おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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SEKAI NO OWARI

2012年11月18日 14時11分13秒 | コラム・批評・エッセイ
いいですねえ。
みなさんご存知でしょうか?
『眠り姫』や『Never Ending World』が秀逸ですね。
彼らとの出会いは、『世界平和』という曲だったのですが、あれを最初聴いたときは、衝撃でしたねー。
思わず、知り合い誰かれ構わず、聴かせまくったものでした^^;。
彼らのキーワードは、「あやうさ」ですかね。
Vo.のはかない感じ。
アレンジの、壮大ながらもポップでエンタテイメント性豊かながらも、なんというか、今にも崩れてしまいそうな不安感。
正直僕は、彼らの『Earth』というアルバムを聴いた時は、彼ら、一発屋で終わるかと考えてたんです。
確かにアイデアはすごいけど、音楽性に伸びる雰囲気を感じなかったのです。
ところが、あれよあれよという間に彼らは成長し、武道館ツアーを終え、トップアーティストになってしまったわけですな。
で、私は一度、彼らを見限った訳なのですが、自分の中で。もう一度彼らの音楽を聴いてみたいと思い、アルバム『ENTERTAINMENT』を手に取った訳です。
そしたら、なかなかに素晴らしい。音楽を聴いて鳥肌が立ったのは、久々のことでした。
確かに彼らの武器はその秀逸なアイデア。だったわけなんですが、そこにしっかりとした音楽性を備えている。
そしてもう一つの武器、独特の世界観を持った歌詞も、相変わらずに素晴らしい。
なにしろ「世界の終り」ってグループ名持っちゃったわけですから。これから何をしても、それがついて回るわけです。
しかし今回のアルバムは、その名前に負けてない。大したものです。
そして彼らは、アルバム名に、更に自分たちを追い込むべく、「エンターテイメント」と名付けた。
いやいやその気概、全くもって大したもの。
もう少しの間、彼らの足跡を、追い掛けてみようと思っています。