施主と協力業者がお師匠さん…函館市～北斗市

自分が確信を持って構築した家づくりの手法が時代とともに陳腐化する事もあります。
当然、新しい手法を見出し、その時点で最善の手法を提供しなければなりません。
特に家づくりの技術においては日進月歩で進化しつつあります。

日進月歩とは、少なくとも進歩している事を意味するのですが、後歩している場合も。
いわゆる最新のものの総てが最高のものとは言えなのです。
木材の収縮狂いを利用して木材を絡め、剛性をはかる技などは究極の匠の技能です。

茅葺屋根（写真）は、雨水を蓄え、夏はその水を蒸発させて家屋内の熱を放出、冬はその湿気を家屋内に放出して、住む人の身体から熱を奪わないようにしていたのです。
気密、断熱ではない手法で、住む人に快適性を与えていたのが日本の家屋でした。

家づくりは、自分の手法が最高だとの信念がなければ、人様に薦める訳に行きません。
多くの方々が既に行っている事を検証もせず、独り善がりは極めてリスキーなのです。
私達は、人さまの行動から学ぶことが重要です。

高名で偉い学者の先生は、学識経験と様々な研究で育んだ成果を提供してくれます。
それでも実際の現場では、造り手側の苦悩、住み手側の苦悩が浮き上がって来ます。
私達の真の師匠は、施主さまや大工さん、左官屋さん等の職人さんかも知れません。
つまりは、どんな人からも学べる事があると云う事のようです。



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体重管理とは…函館市～七飯町～北斗市

自分の体重管理は、補給熱量と放出熱量を意識すればさほど難しくはありません。
私達のカラダは、生存必要エネルギーとして常時平均約60kaclの熱を放出しています。
食物で身体に溜め込んだ脂肪や蛋白質などの栄養分がエネルギーとして燃焼されます。

その消費熱量を体重換算すれば、時間当りに約50gの体重が減る事になります。
1日24時間、全くエネルギーを摂らなければ、何の運動もせずに24×50＝1200gと１kg以上の体重が減る計算になります。

100kcal（ご飯一杯約200kcal）のエネルギーは、運動で燃焼させるには30分以上ものジョギングが必要と言う事です。
摂取したエネルギーを運動で燃焼させるのは容易な事でありません。
常に自分のエネルギーの収支計算を念頭に入れ、カロリー摂取量を意識すべきです。

自分のスーツをつくる際の採寸では166cm、59kgの体型…これは30年前と同じです。
私達のファースの家は、家に溜め込んだ熱（日射熱取得量や生活発生熱など）の熱損失計算をしっかりと住宅システムとして組み込んでおります。

熱量は、取得し過ぎればオーバーヒートとなって暑過ぎ、不足すれば寒くなります。
家の熱収支は、私達人間の体重と同じだと思うべきなのでしょう。
写真はゲストハウスの改装中ですが、熱損失を抑えるために断熱材を厚くしています。



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ファース本部も地域工務店で…東京都内～羽田空港～函館空港～北斗市

今朝はラッシュアワーの前の早朝に都内を出て羽田空港ラウンジに移動し、フライトまでの2時間半を執筆原稿などの仕事ができました。
昨日のハウスオブザイヤーエナジー2017では、ファース本部のハウジング事業部（フクチホーム）も特別優秀賞（写真はその盾です）を頂きました。

ファース本部も道南エリアで地域密着型の工務店です。
地域工務店を実際に経営しなければFAS加盟工務店さんに対しての説得力に欠けます。
受注のための地域活動を地道に行いながらお施主さまとのご縁をつくります。

「家は売るものではなく創り育てるもの」
この信念は200社近いFAS加盟工務店さまの共通していることです。
地域工務店経営者には、定年も転勤もなく、その土地で生まれ育ち、骨を埋めるのです。

家の数を売る住宅販売会社とは、家づくりのコンセプトが異なります。
しかし今後は地域密着型工務店で単独で生き残る事がとても厳しくなります。
ファース本部は、FAS加盟工務店さんと一緒に生き残るためのノウハウも蓄積しています。

今朝は早くから活動を行い、北海道北斗市本社に帰社してからも多くの業務を行いました。
これから急逝した従兄妹のお通夜に参列します。
地域工務店経営者は、まさに地域の方々と一緒に人生を歩んでいるようです。



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スペックの数値より快適性を…北斗市～函館空港～羽田空港～東京都内

2020年からは、地域ごとに一定の断熱性能を満たさなければ家を建築することが出来なくなります。
いわゆる2020年断熱義務化まであと2年となりました。
私達は30年前から断熱基準などスッペク数値に関係なく、ひたすら住んで快適な家づくりをおこなってきました。

例えUA値などのスッペク数値が高くとも、それだけで快適とだとは云い切れません。
数値よりも施主への配慮や心配りは、それを超越する事の方が大切なのです。
しかし残念ながら施主への気遣いなどは、数値で表現することが出来ません。

それでも私達ファース・グループは、数値より住む人の快適性に拘り続けてきました。
その数値より住む人優先のスタンスは、今後も1㎜とて変わる事などありません。
それでもこのような地道な活動は、ようやく評価され昨年同様、今年もハウス・オ・ブザイヤー・エナジーに北海道の寒冷地から宮崎の温暖地までの全地域で受賞致しました。

写真は、授賞祝賀会に出てくれた東京大学名誉教授で審査員長の坂本雄三先生を囲んで授賞者との記念写真です。
ファース本部のハウジング事業部（フクチホーム）も一工務店としてノミネートして優秀賞を。
坂本雄三先生も審査過程では、どうしても見える数値に一定以上の評点を付けざるを得ない事を認めていました。
それでも今後とも「数値より住んでの快適性」を追求して参ります。



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窓の性能と機能とは…七飯町～北斗市

住宅の窓からは60％以上もの熱を逃がします。
その開口部は、ガラス面積が大半をしめているからでしょう。
開口部の重要な役割であるガラスは、景観を良くするために透明性の高さが求められます。

外からの見た目、外観にも影響を与えますが、採光を促すための機能も必要です。
人の出入りや、通気を良くするための開口機能も備わっていなければなりません。
引き違いサッシは、水密性、気密性が劣化し易いなど気密性能に課題があります。

押し出しサッシは、気密性能が高いのですが、人の出入りのし難さなどに課題があります。内側や外側に回転する窓種は、掃除のし易さなどの取扱いなどに応じた選択を行います。
一方で割れ易いガラスを用いるために防犯上の対策としては、補強シールをバインドした、防犯ガラスなどを用い、サッシに頑丈な止め金具を取り付ける方法があります。

断熱性能を高めるためには、複層（ペアやトリプル）ガラスを用いる窓種もあります。
複層ガラス内部に金属粒子を付着させたLow-E（ローイと言う）ガラスが多くなりました。このLow-E複層ガラスは、透明性を確保することが要点です。

採光窓の大半が東西面にある場合は、遮熱タイプのLow-Eガラスを採用することで冷房エネルギーの軽減に寄与します。
私達のファース工法は専用部材のガラスで上手に使い合わせを行っています。
写真はファースの家ゲストハウスですが、これだけの高さでも上下温度が殆どありません。



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結露が起きるメカニズム…北斗市

今日の北斗市も春めいてきましたが、しだいに過ごし易い季節となりました。
この春の時季を過ぎて梅雨時期には鬱陶しい「結露」と遭遇します。
梅雨時期まで少し日にちはありますが、結露メカニズムを下記に記述します。

気温20℃の部屋で冷蔵庫から出した冷たい水をコップに入れると、コップの表面に結露が生じます。
ところが同じ気温20℃の部屋で、同じ温度の水を入れても結露しない場合も。
これは、その時の相対湿度（一般的には湿度と言う）が関わっています。

気温20℃、湿度50％の時の露点温度（結露の発生する温度）は、9.3℃です。
冷蔵庫から出した水の温度は6℃くらいになっており、露点温度を下回り結露になります。
しかし湿度30％が、露点温度が1.9℃まで下がるため6℃のコップ表面に結露しましせん。

その家の中に洗濯物などを干すと一気に湿度があがり80％にまで上がる事があります。
気温20℃、湿度80％では露点温度16.4℃で、室温より僅か3.6℃低い部分に結露します。
外気温が10℃前後の時は外気に面する部位の殆どで露点温度になる場合があります。

家屋内のライフスタイルなどでは、家の断熱性能だけで結露を完璧に防ぎきれません。
少なくとも壁の中には、結露が発生させない工夫を施しておく必要があります。
今日はファースシリカ（写真）の調湿と空気清浄効果の効能調査を行っていました。



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社長がご隠居さんになるには…東京都内～羽田空港～函館空港～北斗市

私は、誰もが社長の器になれる素質だけは持っているのだと思っています。
その素質をモノづくりに生かすか、営業現場で生かすか、経営で生かすかの違いかも。
この何処を目指すかは、平社員か、幹部か、社長かの分かれ目であろうとも思うのです。

しかし私自身でも云えるように、完璧な社長などは存在しません。
社長といえ、聖人君子でないのですから、心に隙間ができると過ちを犯す事もあります。
社長だけでなく政治家にも些細な間違いで失脚した例も少なくありません。

社会的な責任を果たした人は、余生を悠々自適の暮らしを行う事をご隠居と云います。
経営者は、常に時間と仕事とお金に追いまくられているのです。
隠居と閑居が同意語で、決して良い状況を言ってないようです.
しかし、隠居の頭に「ご」を、後に「さん」つけ「ご隠居さん」となれば、意味合いがかなり異なるようです。

「ご隠居さん」は、それまでの行いが評価され、慕われ、尊敬されている事でしょう。
必ずしも社長だから、ご隠居さんになれる訳でないようです。
経営者でない人生を辿った人でも「ご隠居さん」になっている人が多く存在します。
誰もが人生の晩年は「ご隠居さん」を目指すべきと思います。

さて、今日は東京に住む孫息子が筑駒中の受験を終えて春休みに入っております。
写真は羽田空港ですが、入学式までを北海道で過ごしたいと云うので同行しました。
良いご隠居さんになるための布石かも知れませんね。



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東京都心に東京事務所を…北斗市～函館空港～羽田空港～東京都内

弊社㈱福地建装が東京都心に事務所を構えてから20年近い歳月が経ちます。
オール電化住宅の創設会社として、東京電力が三鷹市に設置した電化住宅専用展示場に、その東京電力から是非とも出展して頂きたいとの強い要請を受けて出展しました。

その契約期間を終え、エコハウス展示場で採用したスタッフの職場を構築する事とファース・グループの中核事務所としての役目を果たすために東京事務所を設置しました。
今日は土曜日でスタッフは出社しておりませんが、普段は2名の社員が常駐しています。

私達の本社は北海道北斗市（函館隣接で北海道新幹線・新函館北斗駅のある市）ですが、全国展開を行っており、札幌事務所と東京事務所、九州出張所を持っています。
札幌事務所は、圧倒的にその存在感を示してファース・グループの地盤を創ってきました。

東京事務所は全国各地のFAS加盟工務店やFAS販売代理店、ファースメーカー協力会などをサポートするポジションにいます。
場所は山手線浜松町の駅隣接の貿易センタービルの向かい側にあり、駅から徒歩1分です。
モノレールで羽田空港とのアプローチが極めて便利、東京電力本社、官庁街も近くです。

今日も官庁街での会合の後に立ち寄り、仕事をしておりました。
明日は中学受験を終えて春休みに入った孫息子を連れて北海道に戻ります。



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美人の定義とは…韓国ソウル市～金浦国際空港～羽田空港～函館空港～北斗市

韓国ソウルの売店で買い物をして出ようとしたら、店員さんが駆け寄って来て、小さな袋を持たせてくれました。バッグの隙間に入れるようにとの気遣いをしてくれたのでしょう。
毎日、洪水のような人々が訪ずれる売店でも、このような気配りの出来る人がいます。

一方、韓国最大の大型店では、ニコリともしない定員が、レジに打ち込んだ金額を、アゴを突き出して、そして視線を下にしてカウンター上のトレーに入れろとの仕草です。
呆れる前に見事なジェスチャーには思わず苦笑いを…

顔だけを見たら、さっきの小分け袋を入れてくれた定員さんよりはるかに美形なのですが、美人と、心の美しい人の違いを見た気がします。

私が治療を行っている自生漢方病院の女性スタッフは皆さんが美人ばかりです。
単なる美形だけと云うのではなく、小さな気遣いや心配りの出来る心の輝く美人さんです。
果たして美人とは、自分なりの判断基準があっても良いと思います。

さて、4泊5日の韓国ソウル滞在は連日、寒さに震える5日間でした。
写真は金浦国際空港のロビーですが多くの韓国人は、皆さんが優しく対応してくれました。
韓国ソウルは綺麗な美女が多いのですが、きっと心も綺麗なのだと思います。
北海道の北斗市本社に戻り、一息ついたところです。



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幸せになるためには…韓国ソウル市内

飽食の時代と云われています。
しかし、金で買える豊かさは、心の豊かさとは云いません。
決して哲学的な話でなく、人が好き、仕事が好き、住んでいる地域が好き、故郷が好き。
このような人は、自然と他人から慕われ、尊敬されているものです。

モノの豊かさよりは、心の豊かさを求める時代です。
然るにその心の豊かさを得るための教育とは、どのようなものか。
懸命に勉強して一流大学を卒業し、一流企業に就職する事だけが豊かな人生なのかと。

貧乏で学校も行けず、美味しいものも喰えずに育った青年は、中卒と同時に金物屋に奉公して、やがて小さな金物店を興します。
大型店がひしめく現在でも小さくとも立派に金物店を経営し、地域住民に慕われています。

彼は、地域のお年寄りや幼い子供の話を聴いてあげ、手を携える豊かな心の持ち主です。
他人を労り、心を尽くしてあげることは自分自身を豊かにするのでしょう。
写真はホテルの真向かいにある看板ですが、韓国美人の多いソウルを象徴しています。
出来たら、この写真の美女の心の豊かさをはかってみたいものです。

さて、今日は治療最終日でしたが、午後からは大事な仕事もこなせました。
明日の昼のフライトで帰国します。



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韓国から見た世界の軍事ランキング…韓国ソウル市内

韓国の男性は19歳から29歳の間に2年間の兵役につく義務があります。
隣の北朝鮮とは戦争状態にあり、現在は休戦しているに過ぎないのです。
このような緊張状態を我国日本の男子諸君の多くは知る由もありません。

日本では憲法で軍隊を持てないため自衛隊を組織、戦車も大砲もあり現況は軍隊です。
アメリカ軍事評価機関Global Firepowerが世界127カ国の軍事力ランキングがあります。
評価は複雑で兵器の数、質、種類、地政学的考察、資源力、兵士の数や士気も入ります。

昨年2017年をこのような考察でまとめて1位アメリカ、2位ロシア、3位中国、4位インド、5位フランス、6位イギリス、7位日本、8位トルコ、9位ドイツ、10位イタリアで、韓国は11位にランクされています。ちなみに台湾19位、北朝鮮23位となっています。

日本の軍隊でない自衛隊が127カ国の世界軍事ランキングで7位に入るとは複雑な心境に。
それは徴兵で入る兵力と志願して入る日本の自衛隊では士気面で大きく異なるそうです。
一方で日本のある軍事評論家は、韓国軍力を日本の自衛隊よりはるかに高いとの評価も。
いつでも武器を持って立ち向かう訓練を受けており自衛隊とは雲泥の差だとも云います。

日本を出て世界を回るとその地域で抱えた事情を垣間見る事ができます。
ソウルの街で見かける屈託のない笑顔で話す青年達（写真）も皆、2年間の兵役に就いているのです。
さて、今日の午後からは雪が降り出したソウルですが、2回目の治療を終えました。



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家づくりは地域密着の工務店で…韓国ソウル市内

ネット活用の住宅相談には色々な悩み事が届きます。
今日は、大手ハウスメーカーで建築したユーザーから、担当者が辞めて不具合が放置されたままで困っているとの相談です。

相談者には百人百通りの事情があり、本相談にも「このようにしなさい」と断言できる解決法などはありません。
本件相談の担当者云々とは、まさに住宅販売会社の所業である事に尽きます。

家づくりは、出来て始まりなのですから、住宅販売会社に発注した時点で間違っています。
新築竣工し、引き渡しが済み、お施主さまが住まいされると様々な事に遭遇するものです。
設計図や仕様書などに記載された通りの家であっても、住めば違和感があるものです。

ましてや生身の人間が住まいすると、しっくりと来ない部分も多くある事でしょう。
更には、引っ越しの時に家具をぶつける事もあり、壁や床が傷つく事も。
新築住宅は、木材や建材が定着するまで暴れまくり、その都度の調整が必要です。
家づくりは、近くに存在し、いつでも駆け付けてくれる地域密着の工務店がベストです。
地域密着で現在を生き残っている工務店は、それ相応の実績と信頼を持っています。

さて、今日は韓国ソウルの自生漢方病院でとても厳しい痛さの頸椎治療を受けました。
治療は厳しくとも医師やスタッフ（写真）の方々の優しさが身に沁みます。
世界から困っている人が治療に訪れており、この病院の実績と信頼なのでしょう。



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アホ亭主・生ゴミよりも…北斗市～函館空港～羽田空港～金浦空港～韓国ソウル

私達の生活の中には、小さな節目や平坦さがあり、たまには大きな節目も。
その節目を越える時には大きな緊張感を強いられる事もあります。
特に政治家などの緊張感は、そのスケールが違ってくるのでしょう。

その緊張だけの連続では、ストレスで確実に身体を蝕んでしまう事でしょう。
夜遊びでクラブやキャバレーに行くのも、緊張を解して鋭気を補充するのが目的かも。
またそのような安堵感ばかりでは、生活事態がこれまた堕落してしまうのでしょう。
緊張感と安堵感とがバランスよく交互にやってくるライフスタイルが望ましいのでは。

見た目には、立派に見える人でも、誰にも見られない場所では完全に緊張感を逸しています。
私が家庭裁判所で行った調停の熟年離婚案件では、定年を終えて間もない夫婦の離婚がとても多く、土日だけ家にいた亭主が365日家にいる事に辟易した妻側からの三行半です。

現役時代には、上下関係に終始して家族や家庭の在り方に頓着しなかったのが要因です。
家庭では、何も出来ずに、メシ！フロ！シンブン！などと、妻を家政婦扱いに。
文句の云う、粗大ゴミどころか、生ゴミ以下の存在になる場合も。

実年の紳士諸君の方々は、充分にご注意あれ…
さて、今日は函館空港から羽田国際空港で乗り継ぎ、韓国ソウルに移動してきました。
写真は韓国、金浦空港から私を明洞のホテルに運んでくれたソウルの運転手さんです。
互いに言葉がまったく分からず45分間、無言で安全運転を…このオジサンは家庭円満かも。



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行く人来る人帰る人…白山市～小松空港～羽田空港～函館空港～北斗市

年度末を控えて各ターミナルは多くの人々で賑わっています。
転勤、就職、進学移動にはもう少し後になりそうですが、それでも飛行機は満席状態です。
大きな荷物を抱える人、ビジネスマンのような人、家族連れの人々など千差万別。

それぞれに人生があり、色々な背景を背負っているのでしょう。
行く人来る人帰る人、それには送る人、迎える人なども存在します。
そう云う自分も大勢の乗客のうちの一人なのでしょう。

この様々な人の一人一人が社会を構成しており、私のように衣食住に関する人、福祉教育に関する人、サービス産業などに関する人など社会の歯車の一端を担っています。
私は、旅する人の表情から、その人の背景を想像してみるのも楽しく感じています。

今日の小松空港から羽田空港、羽田空港から函館空港へのフライトも双方満席でした。
写真は到着した函館空港の到着ロビーですが、到着して安堵し、来るべき人が来て安堵する出迎えの人、それぞれ表情にその人の背景が見える気がします。

自分のように毎日移動していると、旅する人の情緒性を逸している気がしています。
さて、明日は韓国ソウルに出掛けます。



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100年前の大工棟梁の匠…白山市市内

昔の建造物の殆どは、大工の棟梁が総ての指揮を執っていたようです。
それは施主から依頼された企画、設計の段階から携わりました。
当時は設計図を手板という、■この黒四角の柱を現した点と線を結んで描きます。

この二次元図を三次元化するのは、総てが大工棟梁の頭脳の中でレイアウトします。
その上で木材に墨付けを行い、鋸（のこ）と鉋（かんな）と鑿（のみ）で継ぎ手や臍（ほぞ）切り込みし、組み上げて行きます。

写真は今日訪問した白山市鶴来町の車（くるま）家の玄関ホールの木組みです。
築100年だそうですが、見事なほど木材が組み合わせられ、巨大な家屋を構成しています。
お城などを建造した技術が具現化しているようです。

車家は家督を継いだ妻の甥にあたる、石川県議会議員の車幸弘さんが立派に家屋も含め家風を伝承しています。
この歴史ある建造物を無傷に保持する事も大変なことです。

現在はプレカット工場で墨付けから切り込みまでコンピューターで行われます。
写真のような建造物はプレカットで造る事など出来ません。
日本の匠の技は大切に伝承して行く事が必須のようです。



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