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今日30日で11月も終わり、愈々明日から師走に突入する。
その11月の最終日の今日は、東京で二組の沖縄のグループが夫々、鳩山首相と川端文科大臣と別の目的で面談する予定がある。
そのうちの一つは、教科書検定意見を政治主導で撤回するように文科大臣に要請する「9・29県民大会を実現させる会」の玉寄哲永世話人らグループ。
29日付沖縄タイムスによると、高校歴史教科書の「集団自決」記述から軍強制を削除させた検定意見の撤回を求めた「9・29県民大会を実現させる会」の玉寄哲永世話人らが、30日、川端達夫文部科学大臣と面会するとのこと。
同会の構成団体のうち4団体の代表が、30日。大臣と30分程度、政務官と30分程度面会する予定で、玉寄氏は、
「沖縄戦の実相を直接伝え、県民の思いを訴え、検定意見撤回につなげたい」としている。
同会は、政権交代を機に検定意見撤回を実現させるために川端大臣との直接面会を要請していた。
川端大臣との面談は、28日、民主党関係者から連絡があったとのことが、実はその前日の27日の早朝、
仲井真県知事が密かに首相官邸を訪問し「普天間移設」に関して密会していた。(新報報道)
仲井真知事と鳩山首相の公式面談は今日、30日の予定だったが、政権交代で民主党内閣にはパイプを持たないとされていた知事が公式面談の三日も前に密かに首相官邸を訪れ密談していたとは驚きである。
当日記が以前から危惧していた、沖縄に関わる二つの問題点、「教科書検定撤回」、そして「普天間移設」という二つの点が今日、東京で、今まさに線で結ばれようとしようとしている。
そう、今鳩山首相が普天間移設で残された選択肢は、「辺野古」と「県外」しかない。
仲井真知事の従来からのスタンスは「県外がベストだが現実を見ると辺野古も容認」であり、これは現在も変わっていない。
27日の鳩山首相との密談では、琉球新報によると、米軍普天間飛行場移設問題で仲井真知事が従来の主張を繰り返したのに対し、鳩山首相は結論を迷っている様子だったとされる。
年内決着を焦る岡田、北沢の両関係大臣の意見を考慮すれば「迷える」鳩山首相には辺野古しか選択肢は無いはずだ。
一方、その同じ日に検定意見撤回を求める団体が、文科大臣に政治主導による決断を迫るということは何を意味するのか。
今政治主導という耳に心地よい言葉がマスコミを跋扈し、「事業仕分け人」が官僚を斬りつける場面に国民は喝采しているようだが、これは「首相の犯罪」を国民の目から逸らすための一種のガス抜きに過ぎず、
政治主導が一旦道を誤ると独裁の道に突っ走ることを歴史は物語っている。
仲井真知事と鳩山首相 密談 移設先「言っていない」県幹部
2009年11月29日
仲井真弘多知事と鳩山由紀夫首相の27日の初面談は、知事が秘書にも知らせず独自のパイプを通じて極秘で調整した。知事周辺によると、米軍普天間飛行場移設問題で仲井真知事が従来の主張を繰り返したのに対し、鳩山首相は結論を迷っている様子だったとされる。
30日に公式面談が予定される中での「密談」に、鳩山政権と連立を組み普天間飛行場の県外移設を求める社民党内には「名護市辺野古への現行案の沖合修正で合意する話し合いが整っているのではないか」と、県内移設で年内決着へのシナリオづくりに警戒感を募らせる。
政権交代で民主党にパイプがないとされてきた仲井真県政。だが、今回の密会には、一人の人物がかかわった。鳩山首相の秘書官(政務担当)を務める佐野忠克氏(元経済産業審議官)。知事の古巣、通産省の後輩で、仲井真知事は秘書を通さず、数日前から直接秘書官と連絡を取りながら調整を進めた。
初面談は、朝食を共にしながら行われた。知事は秘書も伴わず単身で首相公邸に入り、首相の動静を逐一取材する記者の目もすり抜けた。
県幹部によると、知事は首相に対し、名護市辺野古への移設に向けた沖合移動の距離幅などについては話さず、「県外移設」を求める県民の声が大きくなっていると説明した。
同幹部は「(県内移設など)どうこうしてほしいなど、こちら側の意思は言わない。仕上げ(政府と県の合意)に向けたプロセスでもない」と早期決着に向けた観測を否定する。
30日の首相との面談で仲井真知事は要請書を手渡す予定だ。県庁の事務方は、「現実的には県内移設はやむなし」とするトーンを抑えつつ、「県外移設を求める声が大きくなっている」との状況を伝える方向で調整している。
知事の首相密談の動きを受けて、社民党の照屋寛徳副代表(同党県連委員長)は「なぜ急に知事と首相の会談が入ったのか。防衛・外務の担当局長が訪米してきたところで、知事はルース駐日米大使とも30日に会うという環境にある」と指摘。
その上で、27日の面談で「知事から首相に、(辺野古への移設案を)何メートル沖合へ移動させるように言わせて、首相が知事意見を尊重するという形で、米との交渉で少し沖合に移動させるという話し合いができたのではないか」と警戒感をあらわにした。(滝本匠)
◇
沖縄の「県外派」に散々期待させた挙句、「国家間の合意は守らねばならぬ」と、最初から分かりきったセリフで歌舞伎劇の結末をつけるつもりなら、それ相応の「落とし前」が必要であろう。
当然「落とし前」は金だと相場は決まっているが、鳩山首相が普天間移設に関して沖縄県知事と面談している同じ日に教科書検定意見を政治主導で撤回せよと要請するグループは担当閣僚と面談していることにきな臭さが臭う。
かねてより文科大臣との面談を要請していた、検定意見撤回を求める団体の玉寄氏に大臣との面談の連絡が入ったのは、仲井真知事が鳩山首相と密会をした日の翌日である。
公式に首相との面談が予定されていながら、知事は何ゆえ予定日の三日も前に予定外の行為で人目を避けるように首相と密会したのか。
首相の残された選択肢「辺野古」に決定した後の県民に対する「落とし前」について密談していたのではないか。
だとしたら、記者団に追いかけられる公式の首相面談を避け、忍者のように密かに面談するしかないのだろう。
だが、鳩山内閣の「政治主導」も道を誤ると歴史に汚点を残すことになる。
予算の削減を迫るのならまだしも、歴史教科書の記述を「政治主導」で書き換えるような大愚を犯したら、国民は黙っていないだろうし、それこそ鳩山政権の終焉を意味することになる。
◆
FreeJapan.TV
緊急拡散
外国人への参政権で国滅ぶ
国籍法の緊急拡散、あれから一年の歳月が経ちました。
なんと民主党は 国籍法よりも更に酷い、不法滞在外国人に日本の選挙権をあげる(外国人参政権付与)法案を進めようとしています!
日本が外国人に乗っ取られかねない法案ですので、動画で緊急拡散しFAX・手紙にて意思表示し断固阻止しましょう!
詳しくは「FreeJapan.TV(リンク)」でご確認お願いします。
◆
『教育再生の動きを止めるな!!』
教育講演会
講師 参議院議員 山谷えり子先生(元首相補佐官)
入場料 1000円
「日本の素晴らしい歴史と生命を守りたい。教育再生、拉致問題の解決、家族の絆、地域社会の再生にひたすら働いてまいります。」
この事を願い国会議員としてご活躍中の山谷えり子先生による教育講演会を開催します。
国政の現場で首相補佐官として教育基本法改正の為に働かれ、今も日教組問題究明議連事務局長や、日本のうたとおはなし伝承普及議員連盟幹事長等も務めておられます。
民主党政権下における教育行政の現状と課題についても、生の声を拝聴したいと思います。ふるってご参加下さい。
●とき:2009年 12月6日(日) 13:30開場 14:00開演
●ところ:カルチャーリゾート・フェストーネ(旧沖縄ハイツ)
●入場料:1000円
【講師のご紹介】 山谷えり子先生
昭和25年 東京都生まれ、福井県育ち。
昭和48年 聖心女子大学文学部卒業
サンケイリビング新聞編集長、テレビキャスター、エッセイスト
平成12年 6月 衆議院議員初当選
平成16年 7月 参議院議員(全国比例区)初当選
平成17年 11月 内閣府大臣政務官<小泉内閣>
平成18年 9月 内閣総理大臣補佐官(教育再生担当)<安部内閣、福田内閣>
平成20年 10月 自民党女性局長
11月 自民党拉致問題対策特命委員会 事務局長
平成21年10月 参議院環境委員長
主な著書 『嫁姑合戦』(TVドラマ化)、「走りつづけて・父・山谷親平五千六百一回目の朝」、
「はりきりママのかしこい子育て」など。
事務局 TEL098-889-1305、2023 FAX098-889-6496
※この「教育講演会」は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。
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