豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本の原風景に相応しい茅葺屋根の家…北斗市

2016-02-29 18:21:21 | ファース本部

私達のファース工法の開発動機は、家の中の温度と湿度を一定化することでした。
高気密・高断熱と言う極めて単純な仕組みでは、温度は出来ても湿度管理が困難です。
試行錯誤の末に辿り着いたのが、水分管理で冬温かく、夏涼しい茅葺屋根の家屋でした。

梅雨時期にたっぷりと湿気を茅葺屋根に蓄えておき、夏場の日射熱や暑さで抱えた水分は蒸発します。その水蒸気化熱で家屋内の熱を奪い涼しくします。まさに天然クーラーです。
冬は、蓄えた水分で家屋内を潤し、人のカラダからの水分蒸発で熱を奪う事を防ぎます。

私は、茅葺屋根のルーツを調べ歩き、朝鮮半島、中国大陸そしてインドまで行ってきました。
お釈迦の仏教と一緒に伝来したのかと思ったからです。しかし朝鮮半島や中国、インドには、藁(わら)葺や麦藁葺がありますが、茅葺を探し当てる事は出来ませんでした。
作用としては、藁も麦も茅も水を溜め、それを蒸発させて家屋内の温熱環境を保護します。

稲藁や麦藁を屋根に使用するには、家屋の骨組み下地に藁を何重にもして、下地に縄で括り付ける事で簡単に屋根が出来てしまいます。つまり藁葺は造り易かったのでしょう。
朝鮮半島やインドには、今もたくさんの藁葺屋根の家屋が現存します。

日本の茅葺屋根は、優雅さと耐候性の勝る「藁」よりはるかに硬い「茅」を用いました。
日本人は、固い茅で軒先を揃え、反りを入れて独自の造形家屋に仕上げて行ったのでしょう。
日本人独自の感性が創った屋根だったように思われます。

写真のような茅葺屋根が群となしているところは今も多くあります。
福島県大内宿、富山県五箇山相倉、京都府美山北、中でも岐阜県白川郷は特に有名です。
この茅葺屋根の集落は、日本の原風景とでも言えそうです。

今日は4年の閏年2月29日、そして月末でもありとても気忙しい1日でした。
今日は全国的に大荒れの天候のようですが、北海道は猛吹雪の予報が出ています。
茅葺屋根は雪が断熱材になります。さて大嵐を超えるごとに確実に春が近づいてきます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何もしければ確実に組織は劣化する…北斗市

2016-02-27 15:57:01 | ファース本部

ファース本部のある北斗市は、地方自治体の中ではかなり財政豊かな方だと言われます。
それはそれなりの苦渋に満ちた自治体経営の施策を打ち出して参りました。
現在の高谷市長の前の市長は、旧上磯町長の海老澤順三氏でした。
海老澤氏が町長に就任した昭和50年当時は決して財政豊かな町ではありませんでした。

40歳と若かった海老澤町長を全職員が盛り立て、全町民が連携し合い、住民サービスのための公共事業を抑え、自治体職員の採用を控えるなどの歳出削減に努め、企業誘致や農産物育成などの歳入確保に懸命に取り組んで来たのです。

時代はいつも変動し、移り変り、大きな潮流となって押し寄せてきます。
ただこの潮流に身を任せていただけなら、いずれその激流に呑まれてしまう事でしょう。
現在は、政府や地方自治体の借金の合計が1000兆円以上にもなるのです。

我国は空前のバブル景気を経験しました。
経済の好循環で税収が多くあり、大盤振る舞いのし放題だった時期があります。
バブル経済は破綻しても、その時の経済環境をそのまま保持するため、大量の赤字国債を刷り続けるに至ったのです。

私達企業経営者は、誰もが好まない供与カットやリストラを断行することもあります。
時代の潮流を見極めながら、大英断を下せなかった指導者の責任は大きいのです。
政府も自治体も、私達工務店も、何もしない経営者は確実に淘汰されるでしょう。

ファース本部のある北斗市の首長は、海老澤順三前市長の後を継いだ高谷寿峰氏です。
高谷市長は堅実で手堅い市制運営を実践しており、行政プロの高い評価を得ています。
自治体運営も企業経営もリーダーの指導力が大きく影響することは確かです。

写真は現役時代、北斗の市長室で撮った海老澤順三氏です。
今日は久々に自宅を訪ね全国大会の報告を行い懇談してきました。
海老澤ご夫妻は、とてもお元気で話が弾んでついつい長居をしてしまいました。
さて今日は土曜日でスタッフも帰り始めたので私も早め引き上げることに致します。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の目覚めで思考する事…高岡市~富山市~富山空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2016-02-26 21:23:15 | ファース本部

今朝の自分が何処で目覚めたのかを先ずは思考する事から一日が始まります。
ベッドから天井を見上げ、おもむろに廻りを確認、「ああ今日は此処だった」と気付きます。
旅先と言いつつ殆どが仕事での出張であり、気持ちが高揚する日、憂鬱になる日もある。

今日は、この地で何をするのかを思考しつつ、窓の外をみることにしています。
強風が吹いている。吹雪いている。カンカンの朝陽が差し込む朝もあります。
今朝は、薄っすらと白い雪をかぶった高岡大仏様をホテルの窓から眺めました。
北陸らしい大粒の雪が左右に揺れながらゆらゆらと舞っていました。

朝の目覚めの高揚感は、時に喪失感をも左右させることもある。
政府の借金財政、難民キャンプの悲惨な映像、政治のカネの陳腐なニュース等々…
消費税増税関などと、面白くて愉快なニュースは多くありません。

そこへ久々に見応えのある朝ドラの「あさが来た」は、朝の高揚感を与えてくれます。
出張中や仕事で見ることが出来ないことが多いのですが、必ず録画をしておきます。
一方、あるニュースでは、過疎地域の住民どうしが協力し合い、地産地消に取り組み、産業活性化を行うニュースもあります。

地域コミュニティーを活用し、年配者が子育て支援を行い、若い家族が心置きなく仕事の出来る環境を構築している地域もあります。
私達日本人の強かな忍耐力、誠実さ、実直の特性は、江戸時代には既に確立していたとの文献もある。この特有の知恵と工夫を生かす事は、生産力向上で自然増収での税収も増えます。

今日の高岡市のような地方都市で朝を迎え、窓から外を眺めると、都会で眺めるときと確実に異なる思考を巡らすことが出来そうです。だから定期的な海外旅行は、必須のようです。
写真は今日の羽田空港乗り換えの時に機内から夕焼け空を撮りました。
さて、明日の朝は、きっと自分のベッドで目覚めることでしょう。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

価格競争から脱皮するには…北斗市~函館空港~羽田空港~富山空港~高岡市

2016-02-25 22:30:34 | ファース本部

戸建住宅の年間着工数は、全国で年間に約50万戸前後と言われております。
サッシなどの建材などは、ハウスメーカーやローコストメーカーなどが大量発注致します。資材メーカーはロット出荷でコスト軽減ができるため、安価な価格で供給出来ます。

住宅の供給数は、どんなに大量生産しようと建てられる数は年間50万戸程度なのです。
資材をどんなに大量発注しても一戸建てに使用する資材や建材など絶対数は、限られます。
ハウスメーカーが販売する家も、割高価格で仕入れる零細な地域工務店が造る家も、全部合わせても年間の建築着工の絶対数の50万戸には変わりがありません。

資材メーカーは散々買い叩かれ、下請け業者もトコトン値切られます。
ここで得られたスケールメリットは、建主さんが住んでから肌で感ずる事になる、家の性能や機能に反映されない費用である膨大な宣伝広告費に消費されているのが現状です。

私達地域工務店は、適正価格で購入し、適正価格で協力業者に発注しますが、宣伝広告費を殆どかけておりません。したがって親切丁寧な仕事をしても価格は高くならないのです。
情報が偏って伝わっている住宅業界ですが悔いの残さない家づくりを行ないたいものです。

今日は富山県高岡市に本社のある三協立山株式会社様を訪問して住宅建材部の部長、山崎力(つとむ)様と色々な意見交換を行なうことが出来ました。(写真)
山崎部長さんは、価格競争の限界を商品力と人間力で乗り越える術を語っておりました。

三協立山様のような資材メーカーは、大手ハウスメーカーに大量販売して全体コストを抑え、その恩恵を私達地域工務店に分け与えて戴く仕組みを話し合いました。
山崎部長と賛同したのは私達、地域工務店は、良い製品を上手に使い、同時に出来た家に心情が宿る事、つまり人の息衝く家づくりを行うことだと言う事を再認識です。

さて、今日は猛吹雪の北斗市を出て快晴の東京からアルプスを超えて富山県に来ました。
富山県も降雪の予報だったそうですが、見事に外れて快晴で温かい日中でした。
しかし、この時間になって雪が降りだしてきました。明日はまた東京経由で帰社致します。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開口部の温熱性能を…函館市~北斗市

2016-02-24 15:04:55 | ファース本部

窓のない家などは存在しえません。
然るにサッシなどの開口部は、下記のような性能を有していなければなりません。
1・陽射しを取り込む採光機能は、家の明るさや日射熱取得に必須です。
2・陽射しを遮る遮熱機能は、冷房負荷を減らすために必要です。
3・熱を逃がさない断熱性能は、もっとも熱を逃がしてしまうのも開口部なのです。
4・景観を視易くする透明度は、本来の開口部の一番の使命かも知れません。
5・避難や出入りのし易い開口機能は、防犯対策と合わせて避難の際に必要です。

開口部の大半はガラスでしめられており、そのガラスには日射取得や日射遮蔽の機能を持たすことが可能です。ファースの家は、Low-E(ローイー)機能を上手く組み合わせ、太陽高度で夏場に遮熱、冬場に熱取得させる性能を相合わせ持たせています。

熱を逃がさないためには、複層ガラスの内側に乾燥空気よりもっと熱の伝え難い、アルゴンガスやクリプトンガスを封入させて断熱力を高めています。
加えてLow-E機能は、多くの種類から選択してファースの家の専用化にしております。

暖かい家づくりには、断熱材での断熱力や気密層などと一緒に開口部の吟味が不可欠です。
ファースの家は、床下に敷設したスカットール(シリカゲル)に200リッターもの水を溜め込み、多湿時に吸着し、乾燥時に放出させる性能を持たせていますが、普通の家より乾き過ぎを防ぐために湿気を保有しており、開口部に結露がし易い泣き所もあります。

様々な矛盾を抱えながらも住む人の快適さと省エネを図るための機能を搭載させています。
そのために絶えず研究開発が必要なのです。今日も研究開発室では開口部の結露試験を行っております。写真は断熱ボックスにサッシを取り付けて様々な試験の様子です。

さて、今日は北斗市役所に全国大会の報告に行ってきました。
また今日は、12月31日決算の最終打ち合わせを会計士さんと行いました。
さて、これから金融機関の勉強会と懇談会に出掛けてきます。
明日は富山県高岡市です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピーチは聴く人の心を掴む導入から…函館市~北斗市

2016-02-23 17:49:44 | ファース本部

大勢の人前で話をすることはとても緊張するものです。
また一定の緊張感が無ければ、聴く人の心に残る話にはなりません。
人が集中して聞ける時間は3分間から長くとも6分間以内と言われます。

スピーチで好感を得て、聞いた人に好きになって貰えるには幾つかの要点がありそうです。
焦点の纏まらない長い話が一番嫌われます。自分もそのようなスピーチは嫌いです。
早く終わることを念じられるようなスピーチでは、せっかくの機会が台無しに。

スピーチでは、最も伝えたい要点(主語)を気持ちの中で纏めておきます。
そしてスピーチ導入が一番肝心のようです。スピーチ「導入」とは、枕言葉のことなのでしょうが、それは言葉でなく表情とか間(数秒)なども重要な導入の要素になるようです。
スピーチの導入とは、この人の話を聴きたいと思わせる雰囲気を構築する事です。

私は中卒ですから人前で話しをする機会などは全くないし、話す機会などがあると思ってもおりませんでした。しかしながら起業すると人前で話す機会が多くなり、思い切って函館青年会議所(JC)に加盟させて戴き、スピーチの訓練を徹底的に行いました。

中卒JC会員は、真っ白いキャンバスに着色するようにスピーチ力が早くつきました。
その後、大きな政治活動などの大きなイベントの総合司会をさせられるようになります。
スピーチは、要点を掴むと緊張するほど話しに心がこもるようになるものです。

要点とは「導入」「伝えたい主語」そして「転結」この転結は導入と主語を絡めて一言でまとまる言葉を用意しておくことです。これが決まると自然と拍手が沸き上がります。
写真はファース全国大会in倉敷での当方の主催者挨拶です。5分間のスピーチでした。

この時は倉敷の街の歴史、倉敷市内のファース工務店と販売代理店との関わり、そしてファースを持ち込んだサッシメーカーそして、そこに住むユーザー様の笑顔に逢えました。
転結は、「この全国大会でもう一頁の物語を加えて戴きたい!」…と。

さて、今日は全国紙のコラム原稿を脱稿や現場視察などを行なっておりました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

布団(ふとん)の中は何故に温かいのか…北斗市

2016-02-22 17:50:16 | ファース本部

ZEHいわゆる「ゼロ・エネ・ハウス」は、今後の家づくりの最大のテーマとなりそうです。
太陽光や風力で発電し、蓄電池にためてエアコン冷暖房ZEHはつくることが可能です。
つまり何の断熱手法を講じなくとも機械的にZEHは建造できるということです。

但し多くの機材を使用することで、発電機材の作製過程で膨大なエネルギーを費やします。
当然ながらイニシャルコストが掛かり、更にはメンテナンスコストも多大です。
もっと賢いZEHは、断熱、気密、蓄熱、遮熱、調湿などの温熱性能を向上させることです。

表題の「布団(ふとん)の中は何故に温かいのか」を思考すると解ります。(写真)
ふとんは、熱の伝え難い乾燥した空気を抱えた断熱材の役割を果たしております。
人のカラダを布団で包むと温かくなりが、その熱源は人のカラダから発する体温なのです。
住宅も上記の温熱性能をしっかりと担保できれば、人の生活発生熱だけで暖房不要です。

機械的に頼ると言うことは、その機械の機嫌を損ねることで酷い目に遭うのです。
太陽光も風力も自然任せで蓄電池は、その寿命が十数年と言われます。
メカニックな器材、機械にお金を掛けるか、温熱性能にお金を掛けるかが問われます。

本来のZEHとは、人体熱、家電熱などの内部発生熱や日射取得熱だけで暖房が出来て、通気を促し、日射遮熱などで冷暖房を限りなくゼロにすることだと定義付けすべきです。
太陽光や風力発電は、電力会社から送電されるサポートエネルギーと割り切るのです。

ZEHは、機械メーカー利益を助長させる競争が真の施主利益や社会貢献となりません。
今日のメール質問「真のゼロエネハウスとは何か」の質問に答える内容にしました。
さて、今日は全国大会関連で出張中に溜まった仕事の処理に追われた一日でした。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わりは次の始まりに…岡山市~岡山空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2016-02-21 14:09:01 | ファース本部

ファース・グループの一年の節目にあたる全国大会は無事に終了致しました。
ご尽力を戴いた方々に衷心より御礼と感謝の意を表します。(写真は全国大会会場)
第17回全国大会in倉敷は、医学博士の星旦二先生をお招きして開催いたしました。
健康と住宅の温熱環境の関連性などを詳しく勉強することが出来たと高く評価されました。

懇親会では、星先生のテーブルに話を聴きにくる参加者が多かったのですが、先生は一人一人立ちあがって話を聴き、対応されておられました。人間力の高さを感じます。
殆ど食事が出来なかったようですが、お話が出来たことがご馳走だと語ってくれました。

次回の第18回全国大会は、三協立山株式会社の本拠地、富山県高岡市で開催する事が決定致しました。北陸新幹線が開通して、北陸はとても見所の多いところです。
また来年2017年2月17日(金曜日)の全国大会in高岡ですが翌日の土曜日は、三協立山さまのアルミ材押し出し工場を公開して見学できるようにして戴けるそうです。

型台の機会から成形されたアルミが心太(トコロテン)式に押し出され、冷やされてサッシなどの材料になる過程が解ります。一般の方々も見学できますので挙って参加しましょう。
ともあれ、今回の全国大会が無事に終了し、次なる段取りに入ります。

今年はファースの家ユーザー様を訪問して血圧測定などをお願いし、星旦二教授に学術論文にまとめて戴くことになるかと思います。
もう既に次なる稼働モードになっております。まさに終了は次なる課題の始まりです。
さて、当方はこれから束の間の休養に入ります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何処までも穏やかな日本人…倉敷市~岡山空港~岡山市内

2016-02-20 19:39:03 | ファース本部

全国大会in倉敷を終え、安堵感を持っての今日は移動日でした。
空港には、備前アルミ専務の亀山尚美さんがお母様と一緒に見送りに来て戴きました。
皆さんにご挨拶をして搭乗待合室に入り、介助が必要な方の事前搭乗が始まります。

ところが一向に私達への搭乗案内がありません。
搭乗待合室のサテライトからは、飛行機の整備関係のアタフタとした様子が解ります。
その後、突然に本機材は整備した結果、運航するには問題があり欠航しますとの案内です。

私達と同行したのは、スタッフ14名とユーザー様1名の計15名です。
欠航すると言うことは、次の日程がことごとく狂ってしまいます。
まして次の飛行機は直ぐに満席になる場合もあります。
飛行機が到着した後にはお迎えに来る人や会議、会合などへの連絡が必要です。

整然と一列に並び、携帯で連絡しつつ、払い戻しや次便手続き等を行っておりました。
今日は、殆ど日本人ばかりでしたので怒号や罵声もなく粛々と自分の番を待っています。
私達は羽田空港乗り継ぎで函館空港まで参ります。

明日の早朝便で東京、函館までの乗り継ぎ便の手配と、岡山市内への送迎費用、ホテル代もすべて全日空が行ってくれました。人生はこのような予期せぬことがあるものです。
これが全国大会への移動日だったらと考えると背筋が凍りますが、おかげでもう一泊の岡山宿泊を全日空の費用で出来るのだとポジティブ思考に致します。

欠航のおかげで岡山市内の知人の経営する料理店での食事や懇談が出来ました。
写真はホテル近くの夜の岡山市ないです。
歓迎だと囁いているように見えます。
明日は早朝便での移動となりますが、今日のように日本人で良かったと思うことが…

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無いモノを生み出す時とは…倉敷市

2016-02-19 21:01:44 | ファース本部

発明王と言われたエジソンは、無いモノを生み出す動機を極めて単純に「自分が欲しかった」と思ったことだそうです。
世のため、人のため、社会貢献のためなどと大層な動機付けでは中々大変そうです。

当方が昭和60年に行った全電化住宅は、そのようにしなければならない訳がありました。
深夜帯の余剰電力を電力活用して貢献するなどとする社会的な使命などは全くありません。
単に外部の温湿度に影響されない気密住宅では、燃焼機器が不完全燃焼するからです。

その完璧な気密層を構築するには、スプレー発泡断熱材でシームレス状に家を包み込む必要性があったため、そのような断熱手法を生み出すしかありませんでした。
一つのことを為すには、次々と関連する技術が必然となります。
気付いたら100件近い特許出願を行っておりました。

自分が欲しくて開発した住宅システムですが、賛同する工務店がいなければなりません。
今日は「第17回ファース全国大会in倉敷」を行いました。
今年の「ファース本部社長賞」は、北海道網走市の山内建設様の山内社長が受賞しました。

山内建設様は、ファース工法が公的認定を交付される前の年に加盟され、積極的にファース普及活動にご活躍されました。また「ファース・ユーザー友の会」の発祥工務店です。
山内社長(写真)は、海のモノとも山のモノとも解らない段階からご協力を戴きました。

つまりはファース工法の開発者の1人でもあると言えます。
開発者の福地脩悦と言われますが、決して私が独りで開発した訳ではありません。
山内社長さまのような影の開発者の存在があり本当は、もっと早い段階での本部社長賞だったはずですが、身内同然で気付くのが遅かったのかも知れません。

さて式典では星旦二先生の講話に目から鱗の聴衆が多かったようです。
星先生は、健康で長生きするには自由奔放に人と関わり、お出掛け好きで明るく笑顔で過ごすと病気の方が逃げて行くのだと、多くのエビデンスを元に話してくれました。感謝です。
さて式典終了後の懇親会も終わりホッと一息ついだところです。
明日は北海道に帰ります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

話す力と聴ける力…倉敷市

2016-02-18 20:01:55 | ファース本部

集中して人の話を聴けるのが3分間だと言われます。
然るに3分間スピーチが聴かせるための基本なのでしょう。
また「心で聴く」と「耳で聞く」ではかなり意味合いが異なるようです。

講演などの大部分は、耳で聞き、いわゆる聞き流しているに過ぎません。
その講演の中で「心で聴かせる」節目も必要になります。
注目させるには、聴衆の関心のある内容を目の動きなどで判断して3分間にまとめます。
話す力をスキルアップする必要性を強く感じます。

聴衆の多くは、ひたすら講演が終わるのを待ち望んでいるようにも思います。
既にその後に何をするか、どのような状況になるかを想像しており、講師の話は聞き流しているだけなのでしょう。何とももったいない時間を費やしています。

聴く力とは、その講師から自分の知り得ない情報を得ようとしている聴き方です。
先ずは肯定し、受容することで自分に内包されます。
内包された情報は、必要な選択を生かすことが出来ます。聞き流しは何も内包されません。

今日は100名近い受講者を対象に半日講習でした。(写真は講習会の様子です)
弊社福地建装・ファース本部の研究開発室スタッフ、専務と当方が講師となってファース工法関連技術と今日から必要な情報提供を行いました。
さて何処まで受容し、内包して戴いたのか…

明日はいよいよ「ファース全国大会in倉敷」の式典と懇親会の開催日です。
今日は全国大会前夜祭のような感じでした。
今日の倉敷の気温は、朝-3℃、昼+10℃、この時間+4℃と北海道北斗市と同じ気温です。
また寒くなって来たのですが、参加者の方々は夜の倉敷の街に繰り出して行きました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恩義を大切に…北斗市~函館空港~羽田空港~岡山空港~備前市~倉敷市

2016-02-17 22:44:24 | ファース本部

「あの人との出会いが無ければ今の現況は無かっただろう」
人の誰しもは、このように思える人が必ず存在するものです。
「その人との出会いで最悪の今がある」との怨念は、その人の心根にこそ問題があるのかも。

人との出会いの全てをポジティブに受け止めていれば、悪い出会いなど在り得ません。
「反面教師」とも言いますが、多くの人に嫌われている人の出会いは、何故に嫌われるのかの見本になると思われます。そのようにしなければ嫌われる人にはならないのですから。

今日は、13年前から岡山県にファースの家を精力的に広める活動を行って戴いた旧備前町の販売代理店・備前アルミさまを訪問する予定でした。
3年前に事故で亡くなった備前アルミ様の元家前社長は、全く実績のないファース工法を岡山県内の工務店さまに説いて回ってくれました。元家さまがいなければ今がありません。

今日は函館空港が猛吹雪で予定便が欠航で、元家政紀様の仏前にご焼香出来ませんでした。
とても残念です。

今日は、やはり鉄骨トビ職時代の大先輩が亡くなり北斗市内でお通夜なのですが、移動のために弔問だけさせて戴きました。今夜は家内の副社長が通夜に参列致しました。

との関わりが自分への大きな転機となるものです。
出会う人すべてを敬うことが出来れば、それはすべて自分にポジティブに帰って来ます。

明日は全国大会会場を活用してFAS検査員講習を行うため、一日早く会場入り致しました。
すると既に遠くから明日の研修受講の方々が来られておりました。

さて、写真は猛吹雪の函館空港ですが懸命に除雪作業を行っておりました。
彼らの活躍で何とか最終便に間に合うように運んで戴きました。
ご尽力を戴いた方々に感謝です。明日は予定通りに講習会を実施できそうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間力は資産力なり…函館市~北斗市

2016-02-16 17:39:00 | ファース本部

お金があれば大抵の課題が片付くことは確かなのでしょう。
ところがいつの間にか自分の知らないうちに、お金よりもっと大きな資産を蓄えている場合があります。自分が永年に培った経験や知識は大きな資産となっているのです。

「あなたの資産は」と問われると、預貯金や株、家、土地、車などを想定します。
そのような有形資産こそが経済的な実力(資産力)であると考えられてきました。
お金を中心に生きてきた現実が在ったことは事実です。

私は、一緒に支えあって働いた仲間達、そして仕事やレジャーで苦楽を共にした多くの人脈、更に自分の身につけた技術などは大きな資産になっているのだと思っています。
お金も大切ですが、自分自身の健康、人や自然への優しさ、働く意欲と社会性などの人格は、もっと大きな財産、資産、資源と言えるのでしょう。

溜め込んだお金や屋敷などの有形資産は、大きな時代の流れや潮流に呑み込まれ、あっという間に消滅してしまう場合があります。
私は、貴族のような豪華な生活が数年で無一文になった知人を目の当たりにして来ました。

有形資産より、人間力を持った人は、何かの事情で今の職場を離れた場合、その人間的資産は必ず評価される事でしょう。それは心豊かな生活が出来ていると言うことです。
「人のために何かを為す」それは、自分のために為しているに過ぎないのだと思えます。

今日は、鉄骨トビ職の先輩が亡くなり弔問に行ってきました。
彼は、学歴なし、教養なし、知識も学問も無かったのですが、彼の温かい心根が多くの後輩達に受け継がれており、弔問する人々から彼の人間像を垣間見れます。

さて、明日は倉敷に移動するため準備に入ります。
写真は会社の前の通学路ですが、一昨日からの雪が小山のようになっておりました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電力エネルギーを正しく使おう…北斗市

2016-02-15 18:03:12 | ファース本部

世界唯一の被爆国である我国は、福島原発事故でその怖さを更に深刻に受け止めました。
原子力発電の危うさの心情は、誰もが我が身のように受け止めていることでしょう。
感情的な「反原発」と、原発ゼロを目指す「脱原発」の意味合いは、異なるように思います。

単に反原発を唱えるだけでは、脱原発の解決法をスムーズに導くことが難しそうです。
「私達はこのようにします。だから原発を止めてください」との代替提示が必要です。
実際に実践できる代替方法を提示できれば原発は必然的に無くなって行くことになります。

原子力発電は設置コストが掛かり、何重もの複雑で厄介な安全管理を伴うだけでなく、完璧で最終的な放射能ゴミ処理方法を持たないのです。
私達が出来る事とは、再生可能エネルギー活用の発電方法などだけではありません。

また徹底省エネ生活で、生理的な我慢を強いることでもありません。
我慢する省エネでは、健康被害が生じて医療費負担が嵩む事にもなりかねません。

一般生活に不可欠な電気は、何処の家庭にも供給されているのです。
その電力エネルギーは、上手に使いこなすことで半分以下の使用量に抑えられます。
先ずは、住む家の温熱性能を極め、フィットした冷暖房機器との整合性を定めること。

断熱高性能の住宅で使用するエアコンは、エネルギー消費効率が高まります。
上手に使用すると電気ヒーターの10倍近くのエネルギーを取り出すことが可能です。
その効率は、ガス、石油、薪、石炭などよりはるかに廉価なエネルギーになるのです。

気の遠くなるような年月とコストが掛かる代替エネルギーの登場を待つまでもなく、私達庶民は、出来ることを実践してこそ「脱原発」に説得力が生まれるのでしょう。
その間のエネルギー確保には、沈着冷静で賢い判断が必要なようです。

今日は、-7℃の寒さの中、日本で初めて使用する最新機材を導入した新型ファースの家の引き渡し式を行いました。実験台になったのは、弊社専務の自宅です。
実験台と言っても家の中は、全館輻射熱のマイルドな暖房空間が広がっておりました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スガ漏りと雨漏りのストレスは…北斗市

2016-02-14 17:15:11 | ファース本部

大きな資金を支払って家づくりで待望の家に住んで間もなく、その新築の家に雨漏りがあったら、その建主さまの衝撃は大きいモノとなります。
雨漏りは、新しい壁を汚すだけでなく、入居された建主さまの心情をも汚してしまいます。

当然ながら施工工務店への不信感も含め、大きな影を投げかけてしまうことでしょう。
私達施工業者も雨漏り事象でのお客様心情を思えば、本当に切ない思いを致します。
雨漏りなどは絶対にしない家だと誰もがそう信じて家づくりを行っています。

私達ファースグループは、温熱環境ばかりに意識が向いて雨漏り対策を各加盟工務店が行うものとのスタンスでした。しかし、当社ハウジング事業部の施工物件にも雨漏りトラブルが発生したため、抜本的な雨漏り対策を研究して普及させております。

今日は時季外れの暖気で「スガ漏り事象」の問い合わせが多くありました。
勿論、ファースの家ではありませんが、寒冷地の住宅によくある事象です。
スガ漏りとは、屋根の雪が部屋などの暖気で溶けて下方に流れ、軒先で一気に冷やされて氷となり、軒先の氷がダム状になり、溜まった水がトタン葺の継手から漏れだす事象です。

断熱材とエアコンの合わせ技で「雪の積もらない屋根」の研究を行っておりますが、共同研究している栄住産業さまと行った継ぎ手のない屋根は、スガ漏りを起こしません。(写真)
元々雪の積もらない屋根には、継ぎ手の突起が冷えて雪が凍り付くために開発しました。

これを寒冷地住宅の屋根に安価で供給するための実験を始めています。
ひとつの企画から次々と関連技術が生まれるものです。
さて明日は全国大会in倉敷の社内リハーサルを行う予定です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする