豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

終身雇用は当たり前…北斗市

2018-04-30 15:57:38 | ファース本部

定年満期まで会社にいられる終身雇用制度は我国日本で培ってきました。
成果を出さなくとも身分が保証されている終身雇用制度にも功罪があります。
昔は、正規雇用、非正規雇用などと言う言葉すら無かったような気がします。

アメリカみたいに自分を高く買ってくれる企業があれば迷うことなく転職出来る事は、企業側もまた躊躇う事なく解雇できると言う事で、合理主義、個人主義の典型です。
私は、社員が会社と同じ立場になる事が出来るかどうかに尽きると思うのです。

アメリカでは、ライバル企業でも自分を高く買ってくれる企業だと、躊躇せずに移籍します。
日本の企業風土と決定的な相違点だと思いますが、私自身の会社に当て嵌めますと、何も解らない新入社員を徹底的に育て上げ、会社に貢献できるようにするのです。
社員は人財、つまり会社の資産、財源だとして対応すると定着率が飛躍的に向上します。

弊社では、終身雇用制度以前に寿退社以外の離職者が10年以上ゼロ人です。
今日も多くのスタッフが連休中でも手分けして仕事を行っているようです。
さて、明日から5月です。
道南は桜の花が、今が満開(写真)となっています。

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家づくりと幸せづくり…北斗市

2018-04-29 14:51:18 | ファース本部

私は、ほぼ毎日のようにこのブログ更新を行っています。
誰かに何かを伝えようと、強い意志に基づいているわけでもなく、日課のようなものです。
このブログのアクセス分析をすると住まい関連よりは、日々の暮らし方を書いた内容が多く読んで頂いているようです。

私のように、少年時代から任侠の世界や飯場暮らしなどと、特殊な生き方をした者の視点や、その感性で捉えた内容の方が、読む人には興味深いのかと思われます。
勿論、私の使命は、荒廃した住宅産業の、家を売って粗大ゴミをつくる産業から、家づくりを、住む人を幸せにする競争へと改革する事だとの信念に変わりはありません。

30年寿命と云われる家は、施主さまが、寒い、暑い、光熱費などのストレスで叩き潰しているのです。
家は、住んでから日毎に幸福感を増して行く基本機能や性能、そして生涯メンテナンスのシステムが構築されていなければなりません。

私達は、「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の基本理念で家づくりを行っています。
この人づくりの生き方は、荒っぽいと思われている鉄骨トビ職(参考写真)時代の仲間や師匠から教わった「人間尊重」の思想に沿うものです。

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健康で暮らせる家づくりとは…七飯町~北斗市

2018-04-28 15:32:02 | ファース本部

私達は、健康で快適に暮らせる家づくりを目指して様々な研究開発を行っています。
そのためには、湿気を吸って断熱性能の劣化しない断熱材の開発が先決でした。
昭和60年から研究を行い、平成元年に硬質ウレタンスプレー発泡断熱を開発しました。

その開発した断熱工法が公的に認められるまでは、更に5年間の歳月が掛かりました。
住む人が「健康」で快適に暮らすには、家の構造体も健康でなければなりません。
健康とは単に、疾患などの病気に掛らない事でではなく、心や気持ちまでも穏やかで幸福感を抱くような状態を云うのでしょう。

世界保健機構(WHO)は「心の健康」を定義づけしております。
情緒的健康、知的健康、社会的健康、人間的健康と生活のクオリティに関わっていそうです。

弊社ハウジング事業部(フクチホーム)は、北斗市内でファースの家見学会を行っています。
今日のこの会場に、函館市内にお住いの白石さまご夫妻にご来場いただきました。(写真)
白石さまご夫妻は、健康で穏やかな暮らしを保持できそうな家を探索しているそうです。
ご夫妻は、家が単に暖かければ良い訳でない事を良く知っておられました。

高気密・高断熱で家の中が暖かくなると、相対湿度は下がり健康的でなくなります。
快適湿度を保持するには、この湿気に堪えうる断熱材を選択しなければなりません。
白石ご夫妻は、きっと身も心も健康になれる家づくりをまっとう出来ると思われます。

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蕗(ふき)の薹(とう)の季節が…中部国際空港~函館空港~北斗市

2018-04-27 16:59:24 | ファース本部

櫻が散り、葉桜となった名古屋から、櫻の花が開花し始めた道南に戻ってきました。
残雪を押しのけ、姿を現した「蕗の薹(ふきのとう)」は、天麩羅で揚げると軽い苦味も甘さに変わり、春にだけ味わえる旬の食材だそうです。

それは、蕗の薹が目を出す一瞬のタイミングで摘み取るのだそうです。
蕗(ふき)の薹(とう)は、大きくなって傘のような葉っぱになると、薹(とう)から蕗(ふき)になります。
蕗も漬物、味噌汁、炒め物などの食材になります。
人手のかからない、自然が与えてくれたプレゼントなのでしょう。

桜前線は、北海道の松前城公園が一番早いそうです。
今日、函館から北斗市本社に戻る道々の桜も咲き始めておりました。
北海道は、道北までとなると、5月中旬以降まで櫻が愉しめます。

桜前線が北海道上陸すると、私達の家づくりも一緒に活性化します。
北海道の家づくりは、桜前線到来と同時に多忙となり、冬期間の外仕事は冬眠するのです。
写真は除雪で山のように積み上がった雪山が溶けてなくなり、その地べたで春を待っていた我家の庭の蕗の薹です。

写真の蕗の薹は、既に薹(とう)では食べられず、蕗(ふき)の方は何とかなりそうです。
気温24℃の名古屋から8℃と一桁台で、とても寒い北海道北斗市本社に戻りました。
明日からファースの家の体感会ですが、この寒さはイベントに味方してくれそうです。

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仲の良い家族構成は家の断熱性能から…東京都内~名古屋市内~中部国際空港ホテル

2018-04-26 20:16:04 | ファース本部

夫と妻、嫁と姑は、しょせん他人どうしの共同生活なのです。
特に嫁と姑との心の根っこの中の確執は総て取り払うことなど無理だと思われます。
離れていれば寛容にもなれるのですが。
日々の暮らしに2人の主婦がいると価値観や人生観を共有など出来ません。

中には仲の良い嫁、姑もいない訳でありませんが、どちらかが堪えているのです。
それは夫婦も同じなのでしょう。
主婦が主導権を持つ台所などや水まわりは、ここに2人の主婦が存在すると必ず、何方かががストレスを溜め込むことになります。

2人の主婦のいる二所帯住宅では、玄関、台所、浴室、トイレ、更には電力積算計、水道計も別々にして管理を行うようにした方が賢明です。
マンションかアパートのようにも感じますが、ユーティリティーを共有スペースとします。
家族は、助け合う空間が必要ですが、干渉される事もないのがこの家事室なのです。

私は20年間に離婚調停業務を行ってきましたが、何方かが我慢すれば、それはいつか必ず爆発する場面を多く見てきました。
それが夫婦関係を破綻させる場合もあり、最初から干渉されない空間づくりが必須。
今日は写真の名古屋国際会議場で断熱素材を見てきましたが、家の温熱性能つまり、断熱材の使い方で家族融合も果たせそうです。

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お江戸日本橋で会合を…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2018-04-25 20:11:42 | ファース本部

今日は東京の日本橋でファース・メーカー協力会(FMA)の三役会がありました。
この「日本橋」ですが、まさに橋の事であり、東京都中央区を流れる日本橋川に架かる国道の橋の名前。
現在の橋(写真)は、1911年の完成で国の重要文化財に指定されています。

この日本橋は、日本の道路網の始点となっています。
現在の日本橋は、19代目か20代目にあたり、1903年に市区改正計画で幅6m以上の鉄造か石造とすると定められたと云います。

最初の日本橋は、徳川家康の肝いりで太鼓橋形状に建造され浮世絵などに描かれています。
大阪にも日本橋がありますが、区別するためなのか「にっぽんばし」と呼びます。
1963年に日本橋の上に首都高速が架けられ、情緒性を逸したと云われていますが、国土交通省は2020年の東京五輪の終了後に地下に移設する計画を練っているそうです。

この日本橋周辺を地名としても日本橋と呼ばれるようになっています。
日本橋に限らず、何処の地名にも様々な由来はありそうです。
今日は日本橋本町の倉敷紡績東京支社で会議を行ってきました。
明日は名古屋に移動いたします。

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心の豊かさを育むために…北斗市

2018-04-24 17:21:13 | ファース本部

衣類は、その素原料をつくる人、加工する人、縫製する人、運ぶ人、売る人がいます。
食する事は、農業、漁業の一次産品をつくるため農耕機、肥料をつくる人、漁業では製網、船舶、燃料などと加工する人もいます。

住まいである私達の家づくりは、実に多くの職種が連携し合って為されています。
この衣食住は、生きるために必要な三大要素と云われます。
心の豊かさ、穏やかさ、楽しさ、笑顔で和やかに…これは人間だけに必要な要素です。

豊かな生き方とは、先ず衣食住を為していることが前提なのでしょう。
心を豊かに生きるには、衣食住と同等に情緒性や真心を育む時間が必要のようです。

今日は、上磯中学校に出向き、7月20日開催の「第19回ファース全国大会in函館」の懇親会で、上磯中学校吹奏楽部の演奏を披露して頂くための打ち合わせに行ってきました。

今年の全国大会は、弊社創業50周年記念と社長から会長移行のセレモニーを含むため、地元関係者の方々にも参加して頂くために函館市開催となりました。
上磯中学校吹奏楽部は全国出場の常連の実力校で、あらゆるイベントに引っ張りだこです。

ダメもとで私達のイベントで演奏して頂く事を要請したところ、私が上磯中学校同窓会長である事より、隣に位置するため上磯中学校が行事のあるたびに、駐車場提供や校舎メンテナンスを行ってきたことに対する特例で演奏を受諾してくれました。
この演奏を間近で聴ける人は必ずや心豊かになること請け合いです。

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夏冬と自然環境とは…七飯町~北斗市

2018-04-23 17:31:19 | ファース本部

昨日の暑さから今日は肌寒さを感じる一日となりました。
私達の快適な温湿度とは、暖房時で気温20℃、湿度50%、冷房時で気温25℃、湿度50%前後と云われます。
(写真はファースの家の温湿度の一例)

真冬の暖房は、室内を人工的に暖める事です。
窓や床壁などから熱が逃げ、その逃げる熱と相応の熱をつくるのが暖房と云えます。
逆に真夏の冷房とは、侵入した暖気の分だけ冷やす事なのです。

自然環境の温度は、すべて輻射熱で私達のカラダを覆います。
冷暖房空間では、床、壁、天井の温度と室内の気温が同一(輻射熱量100%)で完璧です。
春や秋が快適なのは、外気のすべてが輻射熱で身体を包むからです。
もちろん、真冬の換気も真夏の暖気も輻射熱であることに変わりありません。

この乾燥した寒気の厳寒期、高温多湿の温暖期では、室内温湿度を同一にする事は至難の技。
私達は、四季を通じて家の性能で、このような居住空間を構築しています。
限りなく自然に近い空間は、まさに「さりげない」快適空間とも云えそうです。
私達は、今日も「さりげない空間」をつくるための研究開発に勤しんでおりました。


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ファース・グループのSDGs…北斗市

2018-04-21 15:33:11 | ファース本部
ファース・グループのSDGs(2030年までの持続可能な17項目の目標)
下記のようにまとめてみました。ロゴは主に行う11の住み続ける街づくりです。

ゴール       ターゲット                活動例
1・貧困     地域活性化で地域貧困を無くす  地域工務店の地産地消での家づくりを実践
2・飢餓
3・健康福祉   汚染物質の排出を抑制      シリカゲルで家屋内に調湿洗浄した空気を充満
4・教育     家づくりを通じた教育の徹底   工務店経営者・ユーザー対象の住まい講座
5・ジェンダー  男女格差の廃絶         女性スタッフ管理者の採用を推進
6・安全トイレ  雨水活用トイレの活用      雨水を溜めての水洗トイレの研究開発を行う
7・クリーンエネ 省エネでクリーンな居住空間   自然素材と天井裏設置エアコンで省エネ稼働を
8・働き方と経済 自由な発想で高効率雇用環境   短期間で高度スキルを習得するスタッフ教育を実践
9・技術革新   先端の住宅システムの研究開発  常に新技術の研究開発と年間3本以上の特許申請
10・不平等    社員やクライアント平等対応   意見を云える環境づくりをおこなっている
11・人の街づくり 住む人や関わる人の幸せづくり  住む人を幸せにした分だけ関わった人の幸せがある
12・生産消費   快適100年住宅の実践      90年間大規模改修不要の合理化認定交付を実現
13・気候変動   温暖化対策の徹底化       CO2と温暖化係数ゼロの素材開発と実践
14・海を豊かに  森林資源を大切に        建築当該地域の山林で育った木材の活用と植林
15・陸の豊かさ  ヒートアイランド対策      建築住宅を緑地帯で囲うプラニング提案
16・平和公正   誰もが同じ幸福感を共有     「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の理念実践
17・パートナーシップ 関わるもの協力体制確立   全ファース・グループ加盟店のパートナーシップ実践 

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土に還るために出来る事を…宇都宮市~東京事務所~羽田空港~函館空港~北斗市

2018-04-20 18:00:01 | ファース本部

そびえ立つ背の高い樹の葉っぱや実を食べるため、キリンの首が長くなりました。
木の実を食べるため小枝を渡り、俊敏に動ける猿のような動物に。
広い平野を駆け巡って餌を求めるために、足の速い草食動物が出来上がったようです。

その草食動物を餌にする肉食動物のライオンやトラなどが。
私達人間は、草も野菜も肉も魚も食べる雑食動物と言う事になるのでしょう。
大地の土から芽を出した生物は、私達も含むすべての生命を育んでいるようです。

この生物は、確実に土に還す循環の仕組みは永久に保持する必要があります。
その循環が崩れた時には地球環境が破壊され、私達も破滅して行きます。
その張本人が私達人間なのでしょう。

我々人間は、モノや生き物のすべてを土に還せる工夫を怠っているのでは。
何もかも土に還る…我々、人間もいずれ土に還り、次の時代の礎になるのです。
我々、動物や植物が生命を終えたとき、次の生命を生み出す循環の一端なのでしょう。

3泊4日の信州の木曽路や栃木県への出張では、見事な自然の豊かさを目の当たりにし、そこに暮らす人たちの生きる工夫の数々も見て来ました。写真は栃木県で撮りました。
この地球を守って行くのは、やはり私達ヒトなのでしょう。

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スタッフの手の平で踊る社長…東京都内~宇都宮市内

2018-04-19 18:57:56 | ファース本部

トップダウン型のワンマン経営者のもとで多くの会社は創業されます。
創業時に民主的な合議制などでは企業は成り立ちません。
しかし独断的に進捗する創業時の経営は、だれが見ても不安感をあおるものです。

創業時から成長期を経ての経営安定期では、構成する人々とのパートナーシップが極めて重要になります。
会社経営の安定は、社長権限をパートナーに分け与えている証しなのでしょう。

恒常的なワンマン経営では、スタッフの成長を著しく阻害してしまいます。
積極的にパートナーに意見を云わせ、それを具現化させるのも経営者の務めのようです。
今日は宇都宮市のFAS加盟工務店、株式会社 オースタムさんを訪問しました。

写真は、会社の前に掲げた社長似顔絵看板と本人で社長の鈴木松男さんです。
似顔絵はスタッフが描き、そのロゴがオースタムさんのキャッチコピーになっています。
実に良く似ていると思いますが、それを笑って受け入れる鈴木社長の度量にも感銘を。

鈴木松男社長は、まさにスタッフの手の平で踊る社長さんになっておりました。
今回は、しばらくぶりに宇都宮市のハッピーハウジングさんとオースタムさんを訪問する事が出来ました。

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地元密着型工務店の在るべき姿…長野市~木曽福島町~東京都内

2018-04-18 19:11:56 | ファース本部

私達のような零細な工務店が、セールスマンを雇ったところで家づくりの仕事をとれる訳ではありません。
組織体としての信用、信頼が伴っていないからです。

今日は、長野県木曽町のFAS加盟工務店、株式会社 森本建設さんを訪問して来ました。
写真は、社長の森本剛士さんと撮ったのですが、森本さんはいまだにガラ携でホームページも開設していません。ところが施工予定表には仕事がはるか先まで詰まっていました。

木曽町の住人は、標高900mもの位置に在り、長野市や松本市から車で2時間、木曽路の人口1万人余りの町に肩を寄せ合うように暮らしています。
そのような町の工務店経営者は、誰もが受注にしのぎを削っています。

その中で確実な受注が出来ている森本建設さんは、消防団団長、自治会役員など常に地元ボランティア活動に一生懸命です。
また森本社長の仕事への厳しさ、地元の方々への温厚で優しい気遣いとアフターフォローも欠かす事はありません。

大都市から遠く離れた木曽路の町と云う環境もあり、良い事も悪い事も翌日には町中に広がってしまうと云う地域環境があります。
このような環境下では、インターネットよりも地元活動が何よりもの営業活動になっているようでした。
私にとっては、とても学びの多い木曽町訪問でした。

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事業継続は工夫と実践力…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内~諏訪市~長野市

2018-04-17 19:29:37 | ファース本部

そこに会社が存在すると云う事は、その企業を興す人、継続させる人、支える人などが必ずいる事になります。
私も創業者ですが、会社を興すのは意外と簡単かも知れません。経営継続の方が困難かも。

今日は長野県諏訪市のFAS加盟工務店、LTホームズさんを訪問しました。
写真はLTホームズさんの事務所で撮ったのですが、私の向かいが社長の河出学さん、専務の河出陽さん、奥さまの河出喜代子さん、手前が弊社常務の扇寿志です。

河出社長は、勤め人から飲食店経営を起業してから経営戦略を持つようになったようです。
飲食店とキャンピングカーの加工販売を併用し始めたのが後の建築業へと繋がります。
今では飲食店を人に任せ、キャンピングカーのシヤアでは業界三指に入る規模です。

人が暮らせるような空間を車の上につくる技術は、家づくりに充分に活かせます。
FAS加盟工務店となってからは、その技術をファースの家施工の現場に発揮しています。
現在は工務店経営とキャンピングカーを含む売り上げが30億円近くに成長を。

河出社長の経営哲学は、好奇心と工夫、実践そして継続する信念なのでしょう。
この好奇心、工夫と実践、継続があれば貴方も経営者になることは可能となります。
今日は、櫻が満開の長野県を訪れています。

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人の健康に関する紫外線の功罪…函館市~北斗市

2018-04-16 16:51:20 | ファース本部

私達の使用するメガネの殆どは、軽量化するためにプラステックで作られております。
そのプラステックレンズは、約90%以上もの紫外線をカットするそうです。
紫外線は、白内障を引き起こす可能性があり、プラステックレンズはそれを防止すると。

紫外線を浴びた木材は、数年でボロボロになる場合もあり、畳の変色もその影響です。
紫外線は家の外壁材、コーキング、防水シート材、塗料、サイデングをも劣化させます。
日当たりの良い場所とそうでない所での劣化状態が全く異なる事でも確認できます。

人の肌は、日焼けでシミ、ソバカス、皮膚老化、皮膚ガンにもかかりやすいそうです。
昔の母子手帳には、健康のために「日光浴」をと書かれていたそうですが最近は、「外気浴」と変更になったといいます。

昨今は、オゾン層が破壊されて紫外線量が膨大に増加したため、昔のような紫外線に対する寛容な考え方が変わり、紫外線に対する警戒感を促す情報が多くなりました。
しかし、程よく紫外線を受けることは、体内のビタミンDを増加させウツ症状に関係の深いと云われるメラトニンを分泌させ、必ずしも全てが悪い事ばかりではなさそうです。

私達のファースの家は、自然と共生するためのハードを研究しつつ、程よく紫外線をも導入できる専用ガラス(写真)の採用を30年前から採用して参りました。
住む人の健康保持には、紫外線をどのように受け入れるかのスキルも必要のようです。

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内断熱と外断熱のどちらが良いのか…北斗市

2018-04-15 15:09:25 | ファース本部

内断熱とは、外壁を構成する外壁材と内壁材と柱や間柱の間に断熱材を入れる方法です。
グラスウール断熱、セルロースファイバー断熱等はその典型です。
これらの断熱材は、乾燥した空気を静止させて断熱効果を発揮します。

ところがこの密閉状態では、腐食菌に侵され易くなり、内断熱のウイークポイントです。
高温多湿の日本風土は、開放文化が根付いていましたが、これを生かせないのが内断熱。
内断熱工法の場合は、外気の影響と、家屋内からの影響をまともに断熱材が受けます。

氷点下の外気温の時、室内を20度以上にしている時、人の生活で発生した湿気が、内側から壁の中に侵入して、この低温になった外壁材にくっつく現象が起きます。
内部結露といいますが水滴に至らなくとも周辺の含水量を増加させます。
一気に腐朽菌が発生させて構造部材が腐ってしまう事象を多く目にしてきました。

湿気が入らないようにするため、気密ポリフィルムを内側から張る方法があります。
しかし、入った湿気が出難くなり、内部結露の根本的改善とは云えないようです。
とはいえ躯体の外側に断熱材を張る外断熱方法を、手放しで推奨する訳にも参りません。

床、壁、天井との納め方には、内断熱よりはるかに難しい施工技術を伴います。
写真は、私達のファース工法ですが、全室輻射熱暖房を行っており、各断熱特性を活かして断熱気密施工の責任施工体制をつくっています。
さて、今日の日曜日は一般ユーザー様から内断熱と外断熱に比較相談があり出社しました。

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