ファース本部では、確実な断熱性能の持った家づくりを行うため、色々な方法で断熱試験を行っています。
写真は、研究開発室の実験室に作った実験装置です。
600㎜×600㎜の試験体を4か所(二ヵ所ずつ裏表)同時に試験ができます。
幅1200㎜×高さ1200㎜×長さ2000㎜を、ウレタン断熱材で総てを包み込み、四ヶ所だけに試験体を納め、内部を20度から80度まで上昇させることが出来ます。
この実験装置は、試験体の外側の温度を測定して内部との温度差で断熱性能を調査します。
複層ガラス、トリプルガラス、4層5層6層の多層ガラス、グラスウール、スチレンフォーム、ウレタンフォームなどの断熱性能を調べました。
このような調べ方を行うと試験温度域、例えば外部がマイナス温度の時、外部が30度の時、それぞれ内部温度を20度から80度までの温度域断熱性能を調べます。
実際に色々な地域や気候風土に建築される住宅環境を想定しています。
この試験は、少なくとも3シーズン(三回の春夏秋冬)の試験を繰り返して、断熱材の経年変化(経年劣化率)を調査し、この実験結果を通し、ガラス製造のエンジニアや経営者、断熱メーカーの方々などと擦り合わせ、専用部材に認定しています。
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