団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

死生観が変わったのかもしれない

2022年05月07日 | 

人の死についてあまり心を痛めなくなった、なぜか若い時より他

人の死について哀しみを覚えない、以前は喪失感が大きかったの

にいつから鈍感になったのだろうか?と時々思ったりする。

 

11年前に父が亡くなってから実家の近所の人達が毎年のように

ひとりふたりと亡くなっていった、そして2年前に母が亡くなっ

た、みんな長生きして闘病生活を送り苦しんで亡くなっていった、

父も母もそうだった、亡くなったときは哀しみもあったけど苦し

みから開放された父と母の穏やかな表情に安堵したものだ。

 

人間はずっと大人になる過程でやさしさや傲慢さや他人への無関

心など色んなものを身につけると思うが死生観もこの11年で私

自身変わったような気がする、苦しんでの長生きは本人も家族も

つらいものである、私自身薄情になったとは思わないけど、哀し

みに鈍感になったことは確かである。