おっちーの鉛筆カミカミ

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SUKYSH CLOUD~太陽の降る村Ver2.0 #05(1)

2011年07月16日 03時17分20秒 | SUKYSH CLOUD
#05 ファーネスの村の一角


【照明・SE 真夜中】

 ライタ・ボイスカ・バルシアの3人、入場

ライタ「着いたー!!!」
バルシア「着いたけど……ここがその村?」
ボイスカ「暗くてわからんのう」
ライタ「誰かいませんか~!!?」
バルシア「ちょっとみんな寝てるんだから!」
ボイスカ「(二人に)静かにせい」
ライタ&バルシア「ごめんなさい」
ボイスカ「~それにしても困ったのう
民家の一軒くらい、起きていないかのう」
ライタ「もう野宿でいいですよ
なんのための寝袋ですか」
バルシア「私、寝袋なんか持ってないし」
ライタ「バルシアさんはそのまま寝て大丈夫じゃないですか」
バルシア「あたし最近美容に凝ってるの」

 ボイスカ大笑い

バルシア「なんで笑うんですか?」
ボイスカ「ドラゴンにも美容って考えがあったんだなあ」
バルシア「ありますよ、ワタシ女ですよ」

 ライタ肯いている

ライタ「バルシアさんは素敵な女性ですよねー」
バルシア「またライタ君、いつも通りおだてるのね」
ライタ「いやいや本音」

 その時、声が聞こえる

ビストローヌ(声)「コラ待てー!
待てって言ってんだろが、小娘!」

ボイスカ「ん? こんな真夜中に」
ライタ「(前の台詞から引き続き)バルシアさんは素敵です!」
バルシア「ライタ君には彼女がいるでしょ?」
ライタ「それとこれとは関係ないじゃないですか」
バルシア「そうかなあ」

 以上のセリフの遣り取りの間にキロが入場。駆け込んでくる
 ライタ達の周りをぐるっと回った後、バルシアの後ろに隠れる

キロ「助け……ごめんなさい、迷惑ですね」

 キロはその場を立ち去ろうとする
 そこにビストローヌとドウルフ、入場

ビストローヌ「誰だいこいつらは?
邪魔するんだったら容赦しないよ
ドウルフ!」

 ライタとボイスカは、
すぐにビストローヌ・ドウルフの出で立ちを目認

ボイスカ「嬢ちゃん!」
ライタ「女の子!」

 ボイスカとライタの台詞は同時
 ライタはキロの方を見やったあと、

ボイスカ「助太刀する!」
ライタ「助けてあげよう!」

【M 『戦闘1』/おっちー】

 戦闘開始!
ビストローヌ「初めて見る顔だね
クエストパッカーか?」

 ビストローヌは、二人をなめてかかっている

ボイスカ「余裕じゃのう」
ライタ「そのスキが!(直前のボイスカの台詞を食いつつ)」

 ライタ先制攻撃の足払い
 バランスを崩すビストローヌ
 すると雄叫びを上げて、ドウルフが突進してくる
 ライタにタックル!
 大袈裟に吹っ飛ばされるライタ(受け身)
 ちなみにこの時間帯のバルシアは、
 キロをかくまいながら戦況を見詰めている

ライタ「こっちはパワーか」
ボイスカ「それなら儂(わし)が」

 ボイスカはドウルフに掴み掛り、柔道のような技で
 ドウルフを投げ倒す
 ドウルフ声が出る

キロ「(驚いてバルシアに)あなた方は?」
バルシア「だからクエストパッカーなんじゃない?」

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