タバコや肥満よりも健康に悪影響を及ぼすのが孤独だという声
がある、孤独に陥る大きな要因といえるのが単身世帯の増加で
全世帯に占める単身世帯の比率は2020年38%、2040
年には5割以上に上昇すると言われてる。
孤独死の7割以上を占めるのがセルフネグレクト(自己放任)
といって生活や健康状態が悪化してるのに改善する意欲や周囲
を頼る気力がなくなってしまう状態は深刻な問題である、それ
はコミュニティの弱さが生れる要因という指摘は否定できない。
しかし本来人は誰かと一緒にいてもある意味孤独である、どん
な時でもどんな所でも孤独感がついてまわる、孤独でつらいと
いう人はもしかしたら、その人のなかに孤独であってはならな
いという思い込みがあるような気がする、群れることがポジテ
ィブ、ひとりでいることがネガティブという声を気にしないこ
とだ、それよりも自分の心の声を聞き、自分が何をしたいのか、
いわゆる孤独を通してエネルギーを充電することこそ大切なこ
とである。