豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

世界に一棟の完全オリジナルの家づくり…北斗市

2020-02-29 15:58:50 | ファース本部

北欧の建物の多くはモルタルなどの塗り壁仕上げで出来上がっています。
その仕上げ具合は、決して日本のように綺麗ではありません。
凸凹も、仕上げむらも、味わいのひとつのような気がしてきます。
少し離れて見て見ると一棟、一棟に品性と格調があり、異なった存在感を醸し出しています。

我国では、経済成長の一翼を担った住宅産業ですが、どの家も特徴の少ない新建材で造られています。想像以上に個性が失われて来たように感じます。
元々日本建築の外壁は、殆どが左官屋さんによる、モルタルや土壁などで作られていました。

それが大量生産、大量消費の時代に入り、手間と期間のかかる「湿式方式」から、出来上がった外壁材を単に現場で打ち付けるだけの「乾式方式」に変わりました。
そのため腕の立つ左官屋さん等は、職種を変えるとか廃業の憂き目にあっています。

それが最近は、左官屋さんの仕事が繁盛するようになって来たように思います。
右も左も外壁材を、パタパタと張ってつくった家に違和感を持つようになったのです。
お施主様は、世界に一棟の完全オリジナルの家づくり、つまりは「#自由設計」の思考が増えて来たように感じます。

さて、新型コロナウィルス対応で土日は何処も閑散としているようですが、コロナウィルス対策でなく、年に何回かは何処へも出ない日があっても良いような気も致します。
写真は、都城市清栄建設さんが建てたファースの家ですが、寒い時も暑い時も、居心地がよく外へ出たくないそうです。

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上磯中学校同窓会入会式ビデオメッセージ収録…北斗市

2020-02-28 17:23:33 | ファース本部

新型コロナウイルスは、都道府県の中で北海道が、もっとも多くの感染者を出しています。
札幌の雪まつりで多くの中国人が来場され、その際は、まったくの無警戒状態でした。
その時に感染した道民の多くが、この時点で発症しだしたのだと云う事です。

この新型コロナウイルス対応で弊社も出張禁止命令やイベント中止、参加の見合わせ対応に追われておりました。
この時季は、当方が会長を務める上磯中学校同窓会入会式の日も近くなります。

ところが北海道内の学校の総てが、来月5日か春休みまで休校する事になりました。
したがって上磯中学校も登校している生徒はひとりもおりません。
本来は、約200名の卒業生に参集して、同窓会の入会式を行います。

そのような状況下なので今日は、192名の卒業生、そして自動的に入会することになる上磯中学校同窓会の入会式の会長メッセージのビデオ収録いたしました。
上磯中学校同窓会は、今年の入会で会員総数が20,267名になりました。

上磯中学校は、吹奏楽倶楽部の全国大会出場などで、取材撮影されることがあるため、会見用のバックパネルが用意してあります。
今日は、会見用バックパネルの前で、教頭先生がカメラマンになっての収録を行いました。

聴衆のないカメラだけを前に講話を行う事は、その反応が解らず、とても遣り難いモノです。
上磯中学校の教頭先生や校長先生は、慣れていると思ったのですが、普段600名もの生徒を前にしているため、やはりカメラだけを前にするのは苦手だと云う事です。
むしろ生徒達は、このバックパネルの前でリハーサルもなく、難なく収録を終えるそうです。

子供達の潜在能力の素晴らしさなのでしょうが、その力量を引き出さす先生達は、常に創意工夫を行っております。
「良い先生なくして良い生徒なし」とも云えそうです。

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高気密住宅の中でガスが燃焼している…北斗市

2020-02-27 17:24:00 | ファース本部

極めて高い気密性能の住宅だと宣伝しながら、換気扇を稼働せずに厨房で堂々とガスコンロが燃焼している家があります。
これは、気密性能がまったく確立していない証拠なのです。

また、半端な気密性能の家で火の燃焼はし続けますが、燃焼効率が悪く外には大量のCO2を排出しています。また不完全燃焼にもなり易く、室内環境が劣悪状態となっています。
私は34年前の昭和60年に全電化住宅(当時はオール電化と云わなかった)を創設したのですが、樹脂のスプレー発泡断熱で、極めて高い気密性能が確立したからです。

ハウスメーカーや工務店の多くが電化システムを導入したのは、高齢者家族などの安全面を考慮した、施主側の都合によるものが多かったようです。
しかし、気密住宅になるとオール電化にする理由がある必然からなのです。

換気とは外気を取り入れる事です。燃焼機器を稼働させるため外気を導入しなければ燃焼機器は稼働しません。せっかく気密を図ったのに外気を取り入れることになります。
気密住宅内では、燃焼機器を稼働させることが出来ず、止むを得ず電化なのです。

石油を燃やして電気を使った電化住宅は、誰もが電気代が高くつくと思います。
そうした観念を払拭させるためには、たくさんの情報とそれなりの説得力が必要です。
断熱性能は良いが、気密性能は邪道だと云い切った学識者もおりました。

しかしどんなに断熱材を多く充填して断熱性能を上げても隙間があれば、暖気も冷気も逃げてしまします。つまり断熱と気密はセットで性能を発揮するのです。
何故に電化なのかは、上記の説明を解り易く説明しなければなりません。
営業マンの販売し易い家は、気密住宅ではありません。説明が極めて難しすぎるのです。

売り手側の都合で家づくりをおこなうのではなく、「住んでいる人に聴いてみませんか」と、唱えている工務店は、信頼に足りる工務店であると思われます。
気密の無い普通の住宅は、写真のようなガスストーブの方がはるかに温かさを提供います。

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挨拶と品格は比例する…北斗市

2020-02-26 17:28:51 | ファース本部

今月5日付の「帝国データバンク」が発行する「帝国タイムス」の『事例で見る良きリーダーの心得』欄に中小企業診断士・瀬戸川礼子氏のコラムが掲載されておりました。
このタイトルが「あいさつは会社の品格に比例する」という記事です。

よきリーダーは「あいさつ」がしっかりと出来ており、その例外など無いと断言しています。
よきリーダーは、決して最初から良い挨拶が出来ていただけでもなく、逆境を経験したあとにから自然な挨拶を行うようになったのだと云います。

そして更に良きリーダーは、例外なく厳しい経営危機を経験してきたのだと云います。
瀬戸川氏は、仕事で多くの会社を訪れますが、リーダーが気持ちよく挨拶の出来る会社のスタッフさんも、しっかりとした挨拶が出来ており、顧客からの信頼度が高くなっています。

瀬戸川氏のコラムを読んで会社だけでなく、小中学校や高等学校も同じ事が云えそうです。
弊社は上磯中学校校舎の隣に位置し、毎日登下校する生徒達と出会います。
学校が荒れている時もありましたが、その時期は生徒から私達に挨拶などをしません。

現在、生徒数600名の大型校ですが、穏やかで生徒達の多くが元気に挨拶をして行きます。
表題の「挨拶と品格は比例する」は、品格に留まらず業績にも大きく関わっていそうです。

さて、今日は新型コロナウィルスの対策でスタッフ全員の出張禁止を指令しました。
北海道はもっとも感染者数が多く、今日の午後、函館市1名別な疾患を持つ高齢者がコロナウィルス疾病で死亡しました。

インフルエンザやコロナウィルスは、罹れば誰もが亡くなる病気ではなく、然るべき対応を行うと全治する事例報告があり、いずれは終息の時期がくるのだと思われます。
そのような疾患対応にも良きリーダーの存在は不可欠になるのでしょう。
画像はファース・グループの品格を重視して作ったホームページの表紙のひとつです。

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旧立山アルミの底力…北斗市

2020-02-25 17:50:10 | ファース本部

私達は、立山アルミというサッシメーカーにファース工法専用サッシを造って頂きました。
この立山アルミは現在、三協アルミという大きな会社に吸収(公的には対等合併となっている)され、旧立山アルミの方々は色々な販社などに分散して行きました。

旧立山アルミは、小回りが効いてサッシメーカーと販売代理店が一緒になって地域工務店巡りを行うような会社でした。
この小回りの良さが専用サッシを造り出します。

専用サッシと云うのは、ファース本部が開発した特殊なガラスを抱え込むサッシ枠です。
当時は、通気層21㎜を挟み込むペアガラスで総厚さが27㎜になります。
現在のトリプルガラス並みの厚さになり、熱貫流率(UA値)1.9と2.0を切りました。
当時は複層ガラスでもっとも熱を逃がさないガラスだったと思われます。

大手サッシメーカーの総てに断れ、残った立山アルミだけが試作品を作ってくれました。
それからLow-Eガラスが出回るまでの数年間は、業界でトップの性能でした。
通常のペアガラスの空気層は12㎜ですが、それ以上の空気層では空気対流が起きてしだいに断熱性能に限界があります。

ペアガラスの空気層は、12㎜以上にするとしだいに対流して断熱性能率が低くなり、26㎜くらいがピークとなります。21㎜はサッシのガラスとして使用できる限界点でした。
今日はその旧立山アルミ、現在の三協アルミ社北海道支店担当部長の加治慶信さん(右)と、販社である三協テック北海道部長の安藤幸司さんが新商品紹介でご来社されました。

2人とも残り少なくなった、旧立山アルミの社員ですがメーカーの「ドブ板営業」を実践した方々です。人間関係が希薄になりつつある現在こそ「ドブ板営業」が必要と思います。

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熱・断熱とは何か…北斗市

2020-02-24 13:42:28 | ファース本部

断熱とは、熱を遮断する事です。
例として外気0度、室内20度の時、20度の気温を遮断した事になります。
この「熱」とは何かと問われると相当な理屈が伴います。

熱とは、「ミクロの分子の不規則な振動によるエネルギー」という小難しい理屈が伴います。
熱力学の世界になりますが、いわゆる電磁波によって熱は伝達されます。
私達が行う冷暖房は、人工的につくられた電磁波を浴びているという事です。

電磁波と云うと極めて悪いイメージですが、赤外線(遠赤外線も含む)も電磁波です。
エアコンから噴き出る温風や冷風では対流冷暖房と云えますが、その温風で温まった床、壁、天井面から放出する熱は赤外線、つまり電磁波になります。

熱力学的な説明をすると「熱とは、分子の不規則な振動エネルギー」と云う事になります。
「熱力学」を知ろうとすると大学入試に出てくるような公式を覚えなければなりません。
私達は、住宅の熱損失係数(Q値)をFAS加盟工務店の皆さんに勉強して頂いております。

Q値の計算が出来る事で断熱材の種類、厚さ等を特定し、冷暖房費用も算出できます。
断熱材の厚さ÷熱伝導率=熱抵抗値でその逆数、貫流率(逃げる熱量)が解ります。
これを熱力学ではなく、このQ値やUA値は、単なる熱収支計算と云う事になります。

我々のような工務店レベルでは、この熱収支の計算が出来るだけも高く評価されます。
毎年ファース本部のファース検査員講習では、徹底してこの熱計算を勉強して、考査試験もあり、100点満点で70点以上の合格者に検査員の称号を与えております。

写真は昨日購入した温湿度計です。温度の正確さは信頼できても湿度誤差に閉口します。
正確な湿度はシリカゲルを用いてシリカゲルの吸った湿気の重さで測ります。

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猫がロゴになった動機とは…北斗市

2020-02-23 17:17:54 | ファース本部
「ファースの家」のロゴマークはネコちゃんです。
ファース工法を始める最後の住宅工法(昭和60年頃)の家を引き渡しを行い、帰社す際に車に乗ろうとした自分の足に絡みついた子猫いました。

妻(副社長)は猫が大嫌いなのを知っていたので躊躇したのですが、あまりも絡みつくので致し方なく連れ帰りました。
案の定、妻は嫌な顔をしましたが、そのネコちゃんは妻が大好きで直ぐに妻の腕をよじ登り、肩や首に絡まって寝てしまいました。

それから妻とネコちゃんが連れ添って通勤するようになったのです。
その時に建ったのがファース工法の1号棟でした。
誰からも愛されたネコちゃんでしたが、間もなく車に撥ねられ亡くなりました。

ファース工法と一緒に私達の前に現れた子猫は、人々を癒し、愛され、そして居なくなりました。ファースのロゴマークが猫になるのは必然だったかも知れません。
あれから我が家にいる猫は、初代ネコちゃんから数えて4代目にわたりました。

写真の猫は4代目猫ちゃんです。
誰もが真似の出来ない姿で昼寝をしています。
この猫ちゃんも亡くなり、それから猫ちゃんはファースロゴマークだけとなりました。

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お金で買えないモノもある…函館市~北斗市

2020-02-22 15:47:37 | ファース本部

今の世の中は、お金があれば多くの問題を処理できるようになっているようです。
「あなたはどのくらいの資産をお持ちですか」と聞かれたら預貯金や株式、家、土地、車などを思う事でしょう。その有形資産が、経済的な実力(資産力)であると考えられてきました。

貧乏育ちの私だからかも知れませんが、幼い時からお金を中心の現実が在ったと思います。
しかし自分の知らないうちに、お金と違うと、もっと大きな資産を蓄えているのです。
それは、自分が永年に培った経験や知識、人間力等が資産となっています。

また一緒に支え合った家族や仲間たち、社会活動で構築された多くの人脈やそれに加えて、自分自身が身につけた技術などはとても大きな資産になっているのです。
真面目さ、誠実さ、優しさ、自分や仕事に対する厳しさなども、大きな資産なのでしょう。

「五きん力」を強化しなさいとの言葉があります。
金力・筋力・勤力・謹力・禁力この五つです。
金力は資金力、筋力は体力、勤力は勤労力、謹力は謹む力、禁力は誘惑に勝つ力です。

事業に成功して得た金や屋敷などの有形資産は、大きな時代の潮流に呑み込まれてアット言う間に無一文になった人も知っております。
お金も大切ですが、そのお金の活かし方が問われるのでしょう。

自分自身の健康、人や自然への優しさ、働く意欲と社会貢献などは、金銭的な試算より価値の大きな財産、資産、資源と言えるような気が致します。
写真は弊社スタッフの創った実験ボックスですが、この装置で多くの新しい知的所有権を取得できました。

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エンパワメント・中野美加氏の講演…北斗市

2020-02-21 17:41:22 | ファース本部

昨夜の函館公和会(日本政策公庫取引企業会)では、我々のような経営者の在るべき姿を具体的な事例に落とし込んだ内容の講演でした。
講師は、年間300回もの講演をこなすと云われる(株)ライフ・アンド・シード 代表取締役、中野美加氏(写真)です。

中野氏は、良い上司の存在する会社の社員定着率が確実に高くなり業績も向上する。
その中で上司は、社員のモチベーションアップを行ってはならないと断言しています。
モチベーションアップは、「一過性でしかない」のが理由です。

社員が自主的にヤル気を起こすような環境づくり、それに社員自身の幸せに直結する事に気付かせる事が重要だと云う事なのでしょう。
これは「言うがやすし、実践難しく」の意見が多いのですが、ヤル気次第だと思います。
社員にヤル気を持たす前に経営者は、ヤル気を持たす地均しを完璧に行うことが必要です。

中野氏の講演では、人が元から誰もが持っている潜在力を引き出す事で、見違えるような実績を上げられると云い、それが「エンパワメント」です。
エンパワメントとは、自分が元から持っている「力」であり、これを発揮できる環境があれば、とても楽しく仕事が出来て、自然に良い仕事が出来ていると云う事です。

仕事の出来る人は、あれも遣った此れも遣ったと自画自賛を致しません。
エンパワメントは、ある力を発揮しただけなのですから自画自賛など不必要なのです。
エンパワメントの真逆をディスエンパワメントと云うのだそうですが、物事や出来事をネガティブに捉えてしまいます。

ディスエンパワメントは、問題解決の策を見いだす力もありません。
経営者は、問題解決が大任務ですからディスエンパワメントに会社経営は出来ません。
経営者がエンパワメントだと、社員もエンパワメントになり、実績向上へと繋がります。
思い当たる節が多く感じた内容の講演でした。

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低炭素と脱炭素の違い…函館市~北斗市

2020-02-20 14:58:36 | ファース本部

先般は、弊社福地建装のSDGsと省エネ住宅普及推進の取り組みが日本経済新聞全国版に掲載されました。その記事の中で「低炭素」に取り組んでいるとの表現がありました。
読んだ学識者からは、「低炭素ではなく脱炭素でなければならない」との指摘がありました。

温暖化効果ガスの排出量を低いレベルに抑えるのを「低炭素化」と云います。
同じくこの温暖化効果ガスの排出量ゼロにするのが「脱炭素化」と言い分けています。
私達はSDGs宣言を行い、7のクリーンエネルギー活用、9の技術革新、13の気象変動対策を実践しておりますが、まさにご指摘の「脱炭素化」事業に取り組んでいるのです。

この「脱炭素化」事業に欠かせないのが太陽光発電活用です。
しかしこの太陽光発電を行う前提条件としては、住宅の断熱性能を極めている事です。
隙間が多く断熱力の少ない家には、太陽光発電を取り付けても大きな意味はありません。

太陽光発電は、冷房と暖房の補助エネルギーに活用するのが前提であるようなものです。
冷房には高い外気温の影響を受け難くした断熱力、暖房には熱を逃がさない気密性能が。
これらの性能を保持してこそ太陽光発電の効果を引き出せるのだと思われます。

夜や雨天や曇天での太陽光発電は稼働いたしません。
太陽の出ている時間帯にこそ、家の中を暖房して温め、冷房して冷やします。
限られた時間帯でしか活用できないため、家の断熱気密性とフィットだせるべきなのです。

私達はそのようなゼロエネ住宅のハード面の研究開発を行っており、太陽光発電パネルを載せただけでZEH(ゼロエネルギーハウス)仕様になっております。
写真はファース工法仕様「ゼロスマファース」のリーフレットです。
まさに「低炭素ではなく脱炭素」なのですね。

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日本人の勤勉さが評価されるわけ…北斗市

2020-02-19 17:39:54 | ファース本部

外国人が日本に来ると、先進国の中でも日本国内の清潔さ、秩序の確立さ、優しさ、丁寧さなどが高く評価されています。
これは、意識をしなくとも自然と振舞える日本人の本質的な要素なのかとも思われます。

仕事の出来る日本人は、「忙しい」と口に出す前に既に行動実践しております。
「忙しい」と口走った時点から、既に時間に振り回されているのでしょう。
どんなに多忙でも、また暇であっても、確実に24時間の1日は過ぎ去って行きます。
仕事の出来る人は、時間厳守と約束履行で信頼、尊敬され、仕事がし易くなっています。

色々なビジネス読本や自己啓発セミナーでも時間厳守は、一番の基本でもあります。
忙しいの「忙」の文字は、「心を亡くす」と書きます。
忙しいと口に出した時点から、平常心を逸していると解釈できます。

私達は、「忙しい」を自然と発しているように思います。
私自身も「忙しい」を連発した時期がありました。
仕事が捗らない、段取りの悪い時に、この「忙しい」を、発していたように思われます。
これは総て自分自身の仕業であることに気付く必要があります。

締め切りギリギリになり、慌てて書いた原稿を読んだ人に感銘を与える事など出来ません。
誰にも等分に与えられた時間は、上手に使いこなす事なのでしょう。
約束した10分前にはその場所に到着するよう、あらかじめ段取りをすると云う事です。

時間ギリギリは焦りまくり、慌てて別なミスを起こし、その分の手間が余計に掛かります。
時間を守れる人は、誰からも信頼される大きな要素となり得ます。
新幹線や列車が時間通り、指定の停車場所にピッタリと止まる事は、諸外国人が驚愕します。

これは、日本人に当たり前の光景ですが、段取り良く平常心で仕事をしているからでしょう。
写真は友人が撮った夕陽と鳥居の映像ですが、実に日本らしい画像ですね。

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誰のために仕事をするのか…北斗市

2020-02-18 17:28:37 | ファース本部
作業と仕事は異なります。
作業とは、決まった事を事務的に行っていることなのでしょう。
云われたことや、命令されたことを事務的に行っている行為を作業と云えます。

仕事とは、自らが何らかの社会貢献を行うために企画して実践する行為だと思います。
私達経営者は、社員に対して仕事の行う環境づくりを整備する事が使命です。
経営者以外の社員には、自らの責任で企画実践し、効果を出しているか否かを問う必要があります。

仕事の出来ない社員の多い会社は、社員の無能さではなく、経営者自身の無能さなのです。
そもそも仕事とは、前述した「社会貢献」だけが目的ではないはずです。
自分や家族が生きて行くためには、何らかの社会貢献をなくして生きられません。

私には学識経験がありません。
つまり中学しか出ていませんが、常に仕事をしてきました。
それも社会貢献などを意識した事などは唯の一度もありません。
喰うため、家族を喰わすため、仲間と達成感を分かち合うためだけだったのかも知れません。

誰のために仕事をするのかと云えば、それは自分のためだと率直に云えます。
自分を研磨しつつ、自分を更に高みに運ぼうとの気概なくして社会貢献などは出来ません。
「誰のために仕事をするのか」それは、自分のためと迷うことなく断言しなければ。

さて今日は終日の悪天候でしたが除雪機の出動するほどでありません。
執務室から見える函館山(写真)の頂には、チカチカした灯かりが輝き始めました。
函館山からいつも見られているような気持ちで仕事をしております。

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家づくり・法令順守と住み心地…北斗市

2020-02-17 17:11:16 | ファース本部

我国で家づくりを行うには、かなり厳しい建築基準法遵守が伴います。
この建築基準法では、必要最低限の約束事を定めておりますが、この基準法の定めを守ったところで、住んで快適な家づくりを担保で出来るわけではありません。
また、たとえ基準法を守っていても、民法での責任を問われる場合もあります。

例えば軒先の出っ張りなどは、基準法の範囲内であったとしても、設計者、施工者、そしてお施主様が隣家の人などから、その責任を問われる場合があります。
建築基準法は、施工者、施主、周辺住民の心情まで考慮していている訳ではありません。

家づくりは、隣家や周辺住民等の関りある総ての人達との「心の触合いと信頼感」を重視するような心構えが要点となりそうです。
法律は、関わる人々との心や気持ちに配慮するようにはなっておりません。
むしろ、とても無機質で事務的な要素が羅列されているのが現実です。

法律を守る必要は当然ですが、建築基準法の順守と住み心地が比例する訳でありません。
むしろ建築基準法と住み心地は、開口部の大きさや換気量等で反比例する場合もあります。
換気量は0.5回/hとの建築基準法の規定があります。

これは住宅の体積、『断熱層の内側の気積で例えば40坪の家で約400㎥の半分以上の(400㎥÷0.5₌200㎥)で200㎥以上を機械的に換気せよ』との規則です。
換気量に上限はなく、換気とは外気と同等にしなさいとも同じ意味になります。

どんなに断熱性能を良くしても隙間が多ければ、暖房して暖かい空気は、冷たい外気と入れ替わってしまいます。
つまりは法令順守と省エネで暖かい家づくりは、とても難しい技術が伴います。

私達はファースシリカ(シリカゲルを#ファース用に処方)を用い、法令順守を確実に行い、VOC吸着させ、綺麗に調湿された空気を供給して、住む人の住み心地を確保しております。
写真は、ファースシリカの効能を表記する装置を載せました。

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湿度管理の出来る家づくり…函館市~北斗市

2020-02-15 15:34:56 | ファース本部

断熱性能の高い家に住むことは、住む人の健康保全にも寄与することは明らかです。
断熱材を多く充填して、ペアガラスやトリプルガラス入りの断熱サッシを取り付ける事で、断熱性能が高まり、そんなは難しい事でありません。

ところが暖かい家は、湿度(相対湿度)が低くなります。
この湿度は「%」で表記しますが、%とは割合のことを示します。
これは気温と器の中に含んでいる水分量の割合を示しているのです。

暖かいと湿気を抱える器は大きくなることなので、その器に対する割合が低くなり、北海道などの厳寒地は、湿度が連日90%くらいになります。
これは、気温が低くなり器が小さくなるため、割合が大きくなっているだけなのです。

家中を温かく保持しながら湿度も一定に保持するには、相応の対応が必要です。
私達のファースの家は、家中を暖かくし、湿度も一定以上に保持する機能を持たせています。
それも機械的な装備を行う事ではなく、恒常的に家中の湿度管理を行います。

先ずは、高温多湿や低温乾燥の外気影響を受けないよう、家を丸ごとシームレス状の樹脂断熱材で包んでしまいます。
そのような外皮をつくり、全熱式熱交換換気扇で換気量を確保し、その新鮮空気と床下に敷き込んだ300㎏ものファースシリカ(シリカゲルを専用処方)で湿気を吸放出させます。

この調湿と空気洗浄を可能にした住宅システムを構築するためには、市販されていないファース専用部材を多く使用いたします。
昨日はそのファース工法専用部材との意見交換を行う機会が東京でありました。

写真の手前右から外皮素材の倉敷紡績の部長、山本欽一さま、全国のスプレー発泡施工を担うクラボウ関西化成、代表常務の松本幸也さん、私の左が調湿空気清浄剤、シリカゲルメーカーの富士シリシア、部長の伊藤譲さん、ファース工法専用空調キットのメーカー、協立エアテック東京支社長の篠原宏さん、クラボウ関西化成のファース担当者、西脇広次さんです。
一昨日は、2020年FMA総会の日程事案などを協議しました。

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百人百様の家づくり…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2020-02-14 17:50:30 | ファース本部

私はときどき、工務店経営者や一般ユーザーを対象とした講話を行う事があります。
住宅システムの開発者として全国展開にいたる経緯の中での失敗事例が多くなります。
成功事例は、その辺にある書籍の多くが成幸事例といるのです。

講演の後には質問を受けますが、アカデミックで専門的質問を受ける場合が多くあります。
何処かで聴いた事、書物等で得た情報に自分の考えが重なり、過剰反応しているようです。家づくりの大きな課題より、小さな事柄に潜在観念が大きくなっている質問です。

その潜在観念を取り除かないままに家づくりを行うと失敗する確立が高くなります。
例えば換気方法で全熱式換気扇は、雑菌や臭気まで回収するとの書物など見て、全熱式換気扇そのものに対する強い嫌悪感を潜在させてしまいます。
全熱式換気扇を採用していると言うだけで、その家を選択しないヒトもいるのです。

新建材の種類などは、過去に得た住宅雑誌での悪い印象が潜在したまま、不採用の選択をしたとしたら、とても歪な間違いを侵す事にもなります。
住んでいる方の話しを聞き、採用して失敗した事例も潜在観念となります。
我々が調査したところ、その採用部材より、その組み合わせの不具合が殆どです。

多くの学識者の先生達は、夫々の分野の専門家です。
断熱の研究を行なう先生に構造体の強度の話しは門外漢となって当然です。
断熱材の断点をなくする施工方法を実施するには構造的な強度が大きく関ってきます。

家は、周辺環境、地盤、基礎、構造体、屋根、外壁、窓、断熱気密、内壁、換気、設備、内装仕上げなど、多くの項目の総合的機能で成立しています。
百人百様の家づくりは、一項目の優劣情報だけで行うと、失敗事例の確率が高くなります。

今日は東京から北斗市本社に帰社しましたが、東京も北斗市も気温が殆ど同じでした。
写真は社旗ですが、北海道にも春は遠からずと云うところです。

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