豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住宅のローン融資審査と対象住宅の真価…北斗市

2009-11-30 18:32:23 | ファース本部
普通の住宅より省エネなどのエコ対応などを行いますと当然ながら建築費が伴います。省エネやエコ対応と言っても、キャッチコピーだけで実態が備わっていないものも多く存在致します。
特に建主さんに安心感を与えていると言う大手ハウスメーカーの家も然りです。

少しだけ断熱材を厚くして高断熱と謳いこみます。
ポリフィルムを型通りに張って高気密と謳っているものも少なくありません。
家は、確実な省エネ機能と合わせて、住宅寿命が100年近い耐久性能を持たせなければ本当の「エコ」とは言えないはずです。

ある金融機関のローン審査でファースの家は、贅沢商品だとの理由で200万円の融資額が減額となり止む無くファース以外の工法を採用せざるを得なかった物件がありました。ファースの家は、シーズン通じて快適な居住空間を保持し、冷房費用と暖房費用が確実に半分以下になります。だから贅沢なのか…

このような性能は公的な機関でも認定交付を受けています。
合わせて90年間大規模改修が不要だと言う高耐久合理化認定も交付されています。つまり、建主さんだけでなく、融資する金融機関側にとっても、担保価値が高まり、ローン財源を生み出す家なのです。

哀しい事に私達の住宅業界は、キャッチコピーだけが蔓延すると言う現実もあります。ローン残高付きのまま販売できる「長期優良住宅」も建築費は確実に高くなりますが、資産価値そものが大きくなるのです。

写真は一昨日に撮った東北、八戸市のシーユーハウジング、ユーザーの会の様子ですが、10年以上も前に建築したユーザーさんが、今でも笑顔で施工工務店と付き合っている事実があります。家の真価は住む人の笑顔に反映されるようです。

ローン審査を行う金融機関の担当者は、その目指す家の真価を査定する「目利き」であって貰いたいものです。同じ工法や工務店で建てたOB建主さんの笑顔が「目利きの尺度」となりそうです。住んだ人の笑顔を担保する家づくりです。

今日の北斗市は朝から晩まで照らず降らずの穏やかな気候でした。

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知恵と工夫で企業寿命は永劫なり…八戸~青森~木古内~北斗市

2009-11-29 12:54:35 | ファース本部
ある企業寿命を綴った文献記事では、起業した会社の50%は10年以内に消滅し、30年以内には90%が無くなってしまうと言う内容のものがありました。かなり信頼できるシンクタンクの調査でも企業寿命は30年前後と断定的に言い切っています。

勿論、創業100年の老舗企業も存在しており、全てがその寿命だと言う訳ではありません。 売り物を見出してから会社を設立し、人を育て、見出した商品を販売網に乗せるだけでも10年はかかるだろうと思います。しかしながらこの10年間を待たずに大半の会社が消えてしまうと言う現実があります。

消えた会社は、明確なビジョンがなく金儲け先行の動機が透けて見えます。
儲け思考だけで興した企業はビジョンや目標が不明確なのでしょうか。
金儲けをビジョンにして目標を定める事であっても良いのですが、金儲け思考だけでは、10年、20年、30年と会社を安定的に経営して行く事は困難です。
金儲けに社会貢献と言う大切な要素が含んでいなければ、売り物と売る社員の思考が育たないように思います。

会社を未来永劫に継続経営するには、明日の飯のタネをつくるために今日を過ごし、それが10年後、20年後の飯のタネをつくる事に通じる事です。
そのために必要なのは、内容物「コンテンツ」を確立する事なのだと確信します。

そのコンテンツの社会貢献度でビジョンを描き、目標が出来れば社員育成や市場開発も出来るようになります。そのコンテンツは、月ごとに、年ごとにバージョンアップと社員の意識向上がともなってこそ、その企業の寿命が延びて行く事になるのでしょう。

私達、家づくりを行う工務店に必要なコンテンツは、住む人を幸せに出来る居住空間です。今回の出張は東京、宇都宮、那須塩原、久慈、八戸と多くの人々との出会いがありました。私達のコンテンツ伝達とは、人々との触れ合いがコンテナ(入れ物)になっているようです。

写真は宇都宮のファース工務店、㈱ハッピーハウジングで撮りました。社長の徳澄 五三(いつみ)さんと、お客様担当の大竹志野さんです。
ハッピーさんは、ファースの家と言うコンテンツに、独自の彩色を施す工夫を行っており、企業展望の未来ビジョンを見る気が致しました。

行く先々で出会う人々には不況とは無縁の笑顔が輝いていたように思います。
笑顔を持続する事が企業存続の力となりそうです。
帰社した北斗市は穏やかな快晴の天気でした。
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地域工務店は建主さんに慕われ地域に育てられる…久慈市~八戸市

2009-11-28 22:06:49 | ファース本部
建主さんにとって家をつくると言う事は人生で、この上ない大きな失費となります。私達は、建主さんのこの一生一代の家づくりに関れる事を、どれほど有り難い事だと思っているでしょうか。契約、施工、引渡しと流れ作業的な感覚になってはいないでしょうか。

多くの家を販売する住宅会社にとっては、まさに停滞する事の無い流れ作業でなければいけません。しかし、年間に数棟ていどと小規模な工務店にとっては、まさに人生に1棟を建築する建主さんと同じ気持ちで取り組む事が出来ています。

多額な投資で得た家は、良くて当たり前、不具合などを容認できるものでありません。ところがこの家づくりとは、現場ごとに環境の異なる中で生身の人間が数万個もの部材、資材を組上げて建築します。不具合ゼロで施工貫徹する事などは到底むりな事なのです。

然るに、家は出来上がってからが本当の家づくり始まりです。
施工工務店と建主さんとの友好関係を持続させるには、家そのものに性能と魂が潜在していなければなりません。

良くて当たり前の家を、その当たり前にするためには、建主さんの協力が不可欠です。建主さんが施工工務店を支援し、育む関係は、相互の信頼関係が相乗します。建主さんは、リフォームや新築情報を工務店さんに与えて協力し相互の幸せづくりに役立つ事でしょう。

今日は八戸市のファース工務店、㈲シーユーハウジングで「ファースの家50棟達成記念・感謝祭」と言うイベントがあり、110名の方々が参加されました。合わせて、ファースの家に住んで戴いる建主さんで構成する「ファースの家・有志友の会」も一緒に設立されました。写真は、初代会長に任命の大下博文さん(右)とシーユー社長、中里肇さん(左)と挨拶をしているスナップです。

シーユーハウジングの中里社長は、建主さんからとても慕われています。
彼のお人柄や清水端さんなどスタッフの方々も、建主さんからとても愛されている様子が解ります。工務店経営の基本は工務店ぐるみで建主さんに愛される事が基本だと実感されました。

今日は久慈市で頑張る仲間のハンナホームさんを訪問後、八戸に入りました。肌寒い一日でしたが、明日は北斗市の本社に帰社する予定です。

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地元の木材で地元の家を…宇都宮~那須塩原~仙台~八戸

2009-11-27 21:07:29 | ファース本部
地産地消と言う事は、地元で生産したモノを地元で使用し尽すと言う事です。
鳩山政権が唱えたCO2の25%削減とは、生産した産物を生活者が消費するまでの運送におけるCO2排出も削減しなければなりません。地球の裏側で採れた農産物を、陸送、船舶輸送、更に陸送で店頭に並んでから私達の口に入ります。

地元の農家が生産した作物が直に消費者の口に入れば場合によっては、デリバリー排出CO2が10分の1まで削減できると言います。
これは我々の家づくりでも同じで地元の山林を伐採して植林し、その木材を地元製材し、地元工務店が家づくりを行えば、農産物の食料供給よりはるかに多くのCO2削減が可能となります。

ところが価格だけを見比べると輸入木材の方が地元木材より安くなります。
国内山林の手入れや伐採は高い人件費で保持されております。
輸入材は人件費が廉価で生産ラインで人口乾燥されます。国内木材は相当なコストを掛けて乾燥させなければなりません。

昔の家は、大工さんが木材の木目を見ながら墨付けを行い切り込み、木材の狂いで木が絡まって構造の剛性を高める技を駆使してきました。
現在でもそのような匠の技を持った大工さん達が存在致します。私達の新しい仲間になった高根沢工務店さんもその一社です。

写真は栃木県那須郡の高根沢工務店さん店頭前で撮りました。
私の右隣が代表の高根沢 清さん、弊社東京事務所の藤原です。
左隣が鈴木洋二さん、後藤大智さん【昔にはいていたニッカポッカが懐かしい】、そして販売代理店の磯副社長さんです。

高根沢さんは、匠に長けた技を鈴木さん、後藤さんの伝承しながら、無垢木材の家づくりに拘っておりました。
大量に家を売る時代から、地元木材を地元に建てる家に使用する事で、日本古来の伝統技術を継承するだけでなくCO2削減にも大きな貢献を果たしております。

高根沢さんのような小さな工務店が、1棟1棟丹精を込めて創り上げ、そして育て続けて参ります。そのファースの家の価格は、営業費用を殆ど掛けないためにハウスメーカーよりはるかに安価に建築して育てる事が出来ます。
生活者の方々は、もっと賢明な視点を社会全体にあてるべきだと痛感します。

快晴で穏やかだった栃木から移動した青森県は、密度が薄く、避けて通れそうな大粒の雨が降っていました。
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家づくりの醍醐味とは…北斗市~函館空港~羽田空港~東京駅~宇都宮

2009-11-26 23:41:22 | ファース本部
玄関でその家の人に素敵な笑顔と明るい声で迎えられるととてもホットになれます。家族が帰っても、他人が訪問しても、迎える奥様の明るい笑顔があれば一層、その家族が素晴しく思えるのでしょう。明るい家庭は、心地よい家づくりで成り立つように思います。

この家族の生活をスッポリと包み込むのが私達が行なっている家づくりと言う仕事です。カラカラの乾燥時期に潤いがある住まい空間。ジトジトの高温多湿の時期にサラッとした住まい空間。一年を通して快適で健康空間を保持し、そして冷暖房費用が安い家です。

快適空間を多額な光熱費用をかけて保持させても家計を預かる奥様は、決して満足はしていなのです。住み心地とそれを保持するランニング費用が大きく関ります。内部結露やカビ、ハウスダストが発生させる家づくりを行ってはいけません。

ところが住宅業界は建主さんと契約するための受注合戦に明け暮れます。
受注合戦は、住んだ後の住み心地より、売り易い見た目の充実合戦となります。
これは、住んでから真価が問われる居住空間の質そのものが蔑ろにされがちです。

家づくりは、外観、内観などの美観も必要ですが、建主さんが住んでからカビやハウスダスト、更に高額な光熱費に悩まされるような住まいであってはなりません。
建主さんが住んでから、壁の中の断熱材、気密層、サッシとガラス、換気と冷暖房装置などの機能、性能、構造体の在り方が大きく具現化してきます。

今日は栃木県宇都宮市でファース工務店、株式会社 オースタム(鈴木松男社長)さんの住まい講座を行い、午後7時からと言う遅い時間帯にも関らず130名もの参加者ありました。写真はその様子ですが、講演の後に時間を設け、質問書での一問一答では時間内で回答出来ないほどの多くの質問があり、住まいに関する感心の深さを感じます。

多額の資金を投じて住まいをつくる建主さん、そこに携わる工務店さん、協力業者さんなど、関る方々の幸せを一緒に創り込む醍醐味こそが、私達の家づくりであり、住まいづくりなのでしょう。

オースタムさんの鈴木社長ご夫妻、ご子息夫妻は、地域の人々と日頃の付き合いを大切にされているからこそ、このような大勢の人が応援してくれているようです。

小雨降る函館から快晴で穏やかな栃木県でした。
明日も夕方まで栃木県内におり夕方に東北に入る予定です。

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特許申請書を書いています…函館~北斗市

2009-11-25 18:27:46 | ファース本部
私達ファース本部では年間にかなりの数の特許出願を行っています。
特許出願書には特許請求範囲と言う最も重要な記述を冒頭に記載します。
例えば特許範囲を「青い布に行った刺繍」としては、黄色い布の刺繍は特許抵触しないと言う事になります。

「青い」と範囲を指定せず「色の付いた布」と範囲を広げます。
当然、特許審査が難解になりますが特許とは、今までに無かった技術や造形の権利を主張し登録を受ける事です。これは常に好奇心と創造力を回転させておかなければなりません。特許は視点を変える事で新しいモノを見出す事のように思えます。

様々な本を読む、海や空を見る、音楽を聴く、絵を見る、温泉に入る、景色に酔い知れる、また何も考えずに天井を見つめる、そしてやおら本題を深慮すると起案が出るものです。このようにのんびりとする時間も必要です。
しかし、機会を逸すると後悔のもとになる場合の方が多いのですが…

私達はふと孤独感に襲われ、その孤独に堪えながらも一人でじっくりと考える時間も無くしていなでしょうか。特許とは、少しの幸せを見つけ出し、肩に力の入れない努力に似ているようにも思います。

幸せを創り出すには、人を幸せにしようとする想いがあれば実現できそうです。
無いモノをつくりだす努力とは、人様を何処まで幸せに出来るかを問う事でしょう。青臭く奇麗事のようですがそれは自分自身のためだと言い切れる気がします。
幸せづくりのモノづくりとは、人のためと言いながら自分の幸せのためなのですね…
写真は様々な手続きと難関を経て得た「特許証」です。
屋根下地にネット(メッシュ)張り、そのメッシュに樹脂を発泡施工する特許でファースの家の重要な部分です。今、行っている特許技術をこのようなブログで紹介した時点で特許にならなくなります。

このブログは一日に千人以上もの人が目にするため発信した時点で「公知の事実」となり特許拒絶の最大の理由になってしまうからです。
今書いてる特許出願申請は、特許庁に受理されてから知らせても良いと…

今日は午後から家庭裁判所で調停研修を受けて来ました。自分の仕事に全く関係のない場所で時間を過ごすと、新しい発想がまた湧いて来るものです。
朝からぼんやりとしたした天気の北斗市でしたが明日は東京、栃木に移動を…

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直江兼続から学ぼう…北斗市

2009-11-24 18:01:06 | ファース本部
NHK大河ドラマ「天地人」が終了しました。上杉藩は、120万石から一気に30万石に減石され、福島の会津から山形の米沢に拠点を移されたとされます。
上杉藩家老の直江兼続は、家臣達のリストラを一切行わなず、上杉謙信公の意思を注いで越後から会津若松へ、そして米沢へと家臣たちと苦楽をともにします。

その家臣達もまた、誰一人として根を上げるものがいなかったという事です。
兼続は、事在るごとに家臣の話に耳を傾け、農民や商工業者の現場に足を運び、まさに苦楽をともにして来たのでしょう。

ボトムアップと言う言葉がありますが、現場の声を政治や企業経営に生かす事を言います。今、民主党が行おうとする政治は、トップダウン方式で政治家の意思で政治形態を変えようと言う事ですが、言葉だけを聞けば独裁的な恐怖政治をイメージしてしまいます。

鳩山政権は、従来のボトムアップこそが官僚の思いのままの政治形態となって来た事に他ならないと指摘しています。ボトムと言う名のもとに、平民の暮らしの声と乖離した官僚の発想で、そのまま法制化したのが旧来型の政治だったようです。
ボトムアップと言うより平民抜きのミドルアップであったとも言えるのでしょう。

そもそも政治家とは、生活者の声を聞いて選挙の洗礼を受けてます。
政治家の殆どは、大きな志を持って選挙戦を勝ち抜いてきます。
しかし当選を繰り返す事で、いつしか現場の声が聞えなくとも名声だけで選挙に勝てるようになるのが現状のようです。

現場の声を聞かずとも当選する政治家は、時として独りよがりやミスリードをしがちになるものです。現場で一緒に辛苦を舐める事でこそ生活者のため政治が出来るのでしょう。これは政治だけでなく企業経営にも同じだと思います。
私達経営者は現場を良く見えてるかどうかを今一度、再検証が必要のようです。

直江兼続のように、城主になろうとの野心も持たず、家老のままでもひたすら平民のための政(まつりごと)に専念したからこそ、後世に名の残る武将となったのでしょう。
政治家よ経営者よ、一心に兼続から学びましょう。(写真はネット画像の兼続)

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インターネット活用と工務店経営…松本市~長野市~東京~羽田空港~函館空港~北斗市

2009-11-22 14:00:25 | ファース本部
昨今、住宅総合展示場から大手ハウスメーカーの撤退が相次いでいます。
地域の工務店は、ハウスメーカーの展示場撤退がライバルが減ったと糠喜びをしてはいけません。
事業仕分けではありませんが、単に費用対効果が減少したから撤退したのです。

住宅総合展示場に出展しても顧客を呼ぶには、イベント情報などをチラシ、新聞などの紙媒体とラジオやテレビのCMで宣伝しなければなりません。更には来場した顧客対応に人手が必要であり、後追い営業に膨大な人件費を投入しなければなりません。

今は、ハウスメーカーなどの情報を自宅や会社などから居ながらにして集めらるホームページでのネット情報の提供にシフトし始めています。
昨日の「信州ファースユーザーの集い」でも半数以上の人は、ファース本部のサイト見て近くの工務店にアプローチをしてきたと言います。
しかし、その段階でホームページの無い工務店は最初に採用除外となるそうです。

またそのホームページから、毎日のように私のブログを読んで住宅システムの進捗状況と、そこに関る工務店、協力業者、資材メーカーとの関連を知った上でファースの家の建築を決断したと言います。

今朝の松本駅で昨夜の会に参加されたファースユーザーさんと同じ電車に乗り合わせ、その話を聞いて今更ながらネット活用の在り方を実感しました。

毎日のようにブログ配信していますと、その節々にその配信者の人となりが滲み出ると言います。自分の事を自分では判断出来ませんが、人様のブログを読んでいると確かにその人の人柄や人格までも透けて見えるように思います。

先日、札幌でもファースユーザー会に参加しましたが話をした数名の方が私のブログを毎日読み続け、自分の建てる家はファースの家と決めていたそうです。

このブログも全く営業を意識していないのですがそれが営業になっているようです。それだけに書く事、言う事と、家づくりの実務が乖離しないように細心の気配りが必要で重責を肌で感じます。

今日は移動日で羽田空港ラウンジでフライト時間を待ちながらこのブログを書いています。さすがに今日は日曜日、いつもはビジネスマンで混雑するラウンジ(写真)ですが閑散としています。雨の降りそうな東京から快晴だと言う北海道へ…

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建主さんと施工工務店の関係とは…東京~長野~松本市

2009-11-21 21:47:23 | ファース本部
家を建築したユーザーの会と言うと、大手住宅会社が販売施工した建主さんで作る、「○○ハウス・ユーザー被害者の会」と言う名のものが多く存在します。
ネットなどでその活動を詳細に告知しているサイトも実際に在ります。

家を販売して代金を回収した後に建主さんからの連絡の殆どは、費用の伴う補修、手直しであり、その対応に戸惑うとクレームへと発展いたします。つまり、家を販売するごとに販売会社にとってはコストが嵩んで行く事になるのです。

受注し、施工し、資金回収の済んだ建主さんとは、上手に疎遠なれるテクニカルな仕組みを駆使する事になります。売り上手で、逃げ上手になると言う事です。
家は出来上がって代金を支払い、そこから本当の家づくりの始まりなのです。

私達、地域密着の工務店は、その地で生まれ、その地で育ち、その地に骨を埋める宿命を背負っており、逃げも隠れも出来ない存在なのです。
つまり出来あがった家は、その時点から建主さんと一緒に育てて行くのです。
工務店は、その家を一生涯、育て続けると言う理念と気概が必要です。

それには、造る家が育てるに足りる必要最小限の体を為している事が前提です。
家は、見えない所に結露がしない、構造体が腐食しない、快適で健康空間である、暖房費用と冷房費用が廉価などの基本性能を担保していなければなりません。

そのような家だからこそ建主さんと信頼関係を保持し、友好関係を保持しつつ、生涯の付き合いが可能となるのでしょう。今日は長野県松本市で信州ファース会主催「信州ファース・ユーザーの集い」と言うイベントがありました。

ファースの家に住んで13年の方から、出来上がったばかりの建主さんの家自慢や良い点、困った点などの話などはとても興味深いのです。(写真はユーザーさんクイズ大会)

ファースのユーザーさんが、施工した地域密着の工務店さんを育て、応援して一生涯を相互が家の事に心配事を掛ける事無く過ごそうと言う崇高な理念のもとで開催されます。信州ファース会は、このイベントの後に各工務店ごとのユーザーの会を設立して行きます。

全国で既にファース工務店ごとのユーザーの会は40組織以上も存在します。
このユーザーの会に参加する度に、家づくりの在るべき姿を実感いたします。
この建主さんと施工工務店の和(わ)と輪(わ)のリングを全国に広げたい…
明日は北海道に戻ります。
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クリーンエネルギーと究極のエコ住宅とは…東京都内

2009-11-20 21:14:45 | ファース本部
省エネ、エコなどのコピーが氾濫していますが、本当に地球環境に優しいエコ住宅とはどのような家を言うのでしょうか。
太陽光発電、風力発電などをクリーンエネルギーの代表格のように言われていますが全く異なる意見を述べる学識者もおります。

太陽光発電の原価はkw50円、風力発電のは60円を超えると言われます。
大量生産のスケールメリットで価格が安くなっても、その機材の生産途中で使用するエネルギーが膨大です。
出来た発電装置ではCO2排出が出ませんが過程で出しています。

また風力にしても太陽光にしても、パワーコンデショナー(10万円程度)と言われる発電電力を制御して電力会社の配電システムに送電する装置の寿命が10年余りです。更にいずれの装置も20年以降になると発電効率が低下するので取替えが必要となります。

発電装置は、発電時にCO2を出さなくとも、この装置の作り上げる過程と寿命が尽きて処分する際に放出するCO2も計算しなければなりません。
原子力、火力、水力発電のいずれも同じように設置時、稼動時、機材寿命時におけるCO2総計の排出量が重要です。

様々な文献にこのCO2排出量の総計が記載されていますが、どれも自分の都合に基づいているような数値に思えてきます。誰もが納得できる客観的な排出総計値を公的機関から公表すべきなのでしょう。
ともかくどんな発電にも在る程度のリスクが伴うのです。

結局、我慢せずに省エネになる住まいの仕組みを作り上げる事こそが究極のエコ住宅だと言えるようです。

今日は、都内で大手シンクタンクや行政の方々と真のエコ住宅の真相についての意見交換を行いました。さすがエリート集団の住宅性能を担当する部署の方々は、洞察力や理解力がとてつもなく高く、久々にエンタルピー、モリエル線図、PMV値などの専門用語を羅列した意見交換となりました。

寒かった昨日と異なり、今日の東京都内は終日、穏やかに晴れ上がりコートの要らない一日でした。写真は東京事務所前から増上寺山門を撮ったものです。
明日は信州に向かう予定です。
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日航を「親方日の丸」体質にしたのは…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2009-11-19 20:39:01 | ファース本部
日本航空の経営が劣悪状態で国交省が中心で再建計画に取りかかっています。
私は全日空を多く利用するのですが路線の関係で日航機も時々利用しています。
私達利用する側には、サービス面において特別の差があるように思いません。

地上係員も客室乗務員も親切で女性社員は、両社とも美人の方々が多くおります。機内サービスもほぼ同等で何故、日本航空だけが経営危機に陥ったのでしょうか。行政が押し付けた不採算空港は、日航も全日空の両社が抱えています。

日航も全日空も好きで勝手に飛行場を造った訳ではありません。
地域選出の議員や官僚が働きかけて空港建設を促進させ、一方では新幹線整備の必要性を主張します。
移動する乗客数は同じなのですから、どちらかが増えれば片方が減ります。

行政とは移動手段と同時に移動が必要となる地域環境整備を先行すべきです。
例えば田舎の田舎らしさを観光資源にするとか、自立型農業支援、独自の自然資源の開発支援など人やモノが移動するための産業構築などです。
地域の環境整備が無いままで、社会資本整備の名のもとで公共投資の犠牲になったのが日航の経営危機だとも思われます。

「親方日の丸」と言われた護送船団方式の産業は、著しく競争力を弱め、経営環境を劣化させました。日航もそのように役所体質があったようですが、小さな会社を育て上げて来た全日空との足腰の強さの差が業績に出て来たのでしょうか。しかし、全日空の経営も決して万全などではないと言われます。

農業漁業の一次産業も国策で保護され、競争力を弱めたと言う指摘もあります。
民間企業は経営失敗すると、家屋敷の全てが没収される事になるのです。しかし行政の失敗は、税金で補填され、誰も責任を取る仕組みになっておりません。

一部の人の為すがままに引きずられた行政の失敗は政治家の責任でもあると思われます。自民党から民主党へと政権交代しましたが、同じ轍を踏むと与党から一気に下野させられる事も念頭に入れるべきでしょう。

写真は自分も多く利用する路線ですが来年7月で廃止される丘珠空港便です。
利用者にとっては不便になるのですが…
今日はミゾレ交じりの雨天の函館から冷たい小雨が降る東京に移動してきました。
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官僚エゴ、族議員エゴ撲滅の事業仕分け…北斗市

2009-11-18 18:06:27 | ファース本部
民主党政権になって始まった事業仕分け作業が連日のように報道されています。
どんな事でも事を起こせば事象が必ず出るものです。
仕分けする人を上から目線だと批判する意見もあり、更には閣内でも様々な意見が飛び出ておりますがこれが事象なのでしょう。

そもそもこのような議論はかって私達の面前で行なった事など無かったのです。
決め付け型、押し付け型、一方的などとの意見もあります。
この仕分け作業を批判する人々の多くは、感情的な一面を捉えているようで大多数の国民が支持をしております。

実行して初めて見えて来たものであり、遣り方を様々工夫しながらも粛々と実行すべきです。事業仕分け作業の報道を見ていて、人は誰もが優れた面だけでなく、劣った面も持ち合わせている事を実感します。
官僚エゴと言われる方々も極少数なのでしょう。しかし、その少数の官僚がズバ抜けた才能を省益や自分個人の天下り先つくりに奔走して来たようです。

この事業仕分け作業を徹底する事で、税金の使い方を可視化させ、族議員や官僚エゴが罷り通らない国の仕組みが出来上がる事でしょう。
明日の事は予想は出来ても明日にならなければ解らない事ばかりです。

努力して成功するか失敗するどうかは誰も解らないのです。しかし、このような努力をしなければ絶対に改善は無いのです。
国民の大多数が支持して誕生させた民主党政権です。つまり私達、民主党を選択した国民にも大いなる責任がある事を自覚しなけれならないと思うのです。
彼らが目的を為すために必要な協力を、我々が行う義務でもあろうと思われます。

目一杯の努力を積んでいれば、いつかは必ず機運が巡って来るでしょう。
不況は人の気持ちの中に存在すると言います。しかし税金の使い方は仕組みの問題です。一握りの人が利益を貪る仕組みを換え、国民に広がった不公平感を払拭し、勇気と希望を与えるのが政治家の役割だと信じます。
「人事を尽くせば天命はある」との格言どおりに…

今日は青空と大雪が交互に遣ってくる不思議な天気でした。写真は自宅庭に降り積もる雪を撮りました。明日は東京事務所に移動します。
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100年・200年住宅の真実とは…北斗市

2009-11-17 18:00:00 | ファース本部
1000年の寿命を誇ったが五重塔や城郭は、その間には何回も大改修を行っています。
国宝姫路城などは、瓦一枚一枚を剥がし、構造体の全てを丁寧に解体して、劣化部分を取り替え、根継ぎ補修と補強を施してから復元します。ほぼ60年に一度程度の割合でこの大改修を行っているようです。

100年住宅を唱えても100年間放置したままでその住宅寿命を保持できる訳ではありません。お城や遺跡と異なり家はそこに人が住んでいます。先ずは住む人が快適に過ごせる空間を保持するような改修が伴います。

家を構成する什器備品などは、部分的には数年で寿命が尽きるものも少なくありません。人が住むと湿気を出したり、暖房をしたり様々な負荷を家屋に与えます。防水材、内装材や塗料などは、使用環境によって数年ごとにメンテナンスを伴う場合があります。

私達、家づくりを行うものは、部分ごとに住まいする建主さんに使い方をも理解しておいて戴く必要があります。単に100年住宅だけを謳い文句にして建主さんに家を納めた場合、数年で様々な事象が発生いたします。しかも建主さんは、「100年持つと言ったではないか」と言う不満が口や態度から出てくるのも当然でしょう。

「隣の家では大丈夫なのに、自分の家だけダメになった」などと言う場合も多くあります。それは用いた部材、資材が全く同じであっても設置状況や使用環境が異なるからです。
例えば、紫外線を受ける場所では劣化状況が異なり、設備備品に関しては、使い方で劣化状況が大きく異なるものです。

100年住宅と言うのは、家が出来て建主さんが住んでから、施工者と建主さんが協力し合いながら、家そのものを育て続ける事なのでしょう。それにはハウスメーカーなどの売り買いの家ではなく、地域に密着した工務店と、コラボレーションで常に「育てられる事が前提となる家づくり」を行う事が賢明なのだと思われます。

写真は姫路城の昭和の大改修で行った柱の根継ぎ部分です。上部は400年前の木柱で下部の木材は昭和の木なのです。家も手入れしだいでは100年も200年も大丈夫!…
今日は最高気温が5℃、最低気温が1℃の北斗市でした。
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韓国 釜山の火災事故・人の運命とは…北斗市

2009-11-16 18:10:51 | ファース本部
韓国の釜山で発生した火災事故で多くの日本人観光客が事故に遭遇したとの事です。この報道を被災した方々を気の毒に思いながら目にしていました。
ところが朝日新聞のネットニュース【朝日新聞の事故のニュース】この記事に目が釘付けになりました。

この事故で亡くなった韓国人ガイドの李明淑(イ・ミョンスク)さんは、昨年私が韓国を訪問した際、朝鮮民族村などを案内してくれたガイドさん(写真)と同姓同名だからです。この時は、私達が開発している住宅システム、「水分管理の出来る家」の根源である「茅葺屋根」のルーツを取材に韓国を訪れたものです。

記事には釜山のガイドと記載されており、私が訪れたソウル近郊と異なるので若しかすると別人なのかも知れません。別人で在る事を願っているのですが、年代も車中で聞いたミョンスクさんの話が符合する事が多く、彼女ではないかと心配をしています。

韓国人で40歳前後の女性日本語ガイドさんは、きっと大勢おられる事でしょう。
私が訪韓した際は、全日空関連の旅行会社が現地ガイドさんを手配し、その出先の下請けガイド会社に所属していた李明淑(イ・ミョンスク)さんが案内をしてくれました。

当日は、地元旅行社から李明淑を紹介され、民族村など一日コースの視察見学後、ソウルに戻ったところで元請け旅行社ガイドにバトンタッチされ李明淑さんと別れました。【その夜に書いた私のブログです。】李明淑さんの明るい笑顔がとても印象的でした。

報道されている李明淑(イ・ミョンスク)さんと、私をガイドしてくれた李明淑さんが別人であるかどうかも気になります。一方で韓国旅行を楽しみして出掛けた日本人の方々と、そのガイドを担当し仕事先で亡くなった韓国人ガイド李明淑さんのご冥福を祈ります。

人のご縁の一期一会、人の運命、天命、使命…
とても人生って奥深いもののようです。
自分の執務室から見える残り少なかった広葉樹の葉っぱの全てが散り果てました。
あの木々の葉っぱも土に還り樹木の素になるのが運命、天命、使命なのか…

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暖房機とエアコンのCOP・APFの仕組み…北斗市

2009-11-14 12:43:46 | ファース本部
寒い冬が来て、ストーブの赤々と燃える炎を見ただけで身体が温まる思いが致します。私達が子供の頃は暖房すると言う事は火を燃やすと言う事でした。
昔のストーブの燃料の多くは薪でしたが、しだいに石炭、コークスそして石油なども使用されるようになりました。

現在のガスや石油暖房機も炎が見える構造のモノも少なくありません。
CO2排出量が気になり化石燃料を燃やす事にある種の抵抗感を持つ人もいます。
事実、化石燃料の暖房機はエネルギー効率が決して良い訳ではありません。

化石燃料を燃やと酸素を一緒に燃焼させ燃焼ガスを排出しますが、室内に酸素を入れる際、冷たい乾燥した空気を一緒に室内導入いたします。
また燃焼で発生した燃焼ガスを室外に熱と一緒に排出し、この熱収支の効率が課題です。

電気は家庭で使用するまでに既にその3倍ものエネルギーを消費しています。
とても贅沢な熱源と言えます。また家庭内で燃料を燃焼させないので炎を見る事も出来ません。ところが電気を上手に使用して消費効率を3倍以上に使用しますと化石燃料より効率が高くなりCO2排出量も少なくなる事になります。

※エアコンCOP(規準エネルギー効率性能)FPF(年間エネルギー消費効率)

APFを上げる為に効率の悪い電気ヒーター(COP1.0)を必要に応じて稼動させる方法もあります。COP1.0の電気ヒーターをエアコン暖房で最も効率の悪くなる環境で稼動させ、COP5.0を以上に持ち上げてAPFを4.0以上にキープするのです。

石油やガスのように微小稼動の難しい熱源と異なり電気ヒーターは極少稼動の得意な機器です。エアコンは立ち上がり時や厳寒時に極端にCOPが悪くなりますが、この時にCOP1.0のヒーターを使用してエアコンの年間APFを持ち上げる仕組みが可能なのです。私達のファースの家では既に実用化に向けた対応をしています。

蓄熱暖房機メーカー、日本スティーベル㈱も蓄熱暖房機の累積需要を危惧して24時間通電の電気ボイラーを積極的に発売するようになりました。
写真は一昨日、ビッグサイトの出展していたスティーベル社の電気ボイラーと、日本スティーベル社長の藤城勇一さんと撮りました。

暖房機はその機器特性と使用方法、家の性能が大きく関ります。
皆さんの賢明な選択を…  

今日の悪天候で執務室から見える函館山も雨に霞んでいます。
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