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昨日那覇地裁で行なわれたデニーりま談合糾弾訴訟のご報告をします。
午後3時30分に開廷したが、原告側の準備書面の提出の確認のみで約5分で閉廷した。
コロナ禍の中傍聴して下さった約20名の同志には、閉廷後徳永弁護士及び二宮弁護士より短時間で閉廷した理由及び裁判の作戦変更の解説があった。
ちなみに次回の第8回口頭弁論は6月4日午後3時より那覇地裁で行なわれる予定。
■新たな準備書面に伴う作戦会議
口頭弁論終了後、那覇市内の某所で徳永弁護士と原告側が集結、作戦会議をした。 同録画は数日中の公開の予定。
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原告が代理人弁護士に訴訟を依頼するとき、原告の意志と弁護士の意志が完全一致しない場合がある。
本事件の場合がそうだ。
原告側はデニー知事と徳森りま氏の「只ならぬ関係」を立証し、徳森りま氏が沖縄事務所代表を務める子ども支援基金に県が委託した事業2400万円がデニー氏による論功行賞であると断じ、その金を県民の血税で使用した、と言う趣旨で提訴に持ち込んだ。
一方、代理人側は行政訴訟で勝訴するのが困難な現状に鑑み、とにかく勝訴第一を作戦にした。
つまり、県が徳森りま側の支払った膨大な伝票・領収書の類を逐一チェックし、違法に相当する支出を炙り出す作戦だ。
裁判としては単純な伝票の検証が基本の比較的地味な裁判だ。
原告が伝票チェックでデニー知事の違法な支出を炙り出す作戦に異論を唱えた理由は、こうだ。
仮に伝票チェックで勝訴したとしても、被告側が敗訴を認め「伝票支出の違法性は認めるが、経理上の単純ミスなので以後気を付けます」などと開き直ったら原告側の意志とは別問題だ。
裁判は勝訴したが、勝負で負けた・・・つまりデニー知事と徳森りまのタダなる関係の暴露や論功行賞の追及とは程遠い勝訴になる。
提訴の段階で弁護団と原告側で異論を戦わせたが、結局法律のプロである弁護団の意見に従い、第一回口頭弁論は始まった。(おかげで筆者も段ボール三箱分の膨大な伝票をチャックする作業に加わ割る破目に陥った)
ところが、16日の口頭弁論の直前、原告側の「不満」を感じ取った徳永弁護士が当初の原告側の意思をくみ取った「準備書面」を徹夜で作成し、ギリギリセーフで裁判所に提出した。
そのため当日は」裁判長や被告側も原告側の準備書面を読んでおらず、当日は書面の提出だけで閉廷した次第。
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■翁長知事の遺言録音と徳森りま氏のデニー推薦の関係
徳永弁護士が徹夜で書き上げた新たな準備書面は、原告側の意思を見事に反映しており、作成した徳永弁護士の気迫が滲み出るほど見事な出来栄えである。
翁長前知事の急死に伴う後継者指名で右往左往する「後継者選定・調整会議」の様子を報じる当時の新聞。
〝後継指名〟あったのか 候補者選び急転、翁長氏音声に疑問の声も 知事選
9月30日の知事選で、県政与党側は死去した翁長雄志知事の後継者として自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)を擁立する方針を決めた。ただ、擁立の決め手となった翁長氏生前の「音声」は公開されておらず、聞いたと主張する人も限られているため、その内容は曖昧なまま。そもそも翁長氏による〝後継指名〟があったのかも疑問視される。自民党は「音声」をめぐって急転した県政与党側の候補者選考に批判を強めており、今後の選挙戦で火種になる可能性もある
玉城氏が29日出馬表明 沖縄県知事選 きょう党と最終協議
9月30日投開票の県知事選に向け、県政与党が出馬を要請した玉城デニー衆院議員(58)と同後援会幹部、与党などでつくる調整会議の正副議長による会合が26日、沖縄市内であった。出席者によると、玉城氏は29日に出馬を正式表明することを出席者に伝えた。会合後、玉城氏は記者団に「後援会から一致団結して知事選に臨んでほしいという力強い声をもらった」と述べ、重ねて出馬する意向を示した。
玉城氏は27日に上京し、所属する自由党の小沢一郎共同代表と面談し、出馬表明前の最後の協議を行う予定。併せて国政野党の幹部らとも面談し、知事選への協力などを求める考え。玉城氏は記者団に「あと少し詰めるところを詰めて、来たるべき発表をさせていただきたい」と話した。
会合では、調整会議の照屋大河議長から玉城氏の擁立を決めた経緯などの説明があった。説明に対して後援会幹部からは、4年前の翁長雄志知事誕生を後押しした「オール沖縄」体制の再構築や資金面での支援を求める意見が上がった。念頭には、今回の知事選で自主投票を決めたかりゆしグループの存在があり、後援会幹部は「県民投票実施に向けた議論をきっかけに(与党内で)不協和音が広がる流れがある。足並みをそろえ、一枚岩にならないと戦えない。そこは調整会議に注文した」と語った。
オール沖縄に不協和音? 玉城デニー氏、知事選出馬表明を“再”延期
沖縄県知事選(9月13日告示、同30日投開票)に立候補する意向を固めている自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)は26日、同県沖縄市内で後援会幹部と会合を開き、同日に予定していた正式表明を29日に延期すると説明した。「オール沖縄」に不協和音が生じているようだ。
玉城氏は、8日に死去した翁長雄志知事の「後継者」と位置付けられているが、翁長氏が後継指名したとされる音声データは開示されていない。共産党や社民党、沖縄社会大衆党を中心とする支援態勢も不明確だ。
玉城氏を支持する県議は「オール沖縄の中には選んだら『はい、おしまい』で何もしない人が出かねない」と懸念する。
玉城氏は記者団に「あと少し、詰めることを詰めて発表したい」と語った。27日に都内で自由党の小沢一郎代表と再度、面会する。
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当日記管理人は、沖縄県らを相手取って複数の裁判を係争中です。 代理人弁護士には手弁当でご協力いただいていますが、訴訟費用の資金難で交通費、宿泊代などの実費支払いも厳しい状態です。
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