豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家は生き物です…函館市~北斗市

2016-10-31 17:48:16 | ファース本部

有名なハウスメーカーで家を建築したユーザーからの相談が多くあります。
一昨日の土曜日、昨日の日曜日、そして今日もハウスメーカー絡みの質問です。
土曜の質問は、ハウスメーカーで建築した家で、49坪、坪78万円の高気密・高断熱が、寒く、暑く、光熱費が高額だと言う事です。

日曜の質問は、契約と異なる出来上りを問うと、営業担当者は協力業者の怠慢であり、改善するとの事でしたが、担当を変えられ、支店長に電話したら別な担当者が来て、のらりくらりと責任逃ればかりだと云います。

相談者は、大手ハウスメーカーでもこの程度の技術や対応なら、小さな工務店なら話にならないだろうと決めつけておりました。地域の小さな工務店が、ユーザーからそのような見方をされているのも現実なのでしょう。
確かに、だらしない工務店の存在が無かったと云えないのも事実のようです。

家づくりを目指す方にとって、このような事が不安材料として多く潜在しています。
一生一代の大事業である家づくりに対し、悔いを残したくないのは誰しも同じなこと。
ユーザーにとっての家づくりは「竣工してからが本当の家づくり」なのです。

家は数十万個の部材構成であり、部材も季節や天候などで機能、性能などが変化します。
住む人の使い方やライフスタイル、年齢、家族数の変更などで家の在り方が変わります。
家は作も人、住む人、そして家も生き物のように活動していると云えそうです。

家づくりは、大手ハウスメーカーや地域工務店にそれぞれにメリット・デメリットがあり、メーカーか、工務店かと云う事だけで断定する事は出来ません。
間違いのない業者選択は、その業者の建築したお施主様の実感を出来るだけ多く訊ねることです。
家を生き物として大切に扱っている業者が建てた家のお施主様も輝いています。

さて、週明けで10月31日は肌寒い雨の降る一日でしたが、時間を割いてメンズ売り場(写真)でワイシャツを購入してきました。

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寒い部屋での鍋料理…北斗市

2016-10-30 16:28:14 | ファース本部

今朝の北斗市は気温1℃でした。
北海道の道央以北では今夜から雪になりそうです。
寒い部屋で、寒いままでいるとカラダが縮こまり、余計に寒さを増します。

暖房を入れると床や壁、天井の楮遺体が熱を吸い取り、なかなか温かくなりません。
また暖かい軽い空気が上昇して天井付近に行ってしまいます。
寒くて動きの悪い人のいる床付近には、重くて冷たい空気が停滞してしまいます。

寒い部屋の場合は、エアコン暖房から出る温風が何とも不快なものです。
エアコン暖房する場合は、一旦、電気ヒーターを床面に向けて熱を当て、床材を先に温めておくと、エアコン温風が床材、壁材、天井材の温度が上昇して早く快適になります。

室温と床、壁、天井面の温度が一緒になれば完全輻射暖房となります。
鍋料理をアツアツで食べると身体も温まり、その熱には顕熱と潜熱(水蒸気の熱)が含まれており、快適度が増して行きます。

窓ガラスの下部に薄っすらと結露が起るくらいが快適な温湿度となっている事でしょう。
湿気の持つ「潜熱」は、気温に相当する熱を抱えております。
熱い鍋で身体の内側から温め、湿度も高くなると、人の身体から蒸発する熱(気化熱と言って人の身体から蒸発する事で体温を奪う)が極端に少なくなります。

アツアツの鍋料理と云っても安上がりにするには、湯豆腐でも室温とカラダを温める事が出来ます。
鍋料理の恋しい時期となりました。
さて、静まり返った執務室ですが、住宅相談の回答に出社しておりました。

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誰のために費やす時間なのか…北斗市

2016-10-29 14:40:01 | ファース本部

何もしなければ、ただ淡々と時間が流れて行きます。
何もしないことくらいラクなことはありません。
何かすると必ず何かが発生し、その何かに対応しなければなりません。

私のような住宅システムの開発者は、開発をしたくて行っている訳でありません。
従前の仕組みには、不十分さを感じているから止む無く行いざるをえないのです。
特に研究開発は失敗したくてするバカなどいません。
しかし、失敗なくして良い仕組みをつくることなども出来ないと言い切れます。
失敗から習得する事が一発の成功より、はるかに成果が多いのです。

ところが人のつくらないモノを採用して家づくりを行うには、とんでもない抵抗勢力の攻撃を受けるモノです。既得権益を侵しているからです。
人様の住む家づくりに実績のないシステムには、攻撃の理由が山積しています。
日本で初めてのスプレー発泡断熱、日本で初めてのオール電化住宅、日本で初めてのシリカゲル手法の調湿機能、日本で初めてのパネルの要らないソーラーハウスなどと。

何もしないくらいラクなことはありませんが、人様を幸せにすることも出来ません。
住宅システム開発は、住む人を幸せの空間で包む事で、施工した工務店の幸せに繋がります。
皆さんの幸せの分だけが、私達の幸せなのでしょう。
流れる時間を人様の幸せづくりに使っているようで、実は自分の幸せづくりなのですね。

写真は、先般開催した中小企業同友会のイベントで会社経営者の皆さんを対象に当方が、「一歩踏み出す経営者像」をテーマに講話した時の写真です。
今日は土曜日で隔週当番出勤のスタッフも退社し社内が閑散となっています。
さて、外はいっそう晩秋の様相が深まってきました。

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輻射熱冷暖房とは…北斗市

2016-10-28 17:50:32 | ファース本部

今朝の北海道は氷点下になった場所もあり暖房する家庭も多くなりました。
暖房に際し、熱の伝わり方の「熱伝導」とは、物体を熱して伝える事です。
家を暖かくするには、「熱対流」で暖房する方法があります。いわゆる温風吹き出しです。

空気を熱し、温かい空気を対流させ、その熱を受ける事で暖房します。
その温風も壁や床、天井を熱してしまうと、その床、壁、天井面から放出されるのがいわゆる「輻射熱」と言う事になります。もっともクオリティーの高い冷暖房が輻射熱です。

「輻射熱」とは、電磁波であり赤外線を発しております。
赤外線は、私達のカラダなどに当たり赤外線分子が振動して熱を発生させると云われます。
太陽の輻射熱は、真空状態の天空を赤外線で地球に届き、分子振動で地表を熱します。
焚き火を行い、炎が発する熱は、まさに太陽熱と同種の輻射熱と言う事になります。

「熱伝導」は、接触している部分の熱を感じます。
「熱対流」は、やはり飛んで聞きた温風(冷風)を受けた部分だけが熱を感じます。
「輻射熱」は、赤外線分子の振動で熱を発するためカラダの芯で熱を捉えることが出来ます。

床を温める床暖房も輻射熱です。ペチカや暖炉のような温まったレンガから発する熱も輻射熱です。いずれもクオリティーの高い暖房法と云えそうです。
しかし床暖房は出来ても床冷房は出来ず、ペチカを冷やしても冷房としては不可です。
また床暖房の場合は、室温が高くなると床の熱さが不快感となる事もあります。

私達のファースの家は、天井裏に特殊な手法で冷暖房エアコンを設置し、暖房時には天井裏から暖気を床下に押し込み、外皮のインナー通気層を通じて循環させ、床面、壁面、天井面からの暖房時24℃、冷房時26℃程度の輻射熱だけで冷暖房を行っております。
氷点下20℃になる北海道の厳寒地から連日猛暑日となる温暖地でも同じ仕様です。

写真はあるファースの家の立面図ですが、視るより体感。既に全国各地に1000棟もの実績があります。是非とも最寄りのFAS加盟工務店にお問い合わせして体験してください。

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熱交換式換気扇の意義とは…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2016-10-27 17:33:01 | ファース本部

「熱交換式換気扇完備!」と評した宣伝コピーを時々見にします。
熱交換式換気扇とは、暖房時に排気する熱と、取り込む新鮮で冷たい熱をエレメントと云われる熱交換素子で交差させ、熱回収する換気扇です。

例えば換気する容積が400㎥(8畳間約10部屋分)の場合、建築基準の換気回数0.5回なので200㎥の総換気量が必要です。ダクトやフードなどで静圧が掛かるため、相当に大型で250㎥くらいの換気扇が必要となります。

熱交換率90%だと外気温0℃の時、20℃の室温で熱交換すると18℃の新鮮な外気温が入る計算になります。
この熱交換式換気扇の電力消費量50wだとしても外気温を0℃のまま取り組むと20℃にするには、2000w以上ものエネルギーを必要とします。
このように計算するとことさらに熱交換式換気扇の必要性は、強調されます。

しかしながらそれは、家に完璧な気密性能が伴っている事が100%前提となります。
少しの隙間があると自然換気で大量の暖房熱が乾燥した寒気と入れ替わってしまいます。
つまり熱交換式換気扇は、家の気密性能(最低隙間相当面積C値0.6以下)とセットで成立することになります。特に乾燥した空気は風の強い時の自然換気量は膨大です。

乾燥空気と云えば、全熱式熱交換式換気扇では、50%以上もの湿気を回収します。
湿気に含まれる潜熱は気温に相当するため、湿気回収も重要な要素です。
しかしながら隙間があれば、室内でつくった湿気が気温より先に外に逃げてしまいます。

私達のファースの家は、湿気を通さないシームレス状の断熱気密層で構成しております。
全熱式熱交換式換気扇の熱交換率は96%、湿気回収率70%の専用機材を使用しています。
元々室温と湿度を一定化する事をコンセプトに10年がかりで開発したファース工法です。

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スプレー樹脂断熱材の普及と危うさ…東京都内

2016-10-26 18:15:24 | ファース本部

今日は東京ビッグサイトで開催しているジャパンホームショーを見分してきました。
一日では回り切れないほど多くのブースが展示されております。
その中でスプレー発泡断熱材の実演展示コーナーを見て参りました。

思い起こせば20年前の平成6年、私達もこのビッグサイトにブースをつくり、同じような実演展示を行ったことがありました。
それと云うのも私達は、平成2年から当時の建設省に何度も足を運び、平成4年の年度当初ようやく受け付けて戴き、1年かけて審査や現場検証を行って来ました。
国内で初めて「樹脂スプレー発泡断熱」公的な評定を交付されたのが平成5年4月でした。
その翌年のビッグサイトでもデモンストレーションだったのです。

公的に認証されたと云っても私達だけしか実績棟数はなく60棟前後でした。
実績ゼロ%だったモノが、私達が評定交付されると堰を切ったように様々な樹脂メーカー参入し、今や年間数万棟もの樹脂スプレー発泡断熱の家が建っております。

この樹脂スプレー発泡断熱は、可燃物であり、いかにして火炎を防ぐ対策が必須です。
私達は構造的に火炎の回らない工夫を行いました。
また木材を覆うため、木材に湿気を吸わせないスキン層と木材を呼吸させるための対策を促しています。

更に密着強度を高め、家をシームレス状に包み込むと同時に構造体をゴム毬状態にします。
元々気温だけでなく、家屋内の湿度を一定化するために開発した工法です。
家を転がしても壊れないような強度を持っており、過去には中越沖地震の際に震源地の真上に十数棟のファースの家が建っておりましたが、殆ど無傷でした。

15ミリ程度ずつ、薄いスキン層を何枚も重ねて断熱層を施工しなければなりません。
膨らし粉のように発泡倍率を上げる方法はあり、価格も如何様にも調整できますが、住む人が一生涯、安心して住めるように遣るべきことに一切の妥協はありません。

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輝く人生を送るため…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2016-10-25 20:12:52 | ファース本部

喜怒哀楽をきっちりと表現できるのは人間だけだそうです。
その私達人間が生き抜く人生は、その殆どが辛さや厳しさの連続のような気がします。
厳しさ辛さの後にある、ほんの少しの感動や感激が欲しくて私達は生きているようです。

人生に夢と目標を持ち、苦悩と喜びを交互にカラダで受けながら懸命に生きる人の姿とは、きっと輝かしく美しい姿なのかも知れません。
目標を為し得た人は、後世までその存在感を在らしめる事になります。

毎日をただ凡々と時を過ごして年齢を重ねる人もおります。
一生を出来るだけフラットに過ごす事に価値観を観抱いておられる方もいるのでしょう。
それでも一生は一生です。

人の生き方は、その人の人生価値観が異なりますから、そのような凡々とした生き方の善し悪しを、他人がどうのこうのと言える事ではないようです。
しかし輝きのない人生は、終わった瞬間にその人の存在すら逸してしまいそうです。

今日は弊社東京事務所で新製品開発プロジェクトチームの初会合を行いました。
今日ご参集の方々は、皆さんが目標に向かって輝いて見えました。
12月6日まで商品開発を終えて量産販売の過程に入れそうです。

今朝は、気温2℃の北斗市から寒いと云っても16℃の東京に来ました。
午後4時には暗くなった東京都心ですが写真は、とうとう雨が降り出した都心の光景です。
さて明日は、東京ビッグサイトでのイベントに参加いたします。

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亭主も幹部も生ゴミ以上になる時…北斗市

2016-10-24 17:53:28 | ファース本部

社内で、自分が居なくとも業務には殆ど差支えなど無いと云う事はないだろうか。
会社に貢献すると云う事は、支給される供与の3倍の利益をもたらす必要があります。
会社は供与の他に福利厚生費などの直接経費や、一人の社員が活動するための間接経費を負担しているからです。

自分の存在感とは企業内だけでなく、家庭内でも云えそうです。
今年3月の定年まで私が担当してきた離婚調停でも熟年当事者が多くなっていました。

亭主は普段、女房を食わしてやっているとの自負感が強いのです。
その傲慢さは、奥さんに嫌悪されており、奥さんの心中は「亭主、元気で留守が良い」と給料を運んでくれる存在で、煩わしい亭主は、土日しかいない場合は我慢ができました。
終日何もしないで喰う、出す、文句を言うなど、厄介な生ゴミ以上の存在となるのでしょう。

会社内でも粗大ゴミになっていないかどうかを自分で思考してみることです。
新入社員は、明るく爽やかな先輩に仕事を教わる姿勢があれば、先輩達の指導する励みにもなり指導する方の相乗心向上にもつながります。
傲慢さのない新入社員の初々しい姿は、とても新鮮で会社内に新風を送る事も在り得ます。

我々は、知識がある、技量を持っている、経験がある、などの自信過剰は向上心を低下させ、著しく人間的な進歩を停滞させる事があります。
家族や社員から敬われるのは、知識、技量、経験と謙虚さが、優しさになった時にこそ為せるのだと思われます。家づくりには特にその謙虚さが求められるのでしょう。

お施主様から信頼される工務店経営者はやはり常に謙虚な人です。
部下から信頼される経営者も優しさが潜在していなければならないのでしょう。
さて今日もある工務店経営者からクレーム事象についてのお悩み相談にのっていました。
お施主様をクレーマーの如くの扱いは、向こうから見ると傲慢さの固まりに見えます。
誰に対しても優しく謙虚に丁寧に…

写真は、近くの白樺の木ですが、小雪がチラく寒さで葉っぱも残り少なくなりました。
さて、明日は東京に移動します。

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他人を悪く云った分だけ自分が悪者に…北斗市

2016-10-23 15:35:49 | ファース本部

今日は日曜日でテレビでの政治討論などを聴く機会がありました。
テレビでは、表現や表情などから、図太く感じたり、薄情に思えたり、意地悪く感じたりする場合があります。
視聴者は、この部分を見て政治家の善し悪しを判断するのかも知れません。

また、歯に衣を着せないで辛口コメントを云う政治家がテレビを独占する傾向もあります。
かつて田中真紀子さんと云う人気政治家がおりました。
彼女は、個人の名前を出して大上段からぶった切る発言が大人気でした。

しかし、彼女の然るべき地位に就いて行った行動は支離滅裂でまったく評価されなかったのです。
人は、人の悪口を云う分、人からも悪口を云われています。
孤立無援の政治家には大きな期待など、無理なのでしょう。

他人の気になる部分をチェックするのではなく、その人の持ち味を興味深く探ろうとすると、たくさんの善い部分が見えてきます。
人には、夫々に幾つかの持ち味を必ず持っているものです。

その善い部分を探し、その持ち味を評価できることは自分にとってとても有効的です。
人生観がポジティブに様変わりし、人様を賞賛、評価した分だけ、人様に評価されるようになるものです。

今日は、住宅相談で一方的に施工工務店を批判ばかり羅列する相談者に、その工務店と契約する経緯について尋ねたら、良いところを見落としていたようです。
互いに主張し合う事も必要ですが、対象者の立場や良い部分を評価する機運が開けると問題が一気に解決に向かう事もありそうです。

さて、この時季の貴重な好天(写真)に恵まれた日曜日の一日でした。

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住む人に寄り添える家づくり…北斗市

2016-10-22 17:36:44 | ファース本部

地域密着の工務店の多くは、小規模で零細な経営を行っております。
私はこのような地域の工務店経営者こそ、建主さんと気持ちと一緒になれる環境にあると思います。
私達ファースグループの基本理念である「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」を成就できる工務店だと確信しています。

そのような工務店経営者自らが建主さんとの打ち合わせを行い、奥さんが会計財務を担い、息子の後継者が現場を管理し、嫁さんが電話番やお客様の要望窓口になるのが理想です。
「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の理念とは、工務店、協力業者の創り手と、住み手との気持ちがひとつに同化し、同等に利益を分け合う事を意味しております。

家を造って売る行為では、この基本理念を成就させる事はとても難しいのです。
家は、建主さんが高額資金と夢、希望を注ぎ込んで出来上がり、その建主さんが住み始めてからこそ、その真価が問われるのです。つまり家の竣工は完成でなく始まりです。

家には、最愛の家族がいつまでも健康で穏やかな生活が出来、そこに住む子や孫の社会性が育まれてゆきます。
その家もまた多くの人々の知恵と工夫と労力が集結して出来ます。
住む人が幸せに住まいする居住空間とは、創り手側がどこまで住む人の気持ちになり切れるかどうかにかかっているのだと思われます。

今日は、地元北斗市で国土交通省主導の平成28年度住宅市場整備促進事業の一環で「住宅・建築物における・省エネ対策講習会」を実施しました。
とてもお堅いタイトルですが、住む人を幸せに出来るのはどのような家なのを再認識させる講習会です。北海道大学総長補佐・工学博士の羽山広文教授の講話(写真)が聴けました。
羽山先生も住宅に住んでからの対応こそが、重視されるべきだと主張されています。

さて、今日は特許関連の仕事や研修会参加でイベント主催者のタキロンさまの製品は、とても興味深いモノばかりでした。新発明のアイデアが閃いております。

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ターミナル・待つ人のいる別れ…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2016-10-21 17:34:42 | ファース本部

私の仕事は移動が多いため、飛行機を利用する機会も多くなります。
空港などのターミナルでは、別れる人、迎える人、初めて出会う人などの姿を目にします。
別れとは、必ずまた再会出来る保証などはありません。

行き先の向こうには、待っている人がいる別れがある場合は良いのですが。
誰も待つ人の居ない別れは、きっといっそう辛いことでしょう。
仕事であれ、家族であれ、自分を待っている人がいる別れをしたいものです。

昨日の福岡空港は、博多名物の土産をたくさん抱えた人を、名残惜しそうに見送る人がおりました。
ところが羽田空港到着ロビーには、出迎える人の数は極端に少なくなります。
東京は乗客の殆どがビジネスマンで一直線に仕事現場に向かうのでしょう。

福岡空港よりもっとローカルの空港では、やはり家族連れやプライベート顧客が多くなり、別れを惜しんで涙する人々が多くおります。
家族や恋人から送られて旅立つ人々は、多くの哀愁を胸にして機上の人となるのでしょう。

飛行機に乗ってからも、見えぬ人々に思いを馳せている様子が解ります。
ほんの暫しの別れなのか、次にいつ逢えるか解らない別れなのか、空港で別れる人々の胸中も百人百様なのです。
仕事で頻繁に飛行機利用していますが、空港での見る人々の表情にも触れる事も旅の醍醐味なのかも知れません。
写真は空港で出発する飛行機を見送る地上作業員の方々です。
仕事で行っている行為であっても、彼らのさり気なく手を振って見送る姿には、ときおり感銘し感動することがあります。
昨日、九州、今日は東京からの移動でしたが気温差15℃、真冬の猛吹雪の中でも彼らは手を振り続けるのです。

さて、今日の鳥取県倉吉市の地震には驚きました。
倉吉市には代表的なFAS加盟工務店、ホームズさんがおります。
牧井社長と連絡が取れ、停電中ですが今のところ人的被害の報告はないそうです。

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先ずはファースの家の1棟受注を…大野城市~福岡市~福岡空港~羽田空港~東京都内

2016-10-20 21:41:08 | ファース本部

ファースの家は、住んでおられるお施主様の紹介受注が全体の80%を超えています。
ファース・グループの新規加盟工務店になって先ずはファースの家1棟を受注する事です。
1棟受注すると、お施主様のご協力を戴いて構造見学会や竣工見学会を開催出来ます。

猛暑の真夏や厳寒の真冬では、お施主様のご自宅の居間を数時間ほどお借りして、体感会を開催して、お住いになっているお施主様から体感などを直に聴くイベントも行えます。
全館輻射熱冷暖房、調湿効果などは、実際にカラダで感じなければ理解出来ないものです。
最初の1棟から上手に繋げて行くとファースの家受注サイクルを構築する事が出来ます。

今日は福岡市内のFAS加盟工務店、モリタ建設株式会社さまを訪問しました。
写真は社長の森田健治と撮りました。
森田社長は、お客様相談窓口担当の外尾ヒロ子さんと協力して工務店経営しております。

モリタ建設さんは、小さくとも、地道で地味にコツコツと堅実な仕事を行っておりますが、ファースの家を今一つのところで受注出来ずにおりました。
お二人はとても勉強熱心で、近くに出来る仲間のファースの家を見学し、ファース本部主催の研修会には必ず参加するなど、ファース工法の知識とスキルを蓄えています。

このような地道さは、一度開花すると確実に受注サイクルが出来上がるものです。
今日は、大野城市のFAS加盟工務店、梅野工務店さんとモリタ建設さんを訪問後に、受注サイクルが、出来つつある福岡市内のFAS加盟工務店、LINX(リンクス)さまの新築モデルハウスを訪問後に東京都内に戻ってきました。

受注サイクルとは、お施主様が施工工務店の営業マン的な存在になって戴くためのハードとソフトを有している事が前提となります。

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コンピューターは人が使いこなす道具…古賀市~みやま市~福岡市

2016-10-19 18:41:17 | ファース本部

このブログは、パーソナルコンピューターでネット上に載せています。
このパソコンに限らず、身の回りのあらゆるものにコンピューターが使用され、テレビ、炊飯器などの家庭用電化機器の殆どは、コンピューター作動しています。

私達のファースの家は、換気や空気清浄、調湿、空気循環などに使用するAIキットと云う、そのコントロールユニットをコンピューター制御しています。
室内、天井裏、床下と外部気温を表示し、各機械が正常に稼動しているかをモニターします。

私達のカラダは、冷たい、熱い、痛いなどと感じるのも頭脳にその信号を伝えています。
視覚も聴覚も、目で見た画像や音を信号で頭脳に伝え、次に何らかの行動を起こすかの判断を促すための、信号を送っており、その頭脳部がコンピューターなのだと思われます。

先日、北海道立技術支援センター創設30周年記念イベントでは、将棋ロボットをつくり、将棋の名人位の棋士を負かしたロボット工学の教授の講話を聴きました。
今や将棋ロボットに勝てる棋士はいなくなったとも云われます。

写真は本日訪問した栄住産業・エコリニューアル部門の試験施設で、常務の田中さん、研究者の吉田さんと撮りました。この部門では太陽光発電と風力発電を組み合わせ、バッテリーに蓄電するシステムを開発しております。
その多くがコンピューター制御なのです。

コンピューターは、過敏になると小さな雷や、微小な過電流にまで反応する場合があります。
その対応範囲を何処に設定するか、などの調査研究をしておりました。
過敏過ぎの過剰反応、鈍感すぎると機械を壊すのでその兼ね合いが難しいところです。

コンピューターは、人が使いこなすべき道具の機械なのですが、今や人間がコンピューターに振り回されているような感じも致します。

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日本列島の夏と冬を思考した家づくり…北斗市~函館空港~羽田空港~福岡県内

2016-10-18 20:46:07 | ファース本部

今日は気温が北海道15℃も高い九州福岡に移動してきました。
気温だけではなく、湿度も高くなっております。
本州の家づくりに欠かせないのが、この夏場の湿気対策が不可欠な要素となります。

本州は8ヶ月間が夏なのです。8ヶ月間も冬の北海道とは家づくりの根本が異なります。
気温30℃で湿度80%の時、その80%の湿気は、気温換算で約30℃に相当する熱を潜在しております。本当の断熱とは、気温とこの湿気の持つ「潜熱」をも遮断すること。

更には、天井断熱の手法、窓ガラスの熱遮蔽機能、庇の取り付けなどが必要となります。
このように温暖地の家づくりは、北海道や寒冷地の家づくりよりも、もっと複雑で多彩な技術や知識を要するのです。北海道の高気密、高断熱と云われる住宅システムを、そのまま本州の温暖地に持ち込んでも通用しません。
北海道は、本州の夏のように気温30℃、湿度80%にはなりません。

今日はファースの家の空調キットを製造して戴いている、空調設備メーカーの協立エアテック株式会社様を訪問して、色々な実験風景や試験ハウスなどを見学させて戴きました。
写真は、社長の久野幸男さんです。
豪快で豪放な経営者に見える久野社長ですが、とても繊細で気遣い、気配りの出来る方です。

協立エアテックさまも日本列島の氷点下になる北海道から常夏の沖縄まで、各地地域の気候風土に見合った空調システムの研究開発を行っておりました。
モノづくりに対する取り組み姿勢や社員教育、整理整頓など学ぶところが多くあります。

私達ファース・グループの面々も一度は、協立エアテックさまの本社見学を実践される事をお薦めします。多くのことを学べると思われます。

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スカットール(シリカゲル)の省エネ効果…函館市~北斗市

2016-10-17 17:12:06 | ファース本部

乾燥材として使用されているシリカゲルは、周辺の湿気を多孔質の表面から毛細管現象で吸い込んでしまう特性があります。つまり吸い取った湿気はそこに在ると云う事です。
室内が乾燥した時は、その湿気を放出する事で室内湿度を一定に致します。
乾燥材のシリカゲルをそのように処方したのがファースの家専用調湿材スカットールです。

このシリカゲルは、湿気を吸着して湿度(潜熱)を抑える効果があります。
この作用は冷房省エネに貢献できるように思われますが、吸着する際に凝縮熱を出します。
湿度は下げても気温を上げ、冷房省エネにはならないと思うのが理屈なのです。

乾燥した真冬には、湿度を15%くらい高く推移させるため暖房省エネになるのでは、と言う思いがありますが、シリカゲルが抱えた湿気を放散させる際、気化熱(蒸発潜熱とも言う)で気温を下げるため、これも暖房省エネにならないと言うのです。

私達ファース本部の研究開発室は、スカットールの調湿効果が省エネに何処まで貢献しているかを何シーズンにも渡り、繰り返しての検証実験を行ってきました。
その結果、同じ家屋の中の空気中の湿気は、吸着、放出しているだけで省エネになるメカニズムを見つけました。

気温が上がると相対湿度が下がるためスカットールは、吸った湿気を吐き出し、気化熱でその気温を下げる作用が働きます。
気温が低くなると相対湿度が高くなり湿気を吸い凝縮熱を出して加温する作用が働きます。
このように暑い、寒いに上手にフィットした温熱環境になる特性を活かしています。

写真のスカットールはファースの家の床下に平均300㎏ほど敷設され、家中の循環空気に触れさせております。
当初は調湿だけが目的だったのですが、処方を改良しながらこのように、省エネや空気清浄にも効能があるようにスペックアップさせてきました。

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