豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

2023年大晦日を…北斗市・本社

2023-12-31 15:18:29 | Weblog
2023年大晦日を…北斗市・本社
今年も間もなく終わりますが、令和5年を振り返りと試練の年だったように思われます。
私自身もコロナ5類相当に変わった時点で罹患し、生まれて始めて体温が39度5分までになりました。
自然治癒しましたが、怖い病気です。

仕事の方は、はやりコロナ過の影響で需要にも影響があり、受注があっても供給が間に合わないなど業界全体も停滞気味の様相でした。
このような試練は、企業経営の足腰を強くすることに生かさなければなりません。

社内環境は、色々な問題を相互に協力しないながら解決する土壌が出来つつあります。
私達ファース本部の動向は、全国各地に180社のFAS加盟工務店にも影響を与えます。
常に最新の技術開発とそれに伴う、情報を掘り起こして情報伝達しています。

毎週金曜日配信の「ファースニュース」、毎月1日配信の「住まい新聞」、毎月10日配信の「販売代理店通信」を欠かすことなく送り続けています。
正確な情報を記事にして、総ての部署で記事確認を行い、最後に当方がチェックします。

ほぼ毎日のように出社して相談メール、問い合わせメールに対応しています。
また加盟工務店さんからの訪問要請も多くあり、来年は一社一社の訪問時間を調整します。
新人教育や新技術の研究開発など、まだまだ不充分ですが要点は掴んだ気もします。

これらの経験を活かし、来年以降の業務に生かして参ります。
試練は鍛錬、試練なくして成長もないのかも知れません。

しかし大リーグの大谷翔平選手の活躍は、私達日本人に大いなる勇気と希望をくれました。
大谷選手(画像)の来年の打者としての活躍も楽しみです。
どうぞ、皆様も良い年をお迎えください。        
ファース本部代表 福地脩悦

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心の豊かさを育む湯治村…北斗市・本社

2023-12-30 16:26:14 | Weblog
心の豊かさを育む湯治村…北斗市・本社
深い谷川に架かる頼りない橋を渡り、人がギリギリに擦れ違えるような細い道を歩き、山の奥深い場所に20世帯、60人の集落が存在します。
テレビでの見たのですが、この山深い集落には数百年の歴史のある温泉湯治宿があります。
神経痛に効くと言うこの温泉には、年間を通じて湯治の方々が訪れるそうです。

湯治中に使用する食料や衣類は、この集落の人々の生活必需品まで湯治客が持ち込みます。
この集落には小さな雑貨屋さんが一軒だけあり、ひと通りの物が揃うようです。
この田舎の集落には、電気や水道はあるもの現代文化の影響を殆ど受けていません。

集落の人々は、互いに支え合いながら肩を寄せ合って生活しています。
お金持ちも、貧乏人もなく、そもそもお金を持っていても使う機会すらないのでしょう。
畑や山からの野菜や果物を収穫し、湯治客の支払う僅かなお金を生活の糧にしています。

集落の若い人々は、都会に出て行くのですが、何年かすると戻る人も多いそうです。
集落の皆さんは、誰もいつも笑顔で、それがとても穏やかなのです。
この山奥の集落の穏やかな環境は、そのままでいつまでも保持したいと思ったものです。

インフラ整備で一瞬に集落へ到着するようになることは、決して「豊かさ」だと云えません。
不便だからこそ、培われた文化や伝統が、純粋に継承され、保持されているのでしょう。

この山奥の湯治場に出向いてみたいと思っても、詳しい場所や案内の記載はありません。
市街地から湯治に来る客も、受け入れる集落の人々も、互いに気心が知れた人々だけであり、代々その人間関係も一緒に引き継がれ、それ以上は望んでいないようです。

本当の豊かさとは「心の豊かさ」の事を言うのでしょう。
さて、2023年も残すところ今夜と明日一日となりました。
画像は、気持ちの和む和室ですが、こころ穏やかに大晦日を迎えたいものです。

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年の瀬の函館山…北斗市・本社

2023-12-29 16:00:47 | Weblog
年の瀬の函館山…北斗市・本社
色々な出来事のあった2023年です。
なかでもロシアによるウクライナ侵略は、平和保持の難しさを実感した年でもありました。
ひとりの独裁者の野望だけで何十万人も殺してしまう野蛮な戦争を引き起こします。

このような独裁国家は、我国の周辺に幾つも存在します。
自由と民主主義の尊さは、その自由を失った時点で理解するのでしょう。
日本のように政権権力者は、批判する事がマスコミの使命でもあります。

香港民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)さんは、反政府組織を先導したとして逮捕され、7ケ月間収監されたのちカナダ留学の許可をとり、カナダに住んでいました。
彼女は、香港に帰国すると再逮捕されるとして一生涯をカナダで暮らすと宣言しました。

日本には表現の自由があります。
自由と云っても他人を侮辱することは、侮辱した当人の至らなさだとする慣習もあります。
この自由と民主主義を守ることは、自由を奪われてから気付いても遅いのです。

自由と平和が当然のように思い込んで来た私達日本人は、今年の2023年の出来事を顧みるべきだと思います。
会社の前から撮った函館山は、この2023年をじっくりと見据えて来たのでしょう。

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2023年・福地建装ファース本部の仕事納め…北斗市・本社

2023-12-28 13:14:25 | Weblog
2023年・福地建装ファース本部の仕事納め…北斗市・本社
ファースグループとは、北海道北斗市に本社のあるファース本部が研究開発した高性能住宅システム「ファース工法」を全国各地のFAS加盟工務店のネットワークで全国展開するグループです。

いわゆる高気密高断熱と云われる住宅ですが、家屋内を暖かくすると湿度が下がります。
高断熱住宅の宿命なのですが、湿度を低下させない機能を持たせたのがファース工法です。
そのためには、既存の概念を取り払った試みを至るところに実践しています。

北海道北端から本州最南端、そして沖縄にも地域工務店によって全国展開しております。
東京事務所が山手線の浜松町の駅前にあり、東京以南をカバーしています。
札幌事務所は、北海道全域と東北北部を担当しています。

樹脂スプレー発泡断熱材を用い、その専用原液は倉敷紡績(クラボウ)がつくり、その原液をクラボウケミカルワークスが責任施工して断熱気密層を構成させます。
IBEC認定を受けた専用断熱材エアクララは、グラスウール断熱材の2.5倍の断熱気密性能が確保されます。

加えて「トリプルLow-Eガラス」などの開口部、専用空調セットや空気洗浄調湿剤ファースシリカなどで湿度管理の出来る住宅システムです。
「ファースの家」は、全国各地のFAS加盟工務店さんの施工で供給されています。

「全館完全輻射熱冷暖房方式」しかも極めて省エネ性能を極めています。
冬は、暖房を意識させない自然な温かさ、夏は冷房を感じさせない涼しさとなちます。
今日はファース本部の仕事納めです。スタッフが三々五々と帰宅して行きました。

明日12月29日から来年1月8日まで年末年始休暇に入り、1月9日からが平常営業です。
どうぞ皆様方も良い年を迎えてください。

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「誰ひとり取り残さない社会構築」が…北斗市・本社

2023-12-27 17:08:26 | Weblog
「誰ひとり取り残さない社会構築」が…北斗市・本社
先般、国連のグティエレス事務総長は、2015年に国連サミットで採択されSDGsの進捗状況に触れ、極めて実施困難な状況にあるとコミットしていました。
ロシアが仕掛けたウクライナ戦争やイスラエル紛争などは、その大きな要因でもあります。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「2030年までの持続可能な開発目標」の略称です。
国連サミットでは北朝鮮やロシア、トルコも含む全会一致で可決成立したアジェンダです。
「誰ひとり取り残さない社会構築」を目指していますが、戦争が始まると厳しくなります。

SDGsは17項目の開発目標があり、1貧困撲滅・2飢餓の改善・3健康と福祉4豊かな教育・5ジェンダーの平等・6水とトイレの清潔・7クリーンエネルギー・8生き甲斐のある経済活動・9技術革新(イノベーション)・10人と国家の平等・11豊かな街づくり・12つくる責任つかう責任・13気象変動対策・14豊かな海・15豊かな陸・16平和と校正・17パートナーシップです。
画像は、自分のSDGs胸バッヂです。

ウクライナ戦争やイスラエル紛争などの勃発では、SDGsの根源である「誰ひとり取り残さない社会構築」が、根こそぎ薙ぎ倒されてしまいました。
国連のグティエレス事務総長は、苦言を呈するのは当然の成り行きと思われます。

戦争が始まると戦火を逃れ安全地域に退避しますが、そこには色々な事情で避難出来ない人々も出てきます。
SDGsの「誰ひとり取り残さない社会構築」は根本から揺らぎます。
武力暴力(戦争)によって得られる平和などは絶対に在りません。

ロシア産天然ガスが意図的に停められており、イスラエルにより中東の石油タンカーは、スエズ運河を通れません。
戦争は仕掛けた張本人が暗殺の恐怖に慄き、仕掛けられた方々が無残な状況にあります。
今一度、当事者は自分達が決めたSDGsの理念に顧みるべきと強く思われます。

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住んで価値ある家づくり…北斗市・本社

2023-12-26 17:08:00 | Weblog
住んで価値ある家づくり…北斗市・本社
私達は、睡眠も含め一日の約半分の時間を自分の家で過ごしています。
当然ながら居住環境、特に寒い、暑いなどの温熱性能は、しっかりと確保すべきです。
私達は、住む人が省エネで快適な住まい空間を構築するための研究開発を行っています。

既存の断熱材の全面見直しは、メーカーの協力もあり割と順調に構築できました。
ファース工法が出来た平成元年頃の開口部は、ハウスメーカーも含めペアガラスすら殆ど普及していませんでした。
我国の基準の断熱材は、グラスウール仕様となっております。
このグラスウール断熱材は、充填の仕方で断熱性能が大きく異なります。
また乾燥した空気を静止させて断熱をはかる訳ですが、乾燥保持は極めて難しいのです。

私達は、基軸のグラスウールに代わり、樹脂スプレー発泡断熱材を用いました。
窓には、ペアガラスとトリプルガラス、しかもLow-E機能を持たせたガラスの採用です。
当初は誰もが見た事もない断熱材に酷評ばかりでしたが、4年間のシーズン試験で立証しました。

Q値1.0、UA値0.24の性能値です。
このような家には、玄関を入ってみて初めてその違いが解ります。
厳寒期に外から入ると温かさが、高温多湿の夏場には、その包むような涼しさが違います。

私達は、このスプレー発泡断熱層の気密性能を活かして調湿機能も備えました。
床下に敷設したファースシリカ(改良シリカゲル)は、200リッターもの水を蓄えます。
これだけの水の吸放出を繰り返すことで家屋内は、一定の湿度に保持することが出来ます。

この家に住む人からは、「子供の喘息が起きなくなった」「お年寄りが夜のトイレ回数の激減」
「温熱アレルギー」が緩和され、家中を歩き回って運動量が多くなった等の評価もあります。
画像は、佐賀県に建築したFAS加盟工務店、坂口組さんの作品「ファースの家」です。

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スプレー発泡断熱工法の公的認定まで…北斗市・本社

2023-12-25 17:07:37 | Weblog
スプレー発泡断熱工法の公的認定まで…北斗市・本社
日本の住宅の断熱は、グラスウールを基軸にして基準等を整備してきました。
私も40年前は、グラスウール断熱をいかに上手に施工するかに苦悩していました。
グラスウールの外部に、スチレンボードを外張り採用したのが40年前です。

そのうちにグラスウールを省略、スチレンボードだけで外断熱工法を行うようになります。
出来た家のお施主さまには、とても喜んで貰いました。
私自身が足場の上で作業するのですが、施工手間が掛かるため採算性に問題が。

平らな壁面は良いのですが、壁と屋根や床との取り合い部分に多大な手間が掛かります。
これを解決すため、継ぎ目を、簡易スプレー発泡ウレタン樹脂断熱材を使いました。
そのうちに床面、壁面、天井面(屋根面)の総てを難燃性ウレタンスプレー発泡断熱材に。

このファース工法は、公的認定をされるまで5年間の歳月が掛かりました。
前例がなり、可燃性で危険、環境ホルモンのリスク、施工時の安全性などと、日本で初めての公的認定に交付には、山のようなダメ出し課題が突き付けられました。

壁の内側通気層を空気が上昇して空気循環を行い、天井裏に設置したエアコンで全館完全輻射熱冷暖房方式を行う事が前提です。
※画像はファース工法断熱施工中です。
ところがその通気層に火が入ったら、一気に丸焼けの火事になるのは誰もが予測つきます。

そもそもウレタンスプレー発泡断熱材は可燃物ですから、当然の指摘事項です。
ウレタンを何処までの難燃化が要点です。
構成する原液に「イソシアネート」と「ポリオール」の成分対比を何度も繰り返しました。

毒性の強い「イソシアネート」成分を多くすると難燃性の出るのは分かっていました。
しかし断熱性能や密着強度などが弱くなるため、絶妙な成分比を求めたのです。
また触媒もフロンは温暖化効果ガスでしたが、温暖化係数ゼロのガスの封じ込めに成功。

平成元年の認定申請から5年の歳月を経て平成5年4月、日本で初めてファース工法は、公的認定書が交付されました。
その後には他類似工法が次々と認定されています。

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余りあるブログのネタ…北斗市・本社

2023-12-24 15:16:40 | Weblog
余りあるブログのネタ…北斗市・本社
ブロガーの方々が、ブログのネタ切れを起こしたなどの声を聞くことがあります。
そのブロガーの方は、読む人に感心、感動を与えようと意識しているのでしょう。
私は、ほぼ毎日のように800文字ブログを書き綴っております。

読む人に不快感を与えないように意識はしています。
しかし感動、感銘を与えようなどとは意識した事など一度もありません。

開き直っている訳でもなく自分にとってのブログは、いわば日誌のようなものです。
ブログを始めて20年近くになりますがブログネタなどは、足元に転がっている石ころ一個でもストーリーが湧いてくるものです。

この石は、何処の山の岩が何時ごろに欠け落ち、何処をどのように転がって来たのか。
そして角が取れて真ん丸になったのはいつ頃なのか…想像だけで思いは拡がります。
石とか植物などは、その対象物に気遣いをすることが少ないので書き易くもあります。

人を書きたいのですが、人を書くことはとても難しいものです。
ブログ配信は、一瞬で地球の裏側まで情報伝達されます。
その人の個人情報が拡散されるわけですから、細心の注意は必要です。

ひと一人の風采や人格、人となりは、とても奥深いストーリー性があります。
ブログネタは、寝ていて天井材料のシミや木製天井板の節目を見て文章が湧きます。
今日は12月24日㈰クリスマスイブですが、画像のツリーは明日にも撤去されるでしょう。
メリークリスマス……誰もが良いクリスマスをお迎えください。

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独裁者の孤独感と民主制…北斗市・本社

2023-12-23 15:38:00 | Weblog
独裁者の孤独感と民主制…北斗市・本社
昨日の冬至から2分近く日長になった12月23日㈯の北斗市です。
今朝は-10度と冷え込みましたが道央で-27度になった地域もあります。

寒いと云えば、独裁者をリーダーにもつ幾つかの国家が危うい寒波状況下にあります。
その多くが我国Japanの間近にあることも穏やかではありません。
異を唱えるモノは、有無を言わせず粛清(死刑や終身刑)してしまいます。

我国は、地方自治体にも選挙で選ばれた首長がおり、その執行運営の是非をチェックする、地区議員も選挙で選出されます。
画像は、私が後援する北斗市市長の池田達雄氏です。

選挙民(有権者)に背いた首長や、適格なチェックを怠った地方議員は、次の選挙で落選の憂き目を見る事になります。
北斗市長は、常に市民の声を聴き、政策に反映させています。
チェックを受け行政を運営する事は、首長だけでなく議員にも結果責任が伴うのです。

独裁者は、上手く行かなかった責任の総てを背負う事になりますが……
多くの独裁者は、上手く行かなかった場合の責任まで擦り付けるのが現状です。
独裁者は、常に孤独感と暗殺の驚異で日々を過ごしていると云います。

発展途上国などの創成期は、独裁者が力づくによって国を構築します。
民主的な手法では、国を構築する事など出来ませんからおのずと独裁になるのです。
しかし真の指導者は、国家体制が構築されるとしだいに民主的な行政を施行します。

我国の総理大臣は、遣るべきことを行っていながらの支持率が低迷しています。
国民にしっかりと施策をアピールできていない、伝える下手さが要因と思われます。
ネガティブ情報を垂れ流すマスコミと、それを鵜吞みにする我々にも責任はありそうです。

ファース本部も創業時は、私の独裁経営でしたが、いまや完全に合議制経営を行っています。
池田北斗市の池田市長も、市民の声を敏感に察知して市政に反映させています。

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聴ける力・話せる力そして実践力…北斗市・本社

2023-12-22 17:18:01 | Weblog
聴ける力・話せる力そして実践力…北斗市・本社
仕事の出来る人は、人の話を聴ける力が優れています。
話すことには、あらゆる「真」の情報がなければなりません。
その新しい、正しい情報は、聴く力で相乗してくるのでしょう。

仕事の出来る人は、他人の間違いや悪口を話題にしません。
間違いは誰もが犯すのであり、その失敗を糧にしてこそ真実が見出せます。
とにかく基本は、聴く力であり、それを肯定して自分なりに分析出来ることなのでしょう。

マスコミなどでは、面白いキャラクターで放送禁止用語の云わない人が人選されます。
元漫才師の「ビートたけし」などは、ギリギリに禁止用語を使わない名人タレントかも。
マスコミは、真実かどうかは後回しで、視聴率を上げるには面白いことが前提になります。
私達見ている方は、面白い人が出ているとついつい見てしまいます。

私達は建築の温熱性能を研究開発して、そのノウハウを供給して事業展開しています。
温熱性能は、寒い外部から断熱された家屋内に入り、温かいと感じるまで分かりません。
家を多く売る会社は、温熱性能より外観や内観、キッチンなどの設備などを強調します。

住んでから分かるのが温熱性能であり、それは一生涯にわたり付きまといます。
この家の温熱性能は、言葉で話すのが極めて難しく「暖かい家」としか言えません。
家を売る人は、「寒い家」などと云う人などいませんからね。

しかし「ファースの家」に住まいするお施主様は、聴けて話せて試します。
つまり試すと云うことが実践力の入口であり、体感してこそ温かい家づくりへと進みます。
ファース本部の研究開発での特許出願は、断熱特許と商標登録が聴ける人に最後の背中を推すためのツールになっています。

今日は、担当するコラムの執筆業務を行いましたが、正しい情報の取り方に苦労しました。
さて今日は、最も日の短い冬至ですが、我家の松の樹(画像)も懸命に寒さに堪えているようです。
明日からは、一日に約2分ずつ日長になって行くと思えば良いかと…

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私達のファース仲間達…都城市~宮崎空港~羽田空港~函館空港~北斗市・本社

2023-12-21 17:07:22 | Weblog
私達のファース仲間達…都城市~宮崎空港~羽田空港~函館空港~北斗市・本社
今朝は、宮城県都城市のホテルから外へ出た瞬間、その寒さに驚きました。
都城市の今朝の気温は、+2度でしたが体感温度は-2度以下でした。

宮崎県は、本州でもっとも年間平均気温のもっとも高い県なのですが雪も降ります。
しかし温暖地と云う意識があったため、断熱する思考は極めて低かったようです。
最南端の大隅半島の大崎町にもFAS加盟工務店があり、降雪もあると云います。

沖縄県にもファースの家が建っており日本列島の冬は、どの地域でも寒いのでしょう。
ファース工法は、乾燥した寒い冬だけでなく、高温多湿の夏対策も行っています。
このように、何処の地域でもフィットするような住宅システムとして構築しました。

毎年恒例FAS全国大会では、その仲間たちが一同に介して自分たちの地域の家づくり自慢を云い合います。
猛吹雪の続く道北、道東や秋田、新潟などの雪国の仲間もいます。
家づくりを行う工務店は、私も含め建築した後のメンテナンスの度合いに苦労します。

特に地域工務店は、お施主さまも工務店経営者も同じエリアで生活しています。
住宅を建築してお金を貰い、住んで頂いたお施主さまから不具合の連絡があり、放置したままだと近所づきあいも出来なくなります。

私達は「家づくりは出来てからが始まり」を基本にしています。
まさに大金を投資したお施主さま生活は、竣工した時点から始まっているから。
ファース工法は、お施主様から不具合が極力少なくなるようにと開発しました。

それには、省エネで温かく、涼しく、メンテナンスの頻度の低くなるようなシンプルな住宅システムでなければなりません。
高気密高断熱などは、その延長線上に出来るだけです。
画像は、羽田空港で函館空港行きに乗り継ぐ際に手を振る、グランドスタッフの方々です。
あの人たちの向こうには、FAS加盟工務店の仲間達の姿が重なって見える気がします。

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家づくりの大好きな工務店経営者…北斗市~函館空港~羽田空港~宮崎空港~都城市

2023-12-20 17:36:13 | Weblog
家づくりの大好きな工務店経営者…北斗市~函館空港~羽田空港~宮崎空港~都城市
根っからの木造住宅を造ることを楽しんでいる大工さん工務店経営者がいます。
今日は-7度の北斗市から飛行機を乗り継ぎ、気温11度の宮崎県都城市に来ています。

お邪魔した都城市の清栄建設さんは、私の大好きな宮崎四兄弟(ハウスケア岩切さん、大塚工務店さん、カワコウさん、清栄建設さん)の三男坊にあたります。
その岩切さん、大塚さん、川越さんとは、今日は時間的に会うことが出来ませんでした。

来年には、宮崎市内の方々にしっかり時間をつくって元気な顔を見に来たいと思います。
清栄建設の社長、清水賢一郎さんとは、先般は会えなかったので今日は足を延ばしました。
今日は、清水社長にファースの家の新築現場を幾つも見せて頂きました。

変形敷地の高低差を上手に活用したユニークなファースの家、色合いのコントラストを強調したファースの家、落ち着いた雰囲気の「ファースの家」などと、お施主さまの志向に合わせたファースの家を自らが企画設計し、お施主さまと創り上げます。

自宅の部屋の一部の事務所には、曲面体のCADシステムを備え、夜中でも昼間でも思いついたら直ぐにCADの前に座っている自分がいるそうです。
清水社長の新築建築する総ては、「ファースの家」しか受注いたしません。

出来上がった住宅のメンテナンスを行うため、アフターサービスの仕組みをつくり、協力業者さんが苦痛なく、と云うより喜んでメンテナンスに足を運ぶ仕組みも構築しています。
その前提は、ファースの家だからこそと清水社長が云います。
写真は、そのファースの家の前で清水社長と一緒に撮りました、

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電気なくして何も出来ずに…北斗市・本社

2023-12-19 17:08:03 | Weblog
電気なくして何も出来ずに…北斗市・本社
今日の北斗市は、気温-3度、冬至が近くなり4時には電灯を点けるようになりました。
一日に約2分ずつ日が短くなっていくのだそうです。
電気がなければ手元が見えないだけでなく、ブログを書いているパソコンも止まります。

電気はいまや私達の生活には、空気のようにあって当然になっているようです。
その電気を発電するには、水力、火力、太陽光、風力、そして原子力と様々な手法がある。
今日は北海道電力道南支社のグループリーダー、砂子 堅さん(写真中)と、ほくでんサービス営業課副長の佐々明仁さんにご来社いただきました。

電力は送電されて当たり前になっている現況ですが、人の遣る事に不具合を生じさせる場合ものゼロではありません。
今年は、道南の七飯町(北斗市の隣町)にある水力発電所が故障して農業用水の供給が停止した事がありました。

この水力発電所は、函館市、七飯町とファース本部のある北斗市の役2,000ヘクタールに水を供給するため発電所です。
北電の懸命な復旧作業で稲作農家の被害は、最小限に抑えることが出来ました。
しかし多大な心配と迷惑を掛けた事には、北電担当者が平謝りに掛け回っておりました。

北海道電力には泊原発がありますが、点検停止のまま再稼働が遅れています。
例の3・11福島原発事故で安心安全を担保する必要がある云う事です。
福島原発事故で原発技術者は、大きな教訓と対策手法を学びました。
同じ事故を二度と起こさない対応策は、4重5重に実践しています。

既に安全稼働している原発は幾つもあり、北電の原発稼働で道民の電力料金負担を下げることも在り得そうなニュアンスを感じます。
関係者には、感情ではなく科学的根拠に基づいた裁定を切に望みたいものです。

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ただひたすら子供のために…函館市~北斗市・本社

2023-12-18 17:27:41 | Weblog
ただひたすら子供のために…函館市~北斗市・本社
今日は上磯中学校の学校評議員として学校に登校して、授業参観してきました。
参観は、3年生の理科、社会、数学の授業中を見せて貰いましたが先生方の教え方の工夫に感銘を。

今日は、朝から吹雪でしたが昨日、函館市内に開設した「第三の子供の居場所」を訪ねました。
画像は、主宰している本谷文子さんと撮ったものです。
本谷さんは、「ただひたすらに子供のため」を想って居場所づくりに奔走してきました。
「純粋さと子供のために、ただひたすらに」と云う言葉がフィットします。
本谷さんは、北斗市で「しゅくだいカフェ」や「地域子ども食堂」運営してきました。

「しゅくだいカフェ」の運営でお腹の空かせた子どものため、「子ども食堂」を併設も。
しかし運用するには費用負担も重く圧し掛かります。
「子どもの居場所」提供は、一定の要件を満たすことで公的な費用支援を申請できます。

本谷さんは、多くの子供達の実態を目の当たりにして行政、家庭、学校でも難しい環境下にいる子供たちを対象にした居場所づくり目指しています。
子供のための公的政策は、数多く存在しますが、そのどれにも該当しない子供も多くいるのです。

「SDGs」の4項には、「質の高い豊かな教育の実践」と云う項目があります。
「誰ひとり取り残さない社会の構築」がSDGsの理念であり国連サミットでは、全会一致で可決成立した要項です。
その1項に貧困撲滅、2項に飢餓をゼロに、3項にすべての人に健康と福祉を、4項に質の高い教育をみんなに、と続きます。

我国には、貧困、飢餓などはないと思う人が多いのですが実態は、驚くほど多くの貧困による栄養失調の子供たちいます。
本谷文子さんは、そのような子供たちのため、「純粋にただひたすらに」出来ることをしようとしているのです。
函館市大川町8-20「いーとの家」です。
その本谷さんの純粋さに魅かれ、福地建装も僅かながら応援させて頂きます。

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冬を暖かく過ごせる家づくり…北斗市・本社

2023-12-17 13:31:15 | Weblog
冬を暖かく過ごせる家づくり…北斗市・本社
「寒い冬もファース・暑い夏もファース」省エネ快適・ファースの家!
このキャッチコピーは、TBS系のテレビで放映したコマーシャルソングです。
「ファース工法」の家屋内には、暖房している雰囲気を感じません。それは冷房も。

エアコンは天井裏に設置されており、暖気はダクトを通じて床下に押し込まれます。
床下の気圧を上げることで、構造的に外皮の内側に造った通気を通じて天井裏に戻ります。
このような熱循環構造になっていることから、輻射熱冷暖房が出来ています。

寒い家では、真っ赤に燃えたストーブがとても快適です。
ストーブの無い家には住みたくないと云う人も多くおりました。
そのストーブには、石油や石炭、薪などの燃料を常に補給し続ける必要があります。

エアコン暖冷房では、電気の線しかありません。
停電時を想定して多くの「ファースの家」は、蓄電池も設置しています。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、断熱性能を極限まで高めるとZEH住宅となります。

住宅の総てが、UA値0.25の熱損失係数(Q値)1.0になると高齢者医療費負担が大幅に削減されます。
住宅の断熱性能は、省エネ効能より医療費削減の方がはるかに多くなります。
住宅断熱性能向上のため、私達も様々な研究開発を行い公開しています。

画像は、現在のファース本部・北斗市本社前の上磯中学校通学路です。
今日は日曜日ですが部活の生徒が-7度、吹雪の中を下校して行きました。
自宅が「ファースの家」なら良いのですが…

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