豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

外気より綺麗な空気を…北斗市

2019-08-31 15:03:32 | ファース本部

高気密住宅は、換気をしなければ室内での生活発生の汚染物質で空気が汚れてしまします。
これを改善するために換気扇を取り付けることを建築基準法で義務化されております。
家屋内の容積(気積)の50%以上の空気を機械換気扇で入れ替えなさいという法律です。
これは、あくまでも外気が室内より綺麗である事が前提です。

私達は32年前にファース工法を開発した際に外気温、外気湿度に影響されないよう、硬質ウレタンのスプレー発泡断熱気密で、シームレス状の家を包み込む工法を開発しました。
気密測定をしますと0.3程度のC値となります。
その0.3の殆どは、換気扇のシャッター周りやサッシの引き違いなどの隙間です。
つまり構造体の隙間は完全にゼロ状態なのです。

湿度の一定化は、湿気を通さないだけの樹脂素性と施工法が伴います。
一方では、室内での生活汚染された空気は徹底的に浄化されるようになっております。
空気循環で床下のファースシリカ(シリカゲルを特別処方した専用材)でホルムアルデヒドなどのVOCの殆どを化学吸着してしまいます。

この標準タイプに対して更に、外部から侵入したカビの胞子や、室内で発生した微生物を空気循環過程で、「クリーンファンネル」という特殊な空気清浄機を取り付け、完全クリーンにする試作住宅をつくってきました。
室内の空気が何回も循環されるため驚くような綺麗な空気となります。

写真にある「クーキーノ」は、ファースの家に「クリーンファンネル」を取り付けた仕様を云います。
FAS加盟工務店の南原工務店の社長、南原孝之さんが名付け親です。
コピーにあるように「外気よりキレイな空気で暮らす家」、真の健康住宅と云えます。

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潜熱蓄熱材タイトプレートとは…函館市~北斗市

2019-08-30 16:10:47 | ファース本部

真冬には太陽高度が低くなり、南側の窓から大量の太陽熱が家の中に入り込みます。
この冬場の太陽熱を取り込んで床下に溜め込むように工夫し、平成8年に「パネルの要らないソーラーハウス」の認定を交付されました。

当時は表面積の大きな砕石を敷き込みました。
大型のダンプカー1台分を現場に搬入し、それを水洗いしてから乾燥させます。
更にはネコ車で床材を貼り込む前に搬入する作業がありました。

ファースの家初期の住宅にはこの砕石が敷設されています。
この砕石は、ダンプカー1台で3万円くらいですが洗浄乾燥、搬入の手間を考えれば決して安価ではありません。
このタイトプレートとは、潜熱蓄熱材と云い、40坪の家で約20万円の費用が掛かりますが、床下に置くだけなので手間は殆ど掛かりません。

手間を思考すると砕石とあまり変わりなく、現在のファースの家の殆どがタイトプレートを採用しております。
タイトプレートは専用指定をしておらず、いまだに昔の砕石に拘っているFAS加盟工務店も存在します。

タイトプレートは、ポリプロピレンの容器に硫酸ナトリウムを処方したモノを封入していますが、温度が上がれば液化し、下がれば固形化することで蓄熱容量を大きくなります。
砕石と異なり床下がフラットさを保持できるため、床下メンテナンスも容易です。

これは住友化学の関連会社、住化プラスティックが製造しており、直接購入してFAS加盟工務店に卸しております。これも施工者の利便性とお施主さまのメンテナンスを思考する事で、ファースの家の使用環境に特別処方した専用部材です。

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人脈こそが大きな資産に…北斗市

2019-08-29 17:48:35 | ファース本部

一度お会いしただけで親しくなれるヒトもいます。
何回もあっているのに親しさがわかないヒトもいます。
私達は毎日のように誰かと出会っております。

その会ったヒトを大切にすることは、ヒトとヒトの広がりを大きくするようです。
私達のような工務店経営者は、お施主さま、協力業者さん、販売代理店さんなどの方々との付き合いがなければ家づくりが成立しません。

またファース本部のように開発業務を行っていると、資材メーカー、問屋や商社、開発に興味のある工務店経営者、それに大学や研究機関との付き合いは不可欠となります。
そのような人脈ソフトを繋ぎ合わせることによって技術と云うハードを構築しています。

どんな優れた研究者でもモノ、施設、協力者がなければ何も開発することなど出来ません。
今日は「ファース全国大会in札幌」開催やファース会などの会合などで活用させて頂いている札幌ビューホテル大通公園の営業法人担当・主任の関 克久さまにご来社頂きました。

関さんは、ホテルマンとしての顔と営業マンとしての顔を持っておられます。
私達は全国大会のような大きな会合ばかりではなく、札幌ファース会の会合や各FAS加盟工務店の小さな勉強会などでもホテルを活用しております。

関さんは、たまにしか利用しない我々北海道「#ファース・グループ」の方々の会長や事務局長など、殆どの氏名を知っているだけでなく、「人脈」にしている事に驚きました。
ご縁をしっかりと繋ぐのは、ホテルマンでなくとも大切な要素だと感心したしだいです。

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窓は「間戸」から…函館市~北斗市

2019-08-28 17:45:30 | ファース本部

天皇陛下が国賓を招く部屋に和障子の四方に設置している光景を目にします。
他国での国賓を招く部屋は、これ以上はないと思われるような贅を尽くした装飾を施しているようです。そこで目を引くのは我国の和障子に囲まれた来品質です。

真白い和紙に白木の桟木格子が正確な正方形で組んであり、とても清楚で美しく感じます。
勿論は国賓を招くのですから、外部は厳重なセキュリティ対策を施しています。
しかし、日本の国賓応接室は、何ともシンプルで白い障子に囲まれているだけです。

また椅子やテーブルも無駄な装飾を一切省き、その単調さが美しさを際立てているように思われます。周辺の障子は窓なのですが、開放感を際立たせ国賓にある種の癒しを提供する事を目的にしているようです。

この「窓」は、元々「間戸(まど)」が語源になっているようです。
間戸は日本の家づくりの基本である「解放の文化」を象徴する部位であるとも云えそうです。
高温多湿の我国では、間戸を開け放し「夏をよしとすべし」を基本にしたようです。

しかし省エネ住宅を構築するにはこの間戸が最大のネックとなります。
開口部から逃げる熱が果てしなく大きいからです。
私達は、大きな北側の開口部からでも熱を逃がさない窓(真戸)の研究開発を行っています。

その開口部が高断熱の機能を持つ研究を一緒に行っている栃木県那須塩原市の星野アルミ建材の星野岳雄社長(写真中)と磯宗秋副社長(写真右)にご来社頂き、熱の逃がさない開口部の納め方の最終確認を致しました。
従来はデッドスペースと云われた住宅の北側にグラスウール150㎜に相当する断熱ガラスを取り付けられます。
SDGsの理念に沿った大きなリノベーションのひとつです。

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SDGsは多くのビジネスチャンスが…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-08-27 17:51:31 | ファース本部

私達のような企業経営者には、「CSR」企業の社会的責任が伴います。
このCSRの見地から社会貢献活動を行って生業を成立させているのでしょう。
会社は利益を出して社員を雇用して協力業者にも相応の存在感を示しています。

SDGsは、私達のような会社が本業で目標の達成に取り組むことが重要だしています。
会社つまり企業は常に自らの本業に対するイノベーションを行い、各業務をブレイクダウンする事が、SDGsの目標達成に結びつく要因となりそうです。

今日は法政大学でSDGs勉強会があり、川久保俊准教授の講話を聴く機会がありました。
SDGsには17の開発目標と169のターゲットで構成されるようになっています。
この169ターゲットは自社の活動に運用できる項目が多く潜在しています。

私達の省エネ住宅の研究開発業務は開発目標の7のクリーンエネルギー、9の技術革新、11の街づくり、13の気象変動対策などに貢献しています。この事業を広めるため4の中身の伴った豊かな教育、ファース・グループの連携を強める17のパートナーシップなどが入ります。

169のターゲットには、私達が得意とするエネルギー効率を向上させるための技術開発、省エネ住宅の普及、綺麗な空気を循環させる住宅システム、日本全国に張り巡らしたファース・グループの情報交換などが出来る事から単体で行うより実現性が高くなります。

写真は勉強後に講師の先生の川久保准教授と撮ったものです。
右から川久保准教授、当方、弊社副社長の福地小枝子、専務の扇寿志、次長の柳田貴志、課長で東京事務所長の藤原智仁です。
SDGsは地域工務店に潜在的なビジネスチャンスが多くある事を再認識した勉強会でした。

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地域ごとの文化と伝統の異なり…北斗市…函館空港~羽田空港~東京都内

2019-08-26 19:06:24 | ファース本部

この北斗市と隣町の函館市とでは、文化と伝統そして市民感情が大きく異なります。
10㎞と離れていない隣町ですが、函館市民は北海道開拓の根源地であるとのプライドが心底に染みわたっているように感じます。

北斗市は旧上磯町と旧大野町とが十数年前に合併して出来た新しい市政です。
市政が新しいのですが、旧上磯、旧大野の意識がない訳ではないにしても他の合併市町村よりはるかに希薄であると云えると思います。

それは旧上磯町4万人、旧大野町1万の人口でしたが、大野町には新函館北斗駅があり、北海道水田発祥の地であるという誇りもあり、旧上磯町民もそれを尊重しています。
旧上磯町は、東洋一のアサノセメントの石灰石採掘からセメント生産、船舶出荷まで一貫したライン生産を行っており、とても効率のよりセメント生産を行っております。

また、農業、漁業、林業、工業もバランスよく、財務内容も北海道トップクラスで安定しております。教育や福祉行政に特化しており、他町村からの移住者も多いとされます。
特に子育てのし易い街づくりを行っているようです。
それでも観光資源には乏しく函館の威光に隠れて存在感も発揮できていないのも実情です。

地位ごとに様々な特性があって好いのでしょう。
私は北海道から沖縄までFAS加盟工務店という仲間がおり、各地を訪れる機会が多いのですが、各地域の特性を生かした工務店づくりを推奨しております。
写真は、弊社「♯ファース本部本社」から車で5分の位置にある北海道水田発祥の石碑です。

さて明日は、弊社役員向けに法政大学でSDGs講義を行ってくれるとの声に甘えて前日入りしました。

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木造住宅は狂うモノです…北斗市

2019-08-25 15:24:00 | ファース本部

私達が昔、木造住宅に使用して木材の含水量は、自然乾燥木材と云い、桟積みにして長期間にわたり乾かした木を使用しました。
自然乾燥木材の含水量は、3年間干して30%くらいの木を刻んで家づくりを行いました。

現在は人工乾燥材と云い、機械的に乾燥させ15%くらいの木材を使用しています。
ところがその人工乾燥で15%の木材も家になってからは、10%未満まで乾燥します。
梅雨時や雨天が続くとか生活環境では含水量が増えることもあります。

現在は比重式の含水測定器でタッチするだけで簡単に含水量を計測できます。
つまり、木造住宅は常に息づいていると云うことです。
木造住宅は、この息づいている木材の家に住む醍醐味でもあると云う事です。

そもそも木造住宅(写真)は、噛み合った仕口が乾燥収縮で絡み合うことで剛性を増し、強度な構造体になるように考えられたものです。
木材の突合せ部分に隙間が空いてきますが、息づいている木の生き様でもあります。

木造住宅に住めると云う事は、その木材の息遣いと一緒に暮らせる醍醐味があります。
私達の「♯ファースの家」は、その収縮の醍醐味に追随できるように最初から志向されて気密断熱を行えるようになっております。

木材に隙間が空いても「♯ファースの家」のエアクララに隙間が空く事はありません。
特別な木材密着強度とフォーム強度を確実に担保しております。
さて、今日も一般ユーザーさまからの質問に答えるため出社しておりました。

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笑顔こそ最大の無形資産…羽田空港~函館空港~北斗市

2019-08-24 14:10:06 | ファース本部

特許や実用新案など知的所有権などは典型的な無形資産と云えるのでしょう。
この無形資産は、「無形」だけに金融機関の融資要件の担保にはなりません。
私達の「♯ファースの家」は、無形資産のかたまりなのですが、金融機関が相手にしてくれず、開発段階では資金繰りを行う副社長(妻)に散々苦労を掛けたものです。

家や土地等の不動産、現金や有価証券、車や家具、家財道具などを有形資産と言います。
この有形資産は、放置したままだと資産価値が自然に下がってゆくものです。
外観に拘った見た目の良い家は、有形資産の典型と言えますが、外観に拘れば拘るほど、メンテナンスにお金が掛かり、資産価値の目減り率が高いとも云われます。

むしろ工務店や企業では、優秀な社員、優秀な技術、寛容で人格者の経営者などの方が、立派な無形資産と言えると思います。
個人においても気立ての優しい奥さん、真面目で働き者のご主人、健康で元気な明るいお子さんなどは、この上ない無形資産と言えるかも知れません。
このような「人」と言う無形資産は、元々あった有形資産を自然に増やし、「人づくり」という無形資産を増大して行く事にも繋がります。

地域工務店の資産とは、施工した協力業者さん等の関係者と笑顔が常に絶えないお施主さまであると思われます。
これは、私達ファースグループ全体が持つビジョンに掲げる家づくりの姿でもあります。

このビジョンを遂行するためにも我々ファース本部は、常に新しいハード的な無形資産を構築して事が重要だと肝に銘じております。
写真は土曜出社していた研究開発室の藤木君、彼は入社12年ファース本部の人財と言う、大きな無形資産となりました。
さて今日は、早朝便で東京から帰社、北斗市総合文化会館で開催のイベントに参加してきました。

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住宅性能を客観的に科学する…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2019-08-23 22:38:33 | ファース本部

人間の平均寿命は82歳くらいと云われますが、自立して生活を営める健康寿命は74歳くらいだそうです。
つまりこの差の8年は介護や誰かの支援を受けていると云う事です。
この82歳も先進国ではもっとも長い寿命になるそうです。

医療が進み、薬で生かされていると云うのが現実だとすると、何とも儚い気がします。
常に前向きの何かの目標を持て暮らしている人は、いつも明るく元気で健康寿命が極めて長くなるとの研究成果があります。

今日は「ピンピンコロリ」(元気に生きてコロリと亡くなる)の著者で首都大学東京名誉教授、星旦二さん(写真左手前)弊社の智社長、村上室長、法政大学准教授の川久保俊先生(右奥)、前橋工科大学の三田村准教授と、現在協働研究中の「#ファースの家」温熱環境調査中の協議を行いました。

「#ファースの家」は、一昨年に1200棟のファースの家ユーザーさまにアンケート調査を行い、797通の回答を頂きました。この設問には、安価な高熱して家中が何処も快適だとする回答が95%もありました。
この主観的なアンケートを客観的な実数を取ろうと現在は、北海道の北から九州南端まで約90箇所で居間、寝室、廊下、脱衣室の温度と湿度、それに全館を冷暖房するエアコン光熱費を特別機材を用いて調査しています。

我々企業が出す性能数値は手前味噌ですが、医学博士の星先生、工学博士の川久保先生と三田村先生に客観的なエビデンスを分析して頂いております。
この研究は建築学会でも評価されるようなデータが出ており、各先生方の論文発表に協力する段取りを行っておりました。

アンケート調査に基づいた資料をもとにして、何故に快適なのかを実際に測定器材を設置して客観的データを収集し、専門家のドクターに分析して頂いております。

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外気より室内の空気が綺麗に…北斗市

2019-08-22 17:22:21 | ファース本部

昨今は窓を開ければPM2.5や黄砂、花粉などが飛び交い、決して外気が綺麗だとは云い切れません。
ファース本部では、カビ測定器を購入して現在全国各地でカビ計測作業を行っております。

コンクリートの建造物は確実にカビの量が多いようです。
カビ測定器は、写真のエアーサンプル吸入機で不織布にカビ胞子を付着させます。
その胞子を特別な培養装置で培養させ、パレット上の胞子からカビに変わった数を調査します。

前橋工科大学・工学博士、三田村輝章先生の指導を受けながら調査を始めました。
驚いたのは、外気に意外とカビの胞子が浮遊していると云う事です。
換気扇は、気密住宅内の生活で発生した空気の汚れを、綺麗な外気と入れ替え建築基準法で、1時間に住宅内容積の50%以上を入れ替えるよう規定されています。

私は先ず何のための気密性能化を問うと省エネを図り、計画的に空気の入れ替えを行うために換気扇を稼働させます。法令上では50%以上とされ上限はありません。
つまりは外気と同じでも良いとも受け取れます。

私達のファース工法の家づくりでは、必要最小限(約容積の20%)を換気で賄い、空気循環をさせながら、床下に敷き込んだ300㎏ものファースシリカ(シリカゲル)で空気を洗浄調湿する仕組みを装備しております。
建築基準法を遵守するための予備換気扇はついていますが、稼働させることは殆どありません。

「美味しい空気を吸える家」としてお施主さまから高い評価を得ていますが、もちろん空気サンプルをとって検証しますが、カビも含め汚染物質が極めて少ないのです。
現在、ファース・グループでは全国各地の住宅のカビ測定を実践中です。

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心豊かな工務店経営者…函館市~北斗市

2019-08-21 17:48:10 | ファース本部

代議士は「選挙で負ければただの人」議員諸先生の多くは、常に選挙での敗北の不安と恐怖に苛まれていると言います。
その中で選挙に不安を感じない議員は、常に選挙民の信頼しうる活動を行っています。
とまりは個人や企業、地域に対する利益誘導には限界があり、人間としての行いなのです。

企業も個人も順風満帆な時にこそ、微かな不安が心中をよぎるものです。
貧乏の最中の時は、不安感を覚えるより、飯のタネのつくるのに躍起になります。
仕事や事業が安定すると、必然的にそれを安泰維持しようとします。
組織的な規模で保持する意識が働きますと、とたんに不安感に押し寄せてきます。


裏切らない、大口を吐かない、心から話を聴ける、偉ぶらない、いつも笑顔で明るい、腰が低い、清潔感がある、時間や約束を守るなど、極めて当たり前の事をしていれば、人様からの信頼を得られる事が出来ます。
その上で仕事を達成させれば畏敬の念を抱かれ、これは議員さんだけでありません。

一般の人々も当たり前の事を粛々と行った上で、自分のすべきこと粛々と実行する。
この事で多くの方々から慕われ、心豊かで幸福な人生を歩む事が出来る事でしょう。
工務店経営も金儲けに徹する経営法も存在しますが、そのような経営形態で業績を伸ばした経営者は常に孤独感と恐怖感に包まれています。写真は優秀な工務店経営者達です。

事業拡大が事業成功とは絶対に言えないのです。事業は小さくとも良いのです。
社員さん、協力業者さん、資材メーカーさんなどと力を合わせながら、建主さん常に笑顔でいられる、心の豊かさを達成して初めて、事業成功と言えるのではないでしょうか。

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根源は田舎で成就は都会…北斗市

2019-08-20 17:19:31 | ファース本部

企業戦争で闘い抜いたサラリーマンは、現職をリタイヤしてからのライフスタイルを思い描くのが楽しみだというヒトもいます。
私の友人は、道路や通信などのインフラ整備のない、田舎で余生を過ごしたいと云います。
田舎の土地を買い、この田舎を便利にしたくないと言うのが彼の切なる願いなのです。

まったく格差の無い社会を想像してみてください。
何処も同じような風景、都会も田舎も同じ情報が同時に出揃い、ファッションも意匠も住まいもライフスタイルも同じ社会と言う事は、実に味気ない世界となりそうです。

同じ教育を受け、同じ服装で、同じ報酬で、同じ思考を巡らす格差の無い社会は、一部の社会主義者を除いて誰が望むと云うのでしょう。
私は、もし我国がまったく格差のない社会になったら、きっと海外に移住するでしょう。

企業間格差が問われますが、企業経営に創造、知恵や工夫を凝らしている企業と、何も努力しない企業との格差が生ずるのは当然であり、むしろ健全な社会構造と言えます。
個人格差も、自分に厳しく、人に優しい自己犠牲で努力する人の生活は確実に向上します。

全国の大企業の本社機能が集中する東京や大阪、そして名古屋などは、その企業の法人税などの関連税が徴収できるため税収が多くなります。
特に首都東京は、国内と海外の出先が多く存在し、膨大な量の人と情報が入ってきます。

我々「#ファース・グループ」も研究開発は北海道北斗市で行いますが、全国展開しているため、東京事務所を中心となります。写真は田舎に建てた「#ファース」別荘です。
情報量と人の動きでは、必然的に首都東京と地方との様々な格差が大きくなるのでしょう。

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断熱力は計算値と実際値では大きく異なる…北斗市

2019-08-19 17:26:09 | ファース本部

家の断熱性能は、断熱材の厚さをその熱伝導率で割り、その逆数が逃げる熱量です。
これはあくまでも計算で割り出す断熱性能の数値です。
ところが、その断熱材の充填の仕方や断熱材の乾燥度合で性能は全く異なります。

1980年の旧基準から省エネ基準法が制定され、それまでは施主もビルダーも関心を示しませんでした。断熱材は、施工者も基準があるために一応、入れたに過ぎなかったようです。
グラスウール断熱材は、その断熱メカニズムをしっかり意識することが必要です。

グラスウール繊維断熱材は、「空気を乾燥させたまま静止させる」ことで成立します。
単に入れただけだと空洞の隙間を空気が対流して断熱にならないのです。
グラスウールを「入れただけ」だけと「乾燥した空気を静止させる」事を意識しただけで断熱性能は全く異なります。

家づくりを実践する工務店は、温熱性能のスキルが問われる時代となります。
2020年からは施工者が断熱性能を設計者や施主に説明することを義務化しました。
半端な断熱施工で内部結露を起こし、苦い経験をした工務店も少なくありません。

従来は「見せられる家こそ売れる家」と言われ、外観などのデザインの優れたビルダーが勝ち続けてきました。
ところが斬新性で凝った外観デザインほど外皮の熱損失量は多くなる傾向にあります。

目には見えない温熱性能は、施主が住まいしてからまともに実感する事案です。
断熱仕様書を作った学術者の先生に責任転嫁など出来る訳もありません。
全てが工務店経営者自身で背負うことになり、断熱力をその象徴的な性能と云えます。
「#ファースの家」は、樹脂を使用した断熱性能を担保できる唯一の住宅工法です。

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家全体の温度を表記…北斗市

2019-08-18 16:47:47 | ファース本部

一般住宅の天井裏の温度は60℃を超える場合があります。
太陽の直達日射熱を受けた屋根材は90℃くらいまで温度が上がります。
この熱を黒色の受熱活用した太陽熱湯沸かし器は約90℃の熱湯をつくる事が出来ます。

屋根の表面を真っ白や銀色で塗ると熱を反射放熱して15℃くらいも低くなります。
ファースの家は、屋根の種類や色などの定めを行っておりませんが、天井裏温度、床下温度、居室温度、外気温の四ヶ所を表記できるようにしております。

天井裏は屋根断熱で屋根の温度影響を受けない構造にしており、床下も完全断熱と空気循環で、基本的には居室も含め何処も同じ温度になるようになっております。
温度センサーの位置などで誤差は出ますが、4箇所の温度を同時に見る事ができます。

写真はそのコントロールユニットですが、このパネルから各機材(熱交換換気扇・空気循環装置・集熱器など)の制御や稼働状態をも監視できます。
ファースの家には必ずこのデジタル化されたコントロールユニットが設置されております。

さて今日、日曜日は北斗市総合文化会館大ホールで全日本吹奏楽コンクール金賞受賞校である東海大学付属札幌高等学校吹奏楽部の演奏会があり参加してきました。
上磯中学校吹奏楽部や大野中学校吹奏楽部も特別演奏を行い、いずれも素晴らしい演奏でした。

いつでも、どんな時でも、音楽は心の栄養剤になりますね。
その栄養度合いも表記したいものです。

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家づくり・人づくりの地域工務店経営…北斗市

2019-08-17 15:29:36 | ファース本部

家が竣工して住み始めてからお施主さまとは、一生涯の付き合いの始まりです。
施工者とお施主さまとの友好関係は、「家を売った時点」で崩れてしまいます。
家は住みながら一緒に育て続けて行くのが本当の家づくりだと思うのです。

私は住宅工法の開発当初から、床下に熱を溜めるのと不同沈下を抑えるため、ベタ基礎に拘ってきました。窓から入った太陽熱を土間コンクリートに蓄え省エネ活用と様々な手法を試みました。しかし太陽熱を敏速に捉え、その熱を使いたい時に解き放つのと、湿度機能には大きな障害となります。写真は吹き抜け空間の大きな「#ファースの家」です。

私は、家は売るモノでなく、創り育てるモノだとする信念から、仲間の工務店経営者に、大量供給を強く戒めてきました。
年間1棟、2棟の地域密着の小さな工務店が、その大半をリフォーム工事に費やして、その誠実な仕事ぶりで信頼関係を構築し、そして「#ファースの家」の受注となります。

棟数を増やす事にはとても慎重を期す事になります。
当初、断熱、気密は、標準仕様よりはるかに高い性能を担保することを課しました。
悪評も少なくありませんが、そのような意見の殆どは、住んだ事もなく、住んだ人の話を聴いた事もなく、表面のコピーに歪に批評して居るようにしか見えません。

私達は「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の経営理念にことごとく拘っています。
住む人の幸せづくりと、家づくりを行う人の幸せづくりに矛盾があってはなりません。
家を施工した工務店関係者は、触れあう笑顔だけが活力となっているのでしょう。

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