豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

諸行無常と一口で言うが…七飯町~北斗市

2015-11-30 17:14:16 | ファース本部

「生あるものはいつか滅する」このような事を諸行無常と言うのでしょうか。
また形のあるものも、しだいに劣化して壊れてゆくのもこれまた諸行無常か。
私達は普段目にする樹木や草花、そして建造物もいつかはなくなってしまいます。
今の一瞬とまったく同じ一瞬は二度と在り得ないとも言われます。

同じ場所、同じ時間、同じ人と同じ服装で合っても明日の体調は、全く同じでありません。
お客様を函館山の夜景見学に案内する機会が多いのですが、気温、湿気、雲の量で異なり、更には見る人の体調や心情的コンディションでも見え方が違ってくるのでしょう。

私達、家づくりを行うモノも、住む人、建てる場所などは、一棟一棟すべてが異なります。住む人の様々な環境を盛り込んだ家を造ろうとしているのですが、施主とのコラボレーションは必須となります。二度と在り得ないお施主様の一生を包み込む館だからです。

今日は私が学校評議員を務める中学校の教師が38歳という若さで逝きました。
生前、先生の生徒達と向き合う姿は、高く評価されており、優れた教員を亡くした学校関係者、ご遺族の悔やむ姿に感無量となりました。
しかし誰よりも悔しかったのは、志半ばで逝去した先生ご本人なのでしょう。

まさに諸行無常としか言いようがありません。私達は、故人の思い残した分も含めて尽力する必要があり、それも一秒、一分を貴重に大切に生きる事なのでしょう。
何気に生きられている有難さに緩慢となっている自分達は、この機会に気付くことが。

私は今日、たまたま地元にいたことから故人とのお別れの会に出て献花して来ます。
故人を悼む気持ちで菊の花の写真を添えました。

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人の営みの尊さ…旭川市~札幌市~新千歳空港~函館空港~北斗市

2015-11-29 12:41:00 | ファース本部

天気予報に振り回された感じの東京、旭川出張でした。
気象庁も出来るだけ正確な天気予報を出せるように吟味しているのでしょう。
その予報をもとに航空各社は運航計画を練るのだろうと思われます。

26日には、チケット予約者に27日、28日終日天気大荒れ模様であり、特に27日の函館空港発着に欠航が相次ぎそうだとするメール告知がありました。
気象庁関係者、航空会社の担当者の方々の現場での対応策が想像できます。
自然の猛威の中、乗客を安全に移動させる責任は大きな負担になるのでしょう。

しかし当日は、予定通り無事に東京移動が出来て為すべき仕事をこなす事が出来ました。
写真は東京都内、都心のビルの灯りが遅くまで点いており仕事をしています。
ビルの中で働く人々には、家族が待っている方も多いのでしょう。

昨日は今年、既に氷点下15℃を記録した極寒の都市、旭川市に出向きました。
豪雪があり、その雪が昼間に溶けて夜の路面はツルツル状態です。
昨日はマイナス6℃、でも東京などのサワサワした底冷えと、感じる寒さが違います。
家、事務所、デパート、公共施設など建造物の中は殆どが暖かく、中にいると血液循環が良好なのでしょうか、コートを着て氷点下の外へ出ても直ぐに寒さを感じません。

ともあれ、どんな地域にでもその地で暮らす知恵と工夫が備わるのでしょう。
人の営みは尊いものです。
その尊い営みに大きく関わるのが私達、家づくりを行なう工務店かも知れません。
天気予報を完全に無視して出掛けて出張でしたが定刻通りの日程で帰社しました。

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お施主様が施工工務店の資産に…東京都内~羽田空港~旭川空港~旭川市

2015-11-28 21:03:40 | ファース本部

昨夜は、東京にいたのですが八戸市のFAS加盟工務店、シーユーハウジング様のユーザー会の会長さんの大下様ご夫妻と電話で話す機会がありました。
思い返せば10年前、シーユーハウジングの中里社長から案内され訪れたのは、ファースの家の竣工したての大下邸でした。
ファースの家に引っ越し、その快適さに感銘したと大下様ご夫妻が話してくれました。

もともとファースの家ユーザー会の発足は、網走市の山内建設様のお施主様の行動です。
施主の幸せにするファースの家をもっと普及させるには、口下手である山内社長の代わりに私達が説明してあげるとして初めてのユーザー会が発足しました。15年以上も前です。

大下様にその話をしたところシーユーハウジングの中里社長に感謝を込めてお手伝いしたとして、大下様が会長となり、シーユー・ユーザー会が発足しました。
現在は、多くのファース工務店にこのユーザー会がつくられています。

今日は旭川のFAS加盟工務店、泰平工務店ユーザー会に参加することが出来ました。
泰平ユーザー会には、やはり10年以上前、発足総会以来の久々の参加となりました。
ユーザー会は、FAS加盟工務店が事務局を担いますが、活動を会長さんなど役員さんに委ねることです。実費財源は工務店負担となりましが会運営は完全にボランティアです。

「家づくりは竣工してからが始まり」の理念に共鳴し、いっそう快適なファースの家の住まい方などを情報交換し、施工工務店のイベントサポートなど積極的に行う事で、業者と施主の信頼構築を盤石にします。それで家に関する心配事を一切なくする事が出来ます。

家は業者が施主に売った時点でコストになります。
売った家の施主から来る連絡は苦情だけになるとしたらコストそのモノです。
写真は今日の泰平工務店ユーザー会、懇親会の様子です。

この会場で初代会長の糸川様の奥様は、数件のファースの家を知り合いにお世話したところ泰平工務店の社長(手前左)と奥様(二人目)に喜んで戴いただけでなく、紹介先のお施主さんから大感謝されたと話していました。
お施主様は、施工工務店の大きな資産となります。
工務店とお施主様の信頼の厚さが増す事は、本当に有難いことです。

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お人柄とは滲み出るもの…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-11-27 23:05:18 | ファース本部

いつしか話が弾み、その人といると時間の過ぎるのを早く感じます。
様々な人の生き方を受容し、肯定してから自分に必要な部分を吸収する人がいます。
そのような人は誰からも人格者と言われているのでしょう。

今日は首都大学東京、名誉教授の星旦二先生(写真)と意見交換を行う事が出来ました。
星先生は、医学博士でもあり、執筆や論文発表、講演活動など大活躍の先生です。
来年2月19日に開催する第17回ファース全国大会in倉敷では、星先生にご講演をお願いしました。偉い先生にありがちな上から目線的な雰囲気が全くありません。

先般、星先生の講演内容や講演方法などは、私もしっかりと勉強させて戴きました。
先日私が行った浜分中学校での道徳講話には、星先生の間をとる講話手法をアレンジしました。中身も必要ですが聴かせる順序や間の取り方などはとても重要のようです。

星先生との会合中に電話着信があり、ホテルに戻ってから電話したところ、弊社常務の扇がお邪魔している東北の「ファース・ユーザー会」の役員会の会場からでした。
ユーザー会の会長さんは、私に話を聴いて戴いたことに感銘したと言い、扇から電話で話すようにとの事です。会長さんはご夫婦で参加されており、交互に電話で話しましたが、同じもう一組のご夫婦とも話が出来ました。とても仲睦まじいご夫婦二組でした。

星先生に聞いていたのですが、暖かい家に住み、夫婦仲が良い人、それにペットいると尚更ですが、病気する確率が確実に減少するとのことです。
夫婦は分かち合うこと、人は大切にすること、仲間は思い遣ること、これでは病気の方が近寄っては来ないのでしょう。

どうせ過ごすことになる一生ならば、面白く、楽しく、笑って、人と関わって…
星先生の著書「ピンピンコロリの法則」は、目いっぱい元気で楽しく生きると、見事にあっさりと逝けるのだそうです。実際にそのような実証エビデンスが存在するのです。
それには星先生のように、内側から滲み出るようなお人柄は必須なのかも知れません。

さて、今日は函館~東京の飛行機が欠航するかと心配していましたが大丈夫でした。
明日は北海道でもっとも寒い旭川のユーザー会に出席します。
明日も猛吹雪の予報が出ていますが旭川行きの飛行機が無事に飛ぶことを念じます。
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潜熱蓄熱材タイトプレートとは…函館市~北斗市

2015-11-26 18:34:15 | ファース本部

蓄熱容量と言う家の性能があります。
住宅内に日射熱などを溜め込み、安定した温熱環境を保持する性能です。
家の断熱、気密と整合しなければあまり意味はありません。
ファースの家の創設当初は、床下に40mmの砕石を敷設する基準を実施して参りました。ところが真冬に凍った砕石を入れると大工さんが寒くて仕事が出来なくなります。

また施工面でも砕石を洗浄して敷設する手間を考えるととても大変であるとして、砕石に変る部材についての提言が多く寄せられて来ました。
ファース本部は、潜熱蓄熱材に着目して、その実用面での検証を行ないました。

住友化学の関連企業である住化プラスチック様が大手ハウスメーカーの床暖房用に開発した潜熱蓄熱材に注目しました。潜熱蓄熱材は、ポリプロピレンの薄い容器に特殊な変動液を封入しております。つまり周辺温度によっては、液体から固体に状態変更して比熱が変わることから潜熱蓄熱材と言い、砕石より蓄熱量を増大させます。

この蓄熱材をファースの家専用に処方して戴き「タイトプレート」と命名しました。
このタイトプレートは、20℃~25℃の快適適温を特に蓄熱するようにしてあります。
砕石は安価ですが洗浄や搬入コストを厳密に計算するとタイトプレートより高くなります。

また平らな形状のタイトプレートの上には、空気清浄と調湿機能を備えたスカットールを敷設することが可能となります。(写真)砕石なら下部に隠れて空気洗浄効能が弱ることを改善出来ます。タイトプレートの敷き込みは、一人の作業にて1時間くらいで終了します。
色々な難題に突き当たると様々な知恵や工夫が生まれて来ます。

今日は数組のご来社された方々との意見交換の後に家庭裁判所に登庁して調停業務を終了させてきました。これも難しい案件でしたが当事者の意に沿うことで合意成立です。
さて、明日は昼のフライトで東京移動の予定ですが、昼前にANAから欠航する可能性があるとの連絡がありました。先ほど確認したら予定通り運行するとの事です。

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愛とエゴ…函館市~北斗市

2015-11-25 20:24:07 | ファース本部

先般は北斗市立浜分中学校に全校生徒469名を対象にした道徳の講話をさせて戴きました。
工務店を対象にした経営講座や温熱性能の技術的でなく、生徒さん対象でしかも道徳です。
私は家庭裁判所で調停業務の遂行のために学んだ「人の生きる道」を話題にしました。

私達の家づくり現場においては、ミスや言い違い、聴き違いなどを要因とするトラブルが生じると「自分は悪くない」との観念だけが先行することが多くあります。
その観念を捨てない限りトラブルは解決しません。一旦、肯定受容し、冷静に思い直してみると自分の落ち度にも気付くものです。そして相手の立場になった時、問題が解決します。

愛情の反対語は憎悪となりますが、この愛情の情を外して「愛」一文字を思考してみます。
私達はこの「愛」と言う文言を何度も目にし、耳にいたしますが、果たして「愛」言う言葉の本当の意味をどこまで知っているのでしょうか。

「愛」の反対語は辞書を調べても出てきませんが、究極を突き詰めると「自己中心主義」=エゴだと言う事に行き着きます。「エゴ」の対語が「愛」だと見えてくるものがあります。
自己中心でないと言う事は、その対象者の立場になりきれると言う事になります。

「愛」すると言う事は、対象者の立場、気持ち、心の中に同居出来ると言う事でしょうか。
会社を愛する、国を愛する、家庭を愛するなど、その対象者(物もある)の立場になれる。
国を愛する(国の立場になれる)と言う事は極めて自然な気持ちであろう。

家庭崩壊の離婚も自分だけの都合で発生するエゴが発端となるのが殆どです。
「人を愛する事」は自分自身が幸福なるために重要な要素かも知れません。
道徳の講話では、「愛」とは幸せの入り口、「エゴ」とは不幸の始まりと解きました。
「他人」のために尽力することは、決して人のためではなく自分のためだと言うことです。

今日は函館公和会のイベントで富士通総研の主席研究員、柯・隆先生(写真)の「中国経済の行方」というテーマの講演を聞く機会がありました。
柯先生は、同じ中国人でありながら一部の共産党幹部の自己中心的行動が、まさに不幸の入り口にいると指摘していました。
さて、札幌は大雪に見舞われていますが、この道南に降雪の兆候はないようです。

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組織を腐らす既得権益…北斗市

2015-11-24 17:14:10 | ファース本部

テレビドラマ「相棒」は、警察、検察、法務省など、組織の在り方を鋭く抉る内容になっています。ドラマですから演出や脚色もあるのでしょうが、組織防衛の裏側に潜む人間の心情的な醜い部分などは、そうとうに的を射た筋書きだと思われます。
組織防衛は、都民や国民のためと言うより、我身の保身に他ならないからです。

先般は、ある会合で名刺交換した相手の方が「旭化成建材」の社員さんでした。
彼は、「大変ご迷惑とお騒がせして申し訳ありません」が、名刺交換する際の言葉です。
彼は、断熱材部門の1社員であり問題の杭打ち部門と全く無関係のない部署なのですが。

この旭化成建材、東芝、フォルクスワーゲンなど、名立たる企業の不祥事は、まさに「関係したモノの組織防衛と我身の保身」が初期対応を躊躇させ、その後の対応遅れで雁字搦めに。
会社は規模が拡大するとピラミッド型となって官僚化すると言われます。

組織の官僚化は、事例慣例に基づき、確実で安定した組織運営に向いています。
一方では、その過程で出来る既得権益が次第に一部の人の所有物のように勘違いされた組織になるのでしょう。組織経営は常にトップの責任が問われます。ゆえに有事の際は、その既得権を逸してしまう事の怖れに慄き、懸命に隠蔽する行動に走ります。

普段から風通しの良い組織や会社にしておくべきなのでしょう。
「大きい事は良い事だ」との流行語がありました。
大きくて為しうる事も多いのですが、大き過ぎて末端壊死する確率は高まる事もあります。
企業や組織は、人で構成しています。機械ではない人には、真心と言う潤滑油が不可欠です。

大きくなる組織は、隅々までこの真心は行き届かなくなることが一番の懸念事項です。
私達ファース本部は、工務店経営を「小さなことを良い事とする」を基本にしています。
小規模工務店は、そもそも既得権益など出来もせず、隠す事も逃げる事象などはありません。

お施主様、協力業者様、地域住民との常に通じ合っていると穏やかな時間を過ごせます。
写真はファースの家のロゴプレートです。文字が下手でしょう…私の字ですから(笑)

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エアコン輻射熱暖房が標準のファースの家…北斗市

2015-11-22 11:42:16 | ファース本部

蓄熱暖房器は、深夜電力を活用して熱を断熱したケーシング内部のレンガに溜めこんで、少しずつ放熱して暖房する仕組みです。
3・11の原発事故で原発の殆どが止まり、多くを火力発電で担うようになりました。
深夜になっても深夜電力は余剰し難い状態となり蓄熱暖房機を使い難くなってきました。

ファース本部は、10年ほど前から来るべき時代に備えて高機能エアコンの使用実験を行って参りました。エアコン暖房と聞いただけで、頭の上を温風が飛び交い、それでいて電気料金だけが跳ね上がると云うイメージを持ってきました。

エアコン暖房とは外気に含んでいる熱を汲み取る装置のことです。
外気より基本的に約10℃の気温を室内機に運び、室内気温にその10℃の気温を加温すると云うのが暖房メカニズムとなっております。
例えば室温5℃であった場合、室内機は15℃の熱を吹出し、室温が直ぐに吹出し温度の15℃に上昇すると、それに10℃加温、25℃の暖気となるため、暖房空間が成立致します。

ところが家の断熱・気密・開口部などの性能が悪い場合は、吹出し温度に届くまで相当な時間を要します。この間の室内の温熱状況は、頭部が暑く、足部が寒い状況となります。
しかもエネルギー消費効率が劣悪状態で稼働するため、使用する電力量が膨大となります。

室外機は、外気温から熱を汲取るため、冷媒ガス温度が外気より10℃以下にします。
外気の僅かな湿気がフィンに絡まり、霜取り稼働率が上がる悪循環となります。
つまり、家の性能とエアコンの暖房性能は大きく関わっていると云う事実があります。

ファースの家は天井裏に寒冷地でも使用できる高機能エアコンを設置して、ショートサーキット防止を備えたのが特徴です。
天井裏を効率良く暖めて、暖気用のサイクルファンを加えて強制的に床下を暖めます。
当然、床暖房的な暖かさとなり、壁内部を上昇する暖気で壁面や天井面からも輻射熱が発散されて、とてもマイルドな暖房空間をつくり得る事が出来るようになりました。

写真は今日、上棟式を行った最新型バージョンのファースの家で冷暖房費用が完全に0円になる仕様となっております。さて、当方これから休養に入ります。

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今の自分が出来るまで…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-11-21 17:29:30 | ファース本部

今日の午前中は江東区清澄の福地家親戚宅を訪ね叔父、叔母の仏前に焼香してきました。
昭和42年、数人の仲間と上京して福地建装を創業し、再来年で50周年を迎えます。
その当事に世話になったのは、福地家から高橋家へ嫁に出た従兄妹でした。
年齢が30歳上なので自分にとっては叔母さんです。名前が雪江なのでユキ叔母さんと。

ユキ叔母さんの娘は、藤間流家元、尾上松緑のご子息に嫁ぎ、清澄の自宅には多くのお弟子さんの通う稽古場があります。今日はその稽古場のある家を訪問してきたのです。
ユキ叔母さんの旦那様は、社員200名の自動車部品の会社を経営しておりました。
私は、その叔父さんから工場の一部を借りて独立したのが昭和40年代の初期でした。

その叔父は亡くなり現在は、甥御さんが立派に経営を継続しております。
ユキ叔母さんは、福地家に男の子達が少なく、福地の家系が無くなるのを危惧しており、
福地家の男の子と言うこともあり、私の事はとても気に掛けてくれたようです。

福地の家系にはお世話になった覚えはあまりありませんが、高橋家に嫁いだユキ叔母さん、そして叔父さん家族には、足を向けられない思いばかりです。
その清澄でユキ叔母さん、叔父さんの墓守をしているのが娘さん家族です。
自分とは従兄妹のような関係で、今日は昭和42年当時の思い出話をしてきました。

鉄骨トビ職で独立した当時の私は、ニッカポッカの作業服を着て、荒くれモノたちの仲間と仕事をする姿を見ても、疎ましく思ったことなど無かったと言います。
ユキ叔母さん、叔父さんが元気な時に顔を出す機会は少なかったのですが、皮肉なことに、亡くなってからご焼香に伺う回数が多くなったと思います。(写真は家に隣接する清澄庭園)

「お世話になった」と、言葉では簡単に言えますが、今ある自分の根源部分に関わってくれた人のことは、いつまでも心の中に深く刻み込まれています。
今日は、時間の隙に焼香ができて従兄妹ご夫妻とも、いつも異なる次元の話が出来ました。

さて、東京より気温が13℃低い北海道ですが気温差はあまり気になりません。
しだいに鈍感になってきたのでしょうか……明日はファースの家の上棟式があります。

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人事考課の悩みどころ…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-11-20 20:52:09 | ファース本部

学校のクラスでの優等生は、クラス全員の生徒が知っているものです。
成績表を公表しなくとも常に良い成績を残す人は、誰もが自然と知ることになります。
私達経営者も昇級、昇給させたい人は、かなり正確に把握しているのですが…

これは学校の学級担任の教諭が、生徒の成績を知っているのと同じ事なのでしょう。
社員全員が、会社の方向性を理解し、会社の利益向上を図り、その発展を考えて行動します。
全社員が全く同じように努力しているのに優劣が見えて来ます。

奮闘する社員をどう評価しているかと問われた時は、その回答に戸惑います。
現在の給与や役職の人事考課は、かなり漠然と曖昧な理由で構築したように思いますが、けっこう的を射た人事考課をしているように思います。
社員能力の優劣は、社員仲間も経営者も割と正確に把握しているもののようです。

人事考課読本には、「客観的な状況を見極め、主観で評価する」と言う一見、矛盾したような内容が含まれていました。
経営者は鳥瞰的な視野で全体を見渡す事が出来なければ、その中で輝きを放つ社員を見つけられないと言う事なのでしょう。
そして放つ輝きをいっそう艶と光沢を際立たせるためには、具体的な磨き方が吟味され、それが人事考課と言う事でしょうか。

社員評価は、社歴や専門知識の有無などもありますが、視点を変えると評価そのものがまた大きく異なって来るものです。しかし社員評価する側の方こそが、艶や光沢を放っていなければならないことは事実です。

今日は北斗市本社に日本経済新聞の函館支局長様が「雪の積もらない屋根」の取材に見えられ、ファースの家のエアコン輻射熱暖房の動画を見て、その応用編だと説明を。
このような技術もスタッフ達の弛まぬ奮闘の結晶なのです。人事考課に活かさなければ…

今日は取材を終えてから東京に移動して日本住宅新聞創設40周年記念イベント(写真は茂泉社長の挨拶)に参加しました。日本住宅新聞もスタッフが大幅に若返りました。
様々な人事考課を思考しているようでした。弊社は再来年が創業50年になります。

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幸せになるお金の使い方…函館市~北斗市

2015-11-19 17:56:26 | ファース本部

お金は使わなければただの紙切れと同じと言っても良さそうです。
日本人の預金残高は、600兆円と国家予算の6年分にも相当するとのことです。
その多くが高齢者の預金になっていると言うのも驚きです。

個人で6千万円もの預金があると言われるある高齢者に話を聴く機会がありました。
20年前に妻に先立たれた彼は、81歳にして6千万円も貯めこみました。
生活を切り詰め、まさに爪に灯を灯すように節約してお金を溜めたと言います。

彼の住まいは、築40年で見るからに冬は寒そうです。
彼に聞きました。「そんなにお金を溜めてどうするのか?」と。
すると81歳の彼は「お金が無ければ老後が心配」と即座に言います。
果たして彼は、何歳まで生きると言うのだろうか。
「そんなに長生きしたいのですね」との問いには「カネが無ければ安心して死ねない」と。

多額のお金を溜め込んでいる高齢者は、同じような感じでいるのが現実のようです。
お金が無ければ家族親戚から大切にされないと思いこんでいるようです。
お金を持っていることで、安心して高齢者生活を営めるとの概念が根付いのでしょうか。

今日は家庭裁判所(写真)での調停業務を行って来ましたが、お金の遣り取りが紛争の根っ子にあるケースが多くあります。
多額のお金を遺して亡くなると相続紛争になる確率がとても高くなります。
現金6000万円を遺して亡くなり、法定相続人が6人いた場合は、1000万円ずつ分配出来れば紛争になりません。
しかし、故人との関わり方で相続金額を均等に出来ないケースが殆どなのです。

自分が溜め込んだお金のために、遺族が相続紛争になる場合は少なくありません。
自分の溜め込んだお金は、「自分が幸せに生きるために使う」つまり関わる人に対して、不義理をしないような使い方を行うことが大切だと思われます。人の道理を弁えて…

今日の夕方には、先日私が行った浜分中学校での「道徳講話」に関する、生徒達の感想文を校長先生と担当の先生が届けてくれました。それを読むのに少し勇気が必要…

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瑕疵とミスをしないために…札幌市~新千歳空港~函館空港~北斗市

2015-11-18 17:04:11 | ファース本部

瑕疵(かし)と言う言葉を耳にしますが瑕疵とは、「ミス、間違い、過失」の意味です。
私達の家づくりにおいての瑕疵は、明らかに設計者や施工者の責任です。
瑕疵担保履行法による瑕疵(かし)は、「構造体の不具合と雨漏り」事象の2項目限定で、10年間、設計施工に関わった業者の責任を法制化したものです。

例えば、屋根の施工が悪くて雨漏りが起きた場合と、基礎コンクリートの大きなひび割れ、土台や柱の欠損などは、施工者責任で補修することが法律で定められました。
この2項目以外の瑕疵では、瑕疵担保履行法の適用が受けられません。

私達が一般的に口にする「ミス、間違い、過失」と、家づくりにおける瑕疵担保履行法の範囲における対応策は、自ずと異なっていることを覚えておく必要があります。
家に不具合が生じた場合は、有償、無償、瑕疵担保対応か否かも含め、直接お金を支払った施工業者が責任対象となります。

その施工業者は、不具合の程度を調査し、関係する協力業者を通じて資材、器材メーカーに対応を指示するのが通常のメンテナンス対応順序です。
そのためにも施主と施工業者とは、常に友好的な環境を保持しておくことが必要です。
施工業者との信頼関係を保持しされていると「有償」メンテナンスであっても、当該業者が近くに来たついでに「無償」にして戴く場合も多くあります。

家づくりを計画する人は、友好的で末永いお付き合いが出来る施工業者であるかどうかを見極めすることが、家づくりでの成功を為す秘訣と言えます。
その瑕疵と言われるミスをしないためには、しっかりとした情報をもつことが必須です。

昨日は、環境工学で高名な、北海道大学の羽山文広教授の教室を訪問して様々な学術的なお話を聞けました。瑕疵をなくするためにも学術的な知識や理論を熟知していると、現場状況がフィットさせることが大切のようです。今日は帰社して瑕疵担保関連の質問に回答しておりました。

今日の空路移動でしたが、やはりカラダがラクでした。本を8ページ読むと到着です。
写真は運んでくれたプロペラ機です。
北斗市本社に帰社し、施工中の「雪の積もらない屋根」に上がってきましたが、屋根の上は気温3℃、しびれるような寒さを。もう冬ですね。

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中卒者と対等に語れる大学教授…北斗市~函館空港~新千歳空港~札幌市内

2015-11-17 21:14:51 | ファース本部

現在ファース本部の業務と関わる外部企業の人は、多くが大学を卒業した人です。
しかしながら弊社には大卒者2名のみで他は高校か専門学校で、私ときたら中卒です。
お付き合いして戴いている企業は、大企業が多いのですが、その大企業の管理職の殆どが大卒ですが、それでも中卒の私とは常に対等な遣り取りをしてくれます。

今日は、北海道大学で環境設備などを研究し、様々な技術創出や仕組みづくりを行っている羽山教室を訪問しました。
そして教授の羽山文広先生に様々なご意見を拝聴出来ました。
建築学には、断熱素材などの他に建材、衛生設備、空調システムなど様々な分野があります。

羽山先生は、健康省エネ住宅国民会議のイベントで、建築学者の立場で講演をしています。しかし専門は、家の性能と空調関連の融合性などを研究され、名のある大賞も得ています。
現場で起きている事象を、学術的に分析して解いてくれる姿に感銘いたします。
今日は、羽山先生(写真)と教室をあとにしてから夕食もご一緒することが出来ました。

私はいつも恵まれているのだと感謝しています。
大企業の方々も、学者の先生も弊社とは、常に対等な目線での付き合いをしています。
高名な先生ほど、私達のような現場サイドのモノに視点を合わせているように感じます。

汗して働く現場の人に対しては、常に上から目線の大学教授が少なくないと言います。
しかし私達とお付き合いの出来た大学教授の先生達は常に現場目線です。
今日は羽山先生にエアコン銅管腐食の対策などの興味深いお話を伺うことが出来ました。
偉いと評価させる先生は、常に視点を現場において おり、現場環境を重視しているようです。

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「言葉は日溜りより温かい」…北斗市

2015-11-16 17:42:41 | ファース本部

あるお医者さんは、患者を診れば家族が解るようになると言っていました。
患者は、その具合の悪い理由が家族への不満だけではなく、社会批判、不満、愚痴、人の悪口が多い人はその家族にも同様の疾患を抱えている確率が高いと言うことです。

同じことが私達の業界である工務店にも言えそうです。
工務店の社員と接するとその工務店経営者は、しだいにその姿が見えてくるものです。
スタッフそれぞれの個性があるのは当然ですが、普段の仕事ぶりは経営者の姿を映しているものです。要請したことへのレスポンスの敏速さなどは、経営者の姿の典型と言えます。

先週の健康長寿を考えるセミナーで、講師の牧康昌さんは、「言葉は日溜りより温かい」と話しておりました。その後の懇親会では、ゆえに「言葉は氷よりも冷たくもなる」とも話しております。人は日向のような温かい言葉を発していると心も温かくなるものです。

私達家づくりを行うものは、先ずつくる家に確たる性能が担保されていることが前提です。
安全で暖かく、涼しく、光熱費が安価、居住空間が健康的であるなどは、家の温熱性能によって為されることが多いのです。このハードがあれば発する言葉の真心は倍増します。

「お施主様の笑顔を見ると家の温熱性能が解る」とも言えるかも知れません。
一流の料理人は、食する人の笑顔を想像して食材に「ありがとう」を念ずるそうです。
好かれるパーソナリティーは、発する言葉に真心を込めるそうです。
腕の良い医師は、患者に笑顔と気概を与える優しさを与えて自然治癒力を高めると。

私達工務店経営者は、家づくりに関わる全ての方々に対して、一心に住むお施主様の幸せを念じながら設計施工に立ち向かうことを徹底指導することなのでしょう。
人がつくるモノにつくる人の真心は必ず魂として潜在するはずなのです。
「言葉は日溜りより温かい」は、真心がこもっているからなのでしょう。

今日はとても暖かい北斗市でした。
日溜りの場所にそっと羽を休めた赤トンボをとることが出来ました。

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高齢化社会と言わず長寿社会と…函館市~北斗市

2015-11-14 17:01:44 | ファース本部

今日は、健康省エネ住宅国民会議北海道協議会主催の「健康長寿の実現を考えるセミナー」を開催いたしました。写真は会長の牧康昌さんです。
牧さんは、ラジオパーソナリティーの仕事をしておりますが、「言葉は日溜りより温かい」を持論にし、毎日マイクに向かっているそうです。

牧さんは「命の電話」のボランティア活動を行っており、生命の在り方と苦悩する人々の声を聴く機会が多いと言います。
「私達は今生きて此処にいる。昨日亡くなった人はこの場面を見たくとも見られない。」
つまり、今日の日を、この時間を生きている事の意義に気付くことを促しているのです。

メイン講師の栗山町の社会福祉協議会事務局長の吉田義人さんは、「高齢化社会の到来」との言い方が極めてネガティブである。「長寿社会の到来」と言い直しが必須だと解きます。
高齢者社会とは、若い人が高齢者をケアーすることが前提で言われている。
長寿社会とは、健康で長生きすることで死ぬ寸前まで自立して社会活動の出来る仕組みづくりこそ重要だと言うことです。老々支援、場合によっては老若支援も在り得るのです。

少子高齢化とは、まさに年寄りを若者が支えなければいけない状態を前提に聞こえます。
長寿社会とは、老若男女のそれぞれが相互支援の出来る街づくりを前提にします。
その中で語られるのが、私達の地域密着型工務店の存在です。
地域コミュニティの中心的役割を果たすのは、その地域密着の工務店なのだと言う事です。

今日のセミナーには、北斗市議会議長の池田達雄さんが来賓でスピーチして戴きました。
来賓挨拶後、次の会合に移動するわけでしたが、レジメを読んで予定会合をすべてキャンセルし、最後まで傾聴して戴きました。セミナー内容に感銘する事が多かったと言います。

今日のセミナーは社会福祉の充実を地域で担って行こうとの内容です。
高性能住宅の研究開発と、その家を、地域工務店供給を目指す私達には、社会福祉との関わりや貢献度を図り得る大きな動機付けとなったようです。これから反省会に参加です。

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