連休初日は三鷹の国立天文台を見学。ここは独法となって市民サービスに努力しているのだろう、三鷹市とコラボして一般人用の教養と環境整備を励んでいる。 調布まで京王線。あとバスで天文台前へ。この辺りは調布飛行場や味の素スタジアム、国際キリスト教大学など、野川広域緑地なのだ。そういういい環境に旧東京天文台がありました。
これらは大正年代に作られ関東大震災で三鷹に移転してきた建物で、長年活動してきたが現在は重要文化財に指定されているような。
素晴らしい写真も展示
天文学の話は現実感がないがなんかものすごい迫力がある。最新の技術・天文学の世界を展示しているから、ここは皆さん是非 訪問する価値あり。
三鷹天文台を堪能した後、バスで武蔵小金井駅に行きました。ここは国分寺崖線(ハケ)を見物歩きしたいとの目的がありました。ここは武蔵野台地から沖積層低地に映るところで、古代多摩川が南に移動していくときに削り残したのが国分寺崖線・ハケとのこと。 つまり多摩川が後退し、そのあとに野川がうまれその河岸段丘みたいなものか。ただ隆起がないから段丘でない崖線なのだろう。
そこには多くの湧水がわき、水のきれいなところだ。国分寺のお姿の泉もその一つ。小金井市では地元の画家のアトリエを利用して「美術の森美術館・緑地」として、がけ地の様子を残している。
国分寺の旧国分寺・国分尼寺周辺の水のうつくしたと同じ流れなのだ。
この国分寺崖線・坂とハケの道めぐりを歩きました。そして野川の右岸を歩いて変えつ途中、なんと 「金井原古戦場の跡」碑を発見。曰く、正平7年(1353年)新田義興・新田義宗と足利尊氏がここで戦ったと。文面からこの辺りは新田にくみする人が多かかったのかもね。確かに南北朝時代、ある意味で、足利・新田の覇権争いともいえるからね。分倍河原といい、ここ金井原といい、鎌倉末から南北朝動乱期は関東が母体だったのだと。