狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

安里巡査の証言、「沖縄警察史」より

2012-04-30 07:07:32 | ★パンドラの箱訴訟

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琉球新報が己のイデオロギーを守るため掲載拒否した上原正稔さんの連載沖縄戦記「パンドラの箱を開く時」。

その核心部分である「慶良間で何が起きたのか」が現在、南の島の小さな新聞「八重山日報」で連日好評掲載中である。

同時にこの幻の原稿は沖縄戦研究者の注目を浴びている。

琉球新報の面目はこれで丸潰れと書いた。

琉球新報の独善的な掲載拒否により知る権利を奪われた読者の怒りが今、燎原の火の如く県内に広がりつつある。

筆者の知人にも上原さんの原稿を八重山日報で読んで怒り心頭のあまり琉球新報の購読を止めた人が複数いる。

琉球新報の面目が潰れれば潰れるほど読者は離れていく。

石垣市の読者より上原さんの記事を読んだ感想をメールで頂いた。

重い内容ですが、「極限の事実」、しっかり受け止めて読みました。
それにしても琉球新報の読者の皆様にはお気の毒なことです。

琉球新報の罪は相当に重い、と思いますね。書き手の書物から事実を知り、
学ぶ、読者の喜びであり、知的財産です。これを奪う罪ですね。

石垣島より


■八重山日報 2012念4月29日

慶良間で何が起きたのか④ ―人間の尊厳を懸けた戦い― 上原 正稔

 現地調査で知った意外な事実
 一九九五年夏、僕は渡嘉敷の金城武徳さんに案内され、島の最北端「北山(ニシヤマ)」に向かった。だが、金城さんは、ここは北山ではなくウァーラヌフールモーで第一玉砕場と呼ばれていると説明した。僕は『鉄の暴風』で植え付けられた自分の思い込みに呆れたが、さらに驚いたことに、金城さんと大城良平さんは「赤松隊長は集団自決を命令していない。それどころか、村の人たちから感謝されている。」と言うのだ。そこで『鉄の暴風』で隊長の自決命令を伝えたとされている比嘉(旧姓安里)喜順さんに会って事件を聞くと「私は自決命令を伝えたことはない。赤松さんが自決命令を出したとする。『鉄の暴風』は嘘ばかりです。世間の誤解を解いて下さい。」と言う。知念朝睦さんに電話すると、「赤松さんは自決命令を出していない。私は副官として隊長の側にいて、隊長をよく知っている。尊敬している。嘘の報道をしている新聞や書物は読む気もしない。赤松さんが気の毒だ」と言う。これは全てを白紙に戻して調査せねばならない、と決意した。渡嘉敷村史、沖縄県史など様々の証言を徹底的に検証した結果、次のような住民の動きが浮上した。―三月二十七日、村の防衛召集兵は前夜から「敵が上陸して危険だから北山に移動せよ」と各地の避難壕を走り回った。渡嘉敷村落の西側の避難場所北山には古波蔵村長ら村の有力者をはじめ数百人が集まった。(前年の村の人口は一四四七人であることに注意。)そこで古波蔵村長、真喜屋前校長、徳平郵便局長ら村の有力者会議が開かれ、「玉砕のほかはない」と皆、賛成し玉砕が決められた。一方、赴任したばかりの安里巡査は村民をどのように避難誘導しようかと考え、軍と相談しようと思い、赤松隊長に会いに行った。安里巡査が赤松隊長に会うのはこれが最初だった。赤松隊長は「私達も今から陣地構築を始めるところだから、部隊の邪魔にならない場所に避難し、しばらく情勢を見ていてはどうか」と助言した。安里巡査は古波蔵村長ら村の有力者にそのように報告した。ところが防衛隊員の中には既に妻子を殺した者がいて、「このまま敵の手にかかるよりも潔(いさぎよ)く自分達の手で家族一緒に死んだ方がいい」言い出して、先に述べたように村の有力者たちは集まって玉砕を決行しようということになった。防衛隊員も住民も既に平常心を失っていた。早まるな、という安里巡査に耳を傾ける者はいなかった。防衛隊員らは「赤松隊長の命令で、村民は全員、陣地裏側の北山に集まれ。そこで玉砕する」とふれ回った。住民は皆、死ぬことに疑問はなかった。最北端のウァーラヌフールモーを埋め尽くした住民と防衛隊員は黙々と「その時」を待っていた。防衛隊員から手榴弾が手渡された。天皇陛下のために死ぬ、国のために死ぬのだ。砲弾を雨あられと降らしている恐ろしい鬼畜は今にもここにやってくるのだ。夕刻、古波蔵村長が立ち上がり、宮城遥拝の儀式を始めた。村長は北に向かって一礼し、「これから天皇陛下のため、御国のため、潔く死のう」と演説し、「天皇陛下万歳」と叫んだ。皆もそれに続いて両手を挙げて斉唱した。村長は手本を見せようと、手榴弾のピンを外したが爆発しない。石に叩きつけても爆発しない。見かねた真喜屋校長が「それでは私が模範を見せよう」と手榴弾のピンを抜くと爆発し、その身体が吹き飛んだ。狂乱した住民は我も我も手榴弾のピンを抜いた。だが、不発弾が多く、爆発しないのが多い。「本部から機関銃を借りて、皆を撃ち殺そう」と防衛隊員の誰かが言った。村長は「よし、そうしよう。みんなついてきなさい。」と先頭に立って、三百メートルほど南に構築中の部隊本部壕に向かった。住民はワァーと叫んで陣地になだれ込んだ。その時、アメリカ軍の砲弾が近くに落ち、住民はいよいよ大混乱に陥った。本部陣地では仰天した兵士らが「来るな、帰れ」と叫ぶ。「兵隊さん、殺して下さい、と懇願する少女もいる。赤松戦隊長は防衛隊に命じ、事態を収めた。住民らはスゴスゴと二手に分かれて退散した。だが、午後八時過ぎ、ウァーラヌフールモー(第一玉砕場)に戻った住民らは「神もおののく集団自殺」を続行し、陣地東の谷間(第二玉砕場)に向かった金城武徳さんらは生き残った。そこでは、〝玉砕〟は終わっていたからだ。陣中日誌は記す。「三月二十八日午後八時過ぎから小雨の中敵弾激しく住民の叫び声阿修羅の如く陣地後方において自決し始めたる模様。(中略)三月二十九日、首を縛った者、手榴弾で一団となって爆死したる者、棒で頭を打ち合った者、刃物で首を切断したる者、戦いとは言え、言葉に表し尽くしえない情景であった。」


 一九九五年取材した元防衛隊員の大城良平さんは語った。「赤松隊長は、村の指導者が住民を殺すので、機関銃を貸してくれ、と頼んできたが断った、と話してくれた。赤松隊長は少ない食料の半分を住民に分けてくれたのです。立派な方です。村の人で赤松さんのことを悪く言う者はいないでしょう。」


 同じく比嘉喜順さんは語った。「赤松さんは人間の鑑(かがみ)です。渡嘉敷の住民のために泥をかぶり、一切、弁明することなく、この世を去ったのです。家族のためにも本当のことを世間に知らせて下さい。」


 僕はこの時点で「赤松さんは集団自決を命令していない」と確信した。だが、大きな謎が残った。なぜ、渡嘉敷の人たちは公(おおやけ)に『鉄の暴風』を非難し、赤松さんの汚名を雪(すす)ごうとしないのだろうか。その答えは突然やってきた。  (つづく

              ☆

■八重山日報 2012年4月30日

慶良間で何が起きたのか⑤ ―人間の尊厳を懸けた戦い― 上原 正稔

 

 パンドラの箱を開けた宮城晴美さん
 一九九五年六月下旬、沖縄タイムスの文化欄に座間味出身の宮城晴美さんが「母の遺言―切り取られた〝自決命令〟」を発表した。凄まじい衝撃波が走った。座間味村女子青年団長であった晴美さんの母初枝さんは、戦後、『家の光』誌で「住民は男女を問わず、軍の戦闘に協力し、老人、子供は村の忠魂碑前に集合して玉砕すべし、との命令が梅澤裕隊長から出された」と記していたが、その部分は〝嘘〟だった、というのだ。「母はどうして座間味の〝集団自決〟が隊長命令だと書かねばならなかったのか」晴美さんは説明している。


 ―一九四五年三月二十五日。その夜、初枝さんに「住民は忠魂碑の前に集まれ」と伝令の声が届いた。初枝さんはその伝令を含め、島の有力者四人と共に梅澤隊長に面会した。意味もわからぬまま、四人に従っていったのだ。有力者の一人が梅澤隊長に申し入れたことは、「最後の時がきた。若者たちは軍に協力させ、老人と子供たちは軍の足手まといにならぬよう忠魂碑の前で玉砕させたい」というものだった。初枝さんは息も詰まらんばかりのショックを受けていた。隊長に〝玉砕〟の申し入れを断られた五人はそのまま引き返した。初枝さんを除いて四人はその後自決した。―


 梅澤さんはこの場面について大城将保さんへの手紙(一九八六年三月の沖縄資料編集所紀要)の中で次のように記している。「二十五日夜十時頃、戦備に忙殺されていた本部壕へ村の幹部が来訪してきた。助役宮城盛秀氏、収入役宮平正次郎氏、校長玉城政助氏、吏員宮平恵達氏および女子青年団長宮平(現宮城)初枝さんの五名。その用件は次の通りであった。一、いよいよ最後の時が来た。お別れの挨拶を申し上げます。二、老幼婦女子はかねての決心の通り、軍の足手まといにならぬよう、また食料を残すため自決します。三、つきましては一思いに死ねるよう、村民一同忠魂碑前に集合するから中で爆薬を破裂させて下さい。それが駄目なら手榴弾を下さい。役場に小銃が少しあるから実弾を下さい。私は愕然とした。私は答えた。一、決して自決するでない。軍は持久戦により持ちこたえる。村民も壕を掘り、食料を運んであるではないか。生き延びて下さい。共にがんばりましょう。二、弾薬は渡せない。しかし、彼らは三十分ほども動かず、懇願を続け、私はホトホト困った。折しも艦砲射撃が再開されたので、彼らは急いで帰って行った。」


 晴美さんのコラムは梅澤さんの手記が正しかったことを裏付けたのだ。戦後、沖縄に援護法が適用されることになったが援護法は本来、軍人、軍属に適用されるもので、一般住民には適用されないものだ。そこで村当局は「隊長の命令で自決が行われており、亡くなった人々は戦争協力者として遺族に年金を支払うべきだ」と主張したと初枝さんは晴美さんに残した手記で記していたのだ。


 そうか、そうだったのか。僕の目の前で霧が晴れ、全てがはっきり見えてきた。厚生省は一般住民の戦死者でも戦闘に協力した者には「年金」を支給するという条件を出してきたため、座間味だけではなく、渡嘉敷でも「隊長命令により自決した」ことにせねばならなかったのだ。宮城晴美さんは正にパンドラの箱を開けてしまった。「母は関係者が存命しているうちは発表してはならないが、いつか必ず真相を発表してくれ」と晴美さんに遺言していたが、晴美さんは母の遺言に背いて新聞で発表した。『母の遺したもの』という本を出版し、時の人となったが、村の関係者から「余計なことをした」とさんざん叱られる羽目になり、本を書き換えたり、裁判に出ては涙ながらの証言をしたり、パンドラのようにひどい目に遭っているようだ。パンドラの箱から飛び出したものが元に戻らないように、彼女が告白した衝撃の真実は変わらない。パンドラの箱からこの世の全ての悪徳が飛び出した。宮城晴美さんは真実の扉を開けた。パンドラの箱には希望が残ったが、晴美さんの箱には知りたくない真実が残った。だが、少なくとも僕の眼の前の霧を払ってくれた。心から感謝している。


 二〇〇六年一月、産経新聞は、琉球政府で援護課業務に携わった照屋昇雄さんに取材し、「遺族たちに戦没遺族援護法を適用するため、軍による命令ということにし、自分たちで書類を作った。当時、軍命令とする住民は一人もいなかった」との証言を得た。照屋さんは「嘘をつき通してきたが、もう真実を話さなければならないと思った。赤松隊長の悪口を書かれるたびに、心が張り裂かれる思いだった」と涙ながらに語った。ところが、沖縄タイムスは「照屋氏は一九五七年には援護課に勤務していないという証拠がある」と産経新聞の「誤報」を報じたが、後日、照屋さんは大切に保管していた一九五四年の「任命書」を提出し、この問題は結着したが、タイムスがこの失態を報ずることはなかった。タイムスも新報も重要証人の照屋昇雄さんに一切取材していない。


 梅澤さんは前記の手記の終りに記している。「座間味島の軍命令による集団自決の通説は村当局が厚生省に対する援護申請のため作製した『座間味戦記』および宮城初枝氏の『血ぬられた座間味島』の手記が諸説の根源となっている。」初枝さんが梅澤さんに「本当にごめんなさい」と謝った時、梅澤さんは感涙したとのことだ。 (つづく)

            ☆

上原さんの文中に登場する集団自決の証言者で、琉球新報の方針と異なる証言をする人は、例え県内に在住している人でも、沖縄メディアは決して取材することは無かった。

最近物故されたが、1945年3月当時渡嘉敷島の巡査をしていた比嘉喜順さんや赤松隊長と終始行動をともにしていた知念朝睦副官らがそうだ。

「集団自決」の生き残りは老人と子供が多かったため既に物故した人が多かったり、当時幼かったため後の証言が他人の影響を受けて信憑性にかけ、それが真相解明の大きな妨げになっていた。

更に問題を複雑にしているのは、「集団自決」の関係者が血縁・地縁で何らかの繋がりがありそれが証言者の口を重くしているという点である。

それに援護法による年金支給の問題が絡むと今でも黙して語らないお年寄りが多数いると聞く。

その点、知念さんや比嘉(安里巡査ー戦後比嘉家に養子で改姓)さんは当時成年であり信憑性のある証言者としての条件を全て具備していた。

安里巡査は本島から赴任したばかりで渡嘉敷島の血縁社会にとっては「よそ者」であり、島の血縁・地縁社会とはつながりの無い新任の警察官だった。したがって「援護金」のために嘘の証言をする必要の無い証言者である。

また知念副官も他所から赴任した島の血縁社会には無縁な軍人であった。

当時安里巡査は29歳で知念副官は25歳。 二人とも渡嘉敷の血縁社会には無縁であり、親族に「集団自決」の被害者のいない証言者であり、「援護法」に絡む嘘の証言の必要の無いよそ者であった。

年齢的にも、村の指導的立場の副官、警察官という立場からいっても、生存者の中で最も信頼のできる証言者のはずだった。

これだけの証言者としての条件を具備していながら、又戦後沖縄に在住しているのにもかかわらず、不思議なことに地元マスコミで安里さんに取材したものは1人もいないという。

その理由は?

安里(比嘉)さんと知念さんが渡嘉敷島で起きた「集団自決」の「(沖縄2紙にとって)不都合な真実」を知っていたからである。

以下は安里巡査の証言、言論封殺訴訟を編集し、引用した。

安里喜順氏は渡嘉敷島の「集団自決」当時、島に駐在した警察官だが、「鉄の暴風」の著者は何故か安里氏には取材をしていない。

安里氏は戦後比嘉家の養子となり比嘉喜順と改姓したことは前に延べた。

曽野綾子氏の『集団自決の真相』には登場する安里氏の証言を改めて読むと、『集団自決の真相』やその他の文献で断片的に得た知識が一つの線となって繋がってくる。

下記に『集団自決の真相』に登場する安里喜順氏の関連部分を抜書きしておく。

渡嘉敷島「集団自決」の真相を解く鍵は安里喜順氏の証言の中にある。

曽野さんが、当時の渡嘉敷村村長だった古波蔵惟好氏に取材した時の様子を次のように記している。(『集団自決の真相』より抜粋)

「安里(巡査)さんは」と古波蔵氏は言う。

「あの人は家族もいないものですからね、軍につけば飯が食える。まあ、警察官だから当然国家に尽したい気持もあったでしょうけど。軍と民との連絡は、すべて安里さんですよ」

安里さんを通す以外の形で、軍が直接命令するということほないんですか」

「ありません」

「じゃ、全部安里さんがなさるんですね」

「そうです」

「じゃ、安里さんから、どこへ来るんですか」

「私へ来るんです」

「安里さんはずっと陣地内にいらしたんですか」

「はい、ずっとです」

じゃ、安里さんが一番よくご存じなんですか

「はい。ですから、あの人は口を閉して何も言わないですね。戦後、糸満で一度会いましたけどね」

古波蔵村長が軍から直接命令を受けることはない、と言い、あらゆる命令は安里氏を通じて受け取ることになっていた、と言明する以上、私は当然、元駐在巡査の安里喜順氏を訪ねねばならなかった。赤松隊から、問題の自決命令が出されたかどうかを、最もはっきりと知っているのは安里喜順氏だということになるからである。

 

曽野氏は、『鉄の暴風』(昭和25年初版)の著者が安里氏に一度の取材もなく記事を書いた様子を次のように書いている。

おもしろいことに、赤松大尉の副官であった知念朝睦氏の場合と同じように、安塁喜順氏に対しても、地元のジャーナリズムは、昭和四十五年三月以前にほ訪ねていないことがわかったのである。問題の鍵を握る安里氏を最初に訪ねて、赤松隊が命令を出したか出さないかについて初歩的なことを訊き質したのは、例の週刊朝日の中西記者が最初であった、と安里氏は言明したのである。

一方、地元マスコミだけでなく、本土新聞でも取り上げる証言者に安里氏の名前は出てこない。

小さな島の唯1人の警察官で、不幸にも「集団自決」に遭遇した最重要証人である安里氏の名を報じるマスコミは少ない。

だが、安里氏の証言は地元マスコミでは無視されている照屋昇雄さんや金城武徳さんの証言とはほぼ完全に一致している。

地元マスコミが避ける証言者の言葉に真実がある

 

琉球新報が卑劣にも上原さんに断りも無く削除した一節には、渡嘉敷島集団自決の最重要証人である安里(比嘉)巡査の名前が記されていた。

 

安里巡査の証言を「沖縄警察史」という公的刊行物より2回にわたって紹介する。

安里(比嘉)喜順氏の証言-1

沖縄県警察史 平成5年3月28日 (1993.3.28)発行
第2巻第3章 警察職員の沖縄戦体験記より抜粋 P768

比嘉 喜順(旧姓・安里、当時 那覇署渡嘉敷駐在所)

當間駐在所
 昭和16年4月に沖縄県巡査を拝命して、第77期生として巡査教習所に入った。同期生には豊崎孟善、田場進、上地永好、現県会議員の砂川武雄等がおり、昭和16年8月30日に卒業して那覇署に配置になった。
 那覇署で最初に勤務したのが東町交番であった。次は今のバスターミナルの近くにあった旭町交番、そして昭和17年に小禄村の當間巡査駐在所に配置になった。當間巡査駐在所には昭和20年1月15日まで勤務した。
 昭和19年の10・10空襲のときは當間巡査駐在所勤務で、その日の朝は本署に出勤していた。その時、「飛行機の練習にしてはどうも変だな」と思っていたら、やはり空襲だったので、自転車で急いで駐在所に戻った。
 10・10空襲で那覇は全部焼かれた。駐在所の近くには飛行場があって空襲されることは間違いないと思ったので家内と子供たちは中城に疎開させていた。
 那覇飛行場を建設するため山根部隊や建設隊などが来ていたが、私が駐在所に赴任した頃には飛行場建設は終わり防空壕堀などをしていた。
 その頃の駐在所勤務は戸口調査とか本署からの下命事項の調査報告や思想調査、警防団の訓練、そして定期招集で本署へ行くこと等であった。10・10空襲があってからは、一般住民の方達が夜警に出ていた。

渡嘉敷駐在所
 昭和20年1月15日付けで渡嘉敷巡査駐在所へ配置換えの辞令が出た。
 その時配置換えの辞令を受け取ったか、それとも電話で命令を受けたのかよく覚えていない。
 慶良間列島には、座間味村と渡嘉敷村があり、私が赴任した所は渡嘉敷村の字渡嘉敷であった。渡嘉敷には阿波連、それから前島の小さい離島もあり国民学校もあった。渡嘉敷村には駐在所は一カ所だけであった。
 15日に配置換えの命令を受けたが、渡嘉敷に赴任したのは21日頃であった。その頃は戦闘状態であり、それに渡嘉敷島は秘密地帯になっており、歩兵部隊か、特攻部隊が駐屯しており渡嘉敷島に行くことはできるが島からは簡単に出られない状況であった。島へはポンポン船で行くが、これも毎日は出ない。それに準備等もあったので、赴任するまで少し時間がかかった。
 駐在所は警察の建物ではなくて民家を借りていたので、単身赴任した。
 その頃は本島間の電話は架設されてないので、本島と渡嘉敷島の間を往来していたポンポン船で、書類を送ったり本署からの書類を受け取ったりしていた。戦争状態になってからはポンポン船も運行できなくなったので、本署との通信連絡はほとんど途絶えた。その後は自分一人で色々考えて判断して、警察業務を遂行した。
渡嘉敷島は小さい離島なので、戦争になったらまず心配されるのは食料であった。そこで食糧増産をすることになり、私も田植えの手伝いをした。

御真影奉還
 渡嘉敷島に赴任して間もない2月頃と思うが、国民学校の御真影を本島に奉還して行ったことがあった。
 これは県庁から命令が出たと思うが、「御真影を本島の一カ所に奉還しなさい」と言う事があったので、渡嘉敷国民学校の校長と、高等科の先生2人と私の4人で御真影をお守りしてポンポン船で本島に渡った。
 本島ではこの頃はバスなどは運行していなかったので、歩いたり拾い車をしたりして国頭の羽地村源河にあった国民学校にお届けした。
 帰りに中城に立ち寄って、家族にあった。その時次男坊が私にまとわり付いて「一緒に付いて行く」と言って泣いていたが、戦争が終わって帰ってみると、その子だけが戦争で亡くなっていた。今考えると何かこの世の別れを知っていたのかと思ったりする。その後、那覇署で任務終了したことを上司に報告した。

渡嘉敷島へ渡るため那覇港からポンポン船に乗って出航したところを、米軍の飛行機の爆撃を受けた。これで一巻の終わりかと思ったが、爆撃をかわし、渡嘉敷港に無事たどり着くことができた。

鈴木部隊
 渡嘉敷島に赴任したとき島には、鈴木部隊と言って歩兵の戦闘部隊が配置されていた。その頃はいろいろ軍を相手にしなければならない仕事も多かった。
 私は、前任地の當間駐在で飛行場の兵隊とはよく会っていたので、赴任してすぐ鈴木少佐のところに赴任あいさつに行った。
 鈴木少佐は私の前任地のこともすでに知っておられて、物資の少ない時であったが魚の缶詰などを出して歓迎してくれた。鈴木部隊の隊長は民家を借り、兵隊は国民学校にいた。陣地などは良く分からなかったが、歩哨に立つ所があったぐらいのもので、大砲などは持っていなかったと思う。
 鈴木部隊とはよくお付き合いしていたが、本島の兵力が足りないとのことで、鈴木部隊は二月頃、本島へ転進していった。島尻あたりの警備に就いたと思う。

赤松部隊
 渡嘉敷島には鈴木部隊の外に、赤松大尉の部隊が配置されていた。その部隊は秘密部隊と言う事であったので、赴任した当初は赤松大尉には会っていない。
 私が赴任した時には、鈴木隊長の部隊と赤松隊長の部隊の2つの部隊があった。鈴木部隊が転進してからは赤松部隊だけになった。
 赤松部隊は水上突撃隊で、人力で押し出すことができる小型船に爆弾を積んで、敵艦に体当たりする秘密部隊であったので陣地などは見ていないが、海岸の岸壁を掘ってそこに舟を隠していたようだ。
 同部隊には、首里出身の知念少尉がおられた。私と一緒に下宿していた宇久先生も首里出身で知念少尉とは知り合いであったので、知念少尉は時々下宿に訪ねてきていた。米軍が渡嘉敷島に上陸してからは、私は赤松部隊とは頻繁に行き来していたが、それ以前は赤松隊長との面識はなかった。

塩屋警察署へ赴任できず
 昭和20年、大宜味村に塩屋警察署が新しくできて、私はそこに転勤することになっていたが、とうとう赴任することができなかった。
 2月12日の日付で辞令は出ていたが、私が渡嘉敷島で受け取ったのは40日も経過した3月22日であった。
 空襲などいろいろな事情があって相当期間が過ぎてから私に届いた。それを受け取って初めて自分が転勤になっていたことを知った。
 辞令を受け取ったので翌日にでも本島に渡ろうと思っていたが、その翌日の23日から渡嘉敷島は艦砲と空襲が激しくなり、沖縄本島に渡ることができず、そのまま渡嘉敷島にのこり戦争に巻き込まれ、島と運命を共にした。
 艦砲が始まったので私は、島の高い所に登って島尻の方を見た。渡嘉敷島はそれまで相当な被害にあっていたが、いくらアメリカと連合軍に物量があると言ってもただ言葉だけの天文学的数字を言っているものとばかり思っていた。ポンポン艦砲弾が撃ち込まれる中を自分は警察官だから隠れるわけにはいかないので身を伏せながら方々の状況を見てびっくりした。
 沖縄本島は島尻から北谷あたりまで見渡す限り敵艦船が取り囲んでいたので、これはちょっとやそっとの物量ではないと思った。

(つづく)

 

 

【おまけ】

八重山教科書問題や32軍指令壕説明板の削除問題など、このところ連戦連敗の反日左翼陣営で、「沖縄版言論封殺魔」こと目取魔俊氏が負け犬の遠吠えをしている。

大江・岩波沖縄裁判で勝訴したが問題の核心である「軍命」は立証できなかったことは隠蔽し、あたかも裁判で勝ったことが「軍命の立証」を意味するかのような印象操作に懸命である。

当然のことながら「裁判の結果を生かす」場面など無いと思うのだがね。(涙) 

お気の毒。

ちなみに「言論封殺魔」こと目取真氏が紹介している岩波書店編『検証・沖縄「集団自決」裁判』(岩波書店)は、裁判の被告である岩波が嘘八百の沖縄タイムスなどを使って編纂した眉唾ものの自己弁護記録であることは、10倍水増しの「政治集会」を平気で「11万人集結」の県民大会集会などと平気で大嘘を書いているのを見れば一目瞭然である。

 

大江・岩波沖縄戦裁判の成果をいまに生かす

2012-04-29 21:20:24 | 「集団自決」(強制集団死)
 昨年4月21日に最高裁が梅澤裕氏と赤松秀一氏の上告を棄却し、大江健三郎氏と岩波書店の勝訴が確定してから1年余になる。大江・岩波沖縄戦裁判は、慶良間諸島における「集団自決」(強制集団死)の軍による命令や強制を否定し、さらに教科書記述の削除や変更、沖縄における自衛隊強化をも視野に入れて、右翼・歴史修正主義者たちによって組織的に取り組まれたものだった。 裁判は大江氏と岩波書店の全面的勝訴となった。しか . . . 本文を読
 
 
 
 
■■沖縄県祖国復帰40周年記念大会についてお知らせ■■

政府や沖縄県は特定の限られた人々で復帰40周年の式典を行う予定です。

当然の事ながら、祖国復帰40周年は、県民あげ、国民をあげて祝うべきものと思います。

私共は、以下のように県内外の有志により、祝賀行事の実行委員会を立ち上げ記念行事を企画致しましたので、多くの方々の参加をお願い申し上げます。

◆祖国復帰40周年記念大会 

5月12日(土)会場:宜野湾市民会館 

入場料:500円 会場1200席

オープニングセレモニー:13時30分 

県内外の有識者挨拶

特別提言:ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授「我が祖国チベットと沖縄」

基調講演:津川雅彦(俳優)
       「日本人の誇り―沖縄県祖国復帰40周年を迎えて」

琉球・国まつり太鼓 若手30人による演舞

閉会16時

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主催:沖縄県祖国復帰40周年記念大会実行委員会

連絡先:波の上宮内 090-6831―0989 坂本まで

          Fax098(868)4219

 

 

※祖国復帰四十周年記念大会 告知動画第二弾!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17645327

http://www.youtube.com/watch?v=2geSvyROrm4

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コメント (15)

「朝生」余聞、慶良間で何が起きたのか!人間の尊厳を賭けた戦い

2012-04-29 09:17:31 | ★パンドラの箱訴訟

 

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昨日はヤンバルのカウボーイに嫁いだ娘を訪ね再び名護遠征をした。

娘婿は、カウボーイと言っても馬に跨って拳銃を乱射するあのカウボーではなく、ヤンバルの牛牧場で牛の世話している文字通りのカウボーイである。 連休とはいっても牛の世話に休みはないので、5歳になる孫娘が連休中寂しい思いをしないように「世界一危険な基地」の近くに住む筆者宅で過ごそうと娘と孫を迎えに行った次第。

帰る途中、初めて行ったのだが、北中城にあるジャンボステーキで有名なステーキハウス「エメラルド」で少し早めの夕食をとった。

孫がキッズプレート(お子様ランチ)娘がエビフライ付きカレーピラフ、愚妻がエビピラフを食した。 わざわざステーキハウスに行って誰もステーキを註文しないのも格好つかないとメニューを探したが、む・む・・・いずれも3千円以上。 これでは胃に重いというより私の場合懐にずっしりと重い。

ところが何と、メニューの下方にジャンボステーキがスープ、サラダ、パン込みで1550円とあるではないか。

迷わずそれに決めた。

皆それぞれ黙々と食べていると孫が私を見て「ジージー、かっこいい!」と言った。 すかさず愚妻が「かっこいいの基準がわからない」と言った。 すると娘が「ステーキにかぶりついているいるのでびっくりしたのでは」と合いの手を入れた。 かっこいいの基準だの、ステーキにかぶりつく姿だの無礼な話だ。 5歳の孫の純粋な目から見れば、ジャニーズ系の見かけだけのかっこいいお兄ちゃんよりより、くたびれてはいてもかっこいいのはかっこいいとわかるものだ!(怒)

外人客も含め若いカップルが多かったが、帰り際に筆者も脱帽のもっとかっこいいカップルを見た。

年のころ70歳過ぎの老夫婦のカップルがジュージューと音を立てるステーキプレートのジャンボステーキを黙々とほおばっていた。

世間の常識でいえばあの年頃の老夫婦が2人で外食する場合、大抵は和食の店で白身の魚などと相場は決まっている。

あの時の老夫婦の食べっぷりは見事であった。 ひょっとしたら毎週土曜日はジャンボステーキの日と決めているのかも知れない。

いかにも沖縄らしく、かっこいいカップルだった。

このブログが「エメラルド」を詳しく紹介しているが、メニューの品数の多いのには驚く。

ジャンボステーキの店「エメラルド」

沖縄地方は既に入梅で今日はあいにく雨模様だが、雨の合間をぬってこれから孫を連れててシーミー(清明)で墓参りに行く予定。

              ☆

■「朝生」余聞

コメント欄では「朝生テレビ」の感想で活発な意見が飛び交っているが、傍聴者、パネラーを含めて大嘘つきの集団がスタジオを占拠し、沖縄メディアの正体を垣間見れただけでも有意義な番組であった。

筆者が番組の直前に辺野古を訪問して辺野古区民の選挙で選ばれた大城区長に直接取材し、一番の当事者である辺野古区民の民意は「辺野古移設容認」であることを報告していなかったら、「朝生テレビ」を観た人は番組冒頭で大嘘をついた「成りすまし辺野古住民」の大嘘に騙されるところだっただろう。

越来のK本S子 さんがこの大うそつきの嘘を暴いたコメントを引用します。

≪自分は、夜中に気の滅入る様な内容のあの番組を観る気はございませんでしたが…、結局番組終了まで観てしまいました。

コメント欄で話題になってますので、観客席の一般人に紛れ込んでいた、2人の“伏兵”について、まとめておきましょう。


まず、作業着姿の5分分け癇癪玉おじさんについてですが、コメント欄でのご指摘通り、東恩納琢磨という名護市議でございます。

ちなみに、東子様のコメントでこの人、「辺野古生まれの辺野古育ちで辺野古の代表として来ました」などとおっしゃったとのことですが…、下のリンク先を見てみると、「私は沖縄県名護市東海岸の瀬嵩という小さな集落に住んでいます。ここに生まれ、ここで育ちました」とあり、「辺野古生まれの辺野古育ち」というのは“真っ赤な”ウソであることが一目瞭然でございます(笑)。

・東恩納たくまホームページ
http://takumahigashionna.jp/default.aspx


ちなみにこの人、ジュゴンをダシにしたエコ・ツーリズムを、辺野古区民にとっては余所者でしかない「テント村」の「住民」の活動資金捻出に悪用している、とんだ小悪党でもございます(笑)。

・じゅごんの里ホームページ
http://dugong.web.officelive.com/default.aspx

★引用終了★

ついでに「成りすまし辺野古住民」の顔写真を載せておきます。

28

コメント欄以外に「昨日の朝ナマのスタジオに居た一人」という方から直接メールを頂いた。

ご本人の了解を得て以下に紹介する。

昨日の朝ナマのスタジオに居た一人です。

は決して旧社会党の「非武装中立論」の信奉者ではありません!
私も米軍撤退、自衛隊が沖縄に駐留することに賛成です。
けど、とあるパネリストの紹介で参加したので、挙手できませんでした^^;
同調圧力に負けてしまいました。
これが庶民の一面ということを理解してほしいです。


しかしまぁ、昨日の朝ナマ議論になっていませんでしたね。
言い合いみたいな感じでした。
2時頃からずっと眠くて、居眠りしないように気をつけなければいけませんでしたw
特に大田さんの話が、強烈でした。
話は長いわ、お馴染みの文句しか発していなかったのでw


長くなりましたが、これからも貴殿の活躍期待しております!
沖縄のマスメディアはかなり偏っているので。≫

この方は沖縄側パネラーの1人の紹介で出席したというが、参加者は前泊沖国大教授の紹介で出席した沖国大の学生が多かったと言う。

最後の三上女史の「米軍基地撤去の後に自衛隊が配備されたら認めるか」という質問に手を挙げたい参加者は多いようだったが、前泊先生の紹介で参加し、「先生が目の前にいる手前、そうせざるを得なかったのではないでしょうか?」とのこと。

こんなことも言っていた。

あとQABのメンツのために一言申すなら、事前に「思想チェック」は行われませんでした。
東京のスタッフによる簡単なアンケートが、事前にあったのみです。大半の観客は出演者の紹介のため、思想的に偏った人が多いように視聴者に見えてしまったのだろうと思います。」

予想されたような思想チェックは無かったものの、沖縄側パネラーを思想的に偏った大嘘つきで固め、彼らが推薦する人達を沖縄県民の代表として出演させたら、事実上思想チェックをしたのと同じ結果になる。

さすがは異論を許さぬ「全体主義の島沖縄」である。

前泊教授が大うそつきであることは、前にも書いたが「嘘つきは大田昌秀の始まり」の大田元知事の後継者として「嘘つきは前泊の始まり」をも引き継ぐべきである。

息をするように嘘をつくとつい見逃しがちだが、この男こんな大嘘もついていた。

米軍犯罪が5千件も放置されている、だって。

メア氏が、米軍犯罪は「人口当たりにしたら沖縄人より少ない」と反論すると、犯罪率の問題ではない」だって。

■米軍人の犯罪は沖縄人の半分

前泊氏の言説に従がえば、沖縄は強姦魔が徘徊し、ひき逃げは日常茶飯事で犯罪者が野放し状況であると言うことになる。

こんな大嘘をつかれたら、東京あたりに進学や就職で行った沖縄の娘さんたちがどんなに好奇の目で観られるか考えたことはあるのだろうか。(怒)

大嘘つきにまじめに反論するのもバカバカしいが、こんな教授の授業を受ける学生のために事実を開示しておく。

沖縄県警が発表した平成22年版犯罪統計書によると、刑法犯で検挙される県民は例年、400人前後であり、これを人口比犯罪率であらわすと0・3%ある。

一方米軍関係の検挙者は22年度で71人で、犯罪率は0・15%であり、県民の半分に過ぎない。

前泊教授の言うのが正しく、沖縄は米軍の犯罪大国ならば沖縄県民はさらにその2倍の犯罪集団と言うことになり、これほど県民を馬鹿にした話は無い。

さらにこの嘘つき男、日米安保が無意味であること言うために「米国は最新兵器を中国に売っている」などと大嘘をついたが、こんな男の顔色を見ながらでは、スタジオに集まって学生たちが同調圧力に負けたのもむべなるかな、である。

さて前泊氏は琉球新報記者時代、上原正稔さんの連載沖縄戦記「パンドラの箱を開ける時」の「慶良間で何が起きたか」のくだりを掲載拒否し、その功績で一介の記者から現在の地位に駆け上ったと書いたが、その結果として連載記事は「パンドラの箱」を閉じたまま、慶良間で起きた集団自決の真相に封印し、タイトルとは似ても似つかぬ未完のまま終了した。

これで前泊氏ら琉球新報側は言論封殺に成功したと考えただろうが、琉球新報が封殺した「慶良間でなにがおきたのか」をそっくり掲載する勇気ある新聞が沖縄にも存在することは当日記の読者なら周知のこと。

これで琉球新報は面目丸潰れどころか、潰れた顔の傷にさらに塩をすり込まれたようなものである。

 上原さんの幻の原稿は周知の今八重山日報の紙面で甦って現在連載中である。

なお前泊氏は、係争中の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の8回口頭弁論(6月17日)で被告側証人として証言台に立つことが決まった。

原告側は上原さん本人の他に琉球新報に同じような言論封殺をされた経験を持つ星雅彦氏も証人として出廷することに決まった。

前泊氏の嘘は「慶良間で何が起きたか」の原稿を渡したとき一読して「いいですね」と評価しておきながら週末を利用した東京訪問から帰社後、態度を一変し「社の方針と違う」と言う理由で、掲載拒否した。

ところが提訴されるや、前言を翻し掲載拒否の理由を「社の方針と違う」とは言っていない、「同じ引用文を使ったから」と嘘をついた。

「社の方針と違うから」を認めたら新聞社がイデオロギーで言論封殺したことを自ら認めたことになり、それで敗訴すれば琉球新報の屋台骨をゆるいがしかねない致命的な傷となる。

したがって争点を原告側の「言論封殺」という正面攻撃を避けて「同じ引用を拒否した」という編集技術上の問題に矮小化しようと逃げているのである。

この時点で被告側は勝訴を諦めて、敗訴した場合の言い訳として「手続き上の行き違いがあった」の逃げ口上を考えていると推測できる。

慶良間で何が起きたのか③ ―人間の尊厳を懸けた戦い― 上原 正稔

 ―神もおののく集団自殺
 僕は一九八五年、タイムス紙上でアメリカ第10軍のG2情報部のG2サマリーを中心にした「沖縄戦日誌」を連載し、その中でニューヨーク・タイムズの報道する渡嘉敷住民の〝集団自殺〟を発表した。その要旨に次のようなものだった。


 神もおののく集団自殺―三月二十九日発。昨夜我々第77師団の隊員は、渡嘉敷の険しい山道を島の北端まで登りつめ、一晩そこで野営することにした。その時、一マイルほど離れた山地から恐ろしいうめき声が聞こえてきた。手榴弾が七、八発爆発した。偵察に出いようとすると闇の中から狙い撃ちにされ、仲間の兵士が一人射殺され、一人は傷を負った。我々は朝まで待つことにした。その間、人間とは思えない声と手榴弾の爆発が続いた。ようやく朝方になり、小川に近い狭い谷間に入った。何ということだろう。そこは死者と死を急ぐ者たちの修羅場だった。この世で目にした最も痛ましい光景だった。ただ聞こえてくるのは瀕死の子供たちの泣き声だけだった。そこには二百人ほどの人がいた。(注:第77師団G2リポートは二百五十人と記録している。)そのうちおよそ百五十人が死亡、死亡者の中に六人の日本兵(※)がいた。死体は三つの小山の上に束になって転がっていた。およそ四十人は手榴弾で死んだと思われる。周囲には不発弾が散乱していた。木の根元には、首を絞められ死んでいる一家族が毛布に包まれ転がっていた。母親だと思われる三十五歳ほどの女性は、紐の端を木にくくりつけ、一方の端を自分の首に巻き、前かがみになって死んでいた。自分で自分の首を絞め殺すことは全く信じられない。小さな少年が後頭部をV字型にざっくりと割れたまま歩いていた。軍医は助かる見込みのない者にモルヒネを注射し、痛みを和らげてやった。全部で七十人の生存者がいたが、みんな負傷していた。生き残った人々はアメリカ兵から食事を施されたり、医療救護を受けたりすると、驚きの目で感謝を示し、何度も頭を下げた。「鬼畜米英の手にかかかるよりも自らの死を選べ」とする日本の思想が間違っていたことに今、気づいたのだろう。自殺行為を指揮した指導者への怒りが生まれた。数人の生存者が一緒に食事をしているところに生き残りの日本兵(※)が割り込んできた時、彼らは日本兵に向かって激しい罵声を浴びせ、殴りかかろうとしたので、アメリカ兵が保護してやった。なんとも哀れだったのは、自分の子供たちを殺し、自らは生き残った父母らである。彼らは後悔の念から、泣き崩れた。―以上が一九四五年四月二日のニューヨーク・タイムズが報じた渡嘉敷住民の集団自殺の要旨だ。だが、僕はこの記事を公表した時点で気付かなかったが、※印を附した日本兵とは実は防衛隊員であったことを知ったのは一九九五年春と夏に渡嘉敷島に渡って現場調査をした時だった。アメリカ兵には日本兵と防衛隊員の区別がつかなかったのだ。その前年の一九九四年、僕は戦後五十周年に沖縄を訪れるアメリカ人遺族関係者を迎えるため「おきなわプラス50市民の会」を組織し、その活動の中でデイブ・ダーベンポートさんから渡嘉敷の「集団自殺」を目撃したグレン・シアレス伍長の手記を入手した。それは衝撃的なものだった。一九九六年六月、僕はそれを「沖縄戦ショウダウン」と題して琉球新報紙上で発表した。その一部を次に紹介しよう。


 ―一九四五年四月二十七日夜明け、僕たちは渡嘉敷の最南端の浜に上陸し、山の小道を登る途中で三人の日本兵を射殺し、目的地に着くと信号弾を打ち上げ、味方の艦隊の砲撃が始まった。「山を下りて阿波連の村を確保せよ」との命令を受けた。その途中、小川に出くわした。川は干上がり、広さ十メートル、深さ三メートルほどの川底のくぼみに大勢の住民が群がっている。俺たちの姿を見るや、住民の中で手榴弾が爆発し、悲鳴と叫び声が谷間に響いた。想像を絶する惨劇が繰り広げられた。大人と子供、合わせて百人以上の住民が互いに殺し合い、あるいは自殺した。俺たちに強姦され、虐殺されるものと狂信し、俺たちの姿を見たとたん、惨劇が始まったのだ。年配の男たちが小っちゃな少年と少女の喉を切っている。俺たちは「やめろ、やめろ、子供を殺すな」と大声で叫んだが、何の効果もない。俺たちはナイフを手にしている大人たちを撃ち始めたが、逆効果だった。狂乱地獄となり、数十個の手榴弾が次々、爆発し、破片がピュンピュン飛んでくるのでこちらの身も危ない。全く手がつけられない。「勝手にしやがれ」とばかり、俺たちはやむなく退却し、事態が収まるのを待った。医療班がかけつけ、全力を尽くして生き残った者を手当したが、既に手遅れで、ほとんどが絶命した。―


 この阿波連のウフガー上流の集団自殺については、いかなる沖縄戦の本にもなく、タイムスも新報も全く触れていない。だが、第三戦隊陣中日誌は記す。「三月二十九日―悪夢のごとき様相が白日眼前に晒された。昨夜より自決したる者約二百名(阿波連においても百数十名自決、後判明)」。グレン・シアレスさんの手記を見事に裏付けている。       (つづく)

           ☆

上原さんは勝訴は当然だが、争点を「集団自決の真相解明⇒言論封殺」という自分の土俵に相手を引き上げ、真っ向から撃破するためますます意気軒昂である。

次回の口頭弁論での嘘つき前泊氏の法廷での対決は見ものである。

 

■■お知らせ■■

沖縄繁栄の基礎を築いた米国へ感謝する式典

皆さま驚かれるかも知れませんが、戦前、沖縄の県民所得は約74円、全国平均所得の40%でした。ところが沖縄が日本に復帰した1972年、県民所得は907ドル、全国平均所得の60%まで上昇しておりました。これは米国の施政による成果が大でした。
米国民政府は沖縄に大学、看護学校を創り、沖縄住民に高等教育を実施しました。その結果、民度は向上し、感染症は撲滅され、社会が活性化したのです。
我々は沖縄から世界に向けて、この米国の功績を顕彰し、米国国民に対し感謝の意を表明したいと思っております。

 

≪日米友好促進・感謝FESTIVAL≫

2012年5月19日

12:30開場

13:30開演

沖縄市民会館」大ホール

参加無料

http://okinawa-nichibeiyuko.info/

 

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■「

コメント (12)

続・誰も知らない辺野古の真相、「朝生テレビ」観戦記

2012-04-28 08:29:11 | 県知事選

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■「朝生テレビ」の議論の叩き台。

昨夜の「朝生」は、読者に見るように勧めた手前、眠さを堪えながら、辛うじて最後まで見終えて床についた。

が、本日は名護に住む娘夫婦を訪ねる約束があったので、睡眠不足をおして今起きたところ。睡眠は時間。

「朝生」に関しては問題を整理して、後ほどエントリーとも考えたが、眠さにもめげず「一番乗りゲット!!」をされた衆愚代表(ナンチャッテ左翼ながら空手家)さんが頑張っておられるので、議論の叩き台として冒頭にそのコメントを引用する。

朝生in沖縄の感想(一番乗りゲット!!) 2012-04-28 05:12:32 衆愚代表(ナンチャッテ左翼ながら空手家)

>放送25周年記念スペシャルと銘打って放映される予定ですので
>時間の許す方はご覧になり、コメント下されば幸いです。

…では早速w
  番組の最期辺りに、内地から寄せられたメールが読み上げられ、在沖米軍の全てが撤退して、その後釜に自衛隊が入ることを賛成するのか?、という質問を会場の沖縄人の観客に投げかけられましたが、観客29人中、賛成がわずか1名!!
 反対多数!!!
田原氏「沖縄は非武装中立がいいって事ですよね?」
大田氏&糸数氏「(無言でうなずく)」

 ……、沖縄人の本音って、マジでそうだったんですか!?

 私はナンチャッテ左翼で自称リベラルなのだったのですが、同時に内地の人間だった為、このオドロキの事実にアタマはクラクラです!!

「治にありて、乱を忘れず」
 これが那覇市にある、私の通っている空手(実は「手」(ティー)の)道場のモットーなんですけど……。
 ちなみに、私の道場にはその訓戒を含めた歌詞の歌まであり、朝生観る前に、道場でそれを歌っていたのですが……。
 [真の琉球人=私の先生]という単純公式が頭にあった私にとっては、ショックもひとしおです!
 新たなるカルチャーショックに、今夜は眠れそうにありません!!

 

 放射能の危険性があるものの、実家に帰った方が、個人的な安全は保障できそうな気がしてなりませんが、一体どうすれば良いのでしょうか?
 皆様の暖かいアドバイスを、ナンチャッテ左翼の私に、どうか下さいませw


P.S
多分森本氏&小池氏「(沖縄が)独立国になったら、郡代はどうするの?」
ケビン・メア氏「(沖縄が)独立したら、早く中国語を勉強してくださいネ」
↑この茶々、至言すぎますw

沖縄人の観客「信頼をもって隣国と接していく!(怒)
それが沖縄の役割です(怒)!!」
↑そういうことを、ブチキレながら怒鳴られてもねぇ…
 「それじゃ、説得力に乏しいんじゃないか~」
 そう思った、ナンチャッテ左翼で自称リベラルな私でしたw

脳ミソの赤い三上キャスターが主導するQABテレビの主催なので出席者の人選が偏るのは想定内だが、思いついただけでも次の点が晒されただけでも「有意義」な番組であった。

①沖縄の民意を代表するかのような県人の観客は、三上女史が面接したと思われる赤い脳ミソの人達だった。これは番組終了間際に三上女史が選んだ視聴者の質問で、1人を除いて全員が絶滅した旧社会党の「非武装中立論」の信奉者であることを暴露されてしまった。

②これに対し、三上女史がまなじりあげて森本氏に「与那国に400人もの自衛隊配備するのは差別だ」みたいな奇妙な理屈で食い下がり、「防衛とは効果的な場所に相当の数を配備するもので、(三上女史)は防衛の何たるかをわかっていない」と失笑をかっていた。

③自衛隊に関連し、前泊氏も「他の県もあるのに沖縄だけに自衛隊を押し付ける云々」で得意の差別論で抵抗したが、森本氏の「日本全県で自衛隊の配備の無い県は無い」と一蹴された。

④前泊氏は、日米安保に反対のあまり、安全保障は中国など他の国とも結ぶべきだととんでも論を述べ、田原氏に「一党独裁の共産主義国と安保が結べるか」と一喝され、慌てて「経済安保だ」と言いなおしたが、「今は軍事安保の話だ」と得意のすりかえ論を封じ込まれた。

⑤前泊氏は、米軍も自衛隊も不要なら独立すべきでは、との手嶋氏の問いに、「独立論は少なくない」と大嘘をついた。 その挙句「徴税等の自治も自前でできるか」の問いには「琉球政府時代には自治をやっていた」と、これも真っ赤な大嘘をついた。

⑥大嘘の元凶大田昌秀元知事については、改めて特集を組むべきだが、「差別」「人権無視」「捨石」等々手垢のついた決まり文句しか聞けなかったのには辟易した。

⑦復帰40周年に絡んで糸数慶子氏は「県民の大半は復帰に反対だった」と、これもとんでもない大嘘をついた。

【追記】

書き漏らしたが、米軍撤去の論拠として「中国は脅威ではない」と主張して欲しかったはずの葉千栄(東海大学教授) があっさりと中国の脅威」を認めたことは、中国大好きの大田、糸数、前泊の3人組にとっては大きな誤算だった。 たとえ中国人でも柔軟な思考のできる人物なら、現在南シナ海で中国が展開している侵略行為を見て「中国は脅威ではない」などの寝言はいえないはず。

中国、西沙諸島に燃料補給基地 周辺国の反発必至

 【北京共同】中国国家海洋局は26日、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島に海南省が補給基地を建設する計画を承認したと発表した。計画は330ヘクタール超の海域を利用し、民間企業が埠頭を建設。完成後は南シナ海の旅行や漁業活動で燃料補給を行うとしている。  海洋局は南シナ海に今回承認したのとは別の補給基地計画も検討していることも明らかに… [記事全文]
2012/04/26 20:02 【共同通信】
 
 
沖縄側に保守論客が1人もいないの想定内としても、一番の当事者である辺野古地区の大城康昌区長をせめて参考人として呼ばなかったのはいかにも変更番組の面目躍如。

沖縄メディが伝える民意には眉に唾が必要だと知らしめるには「有意義」な番組だった。

思いつくままに書き並べたので度忘れは書き足していくとして、コメント欄での活発な議論を期待したい。

■続・「誰も知らない辺野古の真相」

「朝生」からは完全に黙殺され、沖縄2紙も寄り付かない辺野古地区。

「辺野古移設」の一番の当事者である辺野古区長のインタビュー記を前回に続いて報告する。

辺野古「テント村」や辺野古地区の大城区長を訪問する前に、先ず名護市役所に安里課長を訪ねたのには訳があった。

誰が考えても「辺野古テント村」は違法である。

地権者の許可なく他人の土地に「テント村」を設営し、立ち退き要求を無視してい続けることは違法に違いない。

それを名護市の公有地管理者に確認したかったからである。

安里課長には概ね次のことを確認した。

「辺野古テント村」の実態は「海岸法」に照らしても違法であることは明白であるが、辺野古海岸の占有使用に関し、名護市は特別の使用許可を与えたのか。

勿論「テント村」側から何の申しでもないとのこと。

それでは今後「テント村」から使用許可の申し出があったら許可する。

この問いには「役所としては、違法行為なので拒否せざるを得ない」とのこと。

稲嶺名護市長の「表現の自由云々」は問題外としても、心情的左翼と思われる安里係長は、「テント村」側から正式に使用許可の無いことをいいことに「見て見ぬ振り」の不作為でウヤムヤにする心算と感じ取れた。

その証拠に県が「テント村」を見て見ぬ振りで是認するなら、反対派が集結し辺野古海岸に次々と新たな反対派の「テント村」を設営しても名護市は見て見ぬ振りの不作為を貫いてくれるかと問いただすと、「そんなことをされては困る」と困惑の表情を見せた。

偶然ではあるが読者の安仁屋正昭さんが、安里課長が色を失うようなコメントを下さっているので引用する。

沖縄県内のホームレス集まれ

2012-04-26 11:14:03 安仁屋正昭

運悪く散財し、住処を失った方々は
名護市役所前の公園が沢山空いています

ブルーシートで仮の住処を作って
目立つ所に 辺野古のテントと同意の
プラカードを表札がわりに立てて置けば、
8年間は撤去される事はありませんので安心ですと
クチコミで伝えて下さい

勿論、市の水道、トイレ等は使い放題です
何か聞かれたら 稲嶺市長が表現の自由は保障されなければならないと言っています
我々は断じて撤去しませんと答えれば、OKです

「辺野古テント村」を名護市が是認するなら安仁屋正昭さんの呼びかけを拒否することは出来ないはずだ。

名護市役所が「魔物の棲む館」ではないことを祈りたいものである。

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★魔物の棲む廃墟? 名護市役所

 

■名護市に確認した事項を列挙する。

辺野古の「テント村」は
①申請書を出していない為に「無許可」であること

②「教育施設」、「軍工事監視所」と称するテント村は「海岸法」第7条第1項の海岸保全施設以外の施設又は工作物にあたり、台風・津波等で倒壊・流される可能性がある為、たとえ「申請」しても第7条第2項によって許可できないものであること。

③現状、海浜のフェンスにやたらと政治的スローガンの「ポスター」、「看板」等を貼り付けているのは海浜法第8条の二に反する「汚損行為」であり、「保全に著しい支障を及ぼすおそれのある行為」であるといえる。

④第8条の二、2項、3項により「テント村」は指定外であり、公示もされていないから「無効」である。

許可申請がなく「無許可である」ことを良いことに、名護市の公有地管理課と「辺野古テント村」とが水面下で連絡を取り合って、使用許可書は申請しないという申し合わせがあるのではないか、と勘ぐりたくもなる名護市の対応であった。

名護市役所後にして辺野古に向かったのだが、その前に辺野古地区住民が大城区長の名で今年の3月2日付で、稲嶺名護市長宛てに公式に送付した「公用地からのテント村撤去について」題する要請文を公開する。 

平成24年3月2日

名護市長

稲嶺進 殿

                               辺野古区長

                               大城康昌

                辺野古漁港テント村の撤去について

(前略)

さて、辺野古区は再三にわたり、上記要請を行ってまいりましたが、市当局、テント村なる代表者との話し合いの折り合いがつかず、撤去、移転どころか、何も変わらない状況であります。よって、当区では、拡大行政委員会を緊急に開き、区民による撤去署名活動を行い一日も早く現在の場所から撤去、移転することを決議し、区民が自由に海岸通りを散歩できる環境を取り戻したく思い、テント村撤去に対する署名簿をもって、撤去要請とします。 なにとぞ市長の特段なるご高配を賜りますようお願い申しあげます。

これはテント村に同情的な沖縄2紙が決して公表することの無い辺野古区民の叫びである。

辺野古区民が負担して海浜に親しむべく整備した公用地に、7年も前から勝手に占拠しテントを設営したため辺野古区民がどれだけ迷惑を被っているか。⇒明らかな財産権の侵害である。

 

■辺野古区長が公表した「住民の声」を列挙する。

○健康増進のため、朝夕潮風にあたりながらの散歩が日課であったが、テント村なるものがあるため自由に散策が出来ない。

○夜間未成年者がテントに入り込み喫煙、飲酒、不純異性行為の場となっている。

○小学校の海浜体験学習で、見知らぬ人達や怖い犬がいて異様な雰囲気であるため、テント村の前を通りたくないと言う子どもたちの報告があった。(PTAの父母)

○観光バスやレンタカーの往来が多く子どもたちの事故が危ぐされる。

○不法占拠の場所は漁港関連施設であり、漁業に支障をきたしている。

○長年の不法占拠により辺野古地区の関連事業及び景観に支障をきたしている。

静かな辺野古集落を極左集団が蹂躙する狼藉行為、・・・それががまさに辺野古「テント村」の現状である。

大城区長が提供してくれた資料によると、辺野古区民と市当局とのやり取りを時系列で挙げると次のようになる。

 行政とのやり取りを考える
1、市の説明
1)H19年8月15日(辺野古区 行政委員会の席にて)
市側:「市顧問弁護士と相談を行っているが、直接市から排除することは難しい」

 (※排除することの難しい理由、又、市顧問弁護士の名前も聞きたいところである。)

2)H23年3月10日(第162回定例会 宮城安秀市議の質問に対して)
政策推進部長:「今すぐ撤去は大変厳しい。当事者等と調整を行い、早い時期に対応したい」

3)H23年6月15日(第163回定例会 宮城安秀市議の質問に対して)
企画部長:「テント村の安次富(アシトミ)浩代表は、平和学習の場としての利用状況や代替施設建設調査などの監視活動を行っている」と答える。
企画部長:「辺野古区長は、浜降り行事ができなくなった経緯と、市内の青少年の利用、住民が散歩できない状況で撤去を望んでいる」
企画部長:「今後の対応については、6月中に三者会談を行い調整していきたい」

 海岸法第八条の二、第2項による「指定」ナシ「公示」ナシ、従って「許可」していないものが何故「教育用」「監視用」」として存在できるのか、企画部長に聞きたい所である。

4)H23年6月27日(辺野古区長、テント村代表、市の「三者会議」)
辺野古区長:「住民が散歩やジョギングに支障をきたしており、夜間の青少年の利用も心配、改めて撤去を要望」
テント村代表:「基地移設反対運動の拠点となっている為完全に撤去はできない」
市側:「お互いが理解できる範囲で移動できないか」
テント村代表:「持ち帰って検討」
辺野古区長:「辺野古区の行政委員会で検討」※次回三者会議を行うことを確認

 市の提案は、法律、政令、省令をもってしても許可できないことの提案であり、大問題であると考える。

5)H23年7月11日(テント村の市への回答)
テント村安次富浩代表:「市の提案は受ける。市の公共用施設用地に土地を貸してほしい」

 H23年6月27日の三者会談での市の提案がこのような回答を招いたのである。市の責任は重大であると考える。

6)H23年7月22日(辺野古区の市への回答)
辺野古区長:「平成23年8月20日までに撤去させることを区行政委員会全会一致で決議。公共用施設用地への移動は認めない。本来は即撤去だが、穏便にする為、1ヶ月間期限を設けた」

7)H23年7月27日(市はテント村代表に辺野古区行政委員会の決議内容を伝える)
安次富浩代表:「稲嶺市政に迷惑をかけていない。辺野古区が撤去ありきで考えているならば、その話はまとまらないと思う」

8)H23年8月9日(市は辺野古区長へテント村代表の意向を伝える)
辺野古区長:「辺野古区としては、公共用施設用地では、以前に撤去要請した所である。8月20日までにテント村が絶対動かないのであれば、報道陣を呼んで抗議行動を起こすことになる」

                  ★ 

【拡散依頼】

■読者へのお願い

辺野古は新左翼残党の「最後の生息地」になっております。太平洋に綺麗サッパリ「叩き落す!」ために同志の熱き応援メッセージを辺野古区長へお願い致します。

1.大城康昌辺野古区長
(住所)〒905-2171 沖縄県名護市字辺野古913-10番地
(電話)0980-55-2121
(FAX)0980-55-2157

 

 

■■沖縄県祖国復帰40周年記念大会についてお知らせ■■

 

政府や沖縄県は特定の限られた人々で復帰40周年の式典を行う予定です。

当然の事ながら、祖国復帰40周年は、県民あげ、国民をあげて祝うべきものと思います。

私共は、以下のように県内外の有志により、祝賀行事の実行委員会を立ち上げ記念行事を企画致しましたので、多くの方々の参加をお願い申し上げます。

◆祖国復帰40周年記念大会 

5月12日(土)会場:宜野湾市民会館 

入場料:500円 会場1200席

オープニングセレモニー:13時30分 

県内外の有識者挨拶

特別提言:ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授「我が祖国チベットと沖縄」

基調講演:津川雅彦(俳優)
       「日本人の誇り―沖縄県祖国復帰40周年を迎えて」

琉球・国まつり太鼓 若手30人による演舞

閉会16時

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主催:沖縄県祖国復帰40周年記念大会実行委員会

連絡先:波の上宮内 090-6831―0989 坂本まで

          Fax098(868)4219

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コメント (20)

琉球新報の言論封殺の真相、八重山日報が連載開始!

2012-04-27 07:17:57 | 県知事選

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コメント欄の東子さんの情報で既にご承知でしょうが、本27日の深夜「「朝まで生テレビ!」が、放送25周年記念スペシャルと銘打って放映される予定ですので時間の許す方はご覧になり、コメント下されば幸いです。

念のため東子さんのコメントをコピペしておきます。

次回の「朝まで生テレビ!」は、放送25周年記念スペシャル
放送日時 : 4月27日(金)25:25~28:25 (28日 午前 1:25~4:25)
沖縄で激論!日本の安全保障とアジアの平和
番組進行: 渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)、村上 祐子(テレビ朝日アナウンサー)、
三上 智恵(琉球朝日放送キャスター)
司会: 田原 総一朗
パネリスト:
福山 哲郎(民主党・参議院議員、参院外交防衛委員長)
小池 百合子(自民党・衆議院議員、元防衛大臣)
糸数 慶子(無所属・参議院議員、沖縄県選出)
大田 昌秀(元沖縄県知事)
ケビン メア(元米国務省日本部長、元沖縄総領事)
謝花 尚(琉球朝日放送報道制作部長)
手嶋 龍一(外交ジャーナリスト、作家)
前泊 博盛(沖縄国際大学教授、元琉球新報論説委員長)
森本 敏(拓殖大学海外事情研究所所長)
葉 千栄(東海大学教授)

どんな尖閣諸島論が聞けるかな。

        ★

沖縄側の論者が全員真っ赤な脳ミソの持ち主で極左に偏っているのが気になりますが、筆者も久し振りに夜更かしして見たいと思っています。

最近は深夜にテレビを見る機会が無いが、居眠りしないように濃いコーヒーでも飲みながらウォッチングしてみたい。

大田昌秀元県知事が大うそつきであることは彼の著書を読んだ人なら「嘘つきは大田昌秀の始まり」という戯れ言葉も納得するだろう。

だが糸数慶子参議員議員にいたってはお決まりの左翼用語をシュプレッヒコールをする以外に能のないお方なので、一体何を議論する気なのか。立場を超えて言わせてもらうと、恥さらしは最小限に止めて欲しいと願うばかりである。

問題なのは前泊博盛沖国大教授。

琉球新報記者時代、上原正稔さんの執筆よる長期連載中の「パンドラの箱を開ける時」の中のクライマックスともいうべき「慶良間で何が起きたか」の掲載を「自社の方針(イデオロギー)と異なる」という新聞社としては唾棄すべき理由で掲載拒否をした張本人である。

6月17日(火)に行われる「パンドラ・・訴訟」の第8回口頭弁論では被告側証人として証言台に立つ予定の人物である

漏れ聞くと前泊氏は上原さんの言論を封殺した功績で論説委員長に出世し、その勢いで左翼の巣窟沖縄国際大学教授に就任したと言う。

沖国大での授業は、「琉球新報の社説を読めば真理がわかる」などと豪語しアカデミズムとジャーナリズムの融合して「アカジャーナリズム?」(爆)を目指す等と意味不明の発言で、学生たちを洗脳していると聞く。

「パンドラの箱」が開くことを恐れ、「慶良間を何が起きたか」を封殺した言論封殺魔が一体何をしゃべるのかも興味津々である。

 

沖縄2紙が徹底して言論封殺を目論む上原正稔さんの原稿を八重山日報が連載することになった。

以下に引用するが本文中M記者とあるのは言うまでもなく前泊博盛沖国大教授のことである。

一介の担当記者に過ぎない前泊記者が、自社のイデオロギーを守り言論封殺をした功績で短期間で「論説委員長→大学教授」と出世できるのが「全体主義の島沖縄」の現状である。

■八重山日報 2012年4月26日(木)

慶良間で何が起きたのか① ―人間の尊厳を懸けた戦い― 上原 正稔

 はじめに、2011年1月31日ぼくは琉球新報を憲法の表現の自由違反と著作権侵害で訴えた。その内容は慶良間の〝集団自決〟の真相を伝えようとする一作家を封殺そして弾圧する新聞社の横暴ぶりを告発するものだった。―これだけでも前代未聞の一大事件だが、沖縄の新聞社もテレビも黙殺を続けてきた。そんなわけでぼくの戦いを知る沖縄の人々はほとんどいなかった。そんな中で八重山日報が去る一月と三月に江崎孝さんの〝上原正稔の挑戦〟を掲載し、そのニュースはあっという間にインターネットを通して全国に広がった。琉球新報も沖縄タイムスも自分たちの都合の悪いニュースは一切黙殺を続けている。しかし、今、八重山日報に続いて、五月十日には『うらそえ文藝』が江崎孝さんの八重山日報の「上原正稔の挑戦」論考の縮刷版を発表する運びになった。


 読者もよくご存じのように教科書問題では八重山日報は傲り高ぶった沖縄タイムスと琉球新報に対し、敢然と「真実の報道」を続け、見事に勝利したと言ってよい。真実は多数決で決まるものではないことを証明したのだ。


 ぼくの数えるほどしかいない友人らはぼくのことを「勇気がある」と評するが、それは勇気ではない。人のために尽くす、自分のために尽くすな、とぼくの尊敬するロジャー・ピノー先生から教えられた。その言葉を守っているだけだ。「集団自殺」の問題は実は「自分自身のために尽くしている」琉球新報と沖縄タイムスに対する「人間の尊厳を懸けた戦い」なのだ。それをこれから伝えよう―


 2006年初頭、ぼくは琉球新報の編集長から沖縄戦の長期連載を依頼された。何年でも自由に続けてくれ、ということだった。それだけぼくを信頼してくれていたのだ。第一弾としてその年の四月から年末まで「戦争を生き残った者の記録」147回を発表し、好評を博したと言ってよい。何の問題も起きなかった。第二弾の「パンドラの箱を開ける時」が2007年5月末から始まり、その冒頭でぼくは次のように予告した。


 「第二話 慶良間で何が起きたのかは今、世間の注目を浴びている〝集団自決〟についてアメリカ兵の目撃者や事件の主人公たちの知られざる証言を基に事件の核心を突くものになるだろう。」だが、第二話が発表されることはなかった。ぼくの物語はその後、四ヶ月間中断した。一体何があったのか。ぼくの連載の新担当者となっていたМ記者には多くの原資料と一週間分の原稿を渡していた。その時、Мはこれはおもしろそうだな、と嬉しそうに言った。そして翌日上京することになっていると話した(東京で何があったのか、誰に会ったのか、そのうち明らかになるだろう)。六月十五日(金)のことだった。ところが、六月十八日の月曜日、Мから新報社に来てくれ、と連絡が入った。新報社に着くと、Мはヤケに威張った調子で、ぼくを編集部の上の階の空き部屋へ連行した。そこには顔見知りの編集記者三人が難しい顔をしてぼくを待っていた。Мはいきなり言った。「第2話は載せないことにした。」「何だと!どういうことだ。」ぼくは怒鳴った。記者の一人が「新報の編集方針に反するからだ。」と冷ややかに言った。別の記者は「君は何年か前に同じ記事を書いているじゃないか。重複は許さん。」ぼくは言った。「それは君らの屁理屈だ。僕は第1話の伊江島戦でも日本側とアメリカ側の両方の資料を使っている。その一つは既に新報で発表している「沖縄戦ショウダウン」を使ったぞ。第2話も「沖縄戦ショウダウン」や多くの資料を使って4、50回の長編にして赤松、梅澤の名誉を回復するものにするつもりだったのだ。その資料はМにも渡している。彼は喜んでいたぞ。」だが、四人組はできんものはできんの一点張りで前に進まない。ぼくは言った。「君たちにはぼくの連載にストップをかける権利があるのか。表現の自由の権利を侵しているんだぞ。ぼくは記者会見でこれを発表する。」一人の記者(現編集局長)があわてて「記者会見はやめてくれ」と言った。話は決裂した。


 こうして6月19日から始まることになっていた「慶良間で何が起きたのか」が発表されることはなかった。翌日から予告を読んで期待していた読者から新報に抗議や問い合わせが殺到し、新報社内は騒然となった。ブログで毎日のように「パンドラの箱…」を追っていた江崎孝さんもそんな読者の一人だった。一般の読者は気づかなかったが、彼は「言論封殺」が起きていることをいち早く悟っていた。そのことは「上原正稔の挑戦」で詳しく述べられている。産経新聞の小川さんも同様だ。二人とも報道に関わっているから敏感なのだ。


 実はこの時期2007年6月は琉球新報と沖縄タイムスが「集団自決には命令があった」とする大キャンペーンの真っ最中にあったことを忘れてはならない。3月31日政府が「教科書から集団自決の軍命削除」の記事が新報、タイムス両新聞で大々的に報道され、大キャンペーンが始まっていたのだ。新報とタイムスはオピニオンリーダーとしてその社説や社会面、文化面で各市町村に働きかけ、8月までには全市町村が「集団自決には軍命あり」の決議が出されているという異様な状況だった。しかもその議決文がほとんど同じ文面を並べている始末だった。


 「パンドラの箱…」が中断し、読者からの抗議や問い合わせが殺到しても琉球新報が上原正稔の筆を折っても図々しく構えていた理由もそこにある。中断から四ヵ月後、Мが連載担当から除され、連載を再開することにし、読者には申し訳ないが「慶良間で何が起きたのか」は飛ばすことになった。   (つづく)

 

2012年4月27日(金)

慶良間で何が起きたのか② ―人間の尊厳を懸けた戦い― 上原 正稔

 

 二〇〇八年八月上旬、170回に達した頃、ぼくの連載を担当している記者が「編集部の方からパンドラの連載をそろそろ終わってくれないかと言ってきた。」と伝えた。ほかの連載が予定されているからだそうだ。ぼくは、いよいよ来たか、と思った。ほかの連載が予定されている、というのは嘘だ、と知っていた。だが、ぼくは「それじゃ、八月一杯で終わろうな」とあっさり言った。新報社内のギスギスした雰囲気にうんざりしたからだ。そこで、『最終章―そして人生は続く』を短くまとめることにした。最終章四回目にぼくは一フィート運動の醜い内幕を暴露する原稿を出した。案の定、編集部は書き換えるよう指示してきた。そこでも、ぼくはあっさり折れ、差し障りのない話にまとめた。だが、最後の五回目(181回)にぼくは「慶良間で何が起きたのか」について短くまとめ、原稿を出した。もちろん、今度も編集部は書き換えを指示してきた。だが、ぼくの腹は決まっていた。これで終わりだ、書き換えることは絶対ない、と通告した。編集部はぼくの友人であった社長を入れて鳩首会談を開き、最後の原稿はボツにすることになった。こんなわけで読者がこの原稿を目にすることもなく、「おわり」を告げるぼくの声を聞くこともなかった。前代未聞のできごとだった。


 三年間の連載を不本意に終えて間もない2008年10月、うらそえ文藝誌の星雅彦編集長から連絡が入り、会うことにした。彼の雑誌で「集団自決」の真相について対談したい、と言うのだ。彼はぼくと新報の〝喧嘩〟を耳にしていた。ぼくは星さんの顔を知っていたが、話したことはなかった。彼も長い間、〝鉄の暴風〟が間違いだらけであることを知っていて、ぼくの「パンドラの箱」が中断した後に、琉球新報に〝鉄の暴風〟について小論を出したところ、編集方針に反する、ということで不採用になった、ということだ。そして、まもなく、彼が長年担当してきた新報の美術評論も外された、ということだ。新報の担当者に理由を聞くと、「星さんの文章は難しいからだ」とすぐバレる嘘を言った、というのだ。実は沖縄人にはこうした小さな嘘を平気でつくという習性があるのは確かだ。ぼくはこうして、『うらそえ文藝』で「人間の尊厳を取り戻す時、―誰も語れない〝集団自殺〟の真実」を発表した。そして、同時に「集団自決をめぐって」と題する星さんとの対談の中で、沖縄タイムスと琉球新報を痛烈に批判した。ぼくの愛読者には申し訳ないが、ぼくが再び、両紙で連載することはないだろう。ぼくは既にルビコン川を渡ってしまったのだ。ぼくはこれからも赤松さんと梅澤さんの名誉を回復することに全力をかけて戦いを続けていくだろう。それが沖縄の子どもたち、そして子孫たちに真の誇りを伝えていくことにつながるからだ。今、ぼくは人間の尊厳をかけた「戦争」の真っ只中にいる。


 以下は「慶良間で何が起きたのか」短いながらも読者が理解しやすいようにまとめたもので、2009年「うらそえ文藝」で発表した「人間の尊厳を取り戻すとき」に若干手を加えたものである。


  はじめに―僕はこの二十数年、戦争を「人間が試される究極の舞台」として物語を書き、読者に伝えてきた。だから、反戦作家ではない。それどころか、僕は戦争の物語から「人間とは何か、そして自分とは何か」知ろうとしてきた。そして人間について多くのことを学んだ。


 人はよく戦争とは醜いものだと言う。だが、僕は最も醜いはずの戦争の中に最も美しい人間の物語を発見し、それを読者に紹介してきた。暗黒の世界に一条の光が差し込むと、その希望の光は真夏の太陽よりも眩しいものだ。米須精一、グレン・ネルソン、グレン・スローターの三人組が洞窟に隠れている住民数千人を救出した話、轟の壕で玉城朝子さんとい美しい女性が数百人の住民と兵士を説得し、投降させた話など例を挙げればキリがない。僕は数々の戦争の物語を伝えてきたが、まだ伝えていない大切な物語がある。それは慶良間の〝集団自殺〟の話だ。そこには誰も語らない、語れない物語がある。そこには、〝希望の光〟が残されているのだろうか。


 慶良間の〝集団自決〟をめぐる論争
 2007年沖縄では沖縄タイムスと琉球新報が「慶良間の集団自決は軍命令によるものだ」というキャンペーンを張り、ほとんどの読者は「赤松と梅澤が自決を命令した」と思い込んで「安心」している。この問題は、渡嘉敷の海上挺進第三戦隊長であった故赤松嘉次さんの弟、秀一さんと座間味の海上挺進第一戦隊長であった梅澤裕さんが「自決命令を出していない」として、その名誉を傷つけたとする「沖縄ノート」の著者大江健三郎さんと出版社の岩波書店を訴えたことに起因する。だが、その真の原因は五十年間のロングセラーを続けている沖縄タイムスの『鉄の暴風』に在ることは誰の目にも明らかだ。


 一九五〇年沖縄タイムス、(販売元朝日新聞)は『鉄の暴風』を2万部発刊した。この本によって「赤松大尉と梅澤少佐は集団自決を命令した極悪人」であることが「暴露」され、そのイメージが定着した。一九七〇年、曽野綾子さんが赤松さんら第三戦隊の隊員らに取材し、現地調査を行い、『ある神話の背景』を著(あらわ)し、「赤松嘉次さんは集団自決を命令していない」と発表した。だが、沖縄の人々が曽野綾子さんの真実の言葉に耳を傾けることはなかった。僕もその一人だった。ちょうど、孵化したばかりの雁の雛が、最初の目にした動物を母親だと思って、ついて行くように、若い頃植え付けられた先入観を払拭することは困難なのだ。     (つづく)

                  ☆
 【おまけ】

八重山日報が「教科書問題⇒「パンドラの箱掲載拒否訴訟」⇒県立高校PTA会費裏給与事件」と県民の知る権利を守るため1人奮戦するなか、八重山毎日新聞はいい歳して苔むした革命思想にかぶれた執筆者にコラムを担当させ読者の洗脳に必死の様子だが、ネットの普及した昨今、このような絶滅危惧種の寝言のようなコラムで騙される読者はいない。

読者のほうが数段進んでいることに八重山洋一郎なる執筆者は気が付いていないのはお気の毒とである。(涙)

以下は石垣市民の怒りのコメントです。

        ☆

 4月26日2012
PAC3を含む自衛隊が…
Category: 不連続線
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19941/
---------【引用】-----------------------------------------------------------

 PAC3を含む自衛隊が撤収したと思ったら、また新たに奇妙なことが起こりつつある
▼石原東京都知事が尖閣を購入するとのたまうた。
全くのワーベーグトゥ(余計なおせっかい)である。
こんな発言はかえって近隣諸国の反発を買うばかりだ
▼国境問題というのは昔から戦争による決着か、
あるいは双方に不満を残す妥協案によるしかなかった。
石原氏は愛国熱をあおって緊張を高めるつもりなのか。
英雄気取りで本人はいい気持ちであろうが
それはあまりにも短慮というものだ。
イザコザが起これば困るのは八重山の我々、
特に尖閣近海に出漁している漁民たちだ
▼紛争状態となったらいったいどうするつもりなのか。
それが拡大して戦争にでもなれば、これだけ武器が発達してしまった現代においては
もはや勝者はいない。双方とも破壊的な打撃を受けるだけだ
▼尖閣問題は関係国いずれにも大きな不満を残す外交交渉による以外ない。
いくら時間がかかってもその妥協案が見付かるまではどの国も尖閣については
手を出さず棚上げしておく。何も起こらないことが我々にとって最大の利益なのだ。
ただ今現在が曲りなりにもその状態を保っているのだ
▼とにかく現場から遠い人たちの勝手な思い込みによる無責任な愛国熱は
全くもって迷惑以外のなにものでもない。
(八重洋一郎)

・・・・・【引用終わり】

18世紀フランス暴力共産主義革命家「ブランキ」を唯一崇拝する無政府主義アナーキスト、
ブランキ八重山洋一こと、八重山毎日新聞「不連続線」筆者の一人、八重洋一こと、
「糸数用一」の国際情勢の変化、国際政治が読めない者の学生運動時代のまま思考停止した
70代の者の化石思考研究のため、全国読者の皆様にぜひご一読願います。

購読料を支払い、毎週このようなクズ論考を朝っぱらから読まされる読者の気持ちの
一端をぜひご理解願います。

この者、「論語」の知識をひけらかし、「くさった人間はどうしようもない」と過去に
何かに物を書いていますね。

一人「独善の境地」にいて、他者を愚か者、と自惚れた化石思考の「現代の革命家」を
自称する「不潔な、まやかし」の不連続な「不連続線」の書き物を紹介しました。

国民の切なる現実的思いを知らず、石原知事を愚弄しする。
全国の読者をバカにするのもいい加減にしろ!!


【追記】

八重山日報紙面に上原正稔さんの「人間の尊厳を懸けた闘い①」の投稿を
拝読しました。

・・・「友人らは勇気がある」と評するが、それは勇気ではない。
「人のために尽くす。自分のために尽くすな。」とぼくの尊敬する
ロジャー・ピノー先生から教えられた。その言葉を守っているだけだ。・・・

読後、とても印象に残る言葉でした。

石垣島より

           ★


~緊急事態基本法を制定しよう~
■■安全保障セミナーのご案内■■


謹啓 陽春の候 皆様におかれましては益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
 昨年の東日本大震災から1年が経過しましたが 瓦礫の処理や原子力の問題等で四苦八苦している状況であります。先般の北朝鮮のミサイル実験、尖閣における中国の領海侵犯等私たちを取り巻く東アジアの情勢は緊迫した状況であります。しかしながら自然災害や有事などの緊急事態に対応しきれないのが日本の状況であります。今回は特に中国の軍事力、人権問題等の現状ついて又北朝鮮や中国の行動の根本にある共産主義思想について下記の通りセミナーを開催致します。ご多忙とは存じますが皆様お誘い合わせの上御参加賜りますようお願い申し上げます。 謹白

*日時 平成24年5月4日(金)13:30開場
    14:00~16:30
*会場 護国神社 社務所ホール  那覇市奥武山町44
             098-857-2798
*講師 国際平和研究所所長 渡辺芳雄氏
         セミナーⅠ 隠された中国の脅威
     セミナーⅡ 共産思想の脅威と我々の覚悟
*会費 1000円(資料代等)

                             主催 世界平和連合沖縄県連合会
                              後援 沖縄県平和大使協議会
                   問い合わせ 090-3014-0183(小湊)

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誰も知らない「辺野古の真相」

2012-04-26 07:44:19 | 県知事選

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■「辺野古テント村」の取材

昨日午前9時家を出て一路高速道路を北に向かった。

名護市役所を訪問し、そのご「辺野古テント村」を取材した。

その後辺野古公民館に大城康昌辺野古区長を訪ね2時間に渡り取材し「辺野古テント村」についての驚くべき事実を聞くことができた。

取材内容は追々報告するが、大城康昌辺野古区長によると、沖縄2紙はオフレコを平気で暴露したり、事実を捻じ曲げた歪曲記事を書くので、抗議したところ辺野古集落には寄り付かなくなったとのこと。 長時間の取材の後、公民館近くの「たんなは食堂」で美味しいソーキソバを食べて、午後3時過ぎ帰宅した。

筆者の娘が名護に嫁いだ関係で最近名護にはよく行く。

行く度に名護市役所を車窓に見るが、今回改めて見ると、名護市民には申し訳ないが、あの廃墟を思わせる怪しげな外観は一体誰の設計だろうか、とつくずく考える。 特に小雨に翳む夕暮れ時に市役所を正面から見ると、まるで魔物の棲む館のような妖気を感じるのは筆者だけだろうか。

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★魔物の棲む廃墟? 名護市役所

このような複雑な外観の設計を止めて、シンプルな設計にしていたら、素人考えでも、建築費は2、3割は安く上がったとだろう、と考える。

名護市役所では、安里順・名護市企画部広報渉外課(基地対策)・課長に面談した。 安里課長に面談した理由は安里氏が名護市の公有財産管理者で名護市の財務管理者でもあるので、辺野古海岸に左翼団体が設営した「辺野古テント村」に関する名護市の見解及び現在どのように対処しているかを聞くためであった。 安里課長との面談で驚くべき事実が判明したがこれについては後ほど詳述する。

テレビに出るジャーナリストや評論家たちが「辺野古を現地取材してきた」などとドヤ顔で述べるレポートの類は大抵は次のようなものであることを現場で確認することが出来た。

彼らは先ず名護で稲嶺市長に取材し「県外移設と反戦平和」の決まり文句を聞かされ、その足で許田から山越えをして東海岸の辺野古区に行き、浜辺に設営された「辺野古テント村」へ行くのが定番。

そしてそこに座り込む反日左翼団体に取材し、それを以って「沖縄の民意」と報告するのが通常である。

これを見た県外の人々は市長のお膝元の名護市も現地の辺野古地区も一致団結して「県外移設」が民意であると考える。

いや、県外の人々だけではない。

筆者の友人知人約十名に「辺野古テント村」についての認識を聞いてみたら概ね次のような意見であった。

「辺野古区民が設営したテント村だが、今では過半数は県外出身の支援者で占められている」

ところが大城区長によるとテント村の「住民」には辺野古の地元民は1人もいないという。

ほとんどが本土から流入した左翼集団だとのこと。

昨日もテント村に待機しテント村の状況を説明してくれたのは三重県出身の若い女性であった。 「貴方たちととは反対の立場です」と述べたが「いろんな立場の人に聞いて欲しい」と辺野古海岸の地図のあるパンフレットを示して丁寧に説明してくれた。

テント村は違法だと言ったが、弁護士に聞いたら違法ではない、と信じ込んでいる様子である。 ここで彼女と違法性を争ってもラチがあかないので近くにある辺野古公民館に大城区長を訪ねた。

大城区長との長時間に及ぶ話は興味津々たる内容であった。

その詳細は、後日改めて報告するとして、東海岸に面する辺野古地区を含む旧久志村と山で隔てられた旧名護町が合併したこと自体に無理があり、同じ東海岸の宜野座村と合併したほうが自然だったとは大城区長がふともらした感想であった。

そう、筆者のような沖縄県民でさえ、名護市に行く機会はあっても山越えをして東海岸の辺野古を訪問する機会はめったにない。

一つ山を越えた東海岸に面する辺野古地区は西海岸の名護市とは別世界の印象である。

したがって辺野古に関する情報は沖縄2紙から得ることになる。

「辺野古テント村」と大城辺野古区長を訪ねる気になった契機は、過日の沖縄タイムス社会面の最下部の見落としがちな場所にそっと掲載されているベタ記事である。

「テント村・」に拡声器

【名護】「日本侵略を許さない国民の会」と書かれたのぼりを掲げた男女6人のグループが17日正午ごろ、普天間飛行場の移設に反対する市民団体が座り込む、名護辺野の通称「テント村」を訪ね、テントの撤去を求めた。 市民団体によると、グループのメンバーがテントに入り一時騒然となったが、近くで警戒していた名護署員が駆けつけ、大きなトラブルには至らなかった。 グループは拡声器を使って主張を繰り返し、約20分後に現場を後にした。

          ☆

稲嶺名護市市長は「辺野古テント村」移設反対」」の撤去を来求める辺野古区民の要請に対して、憲法の表現の自由などを盾にして撤去に応じていない。

テント村に区が退去要求 辺野古

社会 2011年11月5日 10時10分

 【名護】名護市辺野古区(大城康昌区長)は4日までに、米軍普天間飛行場の辺野古への移設に反対する市民団体のメンバーらが座り込みを続けている通称「テント村」の立ち退きを求めた。

 区役員らが3日、テント村を訪れ、ヘリ基地反対協議会に対し、口頭で説明した。同区行政委員会で立ち退きするよう求める議決しているという。同協議会は「討議して結論を出す」としている。

 テント村は辺野古漁港近くにあり、市が土地を管理している。撤去可能なテントに県内外から連日、座り込みの支援者らが集まっている。

 同区は地域住民の散歩コースであること、夜間に未成年者がテント内に立ち入り飲酒などの行為をする恐れがあることなどを理由に退去を求め、市を仲介役に話し合いを続けてきた。

 市は憲法で集会、結社、表現の自由が認められていることから同区に「撤去を強要できない」と伝えていた。市議会9月定例会の一般質問では辺野古区出身の宮城安秀市議が「区民運動を展開してでも、撤去させたい」と述べていた。

 テント村での座り込みは移設計画で国がボーリング調査に乗り出した2004年4月19日に始まった。

稲嶺名護市長の理不尽な態度にたまりかねた辺野古住民が763人の撤去要求の署名を提出している

このニュースは全国紙の報道によるとこうなっている。

辺野古「テント村撤去を」住民763人の署名提出

米軍基地移設

 日米両政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を目指す沖縄県名護市辺野古区の大城康昌区長は2日、移設に反対する市民団体が座り込みを続けている「テント村」の撤去を求め、区民763人分の署名を稲嶺進市長に提出した。

 区は昨年7月から市と市民団体に立ち退きを求めてきたが実現しないため、1月下旬から約2週間、署名活動を実施。区内の高等専門学校の学生を除く住民約1500人の半数以上の署名を集めた。

 署名を受け取った稲嶺市長は「話し合いで解決できる方法を模索したい」と応じたが、同席した区民からは「早く解決しないと、実力行使をしようという若者も出かねない」といった声も出た。

(2012年3月3日 読売新聞)

 

注目すべきはテント村の「住民」はほとんどが県外の活動家であり、大城区長が指摘するように辺野古野住民は皆無という事実。

 

【在特会】辺野古テントへのカウンター
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17282327

 

■米軍との親善の象徴、辺野古「アップルタウン」

辺野古集落の入り口には、かつて栄えた「アップルタウン」のモニュメントがある。

「アップルタウン」は辺野古住民に慕われたアップル中佐の名にちなんで付けられたことを知れば、沖縄2紙の垂れ流す歪曲記事で「鬼畜米兵」の報道を読まされる読者には驚く人もいるだろう。

アップル中佐と「アップルタウン」の関係をを説明する看板がある。

沖縄のマスコミが報道する扇情的な記事を見ると「米軍基地の公害に」怒り狂う県民が憎悪むき出しにヤンキーゴーホームを叫んで、島ぐるみ運動を起こしている」・・・といった印象を受けるだろうが、元々キャンプシュワーブ」を誘致した辺野古住民は「普天間基地容認」の態度である。(本心では歓迎でも容認と言わざるを得ないのは気の毒であるが)

辺野古地区のHPによると、アップル中佐 と区民の交流は次のように述べられている。

基地建設の着工を機に新しいまちづくりの機運が高まり、昭和33年に上集落のまちづくりがスタートしました。このまちづくりにおいて多大な協力をしてくれたアップル中佐に因んで町名が「アップル町」と命名されました。その後、この開発によりまちは急成長し昭和40年には309世帯、2,139人の規模となりました。》

◆米兵と辺野古住民の心温まる交流

危険な地区なら人口は減少するはずだが、沖縄全県の人口が例年増加しているのと同じく、基地の町辺野古でも人口は増えている。

サヨク新聞の報道だけ見ると沖縄とは「米兵の強姦魔が徘徊し、女子中学生を見ると犯しまくり、泥酔米兵が住民を引き逃げする危険地域」という印象を受けるだろう。

だが戦後、基地と共存し発展してきた辺野古地区では、毎年、基地との交流をはかる行事を行い米兵も参加し和気あいあいと極めて友好的にやってきた。

毎年行われる地域と基地との友好をはかる為の地域行事にはこんなものがある。

◆区民運動会

毎年、辺野古区民運動会に11班として参加するキャンプシュワーブの人たち。

区民運動会の様子

 

◆大綱引き

大綱引きの観戦に米兵を招待したり、一緒に綱を引いたりしています。

大綱引き

 

◆辺野古の「アップルタウン」の由来となったアップル中佐

1956、年米軍の基地担当将校として赴任したアップル中佐をに辺野古区民は敵意を露にしていたが、アップル中佐が辞任して沖縄を去るときには辺野古住民は彼を好きになっており別れを惜しんだという。

 

沖縄マスコミは、基地公害を訴えるとき「小指の痛み」という情緒的文言を使うが、辺野古移設の当事者である「辺野古野の気持ち」、つまり「小指の気持ち」は全く無視している。

辺野古住民が長年米軍基地と共存共栄してきた努力の結果「辺野古移設」を容認しているのに対し、

ほとんどの県民が見たこともないジュゴンのためテント村を作り「ジュゴンを救え」などと叫んでいるサヨク団体の意見を「民意」と報道する沖縄マスコミの罪は大きい。

1996年の返還合意から14年間の紆余曲折を完全に無駄にしてしまった」直接の責任は、勿論民主党政権にある。

名護市民ののび太さんが、辺野古の大綱引きに参加した経験をコメントして下さっているので下記に転載しておきます。

辺野古の祭り のび太さんのコメント

昨年、3年に1回開催される辺野古の大綱引きを初めて見たのですが、たいまつを掲げ、ほら貝が鳴り響き、昔ながらの衣装を身につけた男達の勇壮な姿に感動しました。観光化され見世物になっているエイサーとは異なり、琉球民族の伝統と誇りを感じさせるものでした。その中に米軍の方々が協力・参加なさっているのが驚きでした。スピーカーから聞こえるアナウンスも日本語と英語の両方でなされていましたし、綱引きにいたっては、ウチナー(沖縄)もアメリカー(米軍)も一緒になって盛り上がっていました。ナゴンチュー(名護人)の私ですら知らなかった辺野古の事情を、他の市町村や県外・大気圏外(鳩山)の人々にはイメージできないと思います。地元メディアの偏向で、本当の民意が沖縄県内に伝わっていないです。稲嶺市長も知らないんじゃないですか?地元町内会の清掃や敬老会も選挙出馬することになって初めて顔を出すようになったと知人が言っていましたので、けっこう世間が狭い方のようですよ。

 

■誰も知らない辺野古の真相

昨日は名護市役所、「辺野古テント村」そして大城辺野古区長と取材して回り沖縄2紙が報じない驚くべき事実を知ることが出来た。

前述のように詳細は今後数回に分けてレポートする予定だが、テント村の中を見学のとき、内部にいたシベリアンハスキー犬について付いてだけ報告しておきたい。 大城区長らによる再三の立ち退き要請に対し、夜間はテント村から「住人」たちが撤収する約束を取り付けたが、夜間空き家になった」テント村の警護に大型犬をテント内部に放っているとのこと。

大人しい辺野古区民はこの大型犬の夜間放置に関し特に反対していないが、海岸の無人のテント小屋に事情を知らない青少年が忍び込んだりしたらどうするつもりだ。

子どもたちにとって獰猛な大型犬は熊にも等しい危険な動物である。

他人の空き地に勝手に違法な構造物を作り、その警護に獰猛な大型犬を放置するとは人権団体は何も騒がないのか。

住民の生活よりジュゴンを守れと叫ぶ連中には、子どもたちが犬に咬まれるのも何とも思わないのだろうか。

4月中に辺野古住民大会が行われるとのことで、その後本気になって違法な「テント村」の撤去に立ち上がるかどうかを決めるとは、大城区長の話。 辺野古集落を車で一回りしたが村のいたる所に左翼の立て看板や横断幕が目に付き、静かな集落がよそ者の「反日左翼集団」に蹂躙されているとの印象を受けた。 

辺野古区民はお人好し過ぎる!

続く

             ☆

【おまけ】

県立高校PTA会費流用「裏給与問題」は沖縄2紙が必死になって矮小化をはかっている。

監督責任者の大城浩教育長自身が西高校の英語教諭時代に「裏給与」を受取った疑惑が浮上しているからである。

極悪複合体の一員である沖縄2紙が同じ仲間の大城教育長を必死に庇うのは想定内だが、この問題はイデオロギーを離れて子を持つ親なら誰でも関心のある全県的問題である。

沖縄2紙は八重山教科書問題同様に「不都合な事実」を隠蔽しようとしているのに対し、八重山日報がこの問題も大きく報道してくれた。

アッパレである。

民間感覚「高過ぎる」 那覇西高校PTA 手登根安則会長(48)

 

 県立高校の教員が「ゼロ校時」と呼ばれる早朝講座で保護者から手当を受け取っていたことは、以前から問題だと指摘していた。本土では、こうした事例がないことを知っていたからだ。教員が早朝講座や課外授業で手当を受け取っているのは、沖縄と九州の一部しかない。


 教員には、時間外勤務の手当として給与に4%を上乗せした『教職調整額』がある。従来、早朝講座は時間外勤務だというので、教員は保護者から手当を受け取ってきたが、どこまでが教職調整額でカバーされる時間帯なのかはっきりしない。保護者も、どこまで報酬を支払っていいのか見えてこない。


 那覇西高の教員は45分の早朝講座で3千円を受け取っているが、民間の(時給の)給与水準からすると、あまりにも高い。今年2月、「金額で歩み寄りはできないか」と学校に持ちかけ、評議員会で話し合ったのが今回の問題の発端だった。


 教員は「ぼくたちは特別職だ。カウンセラ―は1時間で5千円取る。ぼくたちは安いほうだ」と言った。私は、あいた口がふさがらず「PTAのお母さんは昼間働いて、ご飯を作ってこの会議に参加し、帰宅してから片付けをしている。そんなお母さんたちこそ特別職だ」と反論した。


 「手当をもらえないならゼロ校時には協力しない」という教員もいた。「ゼロ校時がなくなると、子どもの深夜はいかいが増える。勉強について行けない子が出て、国公立大に行く子が激減する」とも言われた。まるで脅迫だ。


 那覇西高は、県内で最初に早朝講座をスタートさせた高校だ。それから各高校に広がった。20年前は全県で200人程度だった国公立大の進学者が、現在では千人に増えた。学校側は「ゼロ校時の効果だ」と言うが、この20年で変わったのは、進学塾が増えたことだ。国公立大の合格者の9割は進学塾に通っている。ゼロ校時だけが理由というのはナンセンスだ。


 私は教員に支払われた報酬について「基準を出してほしい」とPTA事務担当者に要求したが「ない」と言われた。何と、手当の受け渡しは口頭での伝承だったのだ。


 学校側は、PTAからのお願いでゼロ校時が始まったような話をしているが、学校とPTAがゼロ校時について交わした覚え書きもない。ゼロ校時がPTA主催だというのは、教員が手当をもらうための方便ではないか。最初から手当ありきの悪しき慣習だったのだと思う。

 

ゼロ校時は1校時に 結果責任の仕組みを

 ゼロ校時は子どもの学力を上げるためというお題目で始まったが、それから20数年、沖縄の学力はどうなったのか。全国で最下位だ。学校は「子どもがついてこれないから、本来なら授業時間で教えることを、ゼロ校時で教えている」と言う。しかし本来は授業で教えることをゼロ校時で教えているなら、課外授業として親に手当を請求するのは、理屈に合わない。悪く言えば、指導力不足を親に負担させている。ゼロ校時は通常の授業の延長だと言っているうちは、学力は伸びない。


 全県で年間1億円余が教員に支払われながら、なぜ沖縄の学力は全国最下位なのか。よしんばゼロ校時がPTAからの依頼だったとしても、結果を出していると言えるだろうか。


 沖縄の教員は、手当を受け取る慣習の中で、自らの資質を高める努力をおろそかにしてこなかったか。本土のように、信念を持って子どもに体当たりする先生がいれば、手当を出さなくても学力は伸び、合格者が増え、先生は誇りを得る。沖縄にはそれがない。「金ありき」はいかがなものか。


 個人的な意見だが、今回の問題の責任は県教委と学校にあって、現場の教員にはあまりないと思う。教員は最初からお金をもらうことが慣習になっているシステムに組み込まれてきたのだ。おかしいと思っても、自分だけもらわないことはできなかっただろう。


 県教委の職員はほとんどが教員出身で、自分も学校現場で手当をもらい、事実関係は認識していた。なのに、コンプライアンス(法令順守)に配慮しなかった。県教委と学校の責任は重い。


 しかし私は、ゼロ校時は継続するべきだと思う。学力や生活習慣の向上に一定の効果がある。ただ、その中の生活習慣については、親がお金を払ってやるべき事ではない。親の家庭教育の範疇(はんちゅう)に入ることだ。親にも危機意識がなく、安易に学校任せにしていた。


 親が手当を払うにしても、どの時間帯までが教職調整額でカバーされているのか、根拠をはっきり示し、金額は県内一律にしてほしい。PTAの財力、手当額の大小で、公教育の場で格差を作り出すことは、望ましくない。


 有志の会は、ゼロ校時の手当は上限でも千円、下限はゼロ(無報酬)が妥当だと考えている。PTAは役所ではないから、民間の基準で支払えばいい。教員がどうしても、もっとほしいというのであれば、公費負担にするべきだ。そのときは一緒に要請してもいい。


 沖縄は、朝が早く昼間が長いという特色がある。私は県教委に、ゼロ校時は1校時にするべきだと提案している。授業開始を繰り上げれば、ゼロ校時は時間外勤務ではなくなる。その分、授業が早く終わるので、課外授業や部活も早く始められる。


 子どもから必要とされる教員は、県に兼職兼業願いを出して、堂々と有料の講座を開けばいい。


 ゼロ校時の代わりに、校内でPTA主催の進学塾を開いてはどうか。外部から民間の塾講師を招く。学力のレベルを高めるために、徹底的に指導してもらう。


 教員に対しては「結果を出せなかったから辞めろ」とは言えないが、外部講師であれば、結果を出せないなら責任を追及し、契約を打ち切ればいい。保護者が出す報酬の効果が、手に取るように分かるはずだ。


 子どもを全国最下位の学力から救い出すためなら、PTAはお金を惜しまない。
 教育の現状を変えるために、多くの人たちに有志の会(℡090―8305―4896)に参加してほしい。   (談)

早朝講座 無承認で報酬 県立高校 八重山も受領中止 県教委、違法性認める

 

■■沖縄県祖国復帰40周年記念大会についてお知らせ■■

 

政府や沖縄県は特定の限られた人々で復帰40周年の式典を行う予定です。

当然の事ながら、祖国復帰40周年は、県民あげ、国民をあげて祝うべきものと思います。

私共は、以下のように県内外の有志により、祝賀行事の実行委員会を立ち上げ記念行事を企画致しましたので、多くの方々の参加をお願い申し上げます。

◆祖国復帰40周年記念大会 

5月12日(土)会場:宜野湾市民会館 

入場料:500円 会場1200席

オープニングセレモニー:13時30分 

県内外の有識者挨拶

特別提言:ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授「我が祖国チベットと沖縄」

基調講演:津川雅彦(俳優)
       「日本人の誇り―沖縄県祖国復帰40周年を迎えて」

琉球・国まつり太鼓 若手30人による演舞

閉会16時

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主催:沖縄県祖国復帰40周年記念大会実行委員会

連絡先:波の上宮内 090-6831―0989 坂本まで

          Fax098(868)4219

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コメント (7)

沖縄2紙が擁護すセクハラ教授

2012-04-25 07:39:24 | 県知事選

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RBCテレビ沖大教員 セクハラで懲戒解雇処分(04/24 11:52)

 沖縄大学の男性教員が学内の女性に性的行為を強要したとして大学は男性教員を23日付けで懲戒解雇処分としました。
 沖縄大学によりますと男性教員は2010年12月、県内のホテルで学内の女性に対し性的な行為を強要したということです。
 大学はことし2月、女性の訴えを受けて調査を始め、23日、男性教員を懲戒解雇処分としたと発表しました。
 男性教員は当初行為を否定しましたが、のちに認め、女性に謝罪文を提出したということです。
 沖縄大学は、女性の特定につながることや男性教員のプライバシーを考慮したとして氏名や年齢、立場などについて公表していません

                          ☆

このニュースは沖縄2紙のウェブサイトには掲載されていない。

漫画家の小林よしのり氏が異論を許さぬ沖縄を称して「全体主義の島」と皮肉るのは沖縄2紙をウォッチングしている者ととしては言い得て妙と感心する。

だが何事も行き過ぎると怒りや憤慨が笑いに変わってしまうものである。

昨年末沖縄では田中防衛局長(当時)がオフレコの酒席でたとえ話で「やる」と表現したら、翌日の地元紙は「沖縄女性を犯すとは沖縄差別だ」と一面大見出しで、大バッシングで、防衛省は本人に事情聴取する前に更迭してしまった。 発言の真偽はともかく沖縄で騒ぎを起こしただけで首になるのが沖縄なのだ。

その一方で沖縄の新聞は実際に女性を「やった」(犯した)大学教授は名前さえ公表しない。

つまり沖縄ではオフレコの酒席で「やる」とたとえ話をしただけで、防衛局長が新聞の一面で大バッシングを受け更迭されるのに、実際に「やった」大学教授はベタ記事で名前さえ伏せられ、その理由が「男性教員のプライバシーを考慮したとして氏名や年齢、立場などについて公表していません」というのだから、驚きや怒りを通り越してただただ笑う以外になすすべを知らない。

被害者の女性の訴えを受け調査したのが、八重山教科書問題でケダモリ竹富教育長を熱烈支援し、都知事の尖閣買取発言では違法であるとして、行政訴訟を扇動しているあの仲地博副学長という。

加害者の教員が「反戦平和」を叫ぶなら、当然「プライバシーを考慮して」たとして氏名や年齢、立場を伏せるのは想定内である。


仲地博沖縄大学副学長

セクハラ教授に、何がプライバシーだ!何が立場だ!

これが普通の人の考えだだろう。

反日左翼教授が跋扈する沖縄の大学ではセクハラ教授は珍しいことではない。

琉球大学でも教授のセクハラ騒動が会ったが「反戦平和」を叫ぶ加害者の名前は沖縄紙は最後まで伏せた・・・が当日記が公表した。

 それがこれ。

 ■セクハラ教授の正体

2006年10月20日 (琉球新報)

旅行先や学内で関係強要と琉大卒女性が教授を提訴

2003年11月から04年6月にかけ、琉球大学法文学部の男性教授(57)から性的関係を強要されたとして、

卒業生の女性が19日までに、教授と大学を相手に損害賠償を求める訴えを那覇地裁に起こした。この教授は強要したと

される時期を含む01年度から03年度まで、学部内セクハラ相談室の相談員も務めていた。

 教授側代理人は「女性の主張は事実と異なる。強制や違法行為はなかった」と合意上の関係だったとの認識で、争う構え。

大学側も25日に調査委員会を立ち上げる。

 訴状によると、教授の研究室に所属していた原告女性は、03年11月中旬、教授の研究調査旅行に同行。

宿泊先の教授の部屋で飲酒した後、最初の関係を強要されたという。

 直後に女性はいったん休学したものの、学業をあきらめきれずに復学。しかし、その後も関係を強要された。女性は卒業と

就職ができなくなることを恐れ、逆らうことができなかったとしている。行為は04年6月まで数回に及び、研究室でもあったという。

 女性側代理人によると、女性は卒業した今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、

カウンセリング治療などを受けているという。

 同代理人は「加害者の教授は学内でセクハラを防止する立場にいた。女性は在学中は大学に訴えたくてもできない状況にあり、

人選など大学にも責任がある。今後、女子学生が安心して学べる環境づくりが必要だ」と訴えている。

 琉球大学の森田孟進学長は「訴訟で提起された内容が事実であれば、誠に遺憾。事実関係については現在裁判に委ねられたことから、

その結果を見つつ適切に対応をしたい」とコメントした。

 

旅行先や学内で関係強要と琉大卒女性が教授を提訴 2006年10月20日  (新報上に続き)

■法文学部、25日に調査委発足 講義自粛させ、教授休職

 琉球大学は4日午後に訴状が届き、今回の問題を把握した。6日に仲地博法文学部長が教授を呼び出し、講義を自粛するよう要請し、 教授も応じたという。教授は担当する予定だった4講義の担当を外れ、現在休職している。受け持つ予定だった講義は別の教員に 振り分けて対応しているという。

 法文学部では25日に調査委員会を発足させ、教授から事情を聴き、事実関係を調査する予定。調査内容を学長に報告し、 処分が必要と判断した場合、評議会などで内容について検討する。

 教授は仲地学部長に対し「セクハラで訴えられたことに関しては責任を感じている」と話しているという。事実関係については 「いろいろと言い分はある」と述べるにとどまり、明言を避けているという。

慰謝料、謝罪で和解  琉大教授セクハラ訴訟(琉球新報 2008・12・12-35面)

琉球大学の男性教授から性的関係を強要されたとして、卒業生の女性が教授と大学を相手に一千万円の慰謝料を求めた訴訟の控訴審で、和解手続きが十一日、福岡高裁那覇支部であり、教授が女性に百万円を支払い謝罪することで和解した。教授は「女性の意に沿わないものであったと理解し大学教授の地位にあるものとして不適切な行為だったことを認め、謝罪する」とした。

★⇒琉球大学学生有志→琉球大学へ、セクハラへの抗議

沖縄2紙から与えられた「免罪符」で保護されたサヨク教授が現在も大きな顔で沖縄紙に「識者のご高説」を垂れ流しているのなら顔写真付でその正体を引っ剥がし県民の前に晒すのも一興であるが、くだんのH教授、事件以後現在はその名を紙面で見ることは絶えて久しく、琉球大学辞職後は静かに蟄居している模様である。

したがって本名を晒すのには幾分躊躇するのだが、沖縄2紙が新聞本来の使命を忘れ、左翼「御用識者」を「反戦平和」の免罪符でいかに庇護してきたかを県民に知ってもらうため、H教授が大活躍している記事を引用し、実名の暴露に代えておく。 それにしても「H教授」とはよく名前が符合したものである。

 

「反戦平和」を振りかざし保守系知事に激しく詰め寄るH教授。

稲嶺知事、「ノーコメント」繰り返す/保坂教授、「県から説明はない」/八重山平和祈念館問題

1999年9月13日
「内容については監修委員の協議を経てきた」-。八重山平和祈念館の展示説明文内容が県によって見直されていた問題に質問が集中した13日午前の記者懇談会。稲嶺知事は、見直しの経緯を調査するよう指示したことを説明した後は、「事実関係を整理しない現段階では、コメントしない」との言葉を繰り返した。
午前10時半、記者約40人が詰め掛けた知事応接室にブルーのかりゆしウエア姿でにこやかに入ってきた稲嶺知事。八重山平和祈念館の問題について質問されると「内容については監修委員会の了承を得ていると担当局長から報告を受けた」と説明。「問題もたくさんあるようだ」と、監修委員らから出ている批判の声にふれ、「調査を指示している」と落ち着いた表情で話した。
しかし、表情が一変したのは地元八重山や韓国側から内容変更について非難の声が出ているが-との記者団の質問。声を荒らげ、「事実関係が整理されていない段階では自身の考えもコメントできない」と繰り返した。なおも質問が続くと、不快そうに首を振り、返答を拒否する場面も。会見の途中で事務方に腕時計を示し、暗に早く会見を切り上げるよう指示する一幕もあった。
専門委員として展示の説明文を手掛けた保坂廣志琉球大学教授「県からの説明はまったく受けていない。研究者の良心をかけて言える。県がなぜ隠ぺいに隠ぺいを重ねるか理解に苦しむ」と述べ、協議を行いながら作業を進めてきたとの知事の説明に反発した。保坂教授は「県に説明を求めたい」とし、17日に監修委員会、専門委員会、遺族会のメンバーで県庁を訪れ、説明を求める方針だ。
「とんでもない」、地元で/怒りの声

関連エントリー:

破廉恥教授を庇う琉球新報

続・琉球新報が庇う破廉恥教授

              ☆

話は田中防衛局長の「やる」発言に戻るが、当時新聞の大バッシングに連動し女性団体が「女性に対する差別だ」と叫んで抗議集会を開き、新聞もこれを派手に報道した。

ところが反日左翼の巣窟である大学の教員がセクハラを犯しても女性団体が抗議行動を起こした話は聞いたことが無い。

不良米兵と少女売春で補導歴のある不良女子中学生が起こした「ナンパトラブル」では沖縄2紙が本人が否定しているにも関わらず実名を挙げて「米兵女子中学生暴行事件」と大々的に報道し「女性人権団体」も大車輪の猛抗議をした。

 

過去ブログの紹介              *

読者のコメントの紹介です。

■ヒロシさんのコメント

ミュージックタウンのナンパの時に糸数議員たちはあれだけ騒ぎましたが、夏休みの女子中学生が飲酒の上でレイプされた後に自殺した事件でマスコミや議員・フェミニストたちはなにか行動を起こしたのでしょうか?

■安仁屋正昭さんのコメント

ヒロシ殿
>ミュージックタウンのナンパの時に糸数議員たちはあれだけ騒ぎましたが、夏休みの女子中学生が飲酒の上でレイプされた後に自殺した事件でマスコミや議員・フェミニストたちはなにか行動を起こしたのでしょうか?

ご指摘の通りです。
高里や糸数を見るたび、「この偽善者共!」と言いたくなってしまいます。

数年前に琉大の教授が教え子を数度にわたり強姦した事件がありましたが、あれも、小さな記事で、実名も明かしませんでした。

現在は、名誉教授になっているのではないのでしょうか。
新報もタイムスも「自分たちが世論をコントロールしているんだ」という驕りがこのような、偏った言論空間を可能にしています。

力を合わせ、潰しましょう。

上記コメントに登場の「偽善者」とは、糸数慶子参議議員高里鈴代那覇市議等人権派の面々のこと。(下記写真)

新聞が「反戦平和」を叫ぶ政治家に免罪符を与えるという実例は、昨年の石垣前市長に関する「婦女暴行疑惑」や、今回の県知事選における伊波候補にまつわる「ラウンドワン疑惑」や「海軍病院給水拒否事件」等枚挙に暇が無いほどである。

だが、地元紙が免罪符を与えるのは、首長などの政治家に限らず、識者といわれる大学関係者にも及んでいる。

上記引用のコメントに見るように米兵が起こした不良女子中学生とのナンパトラブルを「米兵女子中学生暴行事件」として、起訴もされず本人が否定しているにも関わらず、「無垢な女子中学生を毒牙にかける強姦魔」のように実名を挙げ、連日一面トップで報道する沖縄紙。

「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」が「海兵隊所属兵士による少女への性暴力に抗議し軍隊の撤退を求める要求書」を県知事に。

◆米兵の犯罪には敏感で、
革新市長の犯罪疑惑には鈍感な人権派の面々↓

写真は右から、糸数慶子参議議員高里鈴代那覇市議
 
下記引用は幻の「米兵女子中学生暴行事件」を報じる、地元二紙の狂気!
(実際は不良米兵と不良女子中学生の単なるナンパのトラブルだった)

                   ◆

幻の「米兵女子中学生暴行事件」を大々的に報道するその一方で、

サヨク論調で新聞を飾る琉球大学教授が教え子の女子大生にセクハラ行為を行い、提訴され解雇処分を受けても、その破廉恥教授の実名を報道するどころか隠蔽工作に走る。。

これも「反戦平和」を叫ぶ識者へ付与した免罪符の霊験の賜物である。

 

【おまけ】

おはようございます。

昨日23日(月)午後5時頃の国民の意識調査、ネットの検索ページから
本日のエントリーに関連する国民の意識調査、ご参考までのお知らせです。

八重山毎日、県2紙の社説や記事、新聞社御用識者らの偏向記事は、
国民の意識と計れないほどに乖離している実情があります。

昨日のネット上の投票、一人で何度も投票できるか、を試したところ、
その回答は、はこれ↓
「すでに回答しているので、受け付けられませんでした。」
複数回投票はできないようです。

・・・・・・・・[投票のページ引用]
東京都の尖閣諸島買い取りに賛成? 反対?
石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島を東京都が買い取ることで調整を
進めていることを明らかにしたそう。「本当は国が買い上げたらいいが、
国が買い上げようとしないからだ」と理由を説明しましたが、
あなたは東京都が尖閣諸島を買い取ることに賛成? 反対?
(実施期間:2012年4月17日~2012年4月27日)

計223865票

賛成 92% 204703 票
反対 7% 14979 票
わからない 2% 4183 票

※統計に基づく世論調査ではありません。
結果は予告なく削除する場合があります

・・・[引用おわり]



石垣島より

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コメント (9)

錯乱する沖縄タイムス!尖閣買い取りで

2012-04-24 08:09:09 | 県知事選

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石原都知事の尖閣買取発言で反対の拳を振り上げてはみたものの、国内世論の動向や石垣市長、沖縄県知事の賛意を横目でみて、拳の下ろし所を見失って錯乱し、支離滅裂な社説を書いた沖縄タイムス。

これ以上恥の上塗りは止めて、素直に石原発言に賛成したらどうだろうか。

ネットの普及した昨今、読者は沖縄タイムスが舐めて掛かるほどバカではない、と繰り返し忠告したい。

交渉、都に一任 石原知事と石垣市長が合意2012.4.23 22:40

石原東京都知事と会談後、記者団の取材に応じる中山義隆石垣市長。右は猪瀬直樹副知事=23日午後、東京都庁
 東京都の石原慎太郎知事が購入方針を表明した尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、石原知事と中山義隆石垣市長が23日、都庁で会談した。市長によると、知事は購入交渉について「私が中心にやっていくので任せてくれないか」と要請。市長は「全面的にお任せする」と応じ、都が交渉を進めることで合意した。

 石原知事は会談後、記者団に、沖ノ鳥島(東京都小笠原村)で魚礁を作って漁業振興していることや、小笠原諸島(同)で固有植物を食い荒らすヤギを駆除していることなどを挙げ「そういうことで協力できると言った」と述べ、都が持つ離島振興の経験を生かす考えを提案したことを明らかにした。また、都幹部を集めて「いろいろ知恵を出そう」と指示したとも語った。

 中山市長は猪瀬直樹都副知事とも会談。猪瀬副知事は記者団に、購入資金は「予算で買うことを前提にしつつ寄付もあっていい」と述べ「寄付したいとの声が殺到しており、受ける仕組みを考えたい」と表明。寄付の声の多さに「東日本大震災以降、尖閣も国土なのだということを考えた結果だろう」と話した。

 この日、都議を含む首都圏の地方議員約50人が石原知事の方針を支持する緊急集会を国会内で開催。「全国の地方議会で石原知事発言を支持する意見書決議運動などを推進する」などとした決議を採択した。

 都の購入には都議会の賛成が必要だが、集会に都議は自民党7人、民主党1人の計8人が出席した

                            ☆

石原都知事の尖閣買取について、反対を唱える勢力の反対理由は大体次のようなものに分類できると書いた。

①都民の血税が、どうだらこうだら。

②中国の反発が危惧され、どうだらこうだら。

③石原の政治パフォーマンスが、どうだらこうだら。

④国防問題は国の専管事項で、地方自治との関係が、どうだらこうだら

尖閣問題の一番の当事者は尖閣を行政管理する石垣市である。

石垣市長が尖閣買取に関し「都知事に一任する」とし、石垣市議会が都知事の購入を認めた以上、沖縄2紙や御用学者の仲地博沖縄大学副学長が反対のための寝言を言ってももはや騙される読者はいない。①に関しても都議会は今の国民的的動きを無視できない状況である。

③のパフォーマンス云々も佐々氏の「正論」を読めば言いがかりに過ぎないことが自明である。

だとしたら②の中国様のご機嫌伺いのためという理由以外には石原氏に反対する理由は見つからないことになる。

反対勢力の完全敗北である。

尖閣問題の一番の当事者である石垣市が賛同し、県知事も賛意を示したのなら沖縄の民意は石原氏を支持したということではないか。

仲井真知事はNHKの取材に対し、こう発言している。

「そもそも尖閣諸島に領土問題はないということなのに、なぜこうした話が問題になるのか分からない。沖縄県も都内に土地を持っているし、都が沖縄の土地を購入することが禁止されているわけではない」と述べ、問題はないという認識を示しました。
仲井真知事“石原知事の話聞きたい”NHKニュース 4月18日

それでも中国様の顔色が気になる沖縄タイムスは困惑のあまり次のような支離滅裂な社説を書いて生き恥を晒した。

[尖閣買い取り計画]「危機」つくらぬ外交を

 沖縄タイムス社説 2012年4月23日 09時16分


 石原慎太郎東京都知事の尖閣諸島買い取り計画の波紋が収まらない。

 石原氏は国と地権者の賃借契約が切れる来年4月に購入する考えのようだ。その一方で「国が万全の態勢を敷くならいつでも下がる」とも言っている。

 日中間に横たわるセンシティブな問題に火をつけることによって、民主党政権の尻をたたく狙いもありそうだ。

 野田佳彦首相は衆院予算委員会で国有化も選択肢との考えを表明した。

 地元の漁民にとって安全操業のための国の取り組みは十分か。石垣市議会は「国による尖閣諸島購入を求める意見書」を賛成多数で可決した。

 最終的には国による購入を求めているが、東京都が購入すれば避難港や灯台、無線塔、気象観測所などの建設が容易になるとしている。

 政府は非常に難しいかじ取りを迫られている。

 中国は1992年、「領海法」を制定し、尖閣諸島は自分たちの領土だと主張している。日本は尖閣諸島に関して領土の争いはないと言っているが、中国との間で平行線をたどっているのが現実だ。

 仮に日本が国有化の手続きに入れば、中国も何らかの対抗措置を取ることが予想される。日中関係は非常に難しい局面を迎えることになろう。

 民主党政権は「尖閣は日本固有の領土であり、領有権問題はそもそも存在しない」(菅直人前首相)というのが基本的な立場だが、日本政府のそのような対応の仕方は見たくない現実から目をそらしているようにも見える。

 ことしは日中国交正常化40周年の記念すべき年である。

 尖閣問題を考える場合、「戦略的互恵関係」という基本スタンスを忘れるべきでない。日本の最大の貿易相手国は、米国を抑え、中国である。経済的には互いにもう切っても切れない関係にある。

 尖閣諸島は好漁場となっており、地元漁民が日常的に漁をしている。漁民の不安を解消しなければならない。政府は、日中友好と安全操業の確保という基本姿勢を崩さず、かつ、主張すべきは主張してもらいたい。

 領土問題はとかくナショナリズムが前面に出ると、後に引けなくなり、方向性を誤れば、双方とも大きなダメージを受けかねない。

 石原氏の政治家としての信条は自由だが、同海域を生活圏とする漁民の視点が欠けては本末転倒だ。

 5月には日中高級事務レベルの「海洋協議」が北京で開かれることになっており、この際、危機管理の在り方を突っ込んで話し合ってほしい。

 日中国交正常化を合意した72年、周恩来首相は尖閣諸島問題を先送りした。〓小平中国副首相も78年の日本記者クラブでの講演で棚上げ論を主張した。「領海法」制定後、中国は棚上げ論を放棄したように見える。だとすれば日本政府も新たな対応が必要だ。

 民主党政権は中国とのパイプが細く、政権自体がぐらついているだけに対中外交の立て直しが急務である。

 「尖閣危機」をつくり出さない外交努力を強く求めたい。

※(注=〓はへんが「登」でつくりが「おおざと」)

              ☆

ひと言で言えば矛盾だらけで突っ込むのに疲れる社説である。

>地元の漁民にとって安全操業のための国の取り組みは十分か

国が何も手を打たないから石原氏が動いたのではないか。

>中国は1992年、「領海法」を制定し、尖閣諸島は自分たちの領土だと主張している。日本は尖閣諸島に関して領土の争いはないと言っているが、中国との間で平行線をたどっているのが現実だ。

中国の尖閣領有の野心がわかるなら石原氏の行動に反対する理由は無いはずだ。

>仮に日本が国有化の手続きに入れば、中国も何らかの対抗措置を取ることが予想される。日中関係は非常に難しい局面を迎えることになろう。

「日本固有の領土」を国有化するのに対抗処置をとるという中国がおかしいとは思わないのか。

もっとも国有化の話は立ち消えの可能性が強い(【おまけ】参照)ので沖縄タイムスが心配するな「日本が国有化→中国の対抗措置」という恐れは無い。

>民主党政権は「尖閣は日本固有の領土であり、領有権問題はそもそも存在しない」(菅直人前首相)というのが基本的な立場だが、日本政府のそのような対応の仕方は見たくない現実から目をそらしているようにも見える。

だ・か・ら・・・石原氏に賛成すべきでは?

>石原氏の政治家としての信条は自由だが、同海域を生活圏とする漁民の視点が欠けては本末転倒だ。

本末転倒は沖縄タイムスの方だ。同海域を生活圏とする漁民の視点から言えば波の荒い同海域で台風などに遭遇した場合の避難港や灯台の設置を喫緊の目的にしている石原氏に諸手を挙げて賛成すべきではないか。

>日中国交正常化を合意した72年、周恩来首相は尖閣諸島問題を先送りした。〓小平中国副首相も78年の日本記者クラブでの講演で棚上げ論を主張した。「領海法」制定後、中国は棚上げ論を放棄したように見える。だとすれば日本政府も新たな対応が必要だ。

ん??? 結局石原氏に賛成ということなのか。

支離滅裂で石原氏に反対なのか賛成なのか意味不明の駄文に対し、一々突っ込みをいれるのはある意味エネルギーが必要だ。 

やれやれ。

最後は石原氏に反対し、その一方で代わりに政府の対応を求めて辛うじて面子を保ったつもりだろう。

が、前述のように中国様の顔色が気になる野田政権は国の買い取りに腰砕けの様子である。

やはり最後は石原と知事に賛成せざるを得ないですよ、沖縄タイムスさん。

 

【おまけ】

政府、日中関係悪化を懸念 「国が尖閣買い取る」腰砕け

産経新聞

 東京都の石原慎太郎知事による沖縄・尖閣諸島の購入方針表明を受け、政権が焦りを募らせている。野田佳彦首相は当初こそ国による買い取りに含みを持たせたが、5月中旬に訪中を予定していることもあり一気に腰砕けになった。民主党の輿石東幹事長らは今年の日中国交正常化40周年を機に「日中新時代」の構築に動いていただけに「中国を刺激することは避けたい」のが本音。新党構想を温める石原氏は外交面でも政権を大きく揺さぶっている。

 ◆国交正常化40周年

 「われわれが騒げば騒ぐほど中国はますます『領土をめぐり紛争中だ』と主張し、同じ土俵に乗ってしまう。静かにきちっと抑止力を含めて守りを固めていくのが重要ではないか」

 長島昭久首相補佐官は22日のフジテレビ「新報道2001」で尖閣購入問題を問われるといきなり言葉を濁した。民主党きっての外交・防衛通がこれでは後は言うに及ばない。

 政府・与党も初めは威勢がよかった。藤村修官房長官は17日午後の記者会見で「必要なら前へ進めることも十分ある」と国による買い取りをにおわせ、野田首相も18日の衆院予算委員会で「あらゆる検討をする」と断じた。ところが、玄葉光一郎外相が同日夕の記者会見で「日中の安定的な発展に影響を与えることのないように大局的に冷静に対応する」とくぎを刺すと、買い取りに関する発言はパタリと止まった。ある政務三役は「着々と実効支配の既成事実を積み上げているんだからワーワー言う必要なんてない」と語るが、中国側の反発がよほどこたえたようにみえる。

 平成22年9月の中国漁船衝突事件で日中関係が冷え切った後、民主党政権は関係改善に腐心してきた。今年秋に習近平中国国家副主席の共産党総書記就任が確実なだけに、政権移行期を利用してまず民主党の中国共産党との政党間外交の礎を築き、政府間の絆を強固にしようと考えたわけだ。

 3月23日に輿石幹事長が北京で習氏と個別会談したのはその布石。政府が昨年8月に排他的経済水域(EEZ)の基点となる離島23カ所を国有財産化した際、尖閣周辺4島を除外したのも関係改善のシグナルだった。

 そんな“配慮”を重ねたかいもあって、7日の中国・寧波での日中外相会談で、東シナ海での危機管理メカニズム構築に向けた事務レベル協議の初会合を5月中旬に開くことで合意。それだけにある政府高官は「都の尖閣購入問題によりすべて台無しになりかねない」と憤りを隠さない。

 ◆上陸許可どうなる

 都の購入表明により、もう一つ懸念が生じた。政府は16年4月に「あらかじめ認める場合を除き上陸等を禁ずる」とする内閣参事官通達を出したが、これは国が所有者と賃借契約を結んでいることが前提の措置。都の所有地になれば石原氏が次々に上陸許可を出す可能性は十分ある。石原氏は「正式取得は来年4月」と言っていることもあり、政府は当面静観の構えだ。この「事なかれ主義」こそが事態悪化を招いてきたとの認識はない。(杉本康士)

★本日(24日)は那覇地裁で上原正稔さんの裁判があります。

支援のための傍聴をお願いいたします。

 

■「パンドラの箱掲載拒否訴訟」
第七回口頭弁論

  日時 :四月二十四日(火) 午前十時半より

  場所: 那覇地方裁判所

■報告会

  日時: 同日      午前十一時半より

  会場 :沖縄県護国神 社社務所内会議室

上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

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【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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コメント (5)

荒れた左翼集会、32軍壕説明板「慰安婦」削除で

2012-04-23 07:28:36 | 県知事選

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QABテレビの放送ではあえて取り上げていないが、昨日左翼シンポジウムは異論を述べる参加者も続出し、

左翼集会には珍しく大荒模様であった。


【動画】第32軍司令部壕説明板問題 シンポジウム
第32軍司令部壕の説明板について、検討委員会が答申した住民虐殺などの文言を県が削除した問題で、22日、那覇市でこの問題を考えるシンポジウムが開かれました。

那覇市で開かれたシンポジウムには、およそ100人が参加し、そのなかで検討委員会の池田栄史委員長が、これまでの県とのやり取りなどの経緯を説明。

池田委員長は文言の削除は、戦跡考古学という結果からみて尋常でないと述べた上で、「意見を尊重しない県の対応は委員会を愚弄している」と、県を強く批判しました。

その後行われたシンポジウムでは、首里城に設置された司令部壕の意味など、観光客や学生にどのように平和の大切さを伝えるのか話し合われました。

そして司令部壕の説明板を沖縄戦の実相を正しく伝える内容へと、是正を求めるアピール文を参加者全員で採択しました。

            ☆

QABテレビでは報じていないが、参加者の話によると会場には反対意見を述べる人も複数いて、何時もの左翼集会と少し趣の違う雰囲気だったと言う。

本日の沖縄タイムスは、さすがに会場で反論を述べた参加者を無視はできず、次のような見出しで社会面トップを飾っている。

≪32軍壕「慰安婦は史実」≫

検討委 軍侮辱批判に反論

 

【追記】記録保存として記事をリンクとコピペしておく。

2軍壕「慰安婦は史実」検討委が反論 
社会  2012年4月23日 09時51分

 県が第32軍司令部壕の説明板から「慰安婦」「住民虐殺」を削除した問題のシンポジウムが22日、那覇市であり、文案をまとめた検討委員が経過を報告した。会場から「記述は日本軍をおとしめる」と批判が出たのに対し、検討委の池田榮史委員長(琉球大教授)らは「32軍がどういう軍隊だったのか、史実を明らかにしているにすぎない」と反論した。

 質疑応答の時間に、自衛隊OBでつくる県隊友会の元副会長、奥茂治さんが発言した。削除を求めて県に意見書を出したと明らかにした上で、軍命令の中で壕内に女性が居たことが明記されている料亭「若藤」楼について「慰安所なのか」と質問した。

 これに対し、村上有慶委員は「若藤楼は軍命で『玉倶楽部』という民営の慰安所になった」と説明。池田委員長は「若藤楼に慰安婦にならざるを得なかった女性たちがいて、32軍壕にいたことは事実だ」と指摘した。

 県が独断で文言を削除し、検討委員と話し合う前に説明板を設置したことについて、池田委員長は「外部委員会を愚弄(ぐろう)するやり方。県は今後、答申など聞かないと宣言するようなものだ」と批判した。今後、検討委として文案を再度まとめ、公表する考えを示した。

 沖縄平和ネットワークの北上田源さんは、平和ガイドの立場から報告。「32軍壕は、日本軍の加害を兵士個人の問題として例外化させず、組織の問題として語る場として重要だ」と強調した。

 会場となった那覇市の教育福祉会館には、約80人が集まった。参加者は「『慰安婦』『住民虐殺』は軍隊は住民を守らないという沖縄戦の本質を語る上で欠かせない実相」として、検討委の継続開催と説明板の見直しを求めるアピールを採択した。

異論を述べた方たちは、概略次のような趣旨の主張したという。

「平和教育というのは軍を否定することではない。軍隊というのは侵略を止めさせるため平和を維持する為に存在するのであるから軍隊を否定してはいけない」と。

唯「日本軍を貶めるな」という発言に対しは、ヒステリックに反発する女性が一人いた。

この若い女性は発言者に「沖縄から出て行け!」という罵声を浴びせたという。

これに対し彼らは「居住の自由は憲法で保障されているのだ!」と反撃したら沈黙したという。

 

手元の辞書によると、シンポジウムとは、 聴衆の前で、特定の問題について何人かが意見を述べ、参会者と質疑応答を行う形式の討論会とのこと。

シンポジウムと言う公開討論会で、自分とは違う意見を述べる人に「沖縄から出て行け!」と罵声を浴びせる女性がいるとは、さすがは異論を許さぬ「全体主義の島沖縄」である。

筆者は当日同じ時刻に護国神社で行われた「沖縄女性塾」「沖縄戦をかたる会」に出席したため、上記シンポジウムには勿論参加していない。

従って司令壕の説明板から削除されて「慰安婦」「住民虐殺」関し詳述することは避けるが、タイムスの見出しの「慰安婦は史実」の見出しを見ると、朝日新聞が火をつけた「従軍慰安婦」問題を連想する。

「従軍慰安婦」とは日本軍が朝鮮人の婦女を強制的に連行し従軍慰安婦にしたということで。これを左翼は「日本軍が朝鮮人婦女を性奴隷にした」と主張したこと。

現在明らかになったことは概ね次の点

(1)慰安婦は存在した。(当時は公称制度があり慰安婦も合法であった)

(2)日本軍が朝鮮人婦女を強制連行して「従軍」慰安婦にしたというのは真っ赤な嘘だった。

(3)実際は売春婦(慰安婦)が顧客として条件の良い軍隊を追いかける「戦地売春婦」であった。

日本軍を貶めたい反日左翼は「慰安婦の強制連行」では、形勢不利と判断し、当時慰安婦そのものが存在し、慰安婦が軍を顧客としたことにすり替えた。

タイムスの見出しが読者を誤誘導するのは「慰安婦は史実」ということで、あたかも32軍司令壕で軍隊が売春宿を経営していたかのような印象を読者に与えることである。

「住民虐殺」についても百歩譲って不埒な日本兵の1人が住民虐殺をした例が会ったとしても、これを32軍壕の説明板に記述したら、これをみた観光客や学生は「この壕の中でアウシュビッツのような住民虐殺が組織的に行われていた」と誤誘導される。

いずれにせよ限られたスペースの説明板に「慰安婦」や「住民虐殺」を)記述するのは本末転倒ではないか。

シンポジウムが軍を貶めることを目的にしていることは間違いない。

QABテレビでは参加者は100名となっているが沖縄タイムスによると80名とある。

これまでの左翼集会の実例からすると参加者の10倍水増し発表は普通だが、昨日は精々半分の40名がいいとこだろう。

これまで左翼主催のシンポジウムでは異論を述べて「出て行け!」はまだ良い方で、会場の受付で記名した瞬間数人の関係者に会場からつまみ出された例もある。

シンポジウム(討論会)と公表しながら異論を封殺するなら、以後はシンポジウムなど名乗らずに「反日左翼秘密集会」くらいにしてほしいものである。

 

関連エントリ^:
県、「慰安婦」などの文言復活拒否、32軍司令壕の説明版

 

【おまけ】

佐々氏の「正論」に全面的に同意する。

          ☆

産経新聞・【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 「尖閣一坪運動」で石原氏に続け


 石原慎太郎東京都知事が、ワシントンの米保守系シンクタンク、ヘリテージ財団で講演し、「尖閣諸島は東京都が買い取り、東京が守る。どこの国が嫌がろうと、日本人が日本の国土を守るため取得する」と発言、波紋を呼んだ。

 中国は、尖閣諸島を「中国固有の領土で核心的利益」などと位置付けて、付近の島々に中国名を冠し、「海監50号」「海監66号」など新鋭の海洋監視船を周辺海域に遊弋(ゆうよく)させ海保巡視船に誰何(すいか)してくるなど、尖閣領有の意思を次第に鮮明にしている。その中国が反発したのは織り込み済みだった。

 ≪漁船衝突への対中弱腰対応≫

 一昨年秋の中国漁船体当たり事件は、「衝突事故」ではない。領海侵犯・公務執行妨害の事件である。中国人船長は超法規的な釈放などせず、起訴して裁判にかけるべきだった。那覇地検はしかし、「今後の日中関係を考慮した」という検察にあるまじき政治判断を示して船長解き放ちを決めた。菅直人首相、前原誠司外相が国連総会(ニューヨーク)出席中の留守を預かっていた、仙谷由人官房長官(いずれも当時)からの政治圧力が影響したとの見方が強い。仙谷氏が別の理由でとはいえ参議院の問責決議を受けて、内閣改造で更迭されたのは当然であろう。


 那覇検察審査会は、超法規釈放を非とし起訴相当と決したが、菅政権あるいはそれを引き継いだ野田佳彦政権は本件を頬被りして、同船長の任意出頭さえ求めていない。その後、中国漁船団が韓国領海に侵入して公務執行を妨害し、韓国の海上警察官が殉職した。韓国はこの犯人を逮捕して起訴し、懲役30年の判決が言い渡されている。中国は、これに抗議したものの、韓国の主権は李明博政権の断固たる姿勢によって守られた。それに比べて、日本は情けない。

 民主党政権は対中弱腰外交で中国人船長による主権侵害、公務執行妨害事件を等閑に付し、国民は強い不満と不安を抱いていた。そうした中での石原発言である。

 ≪都知事は尖閣問題で筋金入り≫

 日本の政界や世論の動向を筆者は注意深く見守っていたが、興味のあった反応は以下の通りだ。

 一、藤村修官房長官が「国が同諸島を今は2400万円余の賃貸料を支払って借りているが、必要な場合は、国の購入もあり得る」という旨を記者会見で述べた

 一、橋下徹大阪市長が「いつか誰かが言わなければいけなかった。石原知事らしい発言で、石原氏にしかできない判断と行動だ」と論評した

 一、各日刊紙が1面で大きく取り上げ、社説を別にすれば、比較的冷静に報じ、NHKや民放各局も客観的報道姿勢を保っている

 一、猪瀬直樹東京都副知事が「寄付金を募れば都民の税金負担分は軽くなる」と、国民的募金運動を示唆した

 一、政府与党も迷惑顔ではあるが、案件が案件であるために、質問し反対する声はない

 本来は国がやるべきことではあるが、国がやらないし、地権者が「民主党政府には売りたくない。石原都知事を信頼」と言って交渉に応じている以上、反対し難い空気が漂っていて、石原発言は国民に受け入れられたとみていい。

 石原氏の尖閣への思い入れは決して昨日今日のものではない。

 ≪米国防副長官を閉口させる≫

 かつて、駐日米国大使だったモンデール元副大統領が、「尖閣は日米安保条約第5条の対象外で、仮に尖閣で軍事衝突が起きても在日米軍は出動しない」と、安保条約への認識不足から大失言をしたとき、石原氏の憤激は凄(すさ)まじかった。怒りはその後も燃え続け、2001年9月10日に訪米して、都知事2選目の公約、「横田基地返還」を果たすとして、米国防総省でウォルフォウィッツ国防副長官と会談し、ポリエステル製樹脂の横田空域図を、「これが羽田、これが厚木、これが横田」と組み立て、驚く副長官に「とりあえず航空管制権の返還を」と迫った。

それで終わりかと思ったら、モンデール氏を痛烈に批判し、やおら沖縄返還の日米公式協定資料を取り出して、卓上に付属交渉文書の一部の沖縄地図を広げ、「ごらんなさい。第5条の対象区域に尖閣が入っているでしょう」と追い打ちをかけたのだった。ウォルフォウィッツ氏は閉口して、同席していた筆者の方を見、自身の補佐官たちを見回して、「私は尖閣に詳しくないので、追って調べて返事する」と答えたものだった。

 そんな石原氏の強烈な愛国心がその後も、不撓不屈(ふとうふくつ)の秘密交渉を地権者、栗原氏との間で続けさせ今回の発表に至ったのである。

 地権者が石原知事を信頼して基本的に応諾した以上、都と沖縄県および石垣市が合議し、同時に国民に訴えて猪瀬副知事が示した募金運動を起こし、社会党や共産党が昔、成田で「一坪地主運動」を展開した例を逆手に取って、「尖閣諸島買い取り・国民一坪運動」を立ち上げ、最終的には対中国弱腰の政府与党にも協力させ、尖閣周辺の海底資源、漁業資源を確保すべきだと思う。だから、筆者は石原都知事の構想を支持する。(さっさ あつゆき)

 

★明日は那覇地裁で上原正稔さんの裁判があります。

■第七回口頭弁論

  日時 :四月二十四日(火) 午前十時半より

  場所: 那覇地方裁判所

■報告会

  日時: 同日      午前十一時半より

  会場 :沖縄県護国神 社社務所内会議室

上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

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コメント (6)

都民の前の踏み絵、尖閣問題で禍根を残すな

2012-04-22 08:28:18 | 県知事選

 

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今回の「石原尖閣買取」発言は売国奴をあぶりだすリトマス試験紙だと書いた。

同時にこれは国民を代表して東京都民に突きつけられた踏み絵でもある。

全国紙は産経と読売を除いて、売国新聞であることを吐露してしまった。

オキナワ2紙が売国新聞であることはいまさら書くだけ野暮だが、沖縄紙に登場する識者も予想に違わず売国奴であることを告白してくれた。 常日頃は保守を標榜する人の中にもつい本音が出て売国奴の本性を暴露したものがいる。

 保守系首長の翁長雄志那覇市長は18日の定例会見で、石原慎太郎東京都知事の尖閣諸島購入表明について「奇想天外。東京都が持つと尖閣問題が解決するのか」と批判した。(沖縄タイムス 4月19日)

沖縄では左翼発言で東京に戻ると保守を自称する佐藤優氏などは、石原発言で見事に隠れ売国奴の本性を晒してくれた。

漫画家のやくみつる氏も実は隠れ売国奴であることを炙り出された。

それがこれ。

尖閣諸島:石原知事発言…識者「中国を利する発言」

 毎日新聞 2012年04月17日 13時18分 

 作家で元外務省主任分析官の佐藤優さんは「今回の発言には二つ要因がある。ひとつは、石原氏が領土問題に敏感で高い国防意識を持っていること。もうひとつは『石原新党』が白紙に戻った中、領土問題で強硬姿勢に訴えれば、お金を使わず国民人気を保ち続けることができること。日本政府はこれまで『尖閣諸島に領土問題は存在しない』と主張してきたが、今回の発言で中国との間に深刻な外交問題が生じれば『領土問題』になり、中国はしめたもの、と思っているだろう」と指摘した。

 漫画家のやくみつるさんは「石原氏は今までいろいろ公約を掲げてきたが、何も実現しておらず、最後くらい爪痕を残したいという思いがあるのでは。日本の中国外交が事なかれ的になっていて、国民の不満が高まっているので、石原氏のこうした発言には期待が集まりやすいと思う。ただ、日本国内は震災からの復興など他の懸案を多く抱えており、尖閣諸島漁船衝突事件の時のように世論が沸騰することはないのでは」と話した。【袴田貴行】

              ☆

民主党政府が「尖閣海域に領土問題は無い」という公式見解を呟くだけで、中国の度重なるFEZ侵犯や領海侵犯に対し、腰が引けた態度で終始している。

これに対し、中国はこれらの中国船の活動は、日本の尖閣諸島への実効支配を打破する目的であると公言した。

尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域で16日に開始した海洋調査船の巡視活動について日本の実効支配の「打破」を目的にした「定期」巡視と表明した。実効支配排除を明確に巡視目的として掲げるのは珍しい(産経)。≫

中国が尖閣の実効支配打破を表明したということは、中国による尖閣の実効支配が次の目標であることはいうまでも無い。

したがって、わが国が打つべき次の一手は、石垣市長さえ視察の出来ないような形だけの実効支配を脱皮し、実質上の実効支配を実施することである。

それと同時に、国際社会と中国に対しては、「日中に領土問題は存在しない」、と主張し続けることが重要である。

その意味では東京都が買い取る話しは尖閣の実効支配の強化として大きな前進といえる。

これに対し藤優氏は、「中国はしめたものと思っているだろう」、と的外れなことを言っているが、中国以上にしめたと思っているのは、尖閣の形だけの実効支配を切歯扼腕していたわが国国民である。

やくみつるなどは、「ただ、日本国内は震災からの復興など他の懸案を多く抱えており、尖閣諸島漁船衝突事件の時のように世論が沸騰することはないのでは」と言っているが、この男には国防は最大の福祉であると言う認識に欠けており隠れ売国奴であることが判明しだ。

産経によれば、都庁には17日、尖閣購入に関する意見が午前中だけで100件ほどあった。多くは「決断に感激した」「国が動かない中、よくぞ言った」などと石原知事の方針を支持する声という。 都民の声の窓口担当者では「5台の電話がひっきりしなしに鳴り、9割ほどが賛成意見のようだ」と話した(産経)。

尖閣のために都民の税金を使うべきかという疑問はもっともらしく聞こえるが、領土問題、主権の問題は、金銭的合理性を超える面がある。

家族愛の問題が金銭的合理性を超越するのと同じく、領土問題、愛国心の問題は理屈を越えた心情の問題である。

ニューヨークが人種の坩堝(るつぼ)と言われるが、東京は地方出身者の坩堝であり、愛郷心の無い国民の典型とされてきた。

だが今回の件で、都民は全国民を代表して愛国心、領土問題と真正面から向き合わざるを得なくなった。

戦後長年にわたって平和ボケに腑抜けになってきた日本国民の代表として、自分たちが納めた血税が目先の利害に関係の無い愛国心のために投入する是非を問われる踏み絵を踏まされることになるのだ。

田舎者の坩堝で愛郷心に欠ける東京都民が今、日本国民を代表して全国民の問題である領土問題に血税投入の是非をとわれる歴史的瞬間にいるのだ。

これを拒否した結果、尖閣買取の献金運動が全国的国民運動として展開されたら、尖閣の購入資金など一気に集まるだろう。

そうなれば東京都民は売国奴の汚名を着せられ、孫子末代まで禍根を残すことになる。

石原発言によって野田首相や前原氏などは「政府が買い取るのが筋」などと後だしジャンケンのようなことを述べ、これに対し石原氏も政府が買い取るなら下りる、と発言した。

だが、政府が直接買い取る話は次の点で反対である。

(1)石原氏を信頼して売却の合意にいったたという地権者が、民主党政府が出てきたことで翻意するおそれがある。

(2)かりに政府買取が成功しても、中国に腰の引けた態度を続行し、立ち入り禁止を」さらに強化するおそれがある。

従って石原氏が下りたり、買取後政府に転売する場合でも「実質的実効支配」を政府が行うという条件を国民の前に提示した後政府買取の話を進めるべきである。

実質的実効支配とは、喫緊の課題である漁船の避難港の建設は勿論だが、国民の誰でも自由に上陸できるようにし、建築物の構築や自衛隊の配備も自由にできると言うことが条件である。

 

【おまけ】

産経・【笠原健の信州読解】中国は沖ノ鳥島周辺で資源採掘を開始する より

 ≪ 石原知事が構想を明らかにした直後の政府の狼狽ぶりは目を覆うばかりだったと言っていい。寝耳に水とはまさにこのことだろう。石原知事に外交の有り様を批判された玄葉光一郎外相は「何もやっていないということは全くない」と反論したが、尖閣諸島をめぐる政府のこれまでの対応を見てきた者にとってはむなしく響くだけだ。かつて外務省を取材していたときに「日本の外務省は中国外務省の日本出張所でしかない」と誰かが言っていたことを思い出してしまった。≫

 ≪石原知事による東京都による買い取りと、政府がほのめかしている国による購入は「公有化」では同じだが、月とスッポンほどの違いがあると思う。石原知事の構想によって船舶接岸用の岸壁整備、ヘリポート設置、研究施設の建設、自衛隊の常駐などの計画が広がってくるが、政府のそれは「とにかく事は荒立てたくない」という一点につきるだろう。

 政府はあらかじめ認める場合を除いて尖閣諸島への上陸は認めていないが、国有化したとしても政府はこの方針を変えないのではないか。国有化によって政府がこれまでの弱腰を突如、返上して尖閣諸島の統治強化を図る施策を次々と打ち出すと思っている人がいたら、失礼だがその人はかなりのお人よしだ。政府は一切、そのようなことをせずに、「大局的見地に立って冷静に対処すべきだ」との念仏を唱えるだけで、具体的な施策は何一つ実行せず、ひたすら現状維持を図ろうとするだけだろう。これこそ、あらゆる手段で尖閣諸島をわが物にしようしている中国の思う壺だ。

海洋覇権を目指す中国の圧力は強まりこそすれ、弱まることは絶対にない。この点についていささかも幻想を抱くべきではない。その中国の標的の一つになっているのが西太平洋の沖ノ鳥島だ≫

 ≪それどころか、中国は沖ノ鳥島周辺のEEZ内で調査活動を続ける一方、2009年には中国艦艇が沖ノ鳥島の北東海域に出現して訓練を実施。中国艦艇は2010年3月、そして同年4月にも沖ノ鳥島の西方海域に現れ、軍事訓練、対艦演習を実施した。

 沖ノ鳥島は、中国が米海軍の接近を阻止するために設定している第1列島線と第2列島線の間にあり、沖縄県那覇市からは約1100キロメートル、米領グアム島からは約1200キロメートルとほぼ中間に位置し、西太平洋の戦略的な地点にある。中国の調査活動は単なる海洋資源の探査ではなくて潜水艦の航行に必要な潮流や水温分析のデータ収集が目的だ。

 中国はすでに十分なデータを集めたはずだ。沿岸諸国の抗議や非難を無視しての海洋調査の続行とそれに続く資源探査の強行、そして資源探査や施設保護を名目とした海軍艦艇の出動…。東シナ海のガス田開発の例を挙げるまでもない。中国が沖ノ鳥島の周辺海域で資源探査に乗り出しても何の不思議はない。≫



産経・【笠原健の信州読解】中国は沖ノ鳥島周辺で資源採掘を開始する

2012.4.21 12:00 (1/3ページ)[笠原健の信州読解]
 東京都の石原慎太郎知事が明らかにした、尖閣諸島の購入計画に胸がすく思いを覚えた人は多かったはずだ。強奪すると腹を固めた中国の強圧と政府の無策の前に、尖閣諸島がわが国固有の領土だという紛れもない事実は淡雪のように消えてしまいかねないような状況になっていた。政府は、国が購入することもあり得るとの考えを示し始めたが、「今更、何を言うか!!」といったところであろう。

 石原知事が構想を明らかにした直後の政府の狼狽ぶりは目を覆うばかりだったと言っていい。寝耳に水とはまさにこのことだろう。石原知事に外交の有り様を批判された玄葉光一郎外相は「何もやっていないということは全くない」と反論したが、尖閣諸島をめぐる政府のこれまでの対応を見てきた者にとってはむなしく響くだけだ。かつて外務省を取材していたときに「日本の外務省は中国外務省の日本出張所でしかない」と誰かが言っていたことを思い出してしまった。

 野田佳彦首相は18日の衆院予算委員会で国による尖閣諸島の買い取りに含みを持たせる発言をしたが、政府の本音は国有化によって、わが国による尖閣諸島の統治強化を図るというよりも石原知事の構想に何とかして横やりを入れることができないか、というところなのではないか。

 

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 日時: 四月二十二日(日)正午より昼食をとりながら

 場所: 沖縄県護国神社 社務所二階会議室

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 お問合せ:090・9780・7272 ニシコリまで

 

 

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コメント (14)

八重山教科書問題、慶田盛氏が吠える、QABテレビで

2012-04-21 07:07:46 | 八重山教科書採択問題

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原都知事の「尖閣買取発言」は、マスコミが批判すればするほど民意は彼らを離れていく。

尖閣問題は、リトマス試験紙のようなもの。

 

批判すればするほど「売国奴指数」が上がっていく。

そして「隠れ売国奴」の正体が明らかになる。

 

やはりこの男も売国奴だった!

 尖閣諸島「買うなら国が」=都所有は筋違い-前原氏

         *  *

 

2012年4月20日 18時45分

Qリポート 新学期始まる・八重山教科書問題

八重山地区の中学校でことしから使用する社会科の公民教科書の採択を巡り、石垣市と与那国町は育鵬社、竹富町は東京書籍を採択と地区で同じ教科書にしなければならないのに、統一できないままおよそ8ヵ月が経ちました。

文部科学省は、竹富町だけ無償配布の対象からはずしさらに町に自費での購入を迫りました。新学期を向かえ、教科書は生徒たちの配られましたが根本的な解決がなされない現状を取材しました。

中川文科大臣(当時)2011年10月26日「子供たちに支障がない形となれば竹富町自身の責任で解決してもうことになるでしょう。」

 
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八重山地区の中学校で使用する公民教科書を巡り、文部科学省は去年、八重山地区の採択地区協議会が答申した育鵬社を採択せず、東京書籍を採択した竹富町を教科書の無償配布の対象から外しました。これを受けて竹富町教育委員会はことし2月、有志からの教科書の寄付を受けることを決めました。

そして迎えた新学期・・・ 竹富町のある中学校では、東京書籍の公民の教科書が生徒たちの手元に届きました。竹富町教育委員会の慶田盛教育長はそのときの様子について特別な思いで見ていたと話します。

慶田盛安三竹富町教育委員会教育長「学級で担任から、ちゃんと東京書籍の公民教科書を受け取って、子どもたちがうれしそうにしている姿を見ると、本当によかったなぁと」

しかし慶田盛教育長は、いまでも無償配布の対象外とした文部科学省の対応ついて納得できないと話します。

 
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慶田盛安三竹富町教育委員会「子どもたちを見ているとねぇ、なぜ本当にこの子どもたちにペナルティーを科すということはどうなのかという思いになりましたねぇ」

慶田盛教育長は今後、国に無償配布を求めると話します。

慶田盛安三竹富町教育委員会教育長「無償措置というものの、立法趣旨、まず憲法26条からみて憲法の流れからいって、勿論、検定外の教科書を取るんだったら分かるよ」「検定された教科書を取っているわけだから、そこに無償というのは、絶対に大事、前提ですよ。」

一方、石垣市の中学校では答申通りに採択し無償で配布された育鵬社の教科書が生徒たち手元に届きました。しかし、石垣市や与那国町の生徒や保護者の一部が去年8月の協議会の答申は無効だとし、育鵬社ではなく東京書籍が配布されることを確認する裁判が起こしています。

 
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先月、那覇地裁で仮処分の申し立てに対する決定がだされ結果は、生徒・保護者の敗訴。保護者らは、今後も裁判を続け「教科書の採択のあり方について正していきたい」としています

一方、この状況について県の担当者は、こう話しています。

宮良学八重山教育事務所長「ひとつの公民の教科書が一緒にならないことが八重山地区は本当は一つであるべきはずなのが、そのならなかったことについて、教育事務所長として、大変残念に思っています」

一方、異なる教科書を使用することで、生徒たちの学習への影響を心配する声も聞かれます。

与那国のお母さん「内容が違ってくると今後、離島の子って石垣や本島に高校に行くので今後の事を考えるとちょっと怖いとうのはありますよね」

 
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宮良学八重山教育事務所長「とくに三年生、高校受験がありますね。その高校受験にいわゆる不利がないように、子どもたち、とくに中学3年の子どもたちの社会科の指導内容、それが適切にまた充実を図れるように指導していく。それが一番の私たちの職責だと考えています。」

受験を含め、子どもたちへの影響はあってはならないことです。混乱が続く八重山地区の教育現場。根本的な問題はいまだ解決されないままです。

                            ☆

八重山教科書問題で嘘を垂れ流し、県民を混乱させていたQABテレビ。

おのれのデタラメ報道に反省しておとなしくしていると思いきや、性懲りもなくデタラメ報道まっしぐらである。

当日記の読者なら報道内容のあまりのバカバカしさに言葉を失うだろうが、QABテレビが「反骨の英雄」のように持ち上げる「沖縄のヒトラー」こと慶田盛竹富町教育庁の妄言を抜粋記録しておく。

慶田盛安三竹富町教育委員会教育長「学級で担任から、ちゃんと東京書籍の公民教科書を受け取って、子どもたちがうれしそうにしている姿を見ると、本当によかったなぁと」

新学期に新しい教科書をもらったら誰でもうれしそうな顔をするもの。

それを、「沖縄のヒトラー」氏は、あたかも」文科省の暴挙」に立ち向かって教科書を勝ち取ってやったかのような表情で「本当にとかったなぁ」だってさ。(爆)

>慶田盛安三竹富町教育委員会
「子どもたちを見ているとねぇ、なぜ本当にこの子どもたちにペナルティーを科すということはどうなのかという思いになりましたねぇ」

この男、本気で子どもたちがペナルティーを科せられたと考えてるとしたら、頭がおかしくなったのかと疑わざるを得ない。

ペナルティーを科せられたのは竹富町教育委員会ですよ!(怒)

特に慶田盛氏がルールを踏みにじってまで自分のイデオロギーを押し通したため、その犠牲になったのが子どもたちだ。 この簡単な理屈が理解できないようだったら教育長の座を即座に降りるべき。

慶田盛安三竹富町教育委員会教育長「無償措置というものの、立法趣旨、まず憲法26条からみて憲法の流れからいって、勿論、検定外の教科書を取るんだったら分かるよ」「検定された教科書を取っているわけだから、そこに無償というのは、絶対に大事、前提ですよ。」

おやおや、検定済みの育鵬社版教科書に対し「こんな教科書は、子どもたちの手に触れさせない」と啖呵を切ったのは何処の誰でしたか。

自分はルール無視をしておきながら、やれ無償措置法だの憲法だのを持ち出すのは爆笑もの。 

恥もなく、よくも立法趣旨などの言葉が口から出るものだ。

それだけいうなら自分が原告になって文科省相手に行政訴訟でも起こしたらどうだ。

>石垣市や与那国町の生徒や保護者の一部が去年8月の協議会の答申は無効だとし、育鵬社ではなく東京書籍が配布されることを確認する裁判が起こしています。

>先月、那覇地裁で仮処分の申し立てに対する決定がだされ結果は、生徒・保護者の敗訴。保護者らは、今後も裁判を続け「教科書の採択のあり方について正していきたい」としています

あれだけ大騒ぎしていたQABテレビが、訴訟については沈黙を守っていたのにスルーは出来ないと思ったのか専ら仲村裕レポーターのナレーションに任せていた。

「東京書籍版が無償給付される確認」を求める裁判で、仮処分は既に却下されており、そもそも原告は請求の相手を間違えている。

何度もいうが「無償給付」の確認をできる職務権限は文科省にある。 それを石垣市に請求するのはお門違いも甚だしい。

この裁判最初から勝負は決まっている。 勿論原告の前面敗訴だ。

 

この問題で顔面を引きつらせて育鵬社版支持派を攻撃していた赤い脳ミソの三上女史が子分の仲村記者任せにしてやけに静かなのは不可解である。

我に利あらずと判断し、左翼がお得意の沈黙でやり過ごし、卑怯にもそっとフェードアウトするつもりなのか。

三上キャスターは登場しなかったが代わりの男性キャスターの結びの言葉がこの問題の本質を突いていて興味深かった。

確かこう結んだ。

「大人たちの勝手な争いの犠牲になったのが子どもたち」(趣旨)

これって、慶田盛氏や三上女史への批判?

 

工作員の赤い女史ともっぱら評判の三上キャスターは八重山教科書問題では敵前逃亡し、今度は軍司令官壕【説明文問題」で反日活動に専心しているもよう。

⇒赤いニュース
沖縄QAB 工作ニュース

 

 

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コメント (9)

発狂新聞が錯乱!石原発言で

2012-04-20 08:10:31 | 県知事選

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石原都知事の尖閣買い上げ発言は、まさに「普通の政治家では思いつかない、石原知事でしかできない発想と行動」(橋下大阪市長)だ。

現政府のように「尖閣諸島に領土問題は無い」をバカのように繰り返すだけでは、中国に押し切られ最後は竹島の二の舞になることが危惧される。

「領土問題が無い」と言うのなら、仮に中国の資産家が高額で買収してしまったらどうなるのか。 現在の地権者は石原氏との信頼関係で譲渡を合意したと言うが、次の代になれば中国に売り渡されないという保証は無い。

東京都の尖閣買収により、尖閣問題が現状よりも一歩も二歩も前進することは、都民税を支払っている都民でさえ大多数が賛成しているのを見れば、誰が考えても石原氏に同意するだろう。

ところが突然の石原発言で面食らった沖縄2紙は、本音では石原発言に賛成でも、これまで石原氏といえば「戦争愛好者」として罵倒することしか能のなかった建前上、何とか難癖をつけようと、御用学者を動員したり、お得意の首長アンケートを駆使して反対の民意を作ろうと必死である。

               ☆

先ず沖縄タイムスは18日の社説で石原反対の狼煙を上げようとするのだが、これが従来の論調との整合性を欠く噴飯ものである。 逐一取り上げる余裕は無いが二つだけ俎上に乗せてみる。

[尖閣購入計画]石原知事の狙いは何か

社説:2012年4月18日 09時17分

 石原慎太郎東京都知事が米ワシントン市内で講演し、尖閣諸島を買い取るため都が最終調整に入っていることを明らかにした。

 民間の地権者と詰めの交渉を進めており、年内の取得を目指しているという。

 尖閣諸島が歴史的にも国際法上も、わが国固有の領土であることは言うまでもない。

 石原氏の狙いは何なのか。

 国民の注目を集めるための石原氏一流の政治的パフォーマンスのようにも見えるが、日中双方に新たな混乱を招き、緊張感を高めることにつながらないか、危惧する。

 都が購入する予定の尖閣諸島は、魚釣島、北小島、南小島の3島。現在、国が地権者と賃借契約を結び管理している。賃料は年間で計2450万円に上るという。

 尖閣諸島は行政的に石垣市に属している。東京都が沖縄県、石垣市を飛び越えて買い取るのは釈然としない。都民の税金が使われるが、東京から遠く離れた尖閣諸島を購入することに理解が得られるだろうか。都は寄付を募り、国民運動的な広がりにしたい考えのようだ。

 領土、領海に関しては国の専権事項である。仮に領土をめぐって中国とトラブルが起きたとしても東京都が何か手出しできるわけではない。

 都の買い取り構想は唐突な感じは否めないが、国境の島を個人が所有することについては議論の余地がある。

 領有権を主張する中国は「いかなる措置も不法で無効だ」とし、台湾も「全く認められない」と反発を強めている。

 ことしは日中国交正常化から40周年を迎える記念すべき年であるのに、ぎくしゃくが続いている。

 2010年9月には中国漁船衝突事件が起き、日中間は最悪の状態に陥った。

 ことしに入ってからも河村たかし名古屋市長が「南京虐殺事件」はなかったと発言し、友好都市の南京市との交流が冷え込んでいる。

 日本政府が尖閣の島々に名前を付けると、中国も対抗して独自の名称を付け、尖閣諸島を初めて「核心的利益」と位置付けるなど対立が激しくなっている。

 漁業監視船が領海侵犯するなど海洋権益のため活動を活発化させる中国の行動はエスカレートする傾向にある。

 石原氏は国民の一部にある中国への警戒感に火を付けようとしているのだろうか。それとも有効な手だてを打てないでいる民主党政権を覚醒させようとするつもりなのだろうか。都民からも戸惑いと評価の声が上がっている。

 東シナ海でトラブルが起きた場合の危機管理を話し合う日中の「海洋協議」の初会合が5月に開かれ、解決の糸口を探ることになっていただけに、このタイミングでの石原氏の発言は残念だ。

 低迷から抜け出せない経済など日本を覆う閉塞(へいそく)感のはけ口として領土ナショナリズムに向かっていくことにならないか懸念する。

 中国もナショナリズムを刺激され、さらに対立が深まることになりかねない。政府には国民感情に配慮しながら慎重なかじ取りを求めたい。

               

社説を笑う前にこれまで出揃った感のある反対論は概ね次の四つ。

①都民の血税が、どうだらこうだら。

②中国の反発が危惧され、どうだらこうだら。

③石原の政治パフォーマンスが、どうだらこうだら。

④国防問題は国の専管事項で、地方自治との関係が、どうだらこうだら。

この程度の反論しか出来ないのも情けないが、沖縄タイムスは一体何にいちゃもんをつけているのか。

都民の税金が使われるが、東京から遠く離れた尖閣諸島を購入することに理解が得られるだろうか

沖縄タイムスにはお気の毒だが、都民の大多数は石原氏に賛成しているし、万が一議会で否決されたら石原氏が先頭に立って募金の国民運動を展開すると言うから、これに石原軍団が支援すれば10億や20億の募金は一気に集まるだろう。 そうなればこれを否決した都議は売国奴の汚名を着せられることになる。

領土、領海に関しては国の専権事項である。仮に領土をめぐって中国とトラブルが起きたとしても東京都が何か手出しできるわけではない。

「領土、領海」に加えて防衛に関しても国の専権事項である。 いまさら沖縄タイムスのご教授を仰がなくとも、当たり前過ぎる話であるが、これまでの沖縄タイムスはこの当たり前すぎる話を無視した論陣を張ってきた。 石原発言に動揺し本音と建前を混同してしまった。

>領有権を主張する中国は「いかなる措置も不法で無効だ」とし、台湾も「全く認められない」と反発を強めている。

>ことしは日中国交正常化から40周年を迎える記念すべき年であるのに、ぎくしゃくが続いている。

結局は、中国様の顔色を伺う「中国の広報紙」というのが沖縄タイムスの正体である。

そして19日はコラムで必死の抵抗をするも誰の賛同も得ないような駄文で大恥晒し。

[大弦小弦]政治家の言葉や行動に重みを感じなくなったのは... 2012年4月19日 09時28分/

 政治家の言葉や行動に重みを感じなくなったのはいつのころからだろうか。森喜朗元首相に始まり、麻生太郎氏であっけにとられ、鳩山由紀夫氏にいたっては腰を抜かしたままだ  ▼最近では、参院で問責決議案が提出された田中直紀防衛相と、石原慎太郎都知事の発言だ。地元の仲井真弘多知事や政府が知らぬ間に、都が尖閣3島を買い取るため地権者と交渉していると国外から突如、発信した  ▼対して、市民が難しい外交・領土、防衛問題に向ける率直な発言や行為に本質を見る思いがする。町工場の多い都大田区に住む男性は「石原さんがすることは庶民にとって意味がないことばかり」とぴしゃり  ▼北朝鮮のミサイル発射に伴う、与那国町漁協の対応もそうだ。東京のテレビ局や全国紙が詰め掛けたが、組合員は普段通り漁に出た。組合長は「海は平和だったし、カジキも大漁だったよ」と笑う  ▼次期衆院選に向けた石原氏の新党設立がつまずいて白紙に戻った今、ミサイル問題で国防に関心が高まったタイミングでの唐突な発表。信念を持って尖閣問題に取り組んだと主張しても、政治的効果が先立つパフォーマンスと受け取られても仕方あるまい  ▼「日本全体のためになる」という理由の中に、たびたび翻弄(ほんろう)されてきた沖縄へ向けるまなざしは感じられない。(与那嶺一枝)

           ☆

おそらくは石原氏は、顔を見るだけで虫唾が走るほど大嫌いと思われる与那嶺一枝記者は、石原発言に重みを感じない例えに、鳩山元首相や田中直紀防衛相の軽薄な発言を並べて、石原発言と同類項だと断じたつもりだろうが、石原発言は軽いどころか重すぎで石垣市はいうに及ばず全国を、いや世界を駆け巡っているではないか。 これを単なる「政治パフォーマンス」と決め付けてこれに賛同する読者が果たして何人いるか。 与那嶺記者にご忠告しておきたい。 読者は貴方が考えるほどバカではない。

ジャーナリスト失格の赤面すべきコラムである。

             ☆

同じく石原慎太郎氏が大嫌いな琉球新報も、何とかケチ付けようと四苦八苦で、お得意の首長アンケートを持ち出しだが、石原氏の発送には付いていけず6割超が「判断付かず」で反対派僅か3%で、琉球新報も困惑気味。

琉球新報 2012年4月19日6割超 判断つかず 石原氏尖閣購入発言

 東京都の石原慎太郎都知事が尖閣諸島の購入を表明したことについて、琉球新報社は18日、県内41全市町村長を対象に、購入の是非などを問うアンケート調査を実施し、38市町村長から回答を得た。

             ☆

昨日19日の琉球新報は社説で「自治権を犯すな」などと見当違いの社説で石原発言反対の世論操作に必死だが・・・。


石原氏尖閣発言 沖縄の自治権を侵すな/次世代の共生へ道筋を

琉球新報社説 2012年4月19日
 東京都の石原慎太郎知事が米国のワシントンで講演し、都が尖閣諸島の購入へ向け地権者と交渉中であることを公表するとともに「東京が尖閣を守る」と宣言した。
 尖閣諸島はわが国固有の領土だ。行政区域として沖縄県石垣市に帰属することは、国際法上も歴史的経緯からしても自明だ。外務省も尖閣諸島をめぐる領土問題は存在しないとの立場を貫いている。
 こうした中、石原氏がわざわざ中国や台湾を挑発し、沖縄の頭越しに外交問題を引き起こすことは、横暴かつ無責任である。

国際法上の問題
 尖閣諸島は、明治政府が1895年に沖縄県に編入した。第2次大戦後は米国施政権下に入り、1972年に本土復帰で施政権が返還され、沖縄県石垣市となった。
 石原氏が買い取り検討を表明した魚釣島、南小島、北小島の3島は民有地で、平穏かつ安定的な維持、管理が必要として2002年から国が賃借している。
 中国と台湾は、尖閣の周辺海域で石油資源埋蔵の可能性が指摘された1970年ごろから、領有権を主張し始めたにすぎない。
 石原発言の背景には、尖閣問題が日本と中台の政治的火種としてくすぶってきた事情がある。だからと言って、石原氏が県や石垣市を飛び越えて県土を購入するなら、それは沖縄の自治権の侵害である。
 領有権をめぐって国際紛争に発展しかねない危機的状況というのであれば、それは国家主権の問題である。日本政府が中国、台湾と国際法上の問題として争い、わが国の領土であることを国際社会に認知させ解決するのが筋だ。
 中国外務省は石原発言に関連し「日本のいかなる一方的な措置も不法で無効だ」と反発している。だが、中国や台湾が尖閣諸島を実効支配したという歴史事実はなく、その主張には無理がある。
 日中台の政治・外交当局者は、冷静な対応に努めるべきだ。石原発言にあおられ、感情的対立を深めれば、それぞれのナショナリズムも刺激され、結果として東アジアの平和と安定を損なってしまう。
 野田佳彦首相は衆院予算委員会で同諸島の国有化を選択肢として検討する考えを示したが、いかにも拙速な反応だ。
 石原氏の土地購入計画について、仲井真弘多知事は「(個人所有より)何となく安定性がある」とし、中山義隆石垣市長は「好意的に受け止めている。市との共同所有が望ましい」と前向きに評価した。
 石原氏も買い取った後の土地の取り扱いについては、県や石垣市と協議したい意向を示す。

アジアの磁力として
 しかし、ここは仕切り直すべきだ。尖閣諸島を管轄する県や石垣市が主体となって活用策を検討するのが、本来あるべき姿だからだ。
 向こう10年間の沖縄振興の指針となる「沖縄21世紀ビジョン基本計画」案は、沖縄の地理的特性について「東アジアの中心に位置し、広大な排他的経済水域及び海洋資源の確保、領海・領空の保全、安全な航行の確保に貢献している」とする。加えて「中国をはじめとするアジア諸国の伸長、情報通信技術の進展とも相まって、人、物、金融、情報などアジアとの架け橋としての役割を果たしていく可能性がある」とうたう。
 アジア各国とのつながりを確保する磁力として沖縄の可能性は、東アジアの平和と安定にこそ生かしたい。尖閣の豊かな漁場、海底資源を生かすことは、新しい沖縄振興の方向とも合致する。尖閣の公有地化が望ましいのなら、地権者の理解を得て県が幅広く寄付を募り買い上げる方策もある。
 石原氏には自重を求めたい。今年は、日中国交正常化40周年の節目の年である。責任ある政治家の1人として、尖閣問題を平和的に解決し、日中台の次世代が未来志向で共存共栄していく道筋を示すことが、石原氏の務めではないか。東シナ海を名実ともに平和の海とすることにこそ、リーダーシップを発揮してほしい

               ☆

長い割には中身の無い社説なので、まともに論じる気は無いがこれも2,3点だけ触れておく。

>石原氏がわざわざ中国や台湾を挑発し、沖縄の頭越しに外交問題を引き起こすことは、横暴かつ無責任である。

政府は「尖閣に領土問題は存在しない」と繰り返している。 だとしたら国内の不動産を売り手と買い手が法律に則って売買し何の問題があると言うのか。 これを挑発と受取る中国や台湾国民党の方が可笑しいのではないか。

「頭越し」というが、売り手は石原氏以外には売る気を示していない。 頭越しは当然の成り行きで、これを事前に沖縄県や石垣市に相談していたら発狂新聞が騒ぎ立て、まとまる話もまとまらなくなったであろう。

>野田佳彦首相は衆院予算委員会で同諸島の国有化を選択肢として検討する考えを示したが、いかにも拙速な反応だ。 
>石原氏の土地購入計画について、仲井真弘多知事は「(個人所有より)何となく安定性がある」とし、中山義隆石垣市長は「好意的に受け止めている。市との共同所有が望ましい」と前向きに評価した。

石原氏は買い取り後、県や石垣市とは相談したいと言っているではないか。

>石原氏には自重を求めたい。今年は、日中国交正常化40周年の節目の年である。責任ある政治家の1人として、尖閣問題を平和的に解決し、日中台の次世代が未来志向で共存共栄していく道筋を示すことが、石原氏の務めではないか。東シナ海を名実ともに平和の海とすることにこそ、リーダーシップを発揮してほしい

やはり中国様のご機嫌取りが琉球新報の本音であるあることが吐露されている結語だ。

中国様のご機嫌取りをしておれば東シナ海が平和の海になると考えているとしたら、とんだ大笑いである。

東シナ海を平和の海になるどころか恫喝の海になっているだろう。 南シナ海を侵略の海にするために近隣諸国を恫喝しているのは何処の国だ。

東京都の尖閣買取に反対すれば中国様が喜ぶと売国奴根性丸出しなのが琉球新報の正体である。

「石原氏には自重を求めたい」というが、自重を求める相手が違うのではないか、琉球新報さん。

しつこく繰り返すが琉球新報は「尖閣は我が国の固有の領土であり、中国の領有権主張は歴史的にも国際法上も根拠が無い」と明記した育鵬社版公民教科書を排除し、「尖閣は中国の固有の領土である」と記述した東京書籍版教科書の採択に狂奔したことを忘れてはいけない。

昨日19日の琉球新報はおなじみの御用学者を動員し、手垢の付いた「反戦平和」理論で寝言を連ねているが、1人だけ聞き捨てにならない発言をしている識者がいるので一言触れておく。

八重山教科書問題でも何度も識者の意見として紙面に登場しデタラメを垂れ流した結果、「行政訴訟」の提訴をたきつけた仲地博沖縄大学副学長のことだ。

この人物、行政法が専門と言う。

都の購入は地方自治体の役割として問題があり、今後は住民訴訟の話が出てくる可能性があり得るだろう」などと性懲りもなく行政訴訟を焚きつけているが、「八重山教科書訴訟」が最初から勝ち目の無い不毛な訴訟であることに責任は感じないのだろうか。

法治国家である我が国では売り手と買い手が売買に合意し、関係法令に則って売買すれば何の問題もないし、東京都は他県の不動産取得に先例があるという。

今回も住民訴訟をするなら他人を扇動せずに行政法の専門家であるご本人自ら原告となって東京都を訴えて欲しいもの。

百に一つも勝ち目は無い、と思うが・・・。

いい加減なことで県民を煽るなよ、仲地先生!(怒)

 

【おまけ】

ここにも石原氏が何をしたかより、石原氏そのものが嫌いなため、無理やり反対意見を吐いて醜態を晒している沖縄の「識者」がいる。

沖縄版言論封殺魔こと作家の目取真俊氏のことだ。

作家先生にしてはボキャ貧で、手垢の着いた左翼用語が踊る同氏のブログがこれ⇒石原慎太郎東京都知事の妄言と醜態

読むだけで恥ずかしい!

学生運動のアジ演説でもしているつもりなのか。 今頃この手のアジに乗るのはお仲間くらいしかいないと思うのだが・・・。

目取真先生によれば、「沖縄側は石原知事に乗せられることなく、琉球国以来の独自の歴史をふまえて、尖閣諸島問題に対処すればいい」だって。(爆)

 「尖閣は中国の領土だ!」と叫んで侵略してくる中国に「平和!平和!」と叫び返すつもりなのか。

狼狽する沖縄紙の写真を地元紙で識るオキナワさんより拝借。

 

 

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 さて四ヶ月ぶりの沖縄女性塾ですが、左記の如く開催致 しますので、皆様のご出席をお待ち申し上げております。

 日時: 四月二十二日(日)正午より昼食をとりながら

 場所: 沖縄県護国神社 社務所二階会議室

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 お問合せ:090・9780・7272 ニシコリまで

 

 

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コメント (15)

PTA代表と県教委がトラブル、質問状の受理をめぐって

2012-04-19 07:48:46 | 未分類

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「慣習で教員に現金」 有志の会が公開質問状

 県立高校の「ゼロ校時」と呼ばれる早朝講座で、県教育委員会の承認を得ず保護者から教員に報酬が支払われている問題で、沖縄本島に在住する「県立高校保護者有志の会」のメンバー7人が18日、県教委に12項目の公開質問状を提出した。保護者から徴収した現金が「支給の基準、根拠も明確化されず、慣習で教職員へ手渡されてきた」として、今月末までに回答するよう求めた。


 公開質問状では「県は、ゼロ校時の廃止を検討しているのか」「教職員への手当支給を今後も禁止するのか」「教職員側から『手当が支給されないなら、ゼロ校時に協力しない』と声が上がっているが、県はどう対処するのか」などとただしている。
 八重山でも1校でゼロ校時が実施されている。


 同会によると、教職員の時間外勤務については、給与の4%を上乗せする「教職調整額」のほか、1・5%を上乗せする特別手当が支給されている。


 ゼロ校時は時間外勤務の扱いだが、同会メンバーで、那覇西高校PTA会長の手登根安則さんは「教員の給与には時間外手当が組み込まれているのに、保護者が報酬を支払っているとすると大きな問題になる」と指摘。


 全県立高校で過去10年間に保護者から教員に支払われた報酬は「概算で10億円を超える」との見方を示し「返還請求が出たら、県教委はどう対応するのか」と疑問視した。


 手登根さんによると、本島の県立高校では、進路指導費から教員に支払われている報酬総額が年間で4千万円に上る例もあるという。那覇西高では1700万円が支払われている。

                                ☆

少数のプロ市民の抗議活動は大きく報じるが、沖教組や県教委などの極悪複合体に抗議する保護者の活動は黙殺するのが「発狂3紙」のこれまでの報道姿勢だった。

だが現在問題になっている高校PTA会費流用の裏給与問題はイデオロギーには無関係の問題であり、子を持つ親なら誰でも関心のある普遍的問題である。

場合によっては刑事告発もありうるほどの全県民的重要問題である。

ところが発狂3紙は、高教組、県教委、高P連の癒着が発覚するのを恐れ、この問題には当たらず触らずの姿勢で、県民の記憶から消え去り、うやむやになるのを待つような報道姿勢である。

業を煮やした「県立高校保護者有志の会」の保護者7人が18日、質問状を携えて県庁を訪れた。

「有志の会」は県内マスコミが黙殺するのを予測し、事前に今回の県への質問は「公開質問」である旨通知の上公開質問状も送りつけてあった。

そのせいなのか一行が県庁に着いたときには既にマスコミのカメラが待ち受けていた。

対応に出た県側は、「マスコミが来るなんて聞いていない」という理由でマスコミを追い出しにかかったが、マスコミと保護者の抗議を受け撤回。 その間、保護者らは理由を告げられることなく10分以上待たされ、予想外のマスコミの取材に県側は動揺を隠しえなかった。

担当者は突然、室内ではなく廊下に保護者たちを押し出し、質問状を廊下で受け取ると申し出て、保護者らは一斉に反発。

担当者は「こんなに多くの方々が来るとは思わなかったので、廊下で受け取りたい、」
「そうでなければ、その後日を改めて来てください」と発言。

保護者らは、このような対応は余りにも不誠実であると抗議をしたところ、「少し待ってください」と、再度15分余り待たされた後小さな部屋に案内された。
そこは、倉庫のような部屋で、県の担当者が来庁した保護者と会話ができるような場所ではなかった。


結局、保護者3名、県の担当者2名で、全員立ったままという状況の中で、質問状の趣旨、内容を読み上げて質問状を手渡した。
回答期限は今月末とのこと。

有志の会によると、懇談で県との意志の疎通を図ろうと思っていたが、このような状況下では、会話することすら出来ないと判断し、県庁を後にしたとのこと。

 

さて、県庁を訪問した保護者代表にマスコミが取材に来たというだけで、県の担当者がこれほど動揺した理由は何か。

県庁内にマスコミの記者会見室もありマスコミは絶えず県庁内に出入りしているので、マスコミの取材は決して珍しいことではない。

先日県庁内で行われた「住民監査請求」の会場にも記者席が設けられていたし記者も取材していた。 だがマスコミがこれを報じなかっただけである。

だとしたらマスコミと県側の間には、県に不利な抗議団体に対しては取材しない、という暗黙の取り決めでもあるのか。

或いは今回の「裏給与」問題には、お仲間であるマスコミにも知られたくない深い闇があるとでもいうのか。

本来なら保護者の代表と県側が質問状の受け渡しに関し、一種のトラブルを起こしたわけだから。マスコミとしては絶好のネタになると思うのだが、果たせるかな本日の沖縄タイムスには一行の記載も無い。

一行の記載もないと思ったが、さすがの沖縄タイムスも、この重要問題をスルーするわけにはいかず、読み返してみたら25面[ひと・まち]という地味な面にひっそりと記載されていた。

全県民の関心事である県立高校のPTA会費流用の裏給与事件なら、当然社会面で報道と踏んだ筆者の予測を完全に裏切った。

そのため不覚にも見逃してしまったことをお詫びする。

ローカル面の[ひと・まち]に記載したのはやはり関心のある読者の目を避けての小細工なのか。

発狂新聞は地元紙としての本分を完全に放棄し極悪複合体の広報紙に成り果ててしまった。

「有志の会」によると沖縄タイムスにも「公開質問状」は事前に送付済みとのこと。

地元紙がその本分を忘れ、県民の知る権利を奪って恥とも思わない体たらくなので、発狂新聞に代わって当日記が「公開質問状」の全文を公開する。

平成24年4月18日

沖縄県教育委員会 
教育長 大城浩 様

県立高校保護者有志の会 一同

質問の趣旨

平成24年3月9日、国会にて明らかになった教職員の時間外授業への手当支給問題は、その後拡大し、沖縄県内の45校において、兼業の無届支給が判明しました。
生徒の学力向上の名の下、課外授業として行われてきたゼロ校時、放課後の課外授業及び宿泊学習、公休日の模擬試験等の実施するにあたり、教職員へ現金が手当てとして支払われ続けてきたことが明るみになりましたが、一般の保護者に、その全貌が明らかにされることが、今までなかったことは、遺憾の極みです。
また公職に就く者が、順法精神に反し、兼業の届出を怠っていたという事実は、大城教育長の掲げる5つのCにも反し、私たち保護者の信頼を大きく損ねることとなりました。
また私たちの校納金から支出される教職員への手当額が各高校で、ばらつきが出ていた現状は、教職員のやる気、教育のレベルが保護者の支出する金の額で変化するという状況を発生させていた可能性が高く、公教育の目的から大きく逸脱していたと考えています。
私たちは、今回の県教育庁の「保護者から報酬を受け取らないこと」という指導を高く評価しますが、「当面」という暫定的な文言では、次年度の予算編成が困難です。
また、今まで数十年に渡って違法な状況が放置されてきたことへの責任の所在も明らかにされておらず、また、手当てを保護者が負担するという部分について「保護者との合意」があったという学校側の説明では、きちんとした根拠さえ提示できない学校もあります。
この問題に対し、保護者の方々から数々の質問が寄せられておりますので、5月に迫るPTA総会の混乱を避けるために、どうしても県の回答が必要となっております。
一刻も早い保護者の不安解消のために、下記質問へのご回答と、保護者と大城教育長との早期な面談の申し入れを要望いたします。
なお、この質問状は公開質問状となっております、各高校が5月にPTA総会を控えておりますので、4月末迄に文書でのご回答をお願い申し上げます。

 


(1)公 開 質 問 状


1  県は、ゼロ校時の廃止を検討しているのかを明らかにされたい。

2  平成24年4月13日付「教県第20113号」県立学校団体徴収金等の適正な管理運営について(通知)の(1)記載事項は、団体徴収金から教職員への手当支給を今後も禁止するものとして理解してもよいのか。

3  なぜ学校側は手当てについての詳細を今まで保護者に明らかにしてこなかったのか。
  
4  教職調整額(本給の4%)及び特別手当(本給1,5%)でカバーされる教職員の勤務時間とは、どこまでと認識されているのか。

5  兼業の届出がなされないまま、数十年に渡って報酬を受け取ってきたことは、法に抵触すると思われるが、県の見解はどうなっているのか明らかにされたい。

6  各高校で課外授業に保護者から手当が支給されてきた現状を、県は把握していたか、把握していたのなら、どのような対策を採ってきたのかを明らかにされたい。

7  保護者から支払済みの手当ての返還請求が提起された場合、県はどう対応するのか。

8  教職員側から、「手当てが支給されないなら、ゼロ校時に協力しない」と声があがっているが、県はどう対処されるのか明らかにされたい。

9  沖縄の気候的条件を生かした、フレックスタイム等による始業時間の前倒しと、終業時間を早めることでの課外活動時間の増大、若しくは教職員の早期下校等の新たな授業形態の導入は可能なのか。
 
10 県は「兼業届」の提出を学校側に求めているが、これは課外授業への手当てを、保護者から徴収することの担保となっていないのかを明らかにされたい。

11 私たちが学校側から提出を求められている「覚書」に、課外授業開催の要請を記載することになっているが、他県の課外授業を行う高校でも、必ず保護者にこのような覚書の提出を求めているのかを明らかにされたい。

13 学校現場に民間の学習塾講師を招聘し、放課後講座等を開催しても問題はないのか。

(2)

沖縄県立高校保護者有志の会


   氏     名 (略)

※県立高校保護者有志の会とは、子供が県立高校に在籍、卒業に関わらず、教育に関心のある保護者が集まり、様々な提言や請願等を通じて、県内の教育環境の整備と沖縄県の子供たちの学力向上を目指し活動する会です。
OBが参加するのは、PTA活動の経験が豊富な保護者が参加することで、経験の浅いPTA役員の皆さんへ
的確な助言が出来ることが挙げられます。
この会は、沖縄の子供たちを皆で育もうという、原点に特化した会となります。
また、沖縄県高等学校PTA連合会のように、現職のPTA会長と校長で組織されるような厳格な参加資格は
ありませんので、多くの保護者、PTA活動経験者の皆さんが気軽に参加できると考えています。
政治活動や、特定の思想に偏った組織との連携は一切行いません。

         ☆                                 

人間、誰しも痛い所を突かれると動揺し、場合によっては逆上もする。

「有志の会」の対応に県側はマスコミが取材に来ていたことに動揺し「有志の会」とトラブルを起こした。

だが、翌日の新聞には一行の報道も無い。 その後、県側とマスコミとどのようなやり取りが会って「不都合な真実」を黙殺したのか。

高P連に関しては県教委も絡んで不透明な赤字補填問題が燻ったままになっている。

この問題に対する県教委、沖縄2紙、高P連の対応を見ていると「反戦平和は免罪符」という反日左翼の合言葉を連想する。

県内マスコミが、破廉恥ペンギン市長を告発するどころか、「不都合な真実」を隠蔽したのと同様に、

県内マスコミに事実解明を期待するのは不可能に近い。八重山教科書問題でも明らかだ。

事実の解明どころか事実の隠蔽に走る有様だ。

あとは保護者からの告発情報に期待するのと八重山日報の頑張りに期待するしかないのか。

沖縄県の浄化には極悪複合体の壊滅が必須である。

【付記】

RBCテレビが放映していたようなので、紹介しておく。

【動画】ゼロ校時問題で質問状(04/18 18:59)

04月18日 18:59

 県立高校で、課外授業の手当てとして教職員にPTA会費から現金が支払われていた問題で、保護者で作る団体が県教育庁に質問状を提出しました。
 県内の県立高校では、ゼロ校時と呼ばれる早朝の課外授業で指導に当たった教職員に対し、PTA会費から手当てが支給される事が慣習になっていますが、手当の支給が公務員の兼業規定違反にあたるなどの問題が指摘されています。
 この問題に対して、県立高校に通う生徒の保護者で作る団体が18日、県教育庁に質問状を提出してゼロ校時に関する認識や今後の対処方針などを明らかにするよう求めました。
 質問状を提出した保護者の一人は、「課外授業の効果は認識している。今後、お金は支払う、支払わないは別としてもこういった課外授業は継続してやってほしいと考えている」と話しています。
 県教育庁では、ゼロ校時が果たしてきた役割を踏まえたうえで、有識者などで組織する検討委員会を早急に立ち上げたいとしています。

 

 

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コメント (15)

石原知事「日本人が日本の国土を守る」、余人をもって代え難き行動!

2012-04-18 07:58:27 | 県知事選

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東京都が尖閣諸島購入へ ワシントンで石原知事が明言 「日本人が日本の国土を守る」

 2012.4.17 04:58 (1/2ページ)[尖閣諸島問題]

東京都の尖閣諸島購入について語る石原慎太郎知事=米国・ワシントン(石元悠生撮影)
 【ワシントン=石元悠生】東京都の石原慎太郎知事は16日午後(日本時間17日未明)、ワシントン市内のシンクタンクで講演し、「日本人が日本の国土を守るため、東京都が尖閣諸島を購入することにした」と述べ、尖閣諸島の魚釣島、北小島、南小島を個人所有する地権者と交渉を開始したことを明らかにした。

 代理人を通じて詰めの交渉を続けているといい、基本的な売買の合意はすでに得ているもようだ。購入後は、沖縄県や石垣市に共同所有を提案する考え。

 石原知事によると、売買交渉は昨年末に開始。山東昭子参院議員を通じて地権者の埼玉県在住の男性と会談する機会があり、男性が「東京都が買ってくれるのなら売ります」と話したという。

 都の購入予定エリアは、尖閣諸島の魚釣島、北小島、南小島で、価格は「10~15億円になる見込み」(関係者)。会見では、「都の予算は都民のために使うのが大原則では」との質問も出たが、石原知事は「大原則は国のためだ」と述べた。

 今年中に、専門家による審議会に諮り、都議会の同意を得る方針。現在、3島は、国が年間2450万円で賃借しており、来年3月31日の契約期限が切れるのを待って、都への所有権移転を目指す。

 石原知事は尖閣諸島について、「極めて重要な島々であり、所有者は代々、国益を常に念頭に置いて、これを守ってきてくれた」と強調。過去には、数名の仲間と尖閣諸島に上陸しようとし、灯台を建設した経緯があるが、「当時の外務省が時期尚早として海図に載せなかった」と批判した。
尖閣諸島をめぐっては平成22(2010)年9月、領海を侵犯した中国漁船が海上保安庁の巡視艇に衝突を繰り返し、船長が逮捕される事件が発生。中国の反発を受け船長を処分保留で釈放するなど日本政府の対応に批判が集まった。

 石原知事は「日本の国土を守るために島を取得するのに何か文句ありますか。ないでしょう。やることを着実にやらないと政治は信頼を失う。まさか東京が尖閣諸島を買うことで米国が反対することはないでしょう」と話した。



 石原知事は会見後、「尖閣諸島の周辺は豊穣(ほうじょう)な漁場で、自然エネルギーの開発でも大きな可能性がある。世界遺産に登録された小笠原のような豊かな自然も世界的に貴重なもの。都がこれまで培ってきたノウハウも生かしながら、この島々を舞台としてさまざまな施策を展開すべく、購入に向けて検討に入る」とするコメントを出した。


東京都が尖閣諸島買い取り=所有者と合意、年内に契約-石原知事

  【ワシントン時事】訪米中の石原慎太郎東京都知事は16日午後(日本時間17日未明)、ワシントン市内で講演し、沖縄県の尖閣諸島を都予算で買い取る方向で交渉が進んでいることを明らかにした。既に土地所有者の民間人と基本合意しており、都議会などの承認を得て、今年中に正式に契約を交わしたい考えという。同諸島については中国も領有権を主張しており、石原氏の動きは波紋を呼びそうだ。
 都によると、買い取り交渉の対象となっているのは、尖閣諸島最大の魚釣島と北小島、南小島の3島。
 石原氏は買い取りを決めた理由について、東シナ海への中国の進出の動きに触れ、「日本の実効支配をぶっ壊すため、過激な運動をやり始めた。本当は国が買い上げたらいいが、国が買い上げようとしないからだ」と説明。「東京が尖閣を守る」と強調した。買い取り額については、「今は言えない」と明らかにしなかった。
 これを受け、石原氏はコメントを発表。尖閣諸島周辺は豊かな漁場であり、自然エネルギーの開発でも大きな可能性を秘めると指摘し、「東京都が培ってきたノウハウも生かし、海洋国家日本の前途を開くため、この島々を舞台にさまざまな施策を展開する」と表明した。
 また、石原氏は講演後の記者会見で、尖閣諸島が所在する沖縄県や同県石垣市との共有も検討していると明らかにした。
 石原氏によると、所有者との話し合いは昨年末ごろにスタートし、現在、双方が代理人を介して協議中。都予算を使うことについて、石原氏は「国のため(になるなら)というのが大原則だ」と述べ、問題はないとの認識を示した。 (2012/04/17-11:51

                ☆

久々に胸のつっかえが取れた感のする嬉しいニュースである。

石原都知事が「領土問題」で行動を起こすとなると中国が反発するのは想定内だとしても、国内から批判の嵐が吹きまくるのも想定しなければならない。不思議な国である。

何しろ尖閣諸島の行政管理者である石垣市を含む八重山地区の竹富町では、文科省の指導に反旗を翻し「尖閣は日本の領土である、中国の主張は根拠がない」と明記した教科書を悪書として排除し、「尖閣は中国の領土である」という中国の主張をそのまま記述した教科書を良書として採択したくらいだ。

当然竹富町と一心同体で東京書籍版を支持してきた発狂新聞が異論を唱えるのは目に見えていた。

で、今朝の沖縄タイムスを一瞥するとこれだ。

沖縄タイムス 2012年4月18日

■第一面トップ

≪尖閣購入 都が計画≫

石原氏表明 中国反発

藤村氏、必要なら国有化

県知事「安定性ある」

石垣市長、共同所有望む

■三面トップ

【石原都知事が尖閣購入宣言】

≪歓迎と困惑波乱含み≫

平静さ保つ政府

■5面 社説「石原知事の狙いは何か

■9面トップ

税金投入 疑問の声

尖閣購入 日中の火種

中国「不法で無効」

「認められない」台湾外交部

■社会面トップ

尖閣「購入」波立つ沖縄

非難港の整備期待 日中関係に懸念も

11管「警備変わらず」

佐藤優氏「頭越し差別続く」

           ☆

主権意識のあるに日本人なら諸手を挙げて喜ぶべき石原氏の快挙に対し、沖縄タイムスがいろいろいちゃもんをつけようとしている。

突っ込みどころ満載の記事に関しては改めて触れるとして、第一報を聞いた有名人の言葉で同意できるコメントはこれだ。

橋下大阪市長
「普通の政治家では思いつかない。国と国の外交とかいろいろな問題があるだろうが、石原知事でしかできない行動だ

実効支配しているとは言っても、行政管理している石垣市長でさえ行政視察の出来ない地域は本来の意味の実効支配とはいえない。

中国の顔色しか見ない政府に対して思い切った行動に出たと思うし、さすが石原都知事と拍手を送りたい。

領土を守ることは同時に豊富な漁業資源、海底資源も守ることに繋がる。

自国の領土を守ることは国益を守ることであり、結局はめぐりめぐって東民の益に繋がる。

国がだらしない以上は、石原都知事がこのような英断を下すのも当然のことである。

何で東京都知事が?という意見もある。

本来なら総理大臣が行うべき行動だが、民主党政権の総理大臣にこれを望むのは八百屋で魚を求めるようなもの。

橋下大阪市長も指摘するように「石原氏にしか出来ない判断と行動」なのだから、それこそ余人をもって代え難し、ということができる。

石原都知事以外に誰が出来たか。

誰も出来やしない。

この発言を受けて沖縄タイムスの反応が、一面で「(中国の)反発は避けられない」とか「日中間の新たな火種となりそうだ」などと、肝心の中国の代理人よろしく、国内で反対意見を煽っている。

発狂新聞をはじめ日本の新聞ののほとんどは、我が国を有利にするような記事を書こうとしないのが慣例である。

この知らせを受け昨日のTBSテレビの番組で大谷昭宏氏は「石原新党の話が日本新党の分裂で白紙になったので、それに代わる自己PRのパフォーマンスだ」などと寝言を言っていた。 

タイムスの社説でも「国民の注目を集めるための石原氏一流のパフォーマンス」という文言もある。

バカなことを言っちゃいけない。(怒)

大谷氏やタイムス社説の発言を、下衆の勘ぐりという。

政治パフォーマンスは誰でも出来る。 だが尖閣を買い取るには交渉に長い時間がかかり、しかも相手のあること。

思いつきの政治パフォーマンスで出来るはずもない。(注:※)

中には石原氏は独裁主義者だという向きもある。

そんな人は「民主制の時代は終わった。21世紀は独裁的な企業と都市のグローバル競争の時代になるだろう」と主張する池田信夫氏のブログを読んで民主制と独裁の問題を考えてみよう。

民主制から独裁へ

注:※ この問題に詳しい国会関係者は「企業家の母親と、石原氏の母親が親しく、数年前に知人を通じて初めて会った。この時点で、石原氏は購入を打診していた。政府関係者も、山林などとの等価交換を持ちかけていたが、企業家とすれば『本当に領土を守ってくれるのか』『約束した政治家が立場を離れたらどうなるのか』という不安があった」と語っている。(夕刊フジ)

 【おまけ】

尖閣事件で中国 日本人がここまで愛国心あることを読み違えた

2012年04月17日07時00分

提供:NEWSポストセブン
 2年前の尖閣諸島沖での衝突事件も、今年3月の中国監視船による領海侵犯も、実は中国が描いた「東シナ海盗り」メディア戦略の一環だった。中国は巧妙に東シナ海に浮かぶ日本の領土、尖閣諸島に領有権問題が存在することを国際社会にアピールしていたのである。海洋政策、海洋安全保障、国境問題が専門の山田吉彦・東海大学教授が解説する。

 * * *
 中国政府は2009年の冬、新華社、中国中央テレビ(CCTV)、人民日報を通して「中国の国際的イメージ向上」をめざした海外向け報道を強化する戦略に打って出た。新華社は24時間放送の英語ニュース局を開設、CCTVは英語の他スペイン語、フランス語など5か国語の外国語放送局を開設し、中国のマイナスイメージを払しょくしようとしている。

 この中国の海外向けメディア戦略と、2010年9月7日の尖閣諸島周辺海域で発生した中国漁船と海上保安庁巡視船衝突事件、および今年3月16日の中国国際海洋局所属の監視船による領海侵犯は決して無関係ではない。メディア戦略をもって、中国は東シナ海を盗りに来たのである。

 9月7日の事件を振り返ってみよう。この日、中国は160隻の大漁船団を尖閣諸島沖に送りこみ、そのうち30隻が領海侵犯していた。領海侵犯した30隻のうちの1隻が、海上保安庁の巡視船に衝突、この船長を逮捕した。

 中国側は猛烈に抗議し、国連総会に出席していた温家宝首相が9月23日、ニューヨークでの演説で「国家主権や統一、領土保全といった核心的利益について中国は決して妥協しない」と発言。強い姿勢で挑むことを改めて強調した。

 その数日後、船長は処分保留のまま解放され、英雄の凱旋のように福建省の省都・福州へと帰って行った。だが、この船長がただの漁民ではないということは、逮捕前の船上からもうかがえる。船をぶつける時の堂々とした態度。また、身柄を拘束され、取り調べを受けてもまったく動揺した様子を見せなかったというから、最初から逮捕されることを想定していたとしか思えない。

 中国側は故意にこの騒ぎを起こしたのである。その目的は、国際社会から黙殺されている「尖閣は中国の領土」という考えを主張するために、日本の主張している尖閣諸島周辺の領海内で問題を起こすことによって、あえて領土問題をつくり上げることだった。

 尖閣諸島周辺が平穏なままだと、日本の実効支配は固まり、日本の主張する境界線が確定する。そこで中国は、まず「境界線は確定していない。日中間には国境問題が存在して、争っている最中だ」ということを国際社会に強くアピールする作戦を取った。

 事実、尖閣諸島周辺に「領土問題」が存在すると主張する中国の目論見は成功したといえるだろう。しかし、一方で中国は、この時のメディア戦略で失敗も犯した。

 その最たるものが日本人の「愛国心」の読み間違えだった。

 中国はおそらく、政府さえ押さえつければ、日本人は尖閣諸島問題にそれほど関心を示さないだろうと高をくくっていた。だからこそ、船長の解放要求など強硬な態度に出て、日本政府に対して脅しをかけるような交渉を仕掛けてきたのである。

 ところが、尖閣事件は日本の世論に火をつけてしまった。中国政府にとって、日本人の中に反中国の感情が蔓延することは、経済的な面から見ても大きな問題だ。

 さらに国際社会からも冷たい視線で見られるようになった。気がつけば、アジア太平洋経済協力会議(APEC)メンバーのベトナム、フィリピン、インドネシア、そしてミャンマーまでもがアメリカとの協力体制を築き、中国から離れてしまった。尖閣事件以後、中国はかなり追いつめられた状況になったのである。

※SAPIO2012年4月25日号

 

【追記】

石垣市民のコメントです

     ★

この度の石原東京都知事の尖閣諸島購入のご英断に快哉、
胸がすく思いを、狼魔人様、読者の皆様と共有したいと存じます。

石垣市八島町の公園の一隅の尖閣開拓記念碑の碑文、
ご紹介します。

碑文並に揮毫は、郷土歴史家の故牧野清先生、
沖縄復帰当時から、故牧野先生は、国土保全の必要を強く訴え、
説いていました。

記念碑は平成7年12月に建立されています。


・・・・・☆記念碑の碑文☆・・・・・・・・

 古賀辰四郎尖閣列島開拓記念碑

     碑 文
 古賀辰四郎は福岡県の人 廃藩置
県の明治十二年来県 当年那覇で古
賀商店を 十五年石垣島大川村海岸
近くに八重山支店を開設した 明治
二十九年日本政府の許可を得て尖閣
列島魚釣島 南小島 北小島 久場
島で 海陸物産の開拓に心血を注ぎ
生産物資は外国にも輸出 国 県の
経済 社会に大きく貢献 明治四十
二年藍綬褒章を授与された 子息善
次は昭和七年右四島を国より払下げ
を受け その没後は妻花子がこれを
管理した
 戦後古賀家の遺産は遺言により埼
玉県の実業家栗原國起がこれを継承
 財団法人古賀協会を創立 沖縄県
のスポーツ振興面に貢献しつつある
 絶海の無人島に私財を投じ 父子
二代の生涯をかけた開拓事業であっ
た この度先覚者の偉業を記念する
ため支店旧地に近いこの地にこの碑
を建立した ‐平成七年十二月‐
那覇市西一丁目二〇番地の一
財団法人古賀協会 会長栗原佐代子
  碑文並に揮毫    牧野 清

・・・・・・・☆☆☆・・・・・・・

石垣島より


 

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 日時: 四月二十二日(日)正午より昼食をとりながら

 場所: 沖縄県護国神社 社務所二階会議室

 会費: お弁当代 五〇〇円

   建て直そう日本・女性塾 幹事長  伊藤玲子

 お問合せ:090・9780・7272 ニシコリまで

 

 

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 上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第二回沖縄戦を考える集い 並びに第七回口頭弁論と報告会を左記の如く行いますので、多くの皆様の参加をお願い申し上げます。

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  日時: 同日      午前十一時半より

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コメント (13)

法令無視の伏魔殿、県教委の実態!

2012-04-17 07:39:09 | 未分類

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ベタ記事とは沖縄2紙が県民の目に触れては欲しくはないが重要な記事をアリバイ報道のため掲載する場合が多い。

県立高校のPTA会費流用裏給与問題は、これまでこの問題を知っていながら黙認してきた県教育庁と沖教組そして高P連の馴れ合いがもたらした結果である。

ところが沖縄2紙は、これら当事者たちと同じ極悪複合体の構成員であるせいか、なるべく読者にはわかりにくい報道で終始してきた。

あわよくば県民の記憶には残らないような報道姿勢だ。

八重山教科書問題では肝心の「9・8全教委協」の内幕を報道しなかったのと同じである。

八重山日報一紙のみが「逆転採択の現場」という6回シリーズの特集を組んだのは周知の通り。

今回も八重山日報は、沖縄2紙や八重山毎日とは違って、裏給与問題について大きく報じ、県民の知る権利に応えた。

早朝講座-無承認で報酬-県立高校-八重山も受領中止-県教委-違法性認める/早朝講座 無承認で報酬 県立高校 八重山も受領中止 県教委、違法性認める

政治 · 行政 · 2012年4月16日

 各県立高校に対し、早朝講座などの報酬を受領しないよう求める県教委の通知文書
 

 八重山地区の県立高校1校を含む県内の県立高校45校が「ゼロ校時」と呼ばれる早朝講座を行い、教員が保護者から報酬を受領していたことが、県教育委員会の調査で16日までに分かった。いずれも報酬の受領に必要な県教委の承認を得ておらず、県教委も違法性を認めている。八重山地区の高校は県教委の指示で、今月から当面、報酬の受領を中止した。

 

 関係者によると、早朝講座は30年ほど前から、本島の進学校を皮切りに保護者の要請を受けてスタート。八重山地区の1校では1988年から学力向上対策の一環として始まった。


 始業時間前に実施されるため、教員の指導は勤務外の行為という扱いになる。
 県教委によると、県立高校60校のうち早朝講座を実施しているのは48校。PTA主催の形になっているため、45校では保護者から教員に報酬が支払われている。


 教員が職務外で報酬を受け取ることは可能だが、教育公務員特例法によって、その場合は県教委に兼職兼業願いを申請し、承認を得る必要がある。しかし45校は、いずれも承認を得ていなかった。


 もともと、教員は時間外手当の認定が難しいため、給与に4%の特別手当が上乗せされているという事情もある。


 八重山地区の高校の場合、教員への報酬は「資料代」の名目。月―金曜日に午前7時半から50分の授業で、1回当たり3千円、うち150円が税金として差し引かれる。土曜日は午前中に3時間程の特別授業がある。出席した生徒の父母が個別に支払い、教員は1カ月分ごとにまとめて受領する。


 同校は報酬の年間総額を明らかにしていないが、本島では進路指導費として総額1700万円が支払われている例がある。


 県教委は13日、全県立高校に対し①教員は県教委の承認を得ず、進路指導費などの団体徴収金から報酬を受領しない②団体徴収金は、全保護者の立場に立って適正・効率的な経費の執行を行う③団体徴収金の目的や使途について、保護者に十分な説明を行う―ことを求めた。


 八重山地区の高校では、県が明確な基準を示すまで、当面の措置として報酬の受領を中止した。早朝講座は教員が無報酬で継続するという。


 校長は「県教委は兼職兼業願いを提出するよう指導してこなかった。(今回の問題が)法律的に正しい形にする機会になったのでは」と話した。


 八重山地区では別の1校も、こうした事例が存在している可能性があり「調査中」としている。


 県教委県立学校教育課の担当者は「兼職兼業願いが出ていないのは違法状態」と指摘。「兼職兼業願いが出た場合でも、それを認めるかどうかはトータルに判断する。検討委員会を設置しており、早急に(教員が職務外で報酬を受け取る場合の)基準づくりをしたい」と話している。

         ☆

先日行われた住民監査請求で、又吉監査委員が県の代理人に対し「県教育長に処分の裁可を下せるの誰か」と質問したが、これに対し県の代理人として出席した運天県総務課長は、「県教育委員長です」と答えた。

県教育委員長は、県教育長も含む県教育委員の中から選ばれた長であるから、教育委員会の事務方の長である県教育長の上司ということが出来る。

ところが教育委員長は一種の名誉職で、名ばかりの長であり、実務を取り仕切るのは県教育長である。

しかも教育委員長は教育行政の素人がなるのが通常で、現在の県教育委員長は医師であり任期は一年。

当然、県教育委員長はお飾りで、隠然たる権力を持つのは県教育長。

ところが県の最高権力者たる県知事は「教育への不介入」を盾に、県教育長の責任に帰する問題が発生しても見てみぬ状況である。

有名無実の教育委員長を長に頂く県教育庁が、同じく有名無実であれば、毒にもクスリにもならないという点で、害にならないのならまだ見過ごスことも出来る。

だが県教育長は、県知事も直接の上司の県教育長も事実上処分の裁可の下せない権力者であり、それどころか監督官庁たる文科相や文科大臣にさえ公然と反旗を翻す、一大権力集団になってしまっている。

今回の八重山教科書騒動における越権行為を見ると県教育庁は、有名無実どころか、百害あって一利なしの存在であることが県民の前に明らかにされた。

その後も次々と噴出してくる県教育長の法令無視の越権行為は「誰も処分できない」という県教育長の隠然たる権力構造にある。

これでは県教育委員会及びそれを取り仕切る県教育庁は法令無視の魑魅魍魎が棲息する伏魔殿ではないか。

県教育委員会の名簿

【追記】

沖縄2紙がベタ扱いで済ました高校「裏給与」問題を八重山日報は一面トップで報じています。

一方の八重山毎日は完全無視との知らせが入りました。

さすがは「発狂3紙」、非常にわかりやすい。(笑)

以下、石垣市民用利のコメントの紹介です。

            ☆

本日のエントリー内容、八重山日報は、一面トップニュースですが、
八重山毎日は完全に無視、報道の使命感があるのか、を疑いますね。

(中略)

「八重山教科書問題」、狼魔人様が仰せの「沖縄教育改革のさきがけ」です。
しかも、すべてボール追っかけバカの左翼勢力、自滅の「オウンゴール」。

あのルール無視も平気な「クダモリ」竹富町教育長、
「ルール」ブレーのスポーツ、サッカーは大好きなようですね。

H23.9/8の「雑談の席上」隣の者に「アー、今日のサッカーどうなったんかー」
と試合が気になるように問いかけていました。

明日18日のカレンダーより、「人間は自分で選んだ禍いを背負う」
(ピタゴラス BC570頃~ ギリシャの哲学者、数学者)

県教育長自ら選んだ禍いである。県民に対する禍いの元凶たる者に、
重い責任を背負わせるべきである。(ピタゴラスの定理?)

今の沖縄の教育界の「伏魔殿」をこのまま放置すると、
将来を担う子どもたちにとって不幸の始まりであり、
すなわち県民、国民の不幸、すべての禍いの元凶そのものです。

日教組、沖教祖、教育界の
「くさった人間はどうしようもない。」
「不潔だ!!」「まやかしだ!!」
化石脳暴力革命家(アナーキスト)ブランキ八重山洋一口癖のこの言葉、
共産社会主義革命に憧れる左翼極悪複合体の者らに、「熨斗をつけて」、
言い返します。人は表面(おもてづら)では判らないのです。
毎日の八重山の読者は、眉につばつけて気をつけてから読んでください。


【追記】
「教育委員会」組織について、たいへん勉強になりました。


 正午前、輸送艦「おおすみ」「くにさき」を見送りに出かけました。
輸送艦の見送りも目的ですが、実は、「デモ」集会があったら、
「許せない。くさった人間らの顔が見たい。」と思ったからです。

ところで、4月17日2012
「八重山毎日新聞」社会面の写真付きトップ記事、
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19873/
見出し、がこれ↓
「自衛隊配備の布石」 PAC3で憲法連絡協 国に平和外交訴え」

記事の冒頭、「集会には30人近いメンバーが参加。・・・以下略」
とご丁寧な説明記事、「メンバー」とは「いつもの仲間」のことですね。

人数も鯖読み30人近く。写真で数える限り20名前後のようですが、・・・?
あっと、数え忘れがありました。写真撮影している記者も入れると、
20名台に達したので、鯖読みして、記事の参加人数、30名近くとなる!!
この者ら数字誤魔化しの天才どもです。「11万人集会」もそうだった。

それにしても、「30名近く」(20名ほど)のグルーブに
社会面写真付き横大見出し、大袈裟にも6段右上トップ記事となりました。

国連決議無視の北朝鮮の暴挙、このような事態に「国に平和外交」と頓珍漢で
理解不能な主張をする者らが「30名近く」、いつものメンバーの集まりを
大きく取上げる。「左顧左眄」の「極悪複合体」一味、左編集八重山毎日新聞ですね。

写真に映っている皆さ~ん、そんなに後ろへ下がらずに、もっと前に、
前の方に来て参加してください。「八重山毎日新聞」大好き市民が見てます、
読んでいます。お顔をよく見たいのです。お顔をよーく見せてくださ~いね。




石垣島読者より


 

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コメント (7)

世界一危険な小学校の嘘!

2012-04-16 07:30:19 | 県知事選

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沖縄タイムスのウェブに載らないベタ記事の中から興味深い沖縄の真実が次々と浮かび上がってきた。

コメット欄も活発になってきた。

学校の騒音問題だ。

生命の危機にかかわる「世界一危険な小学校」を移転もさせずに放置して平気な県教委、や宜野湾市当局の不作為は脇に置いても、

次のような驚くべき事実が判明した。

①県教育庁は法(防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律)に基づき調査すべき騒音調査を怠っていた。

②普天間第二小学校の管轄自治体である宜野湾市もこの騒音調査を怠っていた。

③防衛施設庁が行った騒音調査によると、沖縄で一番騒音の激しかったのは「普天間第2小学校」ではなく、うるま市の南原小学校だった。

いやはや、沖縄県人で普天間第2小学校の近くに住む筆者でさえも、沖縄2紙の印象操作にたぶらかされ、南原小学校が沖縄一の騒音の激しい学校とは知らなかった。

ということは政府要人が普天間第2小学校を訪問するたびに新聞を飾る校長や生徒たちの「爆音で授業が中断される」とか「戦争が怖い」といったコメントはどうなっているのか。

法律によれば、窓を閉めれば授業が出来るような防音装置の補助金は出ることになっている。

だとしたら教員がわざと窓を開けて授業妨害をしているとしか考えられない。

あるい普天間第2小学校の移転を反対したように、防音装置を設置して授業に支障が無くなると、基地撤去運動に水を注すことになるので、防音設備の補助金を拒否しているのか。

反米軍基地というイデオロギーのためには、子どもを犠牲にするのも厭わないというのが極悪複合体の手口である。

「本土左翼過激活動家」を名乗るきゃすさんの辺野古とやんばる東村 高江の現状日記さんが沖縄の学校の騒音問題に鋭く切り込んでいるので以下に引用する。

          ☆

 

米軍基地がなくならない限り問題は解決しないということはない。

窓を閉めて授業しても先生の声が聞こえないものですよ。
授業数回中断は当たり前の環境です。


という書き込みがあったので、なぜそうなっているか
一緒に、考えてみましょう。

まず、自分のとこの学校の主に窓にしときましょうか。
窓が防音サッシになっているかどうか確認してみましょう。

「防音サッシがどういうものか分からない?」
「防音サッシってどのくらいの遮音効果があるの??」

いい質問ですね。
では、現物を見に行きましょうか。

私どもがよく抗議に行く沖縄防衛局に行ってみてください。
沖縄防衛局の庁舎についている窓が防音サッシです。
窓に認定シールがついていますので一目で分かると思います。
では、その効果を試してみましょう。
まず、窓を開けて嘉手納飛行場から出来るだけうるさい戦闘機が
飛行するのを待ちましょう。
戦闘機が爆音を立てて飛び立ったなら、窓を閉めてみましょう。
開けている時と閉めている時とでは騒音の聞こえ方はどうでしたか?
窓を閉めると殆ど戦闘機の音が聞こえないでしょ。
凄いですよね、これがいわゆる防音サッシ遮音効果です。
この実験は、嘉手納飛行場側に面している
出来るだけうるさい方の窓でやってください。
騒音が小さいとイマイチ効果を実感しづらいでしょうからね。
ちなみにきゃすっちさんは、ホントにこの実験やってみました。
百聞は一見にしかずです。←これきゃすっちさんのポリシーでもあります。

ちなみにあなたが中高生ならきちんと沖縄防衛局の職員に
あなたが知りたいと思っている主旨を説明し、断りを入れてから
やってください。
不審者扱いされてしまいますから^^;

あなたの学校にこの窓がついていたなら
「窓を閉めて授業しても先生の声が聞こえない」
こんな状態にはならないですよね。

少し話は飛びますが

学校の防音工事は主に下に書き出す3つの事を行います
・防音サッシによる遮音
・室内内装材による吸音
・空調設備の整備

これらすべての工事をやっている学校は
戦闘機が飛び立とうが、なんだろうが
関係なく、窓をさえ閉めていれば快適に授業を行えます。
これは私が保証します。
私の子供の通っていた学校も、フルで防音工事をやっていました。
その効果を実際に体感しましたが、静かなものでした。

さて、ここまで知識を得て、防音工事の威力を実際に
体感したのなら、あなたの学校の状態はどうなっているか
先生に聞いて確認してみてください。

どういう結果になりましたか?
上に書いた3つの防音工事はあなたの学校に行われていましたか?

えっ!防音工事が行われていない!?

おかしいですねー。

「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」
という法律があります。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S49/S49HO101.html

この法律の中の第3条の2項を見てみてください。
「国は、地方公共団体その他の者が自衛隊等の航空機の
離陸、着陸等のひん繁な実施その他政令で定める行為に
より生ずる音響で著しいものを防止し、又は軽減するため
次に掲げる施設について必要な工事を行うときは、その者
に対し、政令で定めるところにより、予算の範囲内において
その費用の全部又は一部を補助するものとする。」
という事が書かれていると思います。

つまりあなたの学校は無料かほぼ無料に近いだけの
助成金を国から受けて防音工事が出来るということです。

まあ、なんていうか近くに米軍基地があるから
自衛隊基地があるからといっても

「窓を閉めて授業しても先生の声が聞こえない」
「授業数回中断は当たり前の環境」

そんな学校環境にはなりません。

余談ではありますが、私の所属する反戦平和団体の先生があなたと
同様のことを言っていました。

「戦闘機の騒音で授業が何度も中断する」

そこで私は、この反戦平和団体所属の先生に聞いてみました

「へーそうなの。ところであなたの学校は防音工事はやっているの?」

「いえ、やっていません」

「なら、防音工事をやればいいんじゃない?」

「きゃすっちさん、それは出来ません。もし米軍基地があっても
快適に授業を行えたのなら、私たちが米軍基地を撤去しない限り
問題は解決しない、といっている主張が嘘になってしまいます」

「米軍基地があっても、なんの不自由もなく授業が行える
そんな環境になってしまったら、次世代を担う若い反戦平和活動家が
育たないじゃないですか」

「それもそうね、米軍基地がなくならない限り、沖縄に平和は訪れない
米軍基地がなくならない限り、基地からの爆音被害は無くならない。
私たちが常日頃、訴えている根拠がなくなっちゃいますものね^^」

「女、子供をダシに使い反戦平和を訴える、そうよね
これって私たちの基本姿勢ですものね」

「そうですよ!、きゃすっちさんそのとおりです」

という様な会話を交わした記憶があります。

沖縄には、こういった考えを持った先生が確実に存在するってことですね。

あなたが若いのなら、色々調べて問題の本質はどこにあるのか。
一体、本当にそれは基地がなくならない限り解決出来ないものなのか。
深く考えてみてください。

分からない事があれば、本土左翼過激活動家のきゃすっちさんに
なんでも聞いてください。

私の知っている範囲の中でお教え致します。
 
引用終了★

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ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

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