豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

メガネビス一本の話が効果的な営業に…北斗市

2013-04-30 18:17:42 | ファース本部
出張中に自分の使用しているメガネのツルのビスが外れて使用できなくなりました。
宿泊ホテルの支配人が、向かいにあるデパートのメガネ売り場に案内してくれました。
デパートのテナントだと思われるメガネ店入ると、店長と思しき方が私の差し出したメガネを持って行きました。

5分ほど待たされましたが、修理されピカピカに磨かれた自分のメガネが出てきました。
店の雰囲気から高そうな気がして「いくらですか?」と尋ねたところ「無料です」と。
「エッ!ただですか」・・・ビスくらいでは、お金は戴けないとのことです。

でもこのメガネはこの店で買ったのではなかったんですよ・・・…「知っています」それでもビス一本でお金は戴きませんと。(写真はそのメガネです)
一緒にいたホテルの支配人も得意気な表情で、そのメガネ店の対応を褒めていました。
おそらく、このホテルではこのメガネ店での事が話題となることでしょう。

私も、かなりの方々にこのメガネ店の話をしました。こうしてこの店での事が多くの方々に「メガネビス一本」の話として行き渡る事でしょう。
ただより高いものは無いと言いますが、心のこもった真のサービスや奉仕とは、顧客の心をつかむために、とてもスマートな営業行動であるように思います。

小さな気遣い、親切心などが人々の輪をどんどんと広げて行く事になるのでしょう。
さて今日は4月最後の日となりましたが、冷たい春の雨で暮れて行きそうです。
今日は少し早目の上がりに致します。

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木材は変化し続けて1000年寿命…北斗市

2013-04-29 15:53:30 | ファース本部
木の実や根先から芽吹いた樹木が成長して樹齢が30年、50年、100年と。
その木材が伐採されて製材され、木材になって家づくりの構成部材になるものも。
その家の構成部材になってからも木は生き続けると言われます。
生き続けると云うと表現が異なりますが「変化し続ける」と云うのが正確なのでしょう。

木材は切り口から、その木材がどのような状態で成長したかを知る事が出来ます。
木を輪切りにして中心から南側は年輪の間隔(夏季に成長し冬季に硬い殻となるため、柔らかい部分と硬い部分が交互に重なって年輪となる)広くなっています。

北側はその間隔が狭くなっており、東西は北と南の中間くらいの年輪間隔となります。
南面で育った広い年輪の部分は幾分柔らかく、その反対側が堅くなり東西の年輪はほぼ平行になっています。
温暖の年はよく育つので成長が大きくて年輪が広くなるため、過去の天候を特定する事も出来ます。
(写真は弊社木工場に立掛けた木材)

樹勢時の含水量が60%(ちなみに生きた人体の含水量は約70%)です。
これが伐採、製材の後、日陰で数年以上も通気自然乾燥されて昔は約28%程度で建築されました。
昨今は殆どが強制人口乾燥機にかけて15%くらいの人口乾燥木材で家づくりを行います。

構成部材となった木材は、それから微妙な変化を続けて参ります。
私達ファースの家は、土台も含め全ての木材が9%と一桁台まで乾燥するように工夫しています。
当然、その間に収縮、膨張をし続けているのです。梅雨時期には湿気を吸って膨らみ、真冬の乾燥時期には湿気を放出して収縮します。

この収縮、膨張の度合いは、年輪の南側部分のものが大きく、北側部分が少ないのです。
このように木材は家の構成部材となってからも変化し続けているのです。
このように年々異なる木材の成長と変化を楽しむのも木造住宅に住む醍醐味のような気が致します。
さて、ゴールデンウィーク真っ最中、春の陽気で気持ちの良い祭日となりました。

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在るべきリーダーの姿とは…湧別町~北見市~大空町~網走市

2013-04-26 21:32:59 | ファース本部
人間社会の中では、何らかの形でもリーダーの存在しない時期は無かったと言います。
リーダーに為るべきしてなった人、いつの間にかリーダーになっていた人など、いずれにしてもリーダーとは、仰ぎ見られる存在であるべきなのでしょう。

リーダーとは社会や組織、いわゆる人を纏められる人のことを言うようです。
そもそもカリスマ的な存在や、仰ぎ見られるリーダーなのかどうかは、自分自身が判断する事などは出来ないのであり、他人の評価でしか在りえないようです。

国家リーダーとは、常に半数以上の国民の信頼を得ている事が前提となります。
この総理の下で政策を実践しようと言う気概を、官僚や同僚議員などに付与するだけの信頼度合いを保持し続けることが重要なことなのでしょう。

拠って足りるリーダーとは、「黙って俺について来い!」と言う強いメッセージと、付いてゆくと光明が見えてくる実行力、実践力があってこそ信頼へと繋がるようです。
どんなに身を粉にして奮闘しても、光明を見出す事が出来なければ、しだいにリーダーとしての信頼を失って行くのでしょう。

特に家づくりは、大工さんなどの職人集団を取り纏め、住む人の幸せに繋げるリーダーの存在が必要です。
工務店経営者にその資質が無ければなりません。
時代は変わったとしても、リーダーとして在るべき姿に変わりなどないと思われます。

今日は湧別町の柴田建設株式会社さんをファース加盟となった後に初めて訪問しました。
写真はご家族で経営する柴田建設さんで、私の隣から奥さまの柴田マサ子さん、社長の柴田清治さん、専務でご子息の柴田裕次郎さんです。

柴田社長は、奥さまの支援を受けながら、地域業界やグループのリーダーなど務め、混乱期の工務店経営を牽引して来ました。父の背中を見て育った専務の裕次郎君は、二代目独特のおおらかさと穏やかさで、新しい時代のリーダー素質を備えているようです。楽しみな経営者に育ちそうです。

さて、今日は網走をベースにしてオホーツクエリアを周り、穏やかな天気でのスタートでした。
しかし夜になったら網走は冷たい雨が降りだしました。明日には上がって貰いたいものです。

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聴く呼吸と話すタイミング…北斗市~函館空港~千歳空港~女満別空港~網走市

2013-04-25 20:36:19 | ファース本部
普通に話をしていても自然に気持ちが和んで行くような人がいます。
口数の多い少ない、喋りの上手下手ではなく、話をしていて雰囲気が自然に穏やかになる人がいますが、お人柄の良い人の典型のように思います。

地域の工務店経営者は、話をしていて気持ちが穏やかになれるような風格が求められます。
お人柄の良い人は、自然に周りの空気がその人の穏やかさの雰囲気に馴染み、その場の空気がその人の雰囲気に染まって行くようにも感じます。

建主さんにとって一生の大事業となる家づくりは、工務店経営者との信頼関係が基本です。
安定受注している工務店経営者は人柄や誠実さや実直さが建主さんとの信頼関係が確立しているようです。
その経営者の滲み出るような人柄を信用、信頼されたのでしょう。

建主さんの安心して家づくりを依頼し、その信頼を裏切らないための確たる信念を持って施工や施工後のメンテナンスにも万全を尽くさなければ。
特に地域密着型の工務店は口先だけのパフォーマンスで受注したとしても、設計段階、施工時、竣工後のメンテナンス対応などで直ぐに正体が暴露されるものです。

建主さまだけでなく、人から信頼を得る最初は、作法、清潔感、爽やかさなどの他に、聴く姿勢、聴く呼吸と、話を進めるタイミングなどが必須と云われます。
家づくりにおいては、建主さまが住んで幸せにさせるハードとソフトが備わっている自信があることです。
その確たる自信は、謙虚さに繋がっていなければ。

今日の午前中は家庭裁判所調停室で事件当事者と向き合っておりましたが、当事者の苦悩の眼差しと訴えに正面から耳を傾け、当事者の信頼を得るから調停進行が。

さて、函館から飛行機を乗り継いで写真は夕闇せまる女満別空港から撮りました。
やはり函館より更に4・5℃くらい気温が低いようです。
明日は札幌事務所の中村君に身を委ねることに…

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気概と志と行動力で…函館市~北斗市

2013-04-24 18:06:00 | ファース本部
高田屋嘉兵衛と言っても全国的には、誰もが知っている有名人ではないようです。
しかし、この高田屋嘉兵衛の生き様を見ると私達の生き方が実に甘ったるく感じます。
高田屋嘉兵衛は、兵庫県淡路島で農民の子として生まれながら、直ぐでも稼ぎになる漁業に従事して船に乗るようになったようです。その廻船業を志し、船で淡路島の物品を大阪に運ぶ仕事に就きます。

船主からその仕事ぶりが評価されて船頭となり、北前船で紀州から山形県などにミカンや鰹節などを商いするようになったと云います。その後、庄内で1700石積みの北前船を建造し、当時の蝦夷地、北海道まで商いの先を拡大して行きます。間宮林蔵など幕府役人とも親交が出来て彼らの信頼を得たことから、蝦夷地交易を正式に許可されます。

高田屋嘉兵衛は、北方領土のエトロフ航路を開き函館に、北洋漁業の礎を構築し、その後の漁業振興に大いなる貢献を果たすことになります。また、この当時に国後航路を見出し択捉島の尽力します。
北方領土はこのような歴史のもとに我国固有の領土となっています。
高田屋嘉兵衛は、この北方領土開拓の功により33歳で「蝦夷地常雇船頭」を任じられたと云います。

1806年の箱館大火で町の大半が焼失した時、高田屋は被災者の救済活動と復興事業を率先して行ない、市内の井戸掘や道路の改修、開墾・植林等も自己資産を投げ打っての資金で箱館の基盤整備事業を実施したと言われます。
函館山の麓、嘉兵衛旧宅跡を通る高田屋通りのグリーンベルトには高田屋嘉兵衛銅像(写真)が建ち、函館市内を見下ろしています。

私達北斗市の弊社本社近くには「道内水田発祥地」と云う史跡があります。
また私達の周辺に「高田」さんと云う名字の家が多く存在します。
いずれも祖先の方々が高田屋嘉兵衛を慕って開拓開墾に勤しんだ人々で、その高田姓を名乗るようになったと。

貧農の小倅で生まれ、特別な教育を受けた訳でなくとも「気概と志と行動力」で多くの人々に富と夢を持たせる偉人になれることが高田屋嘉兵衛は証明しているようです。
さて、今日は終日の曇天でした。明日は家庭裁判所での調停業務の後に道東に移動予定です。

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観光産業の重要さ…北斗市

2013-04-23 18:43:01 | ファース本部
安倍首相を議長とする閣僚会議を発足させ、政府が観光立国の推進に力を入れ始めました。縦割り行政に見られがちな各省利己主義に横串を通し総合的な観光政策を夏までに行動計画を策定する方針を打ち出した。

海外から観光客を呼び込めば消費が活性化して雇用環境も整い地域振興策が打ち易くなることに目論見を置いています。政府は以前にも「ビジット・ジャパン・キャンペーン」など様々な施策を講じてきたが、十分な成果を上げて来ませんでした。

読売新聞の記事によると2011年の国別外国人誘客数は、中国(3位)、マレーシア(9位)、タイ(15位)、韓国(25位)と比べると我日本は39位と低迷状態だと。
ライバルのアジア主要国は、観光を自国のイメージアップ戦略に位置づけ旅行客誘致に懸命です。

観光事業は交通事業者、宿泊関連企業、外食産業、流通企業など幅広い分野に及ぶため、省庁の縄張り意識を改めて、事業の内容や民間との連携を練り直すこと必須なのでしょう。
我国の「おもてなし文化」や四季折々の自然、富士山、京都、東京大都会などと見所はいっぱいあるのです。

特に日本料理は、寿司や刺身だけでなくラーメンやカレーライスも大人気だと云います。
国や地域を超えた人との出会い、自然や季節との出会いを生む観光事業は、大きな可能性を秘めた産業なのでしょう。
この北斗市も3年後に開通する北海道新幹線に合わせ、集客企画を具現化する必要が急務かと思われます。

今日は、旭川13℃、北斗市14℃、長野18℃、東京18℃、高知18℃、宮崎18℃と日本列島全域で最大気温差5℃でした。
北海道では何とも温かく、温暖地では肌寒さを感じたことでしょう。
弊社(写真は先ほど撮った本社屋です)では先ほどユーザー会の役員会が行われ、北斗市内のパークゴルフ場を活用しての親睦会の実施が決まったところです。

とてもグリーンの綺麗なークゴルフ場が北斗市内に数ケ所存在するそうです。
これも北斗市市内の観光資源になりそうです。

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国づくり、人づくり、家づくりともに基礎が肝心…函館市~北斗市

2013-04-22 18:39:46 | ファース本部
予算委員会で与野党交互になって盛んに国会議論が行われております。
以前までは、国づくりの骨格を為すがための基本的な内容の議論が出来難い環境でした。
いわゆる政局がらみの応酬に終始していたように思われます。

国家の骨格を示すには、グランドデザイン構築と云う言葉を用いるようです。
政局がらみになると、どのような国家を形成するのかを議論は殆どできません。
我国では人口減少が続いており、「ここまま」だと数十年後に日本の人口が半分になると。

「このまま」人口が減ると国力低下につながり更に国家は滅びいて行くことになります。
私達日本国民は、この人口減少の事象を国家存亡の危機と捉えるべきなのでしょう。
日本人が、外国移民に頼らなくとも人口を増やし、国力向上を図る方法を思考すべきです。

国土や資源を活用する一次産業の活性化は、その産品を地域、つまり田舎で耕作、田舎で加工、田舎から都会や海外に物販を行う仕組みを構築すべきでは。
田舎には田園があり、人情資源も豊富です。都会から田舎に人が戻り、一産業品の加工ラインで工業が発展し、田舎のお年寄りが子育てや寺子屋教育を担う。

魅力的な田舎の環境を活かし切る方法は、工夫次第でいくらでも可能です。
「このまま」座して死を待つほど我日本人は間抜けではありません。
国会論戦でも目指すべき国家論が展開されるようになりました。
この国づくりの基礎は、教育なのでしょう。
国づくり、人づくりの基礎となる教育論議も的を得た議論が。

今日はファースの家の基礎工事の現場(写真)を視察して参りました。
家を抱える基礎コンクリート、そのコンクリートを支える鉄筋もしっかりと組み込まれておりました。

さて、今日は日本列島全体が好天に恵まれ、この北海道全域の気温10℃、東京、大阪、高知、宮崎16℃と差の少ない一日でした。

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学歴と社会貢献度…北斗市

2013-04-20 15:49:49 | ファース本部
我国は、幼稚園か保育園、6年制小学、3年制中学、4年制大学そして大学院と在ります。
昨今は、幼稚園(もしくは保育園)、小6、中3、高3が常識となりました。
いまや高校は、既に義務教育化されているように思われます。

時代が違うと云われればそれまでですが私は、中学までしか行くことが出来ませんでした。幼稚園はもとより高校受験など、その思考すら抱く機会もなかったのです。
中学校を出たら、身体で仕事を覚え、はやく一人前の稼ぎをしたいと思っていたからです。

技能などの職人が仕事を覚えるには、理屈より先に身体に覚えさせることが必須です。
特に私達の家づくりに関わる、大工、左官、建具、家具などの職人技は、小学校の頃から身体でモノに慣れ親しむことが、名人になるための秘訣なのでしょう。
高校を出てからでは完全に身体で覚えることに遅れをとってしまいます。

美容師、理容師、寿司職人などの手先や手仕事を覚えるにも出来るだけ早い方が。
勉強の嫌いな子供に進学を押し付けるのは、多くの損失を出すように思えてなりません。
私は、鉄骨トビ職から会社を興しましたが、建築士の資格をとるために勉強しました。

理容師や調理師も、身を興そうと思えば、必要な国家試験など受けなければなりません。
それには歴然とした目標があるため、必要な勉強を嫌いなどとは思わないものです。
身体で仕事を覚えた中卒者、ブルーカラーと言われる高卒者、そして専門学を極めた大卒者、更には学術研究を行い指導者などになるための大学院。バランスが必須では。

小学からそれぞれの特性や素質を見出しながら、将来像を選択して行くことは、とても夢のあることのように思えます。
皆で勉強浸けでの小中高の青春を過ごすことは、それで社会貢献すると言い難いと思うのですが。写真は先般訪問した東京大学のキャンバスです。
誰もがこのような大学を卒業したら、職域のバランスが崩れてしまいそうです。

さて、今の北斗市気温10℃、南国宮崎15℃と気温差5℃程度と日本列島は春冷えなのか。

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サオ竹屋は経営破綻もない…函館市~北斗市

2013-04-19 20:45:00 | ファース本部
「サオダケ~~~」小さな軽四輪に拡声器を付けて叫んで歩くサオ竹屋さんの売り声です。しかし、最近は見掛ることがなくなりました。実際にあのサオ竹屋さんからサオ竹を買っている光景を自分はもとより、殆どの人は目にしたことがないようです。

日本全国どこのサオ竹屋さんも、バタバタと発動機みたいなエンジン音を響かせたオンボロ軽四輪に、キンキンと声が割れるスピーカーを取り付けて走り回ります。
ある人は、スーパーで買うのが面倒なのでスピーカーの音を聞いて買おうと思い、道路に出たら既にはるか向こうへ行ってしまっていたと。

本気でサオ竹屋で経営を成立させようとしていないのでは。
一方で姿を見掛ることが少なくなったと言え、破綻したと聞いたこともありません。
竿竹屋が潰れないのは経営のため、投資もせず経費もかけていないからでしょうか。
竿竹屋さんは、投資はもとより経費をかけるべき財源そのものが無いのかも。

いつかこのブログで、サオ竹屋と小規模工務店は経営破綻をしないものだと記述しました。
最初から経営などはしていないから経営破綻もしないのです。
それでもサオ竹屋が存在するのは、長いサオ竹を買って運ぶ事を嫌がる人が少数ですが存在し、一日に何本かでも売れれば採算が合うからなのでしょう。

昔の棟梁による家づくりも、このサオ竹屋によく似ており、経営をしておりませんでした。建主さんから戴いたお金の範囲で職人や材料費を支払うので資金繰りの必要がありません。
昔の棟梁方式の良い点だけを採用した小規模工務店経営では、建主さんや地域住民の信頼保持に勉めています。実際に小規模加盟工務店は潰れません。

地域工務店の健全経営のヒントが隠されていそうです。
今日は家庭裁判所、調停協会総会と懇親会に参加して、隣に着席した商店経営の調停員の先生と潰れない企業経営として竿竹屋の話題が持ち上がりました。

さて、写真は総会を終えてのホテルの廊下ですが、まだまだ函館は分厚いコート姿の人が多いようです。気温3℃と冷え込んで参りました。明日は全国的に冷え込むそうです。

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東京上野の小さな餃子の店で…北斗市

2013-04-18 18:07:12 | ファース本部
餃子の焼き目が程よくついて実に美味しそうに写った看板に誘われて入った店でした。
でっぷりと太った三重顎のおばさんがけだるそうに「らっしゃい」。
気の無い声を出して空いている席にアゴを突き出します。
とんでもない店に入ってしまったと。

厨房の入り口に週刊誌がコンクリートの土間から山積みされ、濡れて変色しておりました。暫くして三重顎のおばさんが、「私の漬け込んだ大根」と薄く5枚に切った漬物を。
透き通った真っ白い大根の漬物です。ほのかな酸っぱさ、後からついてくる甘さが絶妙。

一切れを食べて溜め息が出るほどの美味しさです。熱いご飯と一緒に食べると、ご飯の一粒にこんなに甘さあるかと思うような豊満な美味しさに変わります。
ご飯ってこんなに美味しかったのか。ご飯の味を引き出す白い大根の漬物なのです。

この白い大根の漬物とご飯によって頼んだ餃子が無用のおかずになりました。
思わずご飯のおかわりをし、白い大根の漬物を注文したら三重顎おばさんは、「漬物は売り物でありません」と言って、さっきより厚めの大根漬物を10枚ほど置いて「いくらでも食べなさい」……たしかここは餃子店だったはずだが。

大根は漬け込み、醗酵させて作った漬物だと思われますが、あの漬物にかける執念みたいなものを感じます。またそれを売り物にしないと言うのです。
「この漬物はどうして売らないのですか」と聞いたら「売り物にすればその味は出ない」。

汚い店内、無愛想で会話の成立しない三重顎おばさん。
しかし、いつのまにか殆ど席が埋まり、どのテーブルにも白い大根の漬物が載っていて。
自分のつくるものに頑固なこだわりを堅持する事で金儲けの次元を超えています。

オンリーワンとも云いますが、ひとつのことに特化した自信を持てば、お金は後からついて来るのでしょう。私達の仲間の地域工務店の中にもこのような頑固経営者もおります。
その自分もその一人だと言われるのですが。

さて今日は雨の予報でした。
母の法要で墓参の時までは晴れていましたが、とうとう雨が降り出し、現在の気温6℃、宮崎は27℃だそうです。写真は執務室から外を撮りました。

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被害者と加害者は同等の哀しさが…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2013-04-17 19:31:25 | ファース本部
「きみ去りしのち」と云う重松 清の文庫本を読み切りました。
夫婦は、ちょっと目を離した時、要因不明の病気で最愛の息子を亡くします。
自分達夫婦の不甲斐なさを責め続けるのです。不注意が息子を亡くし、二人が加害者だと。

仲の良かった友人が好意をもって子供を海水浴に誘い、車に乗せてくれたのです。
その友人の不注意で交通事故を起こし、我子を亡くします。
仲の良かった家族どうしは、事故を起こした家族がどんな謝罪をしても、我子を亡くした遺族は…
加害者もまた被害者になるのでしょうか。

福島第一原発事故はいまだに収束の域に達しておりません。
故郷を離れ家族がバラバラになり、生活展望の見出せない人々が多く存在いたします。
管理責任者の東電はまさに加害者ということになります。
その東電は、国策に応じた事業者だったのです。国策とは国の政策に基づいて原子力発電を設置します。
管理責任を果たすのは言うまでもありません。

しかしながら実状は、東電だけが加害者あつかいになっているような気が致します。
父親が東電社員だと云うだけで子供がイジメに遭い、東電の社員と云うだけで白い目で見られることも。
国策の責任者ではなく事業者の東電だけを悪役にするマスコミの報じ方には、哀しさを感じてしまいます。

重松清の小説「きみ去りしのち」には、被害者も加害者も常に「哀しい顔をしている」との描写があります。
人は過去を引きずりながらも、明日を生きなければなりません。
事故や事件の被害者、加害者は、その忌まわしい出来事を引きずるのは宿命だとしても、傷だらけの当事者の傷口を広げるような報道の仕方にもいささか問題がありそうです。

さて、今日はエネルギー関連の企業訪問を行ってきました。
どこも電力料金の値上がりが経営に圧し掛かります。しかし東電を加害者扱いにだけをしているようでは、解決の糸口は無理かも知れません。

さて、写真は都心の緑を撮りました。葉っぱのない北海道と緑が濃い東京の差ですが。
その帰社した北斗市は気温5℃、その差が15℃に及びます。

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イニシャルコストがランニングコストに…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-04-16 22:10:43 | ファース本部
価格破壊と云う言葉がありますが、ユーザーは良いモノを安価に購入出来るに越した事はありません。
昨今は、一流メーカー品でも極端に安価な価格で購入できるようなりました。
メーカーの生産ラインでの製造単価は、決まっていますが流通段階で価格の変動が。

特にネット販売などは、その流通コストを極限まで切り下げて安価に。
つまり、小売店で売らないため、問屋や小売店などの業者が不要になってしまいます。
ハウスメーカーなどの家も、資材メーカーから直接ハウスメーカーの現場に入ります。
そしてユーザーからハウスメーカーを通じて直接、メーカーに資金回収されます。
ロット供給と、中間業者の与信管理がなくなるために考えられない価格で販売しています。

ところがハウスメーカーの場合は、その廉価な資材、什器備品がそのまま供給価格に反映されているとは言い難いのです。家を売る事が目的のハウスメーカーは、相当な宣伝広告や営業経費を掛けざるを得ないため、家価格の30%は宣伝費用でもあります。
それでもハウスメーカーは社会的な使命を果たすために必要なメンテナンスを行います。

しかし中には売りっ放しで、お金を支払い、家に住んでからストレスとの闘いになる場合が多いのです。
イニシャルコストの安価さが、ランニングコストの高価さとなる場合が多いのです。
安価な買い物では自己責任を負う覚悟が必要のようです。

今日は東京に移動してきて省エネ関連の指導機関である財団法人2機構を訪問しました。
つまるところ省エネとは、設置費用(イニシャルコスト)が掛かっても、光熱費(エネルギーコスト)でもとが取れるかどうかです。

もとの取れる省エネ方法そのものが私達のファースの家とも言い切れそうです。
さて、写真は東京都内ですが暖かな東京に、明日の夕方フライトまで留まります。

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心の傷は心の薬で治してあげよう…函館市~北斗市

2013-04-15 18:47:54 | ファース本部
体調が思わしくなく、病院で診て戴いたら「ストレス」が要因と一刀両断の診断が。
要因のよく解らない体調不良はストレスと診断するとほぼ間違いがないからでしょうか。
確かにストレスは万病のもととも云われています。

他人に愚痴を存分に吐いて鬱憤を晴らすのもストレス解消方法なのでしょう。
しかし、この愚痴を聴いてくれる人を選ばなければ大変なことに。
自分を理解していない人に、愚痴を言いますと思わぬ方向に話が飛び回る場合があります。

愚痴の多くは、他人の悪口、家族の不満、上司の不満、職場の悪環境、健康状態などと、本来は他人に聞かれたくない事ばかりなのです。
口の軽い人に愚痴や人の悪口を言うと、その全てが自分自身の悪評で跳ね返ってきます。

他人の悪口は、自分自身の悪口、天に唾吐く行為などとも云います。
相互に信頼関係が為され、愚痴を聞いてくれて、相手の愚痴をも受け容れられるどうか。
愚痴の聴き方は、とにかく頷きながら聴いてあげるだけでコメントはいらないのだと。

他人の風評や悪口などを云う人は、自分以外の人にも同じような言い回しをしています。
相談事は、自分の感情を抑え、冷静になって正確に伝えてアドバイスを戴く。
相談事を受けた人は、その人の立場になって、とにかく聴いてあげること。

私達は、愚痴を人様に話す事でストレスが解消するるもの。
愚痴を言う人は、心身ともそうとうに傷付いている人なのかも。
人を選んで言う愚痴は、優しい眼差しで聴いてあげることも必要なのでしょう。
心の傷は心の薬しか効かないのかもね。

さて、今日は家庭裁判所での調停業務、ネット相談、社内ミーティングでも聴いてあることの難しさが話題の中心でした。さて分刻みの業務をそろそろ終了時刻になりました。
写真は午後6時40分に撮ったのですが、かなり日長になったような。明日は東京です。

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住まいの勉強会を終えて…北斗市~森町

2013-04-13 16:13:07 | ファース本部
久々に地元の北斗市で一般ユーザー向けの勉強会で講話を行ってきました。
イベントが終わり、執務室のデスクに戻り一人になって考えてみました。
多くの方々に貴重な時間を費やして参加いただきました。

暇だから来てくれたのではなく、イベント参加で「何かを見つけたい」と思うからこそ駆け付けたのでしょう。
私達、工務店経営者は、工務店スタッフ、ユーザーさん、販売代理店さん、協力業者さん、そして建材メーカーさんなど、同じ家づくりに関わるものであっても、全く立場の異なる方々が混在して家づくりと云う事業を為しています。

住宅産業は、情報の少ない工務店、値切られる協力業者、価格競争のメーカー、素人の建主さんなど…ともに金銭勘定が何よりも優先させられる業界とも云えそうです。
ここに株主配当を求められるハウスメーカーが入れば更に利益追求が加わります。

我々、ファースグループもそれなりの利潤がなければ成り立ちません。
しかし、必要以上の金儲けには興味の疎い人種で構成しているかも。
そもそも理念経営を行っていると、お金で魂を売る事は絶対に出来ないものです。

ファース加盟工務店もファース本部の仕様でファースの家をつくり、温熱環境の性能が確立しない場合の責任は我々、ファース本部にあり、代表の私に全責任が集中してきます。

今日は幼い頃から慣れ親しんだ地元で講演を行ったのですが、工務店経営者として責任を全うしてこそ、全国200社の加盟工務店に対して説得力が発揮できるのだと痛感しました。
昨日までは全国から参集した工務店経営者の方々、今日は地元のユーザーさん。
いずれも参集して戴けることに心より感謝しなければ……

写真は私の講演の後にお礼の挨拶をしている副社長(家内)です。
成り行きでお忍び参加した専務も含め、たまたま会場に来たスタッフ全員の紹介となったしだいです。さて、これから取引先ご家族がお亡くなりなり、そのお通夜に参加してきます。

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「穏やかな癒しと和やかさ」がリピーターを生む…函館市~北斗市

2013-04-12 18:35:27 | ファース本部
東京ディズニーリゾートが来週15日にオープン30周年を迎えるそうです。
デフレ状態での不況風が渦巻いましたが、その人気がいっときも衰えることはありません。
昨年は何と2750万人も方が来場され、過去最高の収容記録を更新したと云います。

アメリカ文化の象徴的なキャラクターをまさに日本の文化に溶けませた成果なのか。
カレーライスもハヤシライスも決して日本独自の和食ではありませんが、同じモノが外国にないことから既にこれらのメニューは和食と言って良いようです。
諸外国の情報を取り入れて日本独自の新しいモノに生まれ変えさせる工夫が上手です。

アメリカ生まれのミッキーマウスも日本に定着し、今や和風ミッキーマウスとまで評されるようになったと云います。
ディズニーの成功には、日本経済の再生プランを見ることが出来そうです。

「東京ディズニーリゾートに何故ひとが集まるのか」
これは、一度行けばまた行きたくなるからでしょう。
「感動や感銘を与えるアトラクション」と云うより、「気持ちが癒されて肩の力が抜ける」との表現があたっていそうです。「また行こう!!」「うん!行こう」と言うことに。

時々の時代背景を思考しながら、来場者に穏やかな癒しと和やかな雰囲気を常に提供しているようです。だからこそ「また行きたくなる」とあとをひくのでしょうか。
これがカチカチのアメリカ文化のままで在ったら、とっくに衰退していたのでしょう。
日本文化に融合させたことがリピートが上手く行ったと言うことか。

「穏やかな癒しと和やかな雰囲気」の環境でつくれればリピーターを引き込むことが可能かも知れません。地域興しや企業繁栄なども「穏やかな癒しと和やかな雰囲気」づくりがヒントになりそうです。

昨日から二日間で行ったFAS検査員講習を終え、講習試験も全員合格で引き上げて行き、会議室は写真のように静寂となりました。
家づくりも、やはり穏やかな癒しと和やかな雰囲気が基本かもね。
さて、明日は北斗市内の総合文化センターで開催の住まいの勉強会です。

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