長引くコロナ禍が、働く女性に深刻な影響を及ぼしている、仕事
を持つ女性の自殺が昨年は約１７００件に上り、前年まで５年間
の平均より３割増加している、昨年の自殺者が２万１０８１人と
なり、リーマンショック後の２００９年以来１１年ぶりに増加し
た、男性は減少したが女性が１５％増と大きく増えた。
自殺対策白書によると事務員や販売員、医療・保健従事者が多く
遺書などから、わかった動機は「職場の人間関係」「職場環境の
変化」そしてコロナ禍で女性の就労環境が悪化したことが自殺増
の一因とみられてる。
幼い頃、母親が愛人とダイナマイト心中自殺という壮絶な体験か
ら著書「自殺」を書かれてる作家の末井昭氏「自殺する人は真面
目で優しい、感性が鋭くてそれゆえ生きづらい人です、真面目だ
から考え込んでしまって深い悩みにはまりこんでしまう」と独自
の視点で自殺する人の心情を捉えてる。
「自殺を思いとどまることができないならとりあえず明日まで待
って下さい、その一日があなたを少し変えてくれます、時間には
そういう力があります、そしていつか笑える日が来ます、きっと」
と呼び掛けてる、確かに生きづらさの要因が少しでも改善なるま
で今がどん底と思い生きて欲しい、逃げることも必要だし、生き
る道は一つだけではないと言いたい。