樹脂断熱のスキン層の役割…北斗市・ファース本部

樹脂断熱のスキン層の役割…北斗市・ファース本部
樹脂のスプレー発泡断熱材は、もともと定温倉庫などでの実績がありました。
私が樹脂メーカーと一緒に、木造住宅用に処方改良し、公的な断熱認定を交付されたのがファース工法です。
日本では、平成5年に最初のスプレー発泡断熱の認証工法となりました。

現在は多くの発泡業者が色々な遣り方でスプレー発泡断熱を行っています。
今日は、ある建主さんから相談があり、100倍発泡断熱で家を造り、冬は家中が寒く、夏は家中が暑いと云う事です。
更には壁の中に結露の後あり、壁が汚くなっているとの事でした。

寒冷地での100倍発泡断熱は、外部にグラスウールと同じくポリフィルムと透湿シートを用いるように指導されます。
つまり100倍発泡断熱材は、グラスウールなどの繊維系（空気）断熱材と同じ扱いです。

私が国からの公的認証を交付される要件としては、湿気を通さないため独立気泡率を最大限にあげ（エアクララ96％・100倍発泡40％）、ポリフィルムや透湿シート不要にしました。
写真は、ファース工法専用断熱材「エアクララ」（IBEC認証取得）ですが、スキン層を何層も重ね合わせてフォームを形成しており、極めて高い強度を持っています。

独立気泡率96％、残り4％で木材呼吸を促し、硬いスキン層で水を弾くようにしています。
100倍発泡のように一瞬で膨らむ断熱材ではありません。
薄いスキン層を何枚も重ねるので、手間も原液量も多く、その分の費用も掛かります。

それでも家族や自分達の身を委ねる家づくりには、欠かせない性能を担保できるのです。
さて、明日8月1日㈰午前6時15分HBCテレビで福地建装が特集番組で放送されます。

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寒冷地仕様のエアコンとは…北斗市・ファース本部

寒冷地仕様のエアコンとは…北斗市・ファース本部
以前エアコンは、雪の降る寒冷地で使用することが出来ませんでした。
エアコン暖房は、外気から熱を汲み上げて室温に加温する仕組みとなっています。
外気温が－10度の時は自動的に－20度まで温度が下がる冷媒ガスを使うからです。

この汲み上げた10度を室温に加温するのです。
例えば室温5度の時に外気から汲み上げた10度を加温して吹き出すと15度になります。
断熱性能のしっかりした家であれば、室温が吹き出し温度に近くなり、室温20度に時は30度吹き出し温になり24度設定では、自動制御で微小稼働となります。

エアコンは微小稼働ほど、エネルギー消費効率（APF）が高くなり、省エネ稼働となります。
一方で大きな課題は、外気温－10度、室外機の冷媒ガス－20度で室外機が直ぐに凍ります。
これを凍らないようにするため、室内機から熱を逆送させるのです。

しかしながら厳寒地では、常に氷点下気温が続くため、室内が温まるいとまがなくなります。
これが寒冷地ではエアコンを使えない理由でした。
これを松下電器（現パナソニック）は、凍りそうになると電気ヒーターで冷媒ガスを温める（デフロスト）の方法をとりました。

このデフロスト（霜取り）開発には、福地建装も松下電器と一緒に研究を行いました。
これが寒冷地エアコンの始まりです。
そこから進化が始まり現在は、デフロスト用の熱を蓄えておき、必要に応じて霜取りを行うよなっています。
画像は超寒冷地幕別町に北海技建工業さんが建築した、ファースの家の室外機が見えます。

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オリンピックと家づくり…北斗市

オリンピックと家づくり…北斗市
今現在は、新型コロナ感染拡大防止で一年延期で5年待った東京オリンピック2020の開催中です。
住宅システムの研究開発は、何年も春夏秋冬のシーズンを少なくとも４回（4年）以上超える必要があります。
私達のファース工法は、平成元年の誕生なので33シーズンを経過しました。

ここまでは、何回も繰り返して色々なバージョンアップを行ってきました。
現在、ファース・グループ工務店は、気温－20度を下回る極寒地から本州最南端の大隅半島、更には冬のない沖縄県にまで仲間の輪が広がりました。

今年の暑さは、夏の無いと云われる北海道でも酷暑が続いています。
真夏開催の暑さの中で、オリンピック出場のアスリートには敬意を表します。
画像は東京五輪の開会式の様子です。
この暑さの中で大会に臨む、総てのアスリートを心より応援したくなります。

一生涯においては、家族も含め自分の身を一生涯委ねる事になる家づくりです。
その住宅システムにおいては、4年毎の節目があるオリンピックと異なり、お施主様の快適さと健康空間の持続可能な性能を担保する必要があります。

綺麗ごとや理想を述べているのではなく、SDGs3項の先付けで、「健康寿命を延ばす家」のコンセプトをしっかり担保するためです。
今日も五輪アスリートに負けない気持ちで、色々な研究開発を行っていました。
全国各地のファース加盟工務店は、私達ファース本部と同じ価値観を共有しています。

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台湾は台湾だ！…北斗市・ファース本部

台湾は台湾だ！…北斗市・ファース本部
いろいろあるけれど、東京オリンピック2020は多くの感動を与えながら粛々と大会が進行しています。
この開会式テレビ放送でNHKの和久田麻由子アナウンサーは、プラカード「チャイニーズ・タイペイ」字幕も「CHINESE TAIPI」と表記されていても「台湾」ですと云い切りました。

それも流れに沿って淡々と紹介し、台湾バドミントン選手の話をして次の入場国の紹介に入りました。
NHKきっての美人アナウンサーと云われる和久田麻由子さん（写真）ですが、その堂々たる紹介ぶりに台湾人の多くは、高く評価し大喜びでした。

私自身も、和久田麻由子アナのアナウンスに感銘を受けて聴いていました。
ところが中国、特にCHINA政府関係者は、とても不愉快な表情であったと云います。
中国は、台湾は中国の一部と云う立場なので「チャイニーズ・タイペイ」なのですね。

しかし、その中国と台湾の対戦もある訳ですから、台湾は台湾で然るべきです。
中国人の友人の意見を聴いたら彼も私と同じで、オリンピックは国名で云々するのは大人気ないと。
中国は、今のところ公的な抗議を一切、寄せていません。
中国は細かい事に拘らない大国なのでしょう。

公共放送で、和久田麻由子アナの台湾紹介のアナウンスは、劣化しつつあるNHKの存在感を多いに高めたとの評価もあります。
私も和久田麻由子アナいるNHKを出来るだけ視聴しようと思ったしだいです。

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スピーチは3分間が基本…北斗市・ファース本部

スピーチは3分間が基本…北斗市・ファース本部
「本日はお日柄も良くて」
結婚式の祝辞の冒頭（導入）で多く使用されるセリフです。
このような導入の祝辞は既に退屈の始まりだとも云われます。

「ご紹介を頂きました私は○○と申します」
これも既に司会者から氏名や立場を紹介されており、必要はありません。
特に結婚式や祝い事での挨拶は、短くまとめると印象が良くなります。

スピーチは3分間が基本だと云われます。
人が集中して聴かる時間が3分間で、その時間内に導入、主語、転結となります。
1時間講演の時は、この3分間スピーチを20リピートすることで成り立ちます。

ファース本部本社では、朝礼の当番制で誰かが必ず月一回くらいのペースで、3分間スピーチの機会が回ってきます。写真は、月曜日の役員スピーチのスナップです。
今日27日は、新入社員の平田麻依さんに初めての順番が回って来ました。

不慣れな新人は、不慣れなスピーチで良いのです。
しっかりと導入があり、主語（主張したいこと）、そして転結（結び）がなされていました。
ファース本部のスタッフは、誰もが経験する試練ですが、スキルも必ず向上します。
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さて、今日は早めに帰社して函館市内の掛かり付けのお医者さんで定期検診です。

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メッシュにスプレー発泡断熱…北斗市・ファース本部

メッシュにスプレー発泡断熱…北斗市・ファース本部
ウレタンフォームにも多くの種類があります。
発泡倍率を高くすると、少しの原液で分厚くスプレー発泡することも可能です。
画像は、ファース工法の天井断熱ですが、メッシュ（網）にスプレーしています。

外壁は、ファースボードと云う、外側に熱遮蔽機能のアルミ箔で内側にウレタン断熱材をシッカリと密着させる機能を持たせたクラフト紙を使用した専用部材です。
天井断熱は、断熱材と屋根材の間に自然通気層を出来るだけ大きくとる必要があります。

屋根材は直達日射を浴び100度近くまで温度があがり、屋根材の下部も高熱になります。
この熱を自然通気層から自然排気（高温上昇で上部から逃げる）するようにします。
ところが屋根材の下部に通気層を作るには、更にそれ用の下地が必要です。

屋根材を支える多くの部材が立ち並ぶ小屋裏に、更に下地を吊るすのはとても手間暇がかかります。
そこで考えたのが簡単な下地にメッシュ（網）取り付け、それにスプレー発泡します。
強度の強い樹脂は、メッシュを抜けて垂木などの下地材に完全に絡みつくのです。
この特殊スプレー発泡断熱工法は、特許権も取得できました。

最初はスプレー発泡業者の職人さんが、下地が網なので嫌がりました。
しかしスプレー発泡してみると、他の下地材よりくっ付きが良いと高評価を得られたのです。
このような特許新技術が、ファース工法のあちこちに活用されています。

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木製グリル「もくりる」とSDGs…北斗市・ファース本部

木製グリル「もくりる」とは…北斗市・ファース本部
ファース工法の家づくりには、樹脂スプレー発泡断熱材を多く使用します。
印象的には、環境保全に一番遠い位置づけかも知れません。
開発当初から、住む人の健康と地球に優しいハード構築の必要性を意識しました。

そのため樹脂ウレタンは、オゾン層破壊ゼロ、温暖化係数ゼロであり、断熱力最高の素材開発が最大のテーマでした。
それを成し遂げてくれたのは、倉敷紡績株式会社で専用部材「エアクララ」を開発してくれました。

写真は「もくりる」木製のグリルです。
旭川市の飛騨野産業「工房 木久和」の飛騨野代表の手づくりで製作しています。
「もくりる」の名称もファース工法に木久和の飛騨野さんの命名です。
「もくりる」は、部屋の内間仕切り下部と外皮側の上部に取り付けられます。

ファース工法は、プラスチックや塩ビを出来るだけ使わず地球に還す素材に拘っています。
単にハード面の拡充だけなく、社会環境の在り方を自問自答し、研究開発を行っています。
写真の「木久和」の飛騨野代表が手づくりする「＃もくりる」は、SDGs実践の象徴でもあります。

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春夏秋冬の太陽高度…北斗市・ファース本部

春夏秋冬の太陽高度…北斗市・ファース本部
「暑さ寒さは彼岸まで」とは云うものの、夏至が過ぎてひと月しか経っていません。
夏至は南中時の太陽が真上に来て、直達日射がもっとも強く突き刺します。
それでも地べたは、必ずしも熱くなっておらず、気温が30度を超える事は少ないのです。

あれから一ヶ月が過ぎ、地べたに熱を溜め込み、1日2日の雨が降り続いても地べたの熱は冷める事などありません。
少しの日射熱で太陽が垂直方向から降り注ぐため、気温は急上昇します。

真南の住宅は庇を付けると少しの長さで完全に日射熱の侵入を止められます。
ところが真南にだけに窓を取り付ける事はとても困難です。
そのため、ガラスに遮蔽機能を取り付けました。

写真はファース本部本社の敷地内にある、手前が試験ハウス、右奥が実験ハウスです。
実験ハウスで色々な組み合わせのガラスを嵌め込んで日射熱の量を測ります。
その結果をもとにして左の試験ハウスで確かめます。

春夏秋冬、朝昼夕で太陽高度が変わるため、庇には頼れないのです。
そのため、春夏秋冬、朝昼夕の太陽高度に左右されない、ガラスに機能を持たせたのです。
特殊Low-E機能ガラスは、必要不可欠なものとなりました。

さて連休三日目、オリンピック東京2020は、2日目となります。
オリンピックは、SDGs3項健康福祉、4項豊かな教育、10項人国平等、17項パートナーシップに適合します。
私達は、9項技術革新、13項の気象変動対策の研究開発を行っており、その一環が実験ハウスです。

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持続可能な住宅性能を…北斗市・ファース本部

持続可能な住宅性能を…北斗市・ファース本部
サステナビリティとCSRは方向性が同じであり範囲の有無だけの違いのようです。
CSRとは、自社の利益だけでなく、それの関わる方々の相互の利害関係者、いわゆる「ステークホルダー」の要求に沿うようにしなければなりません。

サステナビリティとSDGsは、相互補完的な関係と云えると思います。
サステナビリティは、自然環境、社会状況、経済活動などと大まかな枠組みです。
SDGsは、そこから更に課題を深く掘り下げ、具体的な17項目を提示しました。

持続可能な開発目標を掲げ「誰ひとり取り残さない社会構築」を目指しています。
私達の家づくりは、3項の健康と福祉、4項の豊かな教育、7項のクリーンエネルギー活用、
8項の生き甲斐のある経済活動、9項の技術革新、13項の気象変動対策等に繋がります。

私達、地域密着型工務店は、住宅量産会社よりはるかにSDGs理念に沿っています。
下請け孫請け業者を多用するようでは、CSRやSDGsの項目から逸するように感じます。
他社をとやかく言うよりは、住む人と関わる人を幸せにする家づくりこそ、CSRやSDGsの理念にそっていると確信するしだいです。

今日は連休二日目ですが、研究開発室の仕事はフル活動です。
それでも今夜は、東京五輪の開会式をテレビで観るつもりです。
企業経営も五輪運営等は、無理なく粛々と行う事が持続可能な行動だと思われます。
画像は、ファース本部本社のSDGsポスターです。

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ビジョンなくして何をなす…北斗市・ファース本部

ビジョンなくして何をなす…北斗市・ファース本部
ビジョンとは、「目的」とか「為すべき目標」などを云うのでしょう。
このビジョンがなければ、行き先の定まらない道を踏み出しているのと同じです。
目的、行き場所、なすべき目標を持つ事は、何を行うにも必須。

仕事の出来る社員は、自分のやるべきことをシッカリと把握しています。
会社を継続発展させる経営者は、今現在、3年後、5年後、10年後を見据えています。
そこにはビジョンが明確であり、そのビジョンに理念が伴っていなければなりません。

50年前に独立した時は、仲間と自分が寝て食べられる事が目的でした。
喰えるようになると、仲間に多くの報酬を与え、自らも寄り良い住まいに住みたくなります。
衣食住が確立すると、仕事の幅を広げ、人の幸福度までの想いを巡らします。

今は、多くの人々に幸福な生活の出来る住まいを提供できることが最大のビジョンです。
「健康寿命を延ばす家づくり」に主眼をおいた研究開発と工務店指導を行っています。
そして、スタッフや加盟工務店に恵まれ、着実に掲げたビジョンに近づいているようです。

SDGsは、ビジョンや方向性の指針を示す羅針盤の役目を果たします。
写真は、心のビタミン掲示板に掲げたメッセージです。

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人生に波風あれば…北斗市・ファース本部

人生に波風あれば…北斗市・ファース本部
私達は、誰もが穏やかで安寧な日々を過ごしたいと思考します。
ところが何の刺激もない人生は、人を良からぬ方向へ導く動機に繋がる場合があります。
そもそも全く何もない時間を過ごす事など出来ません。

誰もが内面に多くの課題、葛藤を抱きながら過ごしているのです。
しかるに、この波風は適当にあった方が良く、淀みが出来ずに暮らせるのです。
今日からオリンピックのソフトボールの予選が始まり、日本チームが豪州に勝利しました。

ソフトボールは、オリンピック種目から外されて北京大会以来の五輪試合となります。
アスリート達は、その間のモチベーションを保持する苦労をして今日があるのです。
新型コロナウィルス感染対策で多くの試合は無観客となりますが、それも歴史の一幕です。

人生は波風あればこそ、身も心も筋肉質になり、大きな試練に堪えられるようになります。
それは、スポーツだけでなくあらゆる分野で「波風」が必須なのでしょう。
波風の少ないデスクの鉢植えゼラニウム（写真）は、やはり元気がなさそうに見えます。

さて、ファース本部は明日からオリンピック休暇と云えそうな4連休となります。
それでも工務店部門の一部や推進事業部の何名かは、イベントサポートに向かうようです。
各スタッフの休暇中は、並外れの波風に遭わない事を念じます。

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人の儚さと達成感…北斗市・ファース本部

人の儚さと達成感…北斗市・ファース本部
私達人間には誰にも寿命がある。
その万民に与えられた時間を、個人個人でどのように過ごすかだろう。
「自分が幸せだと思えば幸せなのだ」との考えには矛盾があります。

その自分が幸せだと感じるため、他の人達に多くの負担を掛けているかもしれません。
私は、「人を幸せした分だけが自分の幸せ」なのだと思うことにしています。
綺麗ごとではなく、自己実現を目指すには人を踏み台にしては必ず報いが来ます。

人のために尽力する事は、つまりは自分のためなのでしょう。
私達は確実に歳を重ね、いつかは尽き果てる時がきます。
その時まで、自分の幸せ（つまりは他人の幸せ）をどこまで構築に尽くせるかなのです。

今日は近所に建築したファースの家のユーザーさんで、親戚のオジサンが亡くなり、告別式に行って来ました。
母の実家、吉川家の分家筋にあたり、母の実家を吉川本家、となりにある吉川別家と区別して呼んでいました。

亡くなった吉川別家の父さんは、いつも穏やかで朴訥で口数の少ない人でした。
その優しいお人柄が滲み出るような人格者でした。
私も幼い頃から知っていますが、多くの方々に幸せを与え続けた一生のように思います。

遺影の笑顔は、吉川別家の父さんのお人柄を象徴するような一瞬を切り取っています。
今日も31度の酷暑でしたが、その暑さより逝く人の分けれの方がはるかに暑く感じます。

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エアコンは発熱機・空冷機でない

エアコンは発熱機・空冷機でない
エアコン暖房は、室外機のフィン中で循環する冷媒ガスに接する空気温度に触れた外気より、10℃低い温度になる特性を持たせています。
外気から10℃の熱を吸収して室内機に運び、吸い込んだ室温に対し、この10℃加温することで暖房をしています。
エアコンは、室外機の内部に設置した四方弁（内外切り替え弁）を使い逆循環させることで、冷暖房がワンタッチで切り替え可能になっているのです。
エアコン冷暖房機は、外部から冷温熱10℃の運搬装置であって発熱機、空冷機ではありません。
そのため、エアコン冷暖房と家の断熱性能には大きな関わりがあります。

断熱性能の悪い家の気温5℃部屋でエアコン暖房を稼働させると5℃を吸い込み、10℃加温して吹き出し温度が15℃となります。これでは充分な暖房とは言えません。
昨今は60℃温風吹き出しの機能エアコンもあります。
これは室内機の内部で10℃加温を何度も繰り返し、60℃にしてから放熱しますが、この際の過熱モードが電気ヒーターに近い膨大な消費電力を使用してしまいます。

断熱住宅では、室温5℃を吸って15℃吹き出し温度が直ぐに室温になれば、次は25℃の放出温度になるため、この時点で省エネモードに切り替わります。
エアコン冷房では、屋根や壁が受けた日射熱をしっかり遮断し、窓は太陽熱の入り難い庇やLow－Eガラスを用いるなどの対策を行えば、エアコン冷房を効率良く行うことが出来ます。
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北海道の夏…北斗市・ファース本部

北海道の夏…北斗市・ファース本部
今日は道南北斗市も今年はじめての32度を記録しました。
全道的に最高気温をマークしており、札幌32度、旭川34度との報告です。
写真は、北斗市本社の北側ですが、真冬には一面が真っ白い雪原となります。

写真の尾根の向こうに見える大沼公園の駒ヶ岳も、夏の山、冬の山もまったく別ものです。
北海道は四季がハッキリと色分けされ、此処から見る今の夏の駒ケ岳、周辺が色あせる秋の駒ケ岳、白い妖精のように佇む冬の駒ケ岳、新芽の緑が目に優しい駒ケ岳となります。

夏は暑くて当たり前ですが、その暑さを北海道民はとても有難く思います。
北海道は夏の暑さで収穫量が決まると云われ、暑いからこそ夏ものが売れます。
冷夏の時は、すべてのサイクルが狂ってしまうのでしょう。

私達のファース工法は、この割と温暖な道南で産声を上げました。
氷点下20度を下回る寒冷地では、通用しないと散々なバッシングを受けた事もあります。
しかし、道東の網走市の山内建設さんや斜里町の丹羽工務店さん、道央の極寒地、旭川市の泰平工務店さん等には、25年前に早々とファース工法を採用して貰いました。

ファース工法の冷房は、天井裏に設置したエネルギー消費効率の高い、壁掛けエアコンを特殊な取り付け方で、全館輻射熱冷暖房を行っています。
北海道の夏だけでなく、本州最南端の宮崎県や鹿児島県、それに沖縄県にもファース工法の家が次々と建築され、夏を快適に過ごせるようにしています。
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人脈構築とは…函館市～北斗市・ファース本部

人脈構築とは…函館市～北斗市・ファース本部
人脈とは意識して創れるものではありません。
自分と価値観を一緒にする人と気持ちが通じ合ってこそ人脈ができます。
人脈とは、時に話をしたくなる人が繋がって存在している事なのでしょう。

私は、大工さんや道路工事の工夫さんにも友達がおります。
また大企業の経営者ともお付き合いがあります。
人脈とは肩書で付き合っている場合、その肩書が無くなった時に人脈でなくなります。

私には鉄骨トビ職時代の仲間もおります。
トビ職は、肉体労働の極みです。
私と同年代の鉄骨トビ職は、既にリタイヤしていますが、どなたも年相応の穏やかな生活をエンジョイしています。

また秀才だった同級生は政治家になり、いまも議員生活をしている人もいます。
また進学校から大学を卒業して一流企業に就職、そしてリタイヤした人も家庭菜園を楽しむなどのライフスタイルと楽しんでいるようです。

このような人々と時には会って、人生を語り合う機会もあります。
今日は、同年代で売上高4000億円企業の社長を経て現在、相談役の方が来社されました。
写真は、株式会社トクヤマ相談役の楠 正夫さんにご来社、そして来宅して頂きました。

新宅「＃ファースの家」の内装仕上げ材、漆喰の素材メーカ―でもあります。
昨日は、その出来栄えを見て頂きました。
大企業の経営者、楠 正夫さんは、総てを前向きに捉えるため価値ある人脈を広げています。
写真は、我家の新宅ファースの家で妻に漆喰仕上げ材の効能を説明する楠氏です。
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