豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本家屋を検証する…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2017-06-30 16:37:45 | ファース本部

東京都内は朝からシトシト雨が降り始め、雨脚が強くなりつつあります。
いよいよ空梅雨から本州は本格的な梅雨空となりそうな気配です。
家のあちこちにカビが生え、腐ったりするすっきりしない季節なのでしょう。

1,200年前に建立された法隆寺は、世界最古の木造建築が今なお立派に現存しています。
この高温多湿の夏を持つ日本の風土に見合った建物が、それこそ何千年もの歴史を積み重ねながら構築されてきました。写真はその法隆寺です。

木を削って建物をつくる大工の匠の技も、長い期間を経て磨かれたものです。
一方、昨今までの住宅寿命30年の現実は、あまりにも軽薄な屁理屈によって構築された、お粗末極まりない建物なのです。

法隆寺のような古来の日本の建物にこそ、真の100年住宅の真髄が込められています。
それこそ、人と自然が優しく共存する相互関係が築かれて来たようです。
日本建物は、木材など構造物を開放し、空気にさらすことで、長い寿命を誇って来ました。

古来の日本住宅には、高気密高断熱の考え方は、まったく存在しておりませんでした。
大きな石を基礎に用い、その上に土台を載せて家をつくります。
冬は寒く、家の真中に囲炉裏をおいて、蒔きや炭火を焚き、大きなストーブをしつらえ、家族が身を寄せ合って一冬を過したものです。

親父が火の絶えないように薪を燃やし、母親はその火で炊事を行ない、子供達が囲炉裏の周りに卓袱台を持ち込み、一緒に食事や勉強もします。
家族との心の触合い自然になされ、子供達には社会性が自然と育まれたのだと思われます。

断熱義務化、ZEHなどと家づくりが次々に進化しています。
それでも日本の家づくりの基本理念は、決して忘れてはいけないと思うしだいです。
今日は梅雨の東京から梅雨のない快晴の北海道に戻っておりました。

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今があるから明日になる…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2017-06-29 19:37:45 | ファース本部

日々楽しい事ばかりが続くわけではありません。
起床してベッドの上で、今日一日の行動を頭の中で思考してからの行動となります。
会社にでると思考していた事と異なる内容の時間割を提示されることもあります。
自分の気持ちの中で、つい溜息をつくことも。

仕事の出来る事は、天からの授かりものです。
先ずは感謝すべきなのでしょう。
ところが溜息からスタートするなど言語道断なのです。
誰もがみな、多くの事情を背負って生きているのでしょう。

屋根のある家に住み、三食の食事がとれて、衣服を着られるだけの環境に先ずは感謝を。
ところが私達人間の欲望は果てしないものです。
寄り良い家に住みたい、寄り美味しいモノを食べたい、寄り立派な衣装で身を包みたいと。

誰のために自分は存在し、今日一日を過ごすことにどのような意味があるのだろうか。
このような単純な時間の在り方を問うべきなのでしょう。
今があるから明日がくる。
どうせ過ごす時間なら楽しく、少しでも人を幸せに出来る時間を過ごしたいものです。
人は、人を幸せにした分しか、自分の幸せは来ないのです。

今日は東京都内の中心地である日本橋で会合がありました。
大勢の方々が通り過ぎ、都議選の街宣車が走り回っています。
選挙の在り方も、人の生き方も、このままで良いのかを思考する機会にしたいものです。

写真はビル街、東京都心の日本橋にある「福徳神社」です。
御利益のありそうな福徳神社、神社の名前に魅かれてお賽銭を多めにして参拝しました。

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1+1=3もあり…函館市~北斗市

2017-06-28 17:35:16 | ファース本部

行儀の良い、保護者や先生の云う事をよく聞く子が良い子なのかも知れません。
勉強が出来て礼儀正しい子もまた良い子なのでしょう。
私自身は、子供時代を振り返ると、この良い子の定義とは真逆でした。

偏差値の高い子が、然るべき大学を出て安定した職業に就くのは道理とも云えます。
一方、実際にモノづくりなどに携わっている大半の人々は偏差値の高い子でありません。
逆に創造力(クリエイティブ)の高い子は、偏差値など高くなりません。

1+1=2と素直に解かなければ偏差値を上げることなど出来ません。
私のように、「1+1=3」でも良い、という輩は何を教えても斜に捉えてしまうのです。
既存概念を変えない限り新しい発想などは生まれ来ないのです。

私が昭和60年に総てを電気で賄う、今でいうオール電化住宅を構築したときは、電力会社からも変なやつだと思われたそうです。
燃焼ガスを高気密住宅の中で発生させると解決できない課題が山積します。
まして石油を燃やして電気をつくり、その電気が石油より安価に使用できるなどとの発想など通用しません。

ところが発電所は、皆が寝静まる深夜の時間帯に発電機を停止させる訳ではありません。
捨てる深夜帯電気でお湯をため給湯し、レンガを温めて暖房熱にすると安価で使えます。
1+1=2だけではないと思考する事で目の前には、工夫すると活用できる仕組みが転がっているようにも思えてくのです。

さて、今日は函館市内にファースの家地鎮祭を行い(写真)、これから北斗市本社の会議室で着工研修会を開催します。
総ての行いに何らかの工夫を施すことにしています。

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会議は陽転思考で…北斗市

2017-06-27 17:32:22 | ファース本部

会議とは何かを辞書を引くと「会議」の意味が載っています。
「会議とは関係者が集まって特定の案件について相談し、意思決定する事である」
更に会議とは、組織におけるもっとも重要な人間通しの意思伝達の手段であると。

一方会議は、そこに参集した人の時間を奪う事でもあり、経費削減を特定議題で行う会議が、時間浪費になっている事が大半だとも指摘しています。
個人的な感情の掃き出しの場になっているような会議など愚の骨頂とも云えます。
愚痴や感情掃き出しは、会議ではなく呑み会の場で存分に行えばいいのでしょう。

仕事の出来る人は、忙しい、疲れた、痛い痒い、難しい、不幸だ、大変、年のせいだなどの「暗病反言葉」を言わないものだそうです。
悩みのない人などおらず、殆ど人は多くの課題を内在しているものです。

困難に直面した時こそ、自分は出来る、やってみせる、必ずやれる、絶対に乗り切るなどと「明言素言葉」を口にするのだそうです。
「暗病反言葉」と「明言素言葉」、この標語を理解してから会議に臨むと確実に堂々めぐりの議論に光明が見えてきます。
写真は弊社北斗市本社の会議室です。

陰転思考は暗病な方向に向き、陽転思考は積極的な方向に向かうものです。
会議や議論で行き詰まった時は、心機一転、この陽転思考への切り替えをしてみたら…

家づくりは常に陽転思考で進めると関わる人を幸せに出来ます。
だからこそ会議は、意味を理解しファシリテーター(効率的な司会進行者)が流れをつくり、陽転思考を逸脱しないようにすることが肝心のようです。

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無愛想でも可能な工務店経営者…函館市~北斗市

2017-06-26 18:01:06 | ファース本部

今月は北海道から西日本まで全国のFAS工務店を訪問する機会がありました。
全国各地には、実に様々な経営業態の工務店さんを見る事が出来ます。
本州のある工務店を訪問した際は、その社長がにこりともせず不愛想で迎えてくれました。

彼は、ケヤキ、ヒバ、スギ、クリなど多くの木材を桟積みして自然乾燥に拘っています。
これだけの多くの木材を、定期的に総ての積み直しの仕事が伴うそうです。
年間2棟限定で今年の2棟も、来年の2棟も既に決まっています。
事務所を持たないこの工務店は、棟梁の社長と大工の息子の二人で経営しております。
年に1億円、自分の気に入った仕事しか受注しないのだそうです。

不愛想な社長は、息子と二人で年売り上げ1億円、いつもマイペースの工務店経営を行ってきたのですが、2020年対応やZEHとなると全くのお手上げ状態のようです。
時代背景は、従来の匠の技で行う家づくりに限界が生じて来たようです。

今後は、誰もが義務化で行う断熱性能の家づくりは当たり前になります。
何の差別化にもなりませんが、木材(写真)に拘った家づくりは差別化になります。
この不愛想な社長の工務店は、ファースの家でZEHなどの温熱性能は担保され、年棟数2棟受注で、地元木材の使用が大きな差別化になる事でしょう。

武骨で不愛想でも心根が優しく、協力業者さんやユーザーさんから慕われています。
ところが時代は、木材へのこだわりや匠の技だけでは通じなくなるもの現況のようです。
私は、「武骨で不愛想でも心根の優しい」工務店経営者をいつも敬愛しています。

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家は理屈ではない幸福度を…旭川市~札幌市~新千歳空港~函館空港~北斗市

2017-06-25 14:10:25 | ファース本部

高気密・高断熱とかZEH(ゼロ・エネ・ハウス)などと素人には区別の解らない専門用語が飛び交います。
つまりは、「エネルギー極力を少なく、快適で健康で家族みんなが幸せになる家」をどのようにして行うか、難しい用語はその手段の一部なのです。

私達は奥様が綺麗になる家、「美人の家」「美人ハウス」の商標登録を取得しています。
家屋内が自然素材のシリカゲルで調湿され、空気清浄できるように「ファースシリカ」として処方し、床下に200リッターの水を保有できるキャパで湿度コントロールをさせます。

つまり、冬のカラカラ乾燥を防ぎ、夏場のジトジト多湿も防ぎます。
そして空気清浄機能によって常に綺麗な空気で家中を満たしております。
また暖房も冷房も床面、壁面、天井面からの輻射熱で行います。
ZEHファースの家は、この好環境をゼロ円で保持出来ております。

このような家に住むと単に光熱費だけでなく、奥様の笑顔が多くなります。
奥様の笑顔の多い家に暮らすと家族の笑顔も増えてきます。
女性は、幸せな家族に囲まれていると、自然とより美しくなるものです。

写真は旭川市からJRと飛行機を乗り継いで函館市に到着し、「ZEHファースの家」の公開現場で撮りました。写真の真ん中は、お施主様の奥様ですが、フクチホームとは長いお付き合いになり、何年も前から最高性能のファースの家に住みたいと話しておりました。

今日は弊社専務(左)研究開発室の富田、お施主様(いっそう綺麗になります)、村上研究開発室長、シャノンの伊庭さんがお手伝いに、前の左からフクチホームの久保田と岩山です。
ご主人は電気工事業でお世話になっておりが、やるなら最高グレードの断熱性能や省エネ器材を採用しようと、ご主人の肝いりで「ZEHファースの家」が竣工しました。

家は理屈ではなく住む人が心豊かで幸せになれる家かどうかです。

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人々と時代背景と工務店経営…北斗市~函館空港~新千歳空港~旭川市

2017-06-24 21:07:03 | ファース本部

自分の男性秘書に罵声を浴びせた女性代議士が話題を集めています。
秘書の入れ替わりの多い代議士は、はやり人間的な課題が多いのかも知れません。
心根の優しい人の周りには、気持ちの優しい人だけが集うものです。
人を大切にする企業や組織には、企業や組織を大事にする人々が参集するのかも。

私は、奇人変人と云われてきたが、人を大切にする気概を切らした事はない自負しています。
しかし奇人変人には、私と同じような奇人変人の人達が集ったような気が致します。
奇人変人でなければ、誰もやらなかった住宅システムなどは構築出来なかったでしょう。

人は誰もが実績のある既存システムを継承したがるものです。
確実に時代は変革していますが、その変革実行には、既存路線で作られた既得権が縦横無尽に張り廻っており、改革の大きな抵抗勢力となるものです。そこにも人が存在します。

古き善き時代の風習や思想など尊重すべきですが、尊重する事と、そのまま継承する事とは大きく異なります。
江戸時代の築城などは、先人達が培った技術が想像を超越していると云えそうです。
私達は、先人の培った知恵を現代建築に生かす努力が必要ですが、そこにも人がいます。

誰もが笑顔で過ごせる家づくりには、強い志や理念、信念を曲げずにひたすら自分達が掲げたビジョンに向って前進すると、周りには同じ思想を持つ人が集まって来るものです。
今日は旭川市のFAS加盟工務店・泰平工務店様、FASユーザー会のイベントに参加しました。

ファースの家で暮らすユーザー様の親睦会(写真は松尾ジンギスカン料理屋)です。
24年前にファースの家を建てたユーザー様も来場されており、当初はこの人も奇人変人と云われたそうです。実績のない住宅工法に一生一代の仕組みを採用する事を変人だと…

泰平工務店の菅原社長や奥様のお人柄は、集まる人も心優しい職人さん、協力業者さん、そしてお施主さまも。誰もが奇人変人だからこそ既存住宅から脱皮したと思われます。

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エネルギー事情と家の断熱性能…函館市~北斗市

2017-06-23 16:38:41 | ファース本部

1973年に第四次中東戦争が勃発し、石油輸出国機構(OPEC)のペルシャ湾沿い6カ国が、一斉に石油価格を70%もの値上げに踏み切ったのが「オイルショック」の始まりです。
このオイルショックで日本は狂乱物価となりトイレットペーパーの品切れが相次ぎました。

石油価格の高騰だけではなく、石油の輸入絶対量が極端に少なくなりました。
資源のない日本は火力発電や暖房用に使用した石油の量を抑えるため1879年に省エネ法を制定し、私達の住宅関連で翌年(昭和55年)には「省エネ基準」が制定されました。

化石燃料の殆どを輸入に頼っていた我国では、石油エネルギーの重要性を認識します。
しかし昭和55年省エネ基準は、あくまでも基準であり多くのハウスメーカーや工務店も高気密・高断熱住宅をつくろうと気概にまで及ばなかったのです。

その後、1992年(平成4年)、1999(平成11年)と断熱基準を改正してきました。
2013年(平成25年)には、断熱(外皮)性能に加えて給湯や照明器具等の一次エネルギー削減を行うよう勧告されるようになりました。

昨年の4月には「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」が施行され、年度末に順次移行させています。
そして2020年には基準から義務化へと移行して行きます。

私が北海道で工務店経営を行ったのは昭和52年4月からで、2年後の54年からは積極的に断熱住宅の研究を行ってきました。
平成元年、日本で初めての樹脂スプレー発泡断熱のファースの家を構築しています。
この時代から熱損失係数Q値1.4くらいの家を平成元年から作り続けてきたのです。

国策やエネルギー事象に左右されるのではなく、お施主様が安価な光熱費で、温かで涼しく過ごせる家は、必然的に省エネ住宅となるのです。画像は最新バージョンのファース概念図です。

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高断熱住宅の価格と費用対効果…東京都内~羽田空港~函館空港~函館市内~北斗市

2017-06-22 16:15:52 | ファース本部

従来は、省エネや温暖化防止を目的に高気密・高断熱と称する住宅を推奨してきました。
昭和55年に省エネ基準が制定されましたが、ほとんど目安的な断熱基準です。
氷点下が続く北海道は、断熱材を入れなければ寒くて暖房費用が嵩むため必然でした。

最近は高齢化が進み高齢者の疾患率が著しく増加しており、医療費負担に膨大な血税を使用されるに至っております。
特に断熱意識の低い本州の疾患率が高く、脳梗塞などで寝たきり高齢者が増えています。

学識経験者の研究では断熱性能の高い家に住む高齢者は疾患率が一気に低くなります。
むしろ省エネでの費用削減より医療費削減の効能が大きい事が解っています。
この行政指導は、オーバースペックを懸念したのか、地域ごとに区分けをしてあります。

私達のファース・グループは、地域を区切らず北海道なみの断熱スペックの家づくりを温暖地でも行っています。
何もしない家よりも断熱施工、断熱サッシとガラスなどに2・3百万円の費用が伴います。
それは光熱費と医療費削減で10年未満に確実に相殺されます。

何よりも一時的な建築費用よりは、常に温かで涼しく、家族が仲良く、健康で暮らせることを値段は付けられないと思います。それにはしっかりと信頼できる業者と施工法で家づくりを実践することが何よりも大切な事です。

今回は、高知出張から東京都内で仕事を行い、昼の飛行機で函館市内に戻り、市内ホテルで開催したFAS検査員更新講習会で講義を行います。(写真)
住む人を幸せにするための技術情報講習会です。

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快適な冷房空間とは…高知市内~高知空港~羽田空港~東京都内

2017-06-21 19:28:21 | ファース本部

北海道の今は、冷房も暖房も要らない、自然な快適さを過ごすことが出来ます。
今日、南国高知から東京に来ましたが四国は、冷房を無くして過ごし事が難しいようです。
暖房とは外気温が低い時に室内を人工的に暖める事です。
一方冷房とは、外気温が高い時に室内を人工的に冷やす事を云います。

冷房は、窓や壁、天井から暑い熱が浸入するため、その熱に負けない量の冷熱をつくります。
家屋内の快適空間は、床、壁、天井の温度と室内の気温が同一であるのが理想です。
家の高気密、高断熱とは、その家屋内の輻射熱を出来るだけ多くする事にあります。

春や秋が快適なのは、外気のすべてが輻射熱で身体を覆うからです。
また湿度も限りなく50%に近くなる事です。
快適空間とは、さりげない暖房、さりげない冷房なのでないでしょうか。

私達は、湿度50%、気温20℃、周りも全て20℃の中では殆どの人が冷暖房をしている事に気付きません。
気付かない温熱環境こそが、さりげない本当の快適空間なのでしょう。
キンキンと冷やす冷房よりは、さりげない優しい温熱環境をつくる必要があります。

家屋内に春と秋の気候を構築するにとてつもないハードが必要です。
そのハードを持っているのがファースの家なのですが・・・
さりげない快適空間とは、その家に住んでいる人でなければ語れないのです。

さて、今日は夏至で、太陽高度がもっとも高く、日の出から日の入りまで一番長い日です。
晴天の高知から豪雨の東京に移動し、東京ビッグサイト(写真)で打合せをしてきました。
この時間になって雨は上がって曇っていてもまだ少し明るく、やはり夏至なのですね。
明日は函館市に戻ってそのままホテルの研修会場に入り、ファース検査員更新講習の講義を行います。

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幸せづくりで競い合う地域工務店…高知市内

2017-06-20 18:53:30 | ファース本部

自分独りだけでは何にもできないのが世の中の常とも云えそうです。
私達の家づくりは、大工さんだけで成就するわけでもありません。
基礎、左官、瓦、電気、水道などと、数十社もの協力業者さんや販売代理店さん、それに金融機関や保証機関や保険屋さんなども安心を得るためには必要です。

今日は数年ぶりに高知市内のFAS加盟工務店、克建 株式会社さまを訪問しました。
高知には3社のFAS加盟工務店しかありません。
克建さんの社長、井上克明さんは、ファースの仲間を増やそうと尽力してくれています。

写真、私の右隣が井上社長と販売代理店、新共住設の社長、坪内憲仁さん、左端から三協立山高知営業所長の坂本晶彦さん、住まいコンシェルジュで㈱オーブレットライフ、四国副支店長の尾崎健一郎さん、そして井上社長が新しいファースの仲間にと招いてくれた㈲倉栄工務店、社長の吉村志里さんです。

今日はこの後に、独自な持論に基づいて盛業している工務店「住人・十彩」(じゅうにんといろ)さんを、訪問して代表の清岡和彦さんと意見交換を行いました。
新共住設の坪内社長と克建の井上社長も、清岡代表をファース・グループ仲間にしたいと思う人です。
克建さんと同商圏で工務店経営を行っており、ライバルであっても敵ではありません。

九州宮崎では「宮崎四兄弟」と云われる近場に4社のFAS加盟工務店があり、互いに支え合い、まさに仲の良い兄弟のような形態で工務店経営を行っております。
地域の工務店が単独では、恒常的に大手の住宅会社と立ち向かっても太刀打ちできません。
しかし仲間で力を寄せ合えば、確実にお施主様を幸せに導く家づくりを実践できます。

地域密着型工務店は、建築棟数で競うのでなく、幸せに出来た施主様の数で競っています。
それには、仲間どうしの連携は必須事項だと思えます。

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温暖地のグラスウール断熱の課題…北斗市~函館空港~羽田空港~高知空港~高知市

2017-06-19 20:25:56 | ファース本部

北海道は梅雨のない地域だと云われています。
梅雨前線の端部が、せいぜい津軽海峡付近までしか届かないためでしょう。
そのため北海道は、多湿な時季は極めて少なく、真夏になっても高温多湿にはなりません。

北海道でも30℃を超えることはありますが、気温と云う湿気を抱える器が大きくなるためセオリー通り湿気の割合が小さくなり、つまり湿度は低くなります。
ところが温暖地では気温30℃、湿度80%などとまさに高温多湿の日々が続きます。

北海道の気候は北欧の気候に似ており道内の工務店は、断熱材を扱う商社の勧めで昭和40年代に、グラスウール断熱工法を採用する家づくりが多くなりました。
その後、公的な機関からは初期の断熱基準が示されました。
それはグラスウール断熱材を使用することが前提でした。
その時期は高温多湿である温暖地への対応策など思考していなかったようです。

現在は、2020年省エネ義務化やZEH(ゼロエネハウス)対応で、断熱先進地域である北海道の断熱技術を本州に普及させようとしております。
それには高温多湿対策が必須となります。
私は、温暖地に高温多湿対策をしないままグラスウール断熱材使用して、湿気を吸い込み無残な事象を多く目にしています。

私が高温多湿を意識して開発した樹脂スプレー発泡断熱は、見た事のない危険な断熱工法だと大バッシングを受けました。
今は年間数万棟もの樹脂スプレー発泡断熱の家づくりが行われています。

高温多湿を加味すると北海道以外の地域は、グラスウール断熱をしない方が賢明です。
今日は温暖地、南国高知県に移動してきました。(写真は高知竜馬空港)
明日は高知市内でファース・グループの関係者を訪問します。

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快適度数と体感度合…北斗市

2017-06-18 16:12:12 | ファース本部

快適度数は、諸説によると90%以上の人が快適だとすると満点だとする統計学だそうです。
暖房においては20℃、冷房においては26℃、更に湿度は50%前後、更に空気が1秒間に15㎝ほどの僅かな動きで快適度数の目安にしているようです。

室内気温と床、壁、天井の表面温度が同じ温度になる事を、輻射熱100%と言う事になり、この気温、湿度、空気の動き、輻射熱が快適度数の四要素となるとされます。
これは、しっかりとした気密性がなければ床と天井の温度は一緒になりません。

更には、しっかりとした断熱性がなければ壁の温度と室内気温は一緒になりません。
私達ファース本部は、この家屋内の気温、湿度、空気動、輻射熱の四要素を満たすためのハード研究を主に行っております。

このように室内を常に快適な空間に維持するためには、家に気密や断熱性、窓の機能と性能、更には暖房や冷房の機器選定などが重要な要素となります。
今日は住宅相談に回答しましたが、この四要素を満たしても不快とする人がおります。

人さまの体感温度や思考要素はそれぞれであり、100%の満足度は無理なのでしょう。
100%にするには、四要素に加え、施工者とお施主さまとの友好的な人間関係の構築に尽きるようです。
クレームの殆どはハードよりソフトの問題が多いからです。

さて、写真は我家の庭に咲く大手毬花ですが、今日は気温20℃、湿度50%、空気の動きも僅か、外部は100%輻射熱です。自然環境では珍しい貴重な天候の日曜日でした。

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自分の泣き所をしっかりと主張を…北斗市

2017-06-17 13:34:57 | ファース本部

施工者は、誰もが自分の行っている家づくりが、世界で一番よい住宅だと信じています。
だからこそ自分の住む家も自分の一番得意な手法を用いる事になります。
私達のような住宅システムも、工務店やユーザーさまには一番だと胸を張って勧めます。

そのことが胸中にあると、ついついライバル工法やライバル施工会社の責めるトークが出てくるのも分かるような気がします。しかしそれは全くの逆効果なのです。
ライバルの良いところを容認しつつ、我物のアピールするのが効果的なのでしょう。

むしろ自分の商品の泣き所を積極的に説明すべきなのかも知れません。
私達のファースの家も泣き所があります。
家に気密と断熱の性能が確立すれば、それに伴って必ず多くの副作用が伴います。

特に優れた高気密性能は、外部の音を遮断し救急車、消防車のサイレンの音などが家の直ぐ近く来るまで聞こえません。道路の騒音なども遮断されますがその分、室内での反響音は、大きくなり、ドアの開け閉めの音や2階で走り回る子供の震動が響く事もあります。

従来工法の家よりは、反響音が大きくなるのはいがめない事実なのです。
もちろん対応策は現場によって処置を講じることが出来ます。
また独自の室内環境を維持するための機材の稼動音、メンテナンスの費用もかかります。
つまりは、そのようなリスクの何倍も、住む人に利益を与えなければなりません。

良い所を唱えるとオーバートークになり易く、泣き所に対する説明無不足となります。
住んでからの建主さんに反感をかう事にもなります。
ファース最大の泣き所は、同居する年寄りが長生きする事だと誰かが話しておりました。
さて今日は、爽やかな北海道らしい天気に恵まれ、ファース・グループの猫旗が気持ち良さそうに揺れています。

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百社百様の地域工務店経営がある…鹿角市~新青森駅~新函館北斗駅~北斗市

2017-06-16 18:08:14 | ファース本部

地域ごとに気候や習慣、風習が違います。
工務店ごとに歴史が違い、家族やスタッフなどの構成が違います。
また工務店経営者ごとに信念や願望も異なるのでしょう。

今回の秋田県訪問は、田沢湖町で建材業を兼業する寺澤工務店さん、角館町で奥さんと二人だけ切り盛りする草彅建築さん、横手市で奥さんと二人の娘さんで設計施工を行う土井建築設計さん、土崎町で先代から引き継いだ老舗建設会社の丸甚建設さん、秋田市内で四月に代表取締役社長に就任した河辺組さん、秋田市で昨年加盟したホワイトボックスさんを訪問しました。経営者ならではの様々な課題と一緒に希望やビジョンも異なります。

そして写真は、今日訪問した、鹿角市で先代から引き継いで心機一転、ファースの家モデルハウスを建築して次世代型地域工務店経営を実践しようとしている長老森施工さんです。
左から社長の服部巧さん、会長の服部誠一さん、右端がファース本部次長の柳田貴志です。

株式会社 長老森施工の服部会長は62歳でご子息の巧さんに社長職を任せました。
社長時代は寝ないで働いた服部会長ですが、息子に任せた以上は、口出し無用と日々を、地域貢献活動を行いながらゴルフ、蕎麦打ちなどと趣味の時間を楽しんでおりました。

私達ファース本部は、温熱性能に関するハード的な研究開発を行い、その工法をマニュアル化してFAS加盟工務店さんに伝授しております。
マニュアル通りに施工し、指導要綱に沿ったファースの家に温熱性能の苦情はありません。
寒い、暑い、光熱費が高い等の苦情は、その殆どがマニュアルに沿っていない施工状態です。

今回は秋田ファース会のメンバーの方々を訪問しましたが、20年前のファースの家も快適さを保っております。ファース本部のマニュアルを忠実に具現化している証のようです。
長老森施工の服部会長は、18年前に建築したファースの家で健康に過ごしておりました。 

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