読売新聞の朝刊「編集手帳」に一昨年の6月こんな記事が掲載
された、詩人の川崎洋さんが17歳の次女から詩作を頼まれた、
半年の間に両親を相次いで失くした友人に贈りたいからという
理由だった、悩んだすえ一緒に悲しむしかないと次の一節を書
いた。
一日を我慢して 二日目を我慢してください/それが三日目に
なり一か月なり/やがて一年になります/そして五年がたちま
す/そのとき/きっと今とはちがいます/ですから/今を我慢
してください/(ことばの力)より
ちょうどこの時期新型ウイルスによる死者が世界で50万人を
超え日本でも高齢者を中心に死者が膨らみ900人以上が亡
くなった、しかし今はどうだろう、世界では605万人、日本でも
2万7千人が亡くなってる、いまだに猛威をふるってる、さらに
ロシアのウクライナ侵攻で多くの人が亡くなってる現実、まさ
に世界は混沌とした状況である、今私にできること、それは一
緒に悲しむこと、それしかできない。