豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

営業下手こそ良い家づくりが…北斗市

2015-06-30 16:53:46 | ファース本部
私達の住宅産業は、怒涛のような営業攻勢で住宅量産が日常化し、結果として900万戸(そのうちの半分、約450万戸が戸建)の家が空き家になっている現状があります。
業者達は、ビジネスチャンスと見るや、ユーザーの将来像など無関係に商売を行ないます。

住宅量産会社は、施主の30年後や50年後より今、量を沢山売るのを競っています。
またマスコミは、どこそこが何万戸売ったなどと、その量を評価する傾向がありました。
大量生産・大量消費で高度経済成長を牽引して来たことは、その評価の対象なのでしょう。

それは大間違いであり、その社会体質そのものが900万もの家余り状態をつくりました。
家は売るのではなく、竣工してから育てることが必須であり、地域工務店の役割なのです。

今日のニュースでネット通販大手のAmazonは、積水ハウス、大和ハウスリフォーム、ダスキンと組んでリフォームビジネスに参入するそうです。
家余り現況では、既存住宅や空き家対策でリフォームビジネスへの着目です。
しかし、それは地域密着型工務店の行うべき仕事なのです。
実際に現場で作業を行っているのは、地域に存在する工務店の職人達ですから。
地域工務店は、営業力不足で仕事をとれないため、下請け、孫請けとなってしまいます。

大手なら安心なのでしょうか。営業マンと現場作業員は全く異なるのです。
一般ユーザー様の賢明な判断を仰ぎたいものです。また、地域密着型工務店も、しっかりとした勉強をしないことも現実のようです。実は、営業下手の方が良い家づくりが出来るのです。
私達は、その地域密着工務店に下記の理念を浸透させようと写真のようなファース・グループ勉強会を行なっております。

「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」この理念は、リフォームも新築も一緒です。
さて、今日6月最後の日も肌寒い一日でした。明日は東京経由で栃木県です。

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騙されて良かったと言わせます!…北斗市

2015-06-29 17:59:37 | ファース本部
27年前の平成元年にファースの家は、出来上がりました。
何度も失敗を繰り返し、自分や身内の家で検証しながら作り上げた住宅システムです。
しかし当時は、ファースの家を人様からお金を戴いて建築した事がありませんでした。

最初のお施主様に住宅建築の依頼があったときには、果たして実績の全くないファースの家をどのように説明するかに躊躇したものです。
お金を普通に戴いてお施主様へのファースの家1号棟は、「私に騙されてください、必ず騙されて良かったと言わせて見せます」との殺し文句でした。

樹脂スプレー発泡断熱材の当時は、まだ公的断熱評定を交付されていない断熱方法です。
家中が何処も暖かい家づくりを行います、と言いつつも様々な未確定要素もありました。
実際に天井と壁、床下が引っ張り強度の強い樹脂断熱材で一体になるため、断熱と気密の性能だけでなく、家を転がしても壊れないと言われるほどの丈夫な家が出来ました。

しかしながらいくら自信があると言っても、お金を払って建てたお客さまが実際に住んでからどのような評価を戴けるかの不安は、誰よりも私が一番に感じていた事は確かです。
その最初のお客様をその気にさせるために用いた言葉が「私に騙されてください」でした。

年末にお引渡しが終わり、その住み心地が気になりながらも年明けを迎え年始訪問を……そして思い掛けない反応です。新年挨拶より、「家中どこでも暖かく良い家を創ってくれた」「騙されて良かったよ!」と、家族の方々が全員で満面の笑顔で迎えてくれました。

床の間のある座敷に通され、正月のお料理をご馳走になりましたが、工務店経営を行ってから始めて味わった竣工後の大歓待を受けた瞬間でした。
このお施主様が存在しなければ今のファースの家は、きっと無かったかもしれません。

写真は、断熱材やガラスの性能実験に用いるため、独自に作ったストレス試験装置です。
あれからファースの家も様々な進化を遂げ、現在は全国で建築されております。
本当に有難い事です。さて、昨日は東京から戻り寒くて驚きましたが今日も晴天です。

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意見主張と反論…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-06-28 16:03:41 | ファース本部
晴れで気温24℃の東京から、小雨で12℃の北斗市に戻りテレビをみたら、政治討論の報道番組が放映されておりました。
政党に所属すると、政党色に見合った主張しか出来ないようです。
語っている自分も理路整然と反論され個人で解っていても主張を覆すことはありません。

議論を聴いていると個人の思い通りに社会は進むことなど在り得いないように感じます。
私達の家づくりは、建主さんの目指す住まい構想と設計段階での刷り合わせが必要です。
建主さんと施工業者が最善の方法だと思う事が噛合わない事などは日常茶飯事なのです。

私達家づくりのプロは、素人の建主さんと安易な妥協は悔いを残す場合があります。
建主さんにとっての家づくりは、夢を実現するための一生一代の大事業です。
プロの建築家が、構想時点でその思惑違いに大きな問題が見つかる事が度々あります。

ひとつひとつの課題に相互が意見を出し合えば互いに知恵は湧いてくるものです。
私達は、建主様が住んだ後の状況を提示しながら解決策を作り上げます。
このような試練や経験が家づくりを行う工務店の大きな財産になるのでしょう。
私達、住宅システムの開発企業は、何シーズンにもわたり建主様の幸せづくりを為すために失敗を繰り返し、家の仕組みを構築しております。

しかし国民の生命財産を守るための政治家は、単に主義主張をぶつけ合っても、確たる結論を見出すことがとても難しそうです。失敗を繰り返すことが出来ないからなのでしょう。
実践してみて初めて解ることが絶対的に多いと思うのですが…

さて、写真は現在の北斗市本社の社屋ですが、シトシトと降る冷たい雨に濡れていました。
また明日から平常勤務です。
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人間だけに通じるアート…東京都内

2015-06-27 22:05:04 | ファース本部
人の住む家を設計する際には、「芸術性」「美術性」いわゆるアートを先行するととても住み難い家になってしまいます。
住宅のアートとは、住む人の夢や希望と住んでからの快適性を思考しながら設計すると、自ずと家そのものに個性的な情緒が滲み出てそれがアートなのでしょう。

人間以外の動物にアートは必要としないのでしょう。
私達は、衣食住が足りると、その時間の過ごし方に豊かさを求めるようになります。
さて豊かな人生とは……

今日は親戚が家元の叔父と言うこともあり日本舞踊、藤間流の納会が歌舞伎座で開催され、その公演を鑑賞してきました。さすがに各地域で大勢のお弟子さん達を指導するお師匠さんばかりです。常磐津、長唄などに合わせての「舞い」で見る人を別の世界に運びます。

夜は長男夫妻が経営する四谷三丁目の総合藝術喫茶「茶会記」に顔を出したところ、パフォーマンス・ダンサーの羽太結子さんのダンスショーを開会するとのことでした。
ともあれ木戸銭を支払って、そのパフォーマンスダンスなるものを鑑賞することに。

効果音は、水の滴の垂れる音だけ。何の小道具を用いず、ひたすらカラダの不釣合いなバランスを変形させるダンス。彼女は何を表現しようとしているのか。
重くて沈鬱な表情のなかに人の持つ不思議な潜在力を感じさせます。

古式と伝統に培われて来た藤間流の日本舞踊を歌舞伎座で見て、その足で訪問した茶会記での前衛芸術・パフォーマンスダンスにアートの在り方を再認識させられました。
写真は、ダンス終了後に挨拶に来られた羽太結子さんですが、可愛くて綺麗でスマートで、極めて普通の娘さんです。私達人間って本当に不思議な動物なのかもね。

さて二泊三日の東京出張は最終日に不思議なアートに遭遇して視点を広げた気もします。
明日は北海道です。

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誰もが人に支えられて生きている…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-06-26 19:40:30 | ファース本部
私達は、一人だけで生きて行くことなど出来ません。
青くて広い大空を、膨大な大自然を眺めてみると私達、人の存在の小さな事に気付きます。
自分に関わった人々が通り過ぎて行きます。
自分だけが取り残され、ふと寂しさを感じることもあります。

常に前向きで明るく元気にしていなければ、光明などは見出せないのだと思います。
解ってはいても、人と言う生き物は悩むと言う特性を持っているのでしょうか。
人は皆、悩むこと、その悩みを解決することで光明を見つけるのでしょう。

昨日は、家庭裁判所の調停室で当事者の方と一緒に解決への方向性を模索していました。
悩みもまた人生の1ページ、苦悩を重ねるからこそ本当の幸福の意義が実感できます。
家庭裁判所での調停と言う苦悩を経験すれば、それをバネに従前と異なる幸福の光明を。
つまり苦悩は、幸福を掴む手がかりなのだとも言えそうです。

私達工務店経営者は、孤独感と恐怖感に包まれながら毎日を過ごしているのです。
30社以上もの協力業者さんの頂点に立ち、大手建材メーカーの社員にまで強権を揮います。
その強権を行使すればするほど、裸の王様に見られ、疑心暗鬼に苛まれ、北の将軍さまのように、自分に不都合な人を粛清する憐れな人生を送る事になり易いのです。

自分は多くの方々に支えられていることを再認識すると気持ちがラクになります。
今日は東京に来ていますが、大都市東京ではいつも大勢(写真)の人々が行き交っております。
この行き交う人一人一人に、苦悩と喜びが。
その全てが大勢の人々の関わりの上に成り立っていそうです。

さて、北海道にはない、まさに梅雨らしいシトシトとジメジメとした一日でした。
明日は、親戚筋にあたる舞踊公演を応援に銀座、歌舞伎座に…

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真のエコを思考する…函館市~北斗市

2015-06-25 21:10:33 | ファース本部
再生可能エネルギーと言われる太陽光発電や風力発電が究極のエネルギーなのか。
太陽光発電は、その装置を製作、設置、メンテナンス、寿命が来て廃棄や再利用するには、また相当のエネルギーを使用してしまいます。
これは太陽光パネルの耐久性だけでなく、パワーコンデショナーと言われる装置は更にその寿命が限られています。

風力発電は、太陽光発電より、その製作、設置、メンテナンスコストが掛かると言います。
発電とは、原電も、火力も、設置やメンテナンスに相当のエネルギーが掛かっています。
また水力発電は、ダムに沈殿したヘドロを定期的に除去しなければ、発電タービンの回転が直ぐに故障を起こすため、相当な費用を掛けてのメンテナンスが必要だと言う事です。

燃料電池の価格が高いと言う課題は、大量生産で克服出来るのでしょうが、燃料の水素調達にあるようです。水素を作るには電気を使用します。
都市ガスや天然ガス、石油を用いる事になります。つまり「エネルギー普遍の法則」が何処までも付き纏うのでしょう。

何が本当のエコなのかと言う事になります。
結論は、我慢せずにエネルギーの使用量を削減する方法を工夫すべきなのでしょう。
写真は私の社長車、ハイブリッドクラウンでリッター18㎞走ります。以前に乗っていたシーマはハイオクでリッター5㎞でした。自動車は、乗り心地を損ねずに省エネになります。

住宅は我慢せずとも冬暖かく、夏涼しい家に省エネ住宅に住むべきだと思われます。
エネルギーを創りだすことには、「エネルギー普遍の法則」が伴いますが、省エネ技術の工夫は無限です。特に住まい空間での冷暖房は、調湿と輻射熱でクオリティーの高い空間を構築しながら、エネルギー消費効率を極限まで高めた仕組みづくりを極めることです。

エネルギーを極力用いずに、断熱、気密、蓄熱、遮熱、調湿などのハードを備えることは可能なことです。ファースの家はその極限を目指しております。
さて、今日は研究開発室の仕事や家庭裁判所での調停業務を終了後に函館発明協会の総会に参加してきました。明日は東京に移動します。

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遮熱材と断熱材の違いは…北斗市

2015-06-24 17:55:52 | ファース本部
宇宙船は、太陽熱を受ける部分がプラス250℃にも上昇し、その裏側はマイナス150℃になるそうです。
その過酷な宇宙空間の温熱環境のなかで宇宙船の断熱材は、数ミリの断熱素材に薄いアルミ箔のようなモノを貼り付けた遮熱材が使用されています。

この遮熱シートを家に施工したら冷房費用が大幅に削減された言う話もありますが…
遮熱とは熱を遮断するのですから、断熱と同じなのかと思われがちです。
遮熱とは断熱材と異なり、断熱材で熱抵抗をせずに熱波長を反射させる事を言います。

断熱材は、熱に対し抵抗を行います。グラスウールやスチレンフォームなどは、熱の抵抗値の高い素材です。この値を熱抵抗値(R値)と言いが、その逆数が熱貫流率です。
宇宙船に使用する遮熱材は、遮熱する熱の熱波長が単一的です。
一方地上での熱波長は、大気反射、地面反射、構造物反射、水蒸気反射などで無数の熱波長が降り注ぎ、遮熱効果があったり、なかったりと言う事も有り得ます。
したがって日本の断熱基準では遮熱材料の効果を数値的に明確化されていないようです。

寒いと感じさせる冷たい熱は、人体温度より低い熱の事です。
暑いと感じさせるのは、その逆でそれより高い温度の時に感じます。
人が快適と感じる温度範囲は、気温20℃前後、湿度50%だと言われます。
外部の温熱環境は、氷点下から40℃にまでなり、湿度も15%~100%の場合もあります。

その外部環境から家屋内を快適な温湿度に保持するためファースの家が出来ました。
ファースの家の窓ガラスは、日射熱の熱波長を選って侵入させ、反射させることが出来るような機能をつけております。写真は外壁に貼る専用断熱ボードのファースボードです。

外気の熱を反射させて通気層から放出する構造にします。冷暖房負荷軽減の秘訣ですが。
さて、今日は終日にわたり曇り空で肌寒い一日でした。
明日は家庭裁判所の仕事です。

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良い家ってどんな家…北斗市

2015-06-23 18:08:12 | ファース本部
「良い家を建てなければ」
家づくりを計画する人にとって良い家の定義と言うのはきっと様々なのでしょう。
庭があって、インナーガレージが付いていて、大きな吹き抜けと対面キッチンがある家。
このような家をイメージする人もいるかも知れません。

デザインを重視する建築家の多くは、温熱メカニズムに無知な人が多いようです。
かの有名なカリスマ建築家の安藤忠雄氏は、コンクリート打ちっ放し建造物を設計しないと宣言しておりました。安藤氏はコンクリート肌の素朴さを強調した建造物が得意でした。
しかし、コンクリート打ちっ放し構造は断熱材を充填することが難しいのです。

見た目デザインを重視すると建造物に温熱性能を持たすことが難しく、冷暖房設備工事にお金が掛かり、冷暖房費用も大きくなります。
だからと言って高気密・高断熱にばかり意識が行って無機質な家でもいけません。

デザインを重視しつつ冬暖かく、夏涼しく、冷暖房費用が安価な家づくりをしなければ。
太陽高度を計算して屋根の庇や採光窓、壁やルーバーなどは、温熱メカニズムを意識した事で、むしろ新しい家のデザインとなることもあります。写真は様々な要素を加味したファースの家です。

「良い家ってどんな家」
それは、お施主様が住まいしてから、いつも満足して笑顔のたえない家だといえます。
それには、丈夫さなどの安全性に加えて、温かい、涼しい、安価な光熱費、家も住む人も健康を保持できる性能を搭載していることでしょう。

更に私は、お施主様と施工工務店とが常に友好的な人間関係が保たれていることが重要だと思われます。
お施主様が施工工務店の営業マンになってくれるような…
さて、今日は「モノづくり奨励補助金」が採択されたの報せがありました。
ファースの家を知らしめる良い機会になりそうです。

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エアコン冷房の省エネを思考すると…北斗市

2015-06-22 17:43:07 | ファース本部
透明な普通のガラス窓から直角に太陽日射熱が侵入すると1㎡あたり500wにも及びます。
この窓が10㎡あると5,000w、5kwに及び、エアコン稼働率を最大限まで高めます。
また屋根が受熱の太陽熱を、天井裏の断熱材を通過した輻射熱も部屋を暑くします。

冷房省エネを行うためには、窓から日射熱を入れない工夫と天井裏断熱材を厚くする方法があります。天井裏断熱材は、現在の天井の上にグラスウールを何層か重ね敷することで相当に冷房省エネとなります。出来れば200ミリ以上が効果的です。

窓からの日射熱を遮るため窓の上に庇を付けると、太陽高度の高い夏場の日射熱を殆ど入れず、冬場に日射熱を取り込む効果があります。簾なども効果的ですが風対策が必須です。
割と手軽なのは、窓ガラスに貼り付ける遮熱フィルムなるものが市販されています。

この遮熱シートは、高透明フィルムなので上手に貼ると外観を損なうことはありません。
赤外線カットのフィルムで1㎡あたり500wもの侵入太陽熱を半分も少なくなりそうです。
普通の窓は、その窓際温度が室内の中央部より、10℃も低くなることが確認されています。

冷房省エネは、エアコンの成績係数(APF年間エネルギー消費効率・COP基準値エネルギー消費効率)で表記されます。エアコンは、窓からの熱、天井から熱、多くなるほどエネルギー消費効率が悪くなります。逆にそのような部位から熱を入れない場合は、例えばAPFが4.0のエアコンを6.0で稼働させることも可能となります。

ファースの家は、窓ガラスにLow-E機能を、天井裏の断熱性能を完璧に、更には湿度コントロール機能を持たせ、エアコンエネルギー消費効率を高く稼働させるようにしています。
ちなみに写真の遮熱シートはホームセンターなどで購入することが出来ます。
今日も北斗市は大雨や蒸し暑さの地域の方々に申し訳ないほどの爽やかな天候でした。

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湿気とエコな涼しさ…北斗市

2015-06-21 15:38:39 | ファース本部
気温30℃の時、湿度が80%と50%では、感じる涼しさが異なるのを誰もが知っています。
何故か?と聞かれ、何となく湿気があれば蒸し暑いことを感覚的に解っているからです。
理由を言えばとても難しい、潜熱、顕熱、全熱などの理屈があるのですが…

気温30℃、湿度80%の時、その湿度80%に含まれる潜熱(湿気の持つ潜った熱)は、気温換算すると50℃もの熱に相当します。勿論、潜っているから熱いと感じません。
その湿気の持つ50℃も潜熱は、エアコン室内機に入った瞬間に凝縮熱として具現化します。

私達のカラダの約70%は水で構成されており、カラダから水蒸気が蒸発する際に「気化熱」として体温を放熱しています。その逆が結露を発する際にだす「凝縮熱」なのです。
気温30℃で80%と50%の湿度では、カラダから放出する気化熱が大きく異なります。

湿度が低ければ涼しく感じるのは、その分の気化熱作用が働いているからです。
つまり省エネでエアコン稼働させるには、湿気を入れない工夫も必要なのです。
しかし涼しさを求めてエアコン除湿を作動させるとその分のエネルギーが掛かります。

ファースの家は、構造的な工夫とシリカゲルを処方したスカットールで調湿しており、また外部からの入ってくる湿気の70%を追い返す装置がついています。
調湿性能は、涼しさだけなく健康や住宅寿命と省エネエコにも通じた技術なのです。

さて、気温20℃、湿度50%の北斗市ですが写真は北海道の澄み切った青空です。

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エアコン冷房ひと知識…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-06-20 13:38:18 | ファース本部
昨日の朝は東京におりましたが、朝が涼しく、夕方にホテルに戻ると凄い蒸し暑さです。
早速エアコンを弱稼働させたまま朝を迎えました。とても爽快な夜を過ごすことが…
室内が40℃の時、エアコンをつけると40℃の室温を吸い込い、吹き出し口から10℃低い、30℃の空気を室内に放出します。
室温が30℃になるとインバーター制御で省エネ稼働に。

最初から省エネでエアコンを使用するには、40℃にまで室温が上がらないよう、ルーバーや簾などの日射熱対策が必要です。
また天井裏の断熱材を熱くして屋根の受けた熱が輻射侵入しない対策が必要です。

外部が30℃で室温が40℃になっている場合は、窓を大きく開け、扇風機で空気を入れ替えして外気温30℃に近づけてからエアコンを稼働させます。
吹き出し口から20℃近くまで下がった冷風が出てくるので直ぐに省エネモードになります。

エアコンは上部や表面から吸い込み下方に吹き出しますが、吹き出し口付近に棚などの障害物があると、空気が当たって跳ね返り、ショートサーキット現象を起こします。
エアコンは室温が下がったと判断して稼働率を下げてしまいます。

エアコン室外機は、外気温を大量に吸い込み、室内から運んだ熱を外気に放出しています。
この時、室外機の背面が外壁に近かったりすれば、充分に外気を吸い込めなくなります。
室内から運んだ外気より10℃高い熱を放出させるため、室外機周辺の障害物は、取り除いておく必要があります。
狭いベランダにある室外機の周辺は特に障害物の整理が必要です。

エアコンは機材防衛機能が装備されており吹き出し口付近に障害物あれば、自動的に稼動を自動停止させる場合があります。
またお掃除ロボットなる機能があっても定期的なフィルター掃除は必要です。
単にフィルター掃除サイクルを長くしているだけです。

さて、今日は梅雨明け切らぬ東京から冷房エアコン無用の北斗市本社に帰社して来ました。
北海道独特の澄んだ青空に社旗とファース旗が気持ち良さそうにはためいています。

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夜の世界と昼の世界のバランスが…福岡市~福岡空港~羽田空港~東京都内

2015-06-19 21:10:39 | ファース本部
梅雨に入り、スカッとした日が少なくなりますがこの雨は、様々な生物の生きるために糧になる恵みの雨と言えるのでしょう。
どんなに天気が悪くても歓楽街は、その灯りがさざめく夜の煌びやかなこと。
そして一夜が明け、朝陽をうければ、歓楽街の煤けた街は嘘のようにみえるものです。

現在は、あらゆるところに照明があり、昼間と変わらない生活を営めるようになりました。しかし所詮、人工的な灯りであり人間の行動範囲が極めて限定される事になるのでしょう。
人間も含む生物は、夜があるからこそ生命が育まれます。

あの夜の灯りのもとでこそ成り立つ営みがあり、その活動の延長線上に昼間の世界が成立しているようです。夜と昼が交互にやって来る事で社会活動は回転していそうです。
中には私のように夜の繁華街に無縁だとする人もいますが、決して無縁ではないのです。

夜の世界、つまり風俗業も含む夜間活動は、GDPの30%にも及ぶそうです。
つまり昼間の70%生産能力を、我々の寝ている時間帯に下支えをしている事になります。
この夜の活動がなければ70%の生産比率も大幅に低いものになると言う事です。

風俗営業も需要と供給比率で成立し、社会秩序も歓楽街の存在でバランスが取れています。
夜と昼の活動内容は大きく異なっても、重要な連携環境にあるのでしょう。
今日は日本一の歓楽街がある新宿で販売代理店会の会合でした。(写真は新宿あたり)
さて、今夜で一連の出張業務を終了し、明日は梅雨のない北斗市本社に帰社します。

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色の多彩な頂上からの景色を…諫早市~福岡市市内

2015-06-18 19:41:27 | ファース本部
人間社会の頂上からの景色は、その景色を為している人々の営みそのものなのでしょう。社会とは、様々な人々の営みによって構成されおり、その彩を感じるのだと思います。
私は、21歳から経営者になり、常にトップの座に君臨していたように見えます。
しかし、小さなグループのトップには、その頂上などが際限なく遠いものでした。

一流企業に就職すると様々な面の上を目指します。
主任、係長、課長、部長、取締役、出来れば代表取締役社長へと頂上を目指すことに。
頂上を目指す向上心が無ければ、人間社会で生き延びることは困難となります。
その結果、頂上に上り詰めた時、自分より上に見えるものは真っ青な大空だけかも…

サラリーマンは、報酬を昇給させ、安定した生活を誰もが望みます。
その安定した生活と言え、範囲がとてつもなく広く、何をもって安定なのか不安定なのか、その規準を何処に置くかで大きく異なるようです。

本当に仕事が無く、フリーターであった人は、仕事を得て、住めて、食べて、衣類をきれる生活が出来るだけで、きっと満足するのでしょう。
しかし、そうなれば次なる欲望を果たそうとするは、人間の性(サガ)かも知れません。 

最高権力者は、その権限をいつまでも行使したいと言う本能が作用すると言います。
高級官僚の「天下り」も、現役で持ちえた権力を行使しながら、退いた後の保身場所を作っているのです。しかしながら下から見上げた時に想像したより、頂上からは断崖絶壁の恐怖感とともに、とても無機質に景色が見えるようです。

頂点に昇り切ったときには、暖色の多彩な景色をみたいものです。
それには常に人を大切にしながら昇り詰めた頂上でなければならないようです。
さて、九州出張の最終日を博多駅前(写真)のホテルで迎えます。
階下を行き来する人々の営みに多彩な配色を見ることが出来ました。明日は東京です。

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坂の上に見つけた幸せの入り口…田川市~長崎市~諫早市

2015-06-17 22:38:00 | ファース本部
自分の実家と家は、坂の下にあり、経営する工務店事務所もその隣にありました。
坂の下にあること、そこにいることが当たり前と思っていた自分がいました。
その坂の上にあった土地が売地になっていたのを見ても、何とも思わない自分がいました。

その売地の下に家があり、その下に事務所があり、実家があるのです。
その売地に立って眺めた景色の素晴らしさに気付き、ふと下を見ると自分の家がある。
この売地に家が建ったら自分の家の陽当たりが悪くなるのではないか……
この売地を自分の土地にすると坂の上から下まで地続きになると下の土地の付加価値が。
 
この売地を買って、その敷地にファースの家を建てることが出来ないか。
今住んでいる家を貸して家賃を貰い、返済財源に出来そうだと判断して銀行に相談を。
銀行の融資は大丈夫とのお墨付きを戴いて行動に移しました。

坂の上にファースの家は、昨年の7月竣工です。真夏の暑い時に見学体感会を開催しました。
寒い真冬にも体感会を行いました。家づくりを計画する方が来て戴くようになりました。
ファースの家の受注が決まり、コンスタントにお施主様が訪れるように……

坂の下の事務所の時は、事務所を見ただけで尻込みしたお客様がおりました。
今は、そのファースの家の応接コーナーで体感しながら打ち合わせが出来ます。
自信がついてきて、自分のカラダから家づくりを希望するお施主様には覇気が伝わります。
既に今年の施工物件は確保することが出来ました。そして自信と一緒に謙虚さが伴うように…

今日は長崎市内のファース工務店、株式会社 平石工務店様を訪問し平石社長から受けた報告です。
写真は社長の平石孝幸さん、奥様の平石佳代子さんと撮りました。
平石様ご夫妻の幸せづくりの入り口は、坂の上の空き地にあったのです。
2年前に訪問した時と異なる平石工務店社長ご夫妻の明るく幸せそうな笑顔がありました。

今日は田川市の販売代理店様、同じくファース工務店様、長崎の平石さん、そして諫早市の販売代理店様を訪問しました。素晴らしい人々の再会や新しい出会いに感謝です。
初めて合った諫早市の販売代理店様の社長様との懇談は、気心と理念が全く一緒で、別な視点からの意見交換が出来ました。さて、長崎は雨になりましたが明日は福岡です。

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地域ごとに屋根は異なる…北斗市~函館空港~羽田空港~福岡空港~福岡市内

2015-06-16 17:15:23 | ファース本部
日本瓦(にほんがわら)は、日本の家を象徴するかのような屋根の形状をなしております。
瓦葺きにしないと安普請の家であるかのような印象を与えた時代もありました。
しかしながら現在は、お施主様の感性にフィットさせたカラフルな屋根も多く建築されるようになっております。

屋根はデザイン性だけではなく、豪雪地域では降雪に対応できる屋根に致します。
北海道では、屋根面を殆どフラット状態にして、降雪が風で引き飛ばせる工夫なども。
中越や北陸などの豪雪地帯では、湿った雪が大量に降るためフラット屋根は機能しません。

弊社では現在、雪の積もらない屋根の研究開発を行っております。
雪の積もらない屋根は、雪の降らない地域に全く必要性はありません。
各地域の気象状況や生活習慣などでは屋根の形状も変わってくるようです。

今日は福岡市の栄住産業様を訪問しました。栄住産業様は板金加工企業ですが雪の降らない九州を事業拠点にしております。雪の降らない地域で開発された「スカイプロムナード」の商品名で供給している特殊板金の技術は、逆に雪の積もらない屋根にフィットします。

栄住産業様のスカイプロムナードは、トタン板を4重構造にして漏水を防いでいます。
しかし、何重にしても雨水が浸透して凍結すると、凍結浮上して構造体を壊す恐れがあり、寒冷地対応の仕様になっておりませんでした。しかし雪の積もらない屋根なら大丈夫です。

栄住産業様は、毎月2500件、年間30,000棟に及ぶ屋根やベランダなど供給する企業です。
写真は、左から実務責任者の常務の田中厚司さん、社長の宇都正行さん、私の隣が弊社専務の福地智と弊社常務の扇 寿志です。宇都社長は、プロムナード30年漏水保障を実践する実績を誇っております。宇都社長とは付き合いも長く、様々な情報提供を戴いています。

さて雨のはずの博多は、晴れて暑いくらいでした。明日は、長崎市に足を伸ばす予定です。
今日は、久しぶりに弊社の専務、常務と同行したため、これから懇親会に参加します。

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