豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱性能・気密性能を担保する…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2019-09-30 21:35:08 | ファース本部

住宅の断熱化は、単に省エネの観点だけからではなく、健康寿命を延ばすためにも極めて有効である事が解っています。
その断熱性に加えて気密性能まで完璧に担保するのは至難の技でもあります。

私達のファースの家は、家すべてをシームレス状にスッポリと包んでしまい、温かさや涼しさの熱を逃がさない、入れないだけでなく、乾燥して空気を入れず、保湿した室内湿度をも保有する気密性能を持たせています。持たせているだけでなく担保しているのです。

つまりは断熱気密の責任施工制度を実践しております。
例えば気密性能でC値(隙間相当面積係数・基準5.0)が1.0を超える場合は完全にチェックが入ります。
特別な気密測定をしなくともドアや窓を完全に締め切ってレンジフードだけを稼働させ、小さな窓を少しあけると凄い勢いで風が入ってきます。

玄関ドアが開け難くなるのは、まさに気密性能の高い証でもあります。
このくらいの気密性能がなければ、湿度コントロールなどは出来ません。
その断熱気密の責任施工を行うのが倉敷紡績(クラボウ)グループです。

明日からは、全国でファース工法専用部材エアクララの施工を行う現場発泡施工店さまを訪問して現況と今後の展開などについての意見交換を行います。
住む人の幸せづくりは、施工した職人や施工会社の幸せでもあります。

今日はクラボウ東京支社を訪問して明日からのガイダンスや内容などの擦り合わせや意見交換を行いました。
写真は私の隣が断熱商品課副課長の山下幸司さん、営業課ファース担当の西脇広次さんです。
明日から順次、全国を回ります。

さて、間もなく消費税が10%になります。
しっかりとした使い方をしてくれるのなら、誰も納税を拒むものでではありません。

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樹脂スプレー断熱・安価な粗悪品に要注意!…北斗市

2019-09-29 15:14:01 | ファース本部

私が平成元年に樹脂のスプレー発泡を行った時は、誰の目にも異様に感じたことでしょう。
当時の住宅金融公庫仕様にはその仕様がないため、割り増し融資を受けられませんでした。
それから5年の歳月をかけて大学の先生方で構成する当時の建設省、現在の国土交通省所管の住宅建築省エネルギー機構(IBEC)の認定や評定の申請を行いました。

我国の断熱仕様は、グラスウール断熱を使用することで基軸が決まっておりました。
最初はIBEC窓口の事務官に受領拒否をされる始末でした。
たまたま当時、IBEC審査官も務める、東洋大学の土谷教授のセミナーを受講した際、土谷先生に受付もしてくれない話をする機会に恵まれました。
土谷先生は、断熱工法の是非は審査会で行うモノで受付をするように進言して頂きました。

闘いはそこからでしたが、土谷先生も含め11名の先生方の前での審議会では全先生から厳しい指摘を受けました。産みの苦しみとはこのようなことなのでしょう。
それでも丁寧に何回も霞が関に足を運び、先生方には手分けをして実際に竣工しているファースの家や、施工中の家を視察して頂きました。

決定的だったのは、真冬に訪れた体感温度と住んでいるお施主さん高い評価でした。
写真は一番厚い天井部分の「#ファース」工法専用エアクララのカットサンプルですが、20㎜くらいずつの層になっており、スキン層が何枚も重なっております。
また独立気泡率(ガスの入っている気泡の割合)が96%、4%が木材を呼吸させるために意図的に処方したものです。

先生方の真剣な審査の結果、5年の歳月を経て平成5年度の明けの評定交付となりました。
それからは、膨らし添加剤を入れるとスキン層もない粗悪品が出来上がります。
お施主さまのためにも安価な粗悪品には要注意です。

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オール電化住宅の歴史…北斗市

2019-09-28 16:06:06 | ファース本部

私は、昭和60年に住宅内の暖房、給湯、厨房で使用するエネルギーを総て電気にしました。
石油やガスを燃やすには大量の酸素導入と排気量が必要となり、湿度管理が困難です。
湿度も潜熱と云う熱であり、気温20℃の時に湿度50%は18.5℃の熱に相当します。
夏場の気温30℃で湿度50%は潜熱が34℃となり64℃の熱の中にいることになります。

この湿度を一定化させるには、先ず構造体を硬質樹脂でシームレス状にスッポリと包み込み外気の影響を受けないようにする必要がありました。
そのことで必然的に燃焼ガスの出さない電化住宅が必須となりました。

昭和60年に電力会社に赴いたのですが、当時は深夜電力活用のための電気温水器が店頭に並んでありました。
つまり給湯は電化されていたことになります。
石油を燃やして電気をつくり、その電気が石油やガスを凌駕する事などを在り得ないと思うのは当然です。
最初は、電力会社も興味すら示さず私は人々に、奇人変人だと言われたものです。

その中で関心を持つ工務店経営者もいましたが、私と同じ奇人変人の類だったのでしょう。
そのような工務店経営者がいなければオール電化住宅などは普及しなかったと思われます。
写真は社歴12年同時採用の研究開発室の研究員、冨田君(左)と藤木君ですが彼らが現在を牽引しています。
現在は、誰も彼らを奇人変人とは云わなくなりました。

全電化、樹脂断熱、調湿性能、冷房対応などを日本で始めて採用して出来たファース工法、その工法を他の工務店に薦め、更にはその工務店の経営者が建主さんに薦めるのです。
同じような志を持った方々が参集したのが「#ファース」グループの工務店さんです。

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かつて住宅フランチャイズ本部丸儲けの時代が…函館市~北斗市

2019-09-27 17:53:59 | ファース本部

「1人で年間10棟受注できます」などの宣伝コピーの折り込みチラシを目にします。
工務店営業で経営者や営業スタッフが「私達に家を建てさせてください」と施主を回って、何千万円もする家の受注が取れるほど甘くはありません。

少なくとも現在、元請けで生き残っている地域工務店は、何かしらの特質したモノを持っていることでしょう。工務店経営者は経営者そのものが大きな経営資源だとも云われます。
不愛想で口の悪い工務店経営者でもつくった家は、様々に工夫されており、お施主さまに大感激を与える工務店も実存します。

昨今は、経営者の人柄や真面目さだけでは受注が難しくなっています。
経済産業省の「省エネ投資促進支援補助」、環境省の「先進対策の効率的実施でのCO2排出大幅削減事業」、国土交通省の「既存建築物省エネ化推進事業」などがあります。
この内容を熟知し、補助金や税金対策等の特典をお施主様に還元しなければなりません。

私達ファース・グループは、道北から本州南端、そして今年からは沖縄にもファース工務店が存在します。
そして加盟工務店数は微増ですが年々仲間が増えています。
どんなフランチャイズでも加盟しただけで受注が実現するわけではありません。

フランチャイズ展開は私達も含め、加盟金と月会費を本部に支払います。
一頃は多額の加盟金で「フランチャイズ本部だけ丸儲け」と云われた時代がありました。
勿論、次々に破綻し消え去って行きましたが、工務店にはフランチャイズ憎しの時代でした。
それ相応の対価に見合う技術や情報を提供しなければ、短期間で加盟店は離脱します。

私達ファース・グループは、日本で唯一、家屋内全体の湿度管理と輻射熱冷暖房ができる仕組みで「#ファース工法」が構築されています。(ファースの家コントロールユニット)

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最新技術もヒューマンエラーで…大阪市内~伊丹空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-09-26 17:10:58 | ファース本部

昨日はインテックス大阪で新技術を多く見学して新技術の素晴らしさを目の当たりにしてきました。
中小企業も完全ロボットで部品を造る機械を使える時代です。
今日はワクワクして気分で伊丹空港に来たのですが、搭乗者待合室に入る廊下で90分間も立ったまま待たされました。
場内アナウンスは「手荷物検査システム不具合を点検しています」を繰り返すだけです。

その間に次々と欠航便がアナウンスされました。
当方も伊丹空港からワンフライトで函館空港に戻り、午後に帰社して執筆業務を控えておりました。
その函館空港行きの飛行機も欠航です。
その代替機として羽田空港乗り換えの函館空港ANA最終便を確保してくれました。
ダイヤモンドメンバーなのでかなりの手間をかけてその手続き作業をしてくたようです。

後でその様子が報道されておりました。
大混乱の要因は、手荷物検査場で乗客の持ち込んだ刃物を確認しつつ、その乗客に返却してしまい、その乗客探しにあらゆる飛行機を止めて刃物探しを行ったそうです。
何ともお粗末な出来事ですが、当方は代替便で何とか帰れそうなのでまだ良かったのです。
いつ発つか解らない乗客の多くは、新幹線や関西空港に移動するなどを行っていました。

どんなに設備や科学が進歩しても、ほんの少しのヒューマンエラーでデジタル化されたシステムは、確認作業に右往左往することになります。
アナログの部分を活かしておくことも必要かも知れません。
昨日の最新テクノロジーを見学して今日の時代遅れのミスによる飛行機の大混乱、様々な裏表を垣間見た気がします。

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世界の技術をインテックス大阪で…大阪市内

2019-09-25 20:19:51 | ファース本部

以前に世界各国首脳が一堂に会して首脳会談を行なった「インテックス大阪」です。
東京には東京ビッグサイトが在りますが、その規模をはるかに上回る建造物と設備が揃っております。
難波(なにわ)と江戸と呼ばれていた時代には、さまざまな分野で大阪が優れておりました。
今でも庶民感覚や政経文化では、東京も大阪に学ぶことが多くありそうです。

今日のインテックス大阪でのイベントでは、太陽光発電エネルギー、蓄電池展示、教育、EVモビリティなどあらゆる分野の最初技術を展示されておりました。
このような最初技術を見過ごせば、ファース本部で行なっている研究開発が陳腐化されたものになります。
住宅システムの開発は、常にアンテナを張り巡らせておく必要を強く感じました。

すべてを見ると何日も掛かる規模なので今日は、特に注視している蓄電池の最初技術を見聞してきました。
単に見るのではなく、自分達の住宅システムに活かせる部分を検証してみます。
何処をどのようにと見比べると色々な発想が湧き出てくるものです。

「#ファースの家」には活かせそうな技術が多くありました。
一日中会場内を歩き回っても半分くらいしか見聞できませんでした。
特に今回は、中国、台湾、アメリカ、ヨーロッパのメーカーが日本企業に売り込みたいと多くの出展ブースが設置していました。

やはり海外の技術は、日本が参考やヒットにすべきと部分が多くあるように感じました。
研究開発には海外視察が必須のようです。

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タバコ自販機設置禁止法を…北斗市~函館空港~伊丹空港~大阪市内

2019-09-24 19:29:29 | ファース本部

移動中に読んだ雑誌の記事で厚生労働省研究班(高橋裕子奈良女子大教授)は、タバコが20本入り1箱1000円に値上げした場合、年間1兆円の税収増が見込めるとの事です。
また京都大大学院の依田高典教授の試算では、禁煙の意思を示す人全員が成功するとして、最大1.9兆円の減収となるそうです。

一方で高橋教授は「1年後には必ず禁煙から脱落し、減収はあり得ない」と断じています。
色々な反論はありますが厚労省研究班の試算で、仮に1000円になったとして年1兆円、10年で10兆円となります。
逆に禁煙をせざるをえなくなることも計算済みです。

1000円タバコの実施では、20年間に死亡者を約6万人減らせると厚生労働省研究班が試算しています。
税収増と死亡者軽減となれば、その裏には膨大な医療費の削減に寄与することを意味します。
国立がんセンターの研究員、片野田耕太さんは「タバコ値上げは禁煙のきっかけになるが、依存症を見るのは忍びなく、ラクに禁煙出来るサポート体制が必要」と指摘します。

ともあれ百害あって一利なしの喫煙行為です。
せめてタバコの自動販売機設置禁止法でも制定すべきかと思われます。
買えなければ吸えませんから…
然るに自販機(写真)のように簡単に買える仕組みは、法令で見直すことは出来そうだと思われます。

今日は函館空港から伊丹空港に移動してきましたが、喫煙者の方が建物外の路地裏の喫煙できる露天で紫煙を上げておりました。
決して格好の良い光景ではありません。
「#ファース・グループ」でも真剣に禁煙実施を検討すべき時期かもね。

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台風17号と空気の動き…函館市~北斗市

2019-09-23 16:01:27 | ファース本部

私は、エアコンから噴き出る冷たい風、温かい風は大嫌いです。
然るに私は、天井裏のエアコンで冷気や暖気で床下、壁の中、天井裏を循環させ輻射熱で冷暖房を行う「ファースの家」を開発しました。

快適な空気の動きは1秒間に15cm程度です。
エアコンから直接噴き出る冷温風は2m以上とも云われます。
秒速15㎝とは、外気0℃の時に室温20℃の暖房で複層ガラス面に生じる空気の動きです。

真夏のホテルやオフィスビルは冷房していますが、外に出るとメガネに結露が生じます。
フィリピンなどの南国では、クーラーの効いた空間を不健康な異空間と断じています。
ここでエアコンと書かずにクーラーとしているのは、向こうに暖房機能は不要なのです。

もともと私達人間は、自然の中で生きてきて、エアコン機材の歴史は数十年しかありません。
空気を無理やり冷やす空間は、不健康な空間と言っても過言ではないのでしょう。
住宅の断熱、気密、蓄熱性能が良く新型エアコンからの冷風は、構造体を冷やし、一定温度になるとドラフトと言われる空気の流れが自動的に穏やかになります。

暖房住宅のエアコンからの冷気は、構造体を冷やしてから輻射冷熱で放散されます。
輻射熱冷暖房は、カラダに負担をかけないクオリティの高い空間です。
私達の「#ファースの家」は、全館を完全輻射熱冷暖房で行う仕組みにしております。

さて、台風17号の中私は、函館シネマで映画「記憶にございません」(写真)を鑑賞してきました。
この嵐の中では、観客など誰もいないだろうと思いきや席は多くが埋まっていました。
冷暖房の一切いらない映画館では、素晴らしい演技者と脚本、演出の映画でした。

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三連休もファース実験と実証を…北斗市

2019-09-22 15:37:05 | ファース本部

家づくりには、多くの部材を使用しますが表面に見える、外壁、屋根材、窓、内観などには多くの方々が着眼します。
この中で住まいしてから重要なことが入っておりません。

外壁と内壁間に充填されている断熱材で温かさ、涼しさ、冷暖房費用が大きく変わります。
住まいは、住んでからの住み心地や光熱費を先んじて想定しておくことが賢明です。
私達ファース本部は、全国の仲間のFAS加盟工務店さまがお施主さま幸せに出来る家づくりのハードを確立するための研究開発を行っています。

写真は弊社ハウジング事業部担当の常務、小泉泰久ですが、実験ハウスの断熱材と開口部(高性能ガラス仕様)を取り付けています。
この実験用ハウスに100w電球を一個だけ取り付けて内部温度と外気温の差を較べます。

ファース本部本社の敷地内にはこのような実験ハウスを幾つもつくり、最低じゃ3年以上にわたり実験を行い、性能の経年変化を検証します。
その実験検証で現在ファースの家に使用している「エアクララ」がもっとも断熱力があり、断熱性能の経年劣化は確認できません。

この実験に終わりはありません。新素材ができると直ぐに実験素材にいたします。
その幾多の試験を繰り返し、FAS加盟工務店の建築した「#ファースの家」は、お施主さまに寄り良い住み心地の家を提供します。
三連休中も実験は継続しております。

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誰もが家づくりに夢を持つ…北斗市

2019-09-21 14:21:13 | ファース本部

子供部屋があり小さくとも庭付き新築の戸建住宅に住みたいと思う若い夫婦は、一戸建て住宅新築の夢を大きく抱く事になります。家族でモデルハウス巡りを開始します。

対面キッチンセットと吹き抜けで居間を貫いた階段がり、廊下をつくらずに居間から子供部屋に入ればいつも子供の姿を確認できるモデルハウスを見つけて、これは良い!
寝室と子供部屋が二つ、親戚が泊まれるような客室を兼ねた和室がありました。

家賃とほぼ同じ金額の住宅ローンを支払い続ければ、やがて家も土地も自分のものになる。
この夫婦と子供達は念願の庭とカーポートのある土地付き住宅に引っ越す事が出来ました。
しかし、この土地と家の購入金額の他に税金、保険、登記料、引越し代など百数十万円がかかり預金の全てを使い果たしたため、旦那さんの実家から借金して月々数万円ずつ返す事になりました。駅までの6キロは、ご主人の通勤も子供達の通学もバスを利用します。

学費も嵩むようになり、奥さんはパートで働きに出るようになりました。
仕事から帰ったご主人は「自分も疲れている」と言って口論、毎日が憂鬱な日々が続きます。
2年後、この家庭の夫婦関係は破綻し、一人ずつ子供を引き取って離婚する事になりました。

家族全員、毎日が夢を抱き、笑顔で活き活きとし、楽しかった時期がありました。
そして夢を実現した時点からその夢はしだいに失望へと変貌していったのです。
家づくりは身の丈に見合った計画こそが幸せづくりへと繋がります。
写真は「#ファース工法「#」だから可能となった吹き抜けの天井高さ7.5mのファースの家ゲストハウスです。

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失敗は成功の基…函館市~北斗市

2019-09-20 18:06:43 | ファース本部

目的とするモノや事柄を何の失敗もなく成し遂げることは、とても合理的です。
ところが、この失敗を無くして出来た仕組みやモノなどは、とても脆いとも云えます。
表題の「失敗は成功の基」との諺は、失敗しなければ完全なモノは構築できないのです。

私達が開発した住宅システムは、数え切れない失敗を繰り返した果てに構築されました。
自社の実験施設で何度も失敗しても、それはお施主さまの家づくりの現場で同じ失敗をしない事を前提にしております。お施主さまの家づくりは一生一代の大事業です。

その大事業を担う私達工務店は、失敗などは許されないのです。
とはいえ人の行う事ですから失敗ゼロは困難なのですが、失敗してもダメージを与えない術を習得することが出来、とても大切なことです。

現在もファース本部では、幾つものテーマで研究開発を行っておりますが、シーズン検証と言う春夏秋冬の最低3シーズンを経て、課題をあぶりだします。
とても時間と手間が掛ります。
その殆どは大学などの研究機関では出来ない研究です。

その大学などの研究機関が発表したデータは、つぶさに調査研究、漏らさず住宅システム開発に汎用します。
ところが何シーズンも経るような実験研究は、私達のような仕方が有効だと思われます。
今日も過去の失敗を教訓にして新開発のデータ分析を行っておりました。

さて、今日は私が5年間にわたり連載コラムを執筆している日本住宅新聞の記者さんにご来社いただきました。
写真は日本住宅新聞編集部の池田光識さんと撮りました。
池田さんには住宅システムの失敗事例を多く話させて頂く機会となりました。

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断熱性能と開口部のバランス…北斗市

2019-09-19 17:56:04 | ファース本部

窓の開口部は、サッシ枠よりガラス面積が大半をしめています。
開口部は、景観を良くするために透明性の高さが特に求められると思われます。
更には外観にも大きく影響を及ぼし、また大切な採光を促すことも必要です。

嵌め殺し窓(フィックス)以外は、人の出入りや、通気を良くするための開口機能も備わっていなければなりません。
一般的な引き違いサッシの他にも、片引き、片嵌め殺しなどがあります。

窓に使用するガラス素材は、熱伝導率が高いため熱を逃がし易いのです。
断熱性能を高めるためには、複層(ペアやトリプル)ガラスを用いる窓種もあります。
複層ガラス内部に金属粒子を付着させたLow-E機能のガラスが多くなりました。

このLow-E機能の複層ガラスは、透明性を確保することがもっとも気遣います。
Low-Eはコーティングする金属微粒子で遮熱タイプ、熱吸収タイプなどの種類があります。
採光窓の大半が東西面にある場合、遮熱タイプLow-Eの採用で冷房省エネに寄与します。

Low-E複層ガラスには、乾燥空気を封入していましたが、比重が高く対流し難いアルゴンガスや、更に熱の伝え難いクリプトンガスを入れて断熱効果を高めたモノもあります。
寒冷地では今や断熱に特化したLow-E複層ガラスの採用は、既に標準化しつつあります。

引き違いサッシは、使用頻度で水密性、気密性が劣化し易いなど気密性能に課題があります。
押し出しサッシは、気密性能が高いのですが、人の出入りのし難さなどが難点です。
「#ファース本部」は、グラスウール200㎜に相当する断熱ガラスが完成しつつあります。

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SDGsは誰もが既に…北斗市

2019-09-18 17:36:15 | ファース本部

エスディジーズ(SDGs)と云っても何のことか解らない人が大多数であるのが現況です。
「誰ひとり取り残さない社会を」この理念がSDGsの根源となっています。
とても崇高な理念なのですが、2030年まで実現可能な17項目の開発目標では、多くの事業者が必ず何かを既に取り組んでいることに気付いていないだけです。

17項目の1貧困、2飢餓撲滅などは、我々には無関係のように聞こえますが、発展途上国でなく、実際に貧困飢餓に喘ぐ日本国内にも少なくないという現実があります。
3の健康福祉は皆保険の充実があり、4の豊かな教育も義務教育で実現しているようです。
その他13項目の開発目標があり、誰もがSDGsの概要を知ってみるべきと思います。

今日は弊社ハウジング事業部(フクチホーム)の基礎工事を担って頂いている神山工業さんの柳谷社長(写真)がご来社されました。
柳谷社長は上磯中学校の学校評議員会でもお会いする機会があります。

柳谷社長とはSDGsの話題となりましたが、特化して綺麗な基礎工事を行う神山工業さんであり、担当する社員さんに相応の指導をされている証しなのでしょう。
SDGsの4の豊かな教育、8の生き甲斐を持っての経済活動、9の常に新技術の取り入れ、11の街づくり家づくり、17のパートナーシップなど多くを実践されているのです。

私達の事業活動は、柳谷社長率いる神山工業さんも含め、多かれ少なかれCSR(企業の社会的責任)を果たし、既にSDGsの理念に沿った事業展開は実践しているものです。
その中から特化したモノを見出してビジネスチャンスに繋げることも可能となります。
さて今日は新しい特許申請書の執筆を終えてCADの得意な部署に渡しました。

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タンポポのバイタリティーと営業ツール…北斗市

2019-09-17 17:35:19 | ファース本部

どんな良いサービスやモノがあったとしても、それがお客様に正確に伝わっていなければそれは無いことと同じ事になってしまいます。
私達ファース本部は、常に情報開示し、どんな意見も受け取れる体制を構築しています。

日頃のお客様と接し方で、生活スタイルや価値観、嗜好、経済感覚を肌で感じ、地域を一番知っている工務店様には、情報発信や認知度を上げるための媒体が必要です。
ファース本部のオフィシャルサイト・加盟工務店専用ページからダウンロード出来る多くの無料ツールがあります。

活用する工務店様からは、販促用無料ツール「アプローチ・リーフレット」が好評です。
写真はその三つ折りになったアプローチ・リーフレットですが、何度踏まれても、くじけずに花を咲かせるタンポポがデザインされています。
このタンポポは、他の植物より厳しい環境下でも生き抜く生命力があるそうです。

このタンポポの綿毛は、風によって種子を飛散させて子孫を拡大させて行きます。
「#ファース」地域工務店の力強いツールになればとの思いからリーフレットの裏面には、タンポポの綿帽子をデザインしました。

「アプローチ・リーフレット」のタンポポの種子は、多くの仲間を方々へ運び込む機能を持っており、まさに受注アプローチの意味があります。
このようなツールを上手く活用して戴きたいものです。

尚、このアプローチ・リーフレットは、裏面に工務店様のホームページ検索キーワードを埋め込むようになっております。
さて、今日は新聞連載コラムの脱稿日。
執筆は終わり脱稿するだけのはずでしたが、原稿には表題しか書いておらず、慌てて800文字原稿を執筆して脱稿し終えました。

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遣って見せ、遣らせてみなけりゃ…函館市~北斗市

2019-09-16 16:34:42 | ファース本部

この表題の格言は、上司の使命かも知れません。
「遣って見せ、遣らせて見せて、褒めてあげなきゃ人は育たず」
これは、海軍将校、山本五十六の格言として言い伝えられています。

私達会社経営者や一定の部署を預かる上司にも言える事です。
特に中小企業の経営者は、自らが汗水を流して遣っている姿を見せることが必須です。
大企業も創業時の経営者は、自らが遣ってみせ、そして一緒に汗を流したのです。

私達家づくりを社業としている経営者は、大工仕事などを行えばむしろ邪魔になります。
大工仕事に限らず、カラダで技能を要する仕事は年季が必要であり、むやみに遣って見せることなどは出来ません。しかし、その仕事人の気概をともにすることは可能です。

話を聴いてあげ、出来る事は何かを汲み取ってやるのが経営者の大切な仕事でもあります。
遣ってあげると事の出来ない経営者は、目線と呼吸を合わせて真剣に職人の話を聴き、少しでも彼らの気持ちの内側に入れる心根を持つべきなのでしょう。

さて、今日は三連休の最終日ですが、山本五十六の逸話を書いた本を読む機会がありました。
私達「#ファース」・グループは、工務店経営者の殆どが自ら汗を流して実務を見せて職人を育てています。
誇るべきファース工務店経営者達です。

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