外皮に並ぶ柱、間柱、桁などの外側に断熱材を張り込むことを外断熱工法と云います。
硬いボード状の断熱材を用いる場合が殆どです。
外皮の構造部材も蓄熱し、溜め込んだ熱が輻射熱となるためマイルドな冷暖房が出来ます。
難点としては、ボードの継ぎ目、特に屋根面や床面との取り合いが面倒となります。
また構造部材が温まり、あるいは冷える時間帯では快適室温の冷暖房時間が長くなります。
画像は、ファース工法専用部材として製造したファースボードです。
あえてファースボードと云うのは、外側に熱遮蔽する素材、内側に樹脂を完全密着させる素材を使用しています。
ファース工法は、当該ファースボードの内側に樹脂スプレー発泡断熱材を施工します。
外気を外に反射させ、断熱材の密着強度を高める機能を持たせました。
この工法は、特許庁に特許登録されています。
屋根面はメッシュ(ネット)と連続性を持たせ、床下面は土台の外側から下部の隙間を連続させて床下面に繋げています。
床下面から外皮を通じて天井裏までシームレス状に樹脂断熱材が家を包む構造となります。
ファース本部は、2月最後の今日も、新技術の研究を行っておりました。
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