豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

多層ガラスの作製プロセス…北斗市・本社

2025-02-21 17:07:54 | Weblog
多層ガラスの作製プロセス…北斗市・本社
現在、Low-E機能を外側と内側のガラスにコーティングした「トリプルガラス」で熱貫流率0.23w/k㎡の断熱性能のガラスを作製できました。
グラスウール断熱の熱貫流率が0.45 w/k㎡ですから、その約2倍の断熱性能のガラスです。
単板ガラスの熱貫流率は、約5.00 w/k㎡ですから、10倍以上の断熱性能となります。

それは、まさにLow-E機能を施すことで成り立ちます。
画像は、実験ハウスで実験中の多層断熱ガラスです。
右側は、現場で手造りした10枚の多層ガラスであり、左側はプロが多層ガラス製造の専用機材を行使して造った10枚の多層ガラスです。
熱貫流率は、0.30w/k㎡と同じになりましたが、明らかに透明度が異なります。

Low-E機能をコーティングしたトリプルガラスの複層(ガラス6枚)は、その熱貫流率0.23w/k㎡となりますが、グラスウール断熱材の200㎜に相当する断熱力です。
しかしそこに至るまでには、画像右側の手づくり多層ガラスで何度も実験を重ねました。
そもそもガラスがもっとも大切なのが、透明度(景観度)です。
室内からは、何の違和感もなく外部を見られることが一番でなくてはなりません。

そのうえでの防犯性能、飛散防止性能、断熱性能、遮熱性能なのです。
ファース本部と、栃木県那須塩原市の星野アルミ建材さんが共同開発した、0.23w/k㎡の多層断熱ガラスは、画像右側の手造り多層ガラスを進化させたものです。
そもそもガラス10枚の重量は重すぎて、クレーン車でもなければ取り付けも出来ません。
0.23w/k㎡の断熱ガラスは、Low-E機能のトリプルガラスを現場において複合にする事で成立します。これは施工法として特許出願しています。

この世に無いモノを創り出すには、一朝一夕で成就できるものなどありません。
ファース本部は、研究開発を繰り返しながら寄り良い家づくりの技術を研鑽しています。
そこで得た技術は、FAS加盟工務店さんを通じて全国に供給しているのです。

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ファース工法専用トリプルガラス…北斗市・本社

2025-02-20 15:15:39 | Weblog
ファース工法専用トリプルガラス…北斗市・本社
一般的なグラスウール断熱材の熱貫流率は、100㎜で0.04w/k㎡くらいです。
私達のファース工法の断熱材エアクララの熱貫流率は、100㎜だと0.02w/k㎡となります。
ちょうど2倍の断熱力があります。
つまり壁面、床面、天井面(屋根面)からの逃げる熱量は、このエアクララで最小限にする事が可能となります。次は窓から逃げる熱の課題があります。

窓は、ガラス面の面積が極めて多いため、ガラスの断熱性能を高くする必要があります。
現在は、窓枠のサッシメーカーがガラス断熱性能を含めた仕様で供給しています。
ガラス3㎜厚の熱貫流率は、5.0w/k㎡、グラスウール0.04w/k㎡の125倍以上です。
そのため複層ガラス(ペアガラス)を多く採用するようになりました。
ペアガラスの熱貫流率は、2.0w/k㎡くらいまで下げられます。
それも100㎜グラスウールの50倍も熱を逃がします。

そのため、複層ガラスの外部側のガラスの内側にLow-E金属膜(主に銀粒子)をコーティングしたガラスを用います。
Low-Eとは、放射を抑制して日光や暖房熱を吸収や反射させる機能を云います。
2.0w/k㎡のペアガラスがLow-E機能で1.3w/k㎡くらいまで向上させられるのです。
これを欲張って外側ガラスだけなく、内側ガラスもLow-Eをコーティングしてみました。
結果は全く逆効果で、複層ガラス内の空間で熱道の乱反射で断熱性能が悪くなりました。
そのため、乱反射を防ぐため中にもう一枚のガラスを加えたトリプルガラスにしたのです。

その結果、熱貫流率を0.88w/k㎡まで下げる事に成功しました。
それを画像のファース工法の専用ガラスに致しました。
ここまで辿り着くには、実験ハウスで3年間、3シーズンの実験を繰り返しました。
それは経年劣化率(年数で性能が劣る率)を調査するからです。
断熱材も断熱ガラスも、皆さんに安心して使用して頂くには、一朝一夕ではゆかないのです。

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発明と特許の違い…八戸市~新函館北斗駅~北斗市・本社

2025-02-19 17:08:54 | Weblog
発明と特許の違い…八戸市~新函館北斗駅~北斗市・本社
昨日は、青森県八戸市の2000年にFAS加盟工務店となられた「シーユーハウジング」さまを訪問してきました。中里社長も私と同じ、中卒で大工見習から工務店経営者になりました。
中卒者がもっともハードルの高さを感じるのは、二級建築士の資格取得です。

方程式が解らないので、計算問題を解く事に四苦八苦するものです。
私も2建築士資格の取得に苦労しましたが、中里社長も中卒者でもしっかりと2級建築士資格を持っておりました。工務店経営者は、学歴に関係なく資格の取得は必須となります。

中里社長も大工さんから工務店経営者になりましたが、私は鉄骨トビ職から工務店経営者。
いずれも創意工夫をしなければ、百ヶ所百様と云われる家づくりなどは出来ません。
私は、創意工夫を特許と云う法的権利にして住宅システムを確立してきました。

大工さんの仕事自体が、常に創意工夫の連続と云えると思います。
創意工夫のなかで権利化するには、特許を取得する必要があります。
ファース工法では、80件の特許出願と11件の特許登録をしています。

これはFAS加盟工務店のつくる家が、ハウスメーカーとの競争に勝てるための特許権です。
発明は誰にでも出来ますが、特許権を得るには相応の手続きが必要になります。
また特許権をすると権利保持のため、定期的に万円単位の費用を納付します。

創意工夫は、その時点で発明している事になります。
発明、創意工夫を特許庁から行政処分で独占権を認められた権利とでも云えるのでしょう。
法律上の発明とは、「自然法則を利用した技術的思想の創作で高度なモノ」と定義されます。

自然法則とは、例えば2階の窓からガラスのコップを落とすとほぼ真っすぐに落下します。
これが自然法則ですが、これを横に落下するとか、地べたで割れないようなコップにする事を発明であり、それを権利化したのが特許権とでも云えそうです。
画像は、特許出願書に張り付ける「特許印紙」です。

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いつの間にかお施主様が営業マンに…北斗市・本社~新函館北斗駅~八戸駅~八戸市内

2025-02-18 19:12:48 | Weblog
いつの間にかお施主様が営業マンに…北斗市・本社~新函館北斗駅~八戸駅~八戸市内
「小さな事をコツコツと」
この格言がしっかりと当てはまるFAS加盟工務店さんを訪問しました。
青森県八戸市の「有限会社シーユーハウジング」さんです。

私が講師を務めた工務店セミナーに参加してくれたのは、26年前だと思われます。
真剣に話を聴いてくれたCUハウジングの中里社長と企画設計の清水端さん。当時の清水端さんは、結婚前で姓名が異なっていたように思います。

直ぐにFAS加盟工務店となり「ファースの家」を受注し始め、翌年からは次々と着工申請が届くようになりました。
社長の中里 肇さんの明るく実直、誠実なお人柄は、お施主様の心を開いたのでしょう。

また清水端さんのお施主様への笑顔で優しく丁寧な接し方は、CUハウジングさんの信頼を高めるため多いに貢献したと思われます。
現在は、ご子息の中里普也さん、小笠原麻緒さんが加わり、工務店形態を充実させています。

加盟当初は中里社長と清水端さんのほぼ2名だけで受注施工、メンテナンスを堅実に行い、ファースグループ工務店中、着工棟数で1位になった事が何度もあります。
それは、とりもなおさず人任せにすることなく、中里社長と清水端さんのコンビネーションが功を奏した結果だと思われます。

またCUハウジングさんは、営業活動など全く行わず、お施主様とも友好関係を構築する事に徹底しています。
それは意識せずお施主様は、いつの間にかCUハウジングさんの営業マンになっていると云う事なのでしょう。
地域工務店の在るべき姿でもあります。

住宅業界は、昨今とても激しい受注競争になっています。
しかしながら「数を追わない」、「施主ファースト」、「社員と協力業者を大切」を貫き通す、CUハウジングさんの工務店経営姿勢には、見習うべき点が多くありそうす。

画像は私の隣りから、社長の中里 肇さん、設計の清水端美幸さん、中里社長のご子息で、工務の中里晋也さん、管理技士の小笠原真緒さんです。
皆さんのこの笑顔が素晴らしい!

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空調機器のバージョンアップ…北斗市・本社

2025-02-17 17:19:24 | Weblog
空調機器のバージョンアップ…北斗市・本社
断熱基準の義務化に備えて各ビルダーや工務店は、様々な準備を行っている事でしょう。
ファースグループ工務店は、既に断熱義務化仕様で家づくりを実践しています。
それも断熱基準義務化を見据えていたのではなく、お施主様の満足度を得るためにです。

ファース工法は、30年くらい前から既に義務化仕様で家づくりを行ってきました。
「健康寿命を延ばす家」
これがファース工法の研究開発の信念でした。
断熱性能と同時に気密性能を恒久的に保持するには、一朝一夕で出来た訳ではありません。

樹脂の原液メーカーとの協同研究、その原液を使用しての施工方法などは、大企業との難しい協働研究でした。それでもどんなに大きな企業でも、関わる方々は、誰もが良い家づくりに共感共鳴をする方ばかりです。担当者も上司も、最後は大企業幹部も、住む人を幸せにするための家づくりには、共感してくれるものです。

これは断熱材だけで成せるものではありません。
断熱ガラスや空調機器なども同じような研究開発が必要となります。
ガラスメーカーと断熱メーカー、空調メーカーとは、全く普段の付き合いなどありません。
それをファース本部は、コーディネートして住宅システムと確立しました。

画像は、ファース工法専用空調機器の実験ハウスです。
断熱試験ハウスや、その断熱材の経年劣化率の確認など行いながら、空調機器の研究開発を。
空調機器には、エアコンや空気清浄のクリーンファンネル、空気循環システム等が入ります。

この空調機器実験ハウスでは、ファース工法専用部材にする前のストレス試験を行います。
実際に採用した専用部材でも故障の多い器材は、ここで徹底調査と改善試作も。
住宅システムの研究開発は、まさに一朝一夕で確立するものなど一つもありません。
常に時代に見合ったバージョンアップは、この実験ハウスで行っています。

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断熱材・断熱性能の経年変化を…北斗市・本社

2025-02-16 14:53:18 | Weblog
断熱材・断熱性能の経年変化を…北斗市・本社
グラスウール断熱材は、一般的な住宅に使用されています。
このグラスウール断熱材で我国の住宅の断熱性能が確立されてきました。
グラスウール断熱材は、充填の仕方で性能に大きな違いが生じます。

グラスウールは布団と同じような綿状の断熱材です。
布団に包まれば温かいので解り易いと思います。
また寒い際は、布団を厚くすると温かくなります。

しかし湿った布団は暖かくないので、ときおり太陽光で干し、布団乾燥機で乾かします。
ところが壁や床下の中に充填した布団とグラスウール断熱材は、その乾燥ができません。
グラスウールは、乾燥した空気を静止させることで断熱材の役割を果たします。

北海道で普及されたのがグラスウール断熱材です。
北海道は、高温多湿になりません。
本州では、梅雨時や高温多湿の夏があります。

乾燥した空気を静止したままで10年20年30年40年と長期間にわたり保持できるかどうかは、とても困難と云うより、保持できません。
つまりグラスウール断熱材は、数十年経ったら入れ替えが必要になるのです。

断熱リフォームは、定期的に断熱リフォームを行っている住宅など殆どないと思われます。
私は、乾燥した空気を長期間にわたり静止させ保持することなど「出来ない」との判断をするまで何度も色々な実験を繰り返し6年間の歳月を経ました。

自分でお施主様からお金を戴き、足場にあがって直にグラスウール断熱材を充填したことのない学者の先生が構築した断熱工法は、必ずしも適格であるとは思えません。
画像は、グラスウール断熱材も含む樹脂断熱など6種類の断熱材のシーズン試験boxです。
ファース本部は、これらの試験を行い、ファース工法の断熱方式を構築しました。

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ファース本部本社の2階オフィスから見た駒ケ岳…北斗市・本社

2025-02-15 15:08:09 | Weblog
ファース本部本社の2階オフィスから見た駒ケ岳…北斗市・本社
今日は2月15日、まさに真冬の真っ最中なのですが、北海道北斗市は春先の陽気です。
画像は、北海道北斗市本社の二階オフィスから撮った大沼公園の駒ケ岳。
手前の氷は、この2階オフィスから北側木工場の屋根に落ちた雪などです。

何かこの画像は、芸術的な造形に写りました。
100坪(330㎡)あるオフィスの屋根からの落雪量は、相当なものです。
木工場も厳重に補強しており、重みで潰れる事はありません。

しかし放置しておくと、雪解け水が漏り出す場合があります。
社員総出で年に二・三回は、木工場の屋根の雪落とし作業を行います。
今年の冬の始めは、とても降雪量が少なかったのですが、2月になってドカ雪となりました。

今日は快晴ですが、来週明けからはまた気温が下がり降雪もありそうです。
降雪があっても、ドカ雪にならなければ良いのですがね。
このドカ雪は、春先に多いので油断は出来ないのです。

このオフィスの屋根には、エアコン暖房熱で雪の積もらない仕組みを施しています。
何度も実験して稼働させると雪は積もらないのですが、商業ベースにならないと断定。
雪の積もらない装置の機材を、外してしまいました。

私達開発者は、先ず出来るかできないかを試してみます。
それから製品化の有無を判断するのですが、本来のビジネス的には逆なのです。
商業ベースになるか否かの判別は、それを先に行わなければなりません。

ところが私も含む開発者の多くは、先ず遣ってみるのが先になるのです。
ビジネス専攻だと出来るモノも出来なくなります。
ファース工法などは、ビジネス専攻したら誕生しなかった住宅システムでもあります。
ファース工法があればこそ、ここから大沼公園の駒ケ岳を見る機会も……

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細雪(さざめゆき)…北斗市・本社

2025-02-14 17:06:36 | Weblog
細雪(さざめゆき)…北斗市・本社
今日2月14日金曜日の北斗市は、気温-4度で明けました。
終日、細雪が降ったり止んだり、1度前後の気温で終始しました。
細雪(さざめゆき)は、歌謡曲の歌詞にあるので読めました。

歌謡曲にでもなかったら細い雪と書いて「さざめゆき」とは読めないと思われます。
細雪、まさに細かく小さな塊となって降ってくる雪です。
真冬の最も寒い時季に降る雪でもあります。

この細雪は、真冬の雪と云うより、春の兆しを感じる北海道人が多いと思われます。
それと云うのも真冬の頂点の後は、一日一日が春に近づくからなのでしょう。
真冬が来なければ、春もまた来ないのですからね。

北海道には、夏らしい夏などありません。
道央などでは、35度くらいまで気温の上昇する地域はあるのですが湿度が低くなり、気温ほど暑く感じません。
この道南から津軽海峡を渡り、本州に行けば高温多湿の夏があります。

今朝、北斗市に降った細雪は、春を誘い込む招き雪になって欲しいものですね。
それでも天気予報を見ると、寒さはまだまだ続くと云います。
一朝一夕では、春を呼び込む事など出来ないようです。

私達のような住宅システムの開発者は、全国各地の天気概況をいつも調査しています。
ファース工法の家は、日本列島の各地に建築されており、高温多湿の地域にもです。
細雪の降る厳寒地には、温かい家づくり、断熱と暖房だけを思考するだけで良いのです。

高温多湿の本州でも冬場の気温は2度、3度、たまには氷点下になる場合があります。
ファース工法は、日本列島の何処に建築しても冬暖かく、夏涼しく省エネで過ごせます。
真冬に温かい家づくりより、真夏の高温多湿対策の方がはるかに高い技術を伴います。
画像は、細雪の積もった路面を歩いた足跡です。

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贅沢な熱源の電気を安価に…北斗市・本社

2025-02-13 17:18:59 | Weblog
贅沢な熱源の電気を安価に…北斗市・本社
東日本大震災で福島第一原発事故以後は、電力使用の抑制を行う風潮が高まりました。
電気を家庭で使用するには、石油を燃焼させてお湯を沸騰させ、その蒸気でタービン発電機を稼働した電気を、幾つもの配電設備や電線を通じて家庭に届きます。

石油1リッターの燃焼で得た電力は、家庭に届くまで5分の1以下にまで減少します。
つまり電力は極めて高価なエネルギーだと云う事になります。
そのエネルギーで住宅の冷暖房や給湯、厨房機器まで稼働させるには贅沢過ぎるのです。

ところが清潔で贅沢な電気エネルギーは、使用法によって安価になります。
それは、エアコンの冷暖房消費量は住宅の高断熱高気密性能に比例するのです。
エアコンのエネルギー消費効率(APF)は、暖房なら確実に断熱機能と比例します。

例えば熱損失係数(Q値)1.0で40坪(132㎡)住宅は、真冬2月のエアコンでの暖房費、約1.5万円ですが、Q値5.0では9万円と6倍になります。
冷房費は、窓の遮熱ガラスや住宅の向き(方向)よっても異なりますが、ほぼ比例します。
このようにエアコン稼働率は、断熱性能とFPF向上は比例するのです。

またエアコンは、他の燃焼機器と異なり、微小稼働ほどAPFが高く安価になります。
断熱材の薄い、隙間だらけの住宅でエアコンを使用するといつまでも暖かくならず、APFが向上しないため多くのエネルギーを使用する事になります。

冷房も同じで日射熱などを遮蔽して、室温を上げない工夫が省エネ冷房となります。
現在は遮熱シートやルーバーなどで冷房負荷を軽減するするツールも販売されています。
今後は高気密高断熱住宅が当たり前になる時代となります。

つまりエアコンの微小稼働で充分に温かさや涼しさを得られる事から、一気にエアコン普及が為される事でしょう。ファース工法は、40年前からエアコン暖房を採用しています。
そのエアコンも天井裏(画像)に設置し、熱循環によって輻射熱冷暖房を行ってます。
この専用エアコンは、APF5のエアコンを倍のAPF10で稼働させられ、特許出願済です。

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真冬の温湿度計…北斗市・本社

2025-02-12 17:07:18 | Weblog
真冬の温湿度計…北斗市・本社
2月12日まさしく今は、北海道の真冬の頂点とされる時季なのでしょう。
今日からは、最高気温が氷点下になる日は殆どなくなると思われます。
真冬の北海道の湿度(相対湿度)は、90%を超える場合もありました。

90%と云えば驚きますが、湿気を抱える気温が低くなり、その割合は大きくなるからです。
春が近くなるとしだいに湿度も高くなりますが、湿気を抱える割合が小さくなります。
ファース本部の研究開発では、この温度と湿度の関連性に関する試験を行っています。

家屋内の気温を上げるには、断熱性能を高める事で成り立ちます。
しかしながら温める事で家屋内の気温を上げると湿度は、カラカラの乾燥状態となります。
気温を上げつつも湿度も下げない家づくりは、とても困難な技術が伴います。

機械的に加湿器を用いる方法があります。
水道水で加湿すると、カルキが飛散して家屋内に白い粉となって舞う場合があります。
水道水以外の水の確保は、コーラやジュースなどの飲料水と同額の高価になります。

私達が開発したファース工法は、一般的な日常生活(炊事洗濯など)で発生した水分を床下に敷設したシリカゲル(ファースシリカと云う吸放出するように特別に処方した専用部材)に約200リッターから300リッターを溜め込み、一年を通じて湿度を一定化させます。

今日は、そのファースシリカを活用した換気扇で、外部から導入する湿気を一定化させる装置の実証試験の分析作業を行いました。
建築基準法では、家屋内容積(気積)の0.5回以上の換気を行うよう定められています。

0.5回以上との規約には、上限がないため換気量を無限に行っても構わないことになります。
高温多湿の時や、真冬の乾燥した寒い空気は、エアコンでコントロール不能となるのです。
これらの問題を解決するため、ファース本部は「ファースシリカ」を開発しました。

実際に製造しているのは、シリカゲルメーカーの富士シリシア化学の研究チームの方々と情報交換を行いながら創り上げました。今でも常に経時変化をチェック(画像)しています。

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住宅システムの研究開発には期間と根気が…北斗市・本社

2025-02-11 15:17:40 | Weblog
住宅システムの研究開発には期間と根気が…北斗市・本社
今日は「建国記念の日」(昔の紀元節)で祝日、ファース本部も休みなのですが、急ぎの仕事を持った部署のスタッフが出社しています。
さて昔は、「建国記念日」と云っていた記憶があるのですが。
それは、世界的に建国した史実上の日にちをお祝いする記念日とされているからでしょう。

日本は、2月11日の日本国を建国さられたのを、お祝いしようとの趣旨で「建国記念の日」と云うようになったとされています。
この建国記念の日あたりの期日は、一年でもっとも寒波の押し寄せる時でもあります。

ファース本部は、その寒波の中で人の暮らす住宅内部がどのようになるのかを、調査研究と開発企画を行っています。
画像は、手前が断熱材、多層断熱ガラスなどを取り換えながら試験を行う実験ハウスです。

次の建物は、住宅内に使用する空調機器などの性能やストレス実験を行う建物です。
その向こうは、色々な断熱材の断熱性能と経年変化率を調査研究しています。
今日の北斗市は、最低気温-10度、最高気温が-1度で、ときおり強い吹雪や、カンカン照りが交互となった複雑な空模様でした。

このような厳しい気象の時こそ、私達の住宅システム「ファース工法」の真価が試されます。
建国記念の日は、我国の単なる祝日休養日として過ごされている方が多いと思われます。
そこには色々な史実の裏付けがあってこそ、今の日本が存立しているのでしょう。

住宅システムは、住む人の幸せを包み込む空間でなければなりません。
それには、春夏秋冬を何度も超えながら、内部環境や性能変化などの調査研究が必須です。
長期間の経緯を調べるには、期日と根気が必要となります。

ファース工法にも、歴史と試行錯誤の期間を乗り越えて仕組みが保持されているのです。
紀元節、建国記念日そして建国記念の日と、時代背景が呼び名までも変えるのですね。

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北斗市もDX(デジタルトランスフォーメーション)推進拠点に…北斗市・本社

2025-02-10 17:05:24 | Weblog
北斗市もDX(デジタルトランスフォーメーション)推進拠点に…北斗市・本社
先般は、FAS工務店で宮崎市の有限会社カワコウさんのDX未来型工務店を紹介しました。
DXの要点は、単にデジタル化でなく、極めて新しい情報等を提供する事です。
これは、工務店などの企業だけでなく自治体などにも提唱されています。

ファース本部本社のある我街、北斗市はDX推進拠点を開設いたしました。
新しい試みは、首長の強いリーダーシップが必須になります。
今日は北斗市市長の池田達雄氏(画像)にご来社頂き、色々な意見交換が出来ました。

北斗市には、太平洋セメント上磯場や、林業、漁業、農業、畜産業とあらゆる産業があります。
それらの事業のDX可を実践するには、役所が自ら率先する事なのでしょう。
池田達雄氏は、SDGsの取り組みを実践する公約を掲げて当選した日本で唯一の首長です。

DX推進で新事業(ビジネス)が構築されると、従来の技術や製品は過去のものとなります。
これは我々企業経営者にとっては、極めて当たり前のことでもあります。
平々凡々と同じことをしていては、この激しい潮流には追随することなど出来ません。

それは、自治体経営も同じなのでしょう。
池田市長も元々は、事業経営者から市議会議員、議長を経て市長となりました。
その過程では、市政経営が企業経営と同じであり、しっかりとした経営理念に基づいた経営戦略が必須である事を知ったうえでのDX推進施策です。

SDGsもDX未来型自治体経営も、先を見据えた現在をどのように俯瞰して、運営するかが重要となります。
池田市長の常に先を読む市政運営は、事業経営で培った地力なのでしょう。
「SDGs」や「DX」のスペルは、苦手ですが避けて通れないのが実状です。

先般、東京から帰りの飛行機でご一緒だった函館市長の大泉潤氏も、北斗市長、池田達雄氏の力量は、高く評価しておりました。
企業や自治体などは、トップリーダーの指導力で社会的存在感が大きく異なるものです。
北斗市のDX推進拠点化は、的を射たタイムリーな施策と云えそうです。

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福地家の祖先は…北斗市・本社

2025-02-09 15:12:37 | Weblog
福地家の祖先は…北斗市・本社
私は、北海道北斗市(旧上磯町)生まれで北斗市育ちです。
しかし21歳から32歳までは、東京に出て福地建装を創業しました。
父は栃木県佐野市の出身だと聴いていますが、訪ねた事はありません。

画像は、我家に伝わる家紋(三階松)と表札を撮りました。
ちょうど門被りの松の木に雪が積もって青い空に際立っていました。
この三階松の家紋と福地家を調べてみました。

生前に父が福地家は、第62代村上天皇の末裔にあたると話していた事を想い出しました。
946年5月23日から967年までの21年間、日本国の天皇です。

兵庫県たつの市と地名が変わりましたが揖保郡太子町「福地」と云う町だったようです。
これに家紋の三階松を絞り込むと、第62代村上天皇に辿り着きます。
私は貧農の母子家庭で育ったのですが、父は大会社の重役だった事は人伝で聴きました。

父は、中国東北地方の旧満州にセメント工場を建造するため技術担当の役員として派遣されたと聴いています。
旧満州は終戦間際に当時のソ連の一方的な占領で、日本人の殆どが着の身着のままで帰国することになったそうです。

その父も早く亡くなり、母が僅かな農地を耕して私達兄妹を育てました。
重役だった頃の写真を目にした事はありますが、裕福で立派な建物の前でスーツ姿の父が写っていました。
幼い頃に見た父の記憶は、田んぼの草むしりをする姿です。

そこには村上天皇の末裔などとする雰囲気は、まるでありませんでした。
我人生は、中卒から地下足袋を履いて起業した福地建装の在り様を誇りに思います。
亡き父の福地菊之丞も、相当のアイディアマン(開発者)だったと聴いたことがあります。

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ファースの家常設押上モデルハウス…北斗市・本社

2025-02-08 15:07:24 | Weblog
ファースの家常設押上モデルハウス…北斗市・本社
今日は快晴の北斗市ですが、最高気温+2度と陽射しの強い割には寒い土曜日です。
北斗市内のファース本部本社から1㎞の近い場所にファースの家モデルハウスがあります。
常設展示ハウスですが、体感用として創りました。

「完全輻射熱冷暖房」のファース工法「ファースの家」と云っても住宅は、文章や口で喋っても限界があるものです。
住宅は、見る聴くより、体感することがとても分かり易いと思います。

完全輻射熱冷暖房とは、家屋内の気温と床面、壁面、天井面の温度が全く同じになる事です。
大自然の温熱環境は総てが完全輻射熱となっています。
今日の北斗市の気温2度でしたが、地べた、大気も総て2度でまさに完全輻射熱。

これを春夏秋冬の総ての時季の家屋内を24度前後に一定化させ、更には湿度も一定値に保持するよう研究開発された住宅システムがファース工法です。
モデルハウスは、人が住んでいないので湿度の一定化はされていません。

人の暮らす「ファースの家」は、生活で発生する水分を床下に敷設したシリカゲル(ファースシリカと云う水を吸放出するように処方した専用材)で湿度を一定化させます。
断熱性能の高い家は、湿度が低下しますが、それを低下しないようにした住宅工法です。

土日はハウジング事業部(フクチホーム)の岩山不二夫君と柳田湧弥君が説明します。
今朝の明け方の気温は-10まで下がりましたが、昼間は+3度まで上昇しました。
陽射しもあるので自動稼働の天井裏エアコンは、必要に応じて動き出します。

エアコンのエネルギー消費量は、微小稼働であるほど高くなるため、陽射しが強いと殆どが自動停止したままになります。潜熱式蓄熱材で日射熱を溜め込み、ファースシリカで湿気も一定化するファース工法の住宅を是非とも体感してみてください。

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シリカゲル換気扇の導入湿度試験…北斗市・本社

2025-02-07 17:05:38 | Weblog
シリカゲル換気扇の導入湿度試験…北斗市・本社
今日の北斗市の天気は、最高気温-1度、最低気温-11度、吹雪の終日でした。
北海道の真冬なのですから、これが普通の気候だと思われます。
その悪天候の中でシリカゲル換気扇の実証実験を行っております。

画像は、15時ころに取ったデータです。
外気温-3.4度、内部気温-1.8度と、1.6度だけ気温が高くなっています。
今日は陽射しが全く無いのでこの1.6度は、外気湿度81%から内部湿度71%と10%を吸着した際に発する凝縮熱だと思われます。

建築基準法で新築住宅は、機械換気の取り付けが義務化となっています。
まとに氷点下の外気を導入すると、室温保持が極めて難しくなり家屋内の快適気温を保持するには相当量の暖房熱を消費する事になります。

その換気量で増える暖房熱量を、少しでも抑制しようと考案したシリカゲル換気扇です。
夏場の試験では、高温多湿を一定程度の温湿度に抑制する効果が証明されています。
同じシリカゲル換気扇で冬場の乾燥低温時が、どのようになるかが課題でした。

使用しているシリカゲルは、ファース工法の床下に敷設するために創って貰った「ファースシリカ」という専用材をそのまま充填しました。
群馬県の前橋工科大学の三田村先生の研究室でも同じ実験を実施しています。

群馬県では、気温34度になった夏場のシリカゲル換気扇のデータをとりました。
三田村先生のアイディアをファース本部が、形にしたのがこのシリカゲル換気扇です。
厳寒の地域で一定の成果があり、次は製品化のための研究開発が必要となります。

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