銀山温泉は大正ロマンの絵姿で有名だ。一度は行ってみたいと思ていたが、大人の休日パスで日帰りをやってみた。
11月27日、7:12分の山形新幹線で大石田まで。ここからバスで銀山温泉に入る計画。だがよく考えると銀山温泉は1日過ごすほどの温泉ではなさそうだ。
そこで、まず山形新幹線で、米沢で降り、ここで2時間ほど米沢見物をして、大石田に入り、銀山温泉で約3時間半過ごす計画に変更。
7時12分発のつばさ14号で出発。
約1か月前の蔵王温泉・お釜訪問の時は、沿線の山は秋の紅葉真っ盛りだった。だが1か月後のこの日は、東北の山は冬の寸前。灰色にすくんだ枯れ木と赤茶けた病葉の山。わずか1か月前の紅葉の賑わいとの時間の経過が自然の摂理。
9時24分米沢着。約2時間で米沢見物。バスの時刻表を聞き上杉神社へ行くつもりが、山形弁の聞き取りが悪く、降りるべき停留所を聞き逃し、なんと、米沢の奥座敷、小野川温泉まで行ってしまった。なんと小野小町伝説のある温泉だ。温泉につかるには時間がないのが残念。
尼湯といって小野小町が発見した湯という。父親を捜しに京より旅した小町がここで病に倒れ、病をいやした湯とか。
小野小町の由緒らしい名水のようだ。
ここから折り返しのバスで米沢駅へ。11時21分の大石田行の新幹線には20分程余裕ができたので、タクシーで米沢神社を1周して米沢見物は終了。上杉家の栄枯盛衰を考えさせられる。
11:21の新幹線で最上川沿いの大石田12:20。ここからバスで銀山温泉までレトロなボンネットバスで40分弱。この温泉で約3時間20分の滞在を予定。
大正ロマンの風情
絵になる街だ。川の両側に数十軒の旅館だけ。
徐々に日が暮れてゆく
日暮れの早い時期で夕闇が迫る。
銀山温泉は銀山採掘の結果生まれた温泉。採掘跡地が公開されている。銀山廃坑後,工夫たちが温泉宿を開いたとか。
温泉街の上の銀山跡地がある。これは訪問するべし。
現地では3か所の外湯があり、その一つに入ってきました。硫黄分のある優しい湯で結構な湯でしたよ。旅館に泊まっている人も外湯に入るみたい。若い女性も利用していたよ。
この後16:35発のバスで大石田まで。17:11発のつばさで東京着20:48。まあ予想外もあったが、臨機応変、楽しかったね。