江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

イタリア旅行 1,

2014年11月15日 23時06分07秒 | Weblog

退屈御家人なのかで、旅行もいいかと考え、トラっピクスの団体旅行に乗って、11月5から14日まで南イタリア・シチリア旅行に行ってきました。  なんでも経験だ。無駄も経験だ。

日本人の旅行には、いろいろあろうが、大きく分けて、

①弥次喜多道中や お伊勢参りのようなワイワイガヤガヤの団体旅行と 

②芭蕉のように、「片雲の風に誘われて漂泊の思いやまず、月日を百代の過客」とする漂泊の一人旅という2つのパターンがある。

吾輩はどちらかというと、斜に構えるタイプ人間性の故か、芭蕉的な一人旅が好きではある。でも現代的お伊勢参りの団体旅行は、旅行会社が企画する日本人が好みそうなところを可能な限り取り入れ、いわば幕の内弁当風に、あれもこれものテンコ盛り旅行が日本人の海外旅行うの主流で多くの人が満足している。ひとえに日本人の好奇心旺盛さという民族性の特質からだろう。

実際、団体旅行はいい。もし仮に同じ行程を個人旅行で行うと、時間と経費の両面で軽く2倍を越えるであろう。団体旅行は近代的、大量生産大量消費の合理的スタイルなのである。    だって、旅行の毎日に、今日の昼飯を、晩飯をどこでするか。それよりどこで泊まるか、その時間の枠内で、どこへ行くか、等々をすべて自分の判断とリスクで行うのは大変な労力とリスクである。団体旅行では、会社の添乗員がすべてそういう面倒くさい背景を処理してくれるし、自分の判断で、何をどれほどに、何時間ほどで見物するか、自分で決定しなければならない。

能書きはどうでもいいが、11月4日から14日まで、南イタリアからシチリア島を巡る旅に出かけました。