豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

今日一日に感謝しなければ…北斗市

2014-10-31 17:30:10 | ファース本部
誕生日になると「おめでとう」とお祝いの言葉を受けます。
年をとるごとに体力が落ちで行くのに何故、おめでたいのか…
一頃は、誕生日におめでとうと言われることに違和感を覚えたことがありました。

若い頃は、がむしゃらに突っ張っても許される時代があります。
今に思えば許されたのではなく「今時の若者は」と呆れられていたのかも知れません。
世間の荒波も、若いと言う理由だけで容認する寛容さを持っていたようにも思います。

私自身も思い返せば赤面するような事ばかりの日々を過ごしてきたものです。
誰にも変えられない過去があります。そしてその延長線上に現在の自分が存在するのかも。
変えられない過去があり、それでも今の自分が存在しています。

年甲斐も無く、いい年をして…このような言い方をよく耳にし、また自分でも時々この言葉を発しています。誰もが、変える事の出来ない過去をたくさん引きずっています。
この多くの経験を活かさずにしていては、年を重ねた事がハンデにしかなりません。

ただ年を重ねた人が、年下の人に対し「それは駄目、こうしなさい、ああしなさい」など言って他人を変えようしても、これはとても無理な事なのでしょう。
まさに過去と他人は変えられないのです。
「人を変えようせず、自分が変わる」「自分が変われば他人も変わる」「過去は変えられないが未来と自分は変えられる」このような格言が多く存在します。

年齢を積み重ねる事で体力こそ減退しても、経験する量は確実に増えています。
1年365日間では、より多くの方々とのご縁を結び、そして誕生日を迎えます。
素直に誕生日を迎えられたことに感謝出来れば、明日からにもきっと展望が見えることでしょう。写真は先ほど午後4時45分に撮ったのですが、この30分で真っ暗になりました。

今日は10月31日、明日から11月。人の年甲斐とは関係なく月日は進んで行くのでしょう。この数日間の休養で色々な視野を広げることが出来た気が致します。

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家づくりは人づくり…北斗市

2014-10-30 16:53:51 | ファース本部
今では映画やテレビドラマなどでしか見ることが出来なくなりましたが昔の日本の家屋は、囲炉裏(いろり)を中心に家族との融和をはかっておりました。(写真は囲炉裏です)
昔の家には、家の中央に長方形の焚き火を行う、囲炉裏が施されておりました。
長方形の短辺の一箇所が「横座」と言ってその家の家長(主人)が座ります。

家屋の主人は、もっぱら火種が途切れないように薪を焚く役割を果たします。
お母さんなど、主に女の人は、囲炉裏の真上の天井から吊り下げられた棒の先にU型の金物を取り付け、そこに鍋をぶら下げて、お湯を沸かし、ご飯を炊くなど炊事を行いました。

子供達は、この囲炉裏(いろり)の周りに卓袱台(ちゃぶだい)を持ち込み、囲炉裏でくべられる薪の赤い炎に顔を赤く染めながら食事をし、勉強なども。
家族の団欒は、この囲炉裏を囲んで必然的にはかられてゆきます。
子供達は、この囲炉裏の周りで喧嘩をし、そして仲直りの仕方を覚え、お爺さん、お婆さんの昔話を聞き、父親や母親から自然のうちに躾を教わり、家族が一緒になって喜んだり、悲しんだり、人として必要な社会性や人間性を育んでいたのだと考えられます。

家庭は社会の縮図と言われます。自然の営みの中で人づくりまで行なっていたようです。
昔の家には、玄関も玄関ホールも廊下も子供部屋もありませんでした。
日本家屋の解放の文化は、人の気持ちや心までをも開示する崇高な思想があったのかも。

時代が大きく変貌しました。
今、そのままに再現する事は出来ないでしょう。
しかし、現在の家づくりにも、この先人達が残した思想だけは生かさなければなりません。
家づくりには、建主さまが計画した段階から様々な人々が関わります。
家づくりを通じ多くの人づくりが行われ、出来た家での人づくりに繋がっているようです。

さて、休養していると現場にいる際と異なる思考が出来ることを知りました。
自分のような仕事しか知らない人間は、きっと人間性の欠如した無機質な存在なのかもね。

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一期一会(いちごいちえ)を…北斗市

2014-10-29 18:24:22 | ファース本部
生涯で一回きりの出会いのことを「一期一会(いちごいちえ)」と言うのだそうです。
この言葉は、茶道に由来するそうで、『あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう』と。千利休の茶道の筆頭心得だと言います。

私達は日々を様々な人々と出会い、そして分かれて行きます。
このように今後も何度となく合うことはあるだろうけれど、しかし、二度と会えないことも在り得ます。
明日のことなど誰にも解りません。
いつもこれっきりの出会いかも知れないとの覚悟で、人さまには接しなさいと言うことなのでしょう。

幕末の大老、井伊直弼が自分の茶道心得として書いたとされる著書「茶湯一会集」の巻頭で「一期一会」の意味を記してから世間に広がるようになったと言われます。
この言葉を座右銘にしている人も多くおります。

誰もが誰かと出会いますが、永遠に出会ったままなどは在り得ません。
そして誰にもいつかは必ず別れがあります。
今の出会い、この一瞬を大切にしなさいと解いているのでしょう。

写真は八戸市のFAS加盟工務店、シーユーハウジングさんの最初の体験型ファースの家の和室に飾った掛け軸ですが「一期一会」の格言が書いてあります。
私達のパートナーであるFAS加盟工務店さんも一期一会の出会いのご縁があって現在に至ります。大切にしたいことばです。

さて、今日は治療に専念しながら少しだけ会社に立ち寄り、自宅にパソコンを持ち込み、少しだけ仕事を遂行しておりました。

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自分の生き様を振り返る…北斗市

2014-10-28 19:03:38 | ファース本部
「住む人と幸せを分かち合う家づくり」これは弊社及びファースグループの経営理念です。
施主の一生一代の大事業である家づくりに参加した我々工務店は、大工さんや協力業者さんなど関わる人々が当分に利益を分かち合うと言う意味です。

人は全てが対等であり、其々が支え合いながら社会が形成されているのでしょう。
企業が、義理人情を逸して急成長しても、関わる人々に本当の幸福は訪れません。
この信念は、当方が山奥の飯場暮らしで教わった任侠道がもとになっています。

渓流の水音、シャワシャワと木の葉が風で擦る音、林道の橋をつくる仕事のために住み込んだ山奥の飯場の真夜中、電気もない、テレビもない暮らしです。
中学を出て直ぐに飛び込んだ飯場暮らし、鉄骨トビ職の世界、そこはまさに任侠の世界でした。

一宿一飯の義理人情、人が生き続ける理由を身体で教えられます。先生は教師でも哲学者でもありません。半数のトビ職人は、身体に刺青を彫り、半分を任侠の世界に身を置く鉄骨トビ職の先輩諸兄です。30mの高所で身体をぶら下げ、手を離せば必ず死が待ち受けています。人から受けた御恩を忘れれば、理屈でなくカラダで厳しく叱責され、人としての尊厳は、心身で覚える事になります。

現場ごとに異なる環境下、橋梁組み立てのマニュアルの無い仕事には、自ずと知恵と工夫が求められます。無いものを生み出す創造力と実践力が自然に身につきます。

自分が生業とする家づくりの仕事は生産して売る商品と違い、施主ごとに感性や生活環境、施工環境も全く異なります。更に多額の資金を投じた生身の人間が身体を委ねるのです。
お金を支払ってくれた施主の存在に感謝し、在り得る全ての技術と真心を提供しなければ。住む人にストレスを与えない確たる家の性能と真心の篭ったメンテナンスは不可欠です。

さて、今日は、妻で副社長から頸椎捻挫の療養のため自宅からの外出禁止令され、終日自宅で過ごしておりました。北海道は氷点下となり、この北斗市でも初雪が降りました。
テレビから流れるニュースを聞きながら、自分の過去を辿ってみる時間を得ることに…
朝露に濡れた緑は、無料ネット画像ですが、この滴が凍ってしまう時期となりました。

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ヒートポンプ給湯機エコキュートとは…北斗市

2014-10-27 17:58:56 | ファース本部
今日、朝からの気温がしだいに下り、夕方には一桁台までになり道北では雪が降りだした地域もあるようです。暖かい日が続いたのですが一気に冬になりそうな気配です。
寒くなると暖房装置が稼働しだすのですが、給湯機での温かいお湯も必須となります。

昨今は、エネルギー消費効率の高いエコキュート(画像)の普及率が高くなりました。
エコキュートの正式名は、「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」と言います。
自然冷媒(二酸化炭素)を圧縮して空気中の熱を集めてお湯を作る機械です。

空中に存在する二酸化炭素(オゾン層破壊係数ゼロ・温暖化係数1・0)を冷媒ガスに使用して自然に優しい機器と言えます。一般家庭での消費エネルギーの30%は、給湯に使用されていると言われますが、ヒートポンプで3倍以上のエネルギー消費効率を高めることが出来ることから、地球温暖化防止対策としての次世代給湯機とも言えそうです。

エコキュートのエネルギー消費効率は、電気温水器と比べると3倍以上のエネルギー消費効率を発揮できます。電気ヒーターを1kw消費して取り出すエネルギーは1kwだけですが、ヒートポンプは、コンプレッサーを稼働させて冷媒圧縮して空気中の熱を汲み上げることで三倍の3kw以上もエネルギーを使用できるよう装置です。

北海道のような寒冷地用では、使用することが難しかったのですが昨今、外気温の-20℃でも使用できる「寒冷地仕様」が開発され、厳寒地域でも採用例が多くなりました。
暖房はエアコンなどのヒートポンプ、給湯もエコキュートなどのヒートポンプを多用する時代となりました。勿論、石油やガスによる暖房、給湯は主流ですが、エネルギー消費効率の高いヒートポンプは、使用方法を工夫することで自然に優しい機器と言えそうです。

一方で自己完結できる電気温水器とは異なりエコキュートは、CO2冷媒ガスを使用しているため、コンプレッサー圧縮気圧をエアコンの5倍まで上げる必要があります。
そのため、室外機から発生する低周波騒音などでも大きな課題となっております。

室外機の設置は、隣家との配置関連と吸音、遮音板、機器の向きなどを吟味して低周波騒音の防止に努める必要があります。人に対する気遣いと工夫で低周波騒音も相当に緩和出来るものです。

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笑顔とおもてなしの心は自分の人徳に…七飯町~北斗市

2014-10-26 12:03:10 | ファース本部
とても素敵な笑顔の方と話が出来れば自分の気持ちも癒されているようです。
とても素敵な笑顔の方は、それだけ絶世の美人と同等の人のように思えてしまいます。
とても素敵な笑顔の方は、その方自身が一番人徳を得ているのでしょう。

コンビで店員がニコリともしないで「ありがとうございます」「またどうぞ」と言う挨拶は、とても無機質でテープを回した機械のように思えてしまいます。
そのようなマニュアル仕込みの挨拶を聞いて嬉しい人など一人もおりません。

コンビニの後、始めて入ったラーメン店では、店員のニコッとした笑顔とどうじにアイコンタクトで座る場所を指図します。言葉がなくとも決して不快感などを覚えません。
前に入ったコンビニでは言葉だけは発しているのですが、あの無機質さは不快です。

社員教育マニュアルをつくるなら、真心を挨拶の言葉に込める方法を思考したいものです。
コンビニの店員は、お客が来ると仕事が増えて迷惑そうな気分になっていそうに感じます。
ラーメン屋さんの店員は、おそらく店主の奥さんなのでしょうか、来て頂いたお客さんで自分達の生活が成り立っている、と言う気持ちが心の篭った笑顔になるのでしょう。

ともあれ、真心のこもった挨拶などは、お金が掛からず特別な労力を必要と致しません。
しかしながら自分に対する評価は予想以上に撥ね返ってくるようです。
写真は、笑顔のガッツポーズの女性ですが一緒に力が湧いてきそうです。
さて、今日は午前中にファースの家地鎮祭に参加してきました。
午後からは休養に入れそうです。


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非効率から生み出せる豊かさとは…新千歳空港~函館空港~函館市~北斗市

2014-10-25 18:39:45 | ファース本部
私達経営者は、常に効率の良い経営をしなければならないと肝に銘じています。
今日読み終わったホテル経営の小説では、稼働率が悪くなった要因が、効率を重視し過ぎて顧客離れが要因だと気付くとの内容でした。
合理化と効率を重視し過ぎた場合、ともすると肝心な人間軽視となってしまいます。

会社の経営は、売り上げから原価を引いた粗利益、更に販売経費を引いたキャッシュフローと言われる経常利益を追求することが原則となります。
業績が悪くなるとリストラと称し、もっとも高額な人件費の削減を行うことになります。
解雇、部署替え、給与削減など方法は色々ですが、すべてに社員の人生を左右させます。

不採算部門の整理を行うことは経営者として当然なのでしょうが、そこで働く社員の生活をどのように保持して行くかの配慮がなくてはなりません。
社員の要望の全てを受容し、経営効率を高めつつ実践するは、とても難しいことです。
私達の企業は、仕入の納材者、協力業者、資材メーカーの全てが人で運営されており、顧客に繋がる私達サブユーザーは、まさに人によって支えられております。

この仕事に関わる一人一人の満足度を高次元で保持しつつ会社を経営し続けるのは、まさに人を一番大切にしようとする経営者の気概、信念の持ちようのようです。
上手く行かなくなった要因には、価格競争に翻弄されていたのではないか。
もっと大切な、お金で買えないお客様の人生を擁護しようとするマインドを取り戻すことかも知れません。それは、とても非効率な経営なのですが、そこにヒントがありそうです。

今日は、札幌から函館に戻り、函館経営研究会主催の経営セミナーで横田英毅氏の5時間講演を受講してきました。社員の人間力向上を優先することは、安定経営の基本だとする内容でしたが、弊社役員全員と本社社員が一緒に受講したことに意義がありました。

良い会社は、顧客、仲間、協力業者など関わる人を思い遣ることの出来る社員で成り立っていることを再認識した一日でした。
さて、写真は移動中に撮ったもので紅葉が素晴らしい!!明日はファースの家の地鎮祭が。


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ある学者が暖かい家は虚弱体質になると?…北斗市~函館空港~新千歳空港~札幌市内

2014-10-24 20:41:19 | ファース本部

何年か前にある高名な学者がコラムを投稿しました。そのコラムの内容です。

【美しい花は、良い苗や良い種があるからでなく、如何に愛情を注ぎ、厳しく育てるかにかかってくる。美しい花の茎の均一の切り花は温室でも育つが、よい苗や種を取るため、寒暖の差を付け、日照時間を管理し、栄養の与え方が真に美しい花が咲くのです。
素敵な花は、その子孫は残すため、厳しく育てる事が何よりも大切であり、これを忘れると花としての働きを十分に発揮しない。花を咲かすと言う事は、子孫を残すためである。

植物は動けないから虫に助けを借りて受粉し、色鮮やかでよい香りを出し、美味しい蜜を提供しないと虫は寄って来ず、したがって夏の炎天下に曝し、大雨に当て、厳しい環境に追い込み、この自然淘汰の中から見事な花、つまり立派な子孫を残せるのである。
人間も一緒であり、夏涼しい、冬暖かい家では強く丈夫で立派な子供は育たないのだ…】

とても情緒性豊かな内容になっておりますが、この工学博士のコラムをそのまま読むと、高気密、高断熱の家など罪悪のように思ってしまいます。
温室で育つ植物の花と、高性能の家で子供とを同じ温室育ちとの前提です。
このコラムは、花の事を知っていても、真の家を知らない人のコラムです。

俗に言う高気密、高断熱の家は、温室育ちのように自然の厳しさに接しないため、虚弱体質の子供を育ててしまうのだと言う内容でした。
そもそも沖縄やハワイなどの常夏の地域では、常に温室の中で生活をしていると同じです。
このような地域で暮らす子供達がモヤシのような虚弱体質などでは決してありません。

今日は、札幌市内で健康省エネ住宅国民会議ほっかいどう協議会が主催したシンポジュームに参加いたしまし。ここでは疫学研究学者、建築工学研究の先生が家の断熱性能と住む人の健康はプラス面で大きく関わっているとのエビデンスを表記した発表がありました。
冒頭のコラム執筆者の先生は、植物と人間の生理的な相違と家の性能の在り方を充分に調査研究して論文を書いて戴きたいものです。写真はイベント資料です。

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湿気の持つエネルギー資源とは…函館市~北斗市

2014-10-23 17:22:36 | ファース本部
今朝の北海道の各地で氷点下となり、膨大な暖房エネルギーを必要とする冬到来を告げているようです。
エネルギーの殆どを輸入に頼っている我国の事情ですが住まいに用いるエネルギーは、もっともっと節約できるゆとりがありそうですが…

30年前に施行された省エネ基準は、まさに目安を示したもので何の強制力もありません。
むしろ中途半端な省エネ対策は、住宅寿命を縮めるなどの弊害もあったのです。
気温を遮るだけが断熱と言う観念で我国の家づくりを行ってきました。
外気温0℃の時、室温20℃にキープするために使用するエネルギーは、どれだけの熱量が必要なのかを問われてきました。気温20℃に含まれる湿度の熱などは無視なのです。

快適暖房の基準の気温20℃、湿度50%の時、湿度50%に含まれる熱量は18.5℃です。
つまり、20℃の気温(寒暖計に見えるので顕熱と言う)に、湿度に含まれる熱(見えない潜った熱で潜熱と言う)の18.5℃、合計38.5℃のことを全熱と言います。
つまり、専門的には、住宅で使用するエネルギーは全熱計算しなければなりません。

勿論、潜熱の18.5℃は、その熱を感触で熱いと感じることはありません。
潜熱が顕熱に変換されるときは、冷房時に外部湿気がエアコンの室内機に吸い込まれてフィンに凝縮(結露)された時に凝縮熱として具現化します。
この熱をエアコンは、顕熱と同等に稼働率をあげるような仕組みとなります。

真冬においても外気の湿度はカラカラに乾燥状態をなりますが、家屋内において私達の暮らしで発生した生活水はエネルギーそのものなのです。
その熱を逃がさないようにすることで体感温度が低くても寒さを感じ難くなるのです。
同じ20℃でも湿度20%と50%では、体感温度が全く異なってきます。
つまり、日本の省エネ基準で無視状態であった湿度の持つ熱の活用は、大きなエネルギー資源とも言えそうです。

今日は、ファース本部に全国から工務店エンジニアの方々が参集してファース検査員講習を受講して戴いております。この湿気の持つ熱を制することは、今後のエネルギー技術を制すると言っても良さそうです。
講義の休み時間に記念撮影を行いました。

写真後列の右から道北紋別、柳原建設専務の柳原司洋さん、士別市、イトイ産業部長の菅原大和さん、同じく課長の斉藤孝一さん、旭川市、泰平工務店の本瀬元生さん、札幌市、和泉建設の社長、和泉信幸さん、前列私の隣から長野市、小山木材の荒井崇さん、愛知県、和蔵の三輪幸司さん、長野市、エル・ティー・ホームズの河出陽さんです。

今日はこれから懇親会がありますが、明日の昼にはかなり難しい試験があります。
懇親会で酔っぱらって知ったことが飛ばないようにして戴きたいものです。

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改革は既得権者との闘いです…北斗市

2014-10-22 17:53:16 | ファース本部
私のような開発者の多くは、奇人変人と言われる場合が少なくありません。
既存の方法、道具、仕組みなどは、過去の実績で誰もが「そうゆうモノ」だとする既成概念が定着しています。例えば住宅断熱材はグラスウールであるとする観念がありました。
誰もが家の断熱材はグラスウールで行うモノで、そのグラスウールをどのように上手に使用するかを競っていたように思われます。

自分のつくる家は、実績のあるグラスウール断熱材以外にはないと思い実践してきました。
グラスウールとは、繊維の中に乾燥した空気を静止させることで断熱性能を発揮します。
乾燥した空気を静止させるために、様々な工夫を行ったのは昭和50年代です。
透湿シートなどは存在しなかった時代に、ベニヤ板に小さな穴をあけ、気密と断熱材に湿気を吸わせいないため、農協からビニールを買って来て壁の内側に張ったものでした。

この時点で奇人だ、変人だとの周りの声を多く耳にしたものです。
私自身は、何十棟も施工経験で、グラスウールを乾燥状態で何年もの期間、保持できる自信を完璧にすることが出来ませんでした。ついにグラスウール以外の断熱材を試みる事に。
グラスウールと同類の乾燥した空気を静止させる断熱材以外の素材調査を始めたのが昭和58年でした。
樹脂のスチレンフォーム、ウレタンフォームと研究素材になって行きます。

実際に樹脂断熱材で家づくりを実践したのですが、施工に手間が掛かり、間取りによっては、充分な気密や断熱性能を引き出すことが難しく、多くの失敗を繰り返して辿り着いたのが、樹脂断熱材の現場スプレー発泡断熱方法でした。
家を丸ごとシームレス状に包んでしまうため、出来た家の断熱、気密の性能は完璧です。

ところが、学識経験者や同業社からは、木材が腐る、燃える、環境ホルモン障害など散々なバッシングの嵐でした。このスプレー発泡方式で国の認定を公認されるまで3年近い年月を費やすことになります。
特にグラスウールで断熱をしないさいと指導する評価委員の大学教授の激しいダメ出しが。しかし、誠意を尽くし、プレゼンや現場視察を行い、日本で初めて認定を交付されたのが平成5年でした。
その後は堰を切ったように他社メーカー追随するようになります。

断熱材だけではなく、この昭和の時代からトリプルガラスを標準装備にするなど徹底した省エネ住宅の家づくりを行って来ました。
改革とはまさに既得権を持った様々な人々のバッシングに打ち勝つことなのでしょう。
さて、今日も新しい研究開発を行っておりました。
写真はエアコン暖房の消費電力を測定しています。
現在95wですが、氷点下になっても低水準で推移させるための装置研究を行っていました。

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全てにコントラストが…函館市~北斗市

2014-10-21 18:09:23 | ファース本部
私達の心臓は、絶えず動いているように見えますが、膨らんだ瞬間と縮んだ瞬間の一瞬、停止しているのだそうです。
そのように生命を維持し続けるために稼動し続ける心臓もいつかは完全に停止する時期がやって来るのでしょう。

動いているものは、必ず止まる時がやってきます。
動いているからこそ、止まる事ができるのか。
止まっているからこそ、動く事に意義があるのか。
息づくものに静と動は必ず交互にやってくるのが道理なのだと思われます。

冬の日本海は、陸が穏やかでも、大きな波が激しく押し寄せている場合があります。
日本海を進む船に乗った場合は、このような轟音の中でも静寂となる一瞬があります。
船が波の背の真上に乗った瞬間なのでしょう。
次の瞬間には谷間に墜落するように波の中に突っ込んで行きます。

真っ白があるから、グレーがあり、黒が出来、彩色を施す事が可能です。
真っ黒の素地には、そもそも真っ黒の色づけが出来ません。
色の付いた素地では選択肢が狭くなると言う事でしょうか。

人の生命は静と動の繰り返しで継続しているように思われます。
私達の企業生命は、そこで働く人のコントラストで息づいているようにも思われます。
日向には必ず日陰が存在します。人の働きも別な人の支えで成り立っているのでしょう。

今日は、函館発明協会が主催する企業見学会に行ってきました。
様々な企業があり、そこに働く人々がおります。
その全てに動静があり、コントラストがあり、生命が息衝いているようです。

写真は富士山のネット画像ですが、この自然のコントラストに心を癒されることが…
さて、今日は朝から肌寒い一日でしたが一連の見学会を無事に終了することが出来ました。
今日も多くの方々との出会いに感謝いたします。

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ボトムアップとトップダウン…北斗市

2014-10-20 18:08:59 | ファース本部
零細企業の多くは、社長が様々な案件を処理しているのが実情なのでしょう。
ところが支店などの出先などを持つ組織化されている企業などは、出先の責任者や本社の然るべき人が決済して指示を出しています。
また、組織として対外的に影響するような案件では、トップいわゆる社長の決済が必要な場合もあります。

弊社、福地建装は、小さな零細企業ですが、出先が3か所あり、本社にもハウジング事業部や研究開発室などの部署を抱えております。
部署ごとの決済権は与えているのですが、それでも経営本体に関するような事項においては、社長決済を求められることもあります。

今日は、北斗市役所を訪問して副市長の滝口直人さんと意見交換を行なってきました。
人口5万人弱の北斗市ですが、やはり部署ごとの決済では難しい案件などを副市長、市長が行っておりました。組織体でのイノベーションなどは、特に難しい場面に遭遇します。
組織体運営は、常にイノベーションを行っていなければ、直ぐに陳腐化して行きます。

私達、ファース本部でも200社近い加盟工務店と販売代理店が存在致します。
彼らの声を吸収してイノベーションに生かそうとすると、先ずは地域担当スタッフが情報を受容して然るべき人に相談を行うことから始まります。
その部署決済で済むような案件も少なくありませんが、慣例や事例をつくり、以後の活動に支障をきたすような案件は、私達経営責任者のところに事案決済の依頼が来ます。

社長がトップダウンで行う事案は、仕事が敏速で限られた時間内で実践される利点があります。
しかし、かなり無茶振り的な要素が多く、あまり多用すべきではありません。
やはりボトムアップ型で外堀、内堀を固めてから実施するような実施が望ましいのです。
ところが、このボトムアップ型では、最終的な責任をとる社長の意思に沿わない形で、破棄される場合、また事業化される場合もあるのです。

今日の副市長室を訪問した際は、未決済箱に山のように書類が積み上げておりました。
月曜日の執務室は弊社も市役所(写真は北斗市役所)でも同じような光景になるようです。
ボトムアップとトップダウンの利点を生かしながら組織運営を行うことも経営者の力量なのでしょう。
さて、夕方になったら天気予報通り、強い目の雨天となった北斗市です。

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地域工務店の経営者はパーソナリティーが資源です…七飯町~北斗市

2014-10-18 15:49:11 | ファース本部
人柄の良い人は、自然に周りの空気がその人の穏やかな雰囲気に馴染んで行き、その場の空気がその人の雰囲気に染まって行くようにも感じます。
普通に話をしていても自然に気持ちが和んで行くような人がいます。
口数の多いとか少ないではなく、喋り方の上手下手ではなく、話をしていて雰囲気が穏やかになる人は、パーソナリティーの確率した人の典型のように思います。

私達のような、地域密着型の工務店経営者は、この話していて気持ちが穏やかになれるような風格が求められる場合がありそうです。
建主さんにとって一生の大事業となる家づくりにおいては、工務店経営者との絶大な信頼関係の上になりたつものなのでしょう。

繁盛している地域工務店の社長さんは、滲み出るような人柄の経営者が多いようです。
普段の地域活動や動機付けとなった経緯のなかで、建主さんの安心しきった笑顔となると、工務店経営者は絶対にその信頼を裏切らない確たる信念をも向上させることに。
建主さんと工務店の信頼関係が強固な限り、工務店経営に不安を感ずる事などありません。

住宅業界は、常に乱気流の中を飛行しているような不安定な状況にありますが、パーソナリティーの確立した工務店さんの多くは、受注に大きな苦労をしていないようです。
特に地域工務店、経営者のパーソナリティーは、自分のつくる家に、確たる性能と、自分の魂を一心に込めるところから始まっています。

私達ファースグループの基本理念は「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」です。
私達工務店経営者、スタッフ、協力業者、納材業者など家づくりに関わる人々の全てが、建主さんと同等に利益を分かち合おうと言うものです。
その最初こそが、人の話を真摯に聴ける、いつも前向きに努力する、人を誰をも大切にするなどがパーソナリティーを形成する大きな要素のように思います。

さて、今日は原稿執筆を行っておりましたが、エアコン暖房の調整で大沼のゲストハウスに行ってきました。写真は別荘地のアプローチですが、秋の深まりを感じます。

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紳士淑女を装うには…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2014-10-17 21:25:14 | ファース本部
一定の年配となったいわゆるオジサン、オバサンを、紳士、淑女と言えるのは、そう云わせる理由がありそうです。
先ずは、瞳が輝いており、普通のおじさん、おばさんの何倍も知識や情報を持っています。
この紳士、淑女と言える方々に共通点は、身体全身とその周囲からオーラを感じる事なのでしょうか。身体から湧き出るオーラは、中身があるから湧き出るのでしょう。

オーラとは、努力して得た知識や情報などが潜在化し、才知となっているように思います。しかし知識や情報を誰よりも多く持っているはずである大学の先生全員から、果たしてオーラが出ていますでしょうか。知識や情報を内在していても輝かない人も存在します。

昨日は、東京有楽の読売会館で開催の「第62回全国調停委員大会」に参加いたしました。
本大会には多くの紳士淑女が参加しております。
半数は弁護士さんですから正に知性と教養、知識と情報を内包していることでしょう。
年齢的にはオジサン、オバサンであっても紳士淑女の方々なのです。

先般、家庭裁判所で見かけた男性の後ろ姿は40歳代と思いましたが、彼は弁護士で年齢が70歳代だそうです。服装も姿勢も身のこなしも颯爽と、清々しさを感じました。
背筋が通り、ポケットチーフが似合い、ズボンの折り目がピシッとして靴がピカピカです。
何よりも清潔感があり、顎を引き、背筋が伸び、頭髪が整っており、真っ直ぐ前を見て歩く姿がとても凛々しく見えたものです。

誰もが意識してまで人様に自分を紳士、淑女を意識させる必要などはありません。
むしろ肩に力を入れずない自然体こそが溢れるオーラになるのではないでしょうか。
意識して装ってみたところで、本当の紳士淑女には見えないのかも。
身体からだすオーラはそのパーソナリティーなど微妙なエネルギーが表す現象かも。

私達でも歩く際は、意識して足の親指に体重を載せると腰の付け根に力が入り、自然と顎が引けて、背筋がピンと張ってくるものです。
中身がなくとも見た目だけなら紳士、淑女を装う事は出来るのですがね…
さて、今日も多くの紳士淑女の皆さん方と懇談する機会に恵まれました。
写真はその紳士淑女そしてオジサン、オバサンなどを乗せて飛んで来た飛行機です。

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調停と自由競争社会…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-10-16 17:32:17 | ファース本部
競争とは競い争うことです。
つまり、競争するからこそ紛争、場合によっては戦争になることもあるのでしょう。
しかし、競争がなければ発展もしないと言われます。極端な社会主義がなかなか上手く行かなかったのは、競争原理が機能しなかったとも言われています。

今日は、第62回全国調停委員大会に参加(写真は会場風景)致しました。
今回の基調講演は、裁判官から札幌高裁長官をつとめ現在、公正取引委員の仕事をしている山崎先生の講話を拝聴しました。テーマは「自由競争社会と調停」と難しい題材です。

そもそも私達が行う家事事件の多くは、主導権などの主張対立が要因となっています。
今日の講師の山崎先生が高裁長官時代は、私達調停委員に対し、紛争を戒めるため、相互の主張対立の緩和を促していました。講師は冒頭から「現役時代と言っていることが異なるような感じがするかも知れない」しかし、着地点まで聞いてくださいとのことでした。

公正取引委員会と言う組織は、自由競争を監視する組織です。
業者間どうしが話し合って価格調整を行う「カルテル」、公共工事の入札を業者間で落札者を決める「談合」を行えば、刑事事件に発展することがあります。
自由競争を阻害するからです。

私達が行う調停事件は、主張を譲り合い、妥協点を見出すことが仕事となっています。
つまりは、競争とは真反対なのですが、調停は「譲り合う競争を促す」だと言うことに。
自分の言い分をここまで譲歩するので、貴方もこのくらいまで譲歩してくださいと。
その譲り合いを競争させるには、調停委員としての技量によると言うことになります。

当事者同士が、主張の譲り合い競争を促すための調停なのです。
そのような調停技量を豊かにするためには、やはり人間的な研磨が必要なのでしょう。
さて、今日は全国から参集した調停員の知り合いどうし懇親会を行なうことにしました。
これから懇親会場に移動します。東京都心もこの時間は夕陽が薄い雲を紅に染めています。

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