豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

お人柄は重要な無形資産となる…北斗市

2017-01-31 18:09:51 | ファース本部

アメリカのトランプ大統領の横暴な政策は、多くの国々や人々に動揺を与えています。
トランプの真似をしたら工務店経営者なら一年も持たずに破綻する典型だと思われます。

地域密着型の工務店経営者は、定年も転勤もありません。
その地域の人々からは、慕われ、尊敬され、いつもニコニコと笑顔で毎日を過ごせるような環境を構築する事が必要なのでしょう。

その地域工務店にモノを納める販売代理店などの協力業者さんとも、同じ目線、同じ価値観を共有し合える事はとても重要な要素となりそうです。
私は多くの特許出願を行っており、今日も特許関連の執筆業務を行っておりました。
この特許や意匠登録などを知的所有権と云います。

私達の行うハード的な研究開発は、実験や試験を何度も繰返す根気強さが求められます。
家や土地などは、有形資産とも云われます。(写真は断熱性能の実験ボックス)
研究開発で生まれるモノは、無形資産に分類され、形になって初めて有形資産となります。

家づくりに関わる人々の真心や心情は、特許などと同等の無形資産となります。
ある意味、特許よりも重要な無形資産とも云えそうです。
家づくりに関わる人は、お施主様のご家族や子供達のためと充分に忖度できている事です。

家づくりは、楽しくて、そこに自分がどのように関われるかも大切であると思われます。
私達は、日本特有の気象風土に見合った家づくりを先人達が培ってきました。
そのような文化を大切に出来る知識や心情は、これも大きな「無形資産」となる事でしょう。

形のある有形資産は必ず劣化してしまいますが、無形資産は劣化しません。
人の話を聴き、目で見て、肌で感じた事は、無形資産を増やす大切な要素ともなります。
トランプの有形資産は、膨大でもパーソナリティたる資産は皆無に等しいと思われます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スプレー発泡断熱方式の色々…北斗市

2017-01-30 17:45:58 | ファース本部

樹脂スプレー発泡断熱工法は、私が平成5年に公的な評定を交付されてから色々なメーカーや業者から販売されるようになりました。
当時は、可燃性の樹脂をスプレー発泡断熱するなど危険極まりないと多くの識者から批判轟轟の嵐でした。
仰せのように可燃性の樹脂をスプレー発泡するには、可燃や発泡ガス対応を欠かせません。

お施主様が住む家には、私達施工業者が不安を持ったままで提案など出来ません。
可燃性の断熱材に火炎が入った場合のファイヤーストッパーの構築を行いました。
グラスウール断熱材のように水分を吸わせないようにスキン層で湿気を遮ります。
独立気泡率を極限まで上げて密着性能を出来得る限り高めたのです。

私達は、断熱性能の向上だけではなく、家屋内で湿度管理が出来る様々な工夫を施しました。
スキン層を何枚も重ね合わせて行うスプレー発泡断熱は、決して容易な施工でありません。
ところが見た目で同じような発泡倍率を何十倍にも膨らませたモノも多くあります。
安価な施工を行うには、発泡倍率を高めると短時間で施工を終えさす事が出来ます。

その価格の差は、住んだ後に暖かさ、涼しさ、光熱費、メンテナンス対応で具現化します。
私達のファースの家は、転がしても壊れない強度を保持させています。
その基本的理念を平成元年のファースの家創設以来、揺らいだことはありません。

今日は、北海道内のファースの家専用部材・スプレー発泡断熱材のエアクララの施工を担っている鷹ノ羽工業の常務の平川佳克さん(写真)にご来社頂きました。
鷹ノ羽工業さんは、30年前のファースの家の創設時から発泡施工を行って業者さんです。
平川常務の大先輩である、吉田さんと云う方に私達も様々な教えを受けました。

「メーカーや施工業者目線でなく、あくまでもユーザー目線で施工する事で最終的には、最も自分達の利益に還元される事になる」吉田先輩の格言でした。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家づくり・断熱材の特性を知る事…北斗市

2017-01-29 15:53:04 | ファース本部

どのような断熱材をどのように施工したかの詳細は、表面に出て参りません。
しかし施主が住んでからの快適性、経済性は、確実に具現化するのがこの壁の中に充填されている断熱材の種類と施工法なのです。

我国の断熱仕様の基軸は、グラスウール断熱材の使用が前提となっています。
したがって大手住宅会社の殆どはグラスウール断熱材を使用しているのが現実です。
グラスウールは布団と同じ綿状になっており、フワフワの乾燥空気で断熱しています。

壁中のグラスウールは、空気を乾燥したままに保持する事が必須なのです。
このグラスウールの乾燥空気を静止させたまま、何十年も保持するのはとても困難なことです。

私が開発したファース工法は、可燃性の高い、ウレタン樹脂を施工現場でスプレー発泡し、断熱と気密性能を一緒に構築する、とても乱暴に見える断熱・気密手法です。
昭和63年、この方法を試したときは、誰もが猛反対したものです。

可燃性ウレタンの安全性、木材の呼吸確保、亀裂や密着性、施工時の安全性など課題が山積しておりましたが、平成元年に現在のファース工法が確立しました。
出来た家に住んだお施主様の評価は、従来になかった嬉しい事ばかりです。
あるファース工法のお施主様からは、家族の集まるお正月に招かれることが多くあります。

ところが、公的な「断熱評定」や「気密認定」を交付されなければ、省エネ割り増し融資はもちろん、確認申請時に建築主事から難色を示された事も数え切れなくありました。

平成3年から毎年、霞が関通いを行い、平成4年に8棟のファースの家を評議員の先生方にご視察をして頂き、平成5年4月日本で初めての断熱評定、10月に気密認定が交付されました。

その後は堰を切ったように多くの樹脂スプレー発泡断熱工法が出回るようになりました。
このスプレー発泡は、膨らし粉のような処方を行えば何倍にも膨らみ、安価に出来ます。
しかし湿気を通さない硬質ウレタンを薄いスキン層を何枚も重ねて施工しなければ、真の快適性、経済性を出せません。

家づくりは、既に住んでいるユーザー様に聴くことをお勧めします。
今日は、断熱材と工法選定についての相談メールがあり、このコラムを書きました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)と家づくり…北斗市~森町~北斗市

2017-01-28 17:05:00 | ファース本部

政府は、2020年省エネ義務と同時に50%の住宅をZEH仕様すると提唱しています。
私達家づくりを生業にするモノは、今やZEHを避けて通れないと自覚すべきある。
省エネ義務化にも右往左往する建設業者が多いと聞きますが、基準や義務化などと政府の指針に沿おうとするから戸惑うのでしょう。

家に住むユーザー目線、ユーザー家族の立場で思考したら2020年義務化の断熱仕様などは、極めて当たり前のことなのです。
現在ファース本部では、北海道大学の先生の指導で、同じ地域に存在する一般住宅と、私達のファースの家と温度や湿度、CO2などの環境調査を実施しています。

本州の一般住宅には、居室(居間)の気温14℃、寝室10℃、廊下やトイレ7℃の家で生活しています。
かなり吟味した断熱住宅でも居間18℃、寝室14℃、玄関10℃とファースの家の全室20℃以上の差は大きいものがあります。
当然、それでも多額な光熱費を負担しているだけでなく、住む人の健康状態は極めて大きなリスクを抱えていることになります。

ZEHは、補助金頼りの時期を経てからは当たり前の時代となるのでしょう。
せめて太陽光発電パネルを設置しなくとも冷暖房費を大幅に削減して、住む人の疾患率を低下させることは高齢化現象で医療費負担の抑制に大きく寄与することになります。

今日は札幌市開催で北海道ファース会会長の桧山建設綜業様の新年交礼会に招かれておりました。
当会では、上記内容を講話する予定でしたが、移動中の列車の信号故障で運行停止となりやむなく帰社を。

帰社したところ北斗市本社会議室では、青森ファース会の方々がご来社されており、弊社研究開発室の村上室長の講義でZEH関連の勉強会を行っておりました。
桧山建設綜業様も青森ファース会の皆様も補助金頼りを戒める理念は皆さん一緒です。
写真は、その青森ファース会の皆様方と撮りました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他国のためは自国のために…北斗市

2017-01-27 18:06:55 | ファース本部

アメリカのトランプ大統領は、メキシコに壁を造る政策に大統領署名しました。
彼はその建造費2兆円は、その全てをメキシコに支払わせると発言。
即座にメキシコ大統領は、壁を造るのは勝手だが建造費など一切支払わないと応酬しました。

それに対してトランプ大統領は、メキシコからの輸入品に20%の関税を掛けて徴取するとしています。
このトランプ大統領を抑制する人材がいないのなら間違いなく彼は短命政権で終わるでしょう。
安価なメキシコ製品を購入しているのは、トランプに投票した低所得者層の方々です。

20%関税は、そのような人々の生活用品にじわじわと加算され困窮者が増えます。
経済政策に精通していない私であっても、そのくらいのことは充分に分かります。
確かにアメリカは多くの資源に恵まれていますが、全てを米国内で賄う事など出来ません。

私は昨日大阪におりましたが、大都会の東京や大阪のコンビニエンスストアや飲食店など、従業員の殆どはアジア系の外国人です。
日本人との給与格差が大きく、例えばフィリピンの若者が1ヶ月働いても15,000円くらい、日本で働くと10倍の150,000円になります。

日本人の雇用機会は、外国人に奪われそうですが壁をつくる発想など日本にはありません。
島国特有の地政学的な要素もありますが、外国人雇用を抑制するには法律で対処できます。
物理的な排除は、やがて物理的な衝突(戦争など)へと発展する可能性が高まります。

自分が穏やかで暮らしたいなら、それは人を敬い、人のための行いを実践することでしょう。
自分ファーストとは、他人に尽くすことで成立する事実を私は幾となく経験してきました。

私と同年代のトランプさんよ。
利益追求の企業経営と、民の幸せを守る国家経営の異なりに早く気付いて欲しいものです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改革は自分のために必須なり…大阪市内~伊丹空港~函館空港~北斗市

2017-01-26 18:05:32 | ファース本部

時代の波は常に移り変り、大きな潮流となって私達に押し寄せてきます。
漠然とこの潮流に身を委ねていては、いずれその激流に呑まれて消滅してしまいます。
政府や地方自治体の借金合計が1000兆円を超えていると云います。

政府財政は、歳入に見合う支出を行なっていれば借金国にはならなかったのでしょう。
今日は大阪から移動してきましたが、いつぞや大阪府の元知事の橋下徹さんが借財削減の施策に大阪府の自治体首長は、こぞって大反対で橋下批判を述べておりました。
府からの補助金削減は、自治体住民の生活を困窮させるものだと言う理由です。

今まで行なっていた事が、今から出来なくなるのですから住民不満が出るのが当然です。
自治体行政は、府政や自治体の困窮を開示し、住民に理解させるもの首長の仕事です。
私達の住む北斗市は、地方自治体では財政に余裕のある方だと云われています。
それはそれなりに市民と一緒に苦渋に満ちた自治体経営の施策を打ち出して参りました。

住民サービスのための公共事業を抑え、自治体職員の採用を控えるなどの歳出削減に努め、企業誘致や農産物育成などの歳入確保に懸命に取り組んで来たのです。
自治体の財政は、その自治体首長と住民が何をして来たかが問われるのだと思います。

企業では、社員の供与カットを好む人などおりません。
時代の潮流を見極めながら、英断を下せなかった指導者の責任もまた大きいのです。
企業も自治体も人の繋がりで業態を保っています。
時代背景、時代潮流に合わせた改革は、誰のためではなく自分のために必須なのでしょう。

関西の研究機関で見聞した断熱技術では、輻射熱冷暖房やエンタルピー対応などを実践しているファースの家が、他の住宅システムの圧倒しており自信を深めた大阪出張でした。
私達の家づくり改革も誰のためではなく、自分自身のためかも知れません。
写真は今日の日本アルプス上空ですが、この眼下には多くの人々の暮らしがあります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西の都はやはり大阪……神戸市〜大阪市内

2017-01-25 17:42:51 | ファース本部

数百年前の戦国時代を歴るまでは、京都に都があり、政殿(まつりごと)を大阪で司っていました。
普段は、東京事務所で用事が足りるため大阪に出る機会どうしても少なくなります。

今日は、久しぶりに大阪市内を探索する時間がありました。
よく目をこらして観てみると戦国時代に造られた建造物は、東京のそれとはスケールが大きく異なります。

東京では、外堀通りの内側に江戸時代の名残りを見てとれます。
大阪では、大阪市内全体に豊臣秀吉に至る戦国時代の様相があります。
水の都の大阪とも云いますが、淀川を基にした水濠が、敵陣を防ぎ、水路を確保していたようです。

大阪城を取り囲む水濠の石垣は、今の時代でも建造不能と思われるスケールです。
権力、知力は、当時の匠達をどのように育てたのか不思議です。
気概、今はモチベーションを上げた遣り方も興味深くなる大阪滞在でした。





blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調停員OBの心得……北斗市〜函館空港〜伊丹空港〜大阪市内

2017-01-24 20:04:47 | ファース本部
家庭裁判所の家事調停員として20年の公務をまっとうしました。
最高裁判所長官から任命を受ける責任の重い公職です。
昨年3月31日で退任、今日は調停員OB交流会があり、その会場で思わぬ方とお会いすることが出来ました。
調停員たる者は、OBになってからも人としての品位を問われます。
不祥事を起こすと元調停員として現役調停員に多大な迷惑を掛けることになります。
今日は、会場にいる時間だけ調停員バッジを胸に付けました。
さて、パソコンを忘れて来た出張ですが、スマホを活用して社長コラムを更新します。


blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グラスウール断熱との比較を…北斗市

2017-01-23 17:57:22 | ファース本部

私は昭和年代の終わりから、行政の断熱指針であった、乾燥した空気を静止させることで断熱効能のあるグラスウール断熱材に変わる素材の研究を行っておりました。
ふとんと同じ断熱材は、乾燥したままにして何十年も保持する事が難しいからです。
私が東京や北海道で行った家づくりは、すべてグラスウール断熱材でした。

当時はグラスウール断熱材しか入手できなかったのも理由の一つです。
湿ったふとんは温かくありません。したがってときおり虫干しや乾燥機にかけます。
しかしながら壁内や床下に埋め込んだ断熱材は、虫干しも乾燥機かけも出来ません。

私は、当時から乾燥した空気を静止させることを十分に意識しながら充填したグラスウール断熱材でしたが、湿気を吸い込む現場もありました。
地域の気候や敷地の状態、住む人のライフスタイルでも微妙に影響を与えることが判明。

平成元年にウレタン樹脂のスプレー発泡断熱方式を試してみました。
ところが可燃性、木材呼吸、施工環境の保持など様々な影響が待ち受けていました。
誰もが行った事のない断熱手法は、当時の住宅金融公庫の断熱仕様にもありません。

平成3年に評定機関に断熱評定の申し込みもグラスウール断熱が基軸となっており、敢え無く窓口での受付拒否にあい撃沈。それから何回も評議員の先生方にお願いし、平成4年に受付を受理されましたが、多くの課題を指摘される厳しい評定審査に掛かりました。
様々な課題克服と先生方の現場審査などを行い、平成5年4月の評定交付となります。
私が日本初のスプレー発泡断熱方式の評定を交付されると今度は、堰を切ったように怒涛のごとく類似工法が出現し始めます。

私達は、グラスウール350㎜相当の厚さとなる断熱壁を190㎜以内に収めて同等の断熱性能を保持しています。この160㎜分の空間にインナー通気をつくって空気循環を行い、輻射熱冷暖房を行うことが出来るようになりました。

施工費用は350㎜グラスウール断熱と同等でさらに家中の隅々まで暖かさが行き渡ります。
また26年前のファースの家の断熱性能は、今でも殆ど性能劣化はありません。
写真は断熱試験ボックスですが、中に100wの電球をつけて内部温度を測定し、グラスウールや色々な樹脂断熱を何シーズンもストレス試験を行っています。
断熱気密の完璧さは、そのままお施主様の利益と施工工務店の笑顔につながります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランプ大統領の演説はアメリカらしさの逸脱に…北斗市

2017-01-21 14:48:47 | ファース本部

私達企業経営者は、自分自身にも社員教育でも常に前向き、外向きで行動するように実践し、そして指導しています。
自国ファーストは当然でも、その国は他国からの様々な影響で成り立っています。

自社ファーストは当然でも、他社連携が無ければ自社製品の生産や販売すら出来ません。
自分の周りを見渡しても衣食住の殆どは、他人の作ったモノばかりです。
トランプ大統領は、演説で保護主義政策を宣言するだけなく、ホワイトハウスのホームページでもTPP離脱の表明をも行っています。

どのように見ても排外主義的なアメリカ大統領が誕生したものです。
排外主義とは、外国人、外国製品、外国の思想宗教を嫌悪し、排除しようとする主義です。
これは、ともすると武力衝突の伴う事態へと発展する可能性が大きくなります。

各国の首脳会談は、経済政策で制限の設けての保護貿易にとどめる経済政策合意。
外交面や防衛政策面では、戦争を避けるため思想宗教も含め排外主義をなくするために行います。
どうみても今朝のトランプ演説は、排外主義ともとれるよう内容です。
アメリカンファーストを掲げ、一番に辛い思いをするのはアメリカ人かも知れません。

アメリカは、地球の裏側までの影響力を誇示して来たのは、各国との相互連携の政策を維持して来たからに他なりません。保護主義、排外主義を政策にした時点で世界の大国から逸脱するのは明白です。
早く気づきアメリカンドリーム・アメリカのアメリカたる政治を実践して貰いたいものです。

私達ファース・グループの家づくりでは、住宅性能のハード面で世界一だとの自信と誇りを抱きながらも、他の住宅システムの在り方を尊重し、連携しながら展開しています。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分のために幾人もの人がいる…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2017-01-20 17:41:21 | ファース本部

私達が行う家づくりには、見えないところで実に多くの人々の支えで成り立っています。
家は基礎コンクリートの上に載っていますが、その基礎コンクリートを打設する前には地盤調査、地盤補強などを行います。まったく表面に出て参りませんが重要な仕事です。

家の中の木製建具をつくるには、森林から木を切り出して製材しなければなりません。
当然そこには、長期間にわたり手入れをしてきた林産業の人々がおり、切り出す人、運ぶ人、製材する人、それを加工工場に搬送する人がいます。
加工工場にはあらゆる機械があり、その機械をつくる人、機械を動かす人、動かす動力をつくる人、加工する人、塗装する人など、家具だけで気の遠くなるような人の関りが。

家の部材の見えないところで、どのような人がいるのかを想像するのも面白そうです。
自動車、飛行機、テレビなどの家電などと、枠を広げると幾万人もの人の関りがあります。
私達が毎日、口にするご飯は、米作りがありますが、田んぼを耕すトラクター、それを動かす燃料、水を引き込む水路やダム、そして出来たコメを精米、販売、炊飯器も必要です。

洋服も寝具も鞄も靴も、その向こうにいる人々がいます。
自分独りだけで出来る事は、極めて限られていそうです。
今日は羽田空港からのフライトで北斗市本社に帰社してきました。

写真は空港で出発便を見送る人々です。
私達の暮らしを支える数多の人がいて、それで自分達は生きていられるのでしょう。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

睡眠環境の在り方の研究を…東京都内

2017-01-19 17:46:55 | ファース本部

私達は、人生の3分の1の時間を睡眠に費やしていると云います。
その睡眠の在り方こそ、人として豊かな時間を過ごすためのベースとなるのでしょう。
常に睡眠時間の不足や睡眠環境の在り方で、肌の色艶だけでなく、カラダの健康や、社会的活動にも大きく影響することになります。

人の睡眠状況は、寝室の気温、湿度などが大きく影響していることは解っていたのですが、具体的な詳細について不透明な部分も多いのが現実です。
「日本睡眠環境学会」と組織があり、学者の先生方が学術大会を実施しております。
日本睡眠環境学会は、寝具メーカーさんなどが中心に研究して組織運営をしているようです。
就寝時における寝室の温度、湿度、衣服、寝具の重さなどは直接的な影響を与えそうです。

厚生労働省健康局は、健康保持のため、時代に合わせ「睡眠指針」を発表しています。
しかし寝る場所の状況が、睡眠にどのような影響を与えるかの研究資料は少ないようです。
今日は、断熱住宅の健康調査研究を行っている、法政大学の川久保教室を訪問しました。
講師の川久保先生は、工学博士で建築物の観点から、睡眠や健康に関する研究も行っています。

この法政大学大学院デザイン学科建築学専攻の出口・川久保教室所属院生、木村源太さんは、睡眠環境の具体的な詳細実例を実測するなどの研究を行っておりました。
写真は、手前から川久保先生、私の隣が院生の木村源太さん、そしてゲストとして、私と一緒に訪問したパナソニック営業部の馬杉課長さんです。

今日は、パナソニックの馬杉課長さんにエアコン特性などの様々な情報やご提言、アドバイスを頂きました。
木村源太さんの研究にもいっそう磨きがかかりそうです。
このような研究成果は、私達のような家づくりを実践するモノにとって、住宅の温熱性能の在り方を左右する重要な情報となります。
快適な睡眠をとれることは、健康体を保持し、医療費削減にも貢献しそうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モノづくりは諦めない強かさが…北斗市~函館空港~羽田空港~那須塩原市

2017-01-18 22:20:50 | ファース本部

私達モノづくりの研究開発を行う人間は、1・2度の失敗で、諦めた時点が負けなのです。
無いモノを創り出すには、上手く行かない事が当たり前だとして挑戦しています。
企画し、実践して一回で成功するようなモノは、既に世の中に存在しているはずです。

この一回で成功したモノづくりを行っても、深みがないため、予期せぬ事象が発生した際の対応策に、右往左往する事になるのでしょう。
誰もが失敗などしたくないのですが、その失敗からは何を学ぶかなのだと思われます。
失敗から学べることは、モノづくりが成就してからその対応策も自然に備わっています。

今日は、栃木県那須塩原市のFAS販売代理店、星野アルミ建材さまを訪問しました。
星野アルミ建材さまとは、開口部からの熱損失量を小さくするため、いろいろな試作品を作っては試したのですが、ことごとく失敗ばかりを繰り返してきました。

その失敗から学んだことは、既存の資材活用に拘ったのが要因だったようです。
今回は用いる素材や形状を従前からの観念を根本から変えようとしております。
資材メーカーのタキロン様の新しい部材を用いて次の段階に入ります。

写真は、訪問した星野アルミ建材さまの複層ガラス生産ラインの前で撮りました。
私の隣から社長の星野岳央さん、工場長の渡辺章弘さん、副社長の磯 宗秋さん、品質管理責任者の萩原裕一さん、タキロン株式会社管理一級建築士の磯永聖次さんです。

モノづくりを成功に導くためには、これからまた幾つかの試練に遭遇します。
今回は総力をあげて再度、再再度のチャレンジになります。
諦めずに目的を達するまでは、粘り強い根気や強かさは必須となります。
その創り出すモノを、達成させるまで継続することは、すなわち必ず成就すると云う事です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベントキャップの役割…函館市~北斗市

2017-01-17 17:17:54 | ファース本部

家には必ず換気口や換気扇などが取り付けされます。
外壁の空気の入り口を囲っているのがベントキャップと追われるフードです。
このベントキャップから風雨が、北海道なのでは風雪の侵入があります。

ベントキャップには、風雨や風雪侵入を防止させるために様々な細工を施しています。
一般的に目にするのは、フードの下側にスリットを細かく設けているものです。
単純なスリットだけでは風雨の侵入を防止することが困難です。
だからと云って、スリット幅を細かくすると通気性能を阻害してしまいます。

たかがベントキャップ、されどベントキャップなのです。
必ず取り付けられる換気口や換気扇の外部フード、ベントキャップには、様々な要素を加味した工夫を行わなければなりません。

例えば直径100㎜の排気パイプを用いて100㎜用ベントキャップに繋いだとしても、その有効開口面積が100㎜以上あって要件を満たします。
しかしながら市販されている多くのベントキャップの有効開口面積は、その70%くらいしかありません。つまりは最初から30%をロスしている事になります。

今日は、東京からベントキャップを製造する会社の株式会社 大佐様の冨永社長(写真右)がエンジニアで開発営業課長の阿部尊治さん(左)を伴ってご来社されました。
大佐様とは、有効開口面積を確保しつつ、暴風雨や猛吹雪の侵入を防止するベントキャップの共同研究を行っております。

写真はファースの家常設展示場で撮りました。
輻射熱暖房が有効に機能するものベントキャップも含め、すべての機能が確保されているからこそなせる体感温度です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の祖父母は江戸時代の人…北斗市

2017-01-16 19:02:45 | ファース本部

今日は難しい分野の特許出願書をほぼ半日で書き上げました。
私は父(明治22年生まれ)が55歳の時の子であり、父の両親は江戸時代に生まれ育ちました。
つまり私の父方の祖父母は徳川時代の人間なのです。
明治22年と言えば、明治維新から22年しか経っておらず、丁髷頭の人もいたようです。

もともと大会社の重役だった父ですが、高齢だったので早くに亡くなりました。
私は、母子家庭の貧乏所帯で育ったのですが、喰うためにガムシャラだった時期を懐かしく思い浮かべます。
しかし苦労などと感じたことは一度もありませんでした。
むしろ背負うモノの多くなった今こそが、一番苦労の時なのかも知れません。

高齢の父を持ち、早く亡くなったからこそトビ職となり、自分の尊敬するトビ職の親分と出会った事が、創造性を養う環境となったと思っています。
母は庄屋の娘で穏やかな性格でした。私は父の持った一面を受け継いだようです。

4兄弟の父は、長兄と折り合いが悪くなり3人で田舎から東京に出て、父の兄は事業を興して資産家となりました。父は大企業の創業期に入社して重役にまで出世したようです。
満州での父は、豪邸に住み大勢の使用人がいた様子の写真が遺っていました。

私の師匠は、東京タワーの建造に関わった腕利きのトビ職で、とんでもない荒くれ者を束ねる剛腕さと、厳しくとも心根の優しさが滲み出る人でした。
彼の背中を見て、人としての在り方や無いモノを生み出す知恵を教わった気がします。

明治維新以後に日本は、文明開化で短期間のうちに世界的な脅威を与える大国になります。
その潜在的要素を育んだのは、泰平の江戸時代だったようです。
機械も道具も無いに200トンもの石(写真)を積み上げて築城する技術がありました。
無いモノを生み出す力は江戸時代に潜在した知恵なのかも知れません。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする