。
政治も家づくりも透明性の高い仕組みづくりが求められます。
高知、東京、函館の全てが快晴の一日でした。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたならどのような選択を…北斗市~函館~東京~高知市

2010-09-25 21:09:37 | ファース本部
尖閣諸島で、公務執行妨害の疑いで拘束した中国人船長の突然の釈放には、誰もが驚いたようです。今回の船長釈放は、早速、関係関連の方々に大きな批判が渦巻いています。
関係者を、国益を損ずる売国奴だとするえげつない批判も少なくありません。

検察庁が「日中関係を思慮したら釈放に相当する」の見解も批判の矢面になっています。
日本は三権分立の国家です。指揮権発動なしで検察の政治的な行動があったなら問題です。
政治が司法に介在は出来ないのが原則となっているからです。

矢継ぎ早の批判、指摘は理屈の通るものばかりなのです。しかしあのまま「粛々と」推移を見守っていて良かったのか、貴方が当事者ならどのような選択を行ったのでしょう。
政治や官僚への批判は、幾らでも出来ますが、選択肢が多く存在する訳でもありません。
選択した施策は、どんなもので必ず善し悪しの批評を浴びる事になります。

これは企業経営者も同じで、毎日、多くの事柄を選択しなければなりません。
企業経営は、トップの選択が誤っていれば企業存続の憂き目に合う事になります。
国益をかける政治判断も誤った選択は、国家国民の存亡に繋がる事になりかねません。

今日は土佐の高知で四国FAS会の勉強会があり写真はその勉強会で撮ったものです。
工務店経営も大きな過渡期に入っています。手を拱いていれば工務店経営そのものが立ち行かなくなります。工務店経営者の選択を迫る内容の勉強会でした。

四国FAS会は、会長(うずくぼ工房社長・写真前列右)の山本義一さんのリーダーシップで団結しています。政治家や企業経営者は、強いリーダーシップと、問題を選択するため正しく適格な情報をインプットする事が必須のようです。批判だけなら誰にも出来ます。
さて貴方ならどんな選択を…

朝は10℃の函館、昼は17℃の東京、午後は26℃の高知でした。
明日は早朝便で函館へ戻り、午後のイベントに参加します。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチロー選手の自己管理能力…函館~北斗市

2010-09-24 18:27:05 | ファース本部
「10年連続、200本安打の達成」
過去に9年連続の200本安打の記録は存在していたそうです。しかし、10年連続とは想像を絶する偉業なのだそうです。日本人のイチロー選手が大リーガーで達成しました。

この世にスーパーマンなどは存在しませんがイチロー選手は、スーパーマンに近い超人的な能力を持っているようです。今日は親友の喫茶店マスター、野村一成さんと話をする機会がありました。
マスターはイチロー選手を自己管理能力の長けた人だと評しています。

自己管理能力とは、自分を律する能力、自分をコントロールする能力なのでしょう。
確かに余裕で200本超えの年と200本ギリギリの年もありました。
200本安打を打つ事を目標に自分をコントロール出来た様子が10年間、毎年打った安打数に垣間見られます。
イチロー選手はスーパーマンではなく、とても人間らしい内面を持った人なのでしょう。

目標達成のために肉体調練とマインド管理などは、まさに自己管理能力です。
例えば禁煙などは、自己管理能力を問うに事には典型的な行為なのかも知れません。
他人を変える事は出来ませんが、自分を管理して変える事は可能なのです。
「判っているけど」ね…と言う声が聞こえてきそうです。

今日は最新バージョンで施工している、ファースの家の新築工事現場を見て来ました。
写真は棟梁の佐々木光男さんです。彼は定年を過ぎたので嘱託棟梁として若い棟梁を指導しています。大工の道50年。彼も自己管理が抜群で常に健康体と同じメンタリティーで仕事をしています。普通に過せる事とは、健康や精神面での管理が出来ている証なのです。

イチロー選手は、加えて人間力が抜群である事を万人が認めるところ、爪の垢でも煎じて飲むか…
さて今日は、寒いくらいの函館でしたが、明日は南国、土佐の高知です。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの時期は何だったのであろうか…知内町~北斗市

2010-09-23 18:11:09 | ファース本部
仲の良い夫婦間でしたが小さな事で誤解を生じ、その弁解が益々誤解を拡大させ、しいては離婚調停にまで及ぶケースが少なくありません。単なる誤解だったとしても、初期対応を誤れば心情的な誤解を大きくする場合があります。

昨夜は家庭裁判所の勉強会で書記官、調査官と意見交換を行ってきました。
興味深かったのは、離婚すると云う事は結婚した経緯があるのが前提であり、人生の上で結婚とは最愛の人と見定め時期があったからだと云う事です。あの時期は何だったのであろうか。

今回の検察庁の不祥事においても社会の悪を許さないと逮捕された検事は、その検事としての正義感が滾った時期があったのでしょう。あの時期は何だったのであろうか。

民主党の中国重視の姿勢が中国から好感をもたれ、ぎくしゃくしていた日中間でしたが、鳩山政権下では、承知のように小沢前幹事長が200名もの議員を引き連れての中国訪問。
現在、中国漁船の領域侵犯が大問題に。あの時期は何だったのであろうか。

勉強も体育も常にトップクラス、有名進学校、一流大学を首席で出て、一流企業に就職した彼は、企業の不正事件に巻き込まれ、コンプライアンスに抵触して左遷されます。
常に上から目線で過ごした彼は、この左遷で人格が壊れ、別な犯罪者になります。
大志を抱き希望に満ち溢れていた時がありました。あの時期は何だったのであろうか。

事態が重くなってから、「あの時期は何だったのであろうか」と後悔をしなくとも良い時間の過ごし方を意識すべきなのでしょう。今日は彼岸の中日で父と、妻の両親、兄弟の墓参に行って来ました。
写真は神道墓地、知内町の大野家の墓を撮りました。家内は、歌手の北島三郎の親戚ですが、この墓の斜向かいにサブちゃんのご両親の墓があります。

墓の前では特に「あの時期は何だったのであろうか」などと、悔いの残す時間は過ごしたくないものと強く思うものです。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Win-Winのビジネスモデルを…函館~北斗市

2010-09-22 16:42:06 | ファース本部
エネルギー普遍の法則と云うのがあります。
エネルギーを取り出す事は、何処かのエネルギーを費やす事であると云う事です。
同じ事がお金にも普遍の法則が成り立つと思われます。つまり、誰かが金儲けをすると、そのお金は他人から回って来ているお金です。

大金持ちが出来ると云う事は、一方で貧乏人を作っている事に他なりません。
右肩上がりの業績は、右肩下がりに急降下する企業が多いと云う現実もあります。
企業は、利益追求が使命なのです。しかしそれが社会の中でバランスを持っている事が必要なのでしょう。均衡のとれた利益配分がなされる事が必須のようです。

私達のようなフランチャイズ方式で事業を行っている企業の多くは、FC本部だけが丸儲けと云うのが実状です。フランチャイザー(加盟店)が恩恵を受けて成功する事例が極めて少ないのもまた実状だと云えるでしょう。利益が一ヶ所に集中する事が課題なのです。

日本社会は、成功した企業の概念を財務的な視点からだけ評価をする傾向にあります。
例えば、宇宙船に使用する高度な部品をコツコツと地道に造り上げる町工場は、企業評価の対象になりません。数が少なく、企業としての収益が乏しいからです。

技術大国と言われる我国ですが、根底を為しているのは零細企業の技術ノウハウです。
このような技術を、金儲けが出来る仕組みづくりで成功した企業が高い評価を受けます。
今日は、㈱ベンチャーリンク地域振興事業部長の佐伯輝明さん(写真)ご来社されました。

ベンチャーリンクさんも元々FC事業で急成長した企業です。しかし、自社が経験した急成長、急降下の実態を生かして、Win-Winのビジネスモデルを構築し始めております。埋もれた優れた技術、ノウハウを掘り起こし、地域振興に生かそうとの試みです。

佐伯さんご自身も「Win-Win」の関係こそが企業経営の基本との信念を持っており、私達、ファースブループとも理念が通じ合うところが多いと思われます。
今日はこれから家庭裁判所で家事調停の研修会です。涼しさがいっそう増した北斗市です。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事の出来る人とは…北斗市

2010-09-21 18:13:56 | ファース本部
社会は実に色々な人々で構成されています。
人種や民族の違い、思想信条の違い、体格や運動神経の違いなど…
私達の周りにいる人達で、社会に貢献出来ている人とはどのような人なのでしょうか。

ビジネス読本の記事に次のような記載がありました。
「ちょっと難しい仕事になると不平不満をいい、自分の得にならぬとみれば責任転嫁をしたがり、言い訳ばかりして、仕事が終われば疲れたと大騒ぎをする」ダメ人間の典型だと。

続けて「つらい仕事、多少の過重にも耐え、難しい仕事は率先して体当たりし、仕事が終わっても泰然とした顔をしている、このような職員は伸びる」組織は、このような職員を育てる事だ。どんな仕事でも不満をいわず、自分の試練だ、勉強だと受け止める職員は、組織とともに一層の成長をして、社会にも大いに役立つ事になろう。

このビジネス読本の著者が誰かは判りませんが総論はその通りだと思います。
今日のネットコラムには、別な視点でも書かれており、要約すると次のようになります。

仕事の出来ない人は、少しの功績を過大に誇示しようとします。
仕事の出来ない人は、過剰な自己主張を行うものです。
仕事の出来ない人は、自分の発言や行動を指摘されると感情的に反発対応をします。

私も多くの人々の関わりで仕事の出来る人は、常に努力し、寡黙で、誠実で不必要な自己主張をせずとも真っ当な行いは必ずいつかは評価されるとの信念があります。
自分の発言や行動を批判されても先ずは肯定的に受け止める寛大さを持っているようです。
このような「仕事の出来る人」の基本を知りつつも出来ていない自分がいます。

写真は本社前の畑に生えているナツメロの木ですが、特有の甘い薫りを放っています。
今の北斗市の気温は、16℃で肌寒さを覚えます。仕事の出来る人が居ても居なくとも、北海道の秋は、瞬時に過ぎ去って行くようです。

blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰にも大切な人の存在が必要です…北斗市

2010-09-20 18:00:06 | ファース本部
深津絵里さんがモントリオールの映画祭で女優賞に輝いた映画、「悪人」に関する様々な論評がネットや新聞に記載されています。
映画「悪人」を見て、人を善人か悪人かで二分する愚かしさを感じたと云うものです。

私達は、立場や環境によって善人にもなれば、悪人にもなるのであろうと思われます。
映画「悪人」では、妻夫木聡さん扮する土木作業員が女性を殺してしまい、情状はともかくこの行為は悪であり、被害者にすれば鬼畜にも等しいのです。ところが、出会い系サイトで知り合った深津絵里さん扮する店員光代は、悪を承知で一緒に逃げる道を選ぶのです。

映画では、光代の「悪人観」を結末まで揺らいだそうです。李相日監督は、観客も光代と一緒に迷えばいいと。妻夫木聡さんは好青年のカラーを一新するような熱演ぶりが光り、平凡な女性を非凡に演じた深津絵里さんの演技が高く評価されたようです。

映画の作中、娘を殺された父親が「今の世の中、<大切な人>もおらん人間が多すぎる」。
「大切な人」とは、その父親によれば「その幸せを思うだけで嬉しくなるような人」だそうです。この大切な人が一人でもいれば、決して悪人にはならないと云うのです。

私達人間は、常に孤独感と向き合っており、その孤独の闇の中で疲れ切った自分と向い合った時に、その「大切な人」が居るか居ないかの差がでるのでしょう。
空恐ろしい事件が多いのですが「大切な人」を持てない人の過ちなのでしょうか。

映画「悪人」では、「もっと早く光代に合いたかった」…これは、大切な人を持てなかった事を悔む犯罪者の悲哀なのでしょう。人は生まれながらの悪人など存在せず、「大切な人」の有無で善人にも悪人にもなってしまうのかも知れません。

今日は、建主と施工業者の壮絶な紛争の相談回答のために出社しましたが、双方とも悪人なのでは決してないのですが…
写真は気分転換に今日の函館山を背景にして撮りました。しかし、この時間、霧雨が小雨に変わりつつあります。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生徒と楽しめる学校教育とは…北斗市

2010-09-18 14:08:33 | ファース本部
今朝のNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」、主人公の長女は夢にまで見た学校の先生になるため、懸命に勉強して教師になります。しかし現実の教師の仕事は夢に見たのと大違いでした。
彼女は教壇に立つのが恐怖となり教師を辞めようとまで思います。
彼女をアシスタントにしたい父親の漫画家、水木しげるがウエルカムなのだからです。

しかし、その教師になる事を真っ向から反対していた父親から、途中で投げ出す事の惨めさを悟らされ、彼女は気持ちを切り替えて立派な教師になろうと決意します。
多くの学校の先生方は、彼女のように志を持って教師になったものの、自分の熱意や誠意が生徒や保護者に伝わらず、悩み苦しむ時があるのでしょう。

試練のない人生に成長はありません。悩まない教師に立派な教師は存在しないようです。朝ドラでは、父親から促されて気概を取り戻す様子が描かれていました。しかし、しからばどのようにして教壇に立ち、生徒と向き合うのかまでは描かれておりません。

子供達の人生の一端を担う教師の責任は重大です。多くの子供達を前にして苦悩して当然なのかも知れません。子供と向き合う事が苦悩でなく、楽しくなり、子供達と一緒に過ごす事が嬉しくなる教師とは、それ相応の試練や勉強を積む事になるのでしょう。

昨夜は、以前、社員教育で同じカリキュラムの研修を受けた事のある学校の先生方の勉強会にオブザーバーとして参加させて戴きました。互いに、先生を前にして模擬授業を行い、善し悪しを指摘し合います。緊張感と安堵感が交互に押し寄せ、別世界に来た感じです。

写真は、昨夜の勉強会で撮りました。TOSS海峡と云うサークルを作って勉強しています。
左から山本省吾先生、池田浩司先生、長田修一先生、後藤直美先生、長岐智穂先生、長内俊也先生です。勉強している各先生達も、現在のように子供達と過ごす時間を楽しめるようになるまでには、其々の葛藤の日々とその過程があったと云います。

私達の社員教育にも通じる「緊張感と安堵感」が交互に押し寄せる勉強の在り方は、とても斬新で貴重な勉強法だと思います。教員だけでなく社員教育の一環として体感してみてはいかがでしょうか。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅改造内閣がスタートします…北斗市

2010-09-17 17:32:30 | ファース本部
政府と日本銀行は積極介入で円高対応の施策に踏み切りました。
景気動向の先行きが見えないままの日本経済には、強いリーダーシップが問われます。
この時世にこそ、剛腕と云われる小沢一郎さんが注目されたのでしょうか。

朝日新聞のコラムに、「若い王はその結び目を見るや、解きほぐすのではなく、剣を抜いて一刀両断に断ち切った。とりまく兵隊は歓声をあげた」。
小沢前幹事長への支持には、似たような待望論があり、「小沢先生が導いてくださる」との若手議員の声も聞こえていた」。

このコラムでは、菅首相の勝利を剛腕より、民意と良識の選択が勝ったとしています。
僅か3ケ月前に選んだ首相を、党の事情で変える事の抵抗はとても大きかったのです。
このコラムでは「菅首相は闘い終わってノーサイド」を宣言したが、英国の文人ブレイクに「敵を許す方が、友を許すより簡単である」の箴言(しんげん)を紹介しています。

「敵を許す方が、友を許すより簡単」…なるほどと納得する事が多くあります。
中選挙区制度の時は、2人区に各政党から2人ずつ立候補した場合、同じ政党支持者の奪い合いとなり、他党候補よりはるかに激烈な闘いを行いました。
また仲の良かった同僚と袂を分かつと、怨念に似た闘争心が湧き出ると云います。

恨みや怨念から生まれるモノなどは何ひとつ存在致しません。「戦い終わってノーサイド」口で言うほど簡単ではありません。しかし党内抗争をやめて国家国民のための政治をしなければ、次は政権を確実に野党に奪われる事でしょう。怨念を捨てられる懐が試されます。

民主党の新幹事長に就任した岡田克也さん(写真はネット画像)は、真面目一本筋の政治家と云われます。脱小沢、親小沢などの声に惑わされる事のない党運営を期待しましょう。
菅総理は就任後、仕事らしい仕事が出来るいとまがなかったのです。
今度は人事も政策も菅さんの責任で執行出来ます。
当然、期待を裏切った時も言い逃れが出来なくなります。

日増しに涼しさが増す北斗市です。今夜はこれから学校関連の勉強会に参加してきます。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快適さのままでエコ対策を…北斗市

2010-09-16 18:02:19 | ファース本部
ガソリン1リッターを燃焼させると2.5kgのco2を排出します。
また電気1kwの使用で0.5kgのco2を排出しているのです。これらの事実を意識するとco2排出を減らすために何が必要なのかが判ってくるのでしょう。

エコ・省エネと云いつつも、我慢を強いてのエコではストレスにしかなりません。
豊かな生活をしながらも自然にエコ・省エネになる仕組みづくりが必要です。
新時代のビジネスモデルもこの辺にあるように思われます。

私達が関わる住まいにおける省エネは、家の性能と冷暖房機器の性能がフィットしていなければなりません。特に北国の暖房は、石油やガスを燃焼させて高温を一気に取り出す機器が主流でした。
オール電化になると深夜電力活用の蓄熱暖房機が主役となっています。

しかし、時代は石油やガスの燃焼機器、そして蓄熱暖房機の先の機器を求めています。
やはりヒートポンプ暖房と云われる、従来暖房機の数倍以上も省エネとなる機器が主流となるでしょう。住宅も冷暖房機器も時代の変わり目に差し掛かっているように思います。

昨日は蓄熱暖房機メーカーの日本スティーベルの社長、藤城勇一さんがご来社されました。
日本スティーベルは、ドイツに本社がある空調メーカー、スティーベル社の関連会社で、スティーベル社の商品を日本国内への供給や市場調査など行う企業です。

私達は、平成元年のファースの家一号棟からスティーベル社の蓄熱暖房機を採用し、放熱特性を評価し、推奨してまいりました。時代は、蓄熱暖房機からヒートポンプ機器へと変わりつつあります。
藤城社長は、私達が取り組んでいる次世代機器の視察に来社されました。

写真は、昨日、大沼湖畔に在るファースの家・ゲストハウスの屋上で駒ケ岳を背にして撮りました。藤城社長は、快適さを保持したままでのエコ対策を行う家に関心を示しておりました。
冷暖房機器と家の性能をフィットさせる事の大切さを互いに認識しています。

大沼湖畔の森林も緑の色をいっそう濃くして来たように思います。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これからは政局より本格政治を…函館~北斗市

2010-09-15 20:02:36 | ファース本部
激しい民主党の代表選挙が終わり、菅政権の本格的な始動がいよいよ始まるのでしょう。また小沢さんもあそこまで出来る大物政治家です。
菅政権の後ろから鉄砲を打つような政治家ではありません。時代はまさに政局ではなく安定した政治を求めています。

その意味でも今回の民主党代表選挙は、半月以上の政治空白を作ったと云う批判はありますが、大きな意義を感じる政治的期間だったように思われます。
国民全ては、政局ではなく国家国民のための適格な政治を望んでいるのは明白です。

総論賛成、各論反対では一歩も前に進みませんし、誰が総理になっても党利党略、派利派略では、国民のための政治とは云えないのでしょう。
菅総理には速やかに党役員、組閣を終え本格的な政治体制の構築を期待します。

今日は地元選出で内閣総理補佐官、逢坂誠二代議士の地元秘書官にご来訪戴きました。
代議士には私がアテンドした「日本住宅新聞」からの取材のお願いに早速のご承諾を戴き、日程の調整のためお立ち寄り戴きました。
代議士は地域主権室のリーダーで地域密着工務店育成の施策を立てております。地域密着工務店の期待の政治家でもあります。

写真は秘書官の島 昌之さん(左)と同じく小島 純さんの「島・島」コンビです。
逢坂代議士は、総理官邸に詰める事が多く、地元に帰る機会がとても少なくなりました。地元を守る「島・島」コンビの秘書さんのウエートがとても重くなっています。

政治家の多くは、視察も陳情も表面を見、上辺だけを耳で「聞く」人が多いのが現実です。
しかし逢坂代議士は、陳情者や地域住民や地域首長さんなどの話を心で「聴く」姿勢を貫いているように思われます。その逢坂代議士の「人の話を聴く姿勢」は、秘書の「島・島」コンビの秘書さんにもそっくりと受継がれているように思われます。

今日も気持ち良く晴れ上がった北斗市の夜は静かに暮れてゆきます。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする