豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家族経営の在り方を見る…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内~那須塩原市

2019-03-31 23:16:26 | ファース本部

私達のような地域密着の工務店の多くが家族で経営しているケースが大半です。
家族経営は良い事ばかりでありません。
経営方針で喧嘩となり、挙句に離婚に至ったケースも見てきました。

今日は、那須塩原市の販売代理店さんで、色々な共同研究を行っている星野アルミ建材さんの会長さんが亡くなり、お通夜に参列しにきました。
私を送迎してくれたのは、同じ那須塩原市のFAS加盟工務店でエムワンプレス工業、社長の室井一宏さんです。

エムワンプレス工業さんは、那須塩原市の建築したファースが、ハウスオブザイヤーエナジー2018で優秀賞を受賞されました。
本業は屋根板金工事ですが、室井社長の信念でファース工法に限り、戸建住宅も受注しております。

エムワンプレス工業さんも典型的な家族でコラボレーション経営の工務店さんです。
コラボレーションとは「協同作業」と言う意味です。
家族経営にありがちな「あ・ん」の呼吸が仇で、上手くゆかない事も少なくありません。

写真はお通夜の後に室井社長さんのご家族と会食を一緒にする機会に恵まれました。
写真は、右から社長の室井一宏さんとご子息の優志君、長女で設計経理担当の室井志帆さん、私の隣が室井社長の奥さまで室井寿子さんです。

志帆さんと優志君は25歳も年が離れており、寿子さんは実の母でなく、中間に男の兄弟もいます。
ところが家族コラボレーションは、抜群に良いご家族でもあります。
お義母の寿子さんと志帆さんは、姉妹のように仲が良く板金業と建築業をバランスよく経営しておりました。

今年は早くもファース工法の家づくりを始めており、その後の受注見通しも順調とのことです。
理想的な工務店の家族経営の在り方を見た気がしました。

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飯場暮らしがなければ今がない…北斗市

2019-03-30 12:24:19 | ファース本部

飯場と書いて「はんば」と読みます。
ウィキペディアで調べると「飯場」とは、日本において鉱山労働者や土木工事の建築現場で作業員用の宿泊設備で給食もできる場所と記述しています。(写真・このような書物も)
更に現在では、町中で行われる建設工事現場の宿泊を伴わない休憩所や食堂の意味でもあり、清潔感に欠ける表現で多少なりとも否定的な意味だと書いています。

私は中卒の15歳の時からその飯場で暮らしました。
当時は、もっとも日当の高い鉄骨トビ職で橋桁を取り付ける山深い山道の奥の飯場でした。
鉄骨トビ職は、昔の流れを汲んで任侠の世界とも密接な関係があったものと思われます。

飯場に住む仲間のトビ職の半分近くはその世界にどっぷりと身を浸けている人達でした。
スキンヘッドや上半身オールカラーの刺青を彫った連中も多く暮らしています。
気の荒い連中ばかりであり、些細なことで殴り合う凄まじい連中ばかりです。

一般の方々には、飯場暮らしなどは、荒廃した社会のように見える事でしょう。
ところが、そこにはホワイトカラーの世界にはない義理人情、奥深い優しさや厳しさも、実にバランスよく交互された人間社会でもありました。
無いものを生み出す創造力や、人との関わり方などを自然に身についたものと思われます。

読み書きの勉強は必要に応じて行えば学校でなくとも出来るモノです。
2級建築士や1級建築施工管理技士など六つの国家試験は、すべて独学でした。
人間重視の住宅システム開発の原点は、このような環境下で見出されたと思っています。
飯場暮らしを経験していなければ、ファース工法も今の自分も存在しなかったでしょう。

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電話一本で3200万円の受注がフイに…函館市~北斗市

2019-03-29 17:40:31 | ファース本部

あるユーザーさんは、色々な住宅工法を調査し、辿り付いたのがファース工法でした。
そのお施主様がファース加盟工務店に電話したところ、その工務店の社長もスタッフも席を外しており、たまたま立ち寄った隣のオジさんが鳴り止まない電話に出てくれました。
「電話を取ってやった」との気持ちが強かったのでしょう。

遣り取りは次のようだったようです。
「エ!社長⁈、イネーヨ‼、何時⁈、知らねぇよ…」
電話をしたヒトは、期待をこっ酷く裏切られた気分で電話を切りました。
この工務店は、3,200万円のファースの家一棟を受注し損ねた瞬間です。
結局そのヒトは、かなり距離がある地域のFAS加盟工務店にファースの家を発注し、後日談として今の話を聴いたしだいです。

会社や事業所にかけた、たった一本の電話でその会社の経営姿勢が解ります。
私達地域工務店には、訓練された電話受付嬢などは居ないのです。
電話は、常に笑顔をつくって一生懸命に対応するとその気持ちは伝わるものです。
「電話は笑顔対応で」と、電話の前にお客様がいることをイメージします。

電話をして戴いた事に対する感謝する気持ちがあれば、その心は必ず伝わるモノです。
電話の笑顔対応は、地域の工務店にはとても大切な要素となります。
今日は晴天ながらも気温0度前後と寒い日なのです。

仲間の工務店さんに用務で、写真の電話機から電話したところ、とても感じの良い応対をして戴きました。
気温は低くても、気持ちは確実に温かくなったのです。
写真は私のデスクの上の電話機です。

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悩んだ分だけ強くなる…北斗市

2019-03-28 17:47:25 | ファース本部

会社の前の掲示板には、ほぼ毎日、心のビタミンメッセージを掲げています。
今日の掲示板は「悩んだ分だけ強くなる」とのメッセージが書き込まれておりました。(写真)
運動やストレッチは足腰などカラダの鍛錬ですが、心や気持ちの鍛錬も必要です。

悩みの無い人などはおりません。
それをどのように吸収して解決して行くは、心のストレッチも必要なのかも知れません。
悩みも過ぎれば鬱病になる人もおり、そうならないためにも問題を受け流す術も必要です。
「悩みは自分自身の気概、気持ちを強くする」と思うことが鍛錬と云えそうです。

「愛とは何か」と云うのもありました。
愛とは、人を慈しみ合う気持ち、生あるモノを大切にする真心などを云うのでしょう。
また愛しいヒトを慕う情けを愛情とも云い、恋する心を云うようです。

特定の物事を「愛する」それは、好み大切にする気持ち、例えば絵画や彫刻、唄、雅楽、舞踊など愛する事を云うのでしょうか。
更には感情を超越し、争いごとのないヒトの幸せを願う心などは人類愛とも云います。

私は「愛」とは、その対象者の立場に慣れた分だけが愛だと思うことにしています。
愛する人のカラダや心の痛みを、一緒に分かち合えることこそ、愛している証しです。
愛国心、愛社心、家庭愛、地域愛など国の立場、会社の立場、地域の立場になれる事です。

自分の愛社心、家庭愛、地域愛などを思考し、悩むことも鍛錬なのかも知れません。
さて、今日の北斗市は気温0度、終日社内業務で執筆業務や研究開発の試験分析などを行っておりました。

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得意分野を特化させよ…大分市~大分空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-03-27 18:27:38 | ファース本部

誰にももっとも得意とするスキルがあるものです。
自分は研究開発と現場作業が好きな仕事と云えるかも知れません。
しかしながら好きなことだけを行って世渡りが出来るほど世間は甘くありません。

私達ファース・グループには190社FAS加盟工務店が存在します。
その一社一社に得意分野があり、その得意な部分を生業の中心に添えていると思われます。
先般のハウスオブザイヤーエナジー2018も授賞は、誰もが得意部分を強く主張しています。

私達の得意分野は他の工務店やハウスメーカー等が行わない、新技術の研究開発です。
オール電化住宅も樹脂スプレー断熱方式の創設者もファース本部福地建装です。
その新技術をファース加盟工務店ごとに上手にアレンジし、一棟一棟すべて異なるファースの家が全国に建っています。

今日は大分県大分市の合資会社e‐ハウスさんを訪問してきました。
写真はe‐ハウスさん事務所で代表の荻野 晃さん、奥さまの荻野加代子さんと撮りました。
e‐ハウスさんは、リフォームを得意としており、とても多忙の日々を過ごしております。

商標登録した「ぶんごの家」と検索でe‐ハウスさんのホームページがトップにでてきます。
e‐ハウスさんは、得意分野をリフォームに特化してきましたが、ファースの家の研究も常に行っております。ハウスオブザイヤーエナジーの事も意識しており、新築分野にも力を入れて行きたいと熱意を持っています。ファースの家の新築も得意分野になりそうです。

大分にお住いの方は、「ぶんごの家」を検索して荻野代表の話を聴いてみてください。
さて、今日は気温20℃の大分から気温3℃の北斗市本社に帰社したところです。

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苦労の向こうにある幸せを…東京都内~羽田空港~福岡空港~福岡市内~大分

2019-03-26 20:34:29 | ファース本部

出張中は常に文庫本を読む機会が多くあります。
小説の描き方は様々ですが、ハッピーエンドで終わるのが定番といった所なのでしょう。
穏やかで幸せな生活が何かの理由で壊れ、それをまた立て直しする過程が物語になります。

誰もが平坦で起伏のない、穏やかな環境の中で暮らしたいと思うのでしょう。
しかしながら平坦で起伏のない生活は、無機質で彩のない人生とも云えそうです。
彩に満ちて幸福に満たされている生活は、いつまでもそのまま継続するとも限りません。

私達の家づくりは、お施主さまにとって良くて出来て当たり前なのです。
営業時点から、一生一代で大事業となる家づくりを、事務的で流れ作業のように進める訳には参りません。
プラン、契約、着工、管理などと最終的には、お施主さまの喜びの笑顔に出会えてこそ私達施工を行うモノの幸福感を得られるのでしょう。

常に厳しい現状があり、その厳しさを乗り越え、その向こうにこその幸福があります。
つまり、幸福の中には、真の幸福など在り得ないとも云えそうです。
私は、「ファースの家にして本当に良かった」と言われるために、そして「○○工務店に施工して戴いて良かった」と言われる事が究極の幸せです。

今日は福岡に移動してFAS加盟工務店のモリタ建設さんを訪問しました。
モリタ建設は、間もなく契約するファースの家の施工計画を行っており、有効な屋根形状なの相談に乗って来ました。昨日はハウスオブザイヤーエナジー2018の授賞式でした。

私達は、施主の満足度、幸福度だけで審査するのであれば最優秀大賞なのかも知れません。
さて、今日は博多から初めて利用するJR大分駅(写真)です。
明日は大分のFAS加盟工務店さんを訪問します。

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CSR(企業の社会的責任)…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2019-03-25 21:47:08 | ファース本部

昨今はSDGs(2030年までに実現可能な開発目標)やcSR(企業の社会的責任)という単語が頻繁に使われるようになりました。
私達企業経営者は、経営活動を行う過程において利益追求を行うのは必然で、その利益で社員の福利厚生や税金を納めることなど社会貢献を行っています。

ところがともすれば利益追求を重視し過ぎ、何処かの大手賃貸業者のようなコンプライアンスを逸する企業もない訳ではありません。
利益を確保しながらもヒトへの配慮、自然環境、社会環境への気遣いなども経営資源として必要です。

ヒトである経営者には身体的な限界が伴いますが企業は、長期的に持続しつつ成長しなければなりません。
それには毎日のリノベーションを行う事が必要となります。
リノベーションは、新技術の研究開発や、会社組織の見直しや営業開発なども入ります。

自社の発展の影響で、何処かの企業に影響を与えることもあり、その反対もまたあるのでしょう。
その中で切磋琢磨し、環境、雇用、利害関係者など幅広い分野に与える影響を考査が必要です。
CSR(企業の社会的責任)は、称賛される事ではなく、普通に実践されるべき事です。

今日は、省エネ住宅を表彰するハウスオブザイヤーエナジー2018の授賞式がありました。
私達ファース・グループから17社のFAS加盟工務店が授賞を受けました。
これは、住宅業界でSCRを果たしたのだと云えそうです。

それでも受賞者のご努力は並大抵ではありません。
写真は夜に行った授賞祝楽会で撮ったのですが、多忙の中を審査員長で東大名誉教授である坂本雄三先生(写真真中)も駆け付けてくれました。
本授賞を心よりお祝い申し上げます。

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音楽に限界はなし…北斗市

2019-03-24 19:05:18 | ファース本部

今日は上磯中学校吹奏楽倶楽部の今年度最後のコンサートに招待され参加してきました。
上磯中学校吹奏楽倶楽部は、4年連続で全国大会に出場し、すべて金賞授賞の栄誉に輝いております。
まさに日本一の吹奏楽倶楽部と云えそうです。

部員は、毎日の朝の練習や放課後の練習などは、みんなが楽しんで行っているようです。
学校生徒数が600名弱おりますが、100名近い吹奏楽部部員がおります。
顧問の中條敦也先生は、「音楽に限界はない」と説いているそうです。

音に楽しむのが音楽なのですが、吹奏楽大会やコンサートが近くなると練習が厳しくなり、叱責が飛び交うようになると既に楽しむ音楽ではなくなることを戒めているのでしょう。
中條先生は、構成だけ行うと演奏のアレンジの殆どを生徒に委ねているそうです。

「ファース全国大会in函館」で記念演奏をしましたが、建築関連の方々は、吹奏楽を初めて聞くというヒトも多いのですが、誰もが衝撃に感じる感動を受けたと云います。
演奏する生徒も先生も、実に楽しそうです。
聴いている我々も楽しくなるはずなのです。

今日のコンサートは、受験を終えた3年生も参加しての今年度最後となります。
1,000人収容の大ホールで立ち見の出来る聴衆があり、約3時間のコンサートでした。
参加された北斗市市長の池田達雄さんは、北斗市の誇りであると称賛しておりました。

写真は、左から後藤教頭先生(4月から北斗市立茂辺地中学校校長)、私の隣が2005年から2008年まで上磯中学校長を務めた酒井 充先生、右が副社長で私の妻の福地小枝子です。
私達も一緒に「限界の無い音楽」を感銘し、楽しませて頂きました。

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お施主さまが営業マンになって貰える3要素…北斗市

2019-03-23 17:36:47 | ファース本部

ハウスメーカーの四大原則とは、1に受注できること、2に施工ができること、3に資金回収できること、4に「建主と上手に他人になれること」だそうです。
私達地域の工務店は、近場に存在する建主と上手も下手も他人などにはなれないのです。
ハウスメーカーやスーパービルダーは、営業上手、売り上手で売り続ける宿命があります。

どんなにブランド力、デザイン力、敏速性や好感度の営業マンであっても、そこに関わった人々が実際に家づくりを行う訳ではありません。
建主の願いを成就させることより、大量の住宅を捌くために不可欠な要素です。
そもそも地域工務店は、売り上手になどなってはいけません。
小さな工務店の施工現場では、清潔、整理整頓、作業員の気持ち良い挨拶なども重要です。

建主が工務店の営業マンになってくれるのは次の3つの要素です。
1に光熱費が安価で住み心地の良い家をつくり、2にメンテナンスを気持ち良く行い、3に建主様との友好関係を末永く保持することです。
この3要素は、小規模な地域工務店でなければ出来ない要素なのです。
家が大量に余っている現況では、家を売る会社のハウスメーカーやスーパービルダーの時代から確実に地域密着型工務店の時代がやってくると言えそうです。

安定受注をしている地域工務店は、殆どが地域に自然な形で溶け込んでいます。
地域活動とは、町内会、消防団、PTAやボランティア活動にも積極的に参加することです。
そのような営業を意識しない自然な活動は、地域工務店の行う竣工見学会、木工イベントなどに知り合いが誘い合って参加するようになります。

今日は、ファースの家を建築するお施主様ご家族に、施工担当する大工さんや協力業者さんをご紹介する着工研修会を開催します。
激しく降っていた雪も止んだようです。(写真)

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イチロー選手からイチローさんへ…北斗市

2019-03-22 17:53:21 | ファース本部

イチロー選手は、東京ドームのマリナーズとアスレチックス戦後に引退会見を行いました。
8回裏イチロー選手は右翼の守備位置に向かい、他の選手はフィールドには向かいません。
他の選手は、イチロー選手がしっかりと守備位置につく事を確認したかったのです。

この時はじめて場内アナウンサーは、いま何が起きたかを理解し、このあこがれのスターだったイチロー選手が、試合から退場することを日本語で説明したといいます。
観衆が立ち上がり歓声を上げる中をイチロー選手は、ゆっくりとダグアウトに戻りました。

シアトル・タイムズ紙の同行記者は「イチロー、東京でのマリナーズ最後の試合後に引退を発表」との見出しで報じたそうです。
記事は「彼はさよならを言うために母国に戻るのを待っていた」と切り出し、「傑出した存在からスター、そしてあこがれの的、やがて日本野球史で最高の選手となり、初の殿堂入りを確実なものへと昇華させた。
28シーズンにわたる輝かしいキャリアを残し、イチロー選手は、人生という定義そのものだった野球から去ることになる」と伝えたそうです。

イチロー選手がマリナーズの選手の一人一人と抱き合うため、ダウアウトを出るしばらくの時間、相手のアスレチックスの選手は立ち上がり拍手を送っていたと云います。
それは現場に居合わせたものでしか体験できない感動的な瞬間だったとも報じています。

その後の記者会見では、どのような質問にもしっかりと自分の思考を述べておりました。
「監督にはならいのか」との質問には、「人徳がないから監督にはなれません」と話しておりました。
しかし人徳のない人は、ここまで素晴らしい感動をひとに与える事などできません。
これからの選手以外のイチローさんも、とても魅力的な存在となるヒトだと思います。

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ANAダイヤモンドメンバーの人々…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-03-21 15:22:13 | ファース本部

全日空では、年間10万マイル以上の利用者をダイヤモンドメンバーとして様々な優遇策をとっております。
私のように函館空港から羽田空港まで往復すると約1500マイルです。
つまり年間67往復、134回搭乗してようやくダイヤモンドメンバーとなります。

並大抵ではダイヤモンドメンバーになることなど出来ません。
それでもダイヤモンドメンバー専用ラウンジではいつも大勢の方々が利用しています。
それだけ多くの方々が飛行機を利用しているのでしょう。
もっともダイヤモンドメンバー専用ラウンジは、同伴者1名も対象ですから家族や仲間もいます。

私の場合は、北海道新幹線が開通し、その北海道側の駅である新函館北斗駅まで車で10分の位置です。
函館空港は、函館市街地を完全縦断するため45分以上も掛かります。
時間的にも飛行機は早めに発ち待ち時間があり、ついてから都内までの移動時間があります。
車で10分、4時間で東京駅ですから新幹線の方が便利です。

それでも飛行機を利用するのは、飛行機の方が相当に安価なのです。
安価さと今のように待ち時間にパソコンで問い合わせ回答などのような仕事ができます。
新幹線でこれをやるととても疲れます。

ダイヤモンドメンバーの方々にも色々な事情があるのですね。
写真はダイヤモンドメンバー2018のタグですが、これのついた荷物は優先して先に出してくれます。
先般は2019年のタグが送られてきました。

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目覚めから今日のヒントが…那須塩原市~東京都内

2019-03-20 19:35:55 | ファース本部

毎朝、目を覚ます場所がほぼ違うのですが、先ず今朝は何処にいたのかを思考します。
先ずはベッドから天井を見上げ、廻りを確認し「ああ、今日は此処だった」と気付くのです。
楽しい旅行の旅先と複雑な内容を秘めた仕事での出張の朝もあります。

毎朝今日は、これから何をするのかを思考し、そして窓の外をみることにしています。
ホテルの窓からの光景を見ながら今日の行動指針を考えてみます。
今朝は、東京都内のホテルで目覚め、ホテルの窓から上野公園の色付いた緑が見えました。
高速道路を行き交う車の中には、大きな課題を抱えたり、楽しい旅に出掛けたりと…
朝の目覚めでは、自分を取り巻く環境で高揚感や喪失感をも左右させそうです。

今朝は、大好きな研究開発で共同研究を行っている那須塩原市の星野アルミ建材さまを訪問してきました。
昨日は新システムを備えたエアコン開発のエンジニアの方と意見交換を行ました。
今日はガラスだけでグラスウール断熱材150㎜クラスの断熱性能を持ったファース工法専用ガラスの施工法について協議ました。
写真は私の隣が(株)星野アルミ建材、社長の星野岳央さん、左が副社長の磯 宗秋さまです。

星野アルミ建材は地域を代表する製作、販売、施工店で30名もの社員さんを抱えています。
星野アルミ建材さんのように各地域では、競いながら知恵と工夫とリノベーションを活かす事で、地域経済の健全化と少子化対策に貢献しています。
今朝のベッドから見た天井の模様は、未来志向を育むヒントだったようです。

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意見交換も3分間交互が基本となる…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2019-03-19 21:16:09 | ファース本部

弊社では、毎日の朝礼では、当番制度で役員もスタッフも必ず順番の回ってくる3分間スピーチを行っています。
このスピーチは、しっかりと起承転結であったかどうかです。

プレゼンテーションやスピーチ等、人前で行う挨拶は、起承転結で在るべきだと言います。
起承転結とは、「第1句の起句で詩意を言い起こし、第2句の承句でそれを受け、第3句の転句で素材を転じて発展させ、第4句の結句で全体を結ぶ」と言う事だそうです。

今日は弊社東京事務所でエアコンメーカーの役員さんや技術者さんとのヒアリングがありました。
エアコンメーカーには零細企業などありませんが、洗練された意見交換に感銘します。

一方的に喋り続けるヒトもいますが、相互の主張を包含しつつ適切な返答を行う事でヒアリングは成立します。
今日は、弊社東京事務所(写真の東京タワーの見える貿易センタービルの向かい側)で、ファース工法に適するエアコン開発に関する重要な意見交換でした。

まさに「第1句の起句で詩意を言い起こし、第2句の承句でそれを受け、第3句の転句で素材を転じて発展させ、第4句の結句で全体を結ぶ」で起承転結はしっかりと確立です。
明日は栃木県那須塩原市に東京日帰り出張となります。

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人材から人財へと…函館市~北斗市

2019-03-18 17:50:25 | ファース本部

景気が良くなり他社が設備投資する時にひたすら我慢を続け、逆に景気が悪くなり、モノの動きが悪くなった時にこそ設備投資が生きてきます。
人が並んでいる列の最後尾に並んでも、良い物は手に入らないのかも知れません。

「安物買いの銭失い」と言う格言があります。
価格の安いのには、その安価にした理由があるはずです。
支払っただけの対価に足りない買い物をしたことを云うのでしょう。

私達のように会社を創業するには、設立資本金で商品を仕入れ、それに利幅を乗せます。
その利幅から店舗費用や人件費を支払う事になのですが、常にリスクはついて回ります。
出資した方もその店舗(会社)倒産すれば無一文の代償しかありません。

企業は、永続的に発展させる宿命にあり、破綻消滅をさせてはならないのです。
企業経営には常にリノベーションを伴います。
何のリノベーションも行わない場合は、4年で60%もの経営資源が無くなると云います。

人材は、雇ってみてから人財に出来るか人罪にするかは会社しだいといえます。
やって見せ、やらせ見せて、褒めてあげれば人財になります。
ファース本部の正社員では、この22年間、寿退社以外で辞めた人はいません。

写真は入社12年で完全に人財となった研究開発室の冨田武美君です。
彼はファース工法の空調システムのスペシャリストとなりました。

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決算書に記載されない特許権利…北斗市

2019-03-17 13:34:57 | ファース本部

資産とは、土地や建造物、機械や什器などしか、決算書のバランスシートに載りません。
つまり特許権などの知的所有権などは資産でないと云う事です。
弊社ファース本部は、研究開発で多くの知的財産権で企業経営を行ってきました。

確たる技術を確立するには、長期間にわたり根気強い研究や実験を繰り返します。
それには時間と費用が掛かりますが金融機関は、開発費用への融資に極めて消極的です。
知的所有権が生きて利益が上がるようになると金融機関は、次々と融資営業で来社します。

特許などは道楽者の趣味や遊びの延長戦でしか捉えていなかったようです。
企業経営のイノベーションは必須なのですが金融機関の信頼を得るのに時間が掛かります。
今日は多層断熱ガラス壁の取り付け方法の特許出願書を執筆しておりました。

金融機関の融資を必要としないで種々の知的所有権を得られるようになりました。
発明などは「千三」と云い、千件の発明で三件しかモノにならないと云う意味です。
それでも宝籤も買わなければ絶対に当たりませんからね…

私達ファース本部の知的所有権は件数で100案件近くにもなり、ファース・グループのFAS加盟工務店さまの権利を守っております。
特許申請出願書、絶賛執筆中(写真)です。

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