毎日が楽しいとか、こんな幸せはないというふうに語る人は、
どちらかというと少数である、それではどこでこの差が生れ
るのかを考えてみると、それは運とか収入とかそういうもの
ではなく、その人の考え方だと思う。
生きてれば、いい日もあれば悪い日もあるのはあたり前、そ
れでも毎日をいい日と考えることはできる、つまり毎日を否
定しない、病気のときは苦しみ、楽しいときは笑う、そのこ
とこそ大切な気がする。
ひとりひとり違う道を私たちは歩いている、老後はこうある
べきという意見にふりまわされることはない、実際老いを上
手に生きる方法などない、それでも人は悩みがあるから生き
ていけるものだ、何歳であろうと悩んで迷ってあたり前だと
私は思っている。