おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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メキシコ日記~11/19(土)前半~

2006年03月17日 18時36分36秒 | メキシコ日記
 今日も8時半か9時位に起きて、朝食をとった。メニューは、葉っぱで包んだちまきみたいの(僕が食べたのはちょっと辛い味がした)と、パン。あとコーヒー
 初めてギジェ氏宅の屋上に行った。洗濯物が干してあって、こんな広い屋上があったのかという感じ。
 屋上の一角に部屋があって、洗濯機が置いてあった。ここで洗濯が出来たのだな
 たかさんが僕の起きる前に観光に出掛けたそうで、僕も一緒に行くと思っていたらしく、「ゴメン」と言って出掛けたらしい。あれ?昨日一緒には行けないといったはずなんだけどな。
 今日はやっと慣れ親しんできたギジェ氏宅を離れ、ホテルへ移動の日。ヒストリーの皆とたかさんとは今日でしばらくお別れ。まあ、演劇祭会場で会えるんだけどね。
 ギジェルモ氏の奥さん(チェラさん)と別れの挨拶をした。ハグして、「アスタプロント!」本当に優しくて、暖かい人だった
 ギジェ氏の運転で、10時過ぎ、フォーラム組はホテルへ向かう。荷物全て持っての大移動。浄水器が使えなくなるのがツライ。まーそんなこと何とでもなるか
 そういえばギジェ氏宅を出る直前に、コンビニで初めてヨーグルトドリンクを買って飲んだ。和重さんお薦め。美味しいけど、日本のよりだいぶ濃い。和重さんは飲み残しを水で洗って飲んでいたが、僕はそのまま容器を捨てた。
 ホテルに到着 街中の、小ぎれいなホテル。一泊5000円位(?)。でも4人部屋。夕方、こーたさんとセサルさんと阿部さんが来るまでは1人。のんびりくつろごっと
 そーいえば昨日、初めて団歌の練習をした。十川さんと原田さんが夜到着したのでそういう流れになった。ギジェルモ氏の息子さん(ダントンさん)に聞いてもらったが、「意味が解るところもある」ということだった。アクセントとか、メロディーに合ってるかとか、意味が解ってもらうようになるまでには問題が多そう。(泣)……。
 茂子さんから、メロディーをバックでラララ……と口ずさんで、歌詞をラップ調に読んだらどうかという案が出た。悪くないかもと思う

 12時頃、茂子さん、原田さん、みゆきさんのフォーラム女性陣が、演劇祭のパレードに出掛ける時間だと声を掛けに来てくれた。
 1階のロビーで会場までのバスを待っていると、ピエロのメイク・服装をした父子(多分)が現れた。面白くて、可愛かった。きっと彼らもパレードの参加者なのだろう。僕はおばあちゃんの格好をして、「木」の傘をさすつもり。

 メキシコシティの道路はいつも渋滞。昨日は金曜日で夕立だったから余計ひどかったが、今日も車は多い。で、クラクションの嵐。プーッ、プップッ……

 バスでまず、ギジェルモ氏の事務所に到着。そこで、メキシコの地に於いて初めてフォーラムの稽古
 最初はボロボロだった(スペイン語が読めない!)が、ブレスの場所とかをみゆきさんに教えてもらって調子が出てきた。皆にも「別人になった」と言われた。茂子さんには「最初からやれ」と言われちゃったけど(笑)。
 台詞を全部スペイン語でやると決まってどうなることかと思ったけど、台詞を削ったり、日本語で読む部分を作ったりして、何とか形になってきた
 ギジェルモ氏の事務所、というかミュージアムで、遅いお昼(おやつ?)を食べさせてもらった。メニューは、パンとジュースと、あと色々。スープみたいの(忘れた)。

 それでいよいよパレード開始。僕はおばあさんの衣装に、ナウフラゴスの木の傘を持って歩くことに
 皆に見せたら大ウケで、おっぱいも作ろうということになって、榎本さんのマフラーと軍手と福原の軍手でおっぱいを作った。かなりセクシーなばばあになった
 福原は背広にちょんまげのカツラをかぶってサングラス。かなり怪しかった。榎本さんは新撰組みたいなキチンとした和服に、扇子を帯にはさんでいた。これは沖田総司みたいできまっていた。成沢さんと和重さんは、和服で、へいらっしゃいみたいな古い前掛けを帯びていた。こちらもいい形になっていたと思う。日本らしくて。あとの人はみゆきさんが目だけ隠す紙製のマスクをかぶっていたくらいで、普通の格好か衣装
 パレードが始まると、みんな掛け声で「ハッポン、ワッショイ」などと踊りながら歩いて、かなりアホなパレードとなった。でも楽しかった。
 他の国々の人たちも、ピエロの格好をしていたり、お揃いの緑の服を着てプラカードと横断幕を持っていたり、紫の色を全身に塗って高足を履いていたりして、かなりにぎやかな、個性に富んだパレードとなった
 パレードの最後に、会場の真ん中にあるステージに上がり、ギジェルモ氏に紹介を受けた

(続く)