ビストローヌはライタ達の方に向き直り、
ビストローヌ「なんだ貴様らは!?
ただの旅人じゃないな?」
ライタ「今頃気付いた?
お前らアイグラントだろ?
おりゃあアイグラントには絶対負けねー」
ビストローヌ「逆賊か!」
ライタ「何言ってっかわかんねーけど
嫌いなんだよ、お前等が!!」
ビストローヌ「反逆者が!!」
ビストローヌは鞭をライタの足元に向かって放つ
軽々とよけるライタ
その後も、ビストローヌは何発かライタに向かって鞭を放つが、
ライタはそれらを全て余裕をもってかわす
ビストローヌ「お前は誰だ!!!」
ライタ「ライタって言うんだけど、知ってた?」
ビストローヌ「知るか!!」
その瞬間、ドウルフが吼えた
ドウルフはボイスカとライタに向けて拳を放つ
二人ともその攻撃は避けた
ビストローヌ「もうよい!!
この娘はゴウリの実を持っていない
最低限の役目は果たした
ドウルフ、教会に戻るぞ」
ビストローヌは一目散にその場を去り、
ドウルフは何度も振り返り振り返り、辺りを気にしながら去っていく
【M 消える】
【SE 林を抜ける風の音、夜の虫の声】
バルシア「完勝じゃない。私の出る幕ないわ」
ライタ「今までで一番手応えなかった!
あいつらほんとにアイグラントか?」
キロ「助けていただいてありがとうございました!
キロといいます
ところで、皆さんは……?」
ボイスカ「儂はボイスカというんじゃが……」
ライタ「(遮って)俺はライタ」
バルシア「(更に前に出て)あたしバルシア」
キロ「???」
ボイスカ「こ奴らは自己紹介が好きなんじゃ」
キロ「良い趣味ですね(ちょっと引きつった笑い)」
ボイスカ「お嬢さんは」
ライタ「(遮って)お嬢さんは」
バルシア「(更に遮って)お嬢さんは」
ボイスカ「お前ら遊んでるだけじゃろ!
いい加減にせんかい」
ライタ&バルシア「ごめんなさ~い」
キロ「………(半分笑顔)」
ボイスカ「お嬢さんは、この村に住んでる娘さんかな?」
キロ「はい、そうです」
ボイスカ「なんでこんな夜中にうろついて、
しかもあんな奴らに襲われてたんじゃ?」
キロ「それは……
話すと長くなるので、皆さん、私の家にいらっしゃいませんか?
住んでいるのは二人だけ……広いだけが自慢の我が家ですが」
バルシア「ついでに今晩泊めてもらえたりして!」
ボイスカ「失礼じゃろ」
ライタ「キロちゃんっていったっけ?」
キロ「(ちょっと後退しながら)はい」
バルシア「今晩、キロちゃんちに泊めてもらえないかなあ~、なんて」
ボイスカ「失礼じゃろて」
キロ「(笑顔でハッキリ)いいですよ」
ライタ「ホントに!? ありがとう~~~!! 助かるよ!」
ライタ、キロの手を取ろうとする
キロはその手を思わず跳ね除け、逃げる
ライタ「?」
キロ「あっ、ごめんなさい……私の家はすぐそこです
ついてきてください」
バルシア「は~い」
ライタ「(ちょっと動揺残しつつ)近いんだ」
ボイスカ「良かったの」
【SE 木の葉の重なる音】
四人、退場
【場転(照明変化)】
ビストローヌ「なんだ貴様らは!?
ただの旅人じゃないな?」
ライタ「今頃気付いた?
お前らアイグラントだろ?
おりゃあアイグラントには絶対負けねー」
ビストローヌ「逆賊か!」
ライタ「何言ってっかわかんねーけど
嫌いなんだよ、お前等が!!」
ビストローヌ「反逆者が!!」
ビストローヌは鞭をライタの足元に向かって放つ
軽々とよけるライタ
その後も、ビストローヌは何発かライタに向かって鞭を放つが、
ライタはそれらを全て余裕をもってかわす
ビストローヌ「お前は誰だ!!!」
ライタ「ライタって言うんだけど、知ってた?」
ビストローヌ「知るか!!」
その瞬間、ドウルフが吼えた
ドウルフはボイスカとライタに向けて拳を放つ
二人ともその攻撃は避けた
ビストローヌ「もうよい!!
この娘はゴウリの実を持っていない
最低限の役目は果たした
ドウルフ、教会に戻るぞ」
ビストローヌは一目散にその場を去り、
ドウルフは何度も振り返り振り返り、辺りを気にしながら去っていく
【M 消える】
【SE 林を抜ける風の音、夜の虫の声】
バルシア「完勝じゃない。私の出る幕ないわ」
ライタ「今までで一番手応えなかった!
あいつらほんとにアイグラントか?」
キロ「助けていただいてありがとうございました!
キロといいます
ところで、皆さんは……?」
ボイスカ「儂はボイスカというんじゃが……」
ライタ「(遮って)俺はライタ」
バルシア「(更に前に出て)あたしバルシア」
キロ「???」
ボイスカ「こ奴らは自己紹介が好きなんじゃ」
キロ「良い趣味ですね(ちょっと引きつった笑い)」
ボイスカ「お嬢さんは」
ライタ「(遮って)お嬢さんは」
バルシア「(更に遮って)お嬢さんは」
ボイスカ「お前ら遊んでるだけじゃろ!
いい加減にせんかい」
ライタ&バルシア「ごめんなさ~い」
キロ「………(半分笑顔)」
ボイスカ「お嬢さんは、この村に住んでる娘さんかな?」
キロ「はい、そうです」
ボイスカ「なんでこんな夜中にうろついて、
しかもあんな奴らに襲われてたんじゃ?」
キロ「それは……
話すと長くなるので、皆さん、私の家にいらっしゃいませんか?
住んでいるのは二人だけ……広いだけが自慢の我が家ですが」
バルシア「ついでに今晩泊めてもらえたりして!」
ボイスカ「失礼じゃろ」
ライタ「キロちゃんっていったっけ?」
キロ「(ちょっと後退しながら)はい」
バルシア「今晩、キロちゃんちに泊めてもらえないかなあ~、なんて」
ボイスカ「失礼じゃろて」
キロ「(笑顔でハッキリ)いいですよ」
ライタ「ホントに!? ありがとう~~~!! 助かるよ!」
ライタ、キロの手を取ろうとする
キロはその手を思わず跳ね除け、逃げる
ライタ「?」
キロ「あっ、ごめんなさい……私の家はすぐそこです
ついてきてください」
バルシア「は~い」
ライタ「(ちょっと動揺残しつつ)近いんだ」
ボイスカ「良かったの」
【SE 木の葉の重なる音】
四人、退場
【場転(照明変化)】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます