豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

激流から身を避けてチャンスを見る…熊本市内~熊本空港~羽田空港~東京都内

2012-08-31 20:12:09 | ファース本部
イギリスの名首相と云われたチャーチルは、「金を失う事は名誉を失う事より小さい事だ、しかし勇気を失う事は全てを失う事」と語り、この格言は後世に伝わっています。
この不況下でも地道にコツコツとやっている地域工務店で落ち込んでいる人はいません。
工務店経営者も勇気と覇気を失う事の脅威を知っているからでしょうか。

私のような創業者も当初は、然したる理念や目標、或いはビジョンや夢などを持っていた訳でありません。生活のため、唯がむしゃらに前進あるのみでした。
いつの間にか自分の周りに一緒に仕事をする仲間が一人、二人と増えて来ます。

ある程度の規模になって初めて自分の目指す方向をその仲間達に示すようになりました。
しかしその目指した目標たりとも一朝一夕で成就しきるものではありません。
私のように裸ひとつでスタートしたのであれば全てを失っても元に戻っただけなのです。

私たち創業者にとって「失う物はない」の言葉は、この上ない金言であるように思います。
経営苦境に喘ぐ経営者、リストラ対象の社員にしても元々自分は身体ひとつなのでは。
時には立ち止まり、また様子を伺う時期も必要です。
時代の潮流を正確に読み取るには、激流から身を避け流れをじっくり観察する事も必要なのでしょう。

気力と体力を充電し、千載一遇のチャンスと見たら一世一代の勝負を賭けるのも人生です。
不況だから、騒乱時期だから、経済不安だからこそチャンスが多いのではないか。
経済状況が低迷している時期にこそチャンス到来、勇気を持って事にあたらなければ。

今日はファースの断熱資材供給と発泡施工を行う旭ケミテックの親会社、東京高圧山崎さんと云う会社を訪問してきました。東京高圧山崎は、特殊ガスを扱う業務をしています。
業界が何処も厳しい財務運営をしいる環境化で常に前年度を上回る業績を上げております。

常に前向きな姿勢と事を起こす勇気さに、いささかも揺るぎを見せない成果なのでしょう。
さて、今日も猛暑の日本列島でしたが、写真のような木陰に入ると頬を撫ぜる微風に秋の気配を感じます。8月最後の日も熱帯夜となって暮れて行きます。
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建主さまへのストレスは協力業者と工務店の負担に…岡山市内~熊本市内

2012-08-30 19:42:00 | ファース本部
私達地域工務店は、地域に根付き、地域の方々に慕われ、育んで戴かなければなりません。
家づくりを生業にする工務店は、お金を支払い住んで戴いた建主さま、その家が出来るまで支援した協力業者さんとの人間関係を良好に保持するのが必須となります。

それには家そのものが先ず、確たる機能や性能を有していることが絶対条件となります。
出来た家に住んだ建主さまが心底、幸せに暮らしているのでしょうか。
家づくりは、出来上がってから様々な事象がおこります。それは生身の人間が現場施工で組み立てた空間に、同じ生身の建主さんが住まいすると、想定外の事が発生します。

例えば、ドアの建付けが不具合で軋み音がする、施工工務店に連絡すると工務店の方と建具屋さんが駆け付け、直ぐに補修してくれる、するとクレームなどにはなりません。
これを事象報告と即時事象対応と云いますが、工務店と協力業者さんとの連携が必須です。

今日は日本列島全てが温暖地の様相で、北海道から本州全てが30℃以上となりました。
100年に一度程度の珍しい気象状態だと云います。このような猛暑の時でも、さほどの冷暖房費も掛からずに、涼しく過ごせる家、氷点下になっても快適暖房で暮らせる家。
建主さんにストレスを掛けるとそのストレスは、そのまま協力業者さんや工務店自身の負担に。

工務店経営者は、先ず家の性能、機能を勉強して家づくりに関わる人々全てが「家って何か?」を徹底的に問わなければなりません。私達は各地域で勉強会を行っています。
今日は、上記の先ず家の性能、機能を勉強する研修会を行いました。
写真は最後まで残って戴いた九州FAS会の方々とカメラに収まりました。

九州FAS会の皆さんは、量産メーカーの台頭から建主さんを守ろうと、仲間連携を堅持して頻繁な情報交換や相互協力の関係を維持しています。当然、受注状態も堅調でした。

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元気と明るさは力量となる…東京都内~羽田空港~岡山空港~岡山市内

2012-08-29 20:30:03 | ファース本部
今日の羽田空港から岡山空港までの機内で偶然に出会った紳士がおりました。
飛行機から降り、リムジンバスで声を掛けられましたが、10年前と全く変わらない風貌です。
彼は以前、あるサッシメーカーの支店長としての付き合いがありました。

その後、脱サラを行って施工代理店を起業され、関東北部を商圏として展開しているそうです。
彼は、この10年間で脱サラ、起業、事業展開で現在は年商4億円の規模に。
その彼は見た目の風貌が10年前と全く変わらないのは何故か。

彼の持ち味は、明るい人柄で、部下にも協力業者さんにも慕われ、信頼されています。
大きな企業は、人間評価の高い人材が育ってくると嫉妬心情が湧くようです。
優れた人材の出現は上司にとって異物に見え、やがて自分の立場が脅かされるのではと。

そのような上司を重用する会社の姿勢に見切りを付けて脱サラ、起業することになったそうです。
彼はエンジニアではないので特殊な技術があるわけでありません。
彼の取り柄は、明るさ、円満さで周りの人々を優しく包むパーソナリティーなのでしょう。

彼なりに苦悩など葛藤も人並みにあるそうですが全ては、自分独自の内部消去のストレス発散方法で。好きな酒のおつまみは自分で作るとか、カラオケや楽器演奏、読書などがその方法です。
その若々しさの秘訣は過ぎ去る時間を常にポジティブに過ごすことのようです。

今日は岡山研修が終わった後に備前アルミさんと云う販売代理店を訪問しました。
創業者が事故で瀕死の重体から寝たきりになり、その見舞いでした。備前アルミさんは長男が身障者です。しかし、社長と奥さんは降り掛かる災難の全てを糧にしようとする生き方がとても輝いて見えます。さて、今日も猛暑の岡山でしたが明日は熊本に。
写真は見舞い先からの帰り道ですが樹木でミンミン蝉と温暖地特有の蒸暑さが…

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経営者のパーソナリティーはハードで生きる…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2012-08-28 22:52:15 | ファース本部
家づくりと云う仕事を生業にする地域密着で小規模工務店の経営者は、その経営者そのものが売り物だとも云われます。つまり経営者のパーソナリティーが商品ということに。
思い遣りがあって穏やかで、人の話を良く聴ける工務店経営者…理想的な人柄です。

ところがどんなに優れたパーソナリティーを持っている工務店経営者でも、造り上げる家に性能が無ければその人柄が生かされません。寒い、暑い、カビが生えるなどの問題住宅は、そうならないためのハード、つまり性能が伴っていないのです。

もっとも真のパーソナリティーを有した経営者は、ハードの無い家を作らないのかも。
家づくりは、先ず建主さんが住んでから健康で快適で家族が住み続ける限り、健やかに暮らしが出来るため、その家の性能を担保するために修練を積むことが。
ハード無くしては、どんなパーソナリティーでも生きては参りません。

私達は、徹底したハード研究に多くの尽力を割いています。ハードとは、地震や台風などの自然災害耐久性、涼しい暖かい、冷暖房費が安価とする温熱性能、何十年も大規模改修を必要としない高寿命性などは。省エネ・エコ性能と直結します。

しかしながらこのような性能は、その説明が難解になって建主さんを惑わす結果となる場合が多いのです。難しい説明が無くとも、経営者のパーソナリティーだけで受注が出来て、出来た家に確たるハードがあると地域工務店の経営は必然的に安定して行くのでしょう。

今日は猛暑の中を函館から東京に移動して東京研修を行いました。
写真は、東京事務所近辺の小さなビルに蔦の葉っぱが茂っています。
これだけでも相当な冷房省エネになっています。
さて、今日も灼熱の東京でしたが夜は少し過ごし易くなった気がします。
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冷静沈着に電力事情を精査しよう…北斗市

2012-08-27 18:48:39 | ファース本部
3・11以後の電力事情は天地が返るように様変わりをしています。
安全だと云われ続けた原子力発電所があのような事故を起こしてしまったことが要因です。
水道は蛇口を捩ると水が出て来るように、電気もスイッチぽんで、通電します。
その電気をつくるためには、どれだけのコストや年月などを掛けたかを思考しなかった。

福島原発事故の以後、原発反対を叫ぶ人々の心情はとてもよく理解できます。
そしてその人々は「政府は国民の声を聞け」と主張します。
しかし、経済メカニズムを知る人は「国民の声=即脱原発」だと云う事でないようです。

よく考えてみると原子力発電は、ひとつの手段に過ぎないのではないか。
つまり原発より優れた「対案」を創れば、日本政府も他国政府も頼まなくても脱原発してくれるはず。また原発稼働がなくとも工場生産や家庭生活に影響のでない状況をつくれば、必然的に原発は無くなって行くのでしょう。「何の工夫も知恵も対案もなく」脱原発を叫ぶだけでは。

現在の世論は、原発が無くなる事のメリットで福島のような事故が起きないと創造しますが、その裏側のデメリットで電気料金が上がり、企業収益が減ることでのデフレ、失業率増加などが既に起き始めているのです。フェアな調査と情報を有することが必須です。

消費税増税の世論調査なども設問の仕方で結果が変わります。
社会保障への賛否を問うた上で、社会保障の維持を目的としてこの賛否を問い、増税のメリットも提示すると、増税賛成が反対を上回った結果となります。
世論調査の結果は設問の仕方で異なるのです。

原発問題は、全てを正確で客観的な情報開示の後に世論調査を行ったら、また結果が異なるようにも思われます。「原発文言アレルギー」に冒されないようにしなければなりません。
さて、今日も猛暑の一日でした(写真は自宅傍)が明日は更に暑い東京移動です。

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セーレンの1677万色と凹凸表現の染色技術とは…北斗市

2012-08-25 15:01:56 | ファース本部
セーレンと云う企業をどれだけの人々が知っているでしょうか。
昨今は、ようやくビッグカンパニーの注目される企業としてマスコミが取り上げるようになりました。
勿論、セーレン株式会社は、東証一部上場の大企業です。
元々福井県で福井精練と云う名で染色下請けを行っていた企業は、今や日本が世界に誇れる企業に成長。

自動車のシートは、夏場の高温や紫外線の影響を受ける車内であのソフトな手触り感を恒常的に保持するための技術を要します。
セーレンは国内の高級自動車のシートの大半を供給しています。またアペレル、インテリア、広告幕などと幅広い商品を作っています。

セーレンのビスコテックスとは、水性染料、分散染料、顔料等最適なインクを使用して、ポリエステル、ナイロン、綿、ウール、シルク、混紡素材などに染付します。この技術でファッション衣料、スポーツ衣料や下着や靴下などに使用されています。
特に1677万色と驚異的な数の色を凹凸表現する技術を持っています。

この技術を駆使することで立体感、手触り感、そして紫外線耐光性など高め、IT活用で世界に一着しかないオーダーメードの洋服を作ることも可能。
私達はこの技術を住宅屋外のエコ関連の建材に汎用する技術を共同研究しております。
写真は昨日、弊社東京事務所にご来社されたセーレン株式会社の生活資材部、課長の北藤順二さんと撮りました。

北藤さんは商品企画のチームリーダーです。特に昨今は、注目の北藤さんが得意とする環境エコでセーレンの技量を活かせるような気が致します。
さて、今日も各地が猛暑に晒されておりますが、北海道は何処も25℃前後、それでも道産子達は暑い暑いと嘆いています。
35℃の本州の方々に恐縮ですが…
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苔(コケ)の神秘性を問えば…仙台市~東京~羽田空港~函館空港~北斗市

2012-08-24 19:34:14 | ファース本部
オリンピックで何回か聴いた我国の国歌「君が代」のしっかりと意味を何処まで知って謳っているのだろうか。

「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌(いわお)となりて苔(こけ)のむすまで」

この国歌の歌詞は、「汝(なんじ)の治世が幸せな数千年であるように、われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが、時代を経て、あつまりて大いなる岩となり、神さびたその側面に苔が生える日まで」と最後に「苔(コケ)」が出てきます。

昨日、第二回研修会の仙台会場での講義を終えた後に、宿泊ホテルを訪ねてくれたのは、山形市の株式会社モス山形の社長、山本正幸さん(写真)です。
山本さんは、苔の種苗培養の研究栽培を行う、日本唯一の会社経営者と云っても過言でないようです。

芝生や雑草は、枯れて腐って土に還りますが、その時に吸込んだ分の炭酸ガスを放散してしまいます。コケは枯れても水を与えるとまた青々とした緑を蘇ります。
つまり腐朽しないため吸込んだ炭酸ガスを放散することは無いのだと云うことです。

国歌の君が代にまで出て来る「コケ」は、いわゆる地球上の生物の根源であると云うことだそうです。地球上に水が出来てコケが生え、そのコケは動植物の先祖にあたるのだと。
私達は、この尊い生物のコケを培養して省エネやエコ商品の開発計画を作っております。

さて札幌から仙台での研修講義を終えて東京事務所に移動し、二社のエンジニアさんの訪問がありました。夕方の飛行機で涼しい北斗市本社に帰社致しました。22℃、やっぱり涼しい!!!
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第14回ファース全国大会は秋田開催に決定

2012-08-23 20:15:58 | ファース本部
時代は大きな変わり目に来ていることは様々な事象を見ていても自覚できます。
自民党の長期政権を変えようと政権交代を果たしたものの民主党政権が、その期待に充分な働きをしてくれているとは思えません。しかし政権交代で見えてきた事が多くあります。
どんなに立派な理念と志を持っている政治家であっても体制を変える事の困難さです。

借金まみれの金融施策、官僚任せの政治体制、中央集中の行政体、国の在り方も問われています。
また代替案を示す事もなくも唱えるだけの原発反対の声、地方分権で有利な地域と不利になる地域格差など、実のある建設的な見直しや変革が求められます。

私達の住宅業界も団塊世代の方々が構築した工務店は、団塊ジュニアの経営者に継承される時期でもあります。既に匠の技だけで現代生活にフィットした家づくりなどは出来ない時代となりました。

今日は、消費税増税の影響と対応策、やがて来るだろう少子化時代への対応策など中心にした内容の講義を行いました。視点や概念を変えなければこの難しい時代を生き抜いて行き事は困難です。
幸いにして昨今は、私達の仲間達が次々と世代交代を実現しています。
まさに時代変貌にフィットしたタイムリーな経営継承で在るように感じます。

今日は東北地域の工務店経営者を対象にした経営セミナーで講義を行いましたが、経営継承をして間もない、秋田ファース会の会長、株式会社河邊組の代表取締役 河邊宏之さん(写真右)と事務局長、丸甚建設株式会社の代表取締役 保坂雄大さんの顔がありました。
二人の顔を見て即座に来年2月の第14回ファース全国大会は秋田市開催を決定です。

秋田ファース会は河邊さんや保坂さんのお父さんの時代に出来た本州最初の地域ファース会です。
まさに時代変革に相応しい開催地だと思います。
今日は豪雨の札幌から炎天下の仙台にやってきました。
明日は東京に移動して最終便で北斗市本社に帰社します。

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賢明な工務店経営は設計と施工の区別を…札幌市内

2012-08-22 19:54:52 | ファース本部
「当社は設計やプラン相談を無料で行います」このようなコピーを見掛けることがある。
当社のハウジング事業部にもハウス・プランナーと云うスタッフがおります。
しかし、小規模工務店では建築士を社員として雇うことは大きな負担となるのでしょう。

賢明な工務店の多くは設計や企画などを専門家にアウトソーシングしているようです。
建主さまの希望を聴いてエスキスと云われる平面プランと立面の概要が出来た時点で設計事務所に後を任せる方法です。家が出来あるまでには、このような作業の他に確認申請が必要です。
更に長期優良住宅やフラット35sなどを活用すると複雑な書類が必要です。

特に構造計算書や温熱計算書、換気量計算書式などを添付しなければ、確認申請手続きが出来なくなる場合もあります。工務店経営者は、このような建築基準法に伴った作業に奔走するのでなく、建主さま対応や現場管理、協力業者への配慮など遣る事が沢山あります。

アメリカでは殆どのビルダーが、設計業務を専門家にアウトソーシングしております。
その方が、はるかに経営効率が高いからなのでしょう。
我国では大手ハウスメーカーが、「設計料金は無料」とのコピーで受注するようになります。
それからは、紙に絵や数値と字を書く事に費用を掛ける事が「無駄な事」のような捉え方を。

建築基準法は毎年、何処かが変わり、補助金制度やエコポイントのような制度もコロコロ変わります。設計事務所はこの専門家でもあり、詳細設計のプロでもあります。
私達よりは、はるかに専門的な技術や情報、ノウハウを持っています。

今日は弊社札幌事務所に札幌市内で設計事務所を営む「株式会社 北工房」の社長、栃木渡さんに訪問を戴きました。栃木さんは、「NPO法人 住宅110番」のレギュラー回答者でもあります。
地域工務店さん向けの設計支援を行うための意見交換を行うことが出来ました。

賢い工務店経営の仕方の中には、設計業務のアウトソーシング化がありそうです。
栃木さんには、ファース工務店経営者の方々との意見交換会を行う機会を作って戴きたいものです。
さて、今日も猛暑の札幌でしたが明日は仙台です。
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消費税マインドの存在が…北斗市~函館~千歳~札幌市内

2012-08-21 21:55:26 | ファース本部
野田政権が出来てから消費税増税は確実だとの推測が流れ始めました。
夏休み中に消費税増税法案が国会可決され、増税前に新築やリフォームを済ませておきたいとする、いわゆる「消費税マインド」が働いていそうです。

私達の住宅産業は、リフォームでも数百万円、新築では数千万円と高額です。
5%増税となると2000万円で100万円だった消費税は200万円となり、今のうちに工事を済ませておこうとする気持ちが「消費税マインド」なのでしょう。

2014年4月に8%、15年10月に10%と段階的に引き上げられ、来年下半期から再来年の3月末まで駆込み需要が増えるとされます。この消費税増税法は、次の付帯項目があります。
(1)課税対象は建物のみであり土地は非課税です。
(2)個人間売買の場合の中古住宅は、土地も建物も非課税となります。
(3)増税の影響を平準化すべく「必要な措置」を検討する。

この(3)附則は、色々な意味が込められており、あまりにも増税での影響が大きい場合、施行されない事もゼロではないと言う事です。
しかし税収13兆円の歳入を見込んで国家予算を組んでいるため、確実に増税される事を見込んで段取りをしておくべきでしょう。

日程通りに推移すると来年は、資材不足や人材不足で施工費の値上がりが想定されます。
必然的に増税後の需要は冷え切り、建築費も大幅に値下がりする事も道理なのです。
むしろ増税後の3%~5%の消費税増税を支払ったとしても、建築費全般の値上がりを思慮すると、増税後の新築やリフォームの方が賢明な選択になる事も思考されます。

今日から札幌、仙台、岡山、九州と研修を行いますが、技術だけでなく、このような外部環境も重要な研修内容となっています。写真は札幌研修会の様子です。
さて札幌でも今日は32℃の猛暑でした。夜になったら空気が乾燥していて気持ち良い!
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蝉の声は真夏の風物詩…北斗市

2012-08-20 18:04:05 | ファース本部
8月13日のお盆が過ぎると暑さのこと「残暑」と言う言葉に替わります。
「暑いですね」が、「残暑が厳しいですね」と。季節の移ろいは言葉の移ろいとも。
この真夏の暑さを一層煽り立てるのが、ギンギンとなく蝉の声である。

ところがこの道南では、その蝉の声を殆ど聞くことが出来なくなりました。
蝉のあの忙しない鳴き声が聞こえなくなったのは、いつのころからだろうか。
私は本州に出張すると都心や空港周辺の樹木から猛烈な蝉の声を聴いてきます。

暑さを煽る蝉の声が聞こえなくなって物足りなさは倍増しているのである。
ミンミン蝉、アブラ蝉、ツクツク蝉などの声を聴きながら、スイカにかぶりつき、ビールをジョッキで呑むさまこそが夏なのであろう。
酒の呑めない当方は水羊羹が夏の楽しみである。

数日前まで冷夏だと思われていたこの道南地域ですが今日は31℃まで気温が上がりました。
蝉の声が聞こえないなら、風鈴の音色を聴いて涼を求めるのもまた風流かも知れない。
そうだ今日は、風鈴を買ってきて居室の庭先にぶら下げてみようか。

写真は我家の庭の樹木を撮ったのですが、崩れるとの天気予報が完全に外れて炎天下です。
明日は札幌に移動しての北海道エリア、第二回ファース技術研修の講義です。
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二大政党への失望感と次の一手が…北斗市

2012-08-18 14:01:13 | ファース本部
民主党の支持率が低迷している。かと言えもう一党の自民党支持率が特に上昇している訳ではないようです。
自民党長期政権で政党と官僚、特定企業との馴れ合い政治を打破するために行った政権交代でした。
決してこの政権交代が間違いであったとは言い切れず、そのことで多くの課題が見えてきたことは事実のようです。

朝日新聞のコラムに次のような内容のものがあります。
将棋で「長考に好手なし」と言って、時をかけても巧い手は浮かばないものだと。
羽生善治二冠によれば、要は「ムダな情報は捨て、たくさん考えないこと」。
棋士は「1時間2時間と考えた末に三つ目の選択肢が浮かび、正しい時もあるが、外れが多い気がする」。
つまりは、考えてばかりでは得るものが少ないと言う事かも。

今政界では三つ目、つまり民主党でも自民党でもない第三極が注目を集めています。
「大阪維新の会」が国政へと動きだした。自民民主の「近いうち解散」で合意して秋にも総選挙という情勢になったからだろうか。
選挙基盤の弱い現職は、維新の会の人気に乗って窮地を乗り越えようと、大小の「泥船」を脱する図に見えると朝日新聞コラムが結ぶ。

昨今の動きをみると橋下氏は、保守本流を歩んできた安倍晋三氏などとの連携を模索しているように感じます。
保守をベースに小さな政府と地方分権の改革思想で共通点が。
また、安定するまでは、手間暇の掛かる民主主義の常識を逸脱しても、思い切ったトップダウン手法も止むを得ない状況のようにも思われます。

私達有権者は、過去において雰囲気や直感で一票を投じてきたような気がいたします。
しかし、次が「外れ」なら国が詰んでしまいます。ここでこそ「長考」の一手が必須かも。

さて写真は会社の裏から駒ケ岳を撮ったのですが、爽やかな夏の微風が気持ちよく頬をなぜて…
これから散髪などの身体メンテナンスを。

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猫ちゃんのお嫁入り…函館市~北斗市

2012-08-17 17:41:58 | ファース本部
今日は家庭裁判所で家庭内紛争の調停業務を行ってきました。
特に夫婦関係調整の調停事件は、相思相愛で結婚し子供までもうけたにも関わらず亀裂が入ると収拾つかない紛争となるものです。
夫婦は元々他人どうしの二人だからなのか。

「可愛さ余って憎さ百倍」との格言があります。
兄弟親子はどんな喧嘩をしても全くの他人になることなど出来ません。
いつかの機会、或いは時間が自然と解決してしまうこともありそうです。
しかし元々他人の夫婦は、信頼関係に歪が入り憎しみ合うようになると「同じ日本の空気を吸っていると思っただけで吐気する」とまでの主張に及びます。

家庭裁判所の調停室を訪れる紛争当事者は、既に計り知れない苦悩と葛藤しています。
その当事者の気持ちの捌け口をつくってあげるのも私達調停員の大切な役割です。
今日、担当の事件は相互の歩み寄りが通じ、調停成立の運びとなりました。

さて、私達ファース本部は、地域密着型の工務店に省エネで快適、高寿命となる住宅システムの技術提供を生業にしております。
一方では、住む人と施工工務店との良好な人間関係の構築にも様々なノウハウ提供を行っております。

写真は私の執務室を訪れた建主さまの田中宏明さんと奥様の和子さんです。
家庭内紛争と無縁で仲の良い田中ご夫妻ですが子供が猫ちゃんです。
多くの猫さんに囲まれて生活をしておりますが、同じ建主さんに私達が仲人役を務めて猫ちゃんのお嫁入りもお手伝い。

ファースのキャラクターは猫マークです。
30年近い田中ご夫妻とのお付合いから何組かの猫ちゃん仲人を行ってきました。
写真の猫ちゃんは今日、ファースの家に嫁入りです。
その田中ご夫妻は、猫ちゃんの様子を見る表情が嫁に出す娘の親のように、嬉しくあり、悲しくもあり…

今日は、夏休み明けの一日でした。
1週間滞在した娘家族は、24℃の北斗市から33℃の東京に戻って行きました。
1歳、3歳、7歳の孫達が居なくなって少しばかり脱力感が…
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協力業者さんとの普段の付き合い方が…北斗市

2012-08-16 11:02:36 | ファース本部
「住む人と幸せを分かち合う家づくり」これが私達ファースグループの基本理念です。
一方的でなく建主さんを幸せにすることは、私達工務店も含め、家づくりに関わる全ての人々が均等に利益を分かち合うことで成り立つと言う意味である。

私達には、下請けとか孫請けと言う概念など存在しません。彼らが居なければ家づくりは成立しないからです。
私達、地域密着型の工務店は、建主さん、大工、左官、電気、水道設備、屋根、建具、内装と資材販売代理店の協力業者さんが最大のパートナーです。

家は出来上がり、建主さまが住み始めてからが本当の家づくりなのです。
その建主さまと協力業者さん、そして地域住民の方々との普段の友好的な人間関係こそ、困ったときにサポートし合うことが出来るのでしょう。

一昨日、少し調子の悪かった自宅の給湯器が突然、故障して一垂のお湯も出てきません。
東京から1歳、3歳の7歳の孫たちと娘夫婦が来ており、懸命に復旧作業に取り掛かったものの完全に壊れていました。
お盆の14日は何処も夏休みです。思い余って個人で経営している「北斗管材」の野口さんにお願いしたところ20分後には駆け付けてくれました。

直ぐに現場を確認し、知り合いのメーカー出先の責任者さんとの個人的な付き合いで在庫品をゲット。
翌日つまり昨日の午前中、野口さんの友人の設備屋さんと一緒に取り付け完了です。
完全に壊れた給湯器をお盆休みの最中に僅か12時間の空白だけで新品に。
12年目の給湯器が現代版に取り替えたところ、給湯圧力が強くて極めて良好です。感謝!

私達は、冒頭の「基本理念」に基づき、誰とでも友好的にお付合いをしています。
お金は無いけど結局はその信頼関係が自分達の財産なのかもね。
さて今日は夏休み最後です。
写真は昨日の知内町海岸でのスナップですが東京の子供達に北海道の夏が何処までインプットされたのか…


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8月15日に思う事…北斗市

2012-08-15 14:02:51 | ファース本部
多くの戦争犠牲者の存在があって今の我国の現況があるのでしょう。
あの忌まわしい大戦は、罪のない人々の生命、財産、身体の自由すらも奪いとって。
戦地に赴いた兵員さんも、送り出した家族も、戦闘地域の住民も、更には敵国の兵員さんも全てが戦争の犠牲者なのでしょう。
絶対に避けなければならない戦争です。

今日は、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれました。
天皇、皇后両陛下と野田首相、遺族の方々が参列して戦争犠牲者約310万人(軍人・軍属約230万人、民間人約80万人)の冥福を祈りました。

この冥福を祈るとともに、戦争と言う過ちを犯さないと誓っていました。
野田首相は式辞で「戦争を深く反省し、不戦の誓いを堅持し、国際平和の実現を追求する」また、「戦没者のためにも、東日本大震災からの復興を通じた日本再生を果たす」と。
沖縄県で戦死した肉親を持つ遺族は、「悲惨な戦争を体験した私たちは、悲しい歴史を二度と繰り返さないことを固く誓う」と述べました。

終戦記念日が善いのか、敗戦記憶日が善いのか…
このネーミングの是非はともかく、8月15日は、私達日本人と巻き込んでしまった諸外国の関係者と一緒に戦争のない平和を改めて誓い合う記念日に。
単純に「世界平和記念日」などはどうでしょうか。

さて毎年のようにこの8月15日は全国各地が猛暑となります。この北斗市と仙台市がクールスポットか。
ほかの全エリアでは30℃以上の猛暑になっているようです。
写真は平和と日本の象徴、富士山の雄姿(ネット画像)です。





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