団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

今は一緒に悲しむことしかできない

2022年03月28日 | 生き方

読売新聞の朝刊「編集手帳」に一昨年の6月こんな記事が掲載

された、詩人の川崎洋さんが17歳の次女から詩作を頼まれた、

半年の間に両親を相次いで失くした友人に贈りたいからという

理由だった、悩んだすえ一緒に悲しむしかないと次の一節を書

いた。

 

一日を我慢して 二日目を我慢してください/それが三日目に

なり一か月なり/やがて一年になります/そして五年がたちま

す/そのとき/きっと今とはちがいます/ですから/今を我慢

してください/(ことばの力)より

 

ちょうどこの時期新型ウイルスによる死者が世界で50万人を

超え日本でも高齢者を中心に死者が膨らみ900人以上が亡

くなった、しかし今はどうだろう、世界では605万人、日本でも

2万7千人が亡くなってる、いまだに猛威をふるってる、さらに

ロシアのウクライナ侵攻で多くの人が亡くなってる現実、まさ

に世界は混沌とした状況である、今私にできること、それは一

緒に悲しむこと、それしかできない。