長い人生のなかでなにをやっても上手くいかない時がある、そんな
時が必ずあるものだ、そういう時はいくらじたばたしても駄目であ
る、運、不運はたいてい交互にやってくるもの、だから一喜一憂し
ないことにしてる、変化がおもいがけない時に起こるものと思って
いる。
実際人生の苦しみの半分は時間がたつに従って薄らいでいくことが
多い、いつかは消える、と心のなかでつぶやくことにしてる、苦し
みは必ず去る、何もせず、じっと風が通りすぎるのを待つ、やがて
風は去る、だから焦らずひたすら待つようにしてる、そうして私は
生きてきたし、これからもそんな思いで生きていきたい。