いつの時代においても昨日と同じ事を行っていると一日分の情報が劣化します。
仕事の上でも絶えず、新しい情報を注いでいなければ淀んでしまうのです。
私達が行う住宅システムなどは日進月歩で様変わりしています。
ところがその変革や改革を行うと必ず既得権者の利益や名誉を奪う場合もあります。
私は樹脂スプレー断熱工法を平成5年4月に日本で初めて公的認定の交付をうけました。
その樹脂スプレー断熱を初めて行ったのが昭和60年ですから丸8年の歳月を経たのです。
60棟のファースの家建築実績があり、そのお施主さまから建てて良かったとの高い評価が。
30年前の平成元年にその工法を基軸としたファース工法が構築出来ました。
樹脂スプレー発泡で家を丸ごとシームレス状に包み込む何とも乱暴な断熱気密工法です。
燃える、割れる、環境ホルモン障害、施工責任などとダメだし案件に暇はありません。
私のような工法開発者は、実際にお金を頂いて家づくりを行い、建主様の評価なしでは他の工務店経営者にお勧めなどは出来ません。
開発で得るモノはお施主の笑顔と幸せですが、多くの既得権者を敵に回してしまいました。
今日は滋賀県彦根市で「株式会社ニシダ」さまを訪問して西田武史社長(写真)と様々な意見交換ができました。
初めて会ったのですが、ファース本部で実践している「SDGs」や「健康省エネ国民会議」、「スプレー発泡断熱」の活動も熱心に取り組んでいました。
まさに次世代建築の先駆け的な活動に敬意です。
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