コロナ緊急事態の拡大宣言と感染者の急拡大さらに東京オリンピック各種目での大活躍と応援の熱中の中で 不要不急の外出自粛要請。さらに地球温暖化による暑い暑いこの夏での閉塞状況。
こういう中で退屈御家人は大人の休日倶楽部主催の団体旅行約20人の一員として秘境夏油温泉の三日間の湯治? 2泊3日で行って参りました。楽しいような一方で大変後ろめたい感じがいたしております。
夏油温泉は栗駒国定公園の山の中にあり新幹線北上駅より公共交通機関がなく旅館が1日1便送迎する車で約40分かかる位置づけであります。そしてここは道路が山越えしておらずここで行き止まりあります。
こういう秘湯への今回温泉旅は
無為 自然 行雲流水 避暑 湯治 山の端のガスと霧が晴れていく 水のせせらぎ 緑の風 緑の光 蝶々 蝉の声 トンボ いろいろな鳥 が飛んでいる。ここにはワンワン ニャンニャン 家畜がいない。人がいない。
まさに深山幽谷 仙人の世界だ。



河原の露天風呂 猛烈に熱い 入れない。



全部で7つの温泉があり地下から湧き出てぶくぶくをしている。






ここは本来 湯治の世界である。だから温泉につかるしかやることがない。本来食事も自分で賄うものである。そうはいっても今の時代ですから旅館としてある。
いずれにせよ2泊3日やる事は何もない。テレビもない冷蔵庫もない。インターネットも通じない圏外である。そこで私は持っていたミステリー小説を1冊読んでしまった。後は湯につかる。避暑地の出来事は何もなかった。
でも冬は11月から4月の終わりまで閉鎖される雪国であるからやはり東京よりは涼しい。避暑としては絶好である。
名残惜しいが団体旅行であるのでそのまま東京駅まで帰ってきた。約20人の皆さんは半分が私位の年代の一人旅のおじさん。残り4組がやはり老人の夫婦の旅みたい。
お互い何も言わないのがこういう旅のマナーかもしれない。
東京駅は1時半に着く。ここで秘湯の何もない生活に反発して東京駅のレストランで沖縄料理を食べた。

これも大変おいしかった。
色々な意味で幸せ!