江戸の退屈御家人

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お台場でマダムタッソーのマリーアントワネットを見る

2021年10月02日 18時28分00秒 | Weblog
 最近何かの機会でフランス革命の本を読み始めた。そうするとかなりいろんな方面の問題があったことがわかってきた。そういう中でマリーアントワネットの役割というか運命というかいろいろ考えさせられることが多い。そういう時 マリーアントワネットのフィギアが東京にもあると言う話があったので お台場にマダムタッソー東京を見に行ったと言うわけである。
 ちなみにお台場公園はまだオリンピックパラリンピックの後が完全には終わっていない。
 それはそれとして

これが処刑された後のマリーアントワネットの顔だと思わせるがどうも後世の作品のような気がする。





マダムタッソーはもともとストラスブール生まれ。医者の娘で仕事としてフィギアを作る工房にいたようである。そしてそれなりの実力と人気がありフランス王室の美術教師として生前のルイ16世夫妻のフィギアも作ってるようだ。
1793年フランス革命の後の混乱の中でルイ16世処刑。そのデスマスクを取るよう革命側から要求されるが 反対勢力により投獄される。その後フィギュア作成の技術を買われてギロチンを免れた。その理由は反対派に対する反対派の頭目 ロベスピエールの処刑とそのデスマスクを作るためにとか。大変な混乱の中に幸運にも命を落とさなかった。
 革命後はナポレオン一世のフィギアの型をとったようだ。
 こうしてマダムタッソーはフィギア作りをなりわいとするようになり、タッソー氏と結婚、その後イギリスに渡り フィギア作りを事業としてこれを成功させた。
 そういう意味では大変なやり手の美術家であり事業家である。その事業をその子供が引き継いで現在も続いていると言うことだ。
 時代性のある出来事や有名人や俳優などをうまく使って人気が出るようにした本当の事業家である。
 だからその主な対象の人たちには

レオナルドダヴィンチ

ニュートン

アインシュタイン

スティーブジョブズ


マリリン・モンロー


オードリー・ヘプバーン


ついでに勝手に記念撮影した。



草間弥生もいたよ。





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