豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人柄は滲み出るもの…宮崎市~宮崎空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2009-01-31 18:22:22 | ファース本部
普通に話をしていても自然に気持ちが和んで行くような人がいます。
口数の多い少ないでなく、喋りの上手下手でなく、話をしていて雰囲気が穏やかになる人は、お人柄の良い人の典型のように思います。

特に地域の工務店経営者は、この話していて気持ちが穏やかになれるような風格が求められる場合があります。お人柄の良い人は、自然に周りの環境と空気が、その人の雰囲気に染まって行くようにも感じます。

建主さんにとって一生の大事業となる家づくりにおいては、工務店経営者との絶大な信頼関係の上になりたつものでしょう。昨日の住まい講座を行った都城の清栄建設さん清水社長と、現在新築を行っている建主さんとの信頼関係もとても強固なものを感じます。

滲み出るような清水さんの人柄を信用、信頼されたのでしょう。建主さんの安心しきった笑顔が印象的でしたが、その信頼を裏切らない確たる信念をも感ずる事が出来ます。
建主さんと工務店の信頼関係が強固な限り工務店経営に不安を感ずる事などありません。

不況と言われる時代ですが清栄建設さんは、既に今年の仕事量を確保しておられます。
今日は、その清栄建設さんをファースに加盟推薦して戴いた宮崎市の大塚工務店さんを訪問しました。大塚工務店も既に今年の仕事量を確保しておられるのには感心です。

写真は大塚工務店さんの作業場で撮ったのですが、代表の大塚信夫さんと奥様の大塚智美さんです。前においてあるのが切り込み中の新築ファースの家の大黒柱の頭部分です。
清水さんも大塚さんも、つくりあげる家に自分の魂を込めるところが共通点なのでしょう。

大塚工務店さんのご夫妻は、「建主さんが住んでから喜んで戴ける家づくり」の理念に共感され、ファースの家に取り組んでいます。工務店仲間、協力業者、建主さん、我々などの関係者に対する心遣いなどの対応でご夫妻のお人柄が滲み出てきます。繊細さを隠し、豪快に見える大塚さんを、奥さんの智美さんはいつも優しい目で見守っています。

人の話を真摯に聴ける、いつも前向きに努力する、人を誰をも大切にするなど、人柄を形成する要素のように思います。今日はその大塚さんに宮崎空港に送って戴き、気温14℃、南国宮崎からマイナス3℃の北斗市に戻って来ました。九州人の情熱的なパワーで寒さもなんのその…
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心に残る会議や講演…熊本市~都城市~宮崎市

2009-01-30 22:32:58 | ファース本部
昔の家には囲炉裏端と言う、薪をくべて暖房を行い、炊事をする場所がありました。
家全体を暖めるのでなく、薪が燃える炎や熱で暖められた燃え滓、灰、炭などから発する輻射熱(熱線)を身体にうけるため、家屋の中でもっとも居心地がよく、また神聖な場所であったとも言われています。

この囲炉裏端は長方形になっていますが、その短辺の一箇所が横座と言ってその家の家長(主人)が座る場所とされました。家族の中で上座と言う事になります。企業の会議でも役職の上の人間が上座に座る習慣があります。

会議の主導権者がわかる反面、部下から本音の意見が出し難いと言う事もありそうです。
国際会議などでは序列を意識させない、円形テーブルを使用させる事が多いようです。
企業の会議でも参加者が対等の立場で発言出来易く、特定の人がリーダーシップを取ったり、特定の人の発言だけが強くなったりしないため、和やかな雰囲気のなかで活発な意見が交わされ易くなったと言う事例もあります。一方、結論がまとまり難いと言うマイナス面もあります。雰囲気が良くても会議の目的をしっかりと意識する必要があります。

食事をしながらの会議・商談もかなり効果的で、食事をしている間に相手から聞いた事は好意度が高いのだそうです。円卓の中華料理の会議・商談も良いのかも知れません。

今日は宮崎県都城市のファース工務店、清栄建設さん主催の「住まい講座」がありました。
写真は私が講演している様子です。約100名の参加者に対し、まさに上座から一方的に講義を行います。今日は家づくりに関わる一般ユーザー、協力業者、ファース工務店、一般工務店さんなどと、ジャンルが不特定なので誰にも通用する語り口が必要でした。

2時間の講演でしたが、家と言う、とても難しいテーマで、聴衆の関心を引き付けるには、冒頭の囲炉裏端の興味深い話や人間関係の上下など、人の話が欠かせない話題となります。
人の心(ソフト)の話に、断熱とか気密(ハード)の話を織り込むのですが…

それにしてもファースに取り組んで3年目、清栄建設の清水賢一郎社長は完全にファース工務店経営のツボを掴んだようでした。今日は、ハウスメーカーの家か、ファースの家にするかと迷っていたお客さんを、しっかりとモチベートが出来たような気がいたしました。

参加者とセミナー主催関係者の皆様に感謝…明日は東京乗換えで北斗市に帰社します。
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仕事は誰のためにするのでしょうか…北斗市~函館空港~羽田空港~熊本

2009-01-29 23:04:06 | ファース本部
ホンダ創業者、本田宗一郎の「会社のためでなく自分のために働け」との名言があります。
何のために頑張っているのですかと言う問いに「会社の業績に貢献するため」と言う優等生的な答えが返ってきます。会社の業績アップのために頑張り過ぎて身体を壊す人も…

何のため、誰のために仕事をしているのかと問うと、人に評価されたいと…
人に評価されたいと頑張っても、時の運が悪く、上司が理解してくれず、同僚の嫉妬から足まで引っ張られたりするのが、会社と言う組織なのです。
企業が大きくなればなるほどそのような問題が多くなり、役職が上になるほど個人的な攻撃を受け易くなります。自分の努力が努力した分だけ評価されるなど、奇跡のようなものだと言う識者のコメントを聞いた事があります。

そのコメントの中に、近年優勝から見放されている球団の選手たちの口から出る言葉に、「監督を胴上げするために」と…
これには確かに本音だろうが、各選手が自分のために戦い、自分の責務や役割をキッチリとこなすのがプロであり、監督のためと奇麗事を言う前に自己満足するために闘うべきだと言い切っています。

社会のため、会社のため、家族のためと、いくら念仏のように唱えて頑張っても現実には、誰も救ってはくれないのです。自己実現、つまり自分のために仕事をする事が、結果として家族、会社、社会のためになるのでしょう。「誰にため」それは、自分のためなのです。
自分が一番、大切であり、自分が一番、幸せになるには、自分に関わる人々を幸せにする最大限の努力を怠ってはいけないのです。関わる人々を幸せしようと言う熱意が自分を幸せに導く原動力になりそうです。

今日は氷点下の北斗市から気温13℃、大雨に見舞われている熊本にやってきました。
写真は熊本初のファース加盟工務店、ウェルホーム㈱さんで撮りました。隣が社長の前田和幸さん、ご子息で常務の前田篤展さんです。

前田社長は熱心な勉強家であり、総合設備と掘削プラント設計施工業を創業、県内有数の企業に育てウェルホームと言う住宅施工の会社も経営しています。前田社長の優れた人間力は、ウェルホームさんの有力な経営資源になる事でしょう。またその社長をモチベートできる常務さんや社員さんもまた素晴しいのです。熊本名物の馬刺し料理も美味しかったけど社員さんの目の輝きが印象的でした。

雨に見舞われた熊本の一日でしたが、明日は宮崎に移動です。
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自己管理の鍛錬が為せる技…北斗市

2009-01-28 18:28:00 | ファース本部
銀盤の上で蝶のように舞い、トンボのように飛び、手品師が廻す駒のように回転し、猫のように見事に着地した時の感動…写真はネットから抜き取ったフィギュアースケートの浅田真央ちゃんの演技模様です。

浅田選手に限らず全日本選手権試合に出場する選手たちは、男子選手も含めて超人的な鍛錬を積んで来るのです。一般人がスケートを履いてリンクに出ると、前にも後ろにも進めずに立っているのがやっとなのです。

雪国育ちの私も子供の頃はスキーやスケートを履いて通学した記憶があります。
しかし、スケートを履いて回転する事など全く出来ません。
フィギュアースケートの一流選手の演技は、潜在的な才能を持った人が、超人的な鍛錬を積んで為せる技なのでしょう。

私の親戚にバトミントンの昨年度チャンピオン、佐々木翔君と言う一流選手がいます。
フィギュアースケートと異なりバトミントンは、素人の誰もが一応はプレー出来るのですが、全日本選手権に出る選手達は、そのレベルが全く異なり、試合をすると素人は一本も取れずに負ける事でしょう。

バトミントンの佐々木翔君も才能を開花させたのは、自分の身体を徹底的に鍛錬する努力と忍耐と工夫だったように思います。フィギュアースケートの浅田真央さんや安藤美姫さんなどがスマイルフェースで演技できるのは想像を絶する修練を積んでいるからです。

一流アスリートは、身体的にも精神的にもありとあらゆる鍛錬を積んでいるのだと言います。
喫煙、飲酒、睡眠時間なども含めた自己の健康管理と、練習方法、交友関係なども自己実現に大きな関わりとなるそうです。

為せる人はこの見えないところで行う鍛錬の質が異なるのでしょう。
家づくりの職人や技術者、工務店経営者が目的を成就するには、自分の健康管理はじめ自己管理がバロメーターとなりそうです。そう言う自分の自己管理はどうか…

今朝はマイナス10℃まで気温が下がった北斗市でした。明日は温暖地、九州熊本に移動です。
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国民一人ひとりの行動で国づくりが…函館~北斗市

2009-01-27 18:40:27 | ファース本部
昨年の春先に起きた原油高騰の騒動では、ガソリン値下げ隊なるものまで出来、マスコミも大騒動でした。エコノミストの多くは、中国やインドの経済成長を思えば、原油が下がる材料などはないと言う趣旨の発言が飛び交っていました。あの時、180円だったガソリンが現在は何と96円となっています。あの騒動は何だったのでしょうか…

国際的な経済環境は100年に一度の危機的な状況にあるのだと言います。
大手証券会社やビックバンクが経営危機に怠った、リーマンショックと言われるアメリカ発の不況風は全世界へと吹き荒れています。

アメリカのドルが暴落すると日本の円が反比例します。当然ながら輸出企業の痛手は莫大なものとなるのでしょう。しかし、日本は世界でも有数の輸入大国でもあり、円高で潤う企業も多いのです。円高の影響はプラスマイナスゼロだと見るべきと言う専門家もいます。

現在の状況を見ますと企業や国民の多くが何を遣っても駄目だ、駄目だと言って、駄目な理屈を言い合っているように思えてなりません。駄目だ、駄目だと言いながら週末は、空港ロビーが何処もいっぱいで国家も国民にも切羽詰った状況を感じる事が出来ません。

1000兆円もの預貯金を持つ国民がおり、高級官僚の天下り先の特殊法人、独立法人では、膨大な無駄使いが行われているような報道が毎日のように流されています。
国民のためにならない官庁や官僚を管理できる政治家を選ぶのは我々なのですが…

定額給付金の事が話題になっていますが、お金持ちの預貯金を消費に回せるような雰囲気づくりが必要で、国民一人が10万円の買い物をすると12兆円もの景気浮揚になります。
実体経済は確実に充実している我国だからこそ実現可能な政策は多くあるはずです。

冷暖房費の安価で高寿命で老後も安心して暮らせるファースの家に建築投資すると、環境保全とコスト削減が同時に出来て、景気浮揚に貢献するのですが…こう言うのを自画自賛と…

今日は朝から夕方まで家庭裁判所の会議室で家事調停の要点や実務についての研修会に参加して参りました。離婚を伴う家庭内紛争は、景気の動向に関係なく勃発します。

国も企業も家庭の中も、いつも穏やかさと健やかさを保持したいものです。
写真は家庭裁判所の研修から戻る北斗市内の国道で撮ったのです。マイナス3℃でした。
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音楽と喫煙の愉しみ方…北斗市

2009-01-26 18:36:50 | ファース本部
石原裕次郎が港湾のアンカーテトラに片足を掛け、火のついたタバコを右手の人差し指と親指で摘まみ手のひらで包むように喫煙するカッコ良さ…立ち上がる紫煙を身体に浴びたくなるような雰囲気になります。あの映画が、自分自身のタバコを吸うようになった動機です。

しかし、裕次郎のような見栄えはしないのです。また喫煙は、タバコの紫煙はとてつもない特殊な臭いを放し、間接喫煙と言う傍にいる人に健康障害を与えるのです。
喫煙を愉しむのは自由ですが、周辺の人々に不快感を与えないように…
と言う私も1年半前まで家族も含め、かなりの人々に不快感を与えてきたように思います。

電車の中で耳に当てたイヤホンで音楽を愉しんでいる人と遭遇する事がたびたびあります。
イヤホンで音楽を愉しむのもひとつの愉しみ方のでしょう。外に音が漏れなければです。
あのイヤホンから漏れるハガジャガした雑音は、聴く人にとって途轍もない不快音です。

ところが確かにイヤホンで音楽を聴いて、音量を上げますと外部の喧騒から完全に自分の世界に入る事が出来るものです。満員電の中では、いっそうその音量を大きくしている人もいるくらいです。
自分だけが喧騒から回避して騒音を撒き散らしているのでしょうか。

喫煙を愉しむのも、音楽を愉しむのも、自分の楽しみが他人のストレスとなるのであれば、これは、心底本当に愉しんでいる事にはならないのでしょう。
一昨日、訪問した鳥取県ファースの家には完全に防音を施した音楽ブースがありました。

写真はその音楽ブースでオーナーの牧野隆一さんと撮ったものです。牧野さんは人様の騒音となるような環境で音楽を聴いても「音を楽しんだ事にならない」と言い切ります。
音楽も喫煙も、他人にストレスを与えないのが本当の愉しみ方なのでしょうね。

この牧野さんの音楽ブースに置いてあったギターを18年ぶりに手にとって見ました。
果たして音を奏でる事が出来るのか…弾いてみました…出ましたよ「ど演歌」が…
でもこれは他人に聞かせると雑音になることでしょう。

昨日は行きと異なり鳥取からスムーズに帰社出来ました。水曜日まで本社勤務が続きます。
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人の心の暖かさ…北斗市~函館空港~羽田空港~鳥取空港~倉吉市

2009-01-24 22:39:07 | ファース本部
真冬の寒さの中を暖房した家の中に入れば誰でもが暖かく感じる事でしょう。
今日の朝、函館空港の気温はマイナス7℃、飛行機で着いた東京がプラス7℃、乗換えで到着した鳥取県がマイナス1℃でした。倉吉市の講演会場内の気温がプラス23℃です。

我々はこの気温何度かで暖かさを決めているように思います。
同じ23℃でも湿度が50%くらいもあれば、上着を一枚脱げる暖かさを感じます。
湿度を上げると人の身体から水蒸気が蒸発し難くなり体温を奪う率が低くなるからです。

また天井付近の温度と床付近の温度、そして室内の気温が同等になると20℃でも質の高い暖かさを得る事が出来ます。これは輻射熱効果と言うのですが、熱線暖房の事です。
クオリティーの高い暖房とは、この気温、湿度、輻射熱の三要素が伴っている事です。

この三要素はあくまでも家の性能で成立するのです。しかし、質の高い暖かさは、この三要素の他に、人々の「真心、優しさ」のもうひとつの要素が必須だと思います。
ハードを構築する業者と建主さんの信頼関係の絆は、ハードを超える場合にもあります。

今日は、北海道から東京経由で鳥取県倉吉市に移動しましたが、飛行機が二時間も遅れて、講演開始時間を1時間も遅刻してしまいました。しかし、会場で待っていてくれたお客様は、大荒れのフライト疲れを心より労ってくれました。本当に感激です。

会場の関係で半分に短縮となった講演でしたが、一般ユーザーさん、ファースOBさんの皆さんが熱心に聴いてもらい最後にはたくさんの拍手も戴きました。写真は講演終了後に参加者の方々と撮った記念写真です。私の右隣が主催者㈱ホームズの牧井社長、左隣がユーザー会の岩倉会長さんです。

この記念写真の後には、参加者全員で、ファースユーザーさんのお宅を訪問し、建主さんから直接、お話を伺うと言う企画でした。訪問先のご夫婦は、30人もの来客を快く迎えて戴き、奥様の特性のシフォンケーキまでご馳走となりました。

気温、湿度と輻射熱のバランスはファースの家の大きな特徴ですが、住む人、訪問する人の心の優しさを目の当たりにした一日でした。明日も倉吉市内のお宅を訪問後、北斗市に帰社する予定です。
冷え込みの厳しい一日でしたが心がホットになる時間を過ごせました。
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100%の善人も悪人も存在しない…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-01-23 20:51:23 | ファース本部
アメリカの現代史家、ジョン・トーランド氏の有名な言葉に「人間には100%の悪玉も、100%善玉もいない、しかし何かひとつ過ちを犯すとその人物のすべてが悪であるようなイメージを抱く」と言っております。私は逆に善行をアピールした時、そのすべてが善人のようなイメージを与えそうだと思います。

年明け早々に発覚したサッシメーカー三協立山アルミの防火認定の不正事件で、偽装認定だと指摘されています。3棟分のファース専用樹脂サッシにもこの不正サッシが使用されており、対応策として防火自動式シャッターの取り付けで対応する事を検討しています。

現在、メーカー側も建主さんや工務店に迷惑の掛からないような対応策の検証に奔走しています。結果として建主さんが得をするような対応策で問題の解決を図る事が出来ても、サッシメーカーの信頼失墜はとてつもない莫大なものがあります。

安易な行動で不正を行った担当者の過ちは、上場企業の経営に瀕死の重傷を与える事になります。ライバルメーカーはここぞとばかりに「悪行メーカーとだ」と言う攻撃をかけて来る事でしょう。また、そのようなメーカーにファース専用サッシ指定を行った当方の責任も問われます。当然の指摘であり批判を甘受しつつ最善の対応で責任を果たします。

ダメージを負ったメーカーから別のメーカーに専用部材の製造を依頼して乗り換える方法も無い訳ではありません。しかし、このような時こそ傷を負ったメーカーと一緒になって信頼回復の道のりを辿るのが弊社の使命であるとも思っております。
100%の悪玉も、100%善玉もいないけど100%の人が過ちを犯します。仲間が犯した過ちを、仲間と一緒に信頼回復に努力してこそ、人や企業の真の姿が見えて来るような気がします。

今日は真冬に珍しい小雨の降る札幌からの移動でした。写真は丘珠空港に表示板です。
空港に着いて搭乗手続きを終わり落ち着いたとたんに欠航の案内です。幸いにして函館行きは1時間後続の便に乗る事が出来ましたが急いで空港に来てからの欠航告知です。
機材故障だという事ですが、あとの予定の大幅な変更で多くの方々に迷惑を掛けました。

誰にも悪意があった訳でもなく、意地悪をした訳でもなく、災難などは、加害者も被害者も降って湧いたように発生するもののようです。明日は早朝便の東京経由で鳥取移動を…
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国も企業も明確なビジョンを示そう…札幌市

2009-01-22 20:10:36 | ファース本部
ネット情報の中で我国日本は、近代に3回の大きな変化にさらされたと言いコラムを見つけました。
これによると第一が、鎖国状態にあった国を外国の圧力で開国し、明治維新という大変革を成し遂げました。その時は「欧米に負けない国になろう」と言う明確なビジョンがあったように思います。

第二が、第二次世界大戦での敗戦だったと思われます。
昭和21年の終戦時は、何百万人と言う人的資源とインフラ資源を同時に失い、身も心も焼け野原となった日本でした。その我国は、戦後僅か20年間で世界の先進国に肩を並べるほどの復興を遂げたのです。その時は、「この国を一日も早く豊かな国になろう」と言うビジョンがあり、そのためには一次産業、二次産業や工業技術力を強くすると言う意志がありました。第三が、バブル経済の崩壊だったように思われます。

マネーゲームに終始した虚構の価値に踊ったこの国に、そこから立ち直るための明確なビジョンが希薄であったと言う意見が多くあります。暗中模索の施策ばかりで効果が出るまでに相当の期間を要しました。それでも見事に立ち直り、日本の変化対応力の高さを証明するものです。そして今、第四の変化である世界金融破綻に見舞われています。これは、第二次世界大戦前のようだと言う内容の識者の声もあります。

国際社会がどの様なビジョンを持ち、何を目指して進んでいくのかを、バブル崩壊から立ち直った日本を全世界は注目しているように思います。
ビジョンをしっかりと示し、逆境から抜け出した時の国家や企業は、今まで以上の大きな自信と誇りが具わり、もっともっと国際的に強い国になる事でしょう。

人も企業も、そして国家も明確なビジョンを示さなければならないのです。
今日は弊社の札幌事務所に札幌市内のファース工務店、㈱北のハウスさんの社長、大場勝己さんと、ご子息のお客様担当、大場至峰(しほう)さんが来社されました。
北のハウスさんも掲げたビジョンを見据えながらも、大きな時代のうねりを敏感に捉え、社業改革に懸命に取り組んでおられました。

今日は札幌事務所で執務を行いましたが、昼過ぎ来社された敬愛するサンケイ建匠の湯浅社長と、彼の友人が経営する、スイーツカフェ「ティーサイズ」を訪れました。特性モンブランのケーキととても美味しいコーヒーを戴きオーナーの塚本さんや、湯浅さんの人柄に触れ穏やかな時間を過ごす事が出来ました。明日は北斗市の本社に帰社を…
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国在り、企業在り、家庭在り、そして自分が…北斗市~函館空港~丘珠空港~札幌大通

2009-01-21 19:54:29 | ファース本部
アメリカの新しい大統領が誕生しました。
オバマ大統領は、就任演説で述べた言葉です。
「現在の自分たちが此処に現存するのは、先人達の血と涙の歴史があったからであり、希望ある未来を展望するには、現在の我々が汗を流さなければならいのです」

更に「安住のままで何もしなければ、夢や希望ある未来をつくる事など出来ない」とも言い切っておりました。18分間の就任演説をどこかの首相と異なり、原稿を読む事もないので読み間違えもありません。自分の言葉で、抑揚と絶妙な間を取りながら語りました。
オバマさんの演説は、英語の知らない私も含め多くの人々の心を掴んだ事でしょう。

今あるのは先人達が培った基礎があるからだ。
希望ある未来をつくるために一緒に痛みを分かち合う必要がある。
何もしなければ、夢や理想を実現する事など出来ないのです。
今朝のオバマ新大統領の就任演説に聞き入り我々の企業経営と共通していると感じます。

地球があり、国際社会があり、国があり、地方があり、企業や職場があり、家庭があり、そしてそこに自分の人生があります。
国の在り方、企業や職場の在り方、家庭の在り方、そして人生の在り方があるのでしょう。

現在弊社では、実態に即した社内規定や社員待遇、報酬の在り方などを構築するために、労務問題研究家で社会保険労務士の㈲清水式賃金研究所、代表の清水 肇さんの指導で定期的に全役員の勉強会を行っております。

写真は左からハウジング担当常務の小泉泰久、財務担当副社長の福地小枝子、清水肇さん、私の隣が研究開発室担当専務の福地 智、推進担当常務の扇寿志です。
生活が一番と語っても国土が荒廃するようでは虚言になるでしょう。
そのように言って国の財政を先行すると目先の生活困窮者を路頭に迷わします。

国民の生活が先か、国づくりが先か、家庭が先か、企業が先か…昨日遅くまでの勉強会した延長で今朝のオバマ演説を聞き、「何が先」なのでなく、全てが同時に先行しなければ…
今日は今年初めて飛行機で5時間、函館より5℃気温の低い札幌に移動し、北の新興企業の経営者達の方々とススキノで新年懇談会に参加してきました。
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ソフトが伴ってこそ活かされるハード…北斗市

2009-01-20 21:38:11 | ファース本部
どんなに高性能のパソコンでもソフトが無ければ何の価値も発揮いたしません。
どんなに高性能の高級車でも運転によっては軽四輪よりも乗り心地が悪い場合があります。
どんなに高性能の家に住んでも使用方法を間違いでは快適でも省エネにもなりません。

ファースの家に床下には、スカットールと言うシリカゲルが数百kgも収納されています。
魔法の砂とも言われ、室内の湿気が多い時にその湿度を吸い、乾燥した時は、吸い込んだ湿気を放出して屋内の湿度を一定に安定させる効力を持っています。

スカットールはその他にも、空気中の有害なガス、臭いの根源になっているような汚染物質を吸着して、室内空気を綺麗にする効果を発揮します。更に夏場の湿気吸着は潜熱除去で冷房負荷の軽減となり、真冬の乾燥時期には潜熱加熱で暖房省エネにも貢献します。

魔法の砂と言われる所以です。しかし、それはあくまでも人の住んでいる家である事と、上手な住まい方をしている事が前提となります。シリカゲル(お菓子に入って乾燥剤など)は多孔質の白いガラスの粒のようなものです。家の中で湿気がなければシリカゲル自体が抱えていた水分を放出し切ってしまえばただのガラスの破片に過ぎなくなるのです。真冬に40坪の家、4人家族、20℃設定の気温で普通に生活した場合、40%台(夏場50%台)の湿度をキープするようになっています。

歯医者さんに行って、ギリギリギリと頭の芯まで響く歯の治療が好きだと言う人など皆無と思います。歯医院だけでなく病院での治療も緊張と不安が先行しますが、親切で丁寧なお医者さんと看護師さんが治療を施していれば、病院も苦痛になりません。

今日は北斗市内の歯医者さん、むらおか歯科医院で歯の治療をして来ました。むらおか歯科医院はファース工法でつくった歯科院ですが、村岡院長もスタッフの方々もとにかく親切で優しい対応をしてくれます。写真は担当してくれた歯科衛生士の佐々木知子さんです。

歯科医院に治療に行く事があまり苦痛にならないのは、院長さんや佐々木知子さんはじめ、スタッフの方々の真心と言うソフト確立によるものと思われます。佐々木さんの優しい対応に思わずパチリ…
家も車も使う人のソフトが重要…今日の題材となりました。明日は札幌に移動になります。
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人生の成就成功とは…北斗市

2009-01-19 17:26:27 | ファース本部
ヨーガ哲学の中に、「心の中にある檻をしっかり閉めておかないと、中にいる猛獣が飛び出して、自分自身を食い殺してしまう」という逸話があります。此処で言う猛獣とは、すなわち人間の持つ欲望の事のようです。

ある哲学本に人間が真に成功出来たかどうかの判断は、「自己に克つ」事が出来たどうかで決るのだと言う哲学者の言葉が載っていました。ビジネスや企業経営者で成功している人の多くが「克己心のかたまり」のような人だと言い切ってもよいでしょう。
この哲学者は、どんなに頭がよくても、一流大学を出ていても、商才があっても、人間関係がうまくても、「克己心」が無いと大成出来ないのだと言います。

克己心(こっきしん)とは欲望を抑制すると言う意味です。厳しい人生競争を生き抜き、志(こころざし)やビジョンを成就させるには、人間社会の中で自分の欲望だけをギラギラさせていては絶対に成り立たないと言う事だと思われます。

自分を大切にして、常に謙虚な自信を保持させ、その上での「克己心」が必須なのでしょう。
また怖れる事は、それなりに思いが成就成功し、生活が豊かになった時、心の檻がゆるみ、 その隙間から「欲望」という猛獣が飛び出して来て、自滅自壊してしまう例が多いのです。

私の知っている企業経営者の中は、一世風靡して成功を納めたかに思われたのがほんの一時期であり、怒涛のように堕落の底に落ち込んだ人もおります。明らかに「克己心」の欠落だったと思われます。どんな一流企業に勤めたビジネスマンでも、優秀で尊敬される人になるには「克己心」が評価された時なのだと思います。

昨日の日曜日に大学センター試験が終了しました。写真はそのセンター試験を終えてから当方の自宅に遊びに来た、姪の長男、野戸大河君(右)と野戸有沙ちゃんです。二人ともとても秀才で大河君はセンター試験でどうやら東京大学の受験資格を得たようです。

昨夜、大河君とは、自宅に置いてある地球儀を前にして、国家体制の在り方と国益、個人権利や克己心など、普段毛嫌いされるような七面倒な話題に終始しました。
彼は、勉強マシンのような東大受験生ではなく、自信と謙虚さと克己心を合わせ揃えておりました。大河君の東大受験の合格を念じています。

不況だ不況だと言っても我日本国家は、まだまだ有望な人材が豊富で安泰なのですよ…
今日は裁判所の調停業務や全国大会の講師さん依頼と問い合わせ返信などで一日が終わりそうです。
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身体も暖房機と同じ作用が…青森~木古内~北斗市大野~北斗市

2009-01-18 13:55:16 | ファース本部
寒いから動きたくないのか、動かないから寒くなるのかの理屈はともかく、寒い時、自分の身体を動かす事で調整が出来るのです。
暑さと湿気の時は、身体の置き場所がなくなりますが、寒さは自分で調整が出来るのです。

この寒さを振り切るのは暖房して縮んでいるより、「エイヤッ!」思い切って身体をダイナミックに動かす事です。身体が動けば筋肉も収縮し合い、血流が活性化して身体エネルギーが燃焼して温まります。

空港や駅などの移動やオフィス内の移動は、階段を使っい、出来るだけエネルギーを消費させる事でメタボ対策や体調管理にも役立ちます。
主婦は、家で掃除機を使わずに掃き掃除に切り替え、ぞうきんがけをやり、買い物も徒歩や自転車などにして身体を動かす事を習慣づけると良いのでしょう。

身体を動かすことが習慣になっていると、カラダの内部で熱を燃焼させてくれるので「即暖作用」が起きて健康でしかも省エネに貢献します。
充分に判っているけど、どうしても縮こまってしまうのですよね…

昨日は温暖地の東京から本州北端の青森に移動し、今日は津軽海峡をくぐって北斗市に帰社しました。先ほど構造見学会の現場をのぞいてきました。
家づくりは出来上がりを見るより、住んで暖かくなるための構造過程を見るべきです。

今日は日曜日、これから休養タイムを…結局また縮こまるのですが…
写真は先日撮ったものですが、氷点下の寒空に力強く飛び立つ飛行機です。


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同業者からの信頼が大きな財産に…東京羽田~青森空港~浅虫温泉~青森

2009-01-17 22:08:52 | ファース本部
自分の店より、隣のお店が繁盛していたら、とても悔しい思いをするのが人情です。
嫉妬心からその店の邪魔をするような輩も出てくる場合もあるでしょう。しかし、その時点でその店の発展など堕落の道を突き進む事になります。

賢明な店主であれば、繁盛している店から多くの事を真摯に学び、自分の店の経営に活かそうとする事でしょう。隣の店に来るお客さまを、ついでに立ち寄って戴く様な「コバンザメ」手法だって有効になるかも知れません。

繁盛している店の経営者から教えを求めるような、真摯な姿勢が何よりも大切であると思われます。真摯に学ぶ姿勢があり、隣接して存在するのでれば、相談しながら扱い商品の品揃えを変えるなど、様々な工夫をする事で共存共栄も可能となります。

我々、家づくりを行う工務店経営にも「仕事は同業者から貰え」と言う格言があります。
特に同等規模の工務店経営は、工務店同士がそれぞれ得意な分野を持って競争し、自分の不得意な家づくりを求める建主さんには、同業者を紹介できるようになるのが理想です。

同じような家を取り合って、最後は価格勝負などと言うのは、双方の工務店も建主さんも、幸せで賢明な家づくりを成就する事など無理な話なのです。
それぞれの工務店がそれぞれの得な技を持つ…手刻みが得意、積みレンガ外装が得意、寺院建築が得意、完全和風が得意、イングランド様式が得意などの分野を確立する事です。

大手のハウスメーカーも夫々の得意分野を持って棲み分けを目論んでいます。地域密着の工務店の場合、その棲み分けが比較的、容易に確立できるでしょう。そのような工務店どうしが連携し、協力し合って大手ハウスメーカーに立ち向かう姿勢が必要です。

今日は東京から青森に移動して浅虫温泉で開催された青森ファース会(一戸会長)の新年懇親会に参加して参りました。各地域に存在するファース会は、まさに上記のような連携協力を目的に存続しております。青森ファース会は、懸念されていた津軽と南部の確執は全く無く、会員通しがとても仲の良い活動を行っておりました。

今日はプラス11℃の東京からマイナス5℃の浅虫温泉と気温差が16℃もありました。写真は、夜に青森駅に戻る浅虫温泉駅のホームですが、氷点下5℃、切れる様な寒さでしたが、青森ファース会会員さんの心温かさと、浅虫露天温泉の快感がありました。明日は北斗市本社へ…
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情報との接し方と生かし方…東京両国~浜松町~大崎

2009-01-16 21:00:23 | ファース本部
ネット上には夥しいほどの情報が飛び交っております。新聞や雑誌を読んでも中々得られない情報が、直ぐに取り出せるのもネット情報の特徴なのでしょう。
このネット情報の中に「情報は生かすも殺すも自分しだい」と言うコラムがありました。

いつも何かを考えて模索し続けている人には、木の葉が散る音にさえヒントを見つける事が出来ると言い、情報を活かすも殺すもその人次第と書いてありました。
例えば、ある講演会で「一応は始めから終わりまで話は聞いたが何も得るものはなかった 役に立たない情報ばかりで時間を無駄にした」と言う人がいたとします。

その人は、自分に情報を吸収する能力がなかったか、初めから「どうせ役にも立たない話しか聞けないであろう」とした潜在感で臨んでいたのだろう。
所詮この人には、どんな情報を流しても活かす事など出来ないのでしょう。

本質的に役に立たない情報など無いと言います。一見価値のない情報であっても技量のある人なら、その情報を糸口にして特ダネを生み出していくのだと言います。
あるいは、つまらない情報でもそれを組み立て有益な情報に仕立てるとか、極論すれば、 偽種であってもその気で聞けば、どこかに真実を見つけ出す事が出来るのだと言います。
つまり情報を活かすも殺すも聞く人次第であると言う事なのでしょう。

ファースの家の開発当初は、ネットなど皆無の時代でした。家づくりに必要な情報は、専門書、専門雑誌、住宅関連の文献を読み、後はひたすら現場で試す事でした。現在は、現場で試すまでのプロセスが大幅に短縮できるになり、すべてネット情報を活かすからです。

今日は東京両国に在る、住宅関連の保証会社、シールド エージェンシー㈱さんを訪問しました。写真は向かって右が社長の森田靖英さん、私の隣が営業部長の片岡雅美さん、マネージャーの小野田雅利さんです。森田社長は、保証先の工務店信用度をバランスシート方式ばかりでなく、独自の調査法で零細な工務店でも保証する仕組みを構築しておりました。

工務店経営者の志(こころざし)や理念を保証の担保にすると言う事ですが、些細な情報を建設的に活かす事で、保証事故を極端に少なくしています。 
情報は活かし方なのですね。さて明日はまた雪国の青森県に移動を…
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