団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

積極的にひきこもる生活から2年

2022年05月10日 | 孤独

「当たり前だった日常が失われてしまった、友人にも会えず多

くの人が今の状態に苦痛を感じている、ただこれを一人で過ご

す貴重な時間ととらえ積極的にひきこもることを意識して欲し

い」

 

これは精神科医の斎藤環氏が2年前コロナ禍のなか、若者に向

けたコラムのなかの一節である、私はこの積極的にひきこもる

という言葉は若者に限らず、私たち高齢者にもいえることだと

思ったものだ。

 

それから2年コロナは終息していないが、自分の人生の流れに

コロナは不思議なほど影響していない、なんとなく毎日、ぼん

やりと家にいることが多くなった、誰かに会いたいとも思わな

い、心は静かで落ち着いていい状態だ、だから人間関係でのス

トレスはない、快適ではないものの、それなりに充実している。

 

自分で自分を楽しませる、特に齢を重ねるとひとりでいる時間

楽しみかた、孤独とのつきあいかたを身につけておいたほう

がいい、閉塞感のある今の状況を受け入れ積極的にひきこもる、

そんな生活の中で一瞬でも一日でも、ああ楽しかったと思える

ことがあったら、それでいいと思っている。