狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

2代続いた献金犯罪、民主党代表 追及動画 【追記】あり

2009-06-30 19:06:24 | 県知事選

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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 【追記】が文末にあります。
 
■民主党代表は2代続いて違法献金■

以下は読者の涼太さんのコメントです。

Unknown (涼太)
2009-06-30 01:30:23
狼魔人様

今日の国会中継は痛快でした。圧巻は自民党の西田昌司議員、西島英利議員の質問です。久しぶりに溜飲が下がりました。民主党の議員がパニックに陥って再三議長に、詰め寄っていました。質問の論旨は概ね下記の内容です。

西田昌司議員の質問。

1、国民受けするような政策ばかり言うが、財源を一切示さない。そんな民主党では予算編成も無理だ。
2、元代表も、現代表も犯罪まがいの行為をしている。与党議員の不祥事は針小棒大に批判するのに、自分達の不祥事には蓋をする。自分達の不祥事を棚に上げて、国策だなどと馬鹿な発言をする。そんなことは野党だから許される事だ。
3、政権交代というが、もし民主党が政権を取れたとしたら、私は徹底的に追求する。あなた方(民主党議員)は答えきれるのか。そんなことでは政権交代などという資格も無い。

まったく、その通りだと思います。西田議員の前に質問された、西島英利議員は、年金を破壊したのは、民主党の支持母体の自冶労だとはっきり言い切りました。

西島英利議員

1、ろくに仕事もしない。自民党は社会保険庁の改善も検討したが、もはや改善の余地が無いと判断し、解体することに決めた。どんなに仕事をしない人間でも国家公務員だから、首切りは出来ない。だから解体することにした。
2、民主党は、自分達が政権をとったら、社会保険庁の解体はしない。と言っているが、何を考えているのか理解できない。

ついでに、ネズミ議員の追及もして欲しいと思いましたが、まだ捜索中なので遠慮したのでしょう。
昔、「バカヤロー」と発言し、解散した総理がいました。最近の自民党にかけているのは、戦う姿勢です。遠慮することありません。西田、西島議員の様にガンガンやって欲しいものです。
そんなこと、マスコミは報道しませんが。

涼太さんよりその場面の動画も紹介がありましたので、これもついでに。 やはり動画の迫力はすごい!

【動画】鳩山代表故人献金に関する西田昌司氏の発言

産経が頑張って記事にしているが、今ひとつ迫力に欠ける。

「民主党代表は2代続けて」という気持ちは分かるのだが・・・。

民主代表は2代続けて問題だ!」政治資金で自民が追及
2009.6.29 19:41
 自民党の西田昌司参院議員は29日の参院決算委員会で、民主党の小沢一郎代表代行の資金管理団体「陸山会」による不動産取得問題や、鳩山由紀夫代表の政治資金収支報告書に故人からの献金が含まれていた問題を取り上げ、「民主党の代表が2代続けて問題になっていることを民主党はしっかり考えてほしい」と猛批判を展開した。

 西田氏は小沢氏の不動産取得問題について「政治資金は不動産を取得するためにあるのではない。不動産購入が政治活動なのか。常識的におかしい」と強調。

 政治資金規正法は平成19年6月に改正され、資金管理団体による新たな不動産購入は禁止されたが、西田氏は「不動産取得はやめるという議論をしている矢先の19年4月にもう1件の建物を約3200万円で取得した。常識では納得いかない」とたたみかけた。

 西田氏の追及は西松建設の違法献金事件におよび、民主党が設置した第三者委員会の報告書が「指揮権発動」に言及していることに「耳を疑う」と強調。森英介法相も「私も耳を疑った」と述べた。また西田氏は鳩山代表の「故人献金」問題を「虚偽記載だ」と断じた。
                                           ◇

それにしても麻生首相のツマラン言葉尻を捉えて大騒ぎするわりには、2代続いた民主党の代表の違法献金を追及する国会の場面をテレビがスルーするのは異様だ。

ニコニコ動画では、28分にわたり小沢前代表から始まる代表2代の違法献金を追及している。

【動画】民主党代表は2代続いて問題だ!

 

西田議員とはこんな方のようです。

西田昌司のオフィシャルサイト

 

西田議員の迫力ある動画、

各サイトににコピペ大歓迎です。

                    ◇

みのもんが二日続けて杉尾解説員を苛めた?

昨日に引き続きTBS「朝ズバッ!」で、みのもんたが「鳩山代表は、民主党が政権とったら西川社長を辞めさすと言っていたが、岡田幹事長は反対している」と昨日と同じ振りを杉尾解説員にぶつけた。

それまで饒舌に麻生批判を展開した杉尾氏が、このひとことでピタッと沈黙したのには笑ってしまった。 

最近のみのもんたは麻生首相を応援しているようにも見えるけど。

ちなみに昨日の杉尾氏はみのの同じ振りに、政策のブレではなく「政策の調整」と苦しかったが、今日は沈黙で逃げた。(笑)

【追記】

西田議員の追及が効を奏しました。

犯罪者が遂に自白しました。

【政治】 「献金、報道の指摘は事実」鳩山代表の記者会見要旨 (6月30日 20:26)
 政治献金問題に関する鳩山民主党代表の記者会見要旨は次の通り。


 報道の指摘は事実で、ほかにも事実でない記載が見つかった。ご迷惑をおかけした関係者、国民に深くおわびしたい。会計を任せていた職員がなぜこんなことをしたか理由は判然としないが、個人献金があまりにも少なく、わかったら大変だという思いがあったと推測している。公設秘書を解任し、事務所も解雇する。私自身については(岡田)幹事長に報告し、幹事長の判断に基づいて行動する。監督責任は感じているが、代表辞任は考えていない。説明責任を果たし、代表としての責務を果たしたい。

 静岡県知事選や東京都議選、衆院選への影響なしとはしない。真摯(しんし)に対応し、影響が最小限にとどまるよう努力する。

(2009年6月30日20時26分  読売新聞)
                   

                 ◇

監督責任は感じているが、代表辞任は考えていない。説明責任を果たし、代表としての責務を果たしたい。

部下がやった、職員がやったでは通らないと言っていたのは幹事長時代の本人では無いのか。

代表辞任どころか、議員も辞めるべきである!

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最強の「転向者」宮城晴美 【付記】ゴーマニズム宣言に登場!

2009-06-30 00:01:25 | 未分類

 

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文末に【付記】あり。

■最強の「転向者」宮城晴美■

これまでシリーズで、集団自決に関する多くの「転向者」について書いてきた。
 
「転向者物語」はこの通り。

「転向者」ー林教授の「強弁物語」!『沖縄戦「集団自決」の謎と真実』より

続・「転向者」- 二足の草鞋を履く男

続々・出てくる「転向者」達ー大城将保・宮城晴美・宮村幸延

だが、最大の「転向者」ともいえる宮城晴美氏についてはあまり大きなスペースを割いていない。

というのは宮城晴美氏については過去に夥しい数のエントリーをしてあるし、それに彼女は「転向者」の中でも別格の「転向者」だと考えており、彼女については改めて特集でも組むべきと考えていたからである。

「転向者」とは集団自決論争で、当初は「軍命はなかった」と主張していながら、「裁判」を契機に「軍命はあった」と前言を翻した識者たちのことである。

「転向者」の名は、ざっと思いつくだけでも、林博史関東学院大学教授や大城将保氏といった歴史研究者の名が浮かぶが、特徴的なのは、その著書や論文がいずれも係争中の「裁判」の“原告側”証拠として法廷に提出されていることである。

その中でも宮城晴美氏が最強、最大の「転向者」といわれる理由は、晴美氏の実母・初江氏が娘に託した遺言とも言うべき『母の遺したもの』に書かれた「集団自決の真相」を、法廷証言のわずか一か月前になって、いとも簡単に踏みにじったことにある。

初江氏は1945年3月25日の夜、梅澤隊長を本部壕にに訪ね、自決用の弾薬を求めて談判した村の指導者の中の唯一人の生存者であった。

生き証人である母の証言を、戦後生まれの娘が「隊長命令はあった」と簡単に翻すわけだから、「転向者」のなかでも「最強の転向者」と称されて当然であろう。

                   ◇

改めて「最強の転向者」として特集を組もうと考えていたその宮城晴美氏が、「集団自決」の論文を書いた。

6月19日から24日に渡り四回連載で、『検証「集団自決」-ジェンダーの視点から』と題する論文を発表したのだ。

 

宮城氏の論文発表には次のような伏線がある。

これまで「集団自決」の沖縄に於ける論調は沖縄タイムスを中心にした「軍命あり論」で一致団結しているように思われていた。

だが、5月11日発売の『うらそえ文藝』がその一枚板と思われたその論調に大きな風穴を開けた。

早い時期に先駆的な慶良間島の現地聞き取り調査をしていた星雅彦氏とドキュメンタリー作家の上原正稔氏が「隊長命令はなかった」「沖縄タイムスは誤った報道を謝罪すべき」と主張して沖縄紙に真っ向から異論を唱えたのだ。

それから約一か月、黙殺を続ける沖縄メディアに業を煮やした星、上原両氏は沖縄県庁で共同記者会見を開く。

地元紙が依然として黙殺を続ける中、産経新聞と世界日報が両氏の沖縄メディアへの告発ともいえる『うらそえ文藝』の論調を大々的に報じた。

『うらそえ文藝』の挑戦に対して、沖縄ニ紙がこれまで沈黙を守ってきた理由は、社説やコラムでまともに反撃したら勝ち目がないと判断したからに相違ない。

そして「ジェンダーの視点云々」の姑息な手法で「世論」の動向を伺った。

それが、今回の宮城氏の奇妙な論文の正体である。

読者には理解し難い「転向者」の中でも、県内では知名度のある宮城晴美氏に、反論(らしきもの)ものを書いてもらい様子を伺ったというのが、今回の長ったらしい論文だといえる。

真面目に争えば争点は、ある事実の有無という極めてシンプルな事実認定の論議を、

「靖国賛美者」とか、「ジェンダーの視点」とか、恣意的意見が入り込む土俵に持ち込んで争点を曖昧にした。

この辺に、琉球新報や宮城晴美氏の焦りが垣間見れる。

ネット上でよく見られる論争(らしきもの)で、左翼がよく使う手法に「○○著の『○○』を読め!それで論破されている」といったカキコをよく見る。

宮城晴美氏の今回の論文は、これに倣って次の言葉で充分反論できる代物である。

「一々反論するほどのモノではない。自著を読め!それで論破されている」と。

で、その自著とは、第22回沖縄タイムス出版文化賞を受賞し、係争中の裁判証拠物件にもなっている旧版『母の遺したもの』である。

ここで敢えて「旧版」としたのは、沖縄タイムスも絶賛した『母の遺したもの』は、裁判証言の直後「新版」と冠して前言を翻した結論の同名の書を出版しているからである。

今宮城晴美氏にとって、「旧版」は読者の目に触れて欲しくない焚書すべき忌まわしい本であり、

「新版」は母が告白した真実を踏みにじった恥ずべき本として歴史にその名を刻まれる醜悪な本である。

一方、宮城氏の今回の論文は何を意図しているのか。

自著でもって自論が完全に論破されるという世にも不思議な論文を掲載するほど琉球新報も『うらそえ文藝』に衝撃を受け、そして血迷ってしまったのだ。 

自著で自分の論文を論破した噴飯物の論文!!

それで終わってしまってはブログネタにもならないので、

次稿ではお付き合いして、多少は突っ込みを入れてみたい。

続く

関連エントリー:

自著を否定する宮城晴美氏  証言者の葛藤

 

【付記】ゴーマニズム宣言に登場!

読者のコメントで『SAPIO』最新号の小林よしのり「ゴーマニズム宣言」で当日記のことを褒めて書いてあると聞いていたが、先ほど同誌を購入して読んだところである。

記事は「アイヌ論」から、沖縄の全体主義に触れ、小林氏に沖縄で協力した二人の沖縄県人に対するバッシングについて、次のように書いている。

①高里さんは『誇りある沖縄へ』の座談会では、わしを呼んだことで兄弟の縁も切れ、実家の仏壇の前にもいけなくなったとも語っている。

②沖縄大学の宮城能彦教授はわしの『沖縄論』の案内役を努めたために、それまでかかわっていたプロジェクトにいられなくなってしまった。

③「沖縄タイムス」「琉球新報」の二紙が作り出す論調に真っ向から逆らう人間は沖縄では排除される。

だから異論を持つひとは「怖い」と思うのだ。

だが沖縄在住の識者にも、最近この全体主義に戦いを挑む勇気のある人が現れ始めた。

「狼魔人日記」というブログは、まずその筆頭と言える。

④そのブログで知ったが、「うらそえ文藝」という雑誌で、沖縄在住の二人の識者が、ついに集団自決の真実について語り始めたという。

集団自決に「軍命はない」と沖縄の人間が言うのは勇気がいる!

だが全体主義に屈しない沖縄人がいるということは、沖縄に対する敬意と、希望を再認識させてくれて、嬉しい。(『SAPIO』「ゴーマニズム宣言」より引用)

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鳩山由紀夫は犯罪者で、小沢の番犬!正義の鳩が

2009-06-29 18:18:19 | 県知事選

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兄弟の連携否定=民主代表の「故人献金」批判-鳩山前総務相
 自民党の鳩山邦夫前総務相は28日のフジテレビの番組で、今後の政治活動で兄の鳩山由紀夫民主党代表と連携する可能性について「なかなか難しい」と否定的な考えを示した。その理由については「DNAで共通する部分はあるが、政治資金はわたしは清潔、兄は問題で、虚偽記載は犯罪だ」と述べ、由紀夫氏の政治資金管理団体の政治資金収支報告書に既に死亡した人が個人献金者として記載されていたとされる問題を指摘した。 
 新党結成の可能性に関しては「そう思う部分は十二分にある」と述べるとともに、先に所属する津島派を離脱する可能性も示した。(2009/06/28)

                                                  ◇

鳩山邦夫氏の立ち位置がよく見えない。

「鳩の乱」で造反を起し渡辺ジュニアのように党を飛び出すかと思えば、そうでもない。

兄弟鳩が連係するかとおもえば、そうでもない。

そして、新党結成の可能性も否定できないという。

民主党を応援し、麻生攻撃に必死のマスコミが、邦夫氏を利用して自民党をかく乱しようとしたら、「正義のブーメラン」となって兄・由紀夫氏を直撃した。

自民党総裁の漢字の読み違いで、猛攻撃するマスコミは、民主党代表の犯罪行為は見て見ぬ振り。

これを正義の鳩が見逃すはずはない。

昨日のフジテレビ出演でこう語った。

「民主党の代表は犯罪者だ!」

「民主党の代表は“闇の帝王”の番犬だ!」

いくら正義の鳩でも、そんな過激な発言はしていない?

でも、こう言っているではないか。 「政治資金はわたしは清潔、兄は問題で、虚偽記載は犯罪だ」と。

犯罪を行う人物は犯罪者に決まっている。

さらに裏献金の“闇の帝王”といえば自他共に認めるのは小沢一郎前民主党代表だろうが。

正義の鳩は大津へ飛んでこのようにぶち上げているではないか。

(由紀夫氏は)「気付けば小沢一郎代表代行の番犬のようになっていた。」

鳩山氏「兄は小沢氏の番犬に」  前総務相が連携否定2009/06/28    【共同通信】
 自民党の鳩山邦夫前総務相は28日、大津市の講演で、兄の鳩山由紀夫民主党代表に関し「気付けば小沢一郎代表代行の番犬のようになっていた。兄は政界遊泳術がうまい」と皮肉った上で、今後の連携に否定的な見方を示した。

 由紀夫氏が、共に自民党議員だった時代に小沢氏を「金権、密室政治」と批判したことを紹介。その上で「兄は(その後民主党入りした)小沢氏の下で我慢を続け、ついに代表になった。あの“我慢強さ”にはついていけない」と突き放した。

 由紀夫氏の資金管理団体が政治資金収支報告書に個人献金者を虚偽記載したとされる疑惑にも言及し「本当ならば犯罪だ。こういうこともあるから、民主党に政権は渡せない」と指摘した。(略)

                     ◇

由紀夫氏の政治資金管理団体の政治資金収支報告書に既に死亡した人が個人献金者として記載されていたことが問題になっている。

ところが違法献金は故人だけではなかった。

生きている人間も「献金していない」と言っているではないか。 

「献金してない」証言次々 民主・鳩山氏の献金記載問題
2009年6月25日15時3分
 民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」へ個人献金したとして収支報告書に記載されている複数の人が、「献金した事実はない」と話していることが朝日新聞の調べで分かった。鳩山氏への個人献金については、既に亡くなった人が献金者として記載された事例が明らかになっており、会計処理の不透明さが一層強まった形だ。

 東京都内に住む元小学校教諭は、07年12月に12万円を献金したとして政治資金収支報告書に記載されている。ところが元教諭は、過去に一度も献金したことはないという。元教諭は取材に「鳩山氏はかつての教え子。その縁でたまに会合などで会うことはある」としたうえで、「しかし献金など事実無根。こちらが寄付してもらいたいくらい。どうしてそんなウソが載っているのか。本当に心配だ」と困惑した様子で語った。

 千葉県内に住む会社役員の男性は、03~07年の5年間で計23万円の記載があった。この男性もやはり献金の事実はないという。

 男性は20年近く前に、鳩山氏の選挙区である北海道室蘭市で勤務していたことがあるが、その期間でさえ鳩山氏との付き合いは全くなかったという。男性の家族は「うちは応援する政党も違うのに献金するわけがない。鳩山さんは10年ほど前に選挙応援で来たのを遠くで見かけた程度。違う献金を処理するため名前が使われたのではないか」と憤った。 (略)

                                            ◇

迷惑掛けた」政治資金虚偽記載疑惑で民主・鳩山代表
2009.6.25 20:13
 民主党の鳩山由紀夫代表は25日夕、自身の資金管理団体の政治資金収支報告書に記載した個人献金者のうち少なくとも3人が献金の事実を否定した虚偽記載疑惑について「大変ご迷惑を掛けてしまい、おわびを申し上げる」と陳謝した。

 ただ、事実関係に関しては「実務担当の秘書の行為とは分かったが、正確を期さなければならず、調査している」と述べるにとどめた。調査結果の公開については「それほど長くかからないので、しばらく待ってほしい」と述べた。

 遊説先の静岡市で記者団の質問に答えた。

                    ◇

>実務担当の秘書の行為とは分かったが、

この言い訳は通用しないと二年前に釘を刺したのはどこの誰だっけ。

⇒<収支報告書などの訂正が相次いでいることに関して、事務的なミス、職員がやったなどとする言い逃れともいえる発言が多い点について、「資金管理団体、政党支部の代表者は政治家本人。領収書の多重使用などは事務的なミスではない」と批判。

閣僚の政治とカネ厳しく追及していく 鳩山幹事長が会見で 2007/09/07





 鳩山由紀夫幹事長は、7日午後、定例記者会見で「連日のように閣僚の不祥事がメディアを賑わしている」として、政治とカネの問題を任命責任、説明責任、構造的な問題などの点から、10日から始まる臨時国会で厳しく追及していく考えを改めて示した。

 鳩山幹事長は、大臣を辞めて後は何も語らないのでは、国民に対して説明責任を果たしたことにはならないとして、遠藤前農水相などに何故辞めたのか説明するよう求めた。

 また、任命権者としての資質が問われるとして、伊吹文部科学相の事務所費の問題を挙げ、「何ら疑惑は解明されていないのに、何故留任なのか」と、安倍首相を批判した。

 相次ぐ農水相辞任の問題を挙げて、補助金を出す側と受け取る側の構造的な問題と指摘、この点も追及していくとした。

 収支報告書などの訂正が相次いでいることに関して、事務的なミス、職員がやったなどとする言い逃れともいえる発言が多い点について、「資金管理団体、政党支部の代表者は政治家本人。領収書の多重使用などは事務的なミスではない」と批判。民主党としては党の政治改革推進本部で来週にも法案を取りまとめ、政治資金規正法の改正案を提出する考えであるとした。

 また、臨時国会では、「閣僚と党のネクスト大臣との1対1の討論の勝負をかけていきたい」として、論戦によって安倍政権を追い込んでいく考えを示した。

                  ◇

【付記】

今朝の「朝ズバッ!」でみのもんたが、「鳩山由紀夫氏は党首討論で、民主党が政権をとったら日本郵政の西川社長には辞めてもらうといったが、岡田幹事長はそれは出来ないといっている」と杉尾解説員に突然聞いた。

杉尾氏、突然の振りに「うーん、政策の調整でしょう・・・、それより・・・」と別の話をする狼狽ぶり。 

これが麻生総理の場合だったら待ってましたとばかり「政策がブレまくり!」と声高に叫んだはずだが。

「政策がブレる」と「政策調整」とは同じなんだ・・・。

杉尾氏、後できっとこんな泣き言をみのに言っただろう。

「みのさん、民主党に不利な話を突然振らないで下さいよ」

                   *

「敵の敵は味方」という単純な論理で正義の鳩に近づくととんでもない「正義攻撃」を受ける。

鳩山邦夫氏の言動は分かり易いようで、分かり難い。

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ウソつきは県警か米軍か!真相解明、県や在沖米総領事に要請

2009-06-29 00:01:34 | 金武町流弾事件

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■糸満不発弾事故の責任は糸満市にある■

慰霊の日(23日)前後の、まるで発狂したような地元二紙の狂騒報道の余韻が残っている今日この頃だが、過激な沖縄戦報道のどさくさに紛れに、今年起きた「糸満不発弾事故」までも、日本の責任だとして報道していたのには呆れかえった。 

事情を知らない読者は、この事故の真相を新聞報道からは知ることはできない。

事故の真相は、糸満市の公共工事で当然事前に実施すべき磁気探査の費用を糸満市がケチって、起こらんでも済む事故を引き起こしたということ。

無論、事故の責任は糸満市にあるが、これについては報道は一言も触れていない。

沖縄マスコミはグルになって糸満市の責任を隠蔽し、ひたすら国の責任のみを報道し、結果として予想の三倍に見舞金を脅し取った。 事故になった方には気の毒だが、糸満市の脅しは「焼け太り」といわれて仕方が無い。

■金武町米流弾被災事故はどうなったか■

まぁ「不発弾事故」はこの際勘弁しておこう。

だが、マスコミが慰霊の日で騒ぐなら絶好の重大事故があったはずだ。

だが、これについて触れた記事が一つもなかったのは不可解である。

その未解決の「金武米流弾事件」が久し振りに新聞に登場した。

流弾被災事故のことだ↓

金武町議会「レンジなど撤去を」 県や在沖米総領事に要請

2009年6月25日

 金武町議会の仲里全孝議長らは24日、県議会と県庁、在沖米総領事館を訪ね、同町伊芸区被弾事件を受けて、米軍キャンプ・ハンセン内の射撃場など伊芸区の基地全面撤去と日米地位協定の全面見直しを求めた。上原良幸県知事公室長は「どこから飛んでくるか分からないのでは住民の不安は広がる。米軍としても究明が必要だと認識してもらわなければならない」と述べた。
 仲里議長は、県への要請で発生日時の日米間の相違について警察庁が米軍から理解は得ていると国会答弁したことを挙げ「事実は出ている。県も行動に踏み切るべきだ。(発生日時は)国と国とで解決済みだ」と県の対応を強く求めた
 又吉進県基地対策課長は「
実際に米軍が10日の発生と認めたのか、まだはっきりしないところがある。政府に確認したい」と説明した。
 同町議会事務局によると、総領事館のメア在沖米総領事は、被弾事件については県警の捜査結果を待ちたいと説明。レンジ撤去要請について、日米安保目的達成のため基地は必要だとの認識を繰り返した。

                                              ◇

>発生日時の日米間の相違について警察庁が米軍から理解は得ていると国会答弁したことを挙げ「事実は出ている。県も行動に踏み切るべきだ。(発生日時は)国と国とで解決済みだ」と県の対応を強く求めた

県の対応もなにも、この手の米軍関連の事件、事故にかんしては、地元紙が県を扇動して大騒ぎするのが常道で、本件も当初は二紙で号外を出すなどのキャンペーンを張っていたではないか。

金武町議会は、県の対応よりむしろ新聞の沈黙に疑問は持たないのであろうか。

>「実際に米軍が10日の発生と認めたのか、まだはっきりしないところがある。政府に確認したい」。

>総領事館のメア在沖米総領事は、被弾事件については県警の捜査結果を待ちたいと説明

事件は金武町の住宅地域で起きたのであり、国会で起きたわけではない、当然捜査をした沖縄県警に問い合わせるのが筋では無いか。

その点、メア在沖総領事の発言は的を射ており、県警の公式発表を求めるべきであろう。 すこし遅すぎるとは思うが・・・。

メア総領事のこれまでの発言から判断すると、県警のズサンな捜査を米軍側の調査が覆した、といったニュアンスが感じ取れる。

いずれにせよはっきりして欲しいのは「事故の発生日は12月10日か11日か」

そして嘘つきは県警かそれとも米軍か。

沖縄タイムスと琉球新報は自分がつけた火は自分で消火する義務があるはずだ。

「金武流弾被災」事件については、繰り返し新聞の沈黙を批判してきた。

琉球新報の記事だけでもこの通り騒いでいたのに、突然の沈黙はおかしい。

金武被弾事件一覧、 琉球新報記事

 

この事件に関する過去エントリーを一部編集して再掲する。

                     ◇

たった一人の目撃証言が米軍と沖縄県警の調査能力を決める大変な事態になってしまった。

嘘つきは県警かそれとも米軍か。

事件が起きた当時は連日社説やコラム動員して米軍糾弾のキャンペーを張っていたはずだが、

4月に入ってからは沈黙を守ったままであった。

あれほどくり返し「事件をウヤムヤにするな」と叫んでいた勢いはどこへ消えたのか。

 

事件の決め手はアリバイだった。

「11日発生」と関与否定 伊芸区流弾事件/最終報告書 米軍「訓練なかった」【04月11日】

  金武町伊芸区の流弾事件の発生日の特定が県警と海兵隊で異なっている件で、米海兵隊がまとめた最終報告書の詳細が10日、分かった。県警調査による事件発生日時の食い違いが新たに浮き彫りになったほか、米軍が銃弾について独自に調査した内容が明らかになった。

 1日、県警が米軍から受け取った最終報告書は書簡形式のA4判3枚、日本語訳3枚も添付されている。

 それによると米軍は、石川署が昨年12月19日に作成したとされる報告書を基に、発生日時を「昨年12月11日午後4時ごろ」と記述。キャンプ・ハンセンでの訓練を同11日から13日まで実施していなかったことから、「訓練場から発砲された証拠が見つからなかった」と結論づけた。

 
目撃者については「被害者の女性以外にはいない」などと記述。ナンバープレートに銃弾が突き刺さっていた乗用車は(昨年12月)11日午前零時から13日午前7時30分まで駐車されており、被害者が大きな音を確認したのは11日午後4時ごろとしている。

 さらに報告書は、県警が銃弾の鑑定結果として断定した50口径弾は、米軍キャンプ・ハンセンのレンジ7とキャンプ・シュワブのレンジ10で使用。弾芯には通常、銅などの被帽(ジャケット)がついているが現場では確認されず、さらに弾には若干のゆがみはあるが変形していない―などと記載されていた。

 県警は被害者の情報などから捜査の初期段階で発生日時を(昨年12月)10日午後3時ごろと特定。事件発覚後、米軍に発生日を随時伝えていたという。

              
                                 ◇

県警は住民の話などから事件発生日時を12月10日午後3時ごろと特定し、米軍側にも発生日時を伝えていた。

だが、米軍側は独自の調査により事件発生日時は12月11日と特定していた。

県警と米軍の主張するアリバイの誤差が数分間、いやせめて数時間でもあれば、推理小説の題材にもなろう。

だが、誤差がまる一日では、どちらかの捜査がずさんだったということであり、単純すぎて小説の題材にもならない。

事件発生日は、両者の主張によるとこうなる。 

◆県警⇒12月10日 午後3時ごろ

◆米軍⇒12月11日 午後4時ごろ

米軍は県警の報告を基にしながらも、独自の調査で問題の乗用車が事件現場の車庫に駐車していた時間を、次のように特定している。

駐車時間⇒11日午前零時から13日午前7時30分まで

事件発生(被害者が大きな音を確認)⇒11日午後4時ごろ

米軍がこのように具体的にアリバイ調査の結果を発表しているのに対し、県警も含めてこれに客観的に反論している事実はない。

県警によると、被害者らの情報などから捜査の初期段階で発生日時を10日と特定しているが、たった一人の目撃証言を鵜呑みにして初期の裏付け捜査を怠ったのではないのか。

事件発覚後、米軍に発生日時を随時伝えていたというが、これに対して米軍は証言を鵜呑みにしないで裏付け調査をして、最終調査報告で「事件発生は訓練終了以降の11日」との結論に到ったのではないか。

米軍が目撃者は一人しかいないと事実上の名指しをされている玉城さんは、事実上「嘘つき」と言われたことに憤りを示しているし、

儀武剛金武町長も「納得できるまで説明を求めていく」といっている。

にもかかわらず、その後沈黙を護っているのは結局納得したと言うことなのか。

発生日に食い違い 流弾事件/再三通報 県警10日→米軍11日【04月10日】

ウソつきは誰だ!疑惑の銃弾 メア総領事とコーヒー

「米軍vs県警」疑惑の銃弾大戦争勃発!発生日に食い違い 

複雑そうに見えて問題は簡単だ。

目撃者の証言が正しいか、それともウソだったかと言うことにもなる。

米軍発表と県警発表といずれが正しいとしても、アレだけ大騒ぎした地元二紙がこのまま沈黙を守ることは読者に対する大きな裏切りだ。

◆関連エントリー

コメント

NHKのネットに対する認識不足

2009-06-28 00:01:44 | 県知事選
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ネットを中心に全国時に広がったNHK糾弾のアラシは、8389人という前代未聞の膨大な人数集の団訴訟となった。

問題の番組報道以来、わずか二週間で全国の見も知らぬ有志が、ネットで集結し巨大な原告団を結成したのはまさにネットの力であった。

NHKはネット住民の持つ底力を完全に見誤った。

歪曲報道については、スネに傷をもつ新聞メデイアがどの時期にこれを報じるかが注目であったが、8000人を越える巨大訴訟という話題性のあるネタを夕刊紙が見逃すわけはなく「夕刊フジ」が早速報道し、全国紙では産経新聞が大々的に報じた。

昨日は、朝日、毎日の報道は見落としてエントリーしてしまい「追記1」、「追記2」と朝日、毎日の報道を後追いで付記する醜態を晒してしまった。

全国紙の報道は、当日記にとっては想定外の素早い動きであった。

特に産経新聞が大きく扱ったのはこの巨大訴訟が、ネット上の連絡で一気に盛り上がった点に注目し、記事のなかにもその点を強調した記事がある。

NHKもこれまでのように、視聴者を舐めきったような傲慢な姿勢で一方的歪曲番組を垂れ流すとネットが一気に集結し巨大なブーメランとなって襲ってくることに気がつくべきだろう。

産経の該当記事はこれ。

 <今回の訴訟は8000人を超える大規模提訴となった。批判がこれほど広がった背景には、インターネットの発達がある。メールやメルマガなどさまざまなデータが瞬時に駆けめぐり、多くの国民が自らの考察や意見を自由に表明できる。

 その多くがNHKに懐疑的だったり批判的な内容で、それらは次々と広がっていく。なかには粗暴な言葉遣いや中傷、邪推もあるが、共感できる指摘や豊かな学識に基づく適切な考察、核心をついた推理も少なくない。

 これほど多くの視聴者が違和感を覚え、訴訟提起に至ったことは、さらに多くのサイレント・マジョリティがいることを意味する。NHKはそうしたことを肝に銘じ、公共放送としての番組作りがいかにあるべきかをあらためて問い直す必要があろう。(安藤慶太)【NHK提訴】責任見失う公共放送  2/2>

ネットに関してはかつて、2チャンネルを称して「便所の落書き」と侮蔑した有名ジャーナリストがいるが、産経が指摘するように「なかには粗暴な言葉遣いや中傷、邪推もあるが、共感できる指摘や豊かな学識に基づく適切な考察、核心をついた推理も少なくない」。

これはネットを軽く見ていると、とんでもないことになるという大手新聞の自戒の言葉と理解する。

ネット住民は夫々微力な個人だが、一旦ことあるとリンクやコピペと言う手段で瞬時に全国に広がり、今回のような巨大な力をもってNHKといった巨大組織にも立ち向かうことになる。

 

沖縄二紙は、捏造報道では人後に落ちないスネに傷を持つ身だが、共同配信なのでアリバイ記事は一応報じておこうと思ったのか、両紙とも可能な限りの最小のスペースで一字一句たがわぬ記事を書いた。

これが、新報記事だが、タイムスも見出しも含めて全文同じ。                                            

NHK番組で8千人が提訴 台湾支配報道は「捏造」(2009.6.25)     戦前の台湾に対する日本の植民地支配を報じたNHKのドキュメンタリー番組は「事実を捏造し、放送法違反に当たる」として、歴史研究者や視聴者ら8389人が25日、NHKに1人当たり1万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。(琉球新報)

                   ◇

沖縄二紙は依然としてネットの力を理解していないような扱いだが、ネットは沖縄二紙の想定以上の影響力を持ち始め、他の業界でもその勢いは無視できない状況にある。

メルマガ 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」で宮崎正弘氏はネットの勢いについて次のようにコメントしている。

通信販売がとうとうデパート、コンビニの販売額を抜いた。
昨年度ネットの売り上げは8兆円。ことしの予測は8兆5000億円(野村総研推計)。過去八年間でネット上での販売は20倍に飛躍した。書籍はネット通販で全体の一割、書店がつぎつぎと廃業しているのも当然の現象だろう。

 同様に『ネット世論』のパワーが20倍になったのである
 冒頭NHKは、自らの歴史改竄を認めず、逃げ切る態勢だったが、ついに国民の怒りがネットの力を通じて爆発し、8400名の集団訴訟となった。世論が新聞、テレビからネットに移行している現実を象徴しているのではないのか

NHKに対して、何度でも言う!

ネットを甘く見ると身を滅ぼすぞ!

いや、早めに滅んだ方が日本のためだ!

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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                    ◇

 

NHKのネットへの認識不足については次のコラムが参考になる。

夏野剛のネオ・ジャパネスク論

NHKの討論番組で驚いたネットに対する認識不足

 NHKの討論番組「日本の、これから テレビの、これから」に出演した。メーンゲストは民放連の会長、NHKの副会長、糸井重里氏、ジャーナリストの嶌信彦さん、そして私の5人。さらに各民放のプロデューサーや放送作家、そして視聴者代表の方々が加わった生放送の討論番組で、3月21日土曜日の午後7時半から3時間というゴールデンタイムに放映された。

 テレビの企画としてはとても意欲的なもので、この企画をNHKで通した方々に本当に敬意を表したい。いろいろ大変だったと思う。

■ゲストも視聴者も50代以上

 番組は「視聴者代表 vs 番組制作者代表」という構図で進められたので、メーンゲストの5人が中心というわけではなかったのだが、視聴者、制作者、ゲストを問わず、私が思った以上に、50代以上の参加者がネットの基礎知識をもっていないことに愕然とした。

 というか、単にインターネットを使ったことがない、というレベルだろうか。メーンゲストも私以外は糸井さんも含めて全員60歳以上、制作者の代表も半数は50歳以上。また、土曜のこの時間だと、番組の視聴者も7割ぐらいが50代以上だろうか。

 別に年代と知識は連動しないのだが、発言内容をみると、ネットのことを知らない、あるいは使ったことがないことを露呈しており、かつ、分からないが故に嫌悪しているような響きのある発言すらもあった。

 そういう人たちが多数派というなかでの討論なので、話が噛み合わないと言った方が正しいだろうか。番組の進行上も、ゴールデンタイムにNHKの討論番組を見る人たちにはネットの知識なぞないという前提なので、見ている人たちに合わせた発言レベルを歓迎する。

 図らずもネット業界代表のような立場になってしまった私であるが、なにしろ生放送なので、機会を逃さないように発言するのが大変であった。

 番組では、視聴者代表の意見を制作者にぶつけながら、制作者側の意見を聞き出していく手法がとられた。視聴者代表の意見には「番組の内容がくだらない」とか、「視聴率を気にしすぎる」「広告主に媚び過ぎだ」、あるいは「報道内容に偏りがある」といった感覚的な内容が多く、これらを制作者にぶつけて時間を使っていたのが少しもったいないと感じたが、それが大衆感覚なのだろうか。

 もともと広告モデルである民放が広告主を気にするのは当たり前だろうし、教育的に価値ある番組ばかり作っていては放送設備の維持すらできないという単純な事実さえ理解できない人もいるらしい。というか多数のようであった。

 

3月21日に放送した番組「テレビの、これから」のホームページ

■あまりの認識不足に悲しい気持ちに

 本コラムでは、番組の本来の趣旨である「若者がテレビ離れし、ネットに流れているなか、テレビはこれからどうなるのか、どうすべきか」というテーマに関して、気になったことをまとめてみたい。

 まず、多くの参加者が「テレビ=テレビ受像機と放送」という捉え方をしていたが、実際にはパソコンでもケータイでもテレビは見られる。人気番組はDVDにもなれば、映画として上映されるものもある。つまり「テレビ」とは箱としてのテレビなのか「番組」(あるいはコンテンツ)なのかが、人や発言によってバラバラであり、曖昧だった。

 また、ネットを使ったことがないと思われる人を中心に、「テレビ=マスメディア=良識ある報道、精度の高い情報」対「インターネット=個別メディア=無責任でいい加減な情報」という構図で話したがっていた。しかし、テレビ局だって新聞社だってインターネットを使っているわけで、テレビ対インターネットという構図はまったく的外れなのだが……。

 メーンゲストですら「ネットにはいい加減な情報が……」というような発言をしていた。議論すべきなのはテレビがこれからどうネットを使うのかという点であって、ネットの中のいい加減な情報について語る場面ではない。ネットに対するあまりの認識不足に、正直悲しい気持ちになった。

■制作者の危機感も薄く

 制作者の方々の現状への危機感が薄いように感じたが、ご覧になった方はどうであっただろうか。例えば、決まった時間にテレビを見るということが今後減っていくと答えたのは、制作者9人のうち、わずか1人。残りの8人は今後もタイムテーブルに合わせて視聴者が番組を見てくれると思っているようだった。

 視聴者代表のどなたかが言っていたような「昔と比べてテレビ番組の質が下がっている」という話では決してない。単にテレビの他に面白いことがたくさん出てきているのだ。テレビしか娯楽がなかった時代ではないのだから、必然的に、決まった時間にしか見られない番組は敬遠される、というか相手にされなくなる。

 絶対価値が変わっていなくても比較優位性が薄れているということに、テレビの制作者たちが感づいていないことは正直ショックであった。

次ページ>>番組ではこんな面白い場面も・・・

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これがNHKの印象操作映像だ

2009-06-27 00:01:31 | 未分類

 
 
でぶ猫おにきすの抵抗さんのブログ紹介です。

◆以下引用。

これがNHKの印象操作映像だ

今年2009年4月から始まったNHKスペシャル「JAPANデビュー」シリーズは、150年前の「開国」から、64年前の「敗戦」までの歴史を扱ったものだが、第1回「アジアの"一等国"」は、日本による台湾統治を取り上げているが、その内容は、その間の歴史が悪いことだらけであったという見方に見る者を誘導するものだった。

今後もこんな番組がシリーズで流れるというのは気が滅入る限りだが、さらに私を滅入らせるのは、毎回流れるオープニング映像だ。そこには、無意識のうちに見るものを特定の方向へ誘導しようとするメッセージが込められている。

いろいろな要素が詰まったその内容を全てカバーするのは容易でないが、ここで出来るだけ分析してみよう。(一部の画像には説明のため○枠、矢印、文字を加えた。)

(この問題については、日本文化チャンネル桜代表及び「NHK・JAPANデビュー問題を考える国民の会」代表の水島総氏がいちはやく指摘した。
ここでの分析は、水島氏による情報と見解、ジャーナリストの西村幸祐氏による情報などを参考にしつつ、私自身この映像をスロー再生で繰り返し見た上で考察を加えたものである)


opening2.jpg
雑然と物が置かれた部屋を視点が移動するところから始まる。
その中でも「双眼鏡」は繰り返し現れる。『未来を見通す』ことを象徴させているのだろうか。

部屋に置かれた地球儀から「産業革命」を象徴する蒸気機関の場面に移り、そこから年表のような形で明治天皇の肖像画、次に明治憲法発布式の絵が現れる。

meiji.jpg

憲法発布式の絵。CGで立体化された絵の中にカメラ視点が入って行くが・・・

meiji2.jpg
明るい窓に向かって行くと・・・

sensya.jpg
そこには第一次大戦の戦車が(動画)。
手前には"ガーゴイル"の像が置かれている。目に入るのは一瞬だが、これによって無意識に禍々しさを印象づけようとしている。

ww1.jpg
第一次大戦の映像は「部屋」にあるフィルム映写機で投影されている。

女神と双眼鏡
再びカメラは部屋の中をなめるように移動する。自由の女神の手前には双眼鏡が。一つは壊れている。

カメラは自由の女神の神々しい姿に迫っていくが、そのすぐ後ろには紙切れのように舞い散るドル札が。世界大恐慌の表現である。
ボロボロのドル札がクローズアップになると、画面は上下に反転して中華風の茶碗が現れる。ここで場面は再びアジアに移る。茶碗の中には阿片中毒患者の様子(動画)。茶碗のそばに置かれている肖像写真は、支那人の文学者、魯迅である。その写真の隣には、伊藤博文暗殺事件の号外記事らしき紙片が。当時のアジアが日本の強い影響下にあったことを示唆している。

そして、真珠湾攻撃を記した英語の新聞記事。
war!.jpg
新聞のそばに置かれた冊子のタイトルは「相撲法式故実」。こういう書物があるのかどうか不明だが、日本の国技である相撲を表しているのは明らかだ。「格闘技を推奨してきた日本は元来好戦的だ」とでも言いたいのだろうか。
左上隅には自由の女神像も見える。そして左下隅には双眼鏡。これは左右がずれて壊れているように見える。

zero.jpg
堕ちて行く日本の戦闘機。それまでセピア調だった画面が、突然鮮やかな色調に。音楽も盛り上がって鮮烈な印象を与える。
ここから再び "年表"の画面になるのだが・・・重要なのはここからだ。

ヒトラー日本兵チャーチル
ヒトラーの演説の様子(動画)がクローズアップで現れ、それが退いていくと、上から覆い被さるように、日本軍兵士たちが勝鬨をあげる様子(動画)が出てくる。

jews.jpg
日本兵(動画)の上に被さってくるのは、ユダヤ人難民を連想させる写真。その横では、「南京大虐殺」のものと言われている写真(実際には何の証拠にもならないのだが)。その上にはきっちりと「南京大虐殺」があった年とされる「1937」の数字が。こういったものが、ちらりと一瞬のうちに表示されて流れていく。


そして次に、軍服で馬に乗られた昭和天皇の御姿(動画)。
syouwatennou.jpg

その上からドーンと被さってくるのが↓この写真
中国母子
中国人らしき母子の悲しげな姿だ(この写真は後にもしつこく登場する)
このような表現を日本の放送局がやっていいのか?それ自体実に不愉快だが、注目すべきは、他の多くの画像が静止写真である中で「演説するヒトラー」「勝鬨をあげる日本兵」「軍服、騎乗の昭和天皇」という三つの画像が動画になっていることである。これによって、ヒトラーと昭和天皇が、戦争に関して強い共通性のある存在として提示されているのである(ジャーナリスト・西村幸祐氏の指摘)。

母子の上に被さって出て来るのは、広島の「原爆ドーム」。その原爆ドームはサングラスに映し出されて、再び画面は「室内」へ。
genbaku.jpg
実はこのサングラスは、日本を占領した連合軍の司令長官マッカーサーを表している。

orizuru.jpg
サングラスと共に彼のトレードマークだったコーンパイプが映し出されるが、その間にちらりと(0.4秒)、折り鶴が見える。

双眼鏡
双眼鏡の向こうに映し出されているのは、核実験の様子。
『原爆を投下された日本人は平和を祈ってきたが、占領時代を経て日本の同盟国となったアメリカこそが、核装備を最も推進してきた』ということだろうか。

ここから、カメラ視点はぎゅーんと手前に退いていく。動きが激しい上に薄暗いので、何が映し出されているのか捉えるのはスロー再生でないと困難だ。映っている主なものを拾っていくと・・・

16mm.jpg
16mmカメラ。20世紀中頃まで使用されていたものだ。

projector.jpg
映写機。さきほどの場面で第一次大戦の映像を投影していたものと思われる。おそらく16mmフィルムを使用する映写機だろう。そして

broken.jpg
非常に薄暗く、しかも一瞬でわかりづらいのだが、大きく真ん中に捉えられるのが、壊れた双眼鏡である。
未来を見通せなくなった、混迷する世界を象徴させているのではないか。

さて、ここを境にして雰囲気が変るのを、多くの人が何となく(無意識に)感じることだろう。それは何故か。

dvd(2).jpg

明るく照らされた一角に、剥き出しの光ディスク(DVD)、そして、映画が収録されたDVDのジャケットが数個積まれている。その手前に現れるのは、パソコンのキーボード。そして

dvd,cellmao
視点の移動が落ち着きはじめると、本のページには毛沢東の写真が。そのすぐそばには、携帯電話が置かれている。

もうお気づきだろうか。
DVD、パソコン、携帯電話・・・これらは、20世紀の末に登場した物品だが、どちらかといえば21世紀のアイテムと言える。前の場面の映写機や16mmカメラ等とは異質の品々である。それらに囲まれて、本の中に落ち着いた姿で現れる毛沢東。

当然、毛沢東の生前には、これらのアイテムは存在しない。しかしこの映像では、このような配置の中に毛沢東を置く事によって、彼が「今」に通じる人物であると強調しているのである。

この場面の心理的な効果は大きい。嘘だと思ったら是非実際の動画で確かめてみて欲しい。

毛沢東が現れた本がめくられると、インドの初代首相ネルーが現れる。二つの「アジアの大国」を独立せしめた偉人として共通しているというのだろうか。
毛沢東のために膨大な数の殺戮や餓死が起った歴史は一切無視である。

このようにして、昭和天皇をヒトラーに強く引き寄せ、それと完全に隔たったところにあるものとして、毛沢東をネルーに近づけて見せているのである。


この後、音楽が盛り上がると同時に、沢山の紙片が舞い上がる。その紙片の一枚一枚には、これまで出てきたいろいろな画像が刻まれている。たとえば

bosi.jpg
さきほど昭和天皇に覆い被さるように出てきた、困り顔の母子がまた一瞬出て来る。ここではフォーカスがぼかされている。そして


ベトナム戦争の様子。この写真はここだけに出て来るが、
vietnam1.jpg
vietnam2.jpg
この間、わずか0コンマ3秒。意識では捉えられない時間だ。サブリミナル的な映像と言う他ない。

その後画面はまた年表に戻りながら、ドイツの「ベルリンの壁」の崩壊や、アメリカでの「9.11同時多発テロ」の写真が出て来るが、その間にも、あの困り顔の母子が付きまとうように現れる。
911.jpg


こうして、全体に陰鬱な印象を残しながら、「私たちはどう生きた そしてどう生きる」とのテロップでオープニング映像は終わり、番組内容の開始となる。

「JAPANデビュー」シリーズを継続して見る人は、この映像を繰り返し見ることになる。そうすると
『天皇が戦争の元凶であり、日本はダメダメ。でもアメリカもダメ。中国は常に一方的な被害者。毛沢東はなんとなく偉い』
といったようなイメージを、無意識のうちに刷り込まれてしまう可能性が高い。

毒性が強いので、私の親族にはこれを絶対に見ないように言っている。

このようなものを流し続けるNHKを、どうするべきだろうか。皆さんも是非お考えいただきたい。

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「NHK提訴」読売も報道!「追記」⇒朝日も報道!

2009-06-26 08:17:10 | 県知事選
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 「台湾統治で偏向報道」視聴者8千人がNHK提訴
 日本の台湾統治を扱ったNHKの番組を巡り、全国の視聴者約8300人が25日、「事実と異なる偏向報道が行われた」として、NHKに対し、1人あたり1万円の慰謝料を求める訴えを東京地裁に起こした。

 問題とされたのは、4月5日に放送された「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。訴状によると、番組では台湾人に対する日本政府の弾圧や差別が描かれていたが、原告らが出演した台湾人に確認したところ、本人の意図が歪曲(わいきょく)されていたと主張。「NHKの手法は公平な報道を定めた放送法に違反する」と訴えている。

 放送後、一部の原告がインターネットなどで視聴者に訴訟参加を呼び掛けた。

 NHK広報局の話「訴状を受け取っておらずコメントできない。番組内容には問題がなかったと考えている」

(2009年6月25日22時05分  読売新聞)

                    ◇

NHK報道の歪曲報道は、日本のメディアなら程度の差こそあっても、ほとんどが脛にキズを持つ身であり、今回の「NHK訴訟」を大きく取り上げたら、いつ何時自分の身にブーメランとなって帰ってくるか分からないニュースである。

出来ることなら、嵐が過ぎ去るまで見て見ぬ振りをしておきたかったのだが、敢えて渦中の栗を拾った産経だけに特種を任しておけないと思ったのだろう。

遂に、日本一の発行部数を誇る読売新聞もこれを取り上げた。

 

【NHK提訴】JAPANデビュー どこが問題になっているのか
2009.6.25 18:42
 集団訴訟が提起されたNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」。NHKはこれまで放送内容には問題はなく、偏向もしていないと強調している。しかし、8千人を超える原告の数は今も増え続けており、第2次提訴も検討されている。一体、番組のどこの部分が問題とされているのか。

日台戦争

 《日本軍に対し、台湾人の抵抗は激しさを増していきます。戦いは全土に広がり、のちに「日台戦争」と呼ばれる規模へと拡大していきます》

 台湾と日本の間に戦争の過去はない。出演した台湾人からも「先住民族の抵抗なら治安の悪化だ」「戦争は言い過ぎ。NHKの誤り」などと抗議があがっている。

 NHKは「日台戦争」という言葉について、日本の大学教授らが使っていると根拠を挙げた。しかし、「平成に入って用いられた造語。確かに『日台戦争』という言葉を一部の大学教授が使っているが原典は戦争の定義もしておらず、治安回復のための掃討戦に過ぎない」(日本李登輝友の会関係者)という。

人間動物園

 《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する「人間動物園」と呼ばれました》

 NHKは、1910年の日英博覧会のパイワン族の写真に、「人間動物園」の文字をかぶせた。フランスの学者、ブランシャール氏の共著「人間動物園」などを参考にしたという。

 しかし、当時イギリスやフランスでそうした言葉が使われていたのかどうかは明らかにしていない。また日英博覧会には、パイワン族だけでなく、日本の村やアイヌの村、力士も参加していた。

 これを今も栄誉としている村もあり、「日本政府がパイワン族の実演を『人間動物園』と呼んだことはない」(訴状)、「パイワン族に対する人権問題」(出演者)と訂正を求める声が出ている。

 番組放映放映直後から、「日本の台湾統治の悪い面ばかりを強調している」「明らかに制作者側の悪意が感じられる」などの声が続出。「後藤新平を弾圧差別の首謀者として描くなど総じて台湾統治の負の側面をことさらに強調しており、わが国を不当に貶めた番組」だという怒りも。

経営委員からの疑義

 NHKは膨大な資料と関係者への取材を踏まえた番組で事実に基づき、問題はないとホームページで説明している。しかし、5月26日のNHK経営委員会では、小林英明委員(弁護士)が「日本と台湾の間に戦争がなければ、そのような内容を放送することは放送法に違反する」「学会で多数説でなく、少数説や異説なら、そう説明するのが正しい放送では?」と問う場面があった。

 日向英実放送総局長は「一説とは考えていない」と答え、多数説なのかは、次回へ持ち越されることになった。経営委員会内部では個別の番組の是非を論じるのを差し控える空気もあるようで、小林委員の意見に他委員が「そういう意見が経営とどう関係しているのですか」とクギを刺す一幕もあったという。

                   ◇ 

台湾でも火の手が上がっている。

【NHK提訴】台湾民間団体「友愛グループ」も抗議書

産経、ガンバレ!

 

NHKに再度言う!

ネットを甘く見るんじゃねーぞ!

さー、お後は朝日、毎日、日経がどう出るか。

 

情報戦に優れたナポレオンは、こんな至言を残した。

「三つの敵意ある新聞は千の銃剣よりも恐ろしい。」

敵意ある新聞に加えて、敵意ある国営放送が歪曲報道を垂れ流すようでは日本に未来はない。

NHKは即刻解体すべし!
と思う方、クリック応援を。

【追記】

いやいや、あの朝日も報道していたのを見逃していました。

あとは、テレビ各社の態度だね。

台湾統治巡る番組「偏向」 8389人、NHKを提訴(6/25 21:21)

台湾統治巡る番組「偏向」 8389人、NHKを提訴2009年6月25日21時21分   
 日本の台湾統治をめぐるNHKの番組「アジアの“一等国”」が偏向し、公正さなどを期待した視聴者が精神的損害を受けたとして、小田村四郎・元拓大総長ら8389人が25日、NHKに対し、1人当たり1万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると原告は、番組は「日台戦争」といった言葉を誤って使い、日本の統治時代に台湾の人が不当な扱いを受けたかのように偏って伝えた、などと主張している。原告はインターネットなどでの呼びかけを通じて集まった。

 提訴に対し、NHKは「番組の内容には問題がなかったと考えている」との談話を出した。

                   

【追記】2

度々で申し訳ない。毎日にも出ていました。

提訴:元拓殖大総長ら、NHKを 「スペシャルは捏造」
戦前の日本による台湾統治を取り上げたNHKスペシャルは事実を捏造(ねつぞう)し、偏向した放送法違反の内容だとして、小田村四郎・元拓殖大総長ら8389人が25日、NHKを相手に1人当たり1万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 番組は今年4月5日に放送された「シリーズ・JAPANデビュー 第1回アジアの“一等国”」で、証言や史料から統治を検証する内容。

 訴状で原告は「台湾総督府民生局長だった後藤新平が産業発展に貢献したにもかかわらず、弾圧差別の首謀者としてのみ描いている」と主張。併合直後に起きた台湾人による暴動と日本軍による鎮圧について「『日台戦争』と呼んでいるのは、弾圧の厳しさを印象づけようとするもので、事実を曲げないことなどを定めた放送法に違反する」と訴えている。
毎日新聞 2009年6月26日 東京朝刊

【関連記事】

提訴:「NHKスペシャル」内容めぐり8389人 偏向と                                               

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NHK番組で8000人提訴!NHKよ覚悟せよ!

2009-06-25 20:28:53 | 県知事選

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台湾支配報道は「捏造」 NHK番組で8000人提訴
2009.6.25 17:22
  戦前の台湾に対する日本の植民地支配を報じたNHKのドキュメンタリー番組は「事実を捏造(ねつぞう)し、放送法違反に当たる」として、歴史研究者や視聴者ら8389人が25日、NHKに1人当たり1万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

 番組は4月5日放送のNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。植民地時代の台湾について、現地で発見された台湾総督府文書などの資料や、当時を知る住民へのインタビューを基に構成した。

 原告は小田村四郎・元拓殖大総長や中村粲・昭和史研究所代表のほか、インターネットなどを通じ集まった視聴者ら。

 訴状で原告側は「番組は当時の日本がいかに現地の住民を虐待、差別、利用したかを延々と述べている」と主張。放送後に現地調査をした結果、出演した住民のほぼ全員がNHKに訂正と抗議を求めたとし「悪質なやらせ取材などがあった」としている。
                                                ◇

日本の台湾統治と中国国民党の台湾統治を比べて次のようなことがよく言われる。

「日本の警官はワンワン吠えてうるさかったが、順法精神が厳しく住民を守ってくれた。 一方「祖国軍」のはずだった国民党軍は順法精神の欠片もなく豚のように食い荒らし略奪の限りを尽くした」

台湾人は「犬(日本人)が去り、豚(中国人)が来た」と皮肉を込めて言うらしい。

さらにもう一つ。

「アメリカは日本に原爆を投下しただけだが、台湾には蒋介石を落とした」とも。

日本は中国に「化外の地」と蔑まれていた台湾に「衛生観念」「順法精神」「教育の普及」そして「公と私の精神」を徹底させ、当時のアジアでも稀有な近代国家を付くり上げた。

厳しくはあったが蒋介石の統治に比べて日本統治時代は懐かしい良き時代であったことは筆者の知る年配の台湾人の口からも一様に聞く話である。

今回訴訟の対象となったNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」は、何の先入観もなく偶然見ていたのだが、番組開始後5分も経たないうちに番組の異様さに気がついた。

その後、各ブログが一斉に抗議の運動を起こし、集団訴訟までこぎつけ、やっと全国紙の産経がこれを取り上げる事態になった。

ここまで事態が進展しては他のメディアも頬被りを決め込むわけには行かないだろう。

有志ブログのネットワークがNHKの売国報道に蟻の一穴をこじ開けた感じである。

NHKよ、ネットを舐めるんじゃねーぞ!

巨大ダムも蟻の一穴から決壊する!

良く覚えておけ!

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み
 臨時増刊号
 平成21年6月25日号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


本日提訴のNHK集団訴訟を「夕刊フジ」が報道
   日本裁判史上初となる8,389名が原告に

 4月5日放送の「NHKスペシャル シリーズ『JAPANデビュー』・第1回『アジア
の“一等国”』」をはじめ、番組製作・放送において著しい偏向報道や歪曲、捏造、印象
操作等を行いながら、国民からの抗議や批判にも不誠実な対応を改めようとしないNHK
に対し、公共放送としてあるまじき道義的責任を問うべく、集団訴訟を提起、この趣旨に
ご賛同いただける皆様に「訴訟委任状」をお願いしました。

 呼び掛けから締切日(6月22日)まで1週間ほどだったにもかかわらず、何と8,389名も
の方々が原告に応募、本日、東京地方裁判所に提訴されます。

 関係者によりますと、番組の偏向などを理由にこれほど大規模な集団訴訟が起こされる
のは初めてのことだそうでス。原告数が7,000名を超えた事件は7,561名の「薬害スモン訴
訟」(整腸剤「キノホルム」服用による副作用だと考えられているスモン病薬害)があり
ますが、同訴訟は全国33地裁、8高裁で争われたので、各地裁ごとの原告数は少なく、ま
た同一裁判所に提訴されたのでは、2007年12月に横浜地裁に提訴の「第四次厚木基地騒音
訴訟」(6,130名、追加提訴を加えた総原告数は7,054名)があるそうですが、今回のNH
K集団訴訟はそれをも大きく上回っています。これは恐らく、日本裁判史上初となる大規
模な裁判です。弁護団も、高池勝彦弁護士をはじめとする25名の大弁護団となっています。

 訴訟は、番組で受けた精神的な苦痛に対する損害賠償や慰謝料など1人1万円の支払いを
求めています。

 なお、締切日を過ぎても原告に応募される方が少なくなく、本会宛に送付されてきた委
任状も少なくありませんでした。そこで、追加提訴となる予定だそうです。

 昨日発売の「夕刊フジ」がこのことを伝えていますので、ここにご紹介するとともに、
改めてこの裁判に応募いただいた原告の方に深く御礼申し上げます。

 本日午後2時、東京地裁内にある司法記者クラブで、本会の小田村四郎会長や水島総・
日本文化チャンネル桜社長などの関係者や弁護団による記者会見が開かれます。

                                    (編集部)
--------------------------------------------------------------------------------
視聴者ら8300人NHKを訴え 「虚偽の事実捏造。極めて悪質」
台湾統治で偏向報道
【6月25日付「夕刊フジ」】(6月24日発行)

 日本の台湾統治を取り上げた、NHKスペシャル「アジアの“一等国”」(4月5日放送)
の偏向・歪曲問題で、8300人を超える視聴者らが25日、放送法や受信契約に違反する番組
で精神被害を受けたとして、NHKを相手に計約8300万円の損害賠償を求める集団訴訟を
東京地裁に起こすことが分かった。

■8300万損賠請求

 問題の番組は、台湾統治を現地取材や歴史的資料をもとに振り返ったものだが、放送直
後から「全編が“歪曲報道”の連続」(ジャーナリストの櫻井よしこ氏)、「日本の台湾
統治を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作した」(日本李登輝友の会)などと批
判が続出している。

 訴状によると、原告らは、同番組について「事実に反し、一方的な『やらせ』取材をし、
虚偽の事実を捏造し、極めて悪質で偏向したものである」と断定。政治的に公平で、事実
に即した良質な番組をつくるという、放送法や受信契約に違反しており、「不法行為とし
て損害賠償を請求できる」としている。

■台湾人の証言も開示へ

 裁判ではNHKの取材を受けたが、「インタビューを恣意的に編集された」と激怒し、
悲しんでいる台湾人の証言も開示される予定。

 今回の提訴は東京中心だが、関係者によると、今後、同様の訴訟を全国でNHKに起こ
す準備が進められているという。

 同番組は、永田町でも問題視されており、自民党の安倍晋三元首相や中川昭一前財務相
ら有志議員が11日、内容を検証する議員連盟「公共放送のあり方について考える議員の会」
を発足させている。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 6月27日(土)、NHKJAPANデビューに抗議する国民大行動・第4弾in渋谷

 来る6月27日、NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動の第4弾を渋谷で実
施いたします。20日からあまり間がありませんが、ふるってご参加を。   (編集部)

【街頭宣伝】

11時00分~12時30分 JR「渋谷」駅ハチ公前広場

 *水島総(「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会代表)、松浦芳子(草
  莽全国地方議員の会代表)、三輪和雄(正論の会代表)、大谷英彦(NHKを正す会
  代表)、永山英樹(台湾研究フォーラム会長)、柚原正敬(日本李登輝友の会常務
  理事)などの文化人や地方議員が多数登壇予定。

【集会】

13時00分~14時00分 宮下公園集合
14時00分~14時30分 緑の風船デモ行進
*宮下公園 → NHK・スタジオパーク前

【全都一斉街宣活動】

14時30分~16時 渋谷、新宿、新橋、上野、池袋など。

【主催】
草莽全国地方議員の会、「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本李登
輝友の会、台湾研究フォーラム、在日台湾同郷会、台湾団結連盟日本支部、メルマガ「台
湾の声」、NHK報道を考へる会、誇りある日本をつくる会、昭和史研究所、日本世論の
会、日本会議東京都本部、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会、新しい歴史教科
書をつくる会 東京支部・三多摩支部 ほか

【協賛報道】
日本文化チャンネル桜、國民新聞

【ご連絡先】
草莽全国地方議員の会 TEL/FAX:03-3311-7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL:03-6419-3900
日本李登輝友の会 TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ NHK「JAPANデビュー」問題:抗議先

・NHK「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一ディレクター
 TEL:03-3465-1111
・NHK視聴者コールセンター
 TEL:0570-066066 FAX:03-5453-4000
 メール:http://www.nhk.or.jp/special/
・NHKスペシャル「感想・問い合わせ」
 https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
・放送倫理・番組向上機構(BPO)
 TEL:03-5212-7333 FAX:03-5212-7330
 https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html(ご意見送信フォーム)
・総務省(放送政策課直通)
 TEL:03-5253-5776 FAX:03-5253-5779
 メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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慰霊の日、朝日の奇妙な記事、戦没者への慰霊は大切だが・・・

2009-06-25 00:01:01 | 未分類

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慰霊の日前後のまるで発狂でもしたような沖縄二紙の狂態に、昨日は「逆風って気持ちがいい」さんに反論してもらったが、これに朝日まで加わってくると、とても当日記だけでは批判するのも手に余ってしまう。
 
そこで毎度お世話になっている沖縄の元教師であるトラネコさんが、慰霊の日に関する朝日の妙に情緒たっぷりの記事を一刀両断しておられるので、全文紹介させていただきます。
 
なおトラネコさんは現在南米ドミニカで新しい仕事に挑戦しながら「トラネコ日記」を発信中です。
 
 
◆引用開始。

戦没者への慰霊は大切だが・・・

2009年06月24日

慰霊の日に冷たい言葉 胸を刺す
2009年06月23日

ガジュマルの木の前で詩集を広げるトーマ・ヒロコさん=19日、那覇市
沖縄で会社勤めの傍ら詩作を続ける20代の女性が、詩集を発行した。戦争や基地被害への思いを静かにつづる。その中の一編、「6・23×4」には、6月23日の「沖縄慰霊の日」をめぐる東京と沖縄の温度差が歌われている。

 《テレビの前のしらけた空気/言葉の槍(やり)が胸を刺す》

05年6月23日。沖縄県浦添市のトーマ・ヒロコさん(26)は県内の大学を卒業して上京し、初めての慰霊の日を職場で迎えた。
昼休み、沖縄の戦没者慰霊式を伝えるニュースで、地元の小学生が「平和の詩」を朗読する場面が流れた。周囲の同僚から声が上がった。「小学生が言っても説得力がない」「言わされている感じ」

衝撃だった。沖縄戦の惨劇を語り継ぐ特別な日と教わって育った。子どものころから学校は休日。でも、それは「遊んではいけない日」。沖縄戦で亡くなった祖父ら4人の親族の霊を家族で慰めるのが当たり前だった。「本土の人にとっては、そういう日じゃないのか」

 《島の友達と聴く島の歌い手のコンサート/オレンジや黄色や鮮やかな青い色をした歌ばかり》

翌06年は仕事後、沖縄出身歌手のコンサートに行った。特別な日の雰囲気の中で過ごしたかったが、感じたのは、盛り上がる観客と自分との距離だった。

 《みんなはもうすぐ温泉町へ着く頃だろう/私はアパートで一人手を合わせる

07年は会社の研修旅行と重なった。みんなに誘われたが、「この日に宴会はできない」とわけを話し、断った。

沖縄国際大(宜野湾市)では文芸部に入り、詩やエッセーの創作に親しんだ。大学4年の04年8月、大学敷地内に米軍ヘリが墜落する事故が起きた。現場は米軍が統制し、県警の現場検証も阻まれた。異様な光景を目の当たりにし、沖縄の異常さを感じた。

卒業後、一度は暮らしてみたかった東京へ。アパートで一人暮らしを始めた。方言のニュアンスが伝わらないいらだち。米軍機の飛ばない空を見上げて感じた沖縄との違い。ざらついた思いをため込んだ。詩誌の新人賞候補にも挙がったが、一生暮らす街ではないと、07年7月に帰郷。昨年、4年ぶりに沖縄で慰霊の日を迎えた。

 《祖母が生き延びてくれたからこそ/自分がいるということ/噛みしめながら顔を洗う》

東京と沖縄での4度の慰霊の日を47行の詩に表現したのは昨年秋。ことし3月に出した詩集「ひとりカレンダー」で一番最後に置いた。
戦争や基地のことを特に声高に訴えたいわけではない。「本土の人には『沖縄にはこんなこと考えている人間がいるんだよ』、沖縄の人には『私はこう思うけどあなたは?』。詩を通して話しかけたい」

asahi.com 2009年06月23日
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000110906230001



戦没者への慰霊の心は大切である。


「慰霊の日」の沖縄二大サヨク新聞は「やっぱりなあ・・・」という記事だが、
すでに「縁側さんの逆風って気持がいい」のブログに詳細をゆずる。
http://osamu5138.iza.ne.jp/blog/entry/1100115/

私は「朝日コム」の沖縄の女性の話で、ちょっと思うことがあったので書く。
この當間さんと言う方は恐らく真面目で純真な文学少女であろうと思う。
沖縄のサヨクでも悪質な平和団体や新聞社と異なり、
真面目で純粋に平和運動をやっている人も実際いることを、私はよく知っている。


これらの人に共通するのは真面目で純粋なのだが、
視野狭窄であり、故に教条的な側面が結構あるのだ。
小林よしのり氏が「純粋まっすぐ君」と称していた奴だ。



かつてのオウム真理教の信者にもこの手の純粋まっすぐ君がいたと思う。
先生の言うことは真面目にちゃんと聞いて、成績もそこそこ出来て、クラス委員なども歴任、
戦争は何が何でも反対、だから軍備なんてもってのほかで、当然自衛隊は反対。
もちろん日米安保も米軍基地も絶対反対である。

しかし拡大する中国の軍事にはまったく興味も関心もない。
中国の核兵器なんてあったの?チベットで何か問題でもあるの?
北朝鮮はみんながいじめるから核武装してるんだよwww
それよりも悪いのはみんなアメリカ、アメリカのせいで、
イラクやアフガンの人びとが苦しんでいるんだ。
沖縄に米軍基地があるから戦争が起きるんだwww

ま、こんな感じの人がいるんだな。


沖縄の生徒の反戦への誓いとか詩の朗読とかは、
ほぼすべてが教師の指導で言わされているのだ。

私は現場にいたからそう断言できる。
(私のいた学校に関しては、と付け加えておく。)
当たり前だろう、小学生が自主的に「慰霊の日」に向けて、
反戦平和の詩や作文など書くはずがないだろう。

私はかつていた八重山の某中学校で、平和美術展出品のために、
担任教師から「戦争の絵」を描くように生徒が強制されていたのを覚えている。
生徒は嫌がっていたが、強制だから仕方がない。
しかし担任教師は極めて真面目な女性だった。

ところで・・・

當間さんは東京にいたというが、一晩で10万人が生きたまま焼き殺された
昭和20年3月10日の東京大空襲については、
東京でどのような一日を過ごされたのだろうか。

或いは20万人近くが一瞬のうちに灰になった、
人類史上初めての昭和20年8月6日と9日の広島・長崎への原爆投下の日は、
どのような過ごし方だったのか、伺ってみたい。

「慰霊の日」に静かに手を合わせ、戦没者に慰霊を捧げる方だから、
おそらく3月10日も8月6・9日もおうちの中で、
静かに慰霊を捧げていらっしゃることだろう。
卒業式のコンパやビヤガーデンでの宴会など絶対しないだろう。
また「沖縄の人にとってもそういう日じゃなかったのか?
と問われることはおそらくこの方に限ってないのだろう。


沖縄県のおこなっている平和教育こそ、異常である。
平和教育=沖縄戦=反日教育の最たるものである。

沖縄戦以外の反戦平和教育は沖縄にはないのである。
今現在も世界のあちこちで紛争の火種が絶えないが、
沖縄県の教育界はそんな現実などまったく興味はないのである。

また第二次大戦といえば、沖縄戦であり、
東京大空襲や原爆やあるいはサハリンや北方領土の地上戦などは、
沖縄県の戦争とは一切関係ないように見える。

沖縄県の平和教育とは沖縄戦でのありもしない日本軍の蛮行であり、
故に日本憎し、日本嫌悪、沖縄独立・・・は言いすぎか、
まあこんな感じで学校教育で行われている。
だからこの當間さんのような真面目な人もかなり量産されているのだ。

この當間さんもう少し時間が経って、いろいろ勉強されて、
広い視野でいろいろな情報が入れば、また考えは変わっていくことと思う。



「すべての日本人に捧ぐ」
http://www.youtube.com/watch?v=aw_mWZ0LqQQ

NHKの受信料解約はお早めに!
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3326/nhk2.html
 
◆引用終了。
 
 
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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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琉球新報の恥ずべき社説

2009-06-24 07:49:24 | 未分類
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例年の恒例行事とはいえ、この数日の沖縄二紙の常軌を逸した紙面には辟易する。

特に昨日(23日)の両紙社説は申し合わせたように「反日」思想に溢れていたが、両紙が一定の思想を伝播させる意図をもつことは一応おくとしても、余りにも見え透いた印象操作、読者扇動の手口は、まともに反論する意欲さえ失うほどの噴飯ものである。

縁側さんのブログ「逆風って気持ちいい!」が琉球新報社説のイヤラシサを見事に浮き彫りにしてくれたので、以下に全文引用する。

                   ◆

◆引用開始。

本日の琉球新報 社説

本日は、慰霊の日。沖縄戦の組織的戦闘が終結したとされる日である。反日左翼である地元二紙は数日前から、おどろおどろしい記事を掲載し、公立の小中高校では、平和教育の名の下に、子どもたちを震え上がらせることに躍起になる反日教師と、何の考えも無く、ただただ「悲惨だー」「地獄だー」を連発する情緒馬鹿教師が呼応し合い、日本軍の残虐性だけを強調している。

そこで本日の慰霊の日の琉球新報社説が「さすが!」と言わねばならないほどの反日ぶりでした。ご紹介します。ん?ネットで見られるだよね。でもまっいいか!


64年目の慰霊の日 被害と加害の再現許すまじ 「反軍隊」は譲れない一線2009年6月23日

語り継ぐ沖縄戦教訓


 沖縄戦については1971年の県史「沖縄戦通史」を皮切りに多数の市町村・字史が出版された。多くの県民の悲惨な体験が掘り起こされ、沖縄戦研究の成果が学校の平和教育に生かされた。
 体験者の減少とともに「沖縄戦の風化」が懸念されている。その中で沖縄戦を忘れまいとする体験者の強い意志と、研究者や学校現場の取り組みが沖縄戦の教訓を次世代に伝えている。
 本紙の連載「語らねば、今こそ」は、長く胸に秘めたつらい沖縄戦体験を、高齢を迎え語り出した人々の思いを伝えた。
 沖縄師範健児之塔の慰霊祭は遺族の高齢化で2006年が最後となっていたが、仲田英安さん(34)ら若い世代の遺族を中心に今年から復活する。
 活動が活発な遺骨収集ボランティア団体「ガマフヤー」の代表具志堅隆松さん(54)も戦争体験者の第2世代だ。
 “風化”を乗り越え、沖縄戦体験者から次世代に継承される沖縄戦の教訓、反戦平和の思想はどのようなものか。
 沖縄戦は本土決戦の時間稼ぎのための「捨て石作戦」として県民に多大な犠牲を強いた。日米両軍の激戦が住民を巻き込み、20万人余に上る犠牲者数の多さ、日本兵の住民虐殺、日本軍が関与した住民の集団自決(強制集団死)などが特徴といわれる。
 「日本軍の加害」の記憶は県民に軍隊と戦争への深い嫌悪を抱かせ、「反戦・反軍隊」の県民感情を根付かせた。
 軍隊への根強い不信感は「軍隊は住民を守らない」、また何よりも命を尊ぶ「命(ぬち)どぅ宝」の言葉が定着している。
 県民の「反戦・反軍隊」の思いを象徴するのが「平和の礎」だ。県民、日本軍、国籍、敵味方の区別もなく、すべての犠牲者の名前を刻み、平和を祈念している。
 軍隊を憎みながらも、戦没した一人一人の兵士を戦争の犠牲者として悼んでいるのである。
 「反戦・反軍隊」と「命どぅ宝」の思想の結実といえよう。
 しかし筆舌に尽くせぬ戦争体験を通し県民が培った「反戦・反軍隊」の思いは、「基地の島沖縄」の現実に裏切られ続けている。

軍事同盟の危うさ


 ベトナム戦に嘉手納基地からB52爆撃機が出撃し、沖縄はベトナムへの加害に加担する「悪魔の島」と呼ばれた。復帰後も広大な基地は存続し、湾岸戦争やイラク戦争に戦闘機やヘリが出撃した。
 1990年代の日米安保再定義から21世紀の在日米軍再編で、日米の軍事協力の対象が極東から世界に広がったといわれる。
 米軍再編に伴う沖縄の負担軽減は虚飾でしかなく、日米が軍事一体化する再編強化が進んでいる。
 政府の新「防衛計画の大綱」方針は中国の軍事台頭や北朝鮮の核、ミサイル開発をにらみ「敵基地攻撃能力」をも検討するという。
 北朝鮮の動向など国際情勢によっては、再び沖縄が加害の出撃基地となりかねない。
 沖縄が「敵基地攻撃」の拠点とみなされ、相手国の攻撃の被害を受ける可能性も否定できない。
 日本国憲法は戦争と武力行使の放棄を誓う。無軌道な軍事国家として太平洋戦争に突き進んだ反省に立つ憲法は、沖縄
の「反戦・反軍隊」の思想に通じる。
 広島、長崎が原爆被爆の体験から核廃絶運動の拠点となったように、住民を無差別に巻き込む悲惨な地上戦の犠牲となった沖縄は、あらゆる戦争に反対する普遍的な反戦平和運動の拠点となる資格と責務を負う。
 沖縄が再び「被害」「加害」の地とならぬよう「反戦・反軍隊」の思いをかみしめたい。


いかがでしょうか、ご感想は。はっきり言えるのは、米国の野蛮な無差別攻撃に対する怒りはないようだ。そして悪いのは日本軍であるということ。そしてそれは現在も同じだと言っている。その証拠に北朝鮮の動向など国際情勢によっては、再び沖縄が加害の出撃基地となりかねない。これは何が言いたいのか。つまり、北朝鮮がわが国に向けてミサイルを発射する動きがでてきた場合、沖縄の自衛隊および日米安保により駐留している米軍が北を攻撃したら加害者ですよ!といいたいのだろう。そういう風にしか読めない。いまだに北朝鮮マンセー類ヒト科の生物が生息してるらしい、琉球新報には。

それと、まったくのインチキを報道して恥じない姿勢はこの社説の冒頭にある。

>アンケートでは日本兵の住民虐殺について学生の87%、学徒動員は93%が知っていた。「集団自決」について84%が「日本の軍事下で追い詰められた死」を選択し、教科書の「日本軍の強制」削除も9割が知っていた。
 知識不足の面もあるが、沖縄戦の本質への大まかな理解と平和を守る意識の高さをうかがわせる結果だ。

このアンケート結果は昨日の朝刊に載っていた。ご丁寧に設問内容も掲載しているので恥はとっくに捨て去ったのだろう。

まず、日本兵の住民虐殺について学生が87%、学徒動員は93%が知っていて、集団自決について84%が日本の軍事下で追い詰められた死を選択し、教科書の強制削除を9割が知っていたので沖縄戦の本質への理解と平和を守る意識の高さをうかがわせるらしい。国語能力のない者が社説を書いているのである。だって、設問は、知ってる?知らない?の二者択一で、内容には一切触れていない。どーやって本質を理解して平和の意識が高いと判断できるんだ。知ってる?知らない?と問われれば「聞いたことある」程度でも「知っている」と回答するだろーよ。

設問そのものもイヤラシ過ぎて吐き気がする。

たとえば、「日本軍の強制」削除を知っているか?の設問。知っている93%、知らない6.4%という結果なのだが、賢明な皆様はすでに見抜いておられるでしょう。そーです、設問がインチキですね。「日本軍の強制」削除知ってるか?って、そりゃあ新聞やニュースを見聞してる者は「知っている」と答えるようになっているのだ。つまり、93%の学生の中には「強制だとは思わないが、その問題なら知っている」という者も含まれているのだ。知らないと回答した6.4%は、そのようなニュース事態知らないという、将来のニートを嘱望される者たちなのね。

そして、最もイヤラシくてこの新聞社の程度がわかる設問がこれ。住民の「集団自決」について、という設問で、選択肢は

1、日本の軍事体制下で米軍への投降を許さない、追い詰められた死

2、国のために自ら命を捧げた美しい死

なんとこの二つから選択しなきゃならないわけ。2、を選択する大学生なんかよっぽどマニアックな帝国陸海軍オタクですよ。普通の学生は2を選択しない。そして1、を見てよ。最悪でしょ。いちおう追い詰められたという文言が入っているから1、を選択した者が多いのだろう。マトモな新聞社なら、3、米軍の「鉄の暴風」と形容される猛攻撃に恐怖し、残虐に殺されるよりも自ら命を落とした。とする選択肢を入れるはずだ。

でもよ~く考えるとだ。この新聞社は沖縄タイムスと同様に「旧日本軍の命令で集団自決は起こった」と喧伝していたわけだから、上の設問にある選択肢の中に「軍命」がないところを見ると、それは間違いだったと認めちゃってることになるわけだよね。性格は、どらえもんに出てくるスネオみたいなもんか。恥を捨てると強いよねー。

◆引用終了

このような露骨な印象操作でまともな読者がついていくとでも新報は本気で思っているのなら、琉球新報の廃業もそう遠くは無いだろう。

同じ日の新報コラムが社説と論調を合わせたつもりらしいが、計らずも「集団自決の原因」を記者が白状した形になり興味深い。

社説では「集団自決」=「強制集団死」と書いている。

金口木舌      2009年6月23日

64年前の6月21日、本島南部で砲弾の雨の中をさまよっていたひめゆり学徒の北城良子さん(82)は、至る所に散らばる死体を眺めながらこう願っていた。「一発で、一瞬で死にたい」と
▼北城さんの戦争体験を語る講演会が19日、今年も名護市立屋部小学校で開かれた。児童たちは、これまで想像したこともない生々しい戦争体験に、真剣なまなざしで聞き入った

>「砲弾の雨の中をさまよっていたひめゆり学徒の北城良子さん(82)は、至る所に散らばる死体を眺めながらこう願っていた。「一発で、一瞬で死にたい」と

これと同じ心境で慶良間島の住民は集団自決をしたのであり、この際「軍の命令の有無」は関係なかった。

そう、恐怖を逃れるため「一発で、一瞬で死にたい」・・・・・・・・これが、集団自決の真相である。

ひめゆり学徒も慶良間住民も「砲弾の中をさまよった」のは同じでも、慶良間島の住民の場合は事情が異なっていた。

島中を取り囲んだ米艦船を目の当たりにし、袋のネズミ状態になったのを自覚した為パニックになる度合い強かったので、その分だけ「決行者」が多かったわけである。

語るに落ちた琉球新報(金口木舌)である。
 

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NHK特番の感想 【重要付記】あり!

2009-06-23 21:00:00 | ★集団自決

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文末に【付記あり】

6月22日放映のNHK、「“集団自決”戦後64年の告白~沖縄 渡嘉敷島から」を途中からしか観てなかったので、コメントを避けていたが知人の録画したのを見せてもらった。

予想通りとはいえ、過去に何度も登場した金城重栄、重明兄弟の手垢のついた「証言」を繰りかえしただけの陳腐かつ安易なな番組構成にコメンの必要もないと思ったのだが・・・。

保存記録として感想を記しておく。

全編を通じて、昨年年8月29日放映の≪九州沖縄スペシャル“集団自決”~沖縄渡嘉敷島 兄弟の告白~≫の焼き直し番組で、唯一の変化は、兄の重栄氏が認知症になりかけて、現在は一人渡嘉敷を離れて那覇で入院生活を送っていること。

証言の主役は兄・重栄氏であったが、認知症で記憶を失いかけた重栄氏に、NHK担当者が無理やり用意した証言を言わそうとしているという印象を避けられなかった。

同じ年の2月1日19時30分に放映されたNHK「渡嘉敷島の集団自決」も、金城重栄、重明兄弟が証言者として登場している。

実はNHKが渡嘉敷島の集団自決特集の為取材を始めた頃、渡嘉敷出身の知人から次のような連絡が入っていた。

<NHK取材班は渡嘉敷島在住でで軍命があったと証言するのは、金城重栄氏と吉川嘉勝氏と数人の取り巻きしかいないが、また金城兄弟ではないだろうね>と。

予想は的中し、重栄氏が口にしていない文言も、ナレーションで勝手に「補作」していたし、戦陣訓の文章を画面にアップで映して「生きて虜囚の云々」の部分に光を当てて、アナウンサーが朗読し「これが重栄さんにとっての軍命だった」とナレーションを入れた。

何のことはない。 これでは認知症の老人をNHKスタッフが取り囲んで予定した証言を言わそうとしているのが画面からミエミエではないか。 

それも上手くいかないので、戦陣訓の文言を画面に映し、「これが彼にとっての軍命だった」とは、NHKもとんだ猿芝居演出したものだ。

 

参考までに昨年6月放映ののNHK番組を見た感想引用するとこうなっている。

<同番組を見た感想ですが、特に目新しい証言はなかったが、

次の2点は、既知の事実とはいえ、天下のNHKが放映したということで重要な意味を持つ。

①父親殺害の告白

これまで金城重明氏は「親兄弟」という表現で母親と弟、妹を殺害したことは繰り返し告白してきたが、父親のことは逃避行中はぐれてしまい、どこかで不明死したと述べていた。

それが雑誌『WILL』増刊号でジャーナリストの鴨野守氏が、父親も殺害した事実をレポートしたため、隠せないと思ったのか今回の番組では父親殺しもカミングアウトした。

数ある集団自決の証言では、一家の主が年寄りや女子供を殺害したという例はあるが、壮年と思われる父親をその子供が殺害したという例は未だないし、少なくとも筆者は知らない。

金城兄弟が、「親兄弟を手にかけた」といいながら、長いこと「父親殺し」を隠していた理由は一体なんだったのか。

勿論、番組ではこれには触れていない。

更に兄弟は、自分の親弟妹だけではなく、他の村人も数多く殺害している。

②金城重明氏は島で毎年行われる戦没者慰霊祭には一度も参加したことはなく、
島に住む兄の重栄氏は慰霊祭の日を避けて一人でそっと参拝していた

これも知る人ぞ知る事実ではあったが、今回NHKが本人たちに取材した結果、確実な情報となった。

この事実から、二人が渡嘉敷島では村八分状態であることがわかる。

遺族としては、敵である米軍の攻撃で死んだのなら諦めもつくが、同じ村の兄弟に自分の肉親が殺害され、しかも加害者が揃って生きている事実には耐えられないのであろう。

村人の突き刺さるような怨嗟の視線を背に受けると、金城兄弟としては、何が何でも「軍の命令だった」と言い続けなければ、戦後生きてはおれなかった。

すくなくとも、6人家族のうち、兄弟二人で、残りの四人を皆殺しにしたのなら、計算上は四人分の「援護金」が遺族である兄弟二人に支給されていることになる。(未確認)

自分の手で殺害した父母弟妹の「遺族援護金」を金城兄弟が受けているとしたら・・・・・・・・、

どんなことがあっても、軍に責任転嫁しなければ生きてはいけなかったのだ。

 
                    ◇
 
金城兄弟の「軍命あり論」は裁判でも否定されているので、ここでは詳しく述べないが、その破綻した「軍命あり論」を繰り返し放映しなければならないほど、軍命あり論派は追い詰められてきたのかと感じるような中身の無い番組だった・・・これが番組を見ての偽らざる感想である。
 
【付記】
 
渡嘉敷出身の知人から「NHK特番」を観た感想をいただきましたので、紹介します。
 
数少ない「軍命あり派」のなかでも出たがり屋といわれる元教師の吉川嘉勝氏が画面に出なかったのが不思議なようです。
 
やはり、早い時期に現地聞き取り調査をした星雅彦氏の告発が影響したのであろうか。
 
太字強調は引用者。
 
兄弟の周りにいる殺された人たちの親族、あるいは殺されかけた人たちが、あえて口からださなかったこと「惻隠の情」を加害者の側が無視して、呪縛から逃避し自己を正当化するためマスコミに登場(利用)したことは、地域においては受け入れられないと思います。
那覇で暮らす弟の方は創り上げた環境の中で生活できるからまだ良い方で、
島で暮らす兄の方は自己主張すればするほど、地域の人たちから離れていくことになると思います。

NHKはかなり前から2週間に1度程度は来島していたようですが、何をしていたのでしょうか?
あれだけ力を入れてあの程度の内容では、逆に驚きです。証言で登場した方達もでたがりで理由ありの人だけで、「あの人だったら言うだろう」と思います。
それにしても、吉川弟が画面に出なかったこと、あれだけの取材で彼らに都合の良い新しい証言が一つとして無かったことは、やはり命令なんて聞いた人はいなかったことの究極の
証明だと思います。

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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続・軍官民共生共死の大嘘!ドラマ「刑事一代」を観て

2009-06-23 07:25:56 | ★集団自決

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実在の名物刑事平塚八兵衛を描いたテレビドラマ「刑事一代」を二日に渡って観た。 主演の渡辺謙の入魂の演技もさることながら、実際に起きた事件の捜査過程を再現したドラマに、小説ドラマにはない無い迫力を感じた。

ドラマは、幾つかの有名な事件と平塚刑事との関わりをドキュメンタリータッチで追っていくが、特に「吉展ちゃん誘拐事件」の犯人小原保の鉄壁とも思われていたアリバイを崩し自白に追い込んでいく様子は、作りものの刑事ドラマには無い感動さえ覚えた。

犯人小原のアリバイを証言する人々はいずれも純朴な田舎の年寄りがほとんどで、自分の記憶を頼りに証言しており、故意にウソをついた証言者は一人もいなかった。

「オジー、オバーはウソつかない」という神話はこのドラマにもあったのだが・・・。

前任の刑事は同じ証言で、犯人小原のアリバイを認めた結論を出していた。

平塚刑事が周囲の、「時間の無駄だからやめろ」という声を尻目に再度アリバイ調査をし、証言者の記憶のほころびから、遂に犯人の鉄壁のアリバイ(非存在証明)を突き崩す。 

そして犯人にはこれを伏せたまま、一方のアリバイ(存在証明)を犯人との雑談の中の不用意な一言かから立証する。

そして犯人を自白に追い込んでいく様子は、刑事役渡辺と犯人役萩原の息も詰まる名演技も相まって、圧巻であった。

ウソをつく気のない善意の第三者の証言でも、聞き取り調査した者の資質の差により、結論が斯くも異なるものだと改めて感じ入った。

沖縄戦の証言で「オジーオバーはウソつかない」という迷文句はさておいても、最近の「金武町米軍流弾事件」の調査で、県警と米軍では事件発生日に丸一日の差異があった。

米軍は、「証言が間違い」だと主張していたが、その後は県警もマスコミも沈黙したままで、アリバイ証言を現場検証する様子はない。

そして「米軍に理解した貰った」という奇妙な形の政治決着でウヤムヤになったようだ。

先に発表した県警の「事件発生日」に、真っ向から異論を唱えたのは米軍側だったので、米軍の調査団には平塚刑事のような敏腕刑事がいたのだろうか。

                   ◇

 

 第32軍司令官牛島満中将は昭和19年、沖縄に着任した時、「軍官民の共生共死を命じた」というウソは沖縄の新聞では歴史の事実として当たり前のように語られる。

だが、これが真っ赤なウソであることは前回述べた。

二つの地方紙が口裏を合わせ、元琉球大学教授で国会議員まで勤めたて元県知事までもが、このようなウソを連日大合唱すれば、ウソも「通説」となる。

そのウソの「通説」が「集団自決訴訟」の一審、二審判決に大きな影響を与えたわけだから、「軍官民共生共死」プロパガンダ活動は一応の成果をあげたことになる。

■軍命あり派の最後の砦■

集団自決訴訟の一審、二審とも原告敗訴で『沖縄ノート』の出版差し止めには失敗したが「両隊長が集団自決を命令したあるいは強制した」という汚名はそそがれ、両隊長の名誉回復は事実上成功した。

そこで被告側が取った手段は「両隊長の命令の有無は問題ではない」そして「軍のタテの構造に仕組まれた命令」というすり替え論である。

隊長命令の有無は問題ではないと言いながら、集団自決の責任を軍に被せるためのキーワードが,「軍官民共生共死」である。

隊長命令を立証できなかった被告側は「悪逆非道」の日本軍を追及する最後の砦が「軍官民共生共死」のスローガンである。

一人歩きを始めたこのウソは、沖縄のマスコミを飛び出して田嶋陽子氏のような無知な女の口を通じて全国にばら撒かれる。
 
今年の二月に放映された「やしきたかじんそこまでやって委員会」に出演していた田嶋陽子氏が、
 
「集団自決は軍の命令」の根拠として「軍官民共生共死」を大声で連発していた。
 
ゲスト出演していた小牧薫・大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会事務局長が田嶋氏の「軍官民共生共死」の連発に、わが意を得たりとばかり、次のような発言をした。
 
・・・・田嶋さんが『軍官民共生共死の一体化』を言ったが、それは昭和19年7月に牛島満中将が沖縄守備軍第32軍司令官として着任した時に打ち出した。軍人も公務員も民間人も生きるも死ぬもいっしょだ、最後まで戦って死ぬんだという方針を徹底させた。そしてその前にサイパンの居留民について、玉砕する前に、陸軍では2万4000人の始末をどうするかという議論をしてる。玉砕してもらいたいという話も出るが、しかし軍隊が命令して『死ね』というのは難しい。だから自害してくれればいいが、最後は敵の手に落ちても仕方ないということを、陥落前に陸軍参謀本部では話してる。全体としては戦時訓や『軍官民共生共死』の方針があって、沖縄守備軍は沖縄県民を守ろうとして行ったのではなく、戦争を長引かせようとして行った。その軍隊の司令官から座間味と渡嘉敷の守備隊長に向けて命令が出される。隊長は直接住民に命令を出すのではなく、村の兵事主任、座間味では助役であり防衛隊長になった宮里盛秀さん、その人を通じて住民に伝えられる」(2009年2月15日放送「やしきたかじんそこまでやって委員会」での小牧氏の発言)
 
決戦を前にした司令官の訓示を、住民の自決命令に摩り替える小牧氏の「軍命論」は数多い軍命論の中でも極めて珍しい幼稚な議論である。 
 
おそらく小牧氏は、田嶋女史の繰り返し叫ぶ「軍官民共生共死 」論に引き込まれて自爆したのだろうか。
 
すかさず勝谷氏が、司令官の命令の伝達経路、つまりどのように軍命が住民に伝わったかをツッコンダ。
 
司令官が住民に繰り返し「共生共死」を住民に染みこませことが自決命令という主張は、小牧氏の勝手な推測であり、
 
命令が住民に達するまでの伝達経路の曖昧さは、これまで多くの研究者が解明できなかった重要なポイントである。
 
小牧氏は「司令官⇒島の隊長⇒兵事主任(村役場の助役)と軍命は伝わった」と苦し紛れに答えたが、
 
人間の生命に関わる自決命令が村の助役の口から間接的に住民に伝わるというのも不自然だし、助役の軍命もすべては伝聞と類推であり、小牧氏も認めるとおり軍命を下した宮里盛秀氏も死亡しているので直接軍命を聞いた者は皆無である。
 
勝谷氏が、牛島司令官から村の助役に自決命令が伝わったという小牧氏の詭弁に、勝手な推測だとツッコミを入れたのはアッパレだった。
  
小牧氏が答えられずにオタオタしたが、 元々沖縄サヨクが捏造した「自決命令」なので説明できるはずはない。
 
更に勝谷氏は「『沖縄ノート』は戦後最悪の本だ」と批判し、司会の辛抱氏が「じゃあ小牧さんは『沖縄ノート』についてはどうお考えですか?」と質問した。
 
すると小牧氏は「内容については一定の批判があります」。
 
「売れない評論家」が崇め奉る大江健三郎氏の問題の書『沖縄ノート』を、
 
肝心の「大江・岩波裁判」の被告支援事務局長が、批判したのである。
 
この意外な展開には、驚く前に吹きだしてしまった。
 
                    *

「隊長命令」というウソを通説に仕立て上げた手段の一つにスローガンがある。

例えば「沖縄戦の教訓は、日本軍が住民を守らないことだ」とか。

あらゆる機会を捉えてこの呪文のような合言葉を唱えてきた。

こんなとこでも⇒沖縄戦の記憶=「軍隊は住民を守らない」という教訓

米軍が上陸作戦を始める前年の1944年。

日本軍は本土、台湾、そして本島北部へ住民を疎開する計画を実行した。住民が戦火に戦火に巻き込まれないように。

それが軍の意図とは逆に上手くいかなかった。

色んな要素が絡み合った。

住民の一部に疎開や避難を卑怯者だとする煽るものがいた。

事前行動の苦手な県民性も疎開の足を引っぱった。

それが悲劇を生んだ。

これが事実であり、その結果予定したほど住民を守れなかったのだ。

その辺の事情は当日記でも再三述べてきた。

ウソの「通説」 軍隊は住民を守らない

破綻したウソの通説を最後の砦として死守する必死の努力は、既に一昨年の沖縄タイムス記事にも垣間見れることが出来る。

沖縄タイムス(07年4月30日朝刊総合1面)

攻勢かける戦争肯定派
否定されかねない「軍隊は住民守らず」

 < 「今回の『集団自決』の軍関与削除は、戦争肯定派が攻勢をかけ、昨年まで認められていた『集団自決』をひっくり返し、事実と違うと言い始めるなど極めて強行だ」と批判する。

 このような事態の中、今後沖縄戦はどのように学ばれるべきなのか。「沖縄戦を十五年戦争の中に位置づけて理解しないと、これまでの日本軍の加害を消そうとする教科書攻撃の流れの中で、問題の本質を理解するのが難しい」

 その上で日本軍「慰安婦」、戦後補償の在り方など加害責任、特にこれまで欠けていた天皇制の問題を含め学ぶ方法を確立する必要があると、強調する。

 また、沖縄戦記述の危機は「集団自決」にとどまらないと指摘する。「今後、日本軍による『住民の壕追い出し』『住民殺害』否定の動きが出てくるだろう。自由主義史観研究会ら歴史修正主義者は『集団自決』裁判の結果を待たずとも今検定で、自らの主張で教科書を覆い尽くすことができた」

 「沖縄戦の『軍隊は住民を守らない』という教訓、そして二度と戦争を起こさないという願いも否定されかねない」と警鐘を鳴らす。(編集委員・謝花直美)>

                    ◇

ウソで塗り絡めた虚偽のダムは、今年に入って真実という水圧に耐えかね、そしてダム決壊の恐怖に脅えて悲鳴を上げ始めた。

軍命あり派の最後の砦「軍官民共生共死」は既に決壊した。

そして『軍隊は住民を守らない』というスローガンを守ることも不可能な状況にある。

                                       

毎年この時期になると「平和教育」と称して「悪いのは日本軍のせい」といった呪詛がくり返される。

ウエイン・W・ダイアーという心理学者はこういった.

「過去のせい、誰かのせい」を捨てたときから、 
   
           人生は好転する。

【追記】

例年この時期の新聞は同じような「残虐な日本兵」の特集なのだが、試しに昨年の記事を見たら、この有様。

新聞の発狂だね。

女装の少年、日本軍の狂気を訴える

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沖縄戦「軍官民共生共死」の虚妄!太田元知事には嘘つきの癖も

2009-06-22 00:01:29 | ★集団自決

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平和教育の今 継承 多様な試み
l
2009年6月21日 

< 県内の小中高校では毎年、慰霊の日を迎える5、6月を中心に、平和教育を展開している。沖縄戦体験者による講演会や企画展示、戦跡巡り、平和集会のほか、劇やダンスなど学校の特色を生かした取り組みもあり、子どもたちが戦争や平和、命の大切さを学び、考えを深める機会になっている。一方、戦後生まれの教員からは、自らが体験していない戦争を伝えることの難しさや「総合的な学習の時間」の減少などによる平和教育の縮小を懸念する声も聞こえてくる。
 小中学校の平和教育については2008年度、小学校の94・9%、中学校の91・6%が何らかの取り組みをしており、実施は5、6月に集中している。
 県立高校の08年度慰霊の日に関する取り組み状況によると、授業の中で取り組んだ学校は全60校中34校で、地理歴史や総合的な学習の時間を活用するケースが多かった。ホームルーム活動を活用した学校は42校。講演会は33校、戦跡巡りは30校、映画・演劇鑑賞は23校が実施した。
 県教育委員会は1993年に「平和教育の手引き」、94年に資料集「平和教育関連施設マップ」、2008年には「高等学校における沖縄戦の指導案事例集」を発行。高校教諭については数年前から、初任者研修で平和祈念資料館での半日研修を導入するなど、平和教育を支える取り組みを実施してきた。
 大半の学校には「平和(教育)委員会」などがあり、担当教員らが中心となって慰霊の日の行事や取り組みなどを進めている。しかし、教員の意識や力量に委ねられている現状もあり、ある教員は「平和教育は独学しかない。ちゃんと教えられる教員は少なく、教員間の差が大きい」と指摘する。>

「平和教育」という名の下の「反日教育」は学校現場だけではない。

毎年、沖縄戦が集結したとされる6月23日になると、沖縄戦を語り継ぐと称して、地元マスコミは沖縄戦のキャンペーンを張る。

今年はNHKが今晩(22日)の午後10時45分~11時28分に、「“集団自決”戦後64年の告白~沖縄 渡嘉敷島から」という全国放送の特集を予定している。

http://www.nhk.or.jp/okinawa/program/index0906.html
沖縄戦 64年の告白 ~ "集団自決"ある兄弟の苦悩 ~
総合 6月22日(月) 午後10:45~11:28
64年前の沖縄戦では、家族が互いに命を奪い合う`集団自決`が各地でおきました。300人以上が犠牲となった渡嘉敷島では、家族を手にかけてしまった兄弟が"あの日"のことを語り始めました。
「なぜ家族の命を奪わなければならなかったのか。」苦悩し続けてきた兄弟の心の軌跡を見つめます
。>

NHKの「集団自決特集」というと、多くの「軍命否定派」の証言者えを避けて、お決まりの金城重栄、重明兄弟と吉川嘉勝氏の取り巻き数人の「軍命あり派」の出演が容易に予想できる。

おそらくは星、上原両氏の新証言は完全無視するだろう。


■司令官の「訓示」を、「共生共死」にすり替え■

新しい重要証言者が登場して、動揺ぎみの沖縄サヨク勢力だが、慰霊の日の頃には必ず出てくる合言葉がこれ。

軍官民共生共死

新聞、学者、教師などのあらゆる知識人がこの言葉をくり返して、一般県民はおろか子ども達にも「日本軍は県民に死を強制した」と刷り込んで日本軍に対する憎悪を増幅させていく。

その根拠が昭和19年沖縄に赴任した第32軍司令官牛島満中将が新任挨拶として行った「司令官訓示」であるというから驚く。

牛島司令官の訓示には、どこにもそのような文言はない。

その訓示の該当部分を抜粋するとこうなる。

牛島司令官訓示 

昭和十九年八月三十一日 軍司令官 牛島 満


第二 「敢闘精神ヲ発揚スヘシ」
    深刻ナル敵愾心ヲ湧起シテ常在戦場ノ矜持ノ下作戦準備ニ邁進シ以テ必勝ノ信念ヲ固メ敵ノ来攻ニ方リテハ戦闘惨烈ノ極所ニ至ルモ最後ノ一兵ニ至ル迄敢闘精神ヲ堅持シ泰然トシテ敵ノ撃滅ニ任セサルヘカラス


当時は軍人は言うに及ばず、新聞も民間人も「撃ちてし止まぬ」精神を鼓舞する勇壮な言葉が街に溢れていた時代である。

現在の「平和ボケ時代」の価値観で「軍官民共生共死」と司令官訓示結びつける強引な手法は歴史認識以前の、国語読解力の欠如ではないのか。

それだけでも「軍官民共生共死」が史実を無視した政治プロパガンダであることが分かる。

司令官訓示を現代語に訳すとこうなる。
   
第二 「敢闘精神を発揮すべきである」

  すばらしい敵愾心をもち、常に戦場にいるつもりで作戦準備に努め、必勝の信念を固めること。敵の攻撃に対しては、たとえ戦闘が激しくなっても、最後の一兵にまで敢闘精神を忘れず堂々と敵の撃滅に立ち向かうことである

>最後の一兵にまで敢闘精神を忘れず堂々と敵の撃滅に立ち向かうことである。

この一言をもって「軍は住民に死を強制した」と主張する人は国語読解力の基礎から勉強しなおした方がよい。

大学入試が近づいたとき、校長が「寝る時間を惜しんで頑張れ!」と受験生を集めて激励の訓示をしたからといって、本当に睡眠を断つバカ者はいないはず。

ところが太田昌秀元沖縄県知事はこの文言の曲解を更にエスカレートする。

太田氏は「軍官民共生共死」の合言葉から、「共生」の部分を取り外して、牛島司令官の訓示は「軍民官共死」そのものだと主張する。

6月6月に沖縄大学で行われた「太田昌秀・佐藤優講演会」について、2回にわたってエントリーしたが、

もっぱら佐藤氏についてだけ触れて、太田氏の講演については、次のように三行でまとめさせてもらった。

「沖縄の未来を考えるには、沖縄戦の醜さを直視する必要があり、直視をすれば悪逆非道の日本軍が炙り出される。従って沖縄の未来を考えるには、先ず日本を憎悪せよ」と。

講演内容がただひたすら日本軍への恨み辛みを述べるだけでは三行要約で充分だが、講演会では次のようなことも話していた。

「牛島司令官は軍・官・民の共生共死を赴任早々主張していたが、実際は共生の考えは最初からなかった。」

そもそも牛島司令官は「軍・官・民の共生共死」なんて一言も話していないが、太田氏の解釈によると「軍・官・民の共生共死」では物足りずに、さらに「共死」のみだったとなるから、この先生に教わった琉球大学の学生が気の毒になってくる。

牛島司令官が沖縄に着任した時の司令官の「訓示」とは、決戦の前に団結を促す為の檄文であり「決死の戦い」と同じような意味である。 
 
百歩譲ったとしても「最後の一兵」であって、決して住民とは言っていないはずだ。
 
もしこのようなスローガンが「軍官民に共死を強制した」ことになるなら、
 
当時戦意高揚の記事を書きまくっていた朝日新聞などは日本国民に自決命令を下していたことになる。

牛島司令官が赴任する前、長参謀長を先に沖縄へ派遣し、住民が戦火に巻き込まれるのを防ぐため沖縄各地を事前調査して県内外への集団集団疎開に尽力したことは、当日記でも再三触れた。

軍・行政が住民疎開に尽力 利用された「軍命」

沖縄の県外疎開の実体

軍は住民を守ろうとした! 沖縄戦秘話4

大本営の密使  沖縄戦秘話3

恨み辛みの学童疎開  沖縄戦秘話2

大本営が県外疎開を発案 沖縄戦秘話

                   *

太田元知事には酒乱と暴力の気があるとは聞いたが、嘘つきの癖もあるようだ。

ウソも百回唱つけば真実となる。

ましてや二つの地方紙が口裏を合わせ、元琉球大学教授で国会議員まで勤めた元県知事までもが、このようなウソを連日大合唱すれば、ウソも「通説」となる。

やがて「通説」は真実の仮面をかぶり、大手を振って世間をまかり通る。

■軍命あり派の最後の砦が「軍官民共生共死」■

集団自決訴訟の一審、二審とも原告敗訴で『沖縄ノート』の出版差し止めには失敗したが、「両隊長が集団自決を命令した(強制した)」という汚名はそそがれ、両隊長の名誉は事実上回復した。

そこで被告側は「両隊長の命令の有無は問題ではない」、「軍のタテの構造に仕組まれた命令」という奇妙な概念に逃げ込んだ。

その「軍のタテの構造論」と連動するのが、「軍官民共生共死」であり、「軍隊は住民を守らない」のスローガンである。
 
続く

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★「天の声」の反論聞きたい 民主党の説明責任を問う

2009-06-21 00:02:34 | 県知事選

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沖縄タイムスは、星、上原両氏の告発に対し依然として沈黙を通している。

だが、西松事件に関する小沢民主党代表代行の“沈黙”に対しては沈黙しておれないのか、鳩山代表に代わってなにやら民主党援護の社説を書いているが・・。

西松建設の違法献金は自民党議員にも渡っている二階俊博経済産業相の政治団体は800万円余りのパーティー券を購入させた。同様に同社から献金を受けたのは首相、大臣経験者が名を連ねる。>(西松事件初公判] 問われるは政治自浄力

郵便制度悪用事件では、民主党を援護する余り本筋を踏み外した奇妙な社説で大恥を晒したが、今回も子どもの弁解にも似た幼稚な民主党援護が逆に支持者の足を引っぱっている。

それに気がつかないのかタイムスは、又しても恥さらしの社説を書いてくれた。

「西松事件」でも、自民党議員の名を挙げ、政治の自浄能力云々ともっともらしが、

その論理たるや、「悪いことしているのは他にもいるのに」とまるで子どもの言い訳ではないか。

交通違反で検挙された男が「他にも交通違反があるのに何故オレだけ」というのと同じ屁理屈だ。

小沢の場合は、交通違反といっても悪質度が違う。

酒気運転による轢き逃げ以上に悪質だろうが。

沖縄タイムスは、又してもピントはずれの社説で大恥を晒してくれた。

同じ地方紙でも、西松事件の舞台の岩手、秋田両県を含む東北地方のブロック紙「河北日報」は、流石に事件について本質をついた社説を書いている。

沖縄タイムスとは雲泥の差だ。

河北日報・社説

西松建設献金事件/「天の声」の反論聞きたい 

  岩手県では1980年代から、秋田でも90年代後半から。事務所の意向は「天の声」として公共工事の談合に決定的な影響力を持っていた―。

 西松建設献金事件で政治資金規正法違反罪などに問われた前社長国沢幹雄被告(70)の初公判がきのう開かれ、検察側は小沢一郎民主党代表代行の事務所のかかわり具合を冒頭陳述で詳細に描き出した。

 95年から2006年までの間、西松建設のJVが「天の声」を得て受注できた工事は4件で、落札額は計約120億円を超えたという。

 なるほど、そういう事情でもない限り、ゼネコンが多額の政治献金を続けるはずがない。そう思わせる構図である

 もちろん、「東京地検は小説を書いている」(亀井静香国民新党代表代行)という小沢氏擁護論は成り立つ

 では、その当否を有権者は、どうやって判断したらいいのか。違法性、疑惑を全否定してきた小沢氏の具体的な反論を、ぜひ聞きたい。

 東京地裁での公判は、国沢被告が起訴の内容を認めて1日で結審した。検察は禁固1年6月を求刑した。

 検察が「天の声」があったと指摘したのは、岩手県立一戸・北陽病院(98年入札)、秋田県立総合武道館(02年)など。

 西松建設東北支店長が95年に1000万円超の献金を準備したのは、小沢事務所の要求に応じるためだった。

 97年、東北支店長は年間2500万円を小沢氏側に継続的に寄付すると小沢事務所と申し合わせた。

 2000年分の寄付は、できるだけ目立たないよう献金名義をできるだけ分散してほしいと小沢事務所から要請された。

 実体のない政治団体名義での献金の背景が、冒頭陳述ではこんなふうにたどられる。

 この事件で起訴された小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)が「実際には西松からの献金と知っていた」と認めた供述調書も証拠採用された。

 小沢氏は「献金と受注に関係があるとは思っていない」と説明してきた。大久保被告も「やましいことをした覚えはない」と主張している。

 大久保被告の調書も公判で「小説」か否かが争われる可能性はある。刑事事件としては検察、弁護側の攻防を見守るしかないのかもしれない。

 しかし、衆院解散、政権選択選挙を控えた有権者としては、そうはいかない。大久保被告の公判が始まるのが、どうやら総選挙後という見通しとなればなおさらだ。

 「刑事罰を適用するほどの重大で悪質な事案なのか」。今月10日、有識者会議がまとめたそんな基調の報告書に依拠して、民主党はこのまま事態を放置するつもりなのか。

 「天の声」の形成に小沢氏が直接かかわってはいなかったとしても、事情を掌握し直す責任があるのは明らかだ。

 事実なのか、小説なのか。水掛け論を聞かされながら総選挙を迎えるのではやりきれない。

2009年06月20日土曜日

                    ◇

>衆院解散、政権選択選挙を控えた有権者としては、そうはいかない。大久保被告の公判が始まるのが、どうやら総選挙後という見通しとなればなおさらだ。

選挙が終わって大久保被告の公判が始まってから説明するつもりなら、それは大きな間違いだ。

河北新報が指摘するとおり、有権者は政権選挙を控えた今だからこそ説明を望んでいる。

選挙前だからこそ公党としての説明責もが問われるのではないか。

■納得できない有識者会議■

民主党お抱えの有識者会議の報告書をもって、公党としての説明責任を果たしたつもりなら、余りにも国民をバカにしている。

河北新報は、民主党が事件の検証を委託した有識者会議に対しても、河北春秋(コラム)で「客観性、中立性に欠け、国民が到底納得できる内容ではなかった」と手厳しく批判している。

河北春秋 2009年6月20日

 忠言は耳に逆らう。真心を尽くしていさめる言葉は、とかく耳に痛い。だが、この元トップはかすかな痛みさえ感じなかったのか。部下の忠告を一顧だにしなかったようだ▼西松建設の巨額献金事件。前社長の国沢幹雄被告(70)は、「ダミーの政治団体を使うのはまずい」との社内の指摘に、こう豪語したとの証言がある。「おれを信じてついてこい。保証する」

▼東京地裁できのう開かれた初公判。か細い声で起訴内容を認めた国沢被告に、かつてのワンマン社長の面影はない。「法違反に対する意識が希薄だった」「競争に勝ち抜くための必要悪と思っていた」と振り返った▼献金の狙いとして検察側が冒頭陳述で強調したのは、小沢一郎民主党代表代行の事務所の「天の声」だ。岩手、秋田両県の公共工事の談合で、本命業者選定に決定的な影響力を及ぼしていたと指摘した

 ▼小沢氏の公設第1秘書の大久保隆規被告(48)が献金の調整に当たり、天の声を出していたことも示した。大久保被告の初公判は早くても8月以降の見通し。民主党や小沢氏は新たな説明を求められよう▼西松事件を検証した民主党の有識者会議による先の報告書は、客観性、中立性に欠け、国民が到底納得できる内容ではなかった。忠言が封じられる党では、真相究明などおぼつかない。

                   ◇

「悪の大魔王」に対して忠言を呈する者は、民主党には誰一人もいない。

あの強面で睨まれたら震え上がってしまい、ひたすら「信じています」と言う以外に言葉はないだろう。

だが有権者は「本当のことを知りたい」。
 
「本当のこと知りたい」支持者ら戸惑い 西松事件初公判(06:10)

西松建設の巨額献金事件の初公判で、検察側が岩手、秋田両県の公共工事の業者選定をめぐり小沢一郎衆院議員の事務所が「天の声」を出したと指摘したことに対し、小沢氏の地元奥州市の支持者や秋田からは「本当のことが知りたい」「実態が分からない」などと戸惑いの声が上がった。

 同氏後援会水沢連合会の小野寺伝会長(76)は「法に基づいて献金を処理しているという小沢先生の言葉を信じている。判決前に何も話すことはない」と話した。>

 

有権者どころか小沢支持者でさえも、「本当のことが知りたい」と言っているではないか。

それでもなお沈黙を守る「闇の帝王」・小沢一郎氏。

こんな人物を代表代行に頂く民主党に政権は任せられない。

民主党の不祥事はそれだけではない。

鳩山代表は「故人献金」の説明責任を果たしていないし、「郵便制度悪用事件」の黒幕・石井副代表も説明責任を果たしていない。

一連の疑惑の登場人物は、民主党の前代表で現代表代行、そして現代表と副代表。

小沢一郎、鳩山由紀夫、石井一と党幹部三人が、疑惑に塗れの揃い踏みでミエを切る民主党に、政権統治能力はあるのか。

ない!(怒

 

【追記】

①今朝のテレ朝サンプロが「郵便制度悪用事件」と取り上げました。

【動画】日テレニュース⇒http://www.news24.jp/137906.html

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コメント (7)

民主党に動揺!これでは悪代官と越後屋だ!

2009-06-20 00:03:12 | 県知事選

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“威光”借り東北で受注増 西松事件前社長初公判
 
 3カ月前の小沢一郎氏秘書逮捕で政界を揺るがした西松建設事件。西松建設が小沢一郎民主党代表代行の資金管理団体などに、ダミー団体まで使って巨額の献金を続けたのはなぜなのか。前社長国沢幹雄被告(70)の19日の初公判での検察側冒頭陳述や建設関係者らの証言からは、公共工事の受注を談合組織が仕切っていた東北地方で西松が小沢氏の「威光」を借り、なりふり構わぬ献金で受注増を実現した構図が浮かび上がる。

 冒頭陳述によると、東北地方での談合は、1970年代半ばに設立された「東北建設業協議会」で組織的に行われた。小沢氏の事務所が影響力を強め、特に岩手県の公共工事談合についての意向を「天の声」として出し始めたのは、80年代からという。

 検察側はその仕組みを「受注希望のゼネコンは、小沢事務所に天の声を出してほしいと陳情、了承が得られれば、連絡を受けた仕切り役が談合をまとめた」と指摘した。元建設会社社員も「鹿島幹部が小沢事務所の意向を聞き、各社に仕事を回していた」と話す。

 そこに、小沢氏側への巨額献金という「金の力」で割り込んできたのが、西松建設だった。「西松は評判悪かった。何かあれば、すぐ小沢事務所を使うから」。岩手県内の建設会社で談合担当の「業務屋」を務めた男性は、こう振り返った

 小沢事務所との関係が思わしくなかった西松建設が、入札への便宜を図ってもらおうと1000万円を超える献金を始めたのは95年。小沢氏側の要求に従って額は次第に膨らみ、ダミー団体の設立、下請け業者を巻き込んだ献金の小口化など、手法も巧妙になっていく。

 ある業界関係者は「西松は小沢事務所に献金を約束し、仕切り屋に話をしてほしいと持ち掛ける。すると事務所側が『西松にやらせてくれ』と話をする」と“裏”を解説した。こうした献金の割り振りや、天の声を出す役割を2000年ごろから担ったのが、公設第1秘書の大久保隆規被告(48)だったとされる。

 冒陳によると、受注情報入手などの営業努力なしに天の声に頼り受注を目指す手法。西松建設は96~03年、この天の声によってトンネル工事など4件を受注、同社分の受注総額は約59億円に上った。業務屋の経験がある建設関係者は「業界の仕組みを金で壊したのが、西松と小沢事務所ということだ」と切り捨てた。(略)

                   ◇

マスコミが誘導した世論でうろたえる必要はない。

世論なんて一夜にして変わるもの。

だが、それにしても・・・。

うーん、小沢氏と西松建設は、まるで悪代官と越後屋ではないか!

これでは小沢民主党代表代行が“沈黙”で逃げ出すわけだ。

だが国民は“沈黙”では納得できない。

小沢氏と一蓮托生という鳩山民主党代表は、友愛の深さを示して、小沢氏に代わってでも一言弁明してしかるべきだろう。

「これは国策裁判だ!」とでも。

おっと「故人献金」についての説明もお忘れのないように。

 

民主党内部には、既に動揺が走っている模様。

事実なら進退問題も」  小沢氏側「天の声」で民主
「 西松建設の巨額献金事件をめぐる19日の前社長初公判の検察冒頭陳述で、民主党の小沢一郎代表代行の事務所が公共工事談合の「天の声」を出していたと指摘されたことを受け、民主党の一部議員からは「事実ならば、小沢氏が身を処す必要も出てくる」(中堅議員)などと、場合によっては小沢氏の進退にもかかわる判断を迫られかねないとの見方が出てきた。

 

「献金分散、小沢氏側が指示」検察、捜査批判に「反論」

2009年6月19日17時6分  朝日新聞   
 民主党・小沢前代表の秘書に対する捜査で批判を浴びた検察。西松建設前社長・国沢幹雄被告(70)らの19日の初公判は、批判への「反論」の場となった。東北地方の公共工事で小沢事務所が「天の声」を出して談合を仕切り、西松建設側は違法献金の見返りとして工事を受注する――。検察側は冒頭陳述で、事件の構図をこう説明した。

 検察側が強調したのは、西松建設が小沢前代表側への偽装献金に連動して次々と公共工事を受注していった実態だった。さらに小沢事務所が献金の分散も指示したとしつつ、その理由を「便宜供与を、より確実に隠蔽(いんぺい)するためだ」とした。

 「小沢事務所との関係が良好でなく、特に岩手県での公共工事が取れない」

 献金のきっかけは、95年に国沢前社長が当時の東北支店長からこんな説明を受けたことだった。この年に約1300万円を寄付すると、翌96年には岩手県発注のトンネル工事(約25億円)の受注に成功。これを機に定期的な献金が始まった。

 97年には、小沢事務所と交渉し、年間2500万円を小沢前代表側の複数の政治団体に献金することを決定。約1500万円は西松建設から、約1千万円は西松建設の下請け企業を経由させることになったが、小沢事務所は西松建設側に一括して献金の請求書を送っていたという。

 小沢事務所は献金が表面化しないよう偽装工作も指示。西松建設側に「多額の献金として社会の耳目を引かないよう、献金名義もできるだけ分散してほしい」などと求めた。この要請に加え、政党以外への企業献金が全面禁止されたこともあり、同社は00年、ダミーの政治団体を利用するなどしたとされる。

 大久保隆規秘書(48)=政治資金規正法違反の罪で起訴=が小沢事務所でのとりまとめ役になり、談合で「天の声」を出すようになったのもこのころだった。ダミー団体や関連会社ごとの献金の割り振り案の一覧表も大久保秘書らが作成し、西松建設側に提示してきたとされる。

 見返りは、巨額の公共工事の受注だったという。検察側は、西松建設が96年~06年、小沢事務所から5件の公共工事で「天の声」を受けたと主張。岩手県と秋田県が発注したダムやトンネルなどの建設工事で、東北支店長らが東京の小沢事務所を訪問して受注を陳情した結果、「本命業者」になった西松建設の共同企業体(JV)は、談合が成立しなかった06年分を除き4件の工事(総額約122億円)を受注。西松建設だけでも約59億円になった。落札率も94.5%~99.2%と極めて高かった。

 検察側は、偽装献金の動機をめぐる国沢前社長の「岩手、秋田の公共工事は小沢事務所が受注を決めていた。小沢先生の歓心を得るためだった」とする供述内容を明らかにした。続いて、「小沢事務所の意向で指名を外されたこともあった」「小沢事務所の意向には逆らえず、天の声が出たら、その本命業者に決めざるを得なかった」などとするゼネコン関係者の供述が読み上げられた。

                    ◇

いや~! ダメだこりゃ。

悪代官というより、「悪の大魔王」だ!

こんな人物が代表代行をしている民主党に

政治は任せられない!

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