江戸の退屈御家人

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九段会館の解体

2018年11月02日 19時28分26秒 | Weblog
九段下にある 九段会館 旧軍人会館として昭和9年に完成。満州の旧日本軍の建物と同じように、鉄筋の建物の上に、お城の瓦屋根みたいなものを載せ、当時の流行スタイルを表していた。
 2・26事件の戒厳本部になったり(雪の中に屹立する写真があったように記憶している)その後 連合軍に接収され,将校クラブになったり、その後遺族会等の事務所と宴会場結婚式場などに使われたが、2011年の東日本大地震の時には天井から照明器具が落下して、死傷者を出すこともあったり,紆余曲折の歴史を経て、ここで解体されることとなった。建物にも 軍艦と同じように、それぞれ目に見えない 運命の糸みたいなものがあるのだろう。





今後は、東急不動産が昔の屋根の形のイメージを残しながら新しいビルに立て変えるそうである。

歴史の変化は本当に激しいね。