今年もコロナで明け、コロナで終わって行きそうです。
最初は、誰もが不安に感じたパンデミックでした。
それもしだいに対処法も確立してきており、ワクチン接種率も高くなりました。
飲食業のように、コロナ禍で右往左往させられた業種も多くあります。
我々の建築業も安価さを売りにした住宅会社は、総じて影響を大きく受けているようです。
更に半導体不足で電化製品の納品が出来ない、ウッドショックと云われる極端な木材高騰も拍車が掛かり、業界全体で少なからず影響を受けています。
この半導体や木材高騰は、サプライチェーン(供給網)の意味合いが大きいと思われます。
つまり半導体も木材も、モノはあるにも関わらず何処かの誰かが止めていると云う事です。
サプライチェーンの停滞は、要因解決で一気にモノ余り(値下がり)もあると思われます。
6月15日には、閣議決定されていた省エネ基準適合義務化を含む「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案」が可決されました。6月17日付で同法が公布され、2025年までに施行となります。
高齢者医療費負担が国家予算の大半をしめるようになったことが背景にはありそうです。
私達ファースグループの高品質高価格の住宅は、外部環境に殆ど左右されません。
高品質高価格の家づくりには、知見力の高い顧客層がいるからです。
地域工務店だからこそ安定受注を行うため、知見力の鋭い方々を顧客層にすべきです。
北斗市本社の執務室(写真)から今年最後のコラムです。
来年は物静かな兎年ですが、どうぞ皆さんで良い年をお迎えください。