豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住まいの快適性を確かめるには…函館市~北斗市

2014-07-31 17:51:02 | ファース本部
家づくりには、快適そうな家と真に快適な家の二種類あると言えそうです。
住宅会社や工務店は、受注しなければ一歩も前に進めませんので先ず受注が優先されるのが当然の成り行きです。そのためには、快適そうに見える家の方が受注し易いのです。

快適そうな家とは、外観が美しく、あの家に住めばきっと幸せになると思える家です。
大きなガラスの窓があり、吹き抜けが前面に配置され、格調高い螺旋階段がついている。
とにかく一目見て魅力的にユーザーさんに快適そうと思わせれば、受注活動がらくです。

真に快適そうな家とは、まさに住んでから幸せを実感できなければなりません。
どの部屋に入っても暑くない、寒くない、カビが生えない、結露がし難い、暖房費冷房費が安価、メンテナンス対応が、ラクなどと言うのが大きな要素なります。

しかしこれらの要素を備えると言うことになると、大きな吹き抜けやでっかいガラス張りなどは相当に抑制しなければ為し得ません。真に快適な家とは外観に一定の制限が加えられることになります。特に断熱材特性や調湿効果などと言っても見た目には解りません。

私達は、真に快適な家づくりを行うために日々研究開発を行っています。
写真は、今日も測定を行っている断熱ボックス左側と機器開発を行う実験ハウス、右が調湿実験を行う試験ブースです。いずれも快適そうな家とは無関係で真に快適な家づくりの部分となります。このハード研究で得た技術を仲間の工務店さんに伝授するのが使命です。

今日は7月31日、明日から8月に入ります。まさに夏真っ最中と言えそうです。
この盛夏の時期には、夏でなければ出来ない実験を行っておりました。
さて、今日の午後は家庭裁判所の調停業務で当事者の苦悩解消に対応をしておりました。
明日も研究開発の仕事を中心に行って参りますが、来客対応や「はこだて未来大学」への訪問なども予定に入っておりました。

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地域工務店と地域興し…函館市~北斗市

2014-07-30 17:44:08 | ファース本部
このまま我国の少子高齢化現象が進むと人口は確実に減少してしまいます。
識者の中には、1億以上の人口よりも8千万人くらいが豊かになるとする意見もあります。
江戸時代なみの人口になると一人一人の生活にゆとりがでると言うことなのか…

ところが現代グローバル時代においては、確実に国力低下に繋がり、放置しておいて良いはずなどありません。政府も地方自治体と連携しながら対策を打とうとしております。
先般の全国知事会では、少子化非常事態宣言を採択されたと言います。

我国の東京都一極集中は様々な弊害をもたらしていることは事実のようです。
自分の持論でもありますが過疎化している「田舎」を生かす取り組みを具現化すべきです。
間もなく人口ゼロになる限界集落がある一方で都会は、施設が足りず保育園などへの待機児童問題が起きております。バランスを欠いた経済分布が影響しているのか。

長野県下条村では、無駄撲滅の行政改革を実践しつつ、地域ぐるみで子育て支援を行い、実際に出生率を高くしている自治体も存在します。いわゆる木材や農産物などの天然資源を生かした地産池消を促す「里山資本主義」と言われる活動です。

本気で地域活性化を行うためには、田舎での産品をその田舎で二次加工するプラントまで設置し、一次産業と二次産業を田舎で成就させることが肝心のようです。
荒れ地を荒れ放題、更には税金で補助金漬けの休耕地のままで良い訳などありません。

田舎産品を田舎で加工することで田舎の人口が保たれ、田舎の年寄りは子育てを受持ち、父母の雇用が確保されれば都会などに出て行く必要などありません。必然的に出生率が高まることでしょう。本気で地域興しを政策で実践するには、幾つかの方法がありそうです。

私達の住宅業界では、ユーザーからダイレクトに資金が中央に流れるハウスメーカー方式を改め、地域密着型工務店が活動し易い仕組みをつくると、地域の販売代理店、地域の協力業者が地域雇用を生み出し財源拡散して自然に地域活性化に繋がることになります。
そのためには、地域工務店はもっともっと真剣に良い家づくりの勉強をしなければ…

さて、今日も研究開発室のスタッフが何やら地域工務店が生かせるハード試作(写真)を行っておりました。明日も研究開発と家庭裁判所での業務が待っております。

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エアコンの特性を知ると得します…函館市~北斗市

2014-07-29 17:07:24 | ファース本部
エアコンは、冷房時、温熱を外に運び出し、暖房に外から熱を汲み取る装置です。
エアコンの冷媒ガスは、室外機と室内機を行ったり来たりして熱を運びます。
暖房時は、室外機で外気温よりマイナス10℃低い風を冷媒ガスにあて10℃の熱を背負わせます。冷媒ガスが背負った熱を室内機で放出させ室温に、この10℃加温するのが煖房です。

冷房とは、室外機で冷媒ガスを圧縮し、高温高圧にして無理やり液化させます。
この液化した冷媒ガスを室内機で開放し気化させますが、その気化熱(蒸発潜熱)で室温を冷やします。これも室温を10℃運び出す装置なのです。外気温33℃の時、閉めっ切り、日射熱で45℃に上昇した室内で冷房しますと10℃低い35℃の熱が噴出されます。

この45℃から35℃まで冷やす際のエネルギー消費効率は、劣悪状態で消費電力が膨大です。
窓を開け放し、扇風機などで外気温33℃に近づけてから冷房機を稼働させるべきです。
すると吹き出し温度が23℃ですから、室温26℃設定では、インバーダー機能でセーブモードの省エネ稼働となります。

エアコンの正しい使用法は、エアコンのスペックや機能装備によっても異なりますが、数千棟以上ものファースの家に使用して来た経験で言うと、微小稼働ほど省エネになります。
普通の住宅なら、エコナビのような人の居る、居ない、居る場所、日射量などを見定めて冷気を送る装置も省エネなのでしょう。

一定以上の断熱性能を有する家は、冷房だけ、暖房だけの稼働モードで、自動連続稼働の方がはるかに省エネとなることが多くのエビデンスで示しています。
「エアコンに頼らない家づくり」は理想ですが、10分の1程度の僅かなエネルギーでナチュラルな居住空間を保持する方法も結局はパッシブ住宅の理念に繋がります。

今日の北斗市は夏日だったようですが、空気が乾いており爽やかさが続いています。
写真は、私の執務室のエアコンですが、最微小稼働モードで消費電力が80wです。
このまま一ヶ月間連続稼働させても電気量が1400円程度です。
さて、今夜はこれから上磯中学校に出向いて、学校評議会に参加してきます。


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地域工務店のリフォームはお金を戴ける営業活動…北斗市

2014-07-28 17:42:13 | ファース本部
網戸一枚のリフォームでも気軽に駆け付けられるのが地域工務店の善いところです。
網戸一枚の仕事でせいぜい3,000円程度でしょうか。人件費、交通費を入れると大赤になることでしょう。しかし、3,000円の網戸メンテナンスを親切丁寧に行って信頼関係を構築し、自社工務店の小さなアプローチ・リーフレットをさりげなく置いてきます。

「棚板一枚から高級住宅の新築まで」「小さな工務店だから安心です」
これらの詳細を書いた小さな三つ折りリーフレットを「このような新築もやっています」と言い残して置いてきます。網戸一枚で利益を出そうとしたら万円工事となるのですが、営業要素を乗じることで、リフォームはお金を戴きながら行う地域工務店の営業行為です。

地域ナンバーワンを目指すには、造り上げる家に確たる性能が担保されていることです。
見た目の良さは、ハウスメーカーなどのデザイン競争を行ってもブランド力で劣ります。
施主さまが住んで得する性能とは、暖かい、涼しい、カビない、冷暖房費が安価など、これらの要素を満たす家の性能です。

これらの性能を満たしていれば後は、工務店経営者のパーソナリティーや社員スタッフ、協力業者さんの丁寧さ、親切などが大きな経営資源となります。
私達ファース本部は、この温熱性能のための断熱と気密層の形成や窓ガラスとサッシなどの性能、空調システムなどを与わせて調湿効果が効率よく行わるハード研究をしています。

このようなハードを生かすには、地域密着型の工務店が、地域活動の一旦として活動することが最適です。小さな仕事には、大きな可能性が潜在しており、それを掘り越すのはハウスメーカーでもスーパービルダーでもなく、地域密着型の工務店なのです。
写真は、弊社ハウジング事業部(工務店部門)のメンテナンス専用車です。

さて、今日は終日北海道らしい爽快な一日でした。穣太郎もほぼ終日、社長室で持ち込んだドリルに挑戦。また爽やかな北海道の田畑を飛び回っておりました。
明日は学校評議員の初会合などが予定されています。

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冷房のクオリティーとは…長野市~東京都内~横浜市~川崎市

2014-07-26 20:52:24 | ファース本部
今日7月26日は、長野市、東京都内、横浜市内も、とにかく暑い一日でした。
熱中症で運ばれた方や亡くなった人も多かったようです。
寝ていても脱水状態となるため暑さは、痩せ我慢しないほうが得策のようです。

暑さを我慢してはいけないのだと言っても、あの新幹線の冷房は効き過ぎのようです。
露出している手足や腕などがジンジンしてきます。
電車を降りて猛暑のホームに立った時は、一時期ホッとする時があります。

ホテルや店舗の冷房もキンキンと冷やしており、決して好きな冷房空間ではありません。
大変に手前味噌ですがファースの家の現在の居住空間を体感すると違いが分かります。
床面、壁面、天井面と室温がほぼ同温になるような構造になっております。

天井裏に設置した冷房装置は、天井裏全体を冷やすと同時に半分の冷気を床下に送ります。
床下に送られた冷気は外皮(外部に面した壁)のインナー通気層を通じて循環する仕組みになっております。更に床下では空気を、シリカゲルを処方したスカットールで洗浄調湿するため、無臭で湿度は40%~60%(気温25℃前後)をキープするようになっています。

そのため冷房をしているようには感じません。そもそも冷房機が天井裏に入っているため、ドラフトと言われる風の流れを感じることがないのです。2台目のサポートエアコンを同時稼働させていますが、構造体が同温になるとドラフト現象が殆ど気になりません。

エネルギー消費効率を上げて電気使用量を極力抑え込むために開発した天井裏設置式のエアコン冷暖房システムですが、健康省エネに大きく貢献しています。
写真は、今日展示会が開催されていた山下公園前の横浜貿易産業センタービルです。
40年ぶりに山下公園を訪れましたが、行き帰りの冷房空間のクオリティーに閉口を。

さて、今日で一連の出張業務が終了しました。
明日は東京に住んでいて夏休みになっている孫を北海道に連れて帰ります。

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「もう一戸の家」があれば…諏訪市~千曲市~長野市

2014-07-25 20:40:34 | ファース本部
受験生を抱えた家族にとっては、ねじり鉢巻きで勉強する子のための空間を。
年頃の娘を持つ家族にとっては、嫁に行くまで心行くまでエンジョイさせたい空間が。
年取った両親のために、気兼ねなく過ごせる空間をつくってあげたい。

また、不幸にも身体的な障害を被ってしまったお年寄りや身障者を介護するに特化した空間をつくりたい。本来の家族の在り方を形成しつつ、「もう一戸の家」が敷地の中にあれば、きっと素晴らしいライフスタイルを構築出来るのではないか。
このニーズに応えるためにリース式のトレーラーハウスを開発している会社があります。

家の敷地に「もう一戸の家」をトレーラーで引っ張って来て母屋の敷地内に備え付けます。
この「もう一戸の家」を必要とする時期は、何十年のスパンになることがありません。
この必要な時期を有意義に過ごし、不必要になったら返却することが出来ます。

今日は、このコンセプトでトレーラーハウスを造っている(有)カワデさんを訪問しました。
本社は諏訪市沖田町ですが、トレーラーハウスを有効活用している長野市の展示場で、スタッフの方々とトレーラーハウスの前で写真を撮りました。
写真は後ろ向かって右から、社長の河出 学さん、広報の戸谷ひかりさん、私の左がご子息の河出 陽(あきら)さん、前列右が建築士の小林 倫(とも)さんと、アドバイザーの唐澤絵衣(えい)さんです。

河出社長の会社は、キャンピングカーメーカーとしても高い評価を得ており、地域密着型工務店経営も行っています。このキャンピングカーの技術と家づくりの知恵を「もう一戸の家」であるトレーラーハウスを実現しています。
私達の断熱技術をこれに加え、温熱性能のクオリティーを向上させようと研究しています。

今日の長野は35℃近い猛暑でしたが、河出さんの会社の社員さんは、灼熱を超越するような、情熱的な熱さと若さを感じさせる会社さんでした。
さて、この時間になっても長野市は気温31℃と熱帯夜は確実のようです。
明日は東京経由で横浜に出向きます。

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戦争からは何も生み出さない…宇都宮市~東京都~諏訪市

2014-07-24 19:17:52 | ファース本部
韓国の国内では、島根県の竹島を「竹島」と発言しただけで散々にバッシングを受けるそうです。竹島は韓国領であり、「独島」だというのである。
竹島には、日本人の漁師達が住み、漁業を営んでいた事実を示す資料が多く残っています。

古い文献からも竹島が日本固有の領土であることは明白なのですが、韓国の竹島が韓国領だとする理由は極めて曖昧なのです。それでも現在は実効支配しているのが実情です。

尖閣列島にしても、明治初期に中国人の乗った漁船が遭難し、当時尖閣列島に住んでいた日本人に助けられ、無事に帰国できたという事実があります。
この救助行動に対し当時の中国政府は、日本国尖閣列島住民に対し、公式な感謝状を贈っており、その本物がしっかりと保存されています。

中国国内では、韓国同様、尖閣は日本の領土など発言できるような状況はないようです。
日本には報道の自由があり、発言も統制されることもなく自由です。
「尖閣や竹島などはくれてやれ!」などの少数意見もありますが、極めて僅かです。

不法占拠されている北方領土では、日本人が荒れ野を耕し国土をつくり、そこで生まれ育った日本人がロシア人の侵略で北海道に多く住んでおります。国土を護るのは国民全体の使命です。
いずれも不幸な太平洋戦争は、その終戦時に様々な矛盾をつくってしまったようです。
領土の不法占拠は、戦争になりうるリスクを多く含んでおり、野心野望が不幸を招くことに…

今日は特急あずさ号で諏訪湖のほとりになる諏訪市に移動してきました。
戦国時代は、武田信玄などの武将が戦乱に明け暮れた時代があったようです。
戦争が勃発し、その戦乱の世の中を集約する際には、必ず多くの犠牲を払うものです。

写真は、ホテル前のこんもりとした小さな公園を通りする際に撮ったのですが、灼熱の中にほんのりとした穏やかな雰囲気を感じます。先人達が、多くの犠牲をもって現在の平和をもたらしたとしたら私達は、とにかくこの平和をしっかりと護って行かねばなりません。
明日は信州の工務店さんを訪問する予定です。

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ライバルは良きパートナー…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内~宇都宮市

2014-07-23 20:28:02 | ファース本部
地域工務店は、生き抜くために少ない物件を取り合う受注競争を余儀なくされています。
先ずはハウスメーカーつまり量産住宅会社の営業攻勢に打ち勝つのが先決です。
デザイン性などの提案力と敏速性、それに訓練された営業マンの好感度などは、どれをとっても地域の零細工務店にはかなわないモノばかりを備えています。

しかし家を売る会社、ハウスメーカーを嫌うユーザーさんも半分は存在すると言われます。
住宅市場をみても業界の数パーセントしかないハウスメーカーやスパービルダーで、約半数の住宅を受注しており、残りの半分を全国10万社に及ぶ地域工務店が受注しています。

その10万社の工務店はともにライバル同士と言うことになりますが。
私達のファースグループは、仲間の工務店どうしの連帯力が大きな営業力になっています。
道東に位置する網走などのFAS工務店は、仲間の連携を図るため、最初に地域ファース会「オホーツクファース会」を立ち上げました。現在は全国各地にその輪が広がっています。

今日は栃木ファースの会(会長、オースタム社長の鈴木松男氏)総会にお邪魔致しました。
地域ファース会は独自の自立した活動を行っており、私達ファース本部に要請があったときに参加いたします。2020年に完全に義務化となる省エネ法に対する工務店経営について勉強しました。

ファースグループは25年前から実践していたファースの家をそのまま建築するだけです。
しかしながら営業切り口は時代背景に合わせて変えて行くことになります。
省エネ住宅は、健康空間であることを、エビデンスを用いて広報する必要がありそうです。

写真は総会後の基調講演中のスナップです。
今日は工務店経営者さん、現場監督さん、協力業者さんなどと、幅広いジャンルの人でしたので、小難しい話を避け、自分のトビ職時代のエピソードから、ファースの家が生まれるプロセスを話題に致しました。
仲間づくりこそが地域工務店が生き抜く最良であることを実例の話にまとめました。

さて、10年近く前に全国大会in栃木を行って以来、久々の宇都宮宿泊となります。
明日は一旦東京都内で仕事をしてから、信州方面に向かうことになりそうです。

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特許戦争に打ち勝つには…函館市~北斗市

2014-07-22 18:08:19 | ファース本部
高度な技術を要するモバイルの世界では、壮絶な特許戦争が行われています。
特許戦争…人が殺し合う戦争と異なり企業どうしの特許戦争は、企業が膨大な費用と期間を投資して開発した品々の食い合い、潰し合いとも言えそうです。

特許戦争に打ち勝つには、その製品を特許権利取得で、相手企業に売れない状況をつくることですが、特許訴訟に持ち込むことで勝算をえることも多いようです。
韓国のサムスンとアップルは、モバイルディプレー分野の特許権で世界中のあちこちで訴訟法廷が話題となっています。

日本企業はことごとくサムスンに不覚をとってきました。
幾つかの日本企業は、明らかにサムスンの特許侵害だとして訴訟に持ち込み、最終的に損害賠償請求裁判に勝訴したものの、その時点で市場が完全に次世代製品に代わっているということです。

サムスンは、他社の特許技術を使って商品販売し、当然の抗議をうけることは想定済みです。
すると似通った自社特許権を振りかざし「そちらこそ特許侵害だ」と対抗を。
つまり、法廷戦術で時間稼ぎを行います。裁判が長引いている期間にマーケットを抑え込む作戦です。その裁判が負けそうになった時点で和解に持ち込むのだと言います。

足の速いモバイル技術の訴訟が決着時は、対象案件など既に時代遅れとなっているのです。
現在、アップル社は、日本企業が行った失敗事例に学び、徹底対抗の手段にサムスン戦略を攻略する内容の思索を練っていると言います。

弊社ファース本部も多くの特許権利を取得していますが、特許侵害と思われる案件は幾つもあります。戦略的な権利保全の行動を講じて行くことになりそうです。
写真はある特許登録された壁紙ですが、この模様が特許ではなく、模様の合わせ方を簡単にする方法が特許となっているようです。

さて、三連休明けの火曜日でしたが弊社ハウジング事業部担当常務の奥方の葬儀も無事に終えました。明日から蒸し暑そうな関東地域に出張となります。

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家づくり(オープンハウス)見学会…函館市~北斗市

2014-07-19 15:13:09 | ファース本部
一般にオープンハウスと言われる行事は、お施主さまのご協力を戴き、出来上がった家のお引渡し前にお借りして、一般ユーザーさんに見て戴くイベントです。
大切な家を公開して戴くには、まさにお施主さまとのご協力と強い信頼関係と不可欠です。

北欧やアメリカなどの住宅営業は、見せるためだけに作る展示専用住宅を設置する風習がありません。殆どが上記のようなオープンハウス方式でユーザーアピールをしています。
見せて終わりにするには、見せ易い家を造って展示ハウスに致しますが、生涯住み続けることを目的にして作った家とはコンセプトが異なります。
建主さまは、住むことが目的ですかオープンハウスの方がより参考になると思います。

私達のファースの家は、今の梅雨時期から猛暑の真夏にかけ、調湿と輻射冷房の冷房空間をカラダで感じて戴くための絶好の時期と言えそうです。真冬は輻射熱暖房と調湿性能により潤いを体感できます。この時期は空気サラサラのスッキリ感を体感できます。

写真はこの春に、南国宮崎市のFAS工務店、カワコウさんを訪ねた時、社長の川越さん、そして奥様と一緒に撮ったものです。川越社長は新築ファースの家の殆どを施主様のご協力とご理解のもと、オープンハウスとして営業活動を行っています。

私達は、北のオホーツクから本州最南端までFAS工務店の仲間達がおります。
氷点下20℃厳寒地域と温暖地域の工務店経営者は、地域環境を超え、仲間意識を強くしています。オープンハウスの開催方法などは、成功例、失敗例など常に情報交換しています。

今日は土曜日ですが、全国各地でお施主さまの「ファースの家」体験会を行っています。
さて今日は、各地で開催しているイベントの様子をフェスブクックやネットなどで見せて戴きながら、私は小泉常務ご令室の仮通夜に出掛けてきます。

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人の寿命と足跡は…函館市~北斗市

2014-07-18 17:54:09 | ファース本部
人の寿命はどんなに長くとも限界がやってきます。
しかし、その人の残した足跡はいつまでも永続することでしょう。
一人の人がこの世に存在したあかしとして、その人の思想、志、人との関わりなどが。
また、子供のいる人は、次世代を構成する子孫継承にも貢献することになります。

私自身の唯一の師匠は、若くして亡くなったトビ職の親方ですが、任侠世界の荒くれ男を見事にまとまる統率力に今でも感銘を受けています。またマニュアルのないトビ職の仕事から創造的思考を生み出す方法をカラダで教えてくれたもの師匠でした。
その師匠は、トビ職人を通じて多くの人材や思想を残してくれたようです。

工務店経営者には、個人の肉体的寿命には限界があっても、建築した建主さんがいて、家族がいて、その家が在る限りメンテナンスフォローを行う責任に伴います。
つまり工務店としはいつまでも永続させる仕組みづくりが経営者の責務なのでしょう。

今日は、弊社ハウジング事業部担当常務の小泉泰久の奥さんが膵臓がんで昨日亡くなったのですが、彼女の納棺に立ち会って来ました。昨日、山形から戻り病院に直行しましたが、相当に荒い息遣いでした。その1時間後に満52歳で臨終することになります。

彼女、小泉万里子さんは、病魔に侵され、何度も入退院を繰り返していたのですが、どんな時にも私達には笑顔しか見せませんでした。先月上旬には、ステージ4との宣告を受けているにも関わらず、自宅療養で小泉家(当方の隣に住む長姉が義母)を訪問した際には笑顔いっぱいの挨拶を受けました。あの笑顔がいつまでも目に焼き付いています。

彼女は二人の息子を残しましたが、この二人の息子はとても両親と祖母思い子供達です。
彼女は、次世代を引き継ぐ有望な息子たちに、人に対する優しさと思いやりの大切を、身を持って教えてきたのでしょう。万里子さん、病魔とはもう闘わなくともよいのですよ…

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ブログと仲良し三姉妹のユーザーさん…天童市~仙台市~青森市~木古内町~北斗市

2014-07-17 17:27:07 | ファース本部
毎日出来るだけ欠かさないようして、思っていることを書き残している当方のブログです。
ブログを始め8年の歳月が流れ、手前味噌の話題や、主観的な内容などもあり、さかのぼって読んでみると赤面するような稚拙な内容も少なくありません。

一方、自分がブログを書いた時の環境と背景で、そこにいる自分自身を鳥瞰し、別な自分に気付くことがあります。内容が同じでも微妙なニュアンスの違いに時代変化や思考の劣化、自分自身の思想的な変化に気付きますが、毎日続けることの効能なのかも知れません。

このブログは、自分自身の日誌に思考を加えたものであり、誰かに意識して伝達しょうとしているのではありません。ブログは、ネット上に無数に散らばっておりますが、不快や嫌悪感を覚えるのであれば、メルマガなどと異なり見なければよいだけのことです。

当方のブログを更新するたびに読み取って戴くユーザーさんや工務店さんも存在します。
昨日は山形市にお住いのファースの家ユーザーさんを訪問しました。
写真は後方右が建主さまの佐々木栄治さん、私の左が施工工務店の東住宅産業、社長の白鳥功さん、前列左から佐々木さんの奥様、佐々木三恵子さん、中が三恵子さんの一番上のお姉さん、遠藤ヒロ子さん、右が妹さんの丹野タカ子さんです。

佐々木さまがファースの家にした動機は、ネット検索からだそうです。
住宅ユーザー書き込みサイトがネット上に広がっておりますが、ファースの家の良いことも悪いことも、匿名投稿サイトなので自由に書き込んでいます。
このようなサイトで、ファースの家に対する疑問符や誤解に満ちた書き込みに、ユーザーさんが丁寧に事実を説明する量が多いことに注目したと言います。

工務店選びは、ネット情報で東住宅産業さんの誠実な対応ぶりに感心し、迷うことなく東住宅のファースの家と決めたそうです。
昨年から住んでいるそうですが快適さだけでなく、東住宅産業さんの社長や常務、そしてスタッフの方々、それに協力業者さんで構成する一生涯メンテナンス対応の「アフター会」の活動に感心しておられました。「東住宅のファースの家」にしてホントに良かったと。

近くに住んでいる三恵子さん3姉妹の仲の良さにご主人の栄治さんは、いつも感心して、微笑ましく思っていると笑顔で語ってくれました。東住宅産業さん昨日の住まい講座は大盛況でしたが、普段のユーザーさまとの付き合い方に心がこもっているからでしょうか。

さて、今日は岡山、倉敷、大阪、寝屋川、山形での出張を終えて帰社しましたが、佐々木さまのように「ファースの家」にしてホントに良かった」と言って戴くために日々があるようです。

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先生って誰のことなのか…大阪市~伊丹空港~山形市~天童市

2014-07-16 23:50:13 | ファース本部
下村文科大臣は、「国づくりは人づくりから」の理念で教育制度の大改正を宣言しています。
生徒を教える前に教員を教える…その教員を誰が教育するのでしょう。
生徒、教師、教師の先生はだれなのか…誰もが先生だとの概念が必要のようです。

私達企業経営者は、希望のある次世代を引き継ぐため優秀な社員の教育が必須です。
然るに教育とは何かを考えると様々な課題が見えてきます。
企業内での社員教育は、徹底した実践指導で技術的なノウハウを身に付ける事が可能です。

しかしながらノウハウだけでは会社の業績に貢献できるものでありません。
社員の能力は、指導で得たノウハウに加え、人間的な魅力を加味する必要が伴いそうです。
企業人にも、一般人にもこの人間教育こそが重要なのでしょう。

知識を教えるだけならビデオでも教科書でも教えられます。
教える内容に魂(真心)が込められなければ、現場に出て機能しないようです。
私は、中卒者ですから受験勉強をした事がありませんが、建築士など免許取得の受験勉強の経験があります。受験勉強は試験を終えた瞬間に頭の中から飛んでしまいます。
ところが、生活に必要な学びはカラダ全体に浸透するようです。

少年犯罪や企業不祥事などが起きると、いっせいに「教育」の在り方を問うのです。
この教育とは、我々の一人ひとりが、子供から学び、後輩から学び、先輩から学び、自然から学び、歴史や文化から学び得る自覚こそが教育と思われます。

今日は山形県天童市の東住宅産業さん主催で「住まい講座」を開催いたしました。(写真)
この住まい講座は、1時間の基調講演に、質問シートに「何でも質問」を書き込んで提出し、司会者が質問者の立場にたって質問書を読み上げ、一問一答方式を行います。
今日は40問もの質問があり、30分で全てに回答することが出来ました。

今日は100名定員の会場が満席になりました。東住宅産業さんの普段からの地域活動の賜物です。一方的な講師の講演に対して参加者の半数近くの方から質問を戴きました
この住まい講座は、一般の方々の素朴な質問に即答するのが特徴です。

講演会場に向かう途中でファース・ユーザーさんのお宅を訪ね、ユーザー様からの質問や提案などか様々な学びが得られます。誰もが先生となれて、誰もが生徒なのかも。
さて、34℃の大阪から24℃の山形でした。強い雨で迎えられたのですが、雨も上がったようです。明日はJRで北斗市本社に帰社致します。

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大阪の文化と伝統…大阪市内

2014-07-15 21:19:18 | ファース本部
我国の元首である天皇陛下は、東京都心の皇居にお住いになられており、国会議事堂がその直ぐそばに在ります。つまり、我国の首都は東京都と言うことになります。
東京の「日本橋」が起点となって全国各地へと国道が放射状に広がっています。
JRも東京に向かう列車を上り列車、東京から離れる方向は下り列車と言うことに。

かつて、帝(みかど)現在の天皇陛下は、大阪に住み、都としていた時期があります。
我国最古の都であったとも言われます。
大阪に帝がお住いになり、水の都として町中に水路が通り、ほぼ碁盤の目に沿って沿道が伸び、海上と陸路の要衝であったのです。

当時はまさに政治経済の中心が大阪であり、大阪文化を「上方文化」と称します。
政治経済と伝統芸能や歴史的な寺社、仏閣、祭りなどの文化遺産も多く残されております。
大阪を「上方」とも言い、東京を頂点にして「上り」と同語なのかも知れません。
茶道、落語、漫才など、人々に安らぎを与えるための芸術文化も上方が早かったようです。

また、世界的な規模となった大企業のルーツも大阪が起点となったのが多いようです。
現在でも江戸と浪速の意地の張り合いがあらゆるところに見受けられるのは、かつての我国一番の多くが大阪であったことが要因のひとつかも知れません。

今日は、ファースの家の専用部材を製造している倉敷紡績寝屋川工場を訪問しましたが、この倉敷紡績も本社は大阪です。
また付き合いの長いパナソニックやダイキンなどの国際的な大手家電メーカーも、この大阪から発祥したと言います。
写真は、大阪名所の通天閣ですが、何年ぶりかで近くまで行ってきました。

さて今日は気温34℃、蒸し暑い大阪でしたが明日は、飛行機で山形県に移動し、ファースグループの工務店さんが主催するユーザー勉強会で講演です。

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地域工務店と地域コミュニティ…倉敷市~岡山市~大阪市内

2014-07-14 21:52:53 | ファース本部
地域工務店経営者の多くは、その地で生まれ、その地に骨を埋める宿命を持っています。
今日、訪問した倉敷市内のファース工務店、林建設さんは、その典型的な経営者さんです。
昨年、奥様を亡くした社長の林正志さんを慰問とご焼香を行うため、弊社の副社長(家内)を伴って訪問しました。(写真の前が正志社長と弊社副社長、後方右が専務の俊文さん)

根っからの大工職人であった林正志さんは、以前、大勢の大工さんを抱えながら、地域のスーパービルダーの下請業で独立しました。
10年前には、順調だった業績も元請が相次いで倒産し、多額の損失を被っただけではなく、大工の仕事を逸することになりました。

どんなに匠の技が優れた大工職人を抱えていても、仕事が無ければ本領発揮はできません。
付き合いのあった販売代理店の備前アルミさんの今は亡き先代社長の元家さんに相談し、ファース・グループに加盟して元請でデビューすることを勧められ、現在に至ります。
現在は備前アルミさんも二代目経営者になりましたが、とても良いチームワークです。

ところが10年前、明日はどうなるかも解らない厳しい経営状態であったようです。
もともと林社長は、腕の良い大工職人であると同時に、顔や風貌に似あわないような朴訥で人柄の伴った人格者です。
また、亡くなった奥様の和美さんは、どんな状況の時にも、林社長を後ろからそっと支える優しい気遣いの出来る方でした。
くも膜下出血で昨年夏に急逝されたのですが、ご家族や建主さんから強く慕われた方でした。

亡くなった奥様も含む林チームが施工するファースの家は、短期間のうちに建主さんとの信頼度を増して行き、建主さん主導型の工務店経営が出来るようになります。
林建設は正志社長、専務の俊文さん、次男の真二郎さん、ともに大工職人であるとともに地域活動に熱心に取り組んでいます。
まさに地域コミュニティを構築しつつ工務店経営を行っていました。


多くのファース工務店には、ユーザー友の会を設立しておりますが、林建設さんもファースの家ユーザーさんが中心となって地域活動を行っています。
今後は、ファース工務店が中心となり、高齢化する建主さんのライフサポートを実践する仕組みを整えて行くことになりそうです。
さて、明日は建材メーカーの工場を見学します。

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